前回のブログから間があいてしまいましたが、発表会に向けて今年取り組んだ緊張対策。 一番はやっぱり「練習」 今年は一曲だったこともあって、少し余裕もあり「細かいところまで練習しているから大丈夫！」と自信を持てるくらいにまで練習しました。結局間違えましたが、本番直前に「仕上がってない、ミスタッチしたらどうしよう」とドキドキするより「大丈夫」と思って臨めるのは大事！（それでも、もっともっと練習が必要ってこともわかりました） 二つめは弾き合い会に参加したこと。 今年初の試みとして、弾きあい会に参加をしました。この経験がとても大きかったです。 SNSなどでよく聞く大人の弾き合い会ではなく、通っている教室…

先日無事、発表会に参加し演奏してきました。 今年は4月に仕事が変わり、忙しくなることを見越して一曲だけの参加でした。 一曲だけにして3月末には譜読みを終わらせ、弾き込む時間をしっかり取るという計画。やっぱり4月からは練習時間もきちんと取れなかったので、この通りでよかったです。 本番の演奏は……片手になってしまった部分はあったけれど、楽しめました！初めての経験♪ これまでは人前で弾くとどうしても緊張してしまい、どう弾くかわからなくなり、とにかく前へ進むことで精一杯な状態になっていました。 今回は緊張はしていたものの、曲の初めから音と響きを聴きながら、きれいだな、楽しいなと思いながら弾いていました…

行って来ましたラ・フォル・ジュルネ！ この連休の3日間、東京国際フォーラムで開催されているクラッシック音楽イベントです。 期間中、1時間程の有料コンサートが各ホールで開催され、チケットの半券で入場できるステージ公演やマスタークラス、講演会、また広場や会場の外、丸の内周辺で無料で楽しめるコンサートが開催されます。楽器店やオーディオなどクラッシック音楽に関連した展示ブースやグッズ販売、キッチンカーも出て公演の合間に回るのも楽しい。 昨年初めて行って、楽しくて、今年はもっと聴きたい！と情報解禁日からしっかりチェックしてチケットを取りました。 毎日行きたいけど絞って4日のみ、ピアノをメインに4公演（小…

新しい仕事が始まって数週間。 思っていたより練習時間が取れません！一日20分が限度でこれ以上時間を捻出しようとすると睡眠時間を削るしかなく、さすがに仕事や生活に支障が出てくるので厳しい。疲れもたまり、連休が待ち遠しい！ そんな中で曜日も時間も変わり、週の半ばの夕方にレッスンがありました。 これまでは自宅から自転車で数分の先生のお宅に通っていましたが、4月からは仕事から直行し最寄駅から歩いて向かうかたちになりました。（いつもと逆方向なのでちょっと迷った・苦笑）。 挨拶をしてちょっとだけお話してから弾き始めると、指がふわっとしてきて「楽しい！」 この感覚は初めて。ミスタッチやまだまだな部分ばかりだ…

大人になってからピアノを習い始め、少ししてからこのブログを書き始めました。レッスンの振り返りも兼ねて自分自身の頭の中の整理のためのブログですが、私がいろいろな人のブログを読んで参考にしてきたように、誰かのお役に立てるといいな、励みになるといいな、と思って書いてきました。 この4月からですが、ピアノは変わらず週1回レッスンに通います。 ただ私の仕事が変わったことにより、大きな生活の変化があります。 これまではパートだったり仕事量がそれ程ない働き方をしていましたが、4月からはフルタイム+仕事量あり+通勤時間1時間半以上、の生活になります。仕事自体は自分で希望したものですし、楽しみなのですが、ピアノ…

土曜の午後、たまたまつけたテレビのチャンネルを変えたら聞こえてきたバッハのインベンション1番。 曲に合わせて、二つの階段のような道の上を四角が進んでいる映像でした（説明が難しい）。なんだろう？と思って見ていると、階段のようなものは音を表していて、二つあるのは2声を表しているよう。さらに音形が色分けされていました。 NHKのEテレでやっている『名曲アルバム＋（プラス）』でした。プラスって何？と思ったら、クリエイターがそれぞれの解釈で映像をつけたもの、らしい。 子どもの頃にもクラッシックの有名曲にCGをつけた5分間番組があって、ふとそれを思い出しました（気になって調べてみたら『音楽ファンタジー・ゆ…

意味、メリット、理由……いろいろな言葉はあるけれど「意義」。この言葉を選んだ深い意味はないのだけど、レッスンを受けることの「価値」のようなものを感じたので「意義」がニュアンスが近いかなと思ってます。 今のレッスンは私の練習時間が取れないこともあり、発表会の曲一曲だけのレッスンになってます。 今回レッスンを受けていて「そうだったのね」と目の前の景色が鮮明になる感覚がありました。 バロックの曲でトリルがあって三拍子で、フレーズが絡んでいく曲なので、レッスンでは「ここはこうだよね？」とひとつずつ問題点を指摘されました。先生にこんがらがった紐をどんどんほぐしてもらった感じ。 やることが多くて、フォーカ…

当たり前なのだけど、レッスンにならない。 …………。 当たり前すぎて「何言ってんだこいつ」状態ですが。 先生は優しいので「思い出しながら／復習ってことで」と言ってくれるけど、新しい学びにはならない。「自分で練習が進んでいないと思っても何にひっかかっているか見れるから弾いて」と言われてレッスンになる時もあるけれど、やっぱり中身は濃くないことが多い。 わかってはいるのだけど！（ならやれよと突っ込んでみる） 今日もせっかくの休日が仕事絡みで半日潰れて、しかも終わってみればなかなか無意味な時間だったので虚しさがすごい。あの5時間でやりたいことあったのにな。 4月から仕事が変わり、数年ぶりにフルタイムに…

たびたびおこる体調不良と仕事の忙しさで、レッスンをお休みしていました。 今週は久しぶりのレッスンで『プレ・インベンション』48番は合格！ 前回のレッスンではアウフタクトの捉え方が間違っていて「この曲はアウフタクトの練習だと思って」フレーズをしっかり意識して練習。 間違えていたポイントはクリアして、やっと頭に入ってきた感じ。先生からも「自分のものになってきたね」と言われました。 そして「まだよくなる部分はあるけど、レッスンとしてはこれでOK、でもこの曲は発表会で弾いてもいい曲だからキープしておいてね〜」と。 ！？発表会はリュリの一曲だけだと思っていたのですが…… 今はとにかく発表会の曲の譜読みを…

月に1回はピアノの演奏をその場で聴く！ これは去年からの目標で今年も継続中。室内楽やオーケストラも行きたいですが、今はまずピアノ一台のリサイタルにいきたい。幸い今の居住地はコンサートなどが多い関東圏なので（お小遣いが許すかぎり）行こうと思っています。 5月までのリサイタルはチェックして、行きたいリサイタルのチケットは予約済み。6月以降に開催されるコンサートやリサイタルを探していたら、アンジェラ・ヒューイットの名前を発見！！！ アンジェラ・ヒューイットはカナダ出身のピアニストで「当代一のバッハ弾き」by Wikipedia 高校生の頃、彼女が弾くクープランの『クラブサン曲集』を聞いて、クープラン…

先日のレッスンは『プレ・インベンション』48番と発表会の曲のみでした（時間的にチェルニー『リトル・ピアニスト』まで練習出来ない状況なので、この2曲に集中することになりました）。 今年の発表会は例年より早い時期に開催されるので、もう譜読みを進めていかなければなりません。 今のところバロックから一曲、ジャン＝バティスト・リュリの小品を弾く予定です。先生には「（この曲は）短いので、できたらもう一曲！」と言われていますが、4月からまた私の生活が変わりそうなので、まずはこの曲の譜読みを進めます。 このリュリ、どんな人か調べてみました。おそらく一番有名なエピソードが「指揮棒（杖）で足を刺して、その傷がもと…

大人が初めてピアノを習い始める時「毎日少しでもいいから弾く！5分でも10分でも！」という話をネットではよく目にします。 仕事や家事があってなかなか時間を作りにくい人が多くて「それでも大丈夫！始めてみましょう！続けましょう！」という励ましの意味もあるのかな。 数年前、ピアノを始めたばかりの頃は、短い練習時間でどんどん弾けるようになって「数分の練習でも効果ある！」と嬉しくなっていました（一応毎日10分よりは長く練習していました）。 それがしばらく前から、これまでと同じように練習しているのになかなか頭に入っていく感じがせず、自分の練習に納得いくまでに時間がかかるようになっていました。 一曲（のある部…

2025年の2回目のレッスンがありました。 相変わらずチャイコフスキー「朝の祈り」の譜読みが遅々として進みません。あまりにも……な状態なので一旦やめることになりました！ 弾けないわけではないけれど、譜読みに時間がかかり過ぎて、それによってモチベーションも下がり気味。そして何より発表会の練習が入ってくるので、そちらに時間を取りたい。というか今年の発表会は去年より早い時期にあるので、もう発表会の曲の譜読みに取りかからないとまずい時期になってます。 「朝の祈り」に四苦八苦していて他の曲が全然進まない焦りがあったので、やめになって悔しい気持ちもあるけれど、ほっとした気持ちの方が大きい。これで発表会の曲…

40歳を過ぎてから始めたピアノを始めた初級者のブログです。 読んで下さってありがとうございます。 「こんなふうに考える人もいるのだな〜」くらいな感じで読んで頂けるといいなと思って書き続けています（どこかで誰かの励みになっていたら嬉しいです♪） 昨年末には一年の振り返りなどしてブログの下書きもしていたのですが、結局バタバタした年末とダラダラした年始で更新できませんでした。 このブログについては週2回の更新を目標にしたいのですが、今年は昨年よりも更に難しくなりそうなので、まずは週1回、ちゃんと書けるようにしたいです。 今年のピアノの目標は練習をもっと深めること。 昨年は効果的な練習をしたいと思って…

今年最後のレッスンでした。 先週から弾き始めたチャイコフスキーの「朝の祈り」全っ然弾けません。自宅で練習していても弾ける気がしないまま1週間が過ぎました。 練習しながら久しぶりに発狂しそうになりました。……発狂してたかも。頭でわかっているのに指が間違える！そんなことが多くて。 片手で2声は弾けるけれど両手で合わせて4声になると大混乱。 頭の中でアルトだけ歌う、バスだけ歌う、などして弾くとソプラノを間違える！とか……あちら立てればこちら立たず。 そして連続した同じ音でも、その先のために指を変える！これが左右どちらもそれぞれのタイミングで出てくる…… 初めて先生にメールで聞こうかとも思ったけれど、…

ここ2週間はブルグミュラーの「なぐさめ」のみの練習でした。プチ発表会みたいなものがあってそのために『プレ・インベンション』も『リトル・ピアニスト』も封印して一曲集中。 どうにかこうにか（悔いは残る形だったけど）終わって、次のブルグミュラーは何かな？と思ったら「違う曲やりましょ〜なにか弾きたいのあります？」と先生に聞かれてしまいました。 ？？！！ 先生曰く「ずっと同じ（作曲家の）曲弾いても、ねぇ」 急に言われてびっくり…… 『ブルグミュラー25の練習曲』を終わりにするわけではなく、もっと別なタイプの曲もやりましょう、ということなのですが、ブルグミュラーをしばらくやるものだと思っていたので候補は何…

ピアノを弾き始めるとおそらく多くの人が一度は気にするのではないかなと思う「手の開き具合」。 オクターブは届くけど和音を弾かなくてはならなくなるとしんどい！とか。しっかり音を出したいのに指がつりそう……とか。 YouTubeやネットでは手を開くためのストレッチなどをよく見かけます。 私もピアノ教室に通い始めた頃、気になって先生にお聞きしたことがあります（以前のブログに書いたことがあったかも）。 手を大きく開くために効果的なストレッチとかありますか？という質問に対して、 「うーん。練習していればそのうち開くから特にやらなくて大丈夫」とアッサリ。 ピアノが上手くなるためにとにかく何かをしたかった当時…

先週のレッスンで、なかなか合格できなかった『プレ・インベンション』22番アングレーズ、やっと合格です。いつからやってるかな？と思って見たら9月始め！2ヶ月以上かかってました。長い道のりだった……。 何回か弾いて「はい、じゃあこれは合格で」と先生に言われた時、思わず「難しい〜」と呟くと「お疲れ様でした♪」と先生が楽譜のタイトルの横に丸を描いてくれました・笑（普段はあまり楽譜に書き込みされない先生です） そして続けて「クラさんはやっぱりバロックだなぁって思う」と一言。 声部の聞き分けがちゃんと出来ているようです。子どもでも難しい人には難しいとのこと（私が実際ちゃんと弾けてるかは別問題）。私がバロッ…

少し前の週末にハマった曲。 ディアベリの『旋律的小品』Op.149 の2番。 たまたまSNSで演奏動画を見て、可愛らしい曲だな〜と思いました。連弾曲で、その動画はお一人で高音部のプリモと低音部のセコンドを弾いて編集で合わせていました。 聞いているうちに「プリモは簡単では？」と思い、ピアノで音を探り探り弾いてみると、1から5の指でポジション移動がなく左右が同じ！ 難しくないのにこんなにきれいなんだ……とびっくり。 ピアノを始めたばかり〜初級の連弾は低音部のセコンドを先生が弾いて、高音部のプリモを生徒が弾くイメージがあります。 この曲も、先生やピアノを始めてしばらく経つ生徒がセコンドを弾く感じで、…

最近ブログがなかなか書けないでいますが、前回のブログからこのブログまでに2回、レッスンがありました（基本的に週1のレッスンです）。 前回「合格したい！」と書いた『プレ・インベンション』22番は未だ合格ならず。 和音の移動を滑らかに、フレーズ毎の表情をつけて、1番上の声部をしっかり響かせる、全体のまとまり……などなど、改善の余地あり！ 7月の発表会後からよく先生に言われることが「表情をつける」こと。曲を「表現」することへの指摘が増えてきた感じがしています。 滑らかに軽く弾きたいな、とか、深い音を出したい、メロディの後ろにある感じで弾きたい、などなど自分でも少しずつ「出したい音」を考えるようになっ…