先日、ふと隣町の真楽寺に行ってきました。着いたのは午前九時頃、訪れる人はほとんどなく、新緑の木立のなか爽やかな冷気に身も心も洗われました。真楽寺には、甲賀三郎の龍神伝説にでてくる透明な池があります。ゴールデンウィークなのに訪れる人は少なく静かな世界でした。幾つかスマホで撮った写真の紹介です。龍神伝説ですが、甲賀三郎が龍神となる云い伝えです。要約すると、美しい妻と幸せに暮らす三郎をいつの日か2人の兄は妬むようになり、一族の繁栄のためにと嘘をついて、貴重な宝玉を取りに行こうと三郎を立科山に誘い出します。宝玉が眠るとされている深い深い人穴を三郎は藤のつるに掴まって下りていくと、兄たちは、そのつるを切ってしまい、三郎は奈落の底へと落ちてしまいます。これを知った三郎の妻は、悲しみのあまり夫の後を慕って、三郎を探すた...龍神伝説