中受塾の合格実績において、開成合格者数と筑駒合格者数を比べてみると、殆どの場合、前者の方が後者よりも多くなっている。 ともに入試が難しい学校の代表格で、募集人…
受験生の親として中学受験に関わりました。 本人は、小4からSAPIX通塾、2022年2月 最難関中学(S67&70)に合格しました。
都圏中学受験のメイン、東京で入試がスタートする2月1日。 首都圏の中受家庭において、この日の受験校の選択が最も大きなポイントの一つになるのは間違いありません。…
まず、実際に灘中入試で出た算数の問題から。 つぎのような出題がありました。 89の倍数と、113の倍数を小さい順に並べていったとき、50番目の数はいくつか? …
約分 分数があるときに、分子と分母を同じ数でわって、できるだけ簡単な分数に変換する。 ただそれだけなんですが、とても大切というか深いと思います。 中学入試では…
最近、偏差値について書いてきましたが、男子校、女子校に続いて共学編ということで。 共学では首都圏最難関の渋幕は、S偏差値は男女とも65、Y偏差値は男子70、女…
本屋に行ったら、平積みになっていた本の表紙が目に入りました。 「小学校で習う計算が5秒でできる」 小学校で習う計算が5秒で解ける 算数 ひみつの7つ道具Am…
以前、開成のS偏差値が高めに出ているという話を取り上げました。 女子校では、首都圏最難関の桜蔭ですが、S偏差値は63、Y偏差値は71 女子学院は、S偏差値61…
以前、男女別学の公立高校を巡る問題を取り上げましたが、「この令和の時代に公立で男子校とか女子校があるのか」という感じがしなくもありません。 日本全国には公立高…
前回(↓)からの続きで、開成のS偏差値が「高すぎる」背景について考えたいと思います。『塾により、開成と麻布の偏差値の差が異なる件』以前、塾によって開成と麻布の…
ヤフーニュースに出ていた問題。【思考力チェック!】それぞれ「E」「R」「2」「9」と書かれた4枚のカードがある。「母音が書かれたカードの裏はかならず偶数である…
以前、塾によって開成と麻布の偏差値が大きく違っている場合があるという話を取り上げました。 『麻布の偏差値は68?それとも61?』塾によって入試の難易度を表す偏…
子育ての最終目標は子どもが独り立ちすることだと考えます。 いつになったら、自分のことは自分でできるようになるのか…。 「子どもは、何かを自分でやろうと思ったと…
塾によって入試の難易度を表す偏差値の値が異なっています。 ここでいう偏差値は、塾に蓄積された、受験生の模試での偏差値と実際の合否のデータから、偏差値毎に見てい…
首都圏中学受験の主戦場である、東京・神奈川入試の初日は2月1日。 2024年は、1日午前の入試を約42,900人の受験生が受験しました。(ちなみに首都圏の公立…
今年、首都圏のある大手塾が公立中高一貫校受検指導から撤退したと話題になった。 公立中高一貫校の入試は、学校法施行規則により学力検査を行わないことになっているた…
先日、埼玉の男女別学の公立高校を巡る問題を取り上げました。 埼玉県では、県の第三者機関が、男女別学の公立高校共学化の早期実現を求める勧告を県教育委員会に提出し…
身近で小学校受験について見聞きすることがありました。 小学校受験は本当の意味で「親の受験」なので、親の面接が重要なポイントになり、また、親が書く「願書」が結構…
去年から今年にかけて議論が盛り上がっている、男女別学となっている埼玉の県立高校をめぐる問題。 埼玉県立高校の共学化求める市民団体が会見“見直しが不可欠”|NH…
昨日からの続きです。 あのSAPIXよりも難関校に強い2つの少数精鋭塾を取り上げています。 入室テスト エルカミノ:小1~小3は入室テストはなく、小3秋…
少数精鋭の中学受験塾、エルカミノとフォトンについて取り上げたいと思います。 共に、首都圏中学受験の絶対王者とも言うべきSAPIXよりも難関中に強く、算数指導に…
子どもの受験沼にはまっている親は「変わった人」が多い、らしい。 過去問をサクサク解く在宅勤務など仕事を柔軟に調整できる塾の面談で講師と話せる情報量をもっている…
中学入試では合格者を定員よりも多く出す学校があります。 学校側が予め辞退者を見込んでいるためです。 首都圏で御三家といわれる学校も例外ではありません。 例えば…
関西では低学年から中学受験の先取りをする塾がありますが、関東では少ないです。 例えば、算数に特化したフォトンなどはありますが…。 首都圏の大手塾では小1、小2…
子どもの中学受験に伴走した経験は、大変ではあったけれど、親にとっても子どもにとっても成長の糧になったと思えます。 今から振り返れば、もっとああしておけばよかっ…
ネットで、「78+75×94」を紙と鉛筆を使わずにパッと計算できますか?という問題を見かけました。 ただの計算問題ですが、「どう計算するか?」 そのサイトにの…
中学入試の難易度と比べて「出口」の実績がいい学校、いわゆる「お得校」についてブログで取り上げたことがありました。 『中学受験の「お得校」?』中学入学時の偏差値…
以前、ブログで取り上げたことがある「おみやげ算」 『小学生がたった1日で19×19まで暗算できる?』ある参考書が売れている。 「小学生がたった1日で19×19…
「中学受験は親が9割」と言われる中、親にはとても大きなプレッシャーがかかります。 子どもの受験の成否は親の頑張りにかかっているのではないか。 親がちゃんとして…
中学受験時の学力と大学受験の結果はあまり関係がなく、「中学受験はコスパが良くない」という見方があります。 過去、この点について研究し論文があることがわかりまし…
中学受験は特殊なところがあります。 小学校ではやらないこと、中学・高校レベルに匹敵する内容をやるので、相当な準備が必要です。 「学校で学ぶこと、学んだこと」の…
子どもの受験や通学している中高一貫校の関係で、他の保護者や子ども本人との接点が増えました。 会社関係でも、子どもの受験や教育が話題になることも増え、意外なとこ…
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中受塾の合格実績において、開成合格者数と筑駒合格者数を比べてみると、殆どの場合、前者の方が後者よりも多くなっている。 ともに入試が難しい学校の代表格で、募集人…
受験において塾の選択はとても重要。 大手塾の場合、通える校舎が複数あったり選択できたりする場合があります。 塾が決まっても、その中でどの校舎にするか迷うことも…
中受算数問題の難化。 今に始まったことではないと思いますが、20年前の開成の問題が今では「標準」。 年々難化を繰り返し、受験生の負担が増加してきました。 「中…
受験にチャレンジするという目標を立て、その目標を達成するまでの道のりを一言でお言い表すのは難しいと思います。 決して平たんで歩きやすい道だったわけではなく、む…
この問いに対する自分なりの答えを持てるか(持っているか)。 小学生の子どもが受験生の場合、受験が自分事になりにくいところがあると思います。 未だ人生経験が短く…
受験塾には志望校合格のメソッド、ノウハウがあります。 動画配信もありますが、対面でのライブ授業の方が感じが出ます。 塾では、入試に出る最も重要なところを取り上…
受験塾では、授業ときに小テストが行われることがあります。 中学受験のときに子どもが通っていた塾では、授業前に毎回、算数の小テストがありました。 そのほかの科目…
子どもが入試が難しい学校に合格できた理由としてはいろいろ考えられますが、決め手を特定することは難しいと感じます。難関校の受験生は、一部を除き、誰が受かってもお…
最近、仕事で繋がりがある人から相談というかグチを聞かされた。 その人は有名大を出てピカピカな会社に勤めている。 一般にはエリート社員、と言える。 聞くと、社内…
子どもを学習塾に通わせていると、塾との関わりを考える機会があります。 塾により様々ですが、定期的に子どもの塾での様子や留意点などを各家庭にこまめにフィードバッ…
前回からの続きです。 子どもが中受塾に入塾して半年ごとの塾のテストの偏差値を比較していました。 当初半年間の平均を基準として、半年ごとに見て、どれくらい変化し…
子どもが小3の冬に中学受験をスタートしました。 大手塾に入って3年間。 塾では毎月テストがあり、順位や偏差値が出ました。 各回ごとの変動が大きいため、偏差値は…
仕事の関係で接点がある人と雑談をしていて、受験や教育が話題になることがあります。 意外なところで小学校受験や中学受験に関わったという人がいて新たな発見もありま…
我が家では子どもが小3の冬、小4になる直前から中学受験をスタートしました。 子どもが通っていたS塾では毎月のようにテストがありました。 主として内部生が受ける…
経済的な余裕がないと中学受験は大変だと言われる。 塾の費用はかなりかかりました。 学年が進むと雪だるま式に増えますし、受験や入学以降の費用もかかります。 今年…
2025年の首都圏中学受験者数は6万2200人、受験率は21.5%でした(日能研調べ)。 2024年が6万5600人(受験率22.7%)だったので、数も比率も…
以前、ある親子の話を取り上げましたが、その続きです。 高学歴な父親の過剰な介入により子どもが勉強嫌いになったケースでした。 その家にはもうひとり子どもがいまし…
子どもの受験に伴走した経験から思うのは、今の中学受験はある程度親が関与しないと難しいということと、親が仕事をしていても(仕事をしているからこそ)できることはあ…
ある親子の話について書きたいと思います。 父親は難関国立大卒。 父親は、息子さんが小3のときに中学受験させることにしました。 大手有名塾に入れ、大学受験を突破…
いろいろな中受親と話していると、子どもの受験に対する親の関わり方は千差万別だと思います。 各家庭の方針や事情により、また子どもによっても大きく変わります。 正…
学校HPに卒業生の進学先の大学が学部別に掲載され、現役と既卒者の内訳ものっています。 1人で何校も受かったデータが含まれる「合格実績」ではなく、実際に進学した…
前回と前々回、「好き」という感情は記憶力を高め、逆に「嫌い」という感情は記憶力が低下するという話を取り上げました。 ある科目が一旦「嫌い」になってしまったら、…
前回、ポジティブな感情が記憶力を活発化させるという話を取り上げました。 「好きな勉強」はどんどんはかどり、学習したことがよりよく定着していく…。 すると問題が…
脳の中に、「扁桃体」(へんとうたい)とよばれる、アーモンドの形の器官(神経細胞の集まり)がある。 ここは感情をつかさどるところで、「快・不快」を生み出す。 人…
ネット記事を読んでいて、ある教育心理学の専門家の方が書かれていたことを読んで腑に落ちるところがありましたので取り上げてみたいと思います。 専門家が指摘するとこ…
中学受験で御三家と言われるような、超難関校に通う子はどんな子なのか?と聞かれることがあります。 そうした学校に通う子ども達やその親をリアルに知っているので、何…
前回、会社の採用面接について書いた。 今回は、私立小の「お受験」での保護者面接について取り上げてみたい。 突拍子もない感じがするかもしれませんが、この2つの面…
この時期、企業の採用活動が本格化している。 6月からは面接が解禁となった。 採用選考で面接官をする機会があり、志望する学生と面談することがある。 選考プロセス…
19世紀に、イギリス人のサミュエル・スマイルズという人が書いた、「自助論」という本がある。 「天は自ら助くる物を助く。」で始まる一節は、聞いたことがあるかも知…
今年の開成中の入試(算数)で、「1から9までの数字と四則演算を使って2024を作れ」という問題が出ました。 「1つの数字を2個以上使えない」「2個以上の数字を…
子どもの中学受験に伴走した経験は、改めて家庭における親(父親)の役割について考える機会にもなりました。 受験は競争の世界なので、どうしても、他の子、他の家庭の…
子どもの中学受験に伴走していました。 受験が終わり、周りの知人から『中学受験をして一番良かったことは何?』と聞かれたら何と答えるだろうか。 息子が○○中に受か…
中学受験の弊害としてしばしば指摘されることとして、入試で出題される算数の問題が、あまりに「特殊で独特な」問題になっていて意味がない、というものがあります。 最…
子どもの受験に伴走し、また自身の資格試験での経験から、夜寝る前に暗記モノを集中的にやることと、朝起きて朝食前に計算や論理的思考力など頭を使う学習をするのが効果…
子どもの中学受験が終わると、親も子もそれまでの「受験一色」の生活から変わりました(解放された、と言った方がいいかもしれない)。 子どもは「中高一貫校」という全…
先日に続いて、今の学生に人気のある就職先の会社について、経済誌によるアンケート(2025年卒業予定の主要国公立及び私率の学部生及び院生5000人以上への調査)…
問題を解くまではいいが、答え合わせをして間違えると、落ち込む、苦痛を感じる、拒絶反応が出る、学習意欲がなくなる…。 中学受験の専門家によれば、そうした子どもの…
中学受験の先には大学への進学(場合により大学受験)があり、その先には就職があります。 もちろん大学を卒業しても就職せずに、研究する、留学する、各種国家資格を取…
日本の大企業では、採用者の出身大学はメジャーな大学に集中する傾向があります。『大手商社の採用大学ランキング』先日、「コスパ最強の学歴」についてブログで取り上げ…
以前、中高一貫校における上級生と下級生の「タテの関係」について触れました。 中高一貫校では、学校にもよりますが、行事や部活において、高2生や高3生が「執行部」…