メインカテゴリーを選択しなおす
商品の価格を上げるために商品自体の品質を上げたり、商品に新しい機能を加えたりするこれまでの商品開発も大切です。 しかし商標というブランドを利用すれば、これまでの商品開発とは違った方法で商品の価格をコントロールすることができます。 商品から商標というブランドを取り払ったノーブランド商品は、商標というブランドがないだけで商品自体の中身は同じです。 商品の価格を下げるために使われているノーブランド化という手法の逆を行けば、商品の中身は同じでも商品の価格を上げることができます。 価格を上げたい商品に商標というブランドがついていなければ、商品に商標というブランドを付けます。 価格を上げたい商品にすでに商…
中国では、ブランド名を構成する文字や図形の一部を変えたロゴマークを商標登録したり、商品に付けて使用してしまうことが少なくありません. 似ているから商標登録できないだろう、と思っていたのに、そのロゴマークが実際には商標登録されてしまった.似ているから商標権の効力が及ぶはずだ、と思っていたのに、そのロゴマークが実際には似ていないと判断されてしまった. このようなことは、商標の現場では決して珍しくはありません. 商標法には、登録商標と同じロゴマークだけではなく、登録商標と似ているロゴマークも他社が登録したり使用したりすることを規制するルールがあります. しかし、商標法で規定している「同じ」と「似てい…
FTAにより関税障壁がなくなるとビジネスは国境を越え複数の国が一体になります. 例えば、これまで中国で製造されていたモノは中国とFTAを締結しているASEAN各国で製造されるように変わっていきます. そしてASEANで製造されたモノは中国だけでなくASEANとFTAを締結している国に輸出されるようになります. このようにFTAにより複数の国が一体になっても、商標は各国で登録すること変わりはありません. ところが新しく商標を登録しようと思っても、すでに登録されている商標と類似する可能性が高いため、希望する商標を登録することは年々難しくなっています. このような商標の枯渇に対応していくために、文字…
製品の機能を改良し続けることは必要です. しかし、デザインは新しさを求めずに同じ形を使い続けるという選択があります. 累積的に進歩する技術に対して20年程度の周期で繰り返すのがデザイン. 20年前の技術が良いということはありません. しかし、20年前のデザインが斬新ということはよくあることです. デザインは変えずに製品の機能のみを進化させれば良い 立体商標と意匠の使い分け 同じデザインを使い続けるための商標 使っていないデザインは取り消される まず意匠登録から始める デザインは変えずに製品の機能のみを進化させれば良い 知的財産という側面から見ても同じデザインを使い続けることのメリットを見出すこ…