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咲紗の、本とチワワとコーヒーと ~愛すべき本たちとの日々~ https://sashadokusho.hatenablog.com

「咲紗の、目指せ!日本一の読書家」から移行しました。 大好きな本とチワワとコーヒーに囲まれた日々を送っていきたいと思います。 読んだ本の紹介、感想などを書いていきますのでよろしくお願いします。

咲紗
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2021/03/27

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  • 星降り山荘の殺人 新装版 倉知淳 講談社文庫

    新装版なので2017年ですが、実際は1996年の作品です。 なので、携帯がまだ一部の人しか持っていないときで、これが大きな事件のカギともなっています。 前の作品ですが、いまでもミステリーランキングで上位を占める人気作品ですね。 山荘に集まった初対面の人たち、そこで殺人事件が起こるが、季節外れの猛吹雪で閉じ込められてしまう・・・・。 典型的なクローズド・サークルです。 そして最後はどんでん返し、見事にだまされる、ということで高い評価を受けている作品です。 この作品、読者への挑戦状形式となっています。 章の始め始めに、作者からの挑戦が書かれています。 最後まで読んでだまされた後、読み返してみると「…

  • 推し、燃ゆ 宇佐見りん 河出書房新社

    ネタバレしていますので、嫌な方はご注意ください。 本年度芥川賞受賞作ですので、ご存じの方も多いでしょう。 若干21歳という若さで受賞されたそうです。すごいですね。 思ったより、短い作品。あっという間に読めてしまいます。 ・・・・・・・でも・・・ う~ん・・・ちょっと・・・という感じです。 いや、文章とか文面とかではなく、かなり今どきの子の話で、おばさん咲紗にはついていけなかったというか・・・・・ まあ、主人公の性格とかは賞には関係ないですからね、あくまでも文体とかそういうものが評価されるわけですから。 ただ、あまりにも今どき過ぎて・・・・携帯やらSNSやらにどっぷりつかっている若い子ってこうい…

  • そして、バトンは渡された 瀬尾まいこ 文春文庫

    2019年本屋大賞受領作です。 何度も家庭環境が変わり、2人の母親と3人の父親がいる優子。 こんな生い立ちだと、周りの人は彼女が不幸であることを連想します。 しかし彼女は言います。 「困った。全然不幸ではないのだ」と。 どの親も、彼女を一生懸命育てました。 特に最後の父親、森宮さんはなかなかユニークなキャラです。 始業式の日は朝からカツ丼、優子が友達とトラブったら、スタミナが大事と、1か月毎日ギョウザ。しかもいろいろとアレンジして。 しかし、優子だって全く苦労がないわけではありません。 突然の別れや出会いを繰り返し、やはり心のどこかでは気を使いあっています。 不幸ではないけれど、それなりにやは…

  • 陰陽師 鳳凰ノ巻 夢枕獏 文春文庫

    このシリーズ、清明と博雅のやり取りを読むと、なんだかほっとします。 懐かしいところへ帰ってきたような気がするというか・・・。 内容はおどろおどろしいものや、哀しいものが多くても、二人の存在が救いなのです。 二人はいつも、ほろほろと酒を飲む。 ゆったりとした時間が流れてゆきます。 それに反して、人の心というものは、いろいろな業により、鬼にもなり、妖にもなり、激しくそして哀しい。 清明はそんな哀しい人の心を癒していきます。 今回も、ライバルの蘆屋道満が出てきます。 二人の術比べはなかなか読みごたえがあって面白いです。 しかしそこは食えない二人の事、ちゃんと裏があったのですが。 仲がいいのか悪いのか…

  • 陰陽師 鳳凰ノ巻 夢枕獏 文春文庫

    このシリーズ、清明と博雅のやり取りを読むと、なんだかほっとします。 懐かしいところへ帰ってきたような気がするというか・・・。 内容はおどろおどろしいものや、哀しいものが多くても、二人の存在が救いなのです。 二人はいつも、ほろほろと酒を飲む。 ゆったりとした時間が流れてゆきます。 それに反して、人の心というものは、いろいろな業により、鬼にもなり、妖にもなり、激しくそして哀しい。 清明はそんな哀しい人の心を癒していきます。 今回も、ライバルの蘆屋道満が出てきます。 二人の術比べはなかなか読みごたえがあって面白いです。 しかしそこは食えない二人の事、ちゃんと裏があったのですが。 仲がいいのか悪いのか…

  • 陰陽師 鳳凰ノ巻 夢枕獏 文春文庫

    このシリーズ、清明と博雅のやり取りを読むと、なんだかほっとします。 懐かしいところへ帰ってきたような気がするというか・・・。 内容はおどろおどろしいものや、哀しいものが多くても、二人の存在が救いなのです。 二人はいつも、ほろほろと酒を飲む。 ゆったりとした時間が流れてゆきます。 それに反して、人の心というものは、いろいろな業により、鬼にもなり、妖にもなり、激しくそして哀しい。 清明はそんな哀しい人の心を癒していきます。 今回も、ライバルの蘆屋道満が出てきます。 二人の術比べはなかなか読みごたえがあって面白いです。 しかしそこは食えない二人の事、ちゃんと裏があったのですが。 仲がいいのか悪いのか…

  • ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 東野圭吾 光文社

    東野圭吾先生の最新作です。 表紙の絵がオシャレで、読みたい読みたいと思っていた作品でした。 東野圭吾先生ってホントにたくさん作品があるのですが、また新しいキャラクターが出てきたな、という感じです。 まさに、今の物語。コロナ禍の、観光業が立ち行かなくなって、寂れてしまった町が舞台です。 その町の出身の漫画家の作品が大ヒットし、そのマンガを使って町おこしをしようとする中で起こる殺人事件。 町おこしにおいて、様々な人たちの思惑が交差します。 そして、被害者の娘と、被害者の弟が、警察は当てにならないから自分たちで犯人を見つけようとします。 その被害者の弟、武史というのが、アメリカでマジシャンとして活躍…

  • Yの悲劇 エラリー・クイーン 鮎川信夫訳 創元推理文庫

    高校生の時に1度読んで、衝撃を受けた作品です。 今読み返してみると、こんなに差別用語満載だったのかと、ちょっとびっくりしました。 こんなのがよく平気で出版されていたものです。 今だったらどれだけ批判を被ることでしょうか。 作者がそうなのか、訳者がそうなのかよくわかりませんが、とにかくしつこいくらい差別用語を言いまくります。 昔はこれが普通だったのですね・・・・。 しかし、物語自体の面白さ、衝撃度は何ら変わりませんでした。 ドルリー・レーンシリーズの中でも、最も人気の高い作品です。 とにかく、ちょっと異常な性格の持ち主の母親と、そしてこれまた異常な子供たちが住む一家でおこる、恐ろしい殺人事件。 …

  • 老後の資金がありません 垣谷美雨 2018年3月25日 中央公庫

    てっきりエッセイだと思っていたら、小説でした。 いや~、身につまされました。 老後のためにと思っていたなけなしの貯金が、思いもかけず娘のハデ婚やら舅の立派な葬儀やらなんやかんやで、もろくも崩れ去っていく主人公。 さらに追い打ちをかけるように、夫婦そろってリストラ。 高級ケアマンションに住んでいる義母には、月9万円を仕送りしなくてはならないし、義理の妹はうるさいし・・・・ 高級ケアマンションを解約させ、義母を家に引き取ったり、慣れないコンビニでバイトを始めたりと悪戦苦闘する主人公の様子が、全く他人ごとではありませんでした。 お金なんて、どんなにためてもあっという間になくなってしまいますからね。 …

  • イニシエーション・ラヴ 乾くるみ 2007年4月10日 文春文庫

    ミステリーランキングに、必ずと言っていいほど入ってくる作品です。 普通の恋愛小説と思いきや、最後に全く違ったものになるのだ、という評判でしたので一体どんなどんでん返しが待っているのか、楽しみにしながら読み進めました。 最後、なるほど確かにびっくりしました。 思わず「はぁ?」と言ってしまいましたね。 意味が分からず、頭の上にはクエスチョンマークがいっぱい出ていたことでしょう。 でもよくよく考えて「ああ、そういうこと」とわかりました。 でも、ミステリーとは言えないような気がしますが・・・・。 ミステリーランキングに載っているところを見ると、作者はミステリーを書きたかったのでしょうか・・・・。 恋愛…

  • この本を盗む者は 深緑野分 角川書店 2020年10月8日

    本屋大賞ノミネート作品です。 こういうファンタジー大好きです。 正に「本の本」。読書好きにはたまりません。 もう設定からしてワクワクしてしまいます。 物語の舞台は、有名な書物の蒐集家であったひいおじいさんと、その娘であるおばあさんが、コツコツと集め続けた蔵書のコレクションが収められた「御倉館」。 その影響で、町全体も読書の町となっています。 しかしその御倉館から本が盗まれてしまいます。 と思ったら、なんと、町がある本の内容を現実にしたように変わってしまうのです。k どうやらこれは本にかけられた呪いのせいのようです。 御倉館の娘、深冬は、どこからともなく現れた、白い髪の少女、真白と共に町をもとに…

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