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  • 暗譜のしかたについて、ヒント

    *私の生徒さんの中に、 「暗譜でないと弾けない」と思っている人がいます。 その人は、 楽譜を読むのがとてもヘタだと思っているのです。 私から見れば、そんなことは全くないのですが。 平均よりも、譜読みがうまいくらいです。 それでも本人は、 そう思い込んで、 せっせと暗譜して、必ず暗譜で弾くのです

  • 暗譜のしかた

    ピアノ曲の暗譜について、私は、 必ずしも暗譜する必要はないと思っています。 それでも、暗譜で弾けるというのは、 便利ですし、 なにより、楽しいものです。 さて、 暗譜のしかたについては、 人によって、とても違いますので、 レシピのようなものはないのです。

  • 初級のころから、いい習慣を

    私も、小さい時には、そのように思っていたのですが、 譜読みが終わったら、 次は、曲想をつける。 まぁ、曲を作り上げていく順序としては、これでいいのです。 ですが、 「曲想」を、おまけのように、 あったらなお良い、くらいに考えるのは、 困ります。

  • ただいま、絶好調!

    山登りをしていると、 フーフー言いながら、苦しい思いをして、 一歩一歩登っていくと、 たまに、とつぜん目の前が開けて、すごい景色が見えたりします。 感激ものです。 そこでは、ちょっと休憩して、 その瞬間を楽しみます。 そして、 また、歩き始めます。 つまらない道を、 ただひたすら、足元ばかり見

  • ただいま、絶好調!

  • バランスを取ることで

    ある曲を上手に弾きたいと思うあまり、 がんばって練習して、ドロ沼状態におちいった経験は、 よくあります。 繰り返し、繰り返し弾きこんでみますが、 弾けば弾くほど、 技術ばかりが先行して、 いったい何を言っているのか、 何を表現したいのか、 自分でもわからなくなったりします。

  • ペダルがにごるのを、おそれる

    ペダルの使い方について。 たいていの方は、上手に、きれいに使ってらっしゃいます。 ひとつ、傾向としては、 ペダルを踏み換えすぎる、ということがあります。 あまりにも、にごるのをおそれて、 几帳面にかえてしまう方が多いです。

  • ガンガン弾けばいいというわけでもない(ほかの部分で力をつける)

    音楽院の生徒さんで、 若いというのに くたびれてばっかりいる女の人がいました。 ともかく、か弱くて、 横になってばかりいました。 ところが、最近は、 けっこう元気そうですし、 ピアノの音もしっかり、響くようになってきているのです。 きのう、そんな話題になりました。

  • どういう練習曲を選ぶか

    どういう教則本を使うか、 もしくは、どういう練習曲を使うか。 これは、 私が教師の職を得たときに、 フランスの恩師に尋ねたことです。 その時の、先生の答えは。。。

  • 無口、無表情な人がピアノを弾く

    とても嬉しいことがあったので、書いておきます。 音楽院の生徒さんの中に、 とっても内気で、緊張してしまう人がいます。 19才の女性。 ピアノが大好きなのですが。

  • レッスンをお休みしなくてはならない時

    体の調子のせいで、レッスンをお休みしなくてはならない時は、 ゆっくり休むのが、一番! そうでなくて、 やむを得ず、の時は、 残念に思ったりします。

  • 才能がつぶされている場合もある

    ピアノオンライン講座「ふだん塾」

  • 超おすすめです

  • 女性作曲家の作品は、がぜん少ない

     来月、3月8日は、国際女性の日です。 女性同士(だけ)で一緒に演奏したり、と、 いろいろな企画があります。 今年は、 女性作曲家の小品を、いくつか弾く予定です。 と、 いろいろ探しますが、どうもなかなかピンとくるものが 見つかりません。 女性には、いい作曲家がないのでしょうか、...

  • ピアノ曲選びについて

      ピアノを練習するとき、曲選びというのは、講師にとっては、 ものすごく大事なことだと思っています。 曲によっては、グッとモチベーションが上がるからです。 同時に、 * 技術的に、または音楽的に、得るものがあること * むずかしすぎないこと ということに、気をつけます。 趣味、傾...

  • 手の司令官は誰?

     もちろん、ピアニストの手の司令官は、脳みそですが、 指の動きを見ていると、「ここが、カナメだ」と思われる部分。 それは、 第3関節、一番まん中にある関節です。 そこが、しっかりしていると、うまくいきます。 いくら、指先がきちんと立っていても、 指先が、アーチの形になっていても、...

  • ピアノ音楽表現の、おもしろさ

    私のところにいらっしゃる受講生の方は、 レベルこそ違いますが、 みなさん、すでにいい技術を持ってらっしゃいます。 私はおもに、 どのように表現するか、というところで お手伝いすることが多いです。 そうでないと、 ピアノ技術が一人歩きして、 つまらない演奏にもなります。 まぁ、自分...

  • ピアノは、指のみにて弾いてるにあらず?

     私は、ピアノを弾いていると、 すぐに、 ここができない、 あそこがうまく行かない、と 苦心して、繰り返し練習をしてしまいます。 それはいいのですが、 「弾けること」が、目的になってしまって、 本来の目的を忘れてしまうことがあります。 本来の目的は、 音で、メッセージを発する、で...

  • なんとなく、気乗りがしない時

     定期的にピアノを練習していますと、 時には、あんまり気乗りしないということもあります。 そういう時は、 深く考え込まないで、 まずは、ともかくピアノに向かってしまう方がいいと思います。 ともかく、 指の練習をする。 すると、かれこれそんなことをしているうちに、 「乗り気」でなか...

  • 趣味ピアノのレパートリー(その11)

      きょうは、フランスでは寒さがちょっとゆるみましたが、 ここ数日、とても寒かったです。 日本では、雪が降ったりしているということです。 そんなときに、 家の中で、ぬくぬくしていられるのは、 本当にいいものだと思います。 さて、 きょうご紹介したいのは、 シューマンの「冬季節」と...

  • 「やれば、できる」のか?

     音楽院の生徒さんのことです。 以前にも書いたことがありますが、 とてもコツコツと練習なさっているM さん。 ピアノを始めて4年くらいになります。 その後すぐにコロナでロックダウンになりましたが、 その間、まぁよく練習しておられました。 ちょっと見た目は、 そんなにピアノが楽に弾...

  • 指づかいについて

      本来は、指使いは、スムースに弾けるように、という、 助け になるものです。 ですが、 これを、めんどくさい、と思う時期があります。 人によって、違いますが、 「別なやり方だって、同じ音が出るのだから」と、 ムシしたくなります。 たしかに、 別なやり方でも、弾けます。 さて、 ...

  • どうやってピアノで「歌う」のか?

    どうやったらピアノで「もっと歌って」が、できるようになるか。 おかしな話を思い出します。 ずいぶん前ですが、 私の勤める音楽院で、ソルフェージュの先生が言うのです。 ある楽器の先生に、 「ねぇ、〇〇先生。あなた、歌うのが嫌い?」なんていう質問をしている。 理由は、 その先生の生徒...

  • 指が、思うように動かない

      指が思うように動かない時、 ハノンの練習をするのは、効果的です。 スポーツをする人が、体を鍛えるために走りますが、 それと、同じようなことだと思います。 ピアニストにとっての、ランニング。 さて、 そのハノンですが、バリエーションを使って弾いていますか? これをやると、もっと...

  • どのように座っていますか?

      ピアニストの座り方について、書きます。 オンライン講座をしていて、 お家でどのように座っているか、見えてしまいます。 実は、 これは、ものすごく大切なことだと思います。 フォームがよければ、上達も速いです。 角度をちょっと変えただけで、 力の入り方が、ガラッと変わることもあり...

  • フランスキッズの、日本語

    フランスの音楽院では、たまに、 朗読やら歌やら楽器を混ぜて、 「学芸会」的なことをすることがあります。 今年は、 日本のむかし話をフランス語で、という 企画が来ました。 朗読の人は、フランス語で。 ピアノの方は、どんな曲でもオッケーです。 私は、ちびっ子ピアニストたちに、 何を弾...

  • つまらない作業を、楽しくする

     「しなくてはならない」ことがあるとします。 繕い物でも、 換気扇の掃除でも、 できれば、あまりしたくないことです。 そういう時は、 「それが終わったら、〇〇をする」と、 自分で、ごほうびを、設定しておくと、 なんとなくスイスイできるようになります。 という私は、なんと、 単純と...

  • 「感じ」に注目する習慣

    ピアノを練習するときに、こういう習慣があるといい、 と思うことがあります。 それは、「感じ」を大事にするということです。 それは、 技術的にも、 音楽的にも言えることです。 手首を回す感じ、 キーに指を立てて弾く感じ、 和音をいいフォルテで弾く感じ、 などなど、 いい音が出たとき...

  • アルペジオの練習法

     アルペジオを弾く時に、どのように手を回すか。 これは先生によって、色々説明のしかたが、ちがったりします。 この目的は、なめらかに、 アルペジの音が出ればいいわけです。 そのためには、 「今、手首を回しました」というのがバレないようにします。 まず、 1)音が均一であること 次に...

  • 弾きづらい、と思うとき

     ピアノを弾いていて、うまく手が動いてくれないと、 すぐに、それを解決したくなってしまいます。 どうやったら、うまくいくのか、と、 方法を知りたくなります。 すぐに解決することもありますが、 コツコツやってると解決する、という場合もあります。 ゆっくり正しい姿勢で、 何回か、くり...

  • 3)エマさん「本番を失敗した」と思う

      さて、 駅ピアノでのご体験 のあと、 エマさんは、同じ曲を ピアノサークルの発表会 で弾くことになります。 けれども、 そのあといただいたメッセージには、 ずいぶんがっかりなさった様子が。。 それでも、動画を送ってくださいましたので、 私も体を乗り出して、さっそく聴かせてもら...

  • 2)エマさん「実はそうではないのです」とおっしゃる

      きのう、エマさんが駅ピアノを楽しんでらっしゃる様子を 記事にしてみました。 その下書きをお見せしたところ、 こんなメッセージが返ってきました。 ***** この記事を読んで想像するのは(あくまで私ならの話です) ↓ 「エマさんは中学までピアノをきちんと練習して そこそこ弾ける...

  • 1)エマさん「駅ピアノを楽しむ」

        去年の暮れに「ふだん塾」大人受講生のエマさんが、 ストリートピアノ を楽しんでいます、という お話をしてくださいましたので、 それについて記事を書きましたところ(その1)。 その下書きを読まれたエマさんが、 いえいえ、実はそうではないのです、と 「 裏話 」のようのことを...

  • 自分では、なかなかわからない

    ピアノで、上達しているかどうかは、 なかなか、自分ではわからないです。 音楽的なこと、 技術的なことを、正しく、 コツコツとやっていれば、必ず上達するものです。 ただし、 少しずつ変わっていきますので、 なかなか自分では気がつきません。 そばで、お供をしている私には、 わかります...

  • 便利で素晴らしい能力

     新年が明けました。 もう、お弾き初めをなさった方は多いと思います。 いかがでしたでしょうか? 「ふだん塾」の受講生の方には、 暮れでもお正月でも、淡々と練習なさって、 動画を送ってくださる方が多いです。 まぁ、「明けても暮れてもピアノ」という感じでしょうか?! それもいいですし...

  • 大人ピアノは、ちょっと違う

    今年も、あともう少しで終わりです。 お正月の準備をなさっている方、 そうでない方、 いろいろです。 いかがおすごしでしょうか。 「ふだん塾」の受講生の方も、 淡々とピアノの練習をしている方もあります。 「ふだん塾」では、 マイペース というのがモットーですので、 それはそれは、自...

  • いい演奏とは

  • 「かっこよく弾ける」ようになる

    ピアノで表現、という話になると、 ちょっと、あまり興味がないという方もあります。 どちらかというと、 どうやって指を動かすか、とか、 どうやって速く弾けるようになるか、ということを、 追求なさっている方は多いです。 そして、ゆくゆくは、どうやったら、 「かっこよく決められるか」と...

  • 表現をやっていますか?

     きのう、 「この曲で『何が言いたいか』を わかりやすく表現する」 と書きましたところ、 「どうやって、 わかりやすく表現する のかよくわからない」という 質問がありました。 それは、 例えば、悲しい雰囲気のところだったら、 悲しさを。 楽しい雰囲気のところだったら、 楽しさを。...

  • 何を優先するか(本番に強くなる)

     年末になって、 ピアノを本番で弾かれる方が、多いようです。 そんなとき、ドキドキしますが、 それでは、どういうことに注意したらいいか。 まず、一番してはいけないことは、 緊張するのを止そうとすることです。 それは不可能、と悟って、 降参することです。 緊張していても弾ける、とい...

  • サッカーキャプテンの、いい言葉

    いつもはサッカーは見ませんが、 ワールドカップとなると、つい、見入ってしまいます。 きのうは、モロッコとフランスが対決。 モロッコ人の多いフランス国では、大変なにぎわい。 音楽院でだって、 みなさん、気が散ってしまいます。 ところで、昨日の準決勝では、 めでたくフランスが勝ったの...

  • 小さいことを、丁寧に練習していると

    本の読み方に、 熟読、 速読、 斜め読み、など、 いろいろな読み方があるように、 ピアノの練習の仕方も、いろいろあると思います。 大曲を、ざっと仕上げる、とか、 小品を、深く掘り下げて練習する、など。 どちらも、 上達するのに、効果があると思います。 時と場合によります。 「いつ...

  • 痛みが出たら、いいチャンス(かもしれない)

     ピアノを弾いていて、痛みが出てしまったら、 まずは、安静。 そして、しばらくしても治らなかったら、 ドクターに診ていただくことが大事です。 原因はいろいろありますが、 主なものは、 1)まだそれなりの筋肉、スジがないのに、 すごい技術で弾いてしまっている 2)正しくないフォーム...

  • クリスマスソング

  • ソリューションについて

    ピアノを弾いていて、うまくいかない時。 どうもスムースに弾けない、 このテンポでは弾けるけど、速く弾けない、 弾き終えるのに、くたびれる、 などなど、 技術的な悩みは、しょっちゅうです。 そんな時、 これにソリューションはあるのだろうか? と、思ってしまいます。 私は、だいたい、...

  • 「ハ短調の気分」とは、どういうこと?

    こんな話を聞いても、何の足しにもならないかもしれませんが、 でも、やっぱり不思議なので、 書いておきます。 日本の受講生の方が、バッハを練習なさっています。 その中で、 お二人が練習中の曲は、 よりにもよって、ハ短調の曲。 数あるフーガや、小品の中から、 お二人が選んだのは、ハ短...

  • 時短でいく

     私の人生の中で、何時間くらいピアノを練習したのでしょう。 ずいぶん、ガンガン弾いてきたように思います。 試行錯誤も、たくさんしていると思います。 今だったら、あんなことはしないな、と思うこともあります。 というわけで、 のべ時間は、かなりのものになります。 ですので、 どこをど...

  • 日本の音楽、大人気!

     先日、あるところで、フランス音楽と、 日本の音楽を演奏しました。 それは、宮崎アニメの音楽、 久石譲氏の作品です。 私は、はじめはよく知らなく、 フランスの生徒さんに教えてもらいました。 このレパートリーが好きな人は、 ほとんど、「ものすごく」大好きです。 そればかり弾いている...

  • 外付けピアノ

    ピアノという楽器は、持ち運びができません。 同じ音楽家でも、オーケストラの人たちは、 コンサートが始まる前には、楽屋で、 自分の楽器を弾いて、指慣らしをしています。 その点、 ピアニストは、手持ち無沙汰。 まぁ、立派なホールなら、 楽屋にもグランドピアノが置かれたりしています。 ...

  • 小さな子どもに、ダジャレは言うものでないと悟る

    音楽院でのことです。 毎年のように、まだ楽器を始めていない ちいちゃな子どもたちが、 楽器クラスに見学に来ます。 先日は、私のピアノレッスン室に、 4人の子どもが来ました。 6〜7才くらいです。 目は、私をしっかり見つめています。 いったい、この人は何をいうのだろう? そして、 ...

  • きゃしゃな女性が、ピアノを弾く

    女性がピアノを弾く時、ちょっとしたコツがあると思います。 国際コンクールなどで、 男性が賞を取ると、私は、その骨格、手の大きさに、 うらやましいという気持ちがしてしまいます。 もちろん、 きゃしゃな女性が賞を取ることだって、あるのです。 そういう視点でコンサートを観察してみますと...

  • 本番に臨むとき

     最初は楽しみにしていた発表会、コンサートですが、 いざ、その日が近づくと、 緊張してきたりします。 もし、もう曲が出来上がっていたりすると、 何回も弾き直したりしては、 「あぁ、早く本番になって、終わってほしい」 と思ってしまったりします。 この緊張からのがれたい、と思う。 本...

  • お散歩も、いい栄養

    これは、季節柄でしょうか、 それとも、コロナがしずまったせいかもしれません。 ピアノ発表会 が行われることが多いです。 「ふだん塾」の受講生の中にも、 本番を準備中の方が、いく人かあります。 それぞれ、準備のお手伝いをしているところです。 さて、 一生懸命、練習するというのは、も...

  • あなたは、どういうダイアモンドか?

    プロとアマチュアの差は、何かと考えます。 才能ということは確かにあるのかもしれませんが、 それだけではないように思います。 才能だけでは、 発掘したばかりのダイアモンドのようなもの。 原石は、まだ、キラキラしないのです。 プロは、 うまくいかなくても、練習すれば何とかなる、と 知...

  • 強力になれるトレーニング方法

    ある程度、曲を弾けるようになると、 楽しいですから、 なんども、なんども、繰り返して弾いたりします。 さて、 ここが、肝心なところです。 その時に、 繰り返し弾けば、弾けば弾くほど上手くなる、 ということは、あまりないように感じます。 むしろ、 違ったやり方で弾く方が、上手くいっ...

  • 譜読み速度を、アップ

    ピアノ初心者の方から、たまに、 譜読みに時間がかかります、ということ聞きます。 譜読みに時間がかかるのは、 ある程度しかたありません。 私も、小さいころ、 譜読みの期間が苦手でした。 実は、今でも、あまりこの作業が好きではありません。 やはり、 指が曲を覚えてくれて、 自由に弾け...

  • 同じ曲を、キープ

  • 音楽的に解釈をするって?

    これは、ちょっと中級以上のお話になります。 音楽的解釈、といいますが、これは、 一体何をするのか。 自分勝手に解釈するわけにもいかないですし、 どの程度、自分の思うままに弾くのか。 そもそも、音楽的、ってどういうことなのでしょう。 これは、 なかなか、すっぱりと答えは出ないかもし...

  • もう少し、フマジメに?

     ピアノ練習を毎日していますと、 飽き飽きしてくることはあります。 私も、 生徒さんも、同じだと思います。 最初の新鮮さが欠けてくる時、というのはあります。 ところで、 先日、ダンスの先生が話していたことで、 あぁ、なるほどと思ったことがあります。 練習する時に、 「 もっと楽し...

  • ピアノ調律、タイミング

      よく調律されたピアノというのは、気持ちよいです。 こんなに、きれいに響くなんて!と、 ついつい、弾き続けてしまいます。 しばらくすると、 そんなことも忘れて、普通に楽しみますが、 さらに、しばらくすると、調律のことなど、 すっかり忘れてしまいます。 でも、とつぜん思い出して、...

  • 自分のペースで

     ツェルニーのような練習曲には、メトロノーム速度が書かれています。 その速度といったら! もう、何かが狂ったように、速いのです。 幸い、ゆっくりでも、 とてもためになる練習曲です。 と、このように、 自分にできる速さに合わせて弾きます。 これは、なかなかいいポイントだと思います。...

  • 嬉しくなる質問を、もらいました

     先日、受講生の方から、 ある質問があって、とても嬉しくなりました。 「この部分は、キラキラした感じのイメージで弾きたい。 どうしたらキラキラ感を出せるか」 というような内容です。 なぜ、私が嬉しくなったかと言いますと。 その方は、 曲の作りに注目して、 ここはこう、 ここはこう...

  • いくら練習しても変化がない

    ある曲を、しばらく弾いていると、 なんだか、ちっとも改善しない、 変化がない、という時が来ることがあります。 それは、 両手で、音楽的に弾き続けている時に、 よく起こるような気がします。 何回弾いても、同じ。 これ以上、私にはできない、という感じがしてしまいます。 すると、 もう...

  • 頭より、体で覚える

      新しい曲を習う時、 譜読みをして、 片手ずつ練習して、 次に、やっと両手で弾いたりします。 まぁ、よっちらオッチラ、頼りない感じです。 そんな時、 「あぁ、できない、ちっともサマにならない」と 嘆きたくなりますが、 そこは、ドンマイドンマイです。 それで、当然です。 新しい言...

  • 知らないうちに、耳も学習

    タイクツな片手練習 の話の続きです。 なぜ、効果があるのか、もう一つの理由。 この練習は、 これは、指の訓練だと思いますが、 それだけでなく、耳にためでもあります。 耳が、学習します。 合唱曲の、 ていねいなパート練習をしているようなものです。 それがようできていると、 全員で歌...

  • ガンバって、遊ぶ

     先日、 「片手練習はタイクツ」という話 をしましたら、 数人の方から、そのとおりです!という 反応がありました。 いやいや片手練習をするのでは、 私も、 忍びない気がしますので、 何か、方法はないかと考えてしまいます。 とはいうものの、タイクツなものはタイクツなのです。 では、...

  • 手軽に、フレージング

    ピアノという楽器では、メロディを弾くときに、 ぶっきらぼうにならないように、いろいろ工夫をします。 ただ、そのまま音符を弾いても、 なかなか「音楽的に」ならない楽器だと思います。 さて、 それを フレージング と言ったりします。 ブレスをしたり、 句読点はどこか、気にしたり、 抑...

  • 片手練習は、タイクツ

    ピアノ曲を上手に仕上げたかったら、 片手練習を、よく行うといいのです。 ですが、 この練習の、人気のないことと言ったら! それに、この退屈さは、私もよくわかるのです。 早く、 ペダルをつけて、両手で弾きたいのです。 それなのに、 ペダルもなく、 片手ずつ、なんて。。。 それに、「...

  • 誰でも弾けるようになるのに

    先日、あるピアニストと話をしていて、 そうそう、その通り、とあらためて納得したことがあります。 だれでも、ピアノ曲を弾けるようになる、 どんな難しい曲でも、弾けるようになる、という事実です。 それなのに、 どうして、弾けない人がいるか。 それは才能がないから、と思っている人が多い...

  • 練習する気になれない

    日によっては、練習する気になれなかったり、 思うように弾けない自分に、がっかりすることもあります。 人間だから、まぁ、当たり前といえば、 当たり前かもしれません。 そういう時は、 私は、お掃除をするつもりで、 機械的な練習をするようにしています。 例えば、 16分音符が連なってい...

  • 「不可能と思っていたことが実現」

    "Judy さんのサクセスストーリー2 " 「ふだん塾」の受講生の方が、 ふたたび発表会に出られて、また素晴らしい演奏をなさいました。 さっそく送られてきた動画では、 ショパンのバラード3番を、熱演されています。 もう、感動ものです。 ずっと昔、 発表会でトラウマ体験があったとい...

  • 逆説的トレーニング

    ピアノで、よく使っているトレーニング法を、書いておきます。 例えば、 *スケールのようなものを 均一で、粒のそろったリズムで弾きたかったら、 わざと、びっこのリズムで練習します。 (付点練習) *スケールで、音色が均一になりたかったら、 わざと、アクセントをつけて、弾きます。 *...

  • こりゃ私にはムリ、と思ってしまう

     新しい曲を始める時、むずかしいパッセージがあると、 あらま、私にはムリだわ、と思ってしまいます。 技術がないから。 私には、レベルが高すぎるから。 などなどと思って、 へこんでしまいます。 もし、その曲のレベルがあっていないのなら、 話は別ですが、 そうでないなら、 この際、こ...

  • 暗譜で弾くかどうか

  • ピアノの先生の、頭の中

    ピアノの先生、と一口に言っても、 いろいろな人がいますので、それぞれだとは思います。 少なくとも私の頭の中では、 レッスンをしている時はもちろん、 そうでない時でも、 気にし続けていることがあります。 あの人には、どんな曲がいいか。 この人は、今、何のお勉強するのがいいか。 など...

  • テクニックを改善したいと思う時

    とても音楽的には弾けるけれども、 テクニックがイマイチなので、と入ってこられた新入生があります。 さっそくレッスンが始まりました。 本当に、音楽表現が上手で、 意欲マンマンでもあります。 さて、どうやったらテクニックを伸ばせるか。 私の感想は、 曲を作り上げていく時の手順を、 も...

  • うまくいかない時の、手順

      読者の皆さんは、もうご存知とは思いますが、 思うように、指が動かない 、というとき。 ピアノの練習をしていると、 この悩みが、一番多いです。 そんなときは、 私は、ある練習法をやっています。 だいたい、それで、大半の悩みは、かたづきます。 ところが、 それを、生徒さんにお伝え...

  • ピアノは、必ず弾けるようになる

    40年以上音楽院で教えていて、思うことです。 一つの条件さえクリアすれば、 ピアノは、誰でも弾ける ようになると思います。 10本の指があれば、誰でも。 練習できる環境にあるのなら、誰でも。 その一つの条件というのは、 「ピアノを弾きたい」という気持ちです。 それさえあれば、あと...

  • 新しい曲に取りかかる時(省エネ)

    新学年になって、音楽院では、新しい生徒さんが少し入ってきました。 初心者でない方もあります。 そういう時、 私は、他の先生がどういう説明をなさっているか、というのを、 垣間見るわけです。 すると、 だいたい、私と同じような考えのところと、 そうでないところ、があります。 そうでな...

  • コツコツ、目標に向かって成功

     先日、お話ししましたが、 ストリートピアノを初めて楽しまれた、 という受講生の方がおられます。 きらさん という、大人女性です。 コツコツ目標に向かわれた、そのやり方は、 とてもしんぼう強くて、私にとっても、 励みになります。 一年以上前に、「ふだん塾」にいらっしゃいました。 ...

  • 良い手のフォームをつくる

    音楽院では、新学年が始まり、若い初心者も入ってきました。 そこで、まずは、 座り方、 腕や手の使い方などを習います。 世界のどの大陸からやってきたかで、 体のつくりが、かなり違います。 私は、アジアから来ましたので、 アジア独特の手をしています。 インド、 ヨーロッパ、 アフリカ...

  • モチベーションがイマイチの時には

    「ピアニストです」と言うと、わぁ〜素敵、いいですねぇ と言われることがよくあります。 そういう時は、うれしいですが、 同時に、 何が、そんなにいいのかな、とも思ってしまいます。 実際、 毎日毎日、ハッピー!と言う顔つきで、 ピアノを弾いているわけではありません。 悩みも多いですし...

  • どうやって、音楽表現を

    ピアノを弾いていて、 音楽表現 がむずかしく思える時があります。 タイトルがない曲や、 あっても、なんだかよくわからなかったり。 「ソナタ」って言われても、 何を表現していいのか?と思ってしまいます。 そういう時は、 あまり深く考えずに、 2つのことに注目するといいと思います。 ...

  • 前は弾けたのに!!

    しばらく弾いていなかった曲を出してくると、 あらまぁ、 思うように弾けません。 あれだけ練習して、 ちゃんと、きれいに弾けたのに! がっかりです。 あれだけの努力が、水の泡となって消えたような気がします。 ちゃんとキープするには、 毎日、同じ曲を、弾き続けなければならないのでしょ...

  • 「一生懸命」やってるのに。。

      一生懸命、練習する。 テクニックも、練習して、 毎日弾いて、頑張ってるのに、ちっともすすまない、 ということは、あります。 だから、ちっとも楽しくありませんし、 先生も、明るい顔になりませんから、 ますます、くじけます。 それにしても、腹が立つのは、 これだけ「一生懸命」やっ...

  • 「上がり」恐怖の治し方

    ピアノ演奏の本番では、かなり緊張するものです。 プロ演奏家は、慣れているから、ラクラク舞台で弾いていると 思いそうになりますが、 実は、プロでも、緊張はしています。 よほど鈍感でないかぎり、上がります。 その点、趣味ピアノの人は、 気楽でいいなぁなんて、プロの人は考えているかもし...

  • ミスを減らそうとすることの、逆効果

    ミスタッチをなくす、というのは、録音技術でなら、できますが、 ライブ演奏では、100パーセント保証は、できません。 とはいうものの、 ミスタッチを減らすことは、じゅうぶん、できます。 そのために、こんなに練習しているのです! さて、 そのやり方ですが、 ひとつ、勘違されている場合...

  • アーチ型の手、作り方

      ピアノの鍵盤に、どう手を置くか、というのは、 なかなか説明のしにくいことです。 なにしろ、ピアノを弾くときは、たえず動いていますから、 「こうしましょう」と言っても、 次の瞬間には、別な姿勢になってしまいます。 ひとつだけ、 チェックするといいことがあると思いますので、 書い...

  • ピアノ曲選びは、どうする

    ピアノを習ってくときに、 「曲選び」という作業があります。 これは、なかなか奥が深いものだと、感じています。 曲のおかげで、モチベーションがグンと上がる生徒さんがあります。 もちろん、その逆もあります。 大きく分けて、 生徒さんに提案する曲には、 1)その人の才能が生かされて、聞...

  • 楽しんで、弾けてしまった!

    「ふだん塾」受講生の方から、うれしい知らせを受けました。 また、あとで、詳しく書きたいと思いますが、 とりあえず、お話ししたいのは、 駅ピアノを初めて体験 なさったという知らせです。 大人の女性の方。 駅ピアノで弾きたい、という夢を持って、 ずいぶん前から、綿密に準備をなさってい...

  • ショパンのアドバイス

     ショパンがレッスンをしていた時に、よく、 「facile, facile(=イージーに)」という言葉を使っていたそうです。 もし、これが本当ならば、 ヘンテコなアドバイスのようにも聞こえます。 だって、こんなに難しい曲に挑戦しているのに、 「まるで易しいかのように」弾けるわけが...

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