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  • 都知事選(おまけ)

    都知事選に関連して、ツイッター(現X)で同業者の投稿が炎上した。 司法書士が炎上することは珍しいのである。行政書士は定期的に炎上する。 炎上した同業者は蓮舫の支持者で、要するに、蓮舫を支持しない市民のことを「愚民」と言いたいらしい。 いったい何様のつもりなのかと顰蹙を買ってしまった。 ぼくからすると、当のご本人もあんまり賢い人には見えないのだが、石丸伸二と同様、政治というものは人を狂わせる麻薬なのかもしれない。 「ならば愚民どもに叡智を授けてみせろ」 「ここまでだ俗物、こんなところで朽ち果てる己の身を呪うがいい」 「貴様のようなニュータイプのできそこないは粛清される運命的なのだ」 昔のガンダム…

  • 都知事選

    あなたは選挙に行っていますか。 たとえ変わらなくても、選挙に参加すること自体に重要な意味があります。選挙には必ず参加するべきだと思います。 ぼくは1回しか行ったことがありません。 今回の都知事選で名前を知っているのは、小池百合子と蓮舫と、ついでに反ワクチンの内海聡だけだった。 いま調べたら、ドクター中松も立候補していた。又吉イエスは鬼籍に入っていた。 石丸伸二という人物は、まったく存じ上げなかった。 選挙の後でこの人が話題になっていて、動画を見てみて驚いた。 いままで見たことがある政治家の中で、というよりテレビで何かしゃべっている人間の中で、これほど見る人をして不快な気分にさせる人物は見たこと…

  • 個人再生物語3

    個人再生に限らず、債権者に受任通知を出すと、借金の督促が止まる。 これはすごいことである。 これができるのは弁護士と司法書士だけである。弁護士か司法書士でなければ、ドラえもんでもできない。 はずだった。 銀行が電話をかけてきて、言うんだ。あなたは弁護士ではないので、当行はあなたを代理人として認めない。 銀行の住宅ローンとカードローンを合わせると140万円を超えるので、住宅ローンだけでなく、カードローンについても請求を続けるとほざく。 田舎の銀行って本当にイヤですね、田舎もんしかいなくて。任意整理と個人再生の区別がつかないらしい。140万円がどうのこうのは任意整理の話である。 四の五の言わずに口…

  • 個人再生物語2

    画像と本文は関係ありません。 後日、あらためて面談をさせてもらった。 面談というより作戦会議に近かった。 個人再生は一度もやったことがない、手探りでやっていくことになる、不手際があると思うがそれでもよいか、と正直にお伝えした。(予防線を張った) 個人再生を受任するにあたって、払ってもらう費用の総額を決めなければならない。 法テラスを使った個人再生の司法書士費用が13万円だったので、費用の総額は、 13万円+20万円(予納金)=33万円(税込)とした。 予納金というのは裁判所に納める実費のことで、個人再生委員の報酬にあてられる。 個人再生委員というのは、破産でいう破産管財人のことで、近所の弁護士…

  • 個人再生物語

    この話はフィクションです。 去年の夏、電話で債務整理のご相談があった。 借金をどうするのがいいか、債務整理の方法(任意整理、自己破産、個人再生)を含めて、後日面談をさせてもらった。 生活費のために借入れを繰り返したがとうとう払えなくなる、住宅ローンがある、住宅は絶対に残したい、とのことだった。 自己破産をすると、自己所有の家は残せない。 電卓を叩きながら、任意整理と個人再生のご説明をした。 「住宅ローンを除いた債務の利息を止めて、いまより少額の分割で払っていけるのなら任意整理をするのがいいと思います。」 「それが無理なら、家を残せる個人再生をするしかないと思います。個人再生は受けていないので、…

  • 大谷翔平

    ピッチャーとバッターを両方やってアメリカでホームラン王になって契約金が1,000億円でついでに嫁さんがかわいいことでおなじみの、野球のマンガにも出てこない大谷翔平が窮地に立たされている。 通訳が違法賭博をやっていたとか7億円負けたとかそれを払ってやったとか、誰の話かと思ったらベビーフェイスの大谷翔平である。まさに青天の霹靂である。 通訳が大谷翔平の名前をちらつかせて、博打のマンガに出てくるアカギとかカイジみたいなやつと勝負して負けたに決まっている。 この大谷翔平の通訳という人はまったく存じ上げなかったのだが、当職と同じ、北海道の苫小牧市出身である。 学歴詐称疑惑まで出てきてほとんど詐欺師だが、…

  • 松本人志

    【週刊文春の突撃取材を受ける松本人志】 松本人志が窮地に立たされている。 初めて週刊文春を買った。 結婚して子供ができて以来、女遊びは卒業したのかと思っていた。 週刊文春が裏を取らずにこんなネタを放出するはずがないので、大筋で書いてある通りのことをやっていたのだろう。次から次へと続報が出るに決まっている。 20年くらい前、ぼくが大学生のとき、スーパーフリー事件というのがあった。 大学生が大学生にスーパーヤリヤリサワーとかいう酒をのませて、日常的に輪姦していたという事件だった。 これは大学生の事件だが、同じようなことを中年のおっさんが(おそらく)やっている。 おっさん同士で群れて、ひとりでトイレ…

  • 封印された登記ファイナル

    「封印された登記3」の続き。 猛暑が続いたある夏の日、私は地元の裁判所にいた。 裁判所には行きたくなかったのだが(擬制陳述)、裁判所から出頭するように言われていた。 空調はまったく効いていないようだった。 顔なじみの裁判所書記官、特別代理人の弁護士の順に臨場した。私は媚を売るような笑顔で会釈した。 裁判官が降臨したので、一同立ち上がって敬礼をした。 閣下は書記官殿としばし書類のやり取りをした後、仰せになられた。 「書面のとおりですか」 「終わります」 形式的に短時間で終わる裁判のことを何と呼んだだろうか、みこすり半劇場だったか。 「異議あり!裁判長、被告は本件について何ら審議を尽くしていない!…

  • 働き方について考える

    朝から晩まで働いてぜいたくをするより、よけいな物を手放して食べるのに必要な分だけ働きたいと思っている。 いかに稼ぐかより、いかに使わないかを考える方が楽だし楽しい。 相続の仕事をしていると、遺産が1億円を超える人がいたりする。しかし、彼はもう死んでしまった。 この人は生きているとき、1億円分もよけいに働いてしまったんだなあと思ったりする。 銀行が、家を買った人の家と敷地に抵当権をつける。ぼくがその登記を申請する。 何十年という返済期間を見て、空き家なんてその辺にたくさんあるのにと思ったりする。 中国では「寝そべり族」と呼ばれる若者が増えているらしい。 日本のテレビは、彼らをバカにするためにテレ…

  • ジャニーズ事務所

    【英BBC モビーン・アザー記者】 スリーパーズという映画で、少年院に送られた4人の少年が、少年院を出所するまで看守から性的虐待を受け続ける。 ギャングとなった2人の元少年が、メシを食っている看守をたまたま見つけて射殺する。他の元少年2人が彼らを無罪にするため奔走する。 殺された看守は、完全な悪役として登場する。 ジャニーズ事務所の性加害問題で、本気で怒っている日本人がどのくらいいるのだろうか。 大昔からある話だし、しょせん芸能界のゴタゴタなんだから当事者同士で何とかしろとみんな思っているのではないか。 BBCに告発されて、関係者が驚いたフリをしたり怒ったフリをしている。仕事とはいえ大変そうだ…

  • 封印された登記3

    市内の裁判所で裁判することを検討した。 訴額はいくらになるのか。 訴額が140万以下なら自分で裁判ができる。140万を超えると弁護士に頼まなければならない。 認定考査(簡裁代理権がもらえる試験)の勉強をしていたとき以来、はじめて訴額の計算をした。土地の評価額を半分にして計算するのがポイントとなる。 ぎりぎり140万以内だったので、私は原告訴訟代理人司法書士として、根抵当権設定登記抹消登記手続を求める訴訟を提起することとなった。 訴状は、事務所に残っていた過去の訴状をそのままパクった。特別代理人選任命令申立書は、ネットで拾った申立書を適当にいじった。 特別代理人選任命令申立書はどこに提出すればい…

  • 一般社団法人の設立

    恥の多い生涯を送ってきました。 一般社団法人の設立登記の仕事を任されたことがある。 依頼者は中学校の同級生だった。 地元で働いていると、こういうことがあるのだ。 法人の活動内容や機関設定を聞き取って、それを基に定款をつくるのが主な仕事だった。 設立登記の申請をすると、法務局から電話がかかってきた。 そして言うんだ。定款の認証はしてますかと。 定款の認証はしていなかった。 何を言っているかわからないと思うが、ぼくも何を言われているかわからなかった。 依頼者に連絡した。 私「設立登記ができませんでした」 客「どうしてできないんですか」 私「定款の認証をしてませんでした」 客「どうしてしてないんです…

  • 赤い習字セット

    どこの小学校でも習字の時間があったと思う。 いまはどうだか知らないが、ぼくが小学生のときは男子が黒い習字セット、女子が赤い習字セットだった。 いまはランドセルみたいにいろんなカラーがあるのだろうか。 ぼくの習字セットは、赤い習字セットだった。 親がもらってきたのか拾ってきたのか知らないが、とにかく赤い習字セットだった。 うちは貧乏だったが、日本はバブル景気にわいていた。黒い習字セットが買えないはずがなかった。 赤い習字セットを持って外に出るのはレイプに近かった。 できるだけ人に見つからないように、赤い習字セットを全身で抱きかかえて歩いた。 ある日、学年の全クラスが体育館に集まって習字大会をする…

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北の国から司法書士を極めるブログ
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