君が夏を走らせる 瀬尾まい子 新潮文庫

君が夏を走らせる 瀬尾まい子 新潮文庫

さて、今回は瀬尾まい子先生の「君が夏を走らせる」です。 16歳の金髪不良少年の太田君は、先輩の、1歳10カ月になる娘の鈴香の面倒を見るというアルバイトをする羽目になります。 太田君は不良ではあるけれども、中学3年の時、駅伝を経験したことによって、普通の不良とはちょっと違い、一本芯の通っているところがあります。 だからこそ先輩も、彼を見込んで頼んだのでしょう。 この駅伝の話は、「もう少し、あと少し」という作品に載っているようです。 まだ未読なので、いつかは読んでみたいですね。 さて、面倒を見る鈴香に振り回されながらも、頑張る太田君。 ベビーフードは美味しくないと言って、ちゃんと手作りご飯をつくっ…

2022/11/03 15:28