看護師をしていると“看護観”なるものに必ず出会う。 必ずというのは看護業界がそういう教育をしているから。 それがいいとか悪いとかいう話は今回は置いとく。 看護観とは少し違うかもしれないが、自分の場合は看護師としてのスローガンがある。 「安心
子どもの世界で生きる「緩和ケア認定看護師」が送る小児緩和ケア関連の情報発信サイトです。 タメになる情報にくわえて読み物としても楽しんでもらえたらと思います。
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看護師をしていると“看護観”なるものに必ず出会う。 必ずというのは看護業界がそういう教育をしているから。 それがいいとか悪いとかいう話は今回は置いとく。 看護観とは少し違うかもしれないが、自分の場合は看護師としてのスローガンがある。 「安心
指示の基本姿勢「CCQ」 子どもに効果的な指示を出すためには、穏やかに、近くで、抑えたトーンで接することが大切です。 今回は、「CCQ」(Calm、Close、Quiet)というアプローチを紹介し、上手に指示するための基本姿勢を紹介します。
1. 援助要請 過剰型 このタイプの人は、問題が深刻でなくても、過度に援助を求める傾向があります。例えば、簡単な課題に直面したときにすぐに他人に頼ってしまうことがあります。自分で解決できる問題には、まず自分で取り組んでみましょう。 例えば、
緩和ケアの勉強をしていると必ず終末期のコミュニケーションの課題にぶち当たる。 終末期のコミュニケーション。 参考書では事例をもとにしてとても美しくまとめられていることが多い。 「あっ!これ参考書で見た事例と同じだ!」 なんて進研ゼミ状態にな
先日、祖母が地域を徘徊していて保護された。 そして認知症の診断を受け、そのまま医療保護入院となった。 という話を親に聞かされた。 祖母はそこそこいい年なので自分としては特に驚くこともなく淡々と話を聞く。 ひとまず入院中は安心かなと思い、自分
生活がいろいろと落ち着いてきたのでおうちでできる楽しみを探してた。 ボケーッと本屋を歩いてると一冊の本を発見。 「キャンプレシピ大全」 「お、これ家で作っても楽しいんじゃね?」 元々キャンプはするしもちろんキャンプ場ではキャンプ飯を作る。
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Twitterで緩和ケア関連のおすすめ本をよく聞かれる。 個別でニーズを聞きながら本の紹介をしていたんだけど共通する内容も多いのでここで紹介しておく。 Twitterの固定ツイートと同内容です。 というのを2年ほど前に記載したのだがそれの2
Twitterで緩和ケア関連のおすすめ本をよく聞かれる。 個別でニーズを聞きながら本の紹介をしていたんだけど共通する内容も多いのでここで紹介しておく。 Twitterの固定ツイートと同内容です。 というのを2年ほど前に記載したのだがそれの2
毎年の目標をこうして記載しておくことで年末に振り返ってあーだこーだと考えることができる。 仕事みたいにガチガチに設定して具体的な数値目標とか評価とかって話ではなく自分の中でのあくまで自己評価。 それでもやはり文字にして残しておくというのはと
ということで2023年も今日で終わり。 毎年のように思うけど終わってみればあっという間の1年だったりする。 さて、今年はどんな1年だっただろうか。 今年の初めに挙げた目標はこんな感じ。 1.学会発表(もしくはそれに準ずるなにか)これはやりた
最近のマイブーム。 夜のお散歩。 元々はマラソンのトレーニングで走るのがメインだったんだけど最近はちょい疲れ気味でテクテクと。 減量目的なら走らずともお散歩で十分に効果があるらしい。 走る練習も大事だけどまずは体重落とさないと走れるもんも走
ポスターは作ってたのになぜかボーっとしていていつの間にか12月に入っていた件。 毎月1日にというのはただのマイルールなのでしっかり破って今月は6日に投稿です。 今月の“緩和ケアのちょっとタメになる話”はこちら。 以前、「あいまいな喪失」につ
以前からblogでも書かせてもらっていたけど数か月前に転職した。 そして今のところはまさに大成功と思える毎日を過ごしている。 そんな話をしていると「どうやって転職活動したの?」という質問をよくされるようになった。 自分がどういう心持ちで転職
NURSE N:Naming(命名)患者から表出された感情に名前を付け、受け入れていることを伝える。患者の話を傾聴し、伝わっているということを相手に伝えるメッセージ。 U:Understanding(理解)感情的な反応について、理解できてい
今月の“緩和ケアのちょっとタメになる話”。 テーマは「価値観の尊重」。 医療者なら何度も何度も耳にするだろうこの言葉。 「患者・家族の価値観を尊重した看護をしましょう」 もういいよ。 って思う人もたくさんいると思うんだけど「価値観の尊重」っ
偏見をもたないこと年齢や外見、ふるまいで判断を左右しない 関連するすべての本人の生活状況 同意能力の回復可能性同意能力の回復の可能性を考慮すべき 意思決定過程への本人の参加の許可と推奨同意能力を欠いていても本人参加の機会を確保すべき 本人の
ちょこちょこと小出しにしていたのだけれど、7月から転職をして現在は療育施設で働いている。 転職する前は次の職場を聞かれた時に「大人で言うカンタキ(看護小規模多機能型居宅介護)みたいな地域の子どもに対する何でも屋みたいな感じ」って答えてた。
仕事を始めるときにいろいろと話題になりがちな同期という存在。 ちょっと思うところがあったのでX(Twitter)でアンケートを取らせてもらった。 その結果がこちら。 みなさんはどう思うだろうか? 個人的にはちょっと意外だったなと。 というの
みなさまお久しぶりです。 1か月間はほぼblog更新せずに本業+αに専念しておりました。 その辺の話はこれからちょっとずつ小出しにしていけたらと思います。 ということで先月はおやすみしたので2か月ぶりの“緩和ケアのちょっとタメになる話”。
今回はついに「腹黒ナースマン」の名前を完全に捨てて「あひるのマーチ」としてやっていくことにしたぜっていう話。どうでもいいって人が大多数だと思うけど一応区切りなのでご報告までに。小児看護のことを伝えたい。小児緩和ケアについて広めたい。そんな思
緩和ケアのちょっとタメになる話Vol.20。今回は喪失の中でもちょっと特殊な「あいまいな喪失」について。明らかに失ったわけではない不確実であいまいな喪失。まずはいつものポスターからどうぞ。『「さよなら」のない別れ』と『別れのない「さよなら」
看護師にはさまざまな働き方がある。病院や施設、企業や役所などなど。知らない人にとっては意外かもしれないけど看護師という業種はどこにでも入り込んで活躍している。なのでそもそもとして働き方が多種多様な看護師なのだが、その上で勤務形態までいろいろ
まずはがん領域で頑張ろう。そう決めて走り抜けた緩和ケアCNとしての1年目。転機は思った以上に早く訪れた。というか自分が希望して押し通したのだが。理由はいろいろとあるのだが8年目の終わりで異動希望を出した。非がんの緩和ケアに取り組みたいという
以前のblogでも書いたようにキューブラー・ロスにハマっている今日この頃。緩和ケアに携わる看護師として彼女の残したものを把握しておかないわけにはいかない。という大層な志ではないのだけれど彼女の残した言葉や考え方は自分の死生観を心地よく刺激す
最近キューブラー・ロスについていろいろ知りたくなって関連書籍を読んでいる。キューブラー・ロスは「死にゆく過程の5段階説」を提唱した医師。緩和ケアを学ぶものはもちろん、看護学生でも名前を聞いたことがあるほど有名な医師である。そんなキューブラー
小児がん病棟に異動してきた6年目。NICUとはまるで違う疾患、年齢、環境…に戸惑いながらもそれなりに乗り越えて迎えた年度末。恒例の年度末にある上司との面談。この1年間、いかに充実した時間を過ごすことができたかを伝えた。そして今後の目標を聞か
いのちの授業と聞くとどのようなものを思い浮かべるだろうか。きっと人それぞれ思うところがあると思う。実はこの「いのちの授業」というのは自分が転職をするきっかけになった言葉でもある。なんていうと少し大げさだがその辺の話を少し残しておこうと思う。
「アウトドアデイジャパン名古屋2023」なるものに参加してきた。最近キャンプに行けておらずちょっとご無沙汰だったのでかなりいい気分転換になった。かなりの数のブランドが出品していて展示形式で販売していたのでただその場に行くだけでも十分に楽しめ
半年間の認定看護師教育課程を経て元いた小児がん病棟へ戻ってきた。しかし認定看護師教育課程というのは卒業しただけでは資格はもらえない。資格試験を受験する権利を得るだけ。看護学校を卒業したら国試が受けられるのと同じ。なので元の仕事に戻ってからも
「大人の経験してから小児科の方がいいですか?」タイトルにもしたこの言葉。看護学生からわりとよく聞かれる言葉。質問の意図としては採血などの一般的な手技獲得ができないのではないかという不安や業務内容が偏ることにより他の科への応用が利きにくいので
ちょっと前に衝動買いした1冊。特に読みたい本もないけどなんか読みたいなぁって時に手に取った。衝動買いした理由は章ごとに短編の話がいくつもあって読みやすそうに感じたから。ちょっとした休憩中に読めるかなと。内容としては頭のてっぺんから足の先まで
異動宣言をしていた4年目に入るのだが…まぁそんなうまくいくこともなくプリセプターとして新人教育に邁進することになる。それなりにいろいろあったので詳しくはこちら。4.5年目は新人教育をやり切って堂々と異動してやろうと思っていたので特に緩和関連
このblogをはじめて1年と少し。個人で淡々と思ったことを書き連ねていくというスタイルだったのであまり気にしたことなかったのだが勧められてblogランキング系のサイトに登録してみた。知り合いがアメブロでランキング上位という話を聞いていたがラ
緩和ケアのちょっとためになる話Vol.19。今回はIPOSの話。なんだけどそもそも「IPOS」って知ってる?多分知らない人の方が圧倒的に多いと思うので基本的なところをまとめてみました。とにもかくにもまずはポスターをどうぞ。IPOSについて話
緩和ケア認定看護師(以下:緩和ケアCN)教育課程に申込みをしてから試験に合格するまで2か月ほど。もちろん試験勉強なんかも申し込み後にはじめたので試験に受かったのは奇跡だったと思っている。しかしこの奇跡にはある意味で裏があって、このタイミング
少し前のつぶやき。返事をした後にいろいろと反省。したのだが、短くまとめられないならだらだら書いてやろうじゃねぇか。せっかくblogがあるんだし。ということでこっちにも書くことにした。ただまぁ“大まかに知りたい”への丁寧な返答になっても面白味
そんなこんなで参加することになった難病キャンプ。詳細は省くが関西初開催ということで規模は小さいながらも大盛況のうちに幕を閉じた。来年以降も毎年開催されることになり、今もなおこのキャンプに関わらせてもらっているのはまた別のお話。難病キャンプの
試験から約1か月。ついに結果が返ってきた。どちらも合格。試験直後はわりと手ごたえあったしまぁ大丈夫だろうと思ってはいたもののそれなりにドキドキしていたのでホッとした。低めの級だからと同時受験に挑戦したけどトントンと駆け上がれてよかった。ただ
触れる技術性的な含みや触れたくないものに触っているというニュアンスを醸し出さないように一定の重みをかけて触れます。顔、手、陰部の近くは避けて手を置きます。触れる時は飛行機が着地するイメージで、手を放すときは離陸のイメージで。介護をしている間