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TSのつぶやき https://tsiel.hatenablog.com/

異文化との橋渡しともいえる英語について、日々感じる話題や疑問、そして考察を綴っていきます。 英語添削指導等の英語に関するサービスを提供するTS英語会 (TS Institute of English Language) の公式ブログです。

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2022/09/23

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  • 不思議な日本語訳– 5 (レトリーバー)

    私が犬好きで、大型犬を飼っていることは以前にも述べましたが、大型犬で最も人気がある犬種が「レトリーバー」です。この「レトリーバー」という呼び名は、JKC(ジャパン ケネル クラブ)の登録名で正式な日本名ですが、巷では「レト」の後の長音「リー」を短音にした「レトリバー」も広く使われているようです。 「レトリーバー」は、アメリカでは特に人気が高く、2021年のAKC(アメリカン ケネル クラブ)の登録数では「ラブラドール・レトリーバー」が第1位、「ゴールデン・レトリーバー」が堂々の第3位です。これに対してJKC(ジャパン ケネル クラブ)では、「ゴールデン・レトリーバー」が第11位(6,138頭)…

  • 英語閑話 – 5 (LとR)

    前回に引き続き英語の発音の話題です。今回は、日本人が発音するのに苦労し区別することが難しいと言われている”L”と”R”を取り上げます。 もう50年以上前になりますが、中学で英語を習い始めたころ、教師から「日本人は”Rice”(ライス)『米』を食べていると説明しても、発音が悪いから”Lice”『シラミ』にしか聞こえず、外人に変な顔をされた。」と言われ、/l/と/r/の発音を必死で練習したことを思い出しました。 “Rice”「米」 “Lice”「シラミ」 - ”Louse”(ラウス)の複数形 日本語には「ラ」「リ」「ル」「レ」「ロ」とラ行は一種類しかありませんので、”Ra” ”Ri” ”Ru” ”…

  • 英語閑話 – 4 (MとN)

    今回は”M”と”N”の発音について考えてみます。 これらを普通にカタカナ表記すると”M”は「エム」、”N”は「エヌ」となります。しかし、最後の「ム」と「ヌ」は子音単独の無声音なので、日本語の「ム」と「ヌ」とは異なり、両方とも「ン」という音になります。では、違いは何かと言うと、/m/は「ン」を口を閉じて発音するのに対して、/n/は「ン」を口を開けたままでは発音するということです。 実際に”M”と”N”を、前者は最後に口を閉じて、後者は最後に口を開けて「エン」と発音すると、何となく”M”は「エム」、”N”は「エヌ」に聞こえませんか。 この/m/は口を閉じて「ン」と発音する、/n/は口を開けたままで…

  • 不思議な日本語訳– 4 (パトリオット)

    先日、久しぶりのJ-アラート(全国瞬時警報システム)が発信され驚きました。北朝鮮から発射された弾道ミサイルが、日本の領土・領海に落下または通過する可能性があるとのことでしたが、幸い何の影響もなく無事に過ごすことができ一安心です。 ところで、追尾・解析の結果、実際にこのような弾道ミサイルが日本へ落下すると判断される場合は、破壊措置命令が発令され迎撃が行われることになります。この迎撃に運用されるミサイルシステムが、「パトリオット」”PATRIOT”と呼ばれる、アメリカのレイセオン社” Raytheon Co.”が開発した長距離・高高度・全天候型防空システムです。システムの詳しい説明は省きますが、”…

  • これって和製英語? – 4 (ノーリードとドッグラン)

    犬好きで、しかも犬を飼っているので、ついつい話題が犬関係になってしまいます。 犬の飼い主にとっての必需品の一つに「リード」”Lead”があります。「リード」とは犬の行動を制限する引き綱のことを指し、英語では一般的に”Leash”(リーシュ)と言います。 因みに、この”Leash”(リーシュ)という単語には「引き綱に繋ぐ」という動詞もあります。 また、“Lead”(リード)の動詞は「引き綱に繋ぐ」というよりは「(引き綱に繋いで)導く、連れて行く」の意味になります。 ”Leash”(リーシュ) - 「リード」のことです では、「リード」というのは和製英語なのでしょうか。違います。引き綱を”Lead…

  • 英語閑話 – 3 (単複同形)

    英語は単数と複数を明確に区別する言語で、英語の名詞(ここでは可算名詞の意)には単数形と複数形がある、と英語を習い始めたときに教えられ、面食らった記憶はありませんか。 一つの名詞につき、この複数形と単数形を使い分けるという概念は日本語にはありません。加えて、その英語の複数形というものが、ただ単に”s”を付ければ良いというものばかりではなく、”es”であったり(Dish→Dishes、Watch→Watchesなど)、しかも語尾の”y”や”f”を、”i”や”v”に変えて”es”とするもの(Lady→Ladies、Wolf→Wolvesなど)や、全く違う綴り(発音)になるもの(Man→Men、Too…

  • 不思議な日本語訳– 3 (NPT再検討会議)

    英語の表現や名称を日本語に訳したものを見たとき、元の英語はどうなっているのだろうと興味を持ったことはありませんか。古くなりますが、たとえば1987年の映画「危険な情事」は、マイケル・ダグラス演じるエリート弁護士が、出来心でした不倫がきっかけで相手がストーカーと化し、遂には家族を巻き込んで破滅するというサスペンス映画です。この映画の原題は”Fatal Attraction”(フェイタル・アトラクション)です。直訳すれば、”Fatal”は「致命的」「破滅的」で、“Attraction”は「(人を)惹きつけること」ですから、「破滅につながるような惹かれ方をしてしまったこと」という意味になります。勿論…

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