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下記の、「無力のどん底」は、「イスラエル、イラク、アメリカ─戦争とプロパガンダ3─」E.W.サイード:中野真紀子訳(みすず書房)から抜萃したものですが、アリエル・シャロンが首相であった、2001年から–2006年頃のイスラエルの蛮行の話です。圧倒的な軍事力を背景に、現在と同じようなパレスチナ人の殺戮や収奪、人権侵害、レバノン侵攻や爆撃が行われていたことが分かります。見逃せないのは、下記のような記述です。”・・・それでもなお、イスラエルは、パレスチナ人のテロリズムに抵抗して生き残る為に闘っているのだとシャロンは反論する。これ以上にグロテスクな主張があり得ようか。何しろ、この狂ったアラブ殺しは、そう言いながらF16戦闘機や攻撃型ヘリコプターや何百台もの戦車を、全く防衛のすべがない非武装の人々に差し向けているの...シャロン、ネタニヤフ、アメリカ大統領の恐るべき思考