中受算数問題の難化。 今に始まったことではないと思いますが、20年前の開成の問題が今では「標準」。 年々難化を繰り返し、受験生の負担が増加してきました。 「中…
受験生の親として中学受験に関わりました。 本人は、小4からSAPIX通塾、2022年2月 最難関中学(S67&70)に合格しました。
今日は8月31日。 夏休みも最後になりました(9/1は日曜なので子どもにとってはラッキー)。 多くの学校で来週から新学期が始まります。 中学受験では、最終年度…
子どもの中学受験に伴走している親からすると、親が子どもに勉強を直接教える必要があるのか気になりました。 塾や専門家はよく、「親は教える必要はない」とか、「むし…
中学入試算数では、答えのみを解答欄に書かせる学校もありますが、途中の計算式を書くスペースが設けられていることも多く、その場合には答えだけでなく、途中式をしっか…
明治初期のお雇い外国人の中でも「クラーク博士」はよく知られているのではないでしょうか。 「少年よ、大志を抱け」(Boys be ambitious!)という言…
中学入試にはいくつか決まり事があります。 問題用紙に明記されているものもありますが、そうでないものもあります。 例えば…、 解答は解答用紙の決められた解答欄に…
子どもの中学受験に伴走したことから思うのは、日々の勉強を進める上で、予め立てた計画にもとづいて時間管理をして進めることの大切さです。 簡単なことだと思うかもし…
以前、当ブログで取り上げた、埼玉県の男女別学の県立高校の共学化問題。 『埼玉県立高校共学化問題の背景』去年から今年にかけて議論が盛り上がっている、男女別学とな…
中受算数の計算力について書いてきました。 中でも暗算力は、結構重要だと思います。 ここでの暗算とは、単に頭の中で速く計算するというだけでありません。 数を瞬時…
ちょっと面白い計算問題がありました。 数に強い人ならば、一瞬で解けるのだとか… 1+1/5+3/100+1/250+1/2000+3/50000=? うーん…
前回のブログの続きです。 中受算数の計算力を鍛える問題集について続けたいと思います。 ◎中学入試 でる順過去問 計算 合格への920問 中学入試 でる順過去…
以前、中受算数の計算力について書いてきましたが、計算力は、とにかく繰り返すことにとって養われると思います。 出来るだけ毎日やることが重要。 そのため時間を決め…
以前取り上げた、中受算数の文章題で出る、平均の問題(平均算)について続けたいと思います。 平均算とは、例えばこんな問題です。 国語と数学の平均点がともに68.…
以前、中受算数に必要な計算力は、暗算や計算の工夫によって「速く正確に」計算する力だという趣旨のことを書きました。 計算する順番や計算方法を工夫したり、数を「か…
次の問題をご覧いただきたい。 兄と弟の去年のお年玉の合計が55000円だった。今年のお年玉は、昨年と比べて兄は15%減少、弟は8%減少したので、合計で6500…
中学受験において算数は必須科目で、入試が難しい中学では、多くの場合算数の問題が難しい傾向があります。 算数の問題の難易度によって受けられる学校が決まってきてし…
受験に暗記は付き物で避けて通れないと思います。 中学受験では、特に理科と社会については思考力以前の問題として幅広い知識が必要です。 何もないところから独創的な…
損益算は、商品の仕入れ値に一定の利益を見込んで定価をつけて販売したり、割引を行ったりするというように売買計算を行うもの。 商売の世界では当たり前のことですが、…
自分自身をふり返ると、大昔の受験や定期テストのたぐいは暗記で勝負できました。 一夜漬けで点数がとれました。 ても試験が終わるとどんどん抜けていきました。 暗記…
中受算数の文章題で、「平均」の問題がよく出されます。 実際に出題された次の問題を取り上げて考えてみたいと思います。 問題男子と女子合わせて40人のクラスで算…
3年生の2月からスタートする塾のカリキュラムに乗せようと思えば、準備期間を入れると、小学生2年生くらいまでには、中学受験に向けて進むかどうかをある程度検討した…
パリでオリンピックが開催されている。 日本人選手の活躍はとても誇らしい。 フェンシングでもレスリングでも柔道でも体操でもそうですが、メダリストのインタビューな…
中学入試算数では速さの問題が頻出。 例えば、次の問題。 「A地点からB地点まで車で、行きは時速40㎞、帰りは時速60kmで往復した。このとき平均の速さは時速何…
中学受験では算数は避けて通れません。 入試が難しい学校では高い算数力が求められるのは間違いありません。 計算力や図形を認識力も大切ですが、それと同じくらい「問…
子どもの通った中受塾では、志望校の過去問を小6秋以降に各家庭でやるように指示がありました。 夏期講習のときに配られた「有名中入試問題」(主な学校の入試問題を教…
子どもの受験に親が伴走していると、特に勉強面では、最初のころは親が丁寧にフォローすることができても、小5以降に進むとそれも限界になることが多いと思います。 中…
今年の夏は異様に暑い。 受験の夏といえば夏期講習。 中学受験の夏は、朝から晩まで塾に缶詰め。 ほぼ1日ぶっ通しの授業があり、課題も山ほど出るので、なかなか終わ…
子どもが中学受験する場合、親としては、勉強のことはプロである塾に任せたい。 勉強以外に親のサポートが必要なことは山ほどありますから。 子どもの健康管理、学校に…
中学入試は関東では基本的に4教科(国算理社)になります。 どの科目も大切で、バランスよくできることが大切だと思います。 「苦手科目」や「極端に弱い科目」を作ら…
子どもが小4になって中受塾に通うようになったら、塾のテキストを自分で予習して、熱心に子どもに教える親がいます。 日中は仕事があるので、朝早く起きて会社に行く前…
最近同世代の親と話をする機会がわりと多いのですが、我が子の教育に熱心な親が多いと感じます。 自分たちの親世代が、第二次大戦前後の生まれくらいの年代で(団塊とか…
親世代の受験といえば、何と言っても大学受験。 暗記と過去問の徹底反復というイメージをもちます。 自分も含め、学生時代にそういうやり方で試験を突破してきた親も多…
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中受算数問題の難化。 今に始まったことではないと思いますが、20年前の開成の問題が今では「標準」。 年々難化を繰り返し、受験生の負担が増加してきました。 「中…
受験にチャレンジするという目標を立て、その目標を達成するまでの道のりを一言でお言い表すのは難しいと思います。 決して平たんで歩きやすい道だったわけではなく、む…
この問いに対する自分なりの答えを持てるか(持っているか)。 小学生の子どもが受験生の場合、受験が自分事になりにくいところがあると思います。 未だ人生経験が短く…
受験塾には志望校合格のメソッド、ノウハウがあります。 動画配信もありますが、対面でのライブ授業の方が感じが出ます。 塾では、入試に出る最も重要なところを取り上…
受験塾では、授業ときに小テストが行われることがあります。 中学受験のときに子どもが通っていた塾では、授業前に毎回、算数の小テストがありました。 そのほかの科目…
子どもが入試が難しい学校に合格できた理由としてはいろいろ考えられますが、決め手を特定することは難しいと感じます。難関校の受験生は、一部を除き、誰が受かってもお…
最近、仕事で繋がりがある人から相談というかグチを聞かされた。 その人は有名大を出てピカピカな会社に勤めている。 一般にはエリート社員、と言える。 聞くと、社内…
子どもを学習塾に通わせていると、塾との関わりを考える機会があります。 塾により様々ですが、定期的に子どもの塾での様子や留意点などを各家庭にこまめにフィードバッ…
前回からの続きです。 子どもが中受塾に入塾して半年ごとの塾のテストの偏差値を比較していました。 当初半年間の平均を基準として、半年ごとに見て、どれくらい変化し…
子どもが小3の冬に中学受験をスタートしました。 大手塾に入って3年間。 塾では毎月テストがあり、順位や偏差値が出ました。 各回ごとの変動が大きいため、偏差値は…
仕事の関係で接点がある人と雑談をしていて、受験や教育が話題になることがあります。 意外なところで小学校受験や中学受験に関わったという人がいて新たな発見もありま…
我が家では子どもが小3の冬、小4になる直前から中学受験をスタートしました。 子どもが通っていたS塾では毎月のようにテストがありました。 主として内部生が受ける…
経済的な余裕がないと中学受験は大変だと言われる。 塾の費用はかなりかかりました。 学年が進むと雪だるま式に増えますし、受験や入学以降の費用もかかります。 今年…
2025年の首都圏中学受験者数は6万2200人、受験率は21.5%でした(日能研調べ)。 2024年が6万5600人(受験率22.7%)だったので、数も比率も…
以前、ある親子の話を取り上げましたが、その続きです。 高学歴な父親の過剰な介入により子どもが勉強嫌いになったケースでした。 その家にはもうひとり子どもがいまし…
子どもの受験に伴走した経験から思うのは、今の中学受験はある程度親が関与しないと難しいということと、親が仕事をしていても(仕事をしているからこそ)できることはあ…
ある親子の話について書きたいと思います。 父親は難関国立大卒。 父親は、息子さんが小3のときに中学受験させることにしました。 大手有名塾に入れ、大学受験を突破…
いろいろな中受親と話していると、子どもの受験に対する親の関わり方は千差万別だと思います。 各家庭の方針や事情により、また子どもによっても大きく変わります。 正…
親がぴったり横に張り付いて子どもに勉強させて成績がアップ。 親が目と手を離したら、急にダウン。 親のサポートで子どもに下駄をはかせても、それは本当の実力ではな…
大学受験は、100%本人の受験ですから、親が何かを言うことはありません。 アドバイスを求められたら無視しないですが。 「こう思うけど、あとは自分で考えてみたら…
前回、ポジティブな感情が記憶力を活発化させるという話を取り上げました。 「好きな勉強」はどんどんはかどり、学習したことがよりよく定着していく…。 すると問題が…
脳の中に、「扁桃体」(へんとうたい)とよばれる、アーモンドの形の器官(神経細胞の集まり)がある。 ここは感情をつかさどるところで、「快・不快」を生み出す。 人…
ネット記事を読んでいて、ある教育心理学の専門家の方が書かれていたことを読んで腑に落ちるところがありましたので取り上げてみたいと思います。 専門家が指摘するとこ…
中学受験で御三家と言われるような、超難関校に通う子はどんな子なのか?と聞かれることがあります。 そうした学校に通う子ども達やその親をリアルに知っているので、何…
前回、会社の採用面接について書いた。 今回は、私立小の「お受験」での保護者面接について取り上げてみたい。 突拍子もない感じがするかもしれませんが、この2つの面…
この時期、企業の採用活動が本格化している。 6月からは面接が解禁となった。 採用選考で面接官をする機会があり、志望する学生と面談することがある。 選考プロセス…
19世紀に、イギリス人のサミュエル・スマイルズという人が書いた、「自助論」という本がある。 「天は自ら助くる物を助く。」で始まる一節は、聞いたことがあるかも知…
今年の開成中の入試(算数)で、「1から9までの数字と四則演算を使って2024を作れ」という問題が出ました。 「1つの数字を2個以上使えない」「2個以上の数字を…
子どもの中学受験に伴走した経験は、改めて家庭における親(父親)の役割について考える機会にもなりました。 受験は競争の世界なので、どうしても、他の子、他の家庭の…
子どもの中学受験に伴走していました。 受験が終わり、周りの知人から『中学受験をして一番良かったことは何?』と聞かれたら何と答えるだろうか。 息子が○○中に受か…
中学受験の弊害としてしばしば指摘されることとして、入試で出題される算数の問題が、あまりに「特殊で独特な」問題になっていて意味がない、というものがあります。 最…
子どもの受験に伴走し、また自身の資格試験での経験から、夜寝る前に暗記モノを集中的にやることと、朝起きて朝食前に計算や論理的思考力など頭を使う学習をするのが効果…
子どもの中学受験が終わると、親も子もそれまでの「受験一色」の生活から変わりました(解放された、と言った方がいいかもしれない)。 子どもは「中高一貫校」という全…
先日に続いて、今の学生に人気のある就職先の会社について、経済誌によるアンケート(2025年卒業予定の主要国公立及び私率の学部生及び院生5000人以上への調査)…
問題を解くまではいいが、答え合わせをして間違えると、落ち込む、苦痛を感じる、拒絶反応が出る、学習意欲がなくなる…。 中学受験の専門家によれば、そうした子どもの…
中学受験の先には大学への進学(場合により大学受験)があり、その先には就職があります。 もちろん大学を卒業しても就職せずに、研究する、留学する、各種国家資格を取…
日本の大企業では、採用者の出身大学はメジャーな大学に集中する傾向があります。『大手商社の採用大学ランキング』先日、「コスパ最強の学歴」についてブログで取り上げ…
以前、中高一貫校における上級生と下級生の「タテの関係」について触れました。 中高一貫校では、学校にもよりますが、行事や部活において、高2生や高3生が「執行部」…
いい学校に進学して、いい会社に入る。 学歴信仰は過去のものだと考えていました。 日本は学歴社会ではないと思っていたのですが…。 例えば、大手商社の新卒採用者の…
中学受験に向かう動機、目的は様々だと思います。 我が子に合った環境で学べる、整った設備と質の高いカリキュラム、将来いろいろな可能性が広がる等々…。 各家庭それ…