20241108 ドイツ連立政権崩壊についてのドイツメディアの報道ぶり②(続報)
ついに信号機が故障した。その対処は今後のドイツの運命を大きく左右する。 ショルツ首相は、リントナー財務相罷免(後任は首相腹心のクーキース氏)にあたり、感情的かつ妙に立派な演説を行った。ずいぶん前からこの日のために準備していたと思われても仕方ない。 最近の左右の過激派/ポピュリストの台頭に対して、中道3政党がしっかり国を導くことができなかったという事実は、大変恐ろしいこと(米国を笑えない)。 ショルツ連立政権はもう何ヶ月も前から機能しておらず、(対話せずメディア経由でお互いに喧嘩を吹っ掛けるなど)品位すら欠いていた。 誰もが連立終了の口実を探していた状況下で、トランプ再選確定がトリガーになったよ…
2024/11/08 17:30