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残念ながら昨夜はほとんど曇りではっきりと名月を見ることができなかった。 幾分東の空に雲が残っているものの、今日は大丈夫だろうと夕方に湖岸に行ってみて、 月が出てくるまでは不安なものだったが・・・ 月の出がこれだけ感動するものだとは思わなかった。 十六夜(いざよい)の月・・・ 日が沈んでまもなく東の空から出てくるが いざよう・・ためらうような出方なのでこの名がある。 太陽と同じく 月の出の頃はオレンジがかって見える 中秋を過ぎてもやはりウサギは餅をついている よく見るとやはり満月より右上がわずかに欠けてきている 月の左に明るい星が見えるので これだけ明るいのは惑星だろうと思っていたが 後で拡大し…
月の出がこれだけ感動するものとは知らなかった・・ また、月の出だけでなく中空に昇ってからも見飽きるということがない。 西行法師や良寛さんが月を見て飽きなかったというのが少しはわかったような気がする。 太陽は日の出や日没は誰しも感動的で、また思い出に残るようなこともあるかと思うが ただ月のように中空に昇ってから眺め続けるということはあまりないだろう。 良寛さんなど、知人が訪ねてきてくれたので 里まで酒をもらいに行く途中、あまりに月がきれいなのでいつまでも眺めて 酒のことや知人のことを忘れてしまったという。 数分間の月の出の動画だが これを見ても感動は伝わらない。 東に開けた場所があれば 実感でき…