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  • 「そんなことが今の自分にもできるのか」と思わせてくれた

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • 譜読みに、時間がかかる

    ピアノ初心者の方から、たまに、 譜読みに時間がかかります、ということ聞きます。 譜読みに時間がかかるのは、 ある程度しかたありません。 私も、小さいころ、 譜読みの期間が苦手でした。 実は、今でも、あまりこの作業が好きではありません。

  • もっとキビキビと、カッコよく弾きたい

    もっと、すっきりと、キビキビとした音で、 かっこよく弾きたいのに、と思います。 特に、 8分音符や、16分音符が並んている時。 そういう時は、ごたごたと考えずに、

  • 上達のコツ

    音楽表現で、大事なことがあります。 ここを、押さえておくと、 上達が、ぐんぐん進むように思います。

  • 理想的な、親指のくぐらせ方

    ピアノでスケールを弾くときの動きで、 「指くぐらせ」という動きがあります。 それについては、私が日本で習ったのと、 フランスでよく聞く説明では、ちょっと違いがあります。 どうするのが理想的なのでしょう。

  • 「スグルー」をご存じですか?(ピアノとは少しだけ関係がある)

    先日、よく切れるギザギザナイフで、 パンを切っていましたところ、 パンのみならず、指先まで切ってしまいました。 あら大変、 しばらくは、ティシューを巻いて、 治るのを待たねばなりませんでした。 3、4日たって、 まぁ、表面的には大丈夫そうになりましたが、 切りどころが悪かったようです。 かなりの

  • どこに私の才能があるか?

    私のところへピアノを習いに来る方で、 特に、再開なさった方。 初心者の方もそうですが、 レッスンを受け始めて、 「私にこんな才能があったんなんて」と、 驚かれる方がほとんどです。

  • 通信簿の「呪い」

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • どの曲を弾くか?が問題

    ピアノを習ってくときに、 「曲選び」という作業があります。 これは、なかなか奥が深いものだと、感じています。 曲のおかげで、モチベーションがグンと上がる生徒さんがあります。 もちろん、その逆もあります。 大きく分けて、 生徒さんに提案する曲には、

  • 譜読みが上手になるには

    私が、ピアノ曲を弾く段階で、一番いやだなぁと思うのは、 譜読みの段階です。 新しい曲を始める、という、うれしさ。 音は耳に流れるのに、手が動かない、というもどかしさ。 テキトウに、弾いてみたいけど、 きちんとやらないと、この先苦労する、という切迫感。 そして、

  • ベートーベンも、言っていた?

    けさ、ツイッターで(今はX) ベートーベンの言葉を一つ、 習いました。 「間違った音を奏でることは取るに足りないが、 情熱を持たずに演奏することは言語道断だ」ということです。

  • Mさん、新たな才能を発見!

    先日、「ふだん塾」受講生のMさんから、 うれしいお話を聞きましたので、 書いておきます。 Mさんは、北海道から受講なさっています。 20年ぶりにピアノ再開をされて、 これで2年になります。 いつも、着々と練習を重ねられて、 この2年で、またずいぶんレベルを上げられました。

  • クラシック以外の場所では、結構使われている

    ハノン練習曲は、有名なわりには、 近ごろのフランスクラシック界では あまり使われていないように見えます。 先日も、音楽院で話題になりました。 ある生徒さんが 「この16分音符、速く弾きたいんですけど、 できないんです」と。

  • 上達の、コツ

  • まじめな、クラシック音楽??

    ヨーロッパでも、日本でも、 クラシック音楽は、高尚な音楽、と考えている人に出会います。 その逆に、もっとラフな感じに、とらえておられる方にも出会います。 クラシック音楽会に行くときは、 ドレスアップしていきますが、 ロックコンサートだと、また違う装いにします。

  • 女性がピアノを弾く、ということ?

    女性がピアノを弾く時、ちょっとしたコツがあると思います。 国際コンクールなどで、 男性が賞を取ると、私は、その骨格、手の大きさに、 うらやましいという気持ちがしてしまいます。 もちろん、 きゃしゃな女性が賞を取ることだって、あるのです。

  • これが見つかったら、こうする!(効果抜群)

    一つ、フランスでよく話題になることがあります。 marche harmonique という、和音進行です。 これが見つかったら、どう、ということはないのですが、 これをどう弾くか、ということを知っていると、 とても得になると思います。 では、どうすればいいのか。 答えは、 何も考えもせずに、 ただ

  • すぐに効果がほしい

    ピアノ練習の中には、 すぐに効果があらわれないものがあります。 ですので、 このようにずっと弾いていれば、いつかは ステキに弾けるようになるだろうと思っていらっしゃるのが わかります。 すぐには効果があらわれない、だから、 しんぼうづよく待ちます、とおっしゃいます。

  • 作曲家も、人間だった

    先日、音楽院でのことです。 コンクールに弾く予定の曲について、 作曲家のことを面接で聞かれるかもしれないので、 調べておくこと、という宿題を出しておきました。 グリーグという作曲家について。 まじめなこの生徒さんは、 次の週、色々調べてきたことを教えてくれます。 でも、

  • ミスタッチの効用

    先日、自動車を変えました。 問題は、今までギア付きだったのが、 今度はオートマチックになります。 それに、車体の形も違いますから、 感覚をつかむまで、ちょっと緊張します。 駐車するときなどは、誰かに手伝ってもらったり。

  • 強力な練習法

    ひとつ、強力な練習法があります。 どうしても腕が疲れてしまって、弾きにくい、 というような時に、とても効果的です。 同時に、音の粒もそろいます。

  • こんなの、あり得ない!と思っていた

    昨日、ツイッター(今ではX)で、とても不思議な楽器を教えてもらいました。 ピアニストである私にとっては、 とても感激ものでしたので、書いておきます。 ポーランドの人が制作したものですが、 元のアイディアは、ダ・ビンチのものだそうです。 設計だけで、実現していなかったものを、 この人が製作。

  • レッスンは、録画するといいのか

    今朝、スカイプで日本の方と遠隔レッスンをしていた時に、 「レッスンを録画しても良いでしょうか」とご質問がありました。 また、 対面レッスンの時にも、 録音なら結構です、とお話ししたことがあります。 さて、 私は、昔むかしの、昭和生まれです。 レッスンを録画する習慣はないのです。 だからそう感じるの

  • うまくなるコツ

    先日、ある方に、「うまくなるコツ」を教えてください、と 聞かれたので、しばらく考えてしまいましたが、 こうお答えしました。

  • 練習曲の傑作(初級編)

    ブルグミューラーという練習曲は、とてもいいと思います。 日本ではよく使われています。 ウイーン版では、日本の方が監修しているくらいです。 フランスではどうか、と言いますと、 私の知る限りでは、聞いたことがありません。 といって、感性が合わないということではありません。 フランスの生徒さんに提案して

  • 大きな失敗をしないために

    発表会やら、 コンクールやら、試験など、本番があると、 どんな人でもよく練習します。 細かいことに気をつけて、 しばらく練習していますと、 だんだん、虫メガネで見ているようになってきます。 そして、全体像が見えなくなって、 ただ正確に弾いているだけになったりします。

  • 練習曲は必要なのか

    YouTube で、 マルタアルゲリッチのインタビューを聞いたところによりますと、 彼女は、練習曲など弾いたことない、ということでした。 「なんで、練習曲なんて必要なの?」という顔をして、 対応している若いアルゲリッチが見えます。 なるほど、 この天才的なピアニストは、 練習曲などほったらかして、

  • この思い込みが、邪魔をする

    きのうの音楽院のことです。 20代の女性です。 ピアノを再開している人です。 それが、たぶん、これはソルフェージュのクラスで そう思ったらしいのですが、 「リズムが下手」と、思い込んでいます。 私から見ると、 そんなことは、全然ないのですが。 楽譜を読むときに、リズムで頭を抱えたり、 間違うこと

  • 鍵盤上で、ミスしない移動

    これは、どんなレベルのピアノ曲でも効果があります。 曲の中で、手が移動するとき、 時間がかかってしまいます。 まず、 どの指をどのキーに置いていいか、 それを探すのに時間がかかる、という問題があります。 (和音など) これは、 繰り返し練習によって、クリアできるはずです。 体が暗記してくれます

  • 演奏が、「しっかりした感じ」になるには

    新年のごあいさつ、申し上げます。 みなさまは、どんなふうに年末年始を すごされましたでしょうか。 思うように行かなかった方もあると思います。 私はといえば、 ちょっとフラフラしながら、ピアノお弾き初めをしました。 とつぜん、具合が変になったので、 どうしたことかと思っていましたが、 どうやら、

  • 自分では気がつかないこと

    一年を振り返って、受講生の方のことを 思います。 そして、あぁ、この方は、 *こんな技術の面で上達なさった、とか、 *以前はこんなふうに弾いておられたのに、 今は、こんなふうになった、とか、 *こういう音が出せるようになった、とか、 *フレージングで、私が何も言わなくても、 こんなことを

  • クリスマスの時期

    フランスでは、 今年はノエル(クリスマス)のお休みに入るのが おそいです。 ぎりぎりまでお勉強して、 そして、ノエルの日を迎えます。 そのかわり、お正月は、めずらしくのんびり。 8日まで休みです。 いつもですと、 2日、3日くらいから仕事に入りますので、 ちょっと味気ない感じもするのです。

  • 趣味ピアノでも、コンクールピアノでも

    前回、Sさんの発表会のお話から、 どういう演奏を目指すか、というような話になりました。 考えてみますと、 音楽院でも、試験の時は、 みなさん緊張しますし、 「ちゃんと」弾けたらな、と思うわけです。 では、審査員の人たちは、 何を思っているかと言いますと、 レストランに行ったら美味しいものを食べた

  • Sさんの発表会は(続き)

    Sさんが、「消化不良」とおっしゃりながら、 発表会本番の動画を送ってくださりました。 それを聴いてみますと。 たしかに、ミスタッチはあるものの、 流れが良いです。 それぞれの場面の表現が、クリアです。 よく歌ってらっしゃいます。 そして、歌い方に心がこもっているのでしょうね、 こちらのハートも

  • Sさんの発表会は

    先日Sさんが、発表会で演奏なさいました。 「ふだん塾」受講生のSさんは、 関東でも対面レッスンの先生についておられます。 私も、オンラインや、 東京での対面レッスンで お手伝いしました。 そして、本番のあと、メッセージが来たのですが、 何やら、あまりうまく行かなかったと、 残念がっておられる。

  • 調の雰囲気、それぞれ

    ふだん、あまり気にしませんが、 ピアノ曲で、調の雰囲気をつかむことはできます。 そして、これを表現すると、 演奏がぐっと変わるのではないかと思います。 フランスでは「バイエル教本」をあまり使いませんが、 私は、たまに使います。 その中に、一曲の中で短調から長調に変わる曲があります。 そして、「先

  • 「解釈」のコツ

    これは、中級以上の話になります。 新しい曲に取りかかるときに、 他の人の演奏を聞くか、聞かないかで、 意見が分かれます。 きのうも、10代の生徒さんが、 「私のように、まだ経験のない者は、 他の人の演奏をきいて、練習するしかない」 と言っていました。 そういえば、 新しい曲の楽譜と一緒に模範の

  • 「本番まがい」で、トレーニング

    年末、発表会やクリスマス会などで、 本番を準備なさっている方も多いかと思います。 本番では、ほとんどの方が緊張すると思います。 プロは緊張しないと思っている方もありますが、 実は、「ものすごく」緊張しています。 大きなホールの楽屋では、 前の演奏者が残していった、薬のカプセルの殻が、 散乱してい

  • 何を伝えたいのか、よくわからない

    曲を通して、何を伝えたいのか、 というようなことをお話ししました。 中には、それがよくわからなくて、 だからレッスンを受けています、という方があります。 そのお気持ちはよくわかります。 小鳥が卵からかえるとき、 ヒナは、中から口ばしで、殻をつつきます。 親鳥も、外側から口ばしで、殻をつつきます

  • 演奏で、一番大事なのは

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • やはり、独学パワーとしか

    先日のことです。 友人と話していて、どうしてもわかってもらえないことが ありました。 ピアノを学ぶには、 技術を詳しく学ばなくてはならない、というのです。 だから、先生は、 長い年月をかけて、説明していかないと、と。 うーん。 一方、私は、レッスン中に、 技術の説明をしているのかどうか、といい

  • リピート音で、キメる

    よくあることですが、 意外と聞き落とされてしまう音があります。 メロディを弾くときの、 リピート音です。 これは、ピアノの鍵盤上は、 とても易しいことなのです。 ですのであまり気を配らないのです。 ある大先生の、一回のみレッスンを受けた時、 注意されたことがあります。 あら、と思って、 もう一度

  • シンクロ!

    きのうは、 オンラインでも、 オンラクイン(音楽院)でも、 ガクンと、大きな上達をとげられた方がありましたので、 うれしかったです。 とてもハッピーな時間となります。 まぁ、これが楽しくて この仕事はやめられない、止まらない、となります。 どちらのケースも、 とたんに変化があったように見えます

  • 暗譜は、するべきなのか

    ピアニストは、暗譜で弾くことが多いです。 それについては、 いろいろ言われています。 例えば、リストの肖像画を見ますと、 楽譜を見ながら弾いているものがあります。 バロック時代の絵画にも、 楽譜を見ながらチェンバロを弾く姿が あります。 また、 ソロですと、暗譜が必須なのに、 室内楽を演奏す

  • 人前で弾く時の、コツ(その2)

    人前で弾く時のコツ、その2は、 2)場に慣れる、です。 もう曲は、まぁでき上がっているけれども、 当日のことが心配、という時。 本番の日から2〜3週間前から、 慣れる練習をしておくとよいです。 家で弾けたからといって、 本番でうまくいくとは限らないのは、 緊張したから、ということもありますが、

  • 人前で弾く時の、コツ(その1)

    きのうは、人前で弾くのはそう簡単ではない、 というお話でした。 自分一人で、 自分の家では、こんなに弾けるのに。 という悔しい気持ちは、私も経験がありますので、 よくわかります。 さて、 どうすればいいかというと、 これも、訓練のようなことができます。 大きく分けて 1)準備すること 2)

  • 人前でピアノを弾くのは、簡単ではない

    きのう、音楽院でのことです。 中学生の男の子です。 前回、ちょっとイマイチでしたので、 今週は、ちゃんと弾けるようになるのが課題でした。 弾く前に 「先生、先週は、家に帰ってもう一度弾いたら、 ちゃんとミスなしで弾けたんです」と、言います。 ちょっと、「抗議」の雰囲気のする言い方です。 あらま、

  • 「音楽的に」弾くコツ その4

    どうやったら「音楽的に」ピアノを弾けるようになるでしょうか。 私は、そのことにずいぶん悩んできました。 いろいろな試行錯誤を重ねてきました。 フレージングが、主な悩みの種となります。 これさえしっかりできていれば、、、と 思ってしまいます。 てっとりばやく、フレージングを成功させるには、 どうす

  • 「音楽的」に弾くコツ その3

    「音楽的」に弾きましょうと言われても、 なかなかどうして良いかわからない時。 前回はフレージングについて書きました。 きょうは、 強弱について。 とても簡単そうに見えますし、 実際、簡単だと思います。 ひとつ、大切なことは、 「オーバー気味に」強弱をつける、ということです。

  • 「音楽的」に弾くって?(フレージング)

    きのうは、「音楽的に弾く」ための、第一歩のお話をしました。 メロディと伴奏の、音質と音量のバランスがとれたら、 次は、 メロディを、少し考えてみます。 どのように「歌うか」。 これまた、「歌って、歌って」と 先生に言われた覚えがあります。 といって、ピアノを弾きながら歌うのでは、 うまくいきま

  • 「音楽的」に弾く、って?

    ピアノを弾いていて、 日本でも、フランスでも、よく 「音楽的に」と先生に言われたことがあります。 そうは言われても、 どういうことが音楽的なのか、よくわかりません。 ピアノの楽譜は音楽ではないのでしょうか、と 突っ込みたくなります。 そして、大体、 どのようにすれば音楽的になるのかも 教えてくれ

  • ピアノの先生は、どう思っているのか

    先日、生徒さんのお母様が心配して、 お話に来られました。 ちょっと、思うように進まないケースです。 とても若いお子さんですので、 私としては、何も、無理して今始めなくとも、 もうしばらくたってから、 あらためて開始してもいいのではないか、と ちょっぴり、 思っていたのです。 でも、 ちっちゃな生

  • マイペースは、いいペース

    人生を生きていますと、 次から次へと、色々なことが起こったりします。 そんな時には、 あんまりがんばらずに、 マイペースを尊重するのがいいと思います。 ピアノは、長いこと続けていると、 もっともっとおもしろくなります。 ですので、いろいろな出来事や、 モチベーションの上がり下がりがあっても、 まぁ

  • ソフトペダルの注意

    ピアノのレベルが上がってきますと、 いつの日か、ソフトペダルを使う日がやってきます。 ウナコルダとも呼ばれています。 これはグランドピアノの場合、 ふだんは 一つのハンマーが3本の弦を叩くところが、 1本のみの弦を叩くことから、きています。 (現代のピアノでは、2本の弦) さて、 ソフトペダル

  • スタッカートにも、種類がある

    いちがいに、スタッカートと言っても、 いくつか種類があります。 私は、3つくらいあると思います。 1)まず、これは、古典派に多いですが、 まれにですが、 スタッカートが 小さなアクセントのように扱われていることがあります。 もちろん、ノンレガートで弾くのです。 そして、少し強めにはっきりと弾く

  • 大人の初心者、数は増えています

    このごろでは、オンラインでも、対面でも、 私のところでは、 大人の初心者の方が増えています。 どういう理由だかは、よくわかりませんが、 私としては、とても嬉しい現象です。 なぜ嬉しいのかと言いますと、 大人の方が、 ものすごくモチベーションを持ってらっしゃるからです。 すると、 色々なことが、わ

  • ピアノ椅子の、座りかた

    前回は、「脱力の仕方」についてお話ししました。 さて、 弾きやすい姿勢でいるためには、どう座ったらいいのでしょうか。 1) まず、高さです。 高さは、手を鍵盤に置いたときに、 腕が、だいたい水平になっているのがいいと思います。 これは、肩で調節するのではなく、 椅子の高さで調節します。

  • どう脱力するのか

    よく聞かれますが、ピアノを弾いていて、 どのように脱力するのか、ということがあります。 結論から言いますと、 私の感じでは、「脱力しよう」と思っても、 あまりうまくいかないということです。 まず、感覚として、 「ピアノを弾きながら、脱力している状態」 というのをあまりよくつかめません。 それでも

  • こういう録音の仕方もある

    秋晴れの、気持ちいい日本から戻りますと、 フランスは、いつもどおり湿っぽい秋になっていました。 これからクリスマスに向けて、 ちょっとうす暗い毎日です。 さて、日本で、 受講生の方一人が、お話ししてくださったことがあります。 「ふだん塾」オンラインレッスンの特徴の一つです。 お仕事に忙しく、

  • 「ふだん塾」再開です

    しばらくの間、「ふだん塾」はおいとまをいただいていましたが、 本日より、オンライン再開いたします。 この2週間ほどは、一時帰国。 東京で、オンライン受講生の方と、 対面のレッスンを行ないました。 初めてお会いする方もありました。 でも、 いつもオンラインでレッスンをしていますので、 何となく、「

  • 「ふだん塾」おいとま中

    ただいま「ふだん塾」は、おいとま中です。 11月7日に、再開いたします。 それまで、みなさん、

  • 上手くいかないなと思ったら

    ピアノ曲を練習していて思いますが、 上手くいかない時の方が、 圧倒的に多いのではないかと思います。 まずは、片手ずつ、よっちらほっちら。 次に両手で。 これが、またややこしい。 ゆっくり、ゆっくり、ころんでは起き上がって、 進んでいきます。 もう何十年もこれをやっているので、 少しは慣れてい

  • ピアノでも、お国柄が

    わたしの勤めている音楽院には、 色々な土地からやってきた人が多いです。 まずは、私。 日本からフランスに来たのです。 一方、生徒さんの方には、 ヨーロッパあちこち、 アフリカ大陸、 アメリカ大陸、 もちろんアジアも。 中には、アルバニアやコモールという国など、

  • ピアノを再開する

    音楽院では、 毎年、新しい生徒さんが入ってきます。 その中には、たまに、 ◯年以上ブランクがあります、という 再開の方もあります。 最初のレッスンではわかりませんが、 しばらく進むうちに、だんだん以前のことが 話題になります。

  • ペダルを使うタイミング

    ピアノで一つの曲を習い始めるとき。 「どの段階でペダルを使うのですか?」 という質問を受けます。 結論を先に言ってしまうと、 これは、最後の最後だと思います。 1)まずは、片手ずつ。 2)次に、両手で。 3)次に、音色、曲の流れなどを考えて、 曲作りをしていきます。 そのあたりでペダルも使い始め

  • なんとなくスランプ

    ピアノの練習は、地道に続けていきますと、 必ず、上達します。 それは、老若男女、どんな人でもです。 ただ、 たまに、なんとなくモチベーションが下がったりすることもあります。 そういう時には、 1)ちょっと一息入れる。 ということもできます。 思い切って、ピアノの練習はお休みにします。 大事なの

  • 電子ピアノの場合

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • ミスタッチを減らしたかったら

    これを言ってもあまり信用されませんが、 ミスタッチを減らしたかったら、 わざとミスタッチをやらかしながら 練習するのがいいです。 説明しますと、 ミスタッチをするときに、 あまりにも「正確に弾こう、正確に」と思いすぎて、 体に力が入ってしまうことがあります。

  • ピアノという楽器の、不思議

    先日は、ピアノの音色を決めるものについて、 お話ししました。 あと、もう一つ不思議なことがあります。 ピアノの音色が、 ピアニストによって変化しているようだということです。 これは、科学的にどう説明できるのか? よくわかりませんが、 ピアノテクニシャンも同じことを言いますので、 私の気のせいだけ

  • ピアノの音色を決定するもの

    ピアノの音色を決定するものは、 もちろん、私たちピアニストの弾き方です。 今日は、ちょっと角度を変えて、 楽器のことを考えに入れて、のお話です。 私は、長いこと、 楽器というのは、 *木の共鳴板と、 *金属の弦で、 響きが決まるものだと思っていました。

  • ミスタッチの直し方

    ピアノを練習している時に、 知っておくと得するコツがあります。 それは、 ミスタッチをしてしまった時のことです。 「あ、ミスタッチをしてしまった、 そうならないように練習しよう」という考えが起こります。 そして、 そこを繰り返す。

  • 小さい時に感じていたこと

    先日、高校時代の友人とパリで落ち合いました。 高校以来、まったくの音信不通でしたから、 おしゃべりすることは、たくさん! 高校時代には彼がフルート、 私がピアノという形で、 アンサンブルをよく楽しんでいたのです。 そして、彼が思い出していうには、 「あなたはよく、バッハのことを熱く語っていたね」

  • 「今、ここに」で集中

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • きらさんの、3ヶ月プログラム

    今日は、前にも登場したことのある 「きらさん」というオンライン受講生の方のお話です。 こんなうれしいメッセージをいただきました。 「3ヶ月プログラム、最終分の 録音よろしくお願い致します。 3ヶ月プログラム、ありがとう ございました。 この3ヶ月は、貴重な体験でした。 樹海の糸は、私には難し

  • 現実的かどうか、を見極めます

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • 野ばらさんの「悟り」

    「ふだん塾」受講生のお一人、野ばらさん(アメリカ在住)は、 近ごろ、グンと上達されたように感じます。 それは、ふだんからコツコツ練習なさっている、 その賜物です。 それに加えて、 拍を優先していく、という練習をなさったことで、 さらにグンと、かもしれません。 きっと、ご本人もそのように感じられて

  • キーに、指をどう置くか

    「指そり」は、よくない、と先生にいわれて、 そうならないよう努力します。 手のアーチ、のことも、気をつけます。 ですが、 上手に弾いている人をみると、 指がそっている! アーチも、関係なさそうでもある! と、 思うことがあります。

  • ストリートピアノを、利用してしまう

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • 曲を仕上げてゆく順序

    ピアノ曲を仕上げるというのは、 わりと長い工程です。 というのが、わかっていますから、 私は、なるべく近道(?)で行こうとします。 その時、 仕上がった曲をYouTubeなどで聞いて、 それをお手本にしていくのは、 あまり近道とはいえません。 家を建てる工程をたとえに取りますと、

  • 連続オクターブの練習

    連続オクターブは、レガートの時も、強くノンレガートの時も、 難しそうに見えますが、 意外と簡単に成功させられます。 1)まず、レガートの時。 これは、手が大きい人の方が、 ラクにできます。 小さな人は、気の毒ですが、 できるだけ手でつなげることができたら、あとはペダルで 補います。

  • 素晴らしい感覚

    ピアノを習っていて、つかんでおくといい感覚があります。 それを、見事に、つかまれた受講生の方がありますので、 書いておきます。 数ヶ月前に、「ふだん塾」へ来られた、 大人初心者の方、Pさんです。 ゆくは、ポップス系の曲を、 楽譜を見て、自分で弾けるようになりたい、と、 ただいま、基礎を、ガンガン練

  • クレッシェンドの成功法

    クレッシェンド記号には、 *文字で cresc. と書いてある場合と、 *アクセント記号が、長くなったような記号と、 2つあります。 主に、 cresc. と書いてあるときに、 たぶん、これは気持ち的に「強くしなくては」と 思うせいか、 すぐ、ここで強くしてしまいがちになります。 それだ

  • ソリストのテンポ

    ピアノをソロで弾いていますと、 時には、 むずかしければ、ノロノロ、 うまくいけば、スラスラ、と進んでしまいます。 まるで、道路のように、 渋滞があれば、ノロノロ、 そうでなければ、スラスラ。

  • 他の人と比べない

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • 「強弱」の練習

    ピアノ演奏で、強弱というのは、 頭で理解するのは、簡単です。 ただし、できているようで、 できていないこともあります。 それは、楽器のせいもあるかもしれません。 あまり強弱の出ない楽器というのは、あります。 それにしても、 ここを「弱く弾きたい」とか 「強いエネルギーで」というような意図があると

  • ミスタッチが苦手

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • クーラーのお部屋で、ピアノ

    オンラインレッスン「ふだん塾」では、 動画のやり取りは、マイペースで、ということになっています。 お仕事を持っている方、 子育て中の方、 お忙しい方、 いろいろですが、 どなたも、マイペースで動画を送ってくださればいいのです。 (それが特色です)

  • モチベーションを、上げる秘訣

    ピアノ曲を仕上げるには、ずいぶんの努力が必要になります。 譜読みから始まって、 片手ずつの練習だとか、 ゆっくり練習だとか、 退屈で、眠くなってしまうようなことも、 しなくてはならないこともあります。 でも、 どうしてそんなことを、やってのけられるのかというと、 その先に、楽しみが待っている、とい

  • 正しい、くり返し練習

    ピアノ練習では、くり返し練習が、 とても効果があります。 ということは、頭でわかっていても、 なかなか、くり返しをしないで、 すぐに次のパッセージに行きたくなってしまうのですが。 そして、 そのくり返し練習のしかたです。 ここを、しっかりと押さえておけば、 あとは、ただ、くり返していれば良い、と

  • Sさんの、覚悟

    先日、「ふだん塾」の受講生の方から、 キラキラした、 嬉しいメッセージが届きましたので、 ご紹介します。 ***** 「早々にみていただき、ありがとうございます ブルグミュラー(18の練習曲op. 109)、 時間かかってもいいので掘り下げます。

  • ピアノの教え方にも、色々

    きのうは、音楽院で、 新しいピアノの先生のリクルート面接の審査に立ち会いました。 教育実技の審査というのが、 私の役割でした。 幾人かの応募者が、 初めて出会う生徒さん2人に、レッスンをするのです。 持ち時間は3分。

  • あなたの才能は

    もし、あなたがピアノを弾きたくて、 大人になって、 ピアノを弾くことをお選びになったとしたら。 それは、ピアノの才能が、 あなたの中にあるから、と思います。 つまり、 この先、もし石ころだらけの道だったとしても、 ちゃんと歩いていける、ということです。

  • 「音楽的な」表現をしたい

    ピアノを弾いていて、 先生に「もっと音楽的に」と言われて、 私は、ずいぶん悩んだことがあります。 音楽を演奏しているのですが、 その上、「音楽的に」と言われても、 何がどうなのかよくわからなくなります。

  • はじめの一歩が、踏み出せない

    何回か書いていることですが、 「私は、クラシックピアニストですが、 ヒップホップダンスも、やっています」 と、言うと、 びっくりされることが多いです。 それを始めたのは、 55才の時です。 けれど、 始めるまでに、何年もかかりました。 ぐだぐだ、迷っていたのです。

  • ペダルのキホン

    よくあるご質問です。 ペダルの使い方が、よくわからない、ということです。 実は、ペダルは、 譜面に書いてあるとおりに、きちんとやっても、 うまくいかないことがあります。

  • 上手になる、条件とは

    ピアノではなくて、お習字のことですが、 上手になる条件、という古い話を読んだことがあります。 それは、 1)長男であること 2)凝り性であること 3)不器用であること

  • 両手で弾くのは、むずかしぃ

    片手ずつならうまくいくのに、 両手だと、うまくいかない、と言って嘆く人は多いです。 たしかに、初めての曲を譜読みしていくのは、 なかなか大変なことがあります。 そんなとき、 チェックすることは、2つ。

  • ピアニストも、筋トレ

    たまに、 ピアニストにとっての、筋トレはあるかという話が出ます。 最近では、筋トレがメンタルにもいいとか、 色々言われるようになっていますし、 実践なさる人も増えているようです。 ずっと、 私には、そういう発想はありませんでした。 長いこと、 ただ、ひたすら、ハノンやチェルニーを練習する、というの

  • 片手練習は、人気がない

    初心者の方だけが、 「片手ずつ練習」をめんどくさがるのではありません。 どんなレベルの方にも、 片手練習は、人気がないようです。 私も、ですので、そのお気持ちは、よくわかってしまいます。 特に、左手だけの練習。 これほど、地味で、退屈なものはありません。 早く、両手で、あのステキな響きを聞きたい

  • 装飾音の練習

    装飾音の練習の仕方について、よく聞かれます。 もともと、 装飾音は、さらにキレイに聞こえるように、と、つけられた、 「かざり」です。 プレゼントの包みにつける、リボン結びみたいなものです。 まずは、 装飾音は無しで、シンプルに、練習します。 土台を作っておくのです。 それは、大事です。 それに

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