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2021/08/20

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  • 障子

    ベランダに雀がいると障子開け み

  • 風花

    風花が融けるレンズに岩木山 み

  • 凍え死

    分断を推す者たちが凍え死ぬ み

  • 吹雪(ふぶき)

    吹雪いてる マクドナルドは開いてる み

  • 寒雷

    寒雷に詰将棋の本を伏せる み

  • 冬の夜

    いまはコーヒーに凝っている。冬の夜(ふゆのよ) み

  • コート

    おねえさん、コートのベルト垂れてます み

  • 靴痕が靴痕のまま霜の朝 み

  • 受験期

    受験期や何も起きるな籤(くじ)を引く が

  • セーター

    時は止められない セーターは伸びる み

  • 初場所

    番付を諳(そら)んじて待った初場所 み

  • 囲炉裏

    囲炉裏(いろり)の灰を火箸(ひばし)でなぞる迷路 み

  • 初釜

    「悉皆屋(しっかいや)」の名刺をもらう初釜 み

  • 竹馬(たけうま)

    新手(あらて)のマルウェアか トロイの竹馬(ちくば) み

  • 歌留多

    道場に響く奇声は歌留多とり み

  • 獅子頭

    獅子頭、出番はなくて文化財 み

  • 初笑い

    緊張と弛緩の辻に初笑い み

  • 五日

    たるんでる たるんでいます 五日です み

  • 正月

    いつの正月か 日付のない写真 み

  • 三日

    三日です もう走っている人々 み

  • 賀状

    女手の如きフォントの賀状来(き)ぬ み

  • 去年今年

    思い付き言葉にすれば去年今年(こぞことし) み

  • 大晦日

    暴落も笑い話の大晦日 み

  • 年の暮

    もうそれでいいんじゃないか年の暮 み

  • 葉牡丹

    買い物リストの5番目に「葉牡丹」 み

  • 古暦

    小屋の古暦(ふるごよみ)に「アタック」の記(しるし) み

  • 仕事納

    自動ドアに挟まれた仕事納め み

  • 懐手

    取り出すは財布か銃か懐手(ふところで) み

  • 凩(こがらし)はどっち向いても向かい風 み

  • 時雨

    時雨るるか鷗(かもめ)の啼(な)きもピアニシモ み

  • 冬木立

    立ち止まりポケット探る冬木立(ふゆこだち) み

  • 牛鍋

    牛鍋や『A5ランク』の意味知らず み

  • 荒星

    荒星(あらぼし)を背にして帰るプログラマ み

  • 冬の宵

    着陸の列に加わる冬の宵 み

  • 落葉

    落葉カサッカササ 振り返り誰何(すいか) み

  • 畳替

    娘も泊まることありと畳替え ま

  • 冬虹

    先にいくなら未来で待て、冬虹 み

  • 冬の風

    今日も暇 オアフ半周 冬の風 み

  • 冴ゆ

    冴える理科室 姿勢のよい骸骨 み

  • 山茶花

    山茶花(さざんか)を挿して不遇の蹲(うずくまる) み

  • 目貼り

    教育と洗脳の隙間に目貼り み

  • クリスマスツリー

    「場所を空けろ。クリスマスツリー様だ」 み

  • 冬の陽

    換気扇が細切れにする冬の陽 み

  • ストーブ

    ストーブの分解掃除(ぶんかいそうじ)で見つけた み

  • 冬支度

    図書館に五冊予約の冬支度 み

  • 第九

    「フロイデ」で目が覚めた ごめんね第九 み

  • 十二月

    タクシーに並ぶ梅田の十二月 み

  • 枯葉

    枯葉よ、電子(でんし)も量子(りょうし)や計算機 み

  • 冷たし

    目薬の冷たき頬を垂れ急ぎ み

  • 忘年会

    忘年会の特等席は下座 み

  • 紅葉

    紅葉(もみじ)は闇に。ライトアップの顰(ひそ)み み

  • 綿虫

    薪を割る。綿虫が飛び、日が暮れる み

  • 師走

    師走。黄ばんだ写真、黄ばんだ記憶 み

  • 枯蘆

    枯蘆(かれあし)が騒いだので窓を閉めた み

  • 熊手

    ペコペコ社長の景気は大熊手 み

  • 金糸魚

    黄色の蛍光ペンで塗る金糸魚(いとより) み

  • セロリ

    セロリを齧(かじ)る 何かが浄(きよ)められる み

  • 鯛焼

    鯛焼の包み紙のひかる匂い み

  • 末枯

    末枯(うらがれ)は最上階の窓際に み

  • 白菜

    白菜は芯から喰えと豆知識 み

  • 鴨たちよ、みんなでそっちへ行くんか み

  • 長葱(ながねぎ)はレジ袋から街を見る み

  • カーブミラーに鶲(ひたき)は影を見るか み

  • 小春

    屠場(とじょう)の上に高層ビルの小春 み

  • 麦飯、薯蕷汁

    麦飯(むぎめし)と季節違いの薯蕷汁(とろろじる) み

  • 冷ゆ

    表面は沸騰するも芯は冷ゆ み

  • 帰り花

    夕日照るビルのガラスに帰り花 み

  • 茶の花

    畑から脱走したか茶の花よ の

  • 敷松葉

    この頃は客人はなし敷松葉 み

  • 銀杏落葉

    雨の舗道は銀杏落葉(いちょうおちば)に滑る み

  • 露寒

    露寒(つゆざむ)やさっき見たのは何だろう み

  • 群時雨

    群時雨(むらしぐれ)、我が町の名はひらがなに み

  • 柘榴

    柘榴(ざくろ)をブロック塀へフォーシームや み

  • 冬浅し

    サンルームに冬浅く眠り老いる み

  • 柳葉魚

    頭から食べて柳葉魚(ししゃも)の尾が残る み

  • 秋惜しむ

    伴走のロープが緩む秋惜しむ み

  • 牛蒡引く

    引いた牛蒡(ごぼう)を銃口に詰めてやれ み

  • 夜霧

    夜霧にハイビームの影はマドロス み

  • やや寒し

    やや寒し、今日は頭が回らぬ日 み

  • 秋深し

    秋深き5時にコミュニティバスを待つ み

  • 文化の日

    AI(えいあい)に真理を託す文化の日 み

  • 星月夜

    脚注に言い訳のある『星月夜』 み

  • 秋の灯

    キーを挿しシングルルームに秋の灯 み

  • うわさの猪(い)の目のイヤリングの魔除け み

  • 通草

    いちゃもんをつけながら喰う通草(あけび)の実 み

  • 萩こぼれて時給は百円上がる み

  • 冬瓜

    冬瓜(とうがん)を煮て透き通る飛騨の夜 み

  • 銀杏散る

    シュプレヒコールの軋(きし)みに銀杏散(いちょうち)る み

  • 漱石は金蔓(かねづる)の『柿』、法隆寺 み

  • 落穂

    落穂(おちぼ)や 昔『グロソブ』 今『オルカン』 み

  • 威銃

    威銃(おどしづつ)を聞き流せる平和かな み

  • 釣瓶落し

    富士の影、釣瓶落しの五六(ごろく)秒 み

  • 身に入む

    身に入(し)む雨天コールドの後始末 み

  • 朱欒

    網棚はもう網でなく朱欒(ざぼん)置く み

  • チェロケースはヴィオラケースよりも秋 み

  • 馬肥ゆ

    「馬肥ゆ」と見出しは終止形にして み

  • 秋雨

    剃刀(かみそり)の刃の如き秋雨を行く み

  • 秋風

    秋風にナットが錆びた観覧車 み

  • ねこじゃらし

    ねこじゃらしの穂なら𝄆握って緩めて𝄇 み

  • 花野道

    何もない気が遠くなる花野道 み

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