chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
歩・探・見・感 https://citywalk2020.hatenablog.com/

街探索で見つけた、時代とともに徐々に、また、いつの間にか、しかし確実に街から消えつつある町名看板、旧町名や看板建築、銅板葺き、出桁造り、長屋門の建物等、気になったものを紹介します。

citywalk2020
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/12/12

arrow_drop_down
  • 旧町名&電力プレート 浅草花川戸

    今回新たに電力プレートを発見したので、以前発見していた旧町名の痕跡と共に紹介しよう。 ①浅草花川戸二丁目 発見日 2021年4月5日 発見場所 東京都台東区花川戸 ②ハナカワ-3 発見日 2023年2月27日 発見場所 東京都台東区花川戸二丁目 これもペンキを塗られていた。 剥がさないで、ペンキを塗って、残してくれていることに感謝。 ハナカワ? ああ、花川戸か、と近くにあった街区表示板を見て分かった。 旧町名由来案内 本町は、昭和九年(一九三四)、この地にあった町を整理統合し誕生した。浅草花川戸一丁目は、浅草花川戸町大部、同馬道町四丁目東部、同馬道町六丁 目南側一部、山ノ宿町南隅を合した。浅草…

  • 旧中山道ゆるブラ散歩 宮原駅~上尾駅

    以前も宮原駅から上尾駅の間は歩いたことはあった。 これから紹介するものは、その時はまだ関心がなく、写真を撮っていなかったもの達だ。 当然、道中旧中山道に関係するものもいくつか撮っているのだが、今回紹介するものの中には、旧中山道に関係するものは何もない。 散歩日 2023年2月20日 旧大宮市の街区表示板 現さいたま市北区宮原町 旧中山道沿いにあったものだけなので、ちゃんと探せばもっと見つかるだろう。 非琺瑯町名看板 (さいたま市北区)宮原町4丁目 (上尾市)愛宕1丁目 こんなの撮る人はいないだろう。 錆びていてほとんど読めない。 広告主を知りたかった。 白毛染いたします パオン 「白髪染」では…

  • 日本橋人形町で発見した鍾馗様

    京都市内では数多くの鍾馗様を見ることができるが、今のところ東京都内では数体しか発見できていない。 発見日 2021年9月25日(再訪日2023年2月18日) 発見場所 東京都中央区日本橋人形町一丁目 鍾馗様 「にほんばし人形町 VOL.131 春号 Ningyocho 2014」よりうちのお店の前の路が、芸者さんが住んでいたということで「小菊通り」と呼ばれています。その昔はうちのお店も含め、路の左側半分が置屋さんでした。趣味のある方の住まいだったらしく。 魔除けの鍾馗様が二体あったんです。剣を持った怖い鍾馗様と怖くない鍾馗様があり、それを今もうちの店の入口と裏口の屋根に守り神として残してありま…

  • 発掘石垣と神田青果市場跡地 in 秋葉原UDX

    身近なところにも史跡は残っていた。 この存在は以前から知っていたが、記事に書いてみようと思ったのは最近のことだ。 興味が湧くものがだんだんと増えてくる。 訪問日 2023年2月4、24日 訪問場所 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDXの築堤石垣 発掘石垣の再利用 秋葉原UDXの建設に先立ち、平成13年に東京都埋蔵文化財センターによる発掘が行われました。旧神田青果市場の基礎の下からは60mに及ぶ江戸時代中頃の石垣が姿を現し、解体調査のうえその一部を当ビルのランドスケープデザインとして再び生かすこととなりました。ひとつひとつ丁寧にクサビ状に加工されたこれらの石は重厚なもので当時この地にあ…

  • 旧町名 中央区日本橋室町

    日本橋室町は以前下記の記事で紹介したことがあったことをすっかり忘れていた。 citywalk2020.hatenablog.com 記事を投稿した後、別件で調べていたら発覚した。 以前紹介したことがないものだったので、良しとしよう。 発見日 2023年2月24日 発見場所 東京都中央区日本橋室町 どちらが正しい? 「13-11」が正しいはずだが・・・ 町名の由来(中央区ホームページより) 京都の室町にならったという説と商家が多く集まっており、その土蔵(室)が立ち並んでいたためという説があります。

  • 旧町名 渋谷区下通

    恵比寿駅と用賀駅を結ぶ東急バス[恵32]系統のバス停に「下通り5丁目」がある。 駒沢通りはよく歩いていたのだが、この日(2023年2月21日)初めてこのバス停に気が付いた。 このバス停名を見て思い出した。 渋谷区下通の表札があったことを。 それがこれだ。 もう少し近寄ってみよう。 柵に覆われていたので、これ以上は近寄れなかった。 左側の板が表札なのだが、離れた所から撮ったため、ただの板切れとしか見えないかもしれない。 しかし、よく見ると文字が書かれているのが確認できる。 この表札が設置されていた建物はかなり前から撮っていた。 この界隈では有名な物件だった。 廃屋だと思っていたのだが、住人がいた…

  • 電力プレート サイワイ-25 in 埼玉県川口市

    川口市は何回か探索をしており、古い建物も残っているのだが、電力プレートは今まで発見することができなかった。 この度ようやく発見することができたが、またもやペンキまみれのものだった。 発見日 2023年2月16日 発見場所 埼玉県川口市幸町三丁目 幸町は現存している町名であるが、これは住居表示実施前のものと思われる。 歴史 1935年(昭和10年)6月1日幸町一丁目〜三丁目、青木町三丁目、並木町一丁目から幸町一丁目〜三丁目が成立。 1937年(昭和12年)大字下青木の一部を幸町一丁目に編入する。 1973年(昭和48年)住居表示の実施に伴い、地区の一部が中青木二丁目の一部となる。

  • 郵便小包取扱店の看板

    宮原駅を降りて旧中山道を歩いていたら珍しいものを発見した。 見たのはたぶん初めてだと思う。 発見日 2023年2月20日 発見場所 埼玉県さいたま市北区宮原町 当初「ゆうパック」は郵政省が販売する包装用品の愛称であったが、1987年(昭和62年)6月1日からは、郵便小包そのものの愛称となった。 郵政省が毎年発行していた『通信白書』(『情報通信白書』の前身)資料編に掲載された統計表では、1993年版まで「小包郵便物取次所」の名称が用いられていたが、1994年版からは「ゆうパック取次所」に改められている。 郵便小包ナンバーくん 裏にフジカラーの看板ともう一枚くっついていたので、何かなと見ようとした…

  • 代官山T-SITEに咲く河津桜と【フェア】NEKOトワタシ

    2023年2月21日、代官山T-SITEを訪問したところ、河津桜が咲いていた。 IVY PLACEは改装中で、明日、2/23 11:30から営業再開するそうだ。 代官山T-SITEの店内でフェアが開催されていた。 蔦屋書店3号館 1階 料理フロア2023年02月13日(月) - 03月13日(月) あそんで、笑える、あみぐるみ By NekoKnit 動物や人、絵画など、幅広いモチーフを手編みで表現しているNekoKnit。今回は「あそんで、笑える あみぐるみ」をテーマに、遊び心のあるちょっとした仕掛けが施されている作品を制作いただきました。作品のストーリーを思い浮かべ、ユーモアのある仕掛けで…

  • 谷崎潤一郎生誕の地と旧町名「東京市日本橋区蛎殻町」

    設置されている所在地は分かっていた。 「7-10」はどこだ。 道路を渡って、探すがすぐに見つからず、日本橋人形町一丁目7番を一周してしまった。あっ、あった! と思ったら、老夫婦がパンプレット片手にこの碑を見ていた。 早くどいてくれないかなあ。 発見日 2023年2月18日 発見場所 東京都中央区日本橋人形町一丁目7-10 所在地 中央区日本橋人形町一ー七ー一〇谷崎潤一郎(一八八六~一九六五)は、明治十九年七月二十四日、この地にあった祖父経営の谷崎活版所で生まれました。同二十五年、阪本尋常高等小学校に入学しました。その後、父の事業の失敗により、近くを転々としました。若くして文筆にすぐれ、東京帝国…

  • 代官山に奇跡的に残る新坂橋の親柱と欄干

    発見日 2023年2月7日 発見場所 東京都渋谷区代官山町 この道は坂になっているのだが、上ると左側にLOG ROAD DAIKANYAMA(ログロードだいかんやま)がある。 その途中の右側(当たり前だが、下ってくる場合は左側)に片方だけになってしまっているが、橋の痕跡が残っている。 この橋の存在は以前から知っていた。(よく通っているので、たぶん・・・。) 今まであまり気に留めていなかったのだが、説明板が設置されていることに気がついた。 この坂の名前は、新坂というのだと思ったが、ないらしい。 無名坂だ。 橋の裏は柵に囲まれており、自治会などの物置が置かれている。 分かりにくいが、更にその奥には…

  • 月のひろばに生息する巨大トカゲ in さいたま市中央区

    この日(2023年2月10日)は朝から雪だった。 それほど降っていなかったので、長靴を履き、徒歩でさいたま新都心へ。 用事を済ませ、歩行者デッキの上から広場に目をやると・・・。 えっ! あれは何だ? 正体を知っていくせに白々しい。 中々雪のタイミングで撮れることがないので、激写してきた。 とても大きいのだ。 雪化粧しているのだが、写真だと伝わりにくい。 階段の上から① 階段の上から② 横から 斜め前から 顔のどアップ この視線に耐えられるか? 正面 後ろ姿 右前足「2000 1.20 MITSUAKI TANABE」 右後足「BIO DIVERSITY」 右後足「WILD」 左後足「CRISI…

  • 旧町名 埼玉縣北足立郡吹上町大字吹上

    吹上町(ふきあげまち)は、かつて埼玉県北足立郡にあった町だ。 現在は鴻巣市になっている。 発見日 2020年3月13日 発見場所 埼玉県鴻巣市 「縣」と「郡」と「町」と「大字」がいいねえ。 エモい! 歴史 1889年(明治22年)4月1日町村制施行により、北足立郡吹上村・榎戸村・大芦村が合併し、新たに吹上村となる。 1934年(昭和9年)4月29日町制施行により、吹上町となる。 1954年(昭和29年)7月1日北足立郡吹上町・小谷村が合併し、新たに吹上町となる。 1955年(昭和30年)10月1日北足立郡吹上町・北埼玉郡下忍村が合併し、新たに北足立郡吹上町となる。 2005年(平成17年)10…

  • ブルドックソース本社にいたブル人形

    発見日 2023年2月18日 発見場所 東京都中央区日本橋兜町11−5 中央区を探索していたら、ブルドックソースの本社があった。 「ブルドック」、「ブルドッグ」どっちが正しいのだ? ホームページにはブルドックソースの名前の由来として、ソース発祥の地であるイギリスではブルドッグはシンボル犬として愛されていました。また、ソースが日本の家庭に馴染んできた大正末期に、ブルドッグがペットとして人気を集めていました。そこで、ソースのおいしさもこのペット同様に人々に広く愛されるようにと、商品名に「ブルドック」として採用、マークとしました。 とあった。 英語表記はBULL-DOGであるが、社名はブルドッグでは…

  • 静岡県伊東市で発見した銅板葺き看板建築

    前日は雨と強風で、折り畳み傘がひっくり返るくらいだったので早々にホテルへ。 朝起きたら、雨が止んでいたので、早朝、朝食までの短い時間、伊東市内を探索をすることにした。 ①発見日 2023年2月14日 発見場所 静岡県伊東市和田 雨上がりの玖須美温泉通り。 まだ路面が濡れている。 早朝なので、歩いている人はほとんどいなかった。 玖須美温泉通りの東端に銅板葺き看板建築があった。 えっ! こんなところに 心が躍った。 大川洋品店と玉屋洋菓子店 次に紹介するのは、撮った時は気が付かなかったが、これも銅板葺き看板建築だった。 ②発見日 2023年2月14日 発見場所 静岡県伊東市竹ノ内 鈴木歯科医院 以…

  • 電力プレート ホンマチ-2 in 静岡県熱海市

    熱海市で電力プレートを発見した。 静岡県は中部電力が管轄だと思っていたので、なぜ電力プレートがあるのだろうと思ったが、調べてみると、富士川以東は東京電力が管轄だった。 家庭用の電気は交流で、日本は静岡県の富士川と新潟県の糸魚川あたりを境にして、東側は50ヘルツ、西側は60ヘルツの電気が送られている。 電気を作る発電機は、明治時代に輸入された。輸入当初、関東にはドイツから50ヘルツの発電機が、関西にはアメリカから60ヘルツの発電機が輸入されたことから、現在も当時の流れをくむ形で2つの周波数が存在している。 発見日 2023年2月14日 発見場所 静岡県熱海市上宿町 熱海市に「本町」という町名はな…

  • 電力プレート フタバ-27 in 東京都板橋区

    ペンキで塗りたくられている電力プレートを発見した。 周りと同化しているが、この形状のものは遠くからでも見かけるとロックオンしてしまい、吸い寄せられてしまう。 発見日 2023年2月5日 発見場所 東京都板橋区富士見町 双葉町は現存している町名であるが、富士見町で発見した。 歴史 1932年(昭和7年)10月1日東京府内市郡併合による板橋区発足に伴い、東京府東京市板橋区(旧)板橋町八丁目、十丁目および(旧)上板橋町二丁目となる。 1943年(昭和18年)8月1日東京都制施行。 1956年(昭和31年)4月1日地番整理により、(旧)板橋町八丁目、十丁目の一部地域と(旧)上板橋町二丁目の一部地域が双…

  • 静岡県伊東市で発見した琺瑯看板

    中央商店街を歩いていたところ、居酒屋の横に琺瑯看板が貼られているのを発見した。前日もこの商店街を歩いていたのだが、反対方面から来たので右横にあるものは気が付かなかった。 見たことがないものもいくつかあったので、ひとりで興奮してしまった。 発見日 2023年2月13,14日 発見場所 静岡県伊東市松川町 串揚げ・地魚料理の店らしい。 外見は昭和風の店づくりのような感じはしない。 「強力殺虫剤 ハイアース」と「かとり線香 アース渦巻」 「強力殺虫剤 ハイアース」 水原弘 「かとり線香 アース渦巻」 由美かおる オロナイン軟膏 肝心の顔など一部が葉っぱで隠れてしまっている。 単独で撮るのを忘れた。 …

  • 北秋葉原架道橋付近の垂氷

    垂氷? たるひと読む。 つららを漢字変換したら出てきた。 氷柱とも書く。 氷柱というと大きなものを想像してしまう。 線路沿いを歩いていたら、ツララを発見した。 久しぶりにツララを見た気がする。 発見日 2023年1月29日 発見場所 東京都台東区秋葉原4番地 こんな立派なものが都会にあるなんて、ちょっと感激。 金網に沿って氷が折り曲がるように付いている。 不思議な自然の芸術作品。

  • たばこ住所プレート 板橋区宮本町16-6

    板橋区で初の「たばこ住所プレート」を発見した。 これで「たばこ住所プレート」の発見は六つ目となった。 現町名のものだが、発見できると嬉しい。 発見日 2023年2月6日 発見場所 東京都板橋区宮本町 歴史 1871年(明治4年)11月廃藩置県で所属していた浦和県(現埼玉県)から東京府に編入。大区小区制実施。 1878年(明治11年)郡区町村編制法により北豊島郡が設置され、東京府北豊島郡前野村となる。 1889年(明治22年)4月1日市制町村制施行により志村と合併、東京府北豊島郡志村大字前野となる。 1932年(昭和7年)10月1日東京府内市郡併合による板橋区発足に伴い、東京府東京市板橋区志村清…

  • 加須市指定有形文化財 石敢當 in 千方神社(ちかたじんじゃ)

    2023年1月19日、加須市を探索していると神社があった。 何と言う神社なんだろう? 一礼をして、北側鳥居から入る。 千方神社だった。 社務所に貼られていた「千方神社 境内のご案内」を見る。 えっ! 何と石敢當があるではないか! 沖縄だけに存在するものだと思っていた。 石敢當 加須市文化財 石敢當とは中国古代の力士の名だといわれ、中国では町や村の境や辻に建てられ、災害や疫病の守護神として祀ったものといわれている。表面には石敢當・文化十四年丁牛冬十一月長至日、鵬斉陳人興国と刻されている。この石敢當は文化・文政時代の六斎市(五・十の市)即ち毎月五日・十日・十五日・二十日・二十五日・三十日の六日間開…

  • 鈴木家住宅と東京放送局聴取章 in さいたま市緑区

    赤山街道を散策途中立ち寄った。 いつ見ても素晴らしい! 発見日 2023年1月31日 発見場所 埼玉県さいたま市緑区大間木1889 享保12年(1727年)、鈴木家は高田家とともに井沢弥惣兵衛に従って、見沼干拓事業に参加しました。享保16年の見沼通船堀の完成と同時に鈴木・高田両家は幕府から差配役に任じられ、江戸の通船屋敷で通船業務をつかさどり、八丁堤などには通船会所を持っていました。鈴木家は、各船に対する積荷や船頭の割り振りなどの船割りを行い、文政年間以降は八丁会所において船割りにあたり、住まいも八丁に移しました。現在残る鈴木家住宅は、この頃の建立となり、見沼通船の船割り業務を担った役宅として…

  • 旧町名 北乗物町

    随分前に発見したものだが、今まで北乗物町の千代田区町名由来板があるのに気が付かなかった。 昨日(2023年2月11日)、神田北乗物町付近を歩いていたらたまたま町名由来板を発見することができたので、今更であるが紹介することした。 ①北乗物町5 発見日 2019年9月14日 ②北乗物町8 発見日 2019年11月30日 千代田区町名由来板 神田(かんだ)駅の東側には、古い町人町(ちょうにんまち)の面影(おもかげ)を残す町名が目につく。鍛冶町(かじちょう)、紺屋町(こんやちょう)、北乗物町(きたのりものちょう)。そしていまは消えたが、塗師町(ぬしちょう)、鍋町(なべちょう)なんていうのも戦前の頃まで…

  • 旧町名 渋谷区豊分町

    まだこのブログを始める前の約2年前のことになるが、②は①を探しに来た時に発見した。 その時は①は発見できず、ひとつ見つかったからいいやと思い、そのまま存在を忘れていた。 先日、渋谷区の旧町名で見落としがないかを再調査している時に、まだ発見できていなかったことを思い出した。 ストリートビューで事前調査するが、入り込めないところにあるようだったので、確認することはできなかったが、この辺だろうとあたりを付けた。 初探索から随分経ってしまっていたが、幸いなことに消滅しておらず、現地ではすぐ発見することができた。 ①澁谷区豊分町二番地 発見日 2023年2月7日 発見場所 東京都渋谷区広尾二丁目 ②渋谷…

  • 石川啄木歌碑と旧町名「京橋區瀧山町」

    発見日 2023年2月4日 発見場所 東京都中央区銀座六丁目6-7 銀座で歩道を歩いていた時に、反対側の歩道に鳥の彫刻があるのに気が付いた。 キツツキ? 道路を渡って近寄ってみると木の幹の形をした石川啄木の歌碑だった。 この道は歩いたことがあるはずだが、今まで気が付かなかった。 京橋の瀧山町の 新聞社 灯ともる頃のいそがしさかな 啄木 この歌の「京橋の瀧山町」が気になった。 京橋區時代の旧町名なのだろうか? 裏側に回答があった。 京橋の瀧山町の由来 京橋の名は維新後の明治十一年に新たに制定された区名で昭和二十二年に現在の中央区に改められるまで七十年の間都民にしたしまれてきた区名です。瀧山町の名…

  • 神田練塀町と神田松永町の境界

    以前下記の記事で台東区の旧町名「練塀町」のことに触れたことがある。 citywalk2020.hatenablog.com 今回は千代田区の神田練塀町について調べてみよう。 きっかけはライオンズマンションに設置されているプレートだった。 同じ建物に違う町名のプレートが設置されている。 ライオンズマンション秋葉原は「神田練塀町」 東全ゴム工業株式会社は「神田松永町」 どうなってるんだ? 東全ゴム工業株式会社創業は1921年(大正10年)10月で、2021年に創業100周年を迎えたそうだ。 他にもあった。 練塀町とかっこ書きで松永町と書かれている表札だ。 建築計画のお知らせ ここにも神田松永町と神…

  • 旧町名 渋谷区元広尾町

    久しぶりに旧町名「元広尾町」の痕跡の現存を確認するために広尾五丁目付近を訪れた(2023年2月7日)。 広尾散歩通りは平日にもかかわらず賑やかだった。 創業100年超の銭湯もある。 なんと牧場もあったそうだ。 七星舍牧場跡地 1887(明治20)年、志村峯吉がこの地に七星舎牧場を開設しました。大変先見性のあった人で、1902(明治35) 年に当時渋谷村と言われた田舎の地に大きな二階建ての木造洋館を建設しました。 屋根の上には大きな看板があり一面に「七星舎」の文字が描かれ、両側に小さく「牛」「乳」と描かれていました。洋館の裏には450坪(1485㎡) の牧場に乳牛が 約15頭飼育されており、その…

  • 竹林の小道とイイナパーク川口の夕景

    まだ紹介していないが、最近、赤山街道巡りをしている。 赤山街道とは、江戸時代に関東地方発展の礎を築いた伊奈氏が、土木工事を推進する中で、拠点とした足立郡赤山(現埼玉県川口市赤山)の赤山陣屋と現地との連絡や物資の輸送を目的として設けた道路のことだ。 この日(2023年1月31日)は、赤山陣屋跡へ行ってみることにした。 自宅から目的地までの距離をYahoo!地図で調べたところ、約10kmだった。予定だと徒歩で2時間ちょっとのはずだが、寄り道ばかりしていたので、2時間オーバーの約4時間もかかってしまった。 赤山街道については、まとめるのには時間がかかりそうなので、今回は、探索途中で出会った風景のいく…

  • マミーショップの球体看板

    訪問日 2023年1月25日 訪問場所 東京都台東区台東三丁目 えっ!ここにあったはずのあれがない! 解体される前はこうだった。 ここには看板建築が並んでいた。 2019年11月5日 右側から撮ったもの 2020年2月1日 左側から撮ったもの 一番右の建物に付いているものをご存じだろうか? そう、あれの正体、タイトルにあるマミーショップ(森永牛乳が展開している販売店)の球体看板だ。球体、球形、丸形、円形、土星型のどれが正式名称かわからないが、当ブログでは球体にしておく。 フォルダーを確認したが、看板を至近距離で撮ったものが見つからなかったので、建物メインの写真になってしまった。 いつか解体され…

  • 現町名「秋葉原」とその旧町名「練塀町」そして「長者町一丁目」と『練塀架道橋』

    恥ずかしい話だが、結構最近まで「秋葉原」という町名の存在を知らなかった。 旧町名の痕跡が現存していないところの現町名については疎かった。 何時だったか忘れたが、初めて見た時の反応は、 えっ! 「台東区秋葉原」? 秋葉原は千代田区ではないのかい。 「オタ区」でもなかった。(そんな区があるわけない!) JR東日本の秋葉原駅の所在地は外神田一丁目で、秋葉原ではなかった。 「台東区秋葉原」は秋葉原駅から少し離れているところにある。 秋葉原駅と御徒町駅のちょうど真ん中あたりにある。 京浜東北線、山手線や新幹線等の線路と公園、それにいくつかのビルがあるだけだ。 電気店、メイドカフェ、ゲームショップもない。…

  • 旧町名 浦和市田島北

    新たに「浦和市大字田島字北」時代のものを発見したので、以前発見したものと合わせて紹介することにしよう。 ①浦和市田島北1465 発見日 2020年12月7日 発見場所 埼玉県さいたま市桜区田島四丁目 ②浦和市田島北1 4 番地 発見日 2023年1月17日 発見場所 埼玉県さいたま市桜区田島四丁目 「北」の文字は消されてしまっているようだが、うっすらと見える。 自分の老眼の目で見えるのだから、若い人は、絶対、きっと、たぶん、おそらく、心の目を使わなくて見えるだろう。 歴史 もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡与野領に属する田島村であった。 1889年(明治22年)4月1日町村制施行に伴い周辺1…

  • レトロな木製電柱とそこに巻き付いているもの in 東京都台東区谷中

    今回紹介する谷中幼稚園前にある木製電柱には、電力プレートが付いているのだが、それについては次の記事で紹介した。 citywalk2020.hatenablog.com 今回の主役は、気が付いただろうか。 まず、昭和を感じさせる木製電柱だ。 谷中に木製電柱、似合うとは思わないだろうか? ただ場所が商店街ではなく、谷中幼稚園の前。 裸電球が付いているが、残念ながら現役ではないようだ。 次は巻き付いているものについて 巻き付いているものとは何だと思うだろうか? ワト舎(雑貨屋さん)の看板じゃないの? 幼稚園の注意書きかな? ではない。 そう、木だ。 棚があるのでフジの木だと思うが、まるで大蛇が絡みつ…

  • 郵便創業100年記念ポスト

    郵便創業100年記念ポストは、東京都に日本橋郵便局前と本郷郵便局前に、大阪府に日本銀行大阪支店前にと3基しかないらしい。 日本銀行大阪支店(大阪府大阪市北区中之島2丁目1)は当面訪問する予定はないので、東京都にあるふたつのポストを紹介しよう。 ①本郷郵便局 撮影日 2023年1月21日 撮影場所 東京都文京区本郷6丁目1-15 人と車がいないところを狙って撮るのだが、それがなかなか大変だ。 この写真も近くに人がいるのだが、見えない角度を探して撮ったもの。 たかが1枚の写真であるが、出来栄えはともかくとして、結構苦労して撮っているのである。 右側 郵便創業100年記念郵便ポスト 左側 通常の郵便…

  • 看板「あぶない ブレーキ! とびだし」 東京都文京区千駄木

    ネットで調べていたら面白い看板を発見したので、探してみよう。 発見日 2023年1月21日 発見場所 東京都文京区千駄木二丁目 この電柱の両側には何があると思うだろうか? 想像もつかない。 その通りだろう。 右側 緑バージョン 左側 こちらは赤バージョンだった。 初めて見た。 上下はかなり劣化しているが、絵ははっきりしている。 一輪車人間? 何というユニークなデザインだろう。 この後ろにある家から人が出てきた。 何か言われると思ったが、大丈夫だった。 どこかに出かけるために出てきただけだったようである。 他にもないかと周辺を探したみた。 あった! 裏を見たが、赤バージョンはなかった。 こちらは…

  • 旧町名 文京区氷川下町

    ネットで調べていたら、旧町名の発見情報があった。 いつも参考にさせて頂いている方の発信だった。 この辺りは探索したことがあるはずなのだが、この旧町名の痕跡の存在は、今まで気が付かなかった。 発見日はすべて2022年12月17日。 ①表札 発見場所 東京都文京区千石三丁目 すぐ近くで解体工事をしている人が数人いたので彼らの目が気になった。こちらを見ていないだろうと思われる時を見計らって、さっと写真を撮り、伏目がちにその場を立ち去った。 急いで撮ったが、ちゃんと撮れていてよかった! ②電力プレート 発見場所 東京都文京区千石二丁目 劣化が進んでいるが、遠目でもこの形ですぐわかった。 ③町会員プレー…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、citywalk2020さんをフォローしませんか?

ハンドル名
citywalk2020さん
ブログタイトル
歩・探・見・感
フォロー
歩・探・見・感

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用