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歯が多く失われた時、歯を入れる選択肢はインプラントか入れ歯ですが入れ歯の場合どうしても残っている歯に金属のバネ(クラスプ)をかけないと安定しませんそれが前から見える場合はかなり見栄えが悪くなりますまた、金属のバネがかかった歯には取り外しの際に力がかかり、その歯がまた悪くなってしまう可能性もありますそこで特殊な素材で義歯自体に弾力を持たせることによって歯の根元で義歯の安定を図るノンクラスプデンチャーというものがあります一本歯がない方から一本だけ歯が残っている方まで制作が可能ですいわゆるアタッチメントデンチャーやドイツ式入れ歯という残った歯に入れ歯を安定させる装置を組み込むタイプに比べて比較的安価に制作できることと、残っている歯に優しいので審美的に気になる方にはおすすめです金属のバネが見えない入れ歯
インプラントと違って歯のないところに健康保険で安価に歯を入れることができる入れ歯ですが、実は長期間入れ歯を使用すると顎の骨が徐々に失われていきます古い論文ですがR.LyndsayCampbellD.D.S.*が書いた論文「義歯装着者と非義歯装着者の歯槽堤の吸収に関する比較研究」Acomparativestudyoftheresorptionofthealveolarridgesindenture-wearersandnon-denture-wearershttps://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0002817760020011は有名で義歯をすることによって歯槽骨(顎の骨)が吸収することは昔から知られていましたアメリカでは学生に普通に教えているこ...入れ歯すると顎の骨が失われる!
最近ネットや看板で「ドイツ式入れ歯」という言葉を見かけますなんだろうと調べてみたらコーヌスクローネデンチャーなどのアタッチメントデンチャーのことアタッチメントデンチャー歯を失って残り少なくなった歯に被せ物や装置を装着して入れ歯を安定させる入れ歯のことですちょうど僕が歯医者になった30年前まではインプラントがそれほど日本では普及していなかったのでこういった特殊義歯が歯を多数失った方にとって最高の治療とされていましたその後インプラント治療が台頭してきてそちらの方が圧倒的に噛めて取り外しもしなくていいのでる数は減ってきましたが全身疾患などでインプラント治療ができない方や治療費を抑えて噛めるようにしたい方には当院でも治療プランの一つとしてずっと提案し続けています普通の保険の入れ歯にくらべるとずいぶん噛めるようになります...ドイツ式入れ歯