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1件〜100件

  • 座敷絵を薄墨(うすずみ)ササと庭の菊 み

  • あぶり鮎

    あぶり鮎5匹づつ藁(わら)に吊るされ み

  • 南瓜

    大南瓜(おおかぼちゃ)、鈍器に使い、煮物にす み

  • 涼風

    涼風や三国峠のクロソイド み

  • 初紅葉

    仁清(にんせい)の皿にうつれる初紅葉 み

  • 深山茜

    深山茜(みやまあかね)とまり リュック軽くなる み

  • 竹春

    嵯峨野線を渡って竹春(ちくしゅん)に入(い)る み

  • ネクタリン

    ネクタリン、頬擦(ほおず)りしてから冷凍 み

  • 間引菜

    つまみに良かれと間引きし過ぎぬよう み

  • 小鳥来る

    小鳥来てオーブル街にユートピア み

  • 秋日射、簾

    色褪(あ)せた簾(すだれ)また出す秋日射し み

  • 遠浅(とおあさ)へ竿振り鱚(きす)釣る父と子 み

  • 龍淵に潜む(りゅうふちにひそむ)

    その池は覗(のぞ)くなミケよ龍淵(りゅうふち)に み

  • 新米

    新米より炊飯器の買い換えか み

  • 秋光、鯖

    秋光(しゅうこう)や干し網ゆらり鯖(さば)二枚 み

  • 青蜜柑

    青蜜柑10個(じっこ)、紙袋(かんぶくろ)でもらう み

  • 吊忍

    父の吊忍(つりしのぶ)、軒下にそのまま み

  • 雷鳴、浮葉

    雷鳴や浮葉(うきは)の雫(しずく)ブルッとな み

  • 椋鳥、秋の夕

    椋鳥(むくどり)は螺髪(らはつ)に集い、秋の夕 み

  • 玄鳥去(つばめさる)

    燕の巣が空(から)だ。腕を摩(さす)る朝 み

  • トマト

    青臭いトマトは醤油または塩 み

  • 車前

    この一番(いちばん)に出す車前(おおばこ)は手負い み

  • 守宮

    ガラス戸に守宮(やもり)の足裏、視一視(しいっし) み

  • 二枚貝アレルギー 鮑(あわび)は平気 み

  • 南五味子

    南五味子(さねかずら)、髪整えて逢坂へ み

  • 誘蛾灯

  • 朝凪(あさなぎ)

    洋上の風車(ふうしゃ)は愚図る朝の凪(なぎ) み

  • 待宵

    待宵(まつよい)に 「なぜ行くの」 「苦しいからさ」 み

  • 台風一過、迷い蝶

    台風過ぎ 迷い蝶か 翅(はね)裂けて み

  • 9月

    地方紙に絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)載る9月 み

  • 船虫

    岩踏むと わっ船虫だ ガササササ み

  • 野分立つ

    野分立(のわきだ)つ駐輪ラタタと討死(うちじ)に み

  • 昼の月

    歩(ほ)を止(と)めて 昼の月 稽古(けいこ)の囃子(はやし) み

  • 風死す

    アンダルシアの白壁に風死して み

  • 稲妻

    眼下に稲妻 着陸へ旋廻 み

  • 瓢箪

    瓢箪(ひょうたん)や中身不用の実を結び の

  • 西日

    飛車切れば奴(やつ)の眼鏡(めがね)に西日照る み

  • 夏夕べ

    夏夕べ欠伸(あくび)指南(しなん)の屋形船 み

  • 二日月

    サバンナをキリンの影絵、二日月(ふつかづき) み

  • 凌霄の花

    凌霄(のうぜん)の花敷く径(みち)に其はあやか み

  • 鰹(かつお)のたたき、生(なま)じゃないと言い張る み

  • 蓮見

    四時に起こされた。『蓮見(はすみ)』というらしい み

  • 綿柎開(わたのはなしべひらく)、巻雲

    綿柎開(わたのはなしべひら)き巻雲(けんうん)を吐く み

  • ハバネロ

    ハバネロを摘んだ指で涙拭う み

  • 蚯蚓(みみず)

    鳥たちよ乾涸(ひから)びたミミズ美味(うま)いか み

  • 曝書

    レコード盤、出品前に曝書(ばくしょ) す み

  • 夜鷹

    夜鷹(よたか)啼く空にそれほど自由なし み

  • 8月

    8月はイングランドにいるという み

  • 雲の峰

    雲の峰、畳に寝てると電話だ み

  • 蒙霧升降(ふかききりまとう)

    医者が「あれっ」と言う 蒙霧升降(のうむしょうこう)す み

  • 花園

    花園の向こう 父の口は『ヘ』の字 み

  • 五山送り火

    「大文字焼き」と言う、他所(よそ)の人やね み

  • 炎天

    香烟(こうえん)のゆるり昇りゆく炎天(えんてん) み

  • 遠花火

    銭湯へ遠花火(とおはなび)背に二人乗り み

  • 苔青し

    法面(のりめん)の苔(こけ)、雨に蘇(よみがえ)り青 み

  • 夏祭

    夏祭り、微笑むお面に無防備 み

  • 夜市

    女連れの教授に出くわす夜市 が

  • 朝顔

    夜勤明け「ただいま」萎(しぼ)んだ朝顔 ど

  • 雨乞(あまごい)

    雨乞(こ)うも泥濘(ぬかるみ)はいや移住の地 み

  • 浜木綿の花

    君(きみ)を知る 吾(われ)を知る 浜木綿(はまゆう)香る み

  • 夜濯

    タクシーで帰宅→夜濯(よすす)ぎ→「明日は晴れ」 み

  • 原爆忌

    回し読む詩集戻らず原爆忌 み

  • 蚊取線香

    渦(うず)分けるとき折れる蚊取線香 み

  • ヨット

    ヨットは快走。次の風が見える み

  • 夏の朝

    夏の朝、砂漠に希望の暗雲 み

  • 日焼止め

    日焼止め、耳塗り忘れ『芳一』に み

  • 水遊び

    イルカ跳(と)び ペンギン潜(もぐ)り 水遊び み

  • 夏雲

    夏雲三兄弟 今日は次郎か み

  • 萵苣

    炒飯(ちゃーはん)にシャキッ 腹に障(さわ)らぬ萵苣(ちしゃ) み

  • 胡瓜、茄子

    茄子(なす)に棘(とげ) 胡瓜(きゅうり)にも棘(とげ) 偉そうに み

  • 青葉山

    青葉山、急カーブから灘(なだ)望む み

  • 西瓜(すいか)

    おひとりさま、小玉スイカ冷えてるよ み

  • 炭酸水

    午前二時、炭酸水(たんさんすい)飲む屋上 み

  • 炎昼

    炎昼(えんちゅう)に猫を探して夏目坂(なつめざか) み

  • 夏の星座

    高速バス 冷えた窓 夏の星座 み

  • 夏休み

    夏休み借りた本に詩の書き込み が

  • 「ここは鰻屋だった」と監査役が が

  • 旱(ひでり)、涸(か)れ井戸の底から万華鏡(まんげきょう) み

  • 病葉

    『砂漠の思想』 病葉(わくらば)を栞(しおり)には み

  • 驟雨

    驟雨(しゅうう)や、ロビーに居残り出会う運 ま

  • 熱帯魚

    熱帯魚?イラブチャーを酢味噌韲(あ)えで み

  • 茄子漬

    茄子漬(なすづけ)や「青は食欲削(そ)ぐ」は嘘(うそ) み

  • 夏、書くこと多いと短い日記 が

  • 起き抜けに気後れするや蝉の翅(はね) ま

  • 緋水鶏

    緋水鶏(ひくいな)は空耳(そらみみ)か休耕田に の

  • 風鈴

    風鈴屋台(ふうりんやたい)にカオス降臨せり み

  • 籐テーブル

    ラナイの籐(とう)テーブルにチェス指す午後 み

  • 夏の日

    夏の日沈み裾濃(すそご)めく藍の海 み

  • その歌のあと、幾つもの蛍(ほたる)飛び み

  • 夏蕪

    夏蕪(なつかぶ)を甘酢に漬ける。睡魔(すいま)来る み

  • 蟻の列

    蟻の列、歴史の岐路に逡巡(しゅんじゅん)す み

  • 七夕

    七夕(たなばた)に短冊(たんざく)読んで事実知る み

  • 素麺、冷麦

    『素麺(そうめん)』か 『冷麦(ひやむぎ)』か 色付きの有無 み

  • 白雨

    焦熱(しょうねつ)の舗道に ポツリは白雨(はくう)か み

  • 鮎、友釣り

    鮎二匹 宙(そら)にびゅるっ 攩(たも)にずぼっ み

  • 酷暑、枝豆

    枝豆をキンキンに どえりゃあ暑い み

  • 冷房

    たどり着く機械室の強冷房 み

  • 海の家

    浪裏(なみうら)の壁画も新(あら)た海の家 み

  • 紫陽花、鬼百合

    紫陽花(あじさい)がいつの間にやら鬼百合(おにゆり)に み

  • 白靴

    白靴(しろぐつ)にアンクルパンツは素足(すあし)よ ま

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