異邦人(いりびと) 原田マハ著 異邦人と書いていりびと読ませる。 当て字ですよね。いりびとという言葉を引いても出てこない。 この小説は裕福な家に育ち美術に対する慧眼の持ち主菜穂と、画商の跡取り息子一輝が軸になっている。 原発事故の後東京で暮らしていた菜穂は妊娠していた為、放射能を避ける為京都に移り住む事になった。 そして京都で白根樹という無名の画家の絵に魅せられ、彼女をデビューさせたいと動き出すのだ。 両家の会社存続の為に夫や親のする事に怒りを持つ菜穂。 また白根樹との関係など読み進めていくとなかなか面白い話しでした。 舞台は京都なので京都ならではの景色や祇園祭などの様子など読んでいると、見て…
太陽の棘 原田マハ著 本から遠ざかっていた一ヶ月、久しぶりに本と向き合い感動しました。 以前読んだ旅屋おかえりに涙したので、旅好きな私は原田マハさんの著書を手にとりました。 旅屋おかえりとは全く違う内容でした。 この方は絵画に詳しい方なんですよね。 今日たまたま見ていた日曜美術館に原田マハさんが出ていて、マティスの絵を解説していました。 初めて見る原田マハさんは知的で素敵な方でした。 「太陽の棘」は終戦後沖縄に精神科医として派遣されたエドと、沖縄のニシムイの画家タイラとその仲間や家族との交流や友情を描いた物語でした。 アメリカ視線で書かれている小説だったのでなぜ?と原田さんに疑問を抱きました。…
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