ひとやすみ 72候(日本で独自に発展した農作業のための暦)の 30候「半夏生」は 田植えを終えた農家さんに 休息の時を 告げます 今、食卓にあがる ご飯の量が減り 当たり前にあった「お米」と それを育む農家さんの ありがたさに 頭が下がる想いの日々。。。 水田の光景も 愛お...
テラコッタお人形達の、 静かに息づくストーリーと 染織物のコーディネートストーリーを お伝えできたらと思っています
2025年7月
🌿第30候 「みずはのめ」半夏生~はんげしょうず~terracotta art narrative
ひとやすみ 72候(日本で独自に発展した農作業のための暦)の 30候「半夏生」は 田植えを終えた農家さんに 休息の時を 告げます 今、食卓にあがる ご飯の量が減り 当たり前にあった「お米」と それを育む農家さんの ありがたさに 頭が下がる想いの日々。。。 水田の光景も 愛お...
第29候「凛」~菖蒲華 あやめはなさく~terracotta art narrative
その時、その場でないと (photo mariya_m) 菖蒲は、自分にふさわしい「その時」でないと花を咲かせず 自分にとっての「その場」でないと 葉はバラバラに。。 凛 菖蒲の 自分を揺るがさない 真っ直ぐで 高貴な性質 Shinkou Tanakaの テラコッタアート「...
2025年7月
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ひとやすみ 72候(日本で独自に発展した農作業のための暦)の 30候「半夏生」は 田植えを終えた農家さんに 休息の時を 告げます 今、食卓にあがる ご飯の量が減り 当たり前にあった「お米」と それを育む農家さんの ありがたさに 頭が下がる想いの日々。。。 水田の光景も 愛お...
その時、その場でないと (photo mariya_m) 菖蒲は、自分にふさわしい「その時」でないと花を咲かせず 自分にとっての「その場」でないと 葉はバラバラに。。 凛 菖蒲の 自分を揺るがさない 真っ直ぐで 高貴な性質 Shinkou Tanakaの テラコッタアート「...
夏枯草 ( photo 風待人 ) 夏枯草(カゴソウ)は、冬に芽を出し 春に牡丹色の小さな花を 咲かせます 夏になる頃 その花は花穂となり 先人達は 夏枯草の花穂を乾燥させ 夏を乗り切る生薬として 用いてきました 人に寄り添う 植物なんでしょうね 私も。。。夏枯草にあやかっ...
飛梅 梅の実が黄色く色ずく頃 梅にまつわる逸話は 数多くあって その一つに 菅原道真が 太宰府に左遷された際 彼の愛した 京の梅の木が、その身を案じ 京から太宰府まで飛んできたという 「飛梅伝説」があります。 梅は 縁ある人の 心と躰の状態を 感じとることが出来る 存在な...
土の中から 土の中で サナギだった蛍が 羽化をし 夜空を舞う季節 蛍の成長は とても多彩です 幼虫のころは 水中で サナギになる頃ころ 土にもぐり 羽化を待ち 6月になると 光を放って夜空へ✨ 三界をよみがえる 水・土・空と 自分自身と生きる世界を変えて 成長していく蛍に ...
小さなカマキリ カマキリの赤ちゃんが 育つ季節 (photo アトリエにて) アトリエの 花壇のペパーミントの葉に いつも一匹で 餌取をしている カマキリさん 1センチ程 だった躰も 今は 3センチに カマを折りたたんだ姿が 合掌しているように 見えます いつもここで 毎...
金色の麦穂 麦の穂たちが 風にそよいで 金色の波のように うねる時 いつも ”ある光景”を 想い出します たぶん みなさまも 同じ映像が 想いうかんだはず。。。 大地との絆 ” その者 青き衣をまといて 金色の野に降り立つべし。 失われし大地との絆を結び ついに人々を 清浄...
紅花栄 ~べにばなさかう~ 「くれない」の染料となる紅花が 満開になる頃。 特に 最上川の肥沃な土と 朝霧は 古来より 良質な紅花を育んできました 「からくれない」の熱量 (紅花から採れる染料「からくれない」) 平安時代の 風流才子で美男の 在原業平の和歌に 紅葉を映す竜田...
桑の幹 蚕が桑の葉を食べ 成長する頃 蚕の作る繭は 美しい絹織物となります さらに 蚕が食べる桑の葉の幹は 年輪の美しい銘木として知られ 家具や工芸品に 生まれ変わります (野原工芸さんの作る 桑の経年変化の美しい万年筆) 桑の記憶 桑の葉を食む 蚕の繭から作られる 美しい...
根が繋がって 竹の根っこは地下で、繋がりあい 竹同士は、まるで網の目のように そして 竹林全体が ひとつの大きな生命体のように 連携しています。 同じ夢を見ていた? 最近、お客様がお孫さんを連れて アトリエに遊びに来てくれました 「うちの孫は観音様が好きで、 ランドセルに...
皮膚呼吸 雨が降り続くと 土の酸素が減り 皮膚呼吸をしているミミズは 酸素を求めて 土から出てきます(かわそう。。) (photo Florin Birjoveanu) 土壌を豊かにしてくれるミミズさんも 皮膚が 外界とのやり取りの 大切な器官なんですね ヒトも 「肌が合...
体感ベース アトリエのある地域は、朝晩は肌寒くて まだ カエルさんは 鳴かないかも。。。 季節からの せっつくような体感がないと terracotta art の物語が浮かばないです 夏の気配に さわぎたつような風が吹くとき カエルさんも 鳴いてくれるかな? photo ...
百花の王 百花の王 牡丹咲く頃 (photo Annette Meyer) 皇すめらぎの牡丹 (terracotta art narrative Mizutamari imacoco「皇すめらぎの牡丹」) 祖父、Jirou Tanaka 作 テラコッタアート「花便り」の願い...
水田 田に水がそそがれ 苗が植え付けられる頃 (phpto rony michaud) (photo akino_tayu) 水鏡 terracotta art narrative Mizutamari imaccoco 「水鏡」 祖父、Jirou Tanaka作 テラコッ...
水辺の仲間たち 川岸に葦の緑が映える頃 今日は 私の所有している 父、田中伸幸の作品「琉球舞踊」を 載せてみたいと思います 紅型(琉球の着物)の絵柄が 今の季節にピッタリ (所蔵 Mizutamari imacoco) 水辺の植物と鳥たちが 幸せそうな絵柄 腰を屈めて わず...
水滴が光を受けて 季節にみずみずしさが戻り 水滴が光を受けて 虹が現れる頃 (photo Anja) 清く明るく生まれ変わる terracotta art narrative Mzutamari imacoco「清く明るく生まれ変わる」 ~ Explanation of t...
浮力 雁の群れが北国へ 帰る頃 雁の羽ばたくときの浮力が 効率的に伝播するのが この編隊の形 先頭の雁は一番 抵抗を受けるので 仲間が変わるがわる 先頭を担当します 約束の地 ~ Explanation of terracotta art narrative ~ 約束の地を...
南から つばめが 海を渡って 日本に来る頃 (photo TheOtherKev) (葡萄の新芽) 2024・45候 それから ( terracotta art narrative Mizutamari imacoco 「2024・45候それから」) ~ Explanati...
春雷 雷鳴に 心の殻はいやおうなしに破られ 変わらざるをえない「時」を識らせる 春雷 (photo Albrecht Fietz) Wake up ! (terracotta art narrative Mizutamari imacoco「Wake up !」) ~ Ex...
やっと やっとアトリエの山桜が咲いてくれました 母が亡くなって いつの間にか アトリエのポーチの脇に生え始めた「山桜」 (photo mizutamari imacoco ~アトリエにて~) こそばい(くすぐったい)🌸 terracotta art narrative M...
風が熱気を運び始める季節(7月7日~11日) 日中の暑さも和らぐ夕暮れは、一日の終わりにホッとする時ですね😌 そんな夕暮れに、お風呂で汗を流すと、一日の疲れも取れていきます 田中二郎 作 「湯の香」 二郎の作品には、「香」のつく名前が多く、作品のある部屋の空気をも変える ...
季節を72の名前に分けて、それぞれに身近で、美しい季節の言葉でつづるられた 日本古来の暦「72候」 身近な暦の流れに乗って テラコッタ物語を綴ります 農家さんは、半夏(カラスビシャク)が田んぼのあぜ道に、生えてくる頃を(7月1日~6日) 田植えを終わらせる目安にしていま...
梅雨の幕明けを告げる、菖蒲の花が咲く季節(6月26日~6月30日)🪻 菖蒲は紫色がほとんどですが、こちらには黄菖蒲を載せてみました。 菖蒲の香りには、自律神経を安定させたりリラックスさせる働きが、あるそうです 心も躰も、揺れ動くこの季節、躰の軸を整えてくれる香りなんでしょ...
冬に成長した夏枯草(かこそう)が、枯れる季節🌾🌾🌾 ↑ この夏枯草はまだ綺麗な紫色ですが、今の季節、麦の穂のように、枯れてくるそうです。 日干し乾燥させた夏枯草は、古来より抗炎症や利尿の生薬として用いられてきました。 田中二郎 作 「真心」 この巾着袋の中には、生薬が...
梅の実が、黄色いに色ずく季節🍊(画像の梅はまだ青いけど。。。) (梅の実画像 Pixabay manseok_Kimさんより提供) 黄色や赤に色ずく梅の実を、見てると。。。小さい頃に何度も見た、手塚治虫アニメ映画 「西遊記」を思い出しました。 孫悟空の幼なじみ「リンリン」...
土の中でサナギだった蛍は、土が水分を含み柔らかいこの季節、土から這い上がり下草や枯草をつたって空へ飛び立ちます✨ 蛍は幼虫の時も、サナギの時も光っているそうですよ~✨✨ SHINKOU 作 「望郷」 背中部 手部 土の中のサナギの気持ちになって、この作品を選びました😊 ...
カマキリのお母さんが秋に産みつけた卵から、かわいい赤ちゃんが生まれてくる季節☘️ カマキリは合掌しているように見える姿から「拝み虫」と言われています。古代ギリシャでは「神の使い」とも! 学生の頃、玄関先の植木にいたカマキリと目が合ってしまって、「ウルウルした大きな瞳」と合わ...
麦の穂が黄金色に実る頃🌾 SHINKOU 作 「心田を耕す」 ↓ (麦畑の画像はPixabay TheDigitalArtistさんより提供↑) 風にたなびく、黄金色に光るぬ麦の穂を見ていると。僧侶でありメイクアップアーティスト、活動家でもある 西村宏堂さんの美しく豊かな...
黄色い花を咲かせる「紅花」は山形県のシンボル🏵️ 紅花からとれる赤い色素は、古来より「口紅」や「布を染める染料」 として愛されてきました 祖父 JIROU 作 「花便り」 紅花で染められた絹衣を、まとっって、やっと咲いた「春ぼたん」を、 誰に届けに行くのかな? むせかえ...
蚕起食桑の頃(5月20日~25日)☘️ 蚕は今の季節、たくさん桑の葉を食べるそうです。さなぎになる時に繭を作り、その繭の生糸(天然繊維)は800~1200mになります。 生糸(絹糸)は光沢があり滑らかで、古来より珍重されてきまし た ↓ SHINKOU 作 「希求」 脚...
竹笋生のころ(5月15日~20日)、5月に入ってすぐに友人夫婦が掘れたて筍を、 どっさり持って来てくれました🩷 筍は大好物🩷今年も筍ざんまいの食卓が1週間ほど続きました😊 筍はデトックス作用があると聞いたことがあります 躰のデトックスができてたら嬉しいな🩷🩷🩷...
SHINKOU 作 「楽樹焼 ミロク」 ミミズさんが土の中で活動始める季節🌱 土を耕してホッコホッコに柔らかくしてくれるミミズさんは 魂をホッカホッカにしてくれる「弥勒菩薩」の働きそのものと思い、↑ の作品を 選びました😊 日本古来の暦72候は、1年のうちに72回も季節...
カエルが元気に鳴き始める、みずみずしい季節 SHINKOU 作 楽樹焼「歓喜」 まだまだカエルの声は聞こえてきませんが 季節の空気に、「弾み」を感じ ↑ 上の作品を選びました🐸 背景は「photo room」のAI君とコラボレーション❤️
日本古来の暦、72候では今の時期を「🌺牡丹華(4月30日~5月4日)」と呼んでいます (ギリギリの投稿になってしまいました😔) SHINKOU 作 「琉球舞踊 かせかけ」 「かせかけ」は、愛しい人を想いながら、布を織っていく 心情を表現した舞踊だそうです🩷 幾重にも...
楽樹焼「イノリ」 SHINKOU 作 祖父 JIROU より伝わる木目調のテラコッタ 仕上げに天然加工を施し、時を重ねるごとに、深みのある艶が出ます 田植えの季節 豊作を祈られながら、田植えられた若苗達 秋には、その「祈り」が「実り」になりますように🌾🌾
祖父 JIROU 作 「泉」 (画像の転載禁ず)↑ ↓ 水辺に葦が芽吹きはじめる季節 葦原の中つ国の女神様が 水辺に、おられたら「素敵」と妄想してみました 女神が持つ 水瓶は、水が尽きることはないのでしょうね (↑画像 photolibraryより購入 )
JIROU作 「希望」雨上がりの爽やかな空色に、薄っすら淡くプリズムが 描かれています 幸福のシンボル虹🌈が現れる季節 ↓去年の今頃、アトリエの前に現れた虹 神様の芸術には、どこまでもかないませんね
「祓風の女神」 shinkou作 🍃秋にシベリアの寒冷地から、日本に渡ってきた雁が 再び北へと帰っていく季節🪿 (画像 パブリックドメインより) 雁が向かう空を、祓風の女神が清め その旅が安寧でありますように
大変申し訳ございません 体調を崩してしまい、イベントの準備が間に合わず。 中止にさせていただく事に なりました 心より お詫び申し上げます
🍃shinkou作 「風に舞う」 ツバメが、南から海を渡り日本に来てくれる季節 ツバメを乗せる風をイメージしてみました🍃 テラコッタ彩色では、肌の質感をだす工程が一番難しいです ツバメが日本での子育てを終えて 南に帰る時も この風に乗って欲しいな🩷