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  • 【読書感想】終末のフール 伊坂幸太郎

    終末のフール (集英社文庫) [ 伊坂幸太郎 ]価格:792円(2022/10/3 15:42時点)感想(220件) 八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは? 今日を生きることの意味を知る物語。 地球滅亡まで残された時間は8年。この絶妙にして微妙なタイムリミット。残された時間を人々はどう過ご..

  • 【読書感想】殺人鬼Ⅱ 逆襲篇 綾辻行人

    殺人鬼 --逆襲篇 (角川文庫) [ 綾辻 行人 ]価格:704円(2022/10/3 15:37時点)感想(3件) 伝説の『殺人鬼』ふたたび! ……蘇った殺戮の化身は山を降り、麓の街へ。いっそう凄惨さを増した地獄の饗宴にただ一人立ち向かうのは、ある「能力」を持った少年・真実哉! ……はたして対決の行方は?! 戦慄の殺人鬼再び!!あの双葉山の殺人鬼が再び惨劇の夜を作り出す。しかも今回は山から下り麓の町までやって来た。まずは山を下りる途中に偶然出くわしてしまった家族が、殺人鬼のターゲットになってしまう。その後今回の惨劇の舞台となる病院に向かう。 ここにこの殺人鬼の意志を感じ..

  • 騒がしい楽園 中山七里

    騒がしい楽園 (朝日文庫) [ 中山七里 ]価格:726円(2022/12/21 14:02時点)感想(0件) 都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。 騒音や待機児童など様々な問題への対応を迫られる中、 園の生き物が何者かに惨殺される事件が立て続けに起き、やがて事態は最悪の方向へ──。 『闘う君の唄を』に連なる、シリーズ第2弾。 ブロトピ:ブログ更新通知をどうぞ! ブロトピ:ブログ更新しました! ブロトピ:アクセスアップのお手伝い!ブロサーあんてなにあなたも入会してみないか! ブロトピ:本のおすすめ ブロトピ:ブログを更新しました!

  • 【読書感想】ルパンの帰還 横関大

    ルパンの帰還 (講談社文庫) [ 横関 大 ]価格:814円(2022/10/3 15:30時点)感想(2件) 警視庁捜査一課で活躍する桜庭和馬。部下に配属された、別嬪の新人刑事は京都の老舗探偵事務所に生まれた北条美雲、23歳。ドジで愛嬌のある天才肌。バディを組んだふたりが直面したのは、和馬の妻子が巻き込まれたバスジャック事件だった。連続ドラマ化で話題沸騰の人気シリーズ新展開! 新キャラ登場の自己紹介的なエピソード。 泥棒一家の娘と警察一家の息子、紆余曲折の結果なんとか結ばれた二人。とはいえ真逆の立場にある二組の家族が分かり合えるはずもなく、両家の板挟みに苦心している模様..

  • 【読書感想】私に似た人 貫井徳郎

    私に似た人 (文庫) [ 貫井徳郎 ]価格:858円(2022/10/3 15:25時点)感想(2件) 小規模なテロが頻発するようになった日本。実行犯たちは一様に、冷たい社会に抵抗する《レジスタント》と称していた。テロに走る者、テロリストを追う者……それぞれの心象と日常のドラマを精巧に描いた、第151回直木賞候補作。 今まさに起こりえる近未来の話。舞台は小口テロが頻発するするようになった日本。それは遠い先の話ではなく、いまにも起きそうな話である。小口テロとは貧困層に位置する者達が、社会への抗議をこめて自爆テロを実行する。何か組織立って動いているわけでなく、あくまで個人の判断によ..

  • 【読書感想】死神の精度 伊坂幸太郎

    死神の精度 (文春文庫) [ 伊坂 幸太郎 ]価格:748円(2022/10/3 15:20時点)感想(312件) CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしないーそんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。 彼の名前は千葉。職業死神。死神といっても人間を直接死に至らすのではなく、"死神"という会社に勤める会社員(調査員)という感じ。彼が担当している業務は、対象になった人物について一週間調..

  • 【読書感想】清須会議 三谷幸喜

    清須会議 (幻冬舎文庫) [ 三谷幸喜 ]価格:628円(2022/10/3 15:13時点)感想(54件) 信長亡きあと、清須城を舞台に、歴史を動かす心理戦が始まった。猪突猛進な柴田勝家、用意周到な羽柴秀吉。情と利の間で揺れる、丹波長秀、池田恒興ら武将たち。愛憎を抱え、陰でじっと見守る、お市、寧、松姫ら女たち。キャスティング・ボートを握るのは誰なのか? 五日間の攻防を「現代語訳」で綴る、笑いとドラマに満ちた傑作時代小説。 ”この作品は個人的見解に基づいて描かれています”という注釈が必要です。清須会議という史実を現代的にしかも三谷幸喜的に解釈するとこうなりますっていう、歴史を扱..

  • 逢魔が刻 腕貫探偵リブート 西澤保彦

    逢魔が刻 腕貫探偵リブート (実業之日本社文庫) [ 西澤 保彦 ]価格:770円(2022/12/13 16:12時点)感想(0件) 神出鬼没の公務員探偵「腕貫さん」を“だーりん”と呼び慕う、美貌の女子大生・住吉ユリエ。同級生の小泊瀬海人から「親族が関わった殺人事件を題材にミステリ小説を書いてみたい」と相談され、大乗り気でストーリー作りに着手。ユリエは腕貫さん顔負けの名推理を披露するが、行き詰まって相談した腕貫さんから、ユリエに厳しい駄目出しが…・・・!? (「ユリエの本格ミステリ講座」) 今作ではほかに、鳥遊葵、阿藤江梨子、安達真緒、水谷川刑事etc.……シリーズ既刊でお馴..

  • 魔弾の標的 警視庁捜査一課十一係 麻見和史

    魔弾の標的 警視庁捜査一課十一係 (講談社ノベルス) [ 麻見 和史 ]価格:1,045円(2022/12/13 12:41時点)感想(0件) 廃屋で全裸の男が遺体で発見された。動物用の檻に閉じ込められ、腹部には深く大きな傷があった。そして傷口には、薬品が付着している。混乱の中、捜査が始まるが、今回の事件、刑事・如月塔子の相棒は鷹野秀昭ではなかった。いったい、なぜ? 戸惑っている塔子を嘲笑うかのように、その夜、第2の事件が発生ーー。闇夜から犯人を、引きずり出すことができるのか? 大人気警察シリーズ、2年ぶりの最新刊! ブロトピ:ブログ更新通知をどうぞ! ..

  • 【読書感想】ミハスの落日 貫井徳郎

    ミハスの落日 (創元推理文庫) [ 貫井徳郎 ]価格:858円(2022/10/3 15:06時点)感想(0件) スペインはミハスに住まう大富豪に突如呼び寄せられた青年、ジュアン。面識もない老紳士が語るのはジュアンの亡き母との苦い記憶だった。三十年の月日を隔てて密室殺人の謎が明かされる表題作の他、青年と警察の視点で綴るストックホルムの悲劇的な殺人、疑惑の未亡人を探るサンフランシスコの保険調査員、ジャカルタで発生した連続娼婦殺人事件、カイロを訪れたアメリカ人美女の秘密など、ストーリーテリングの名手が異国を舞台にその土地で生きる人々の悲痛な叫びをすくい取る。あまねく襲う衝撃の結末が深い余..

  • オイディプス症候群 笠井潔

    オイディプス症候群 (創元推理文庫) [ 笠井 潔 ]価格:1,870円(2022/12/11 16:05時点)感想(0件) 謎の病に罹患したウイルス学者フランソワから預かった資料を、ナディア・モガールと矢吹駆は、フランソワの師マドック博士に届けるべくエーゲ海のミノタウロス島に渡る。島の館には十人の男女が滞在することになるが、嵐で島は孤立、ギリシア神話をなぞるように装飾された客の死体が次々に発見される! 奇怪な連続殺人の真相は? シリーズ中の白眉。第3回本格ミステリ大賞受賞作。 ブロトピ:ブログ更新通知をどうぞ! ブロトピ:ブログ更新しました! ブロ..

  • 夜に溶けたいと願う君へ 音はつき

    夜に溶けたいと願う君へ (スターツ出版文庫) [ 音はつき ]価格:671円(2022/12/11 13:06時点)感想(0件) 高2の色葉は裕福な家で育ち、妹は天才ピアニスト。学校ではみんなから頼られる優等生だが、毎晩のように家を出て夜の街へと向かってしまう。誰にも言えない息苦しさから逃げるようにーー。そんなある夜、同じクラスの瓦井睦と家出中に偶然出会う。学校でも浮いた存在の彼と隠れて会ううち、色葉は次第に“いい子”を演じていた自分に気づく。家にも学校にも居場所がない色葉に、睦は「苦しかったら逃げたらいい」と背中を押してくれてーー。 ブロトピ:ブログ更..

  • 心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理 神永学

    心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理 [ 神永 学 ]価格:1,650円(2022/12/10 11:38時点)感想(0件) 「幽霊は人間の脳によって生み出される」-数学者フェルマーの名を騙りネットに現れる怪しい3D映像。幽霊マンションの怪、女子学生寮のポルターガイスト現象、老教授宅で深夜に鳴るピアノ……。幽霊を透視する大学生・斉藤八雲と、数学の天才である准教授・御子柴岳人が対峙する複雑怪奇な連続事件。電脳空間に暗躍する謎の男の正体とは? 八雲シリーズの最高傑作が登場! ブロトピ:ブログ更新通知をどうぞ! ブロトピ:ブログ更新しました! ..

  • 【読書感想】重力ピエロ 伊坂幸太郎

    重力ピエロ (新潮文庫 新潮文庫) [ 伊坂 幸太郎 ]価格:825円(2022/10/3 15:01時点)感想(324件) 兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。 凄い家族の絆の物語。だからこそ悲しい物語にも感じてしまった。 読み終わった時に率直に感じた感想は..

  • 【読書感想】ヒア・カムズ・ザ・サン 有川浩

    ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫) [ 有川 浩 ]価格:539円(2022/10/3 14:56時点)感想(33件) 編集者の古川真也は、特殊な能力を持っていた。手に触れた物に残る記憶が見えてしまうのだ。ある日、同僚のカオルが20年ぶりに父親と再会することに。彼は米国で脚本家として名声を得ているはずだったが、真也が見た真実はーー。確かな愛情を描く表題作と演劇集団キャラメルボックスで上演された舞台に着想を得た「ヒア・カムズ・ザ・サン Parallel」を収録。有川浩が贈る物語新境地。 そこにあるのは七行のあらすじ。そこから趣が異なる二つの物語が紡がれる。同じあらすじから違う物..

  • 罪の轍 奥田英朗

    罪の轍 (新潮文庫) [ 奥田 英朗 ]価格:1,210円(2022/12/6 10:30時点)感想(0件) 昭和三十八年十月、東京浅草で男児誘拐事件が発生。日本は震撼した。警視庁捜査一課の若手刑事、落合昌夫は、近隣に現れた北国訛りの青年が気になって仕方なかった。一刻も早い解決を目指す警察はやがて致命的な失態を演じる。憔悴する父母。公開された肉声。鉄道に残された“鍵”。凍りつくような孤独と逮捕にかける熱情が青い火花を散らす──。ミステリ史にその名を刻む、犯罪・捜査小説。 ブロトピ:ブログ更新通知をどうぞ! ブロトピ:ブログ更新しました! ブロトピ:ア..

  • 秋雨物語 貴志祐介

    秋雨物語 [ 貴志 祐介 ]価格:1,870円(2022/12/5 02:03時点)感想(0件) 失踪した作家・青山黎明が遺した原稿。それは彼を長年悩ませる謎の転移現象の記録だった。転移に抵抗する青山だったが、更なる悪夢に引きずり込まれていく(「フーグ」)。ある呪いを背負った青年の生き地獄、この世のものとは思えないある絶唱の記録など、至高のホラー4編による絶望の連作集。『黒い家』『天使の囀り』『悪の教典』……いくつもの傑作を生み出した鬼才・貴志祐介が10年以上にわたり描き続けた新シリーズが遂にベールを脱ぐ。 ・「餓鬼の田」 ・「フーグ」 ・「白鳥の歌」 ・「こっくりさん」 ..

  • 悪い麗人 帝都マユズミ探偵研究所 堀川アサコ

    悪い麗人 帝都マユズミ探偵研究所 (新潮文庫nex(ネックス)) [ 堀川 アサコ ]価格:693円(2022/12/5 00:51時点)感想(0件) 伯爵探偵と成金助手を惑わす美貌の罠ーー。伯爵家の次男坊である黛望(まゆずみのぞみ)は、報酬を取らずに探偵を請け負う酔狂な男。その助手は、成金の不良息子にして恋多き美男、牧野心太郎。今回二人が巻き込まれるのは、カフェーの女給が殺される場面を映した活動写真(ムービー)の噂、男を喰い殺す南洋の魔女の誘惑、華族の子息と絶世の美少年の男色スキャンダル、街中に現れる巨大な肉塊の謎……伯爵と成金バディが退廃薫る帝都東京の怪事件を追う! ..

  • 【読書感想】ドミノ 恩田陸

    ドミノ (角川文庫) [ 恩田 陸 ]価格:704円(2022/10/3 14:49時点)感想(27件) 一億の契約書を待つ生保会社のオフィス。下剤を盛られた子役の麻里花。推理力を競う大学生。別れを画策する青年実業家。昼下がりの東京駅、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく! ドミノはまず並べる忍耐が必要。タイトルのドミノは後半のそれぞれの出来事が連なり一気に話が進んでいく様子を形容しているのだと思う。しかしドミノは勝手に倒れるわけでなく、きちんと並べる所から始めなければならない。 前半はそれぞれの話がそれぞれに進み、一つずつ状況の確認や進展を描くため..

  • 【読書感想】相棒 五十嵐貴久

    相棒 (PHP文芸文庫) [ 五十嵐貴久 ]価格:817円(2022/10/3 14:42時点)感想(4件) 時は幕末、京の都――。大政奉還を目前に控え、徳川慶喜暗殺未遂事件が起こった。幕閣から犯人探索の密命を受けたのは、坂本龍馬と新選組副長の土方歳三。しかし二人に与えられた時間は、わずか二日間だった。いがみ合い、衝突しながら捜査を続ける二人が最後に行きついた人物とは?そして龍馬暗殺の真相を知った土方は?幕末維新のオールキャストでおくる、傑作エンタテインメント長篇小説。 幕末というのは面白い。倒幕派にも佐幕派にも大義があってどちらか一方が正しいという話で済まない。表に出ている出..

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