発達障害の息子の子育てを通して学んだこと、心の成長、気づき・発見とスピリチュアルな関心事、ヒーリングなどを綴ったダイアリーです。
このところは、毎朝瞑想が日課となっている。 自らが望むもの、自身を知りたいがゆえに瞑想しているのだが、 時に素晴らしい気づきがあって この至福の体験を味わいたく 続けているのである。 本来瞑想を続けていれば 答えは自分の中にあるので 必要な時に必要な導きが得られるものである。 でも時々出口の見えないトンネルの中にいたり、 あてもなく森を彷徨っている気分になる時がある。 そんな時には誰かのサポートを得たくなる。 そんなことからチャネリングを調べていたら ある人のブログ記事に「レムリアの青い石」について書かれていた。 子供の頃から超古代文明に興味があったが レムリアについて詳しいことは知らないが、…
以前、やっとのことで脱精神薬を達成したPikarinだったが 再度の入院で、薬復活になってしまった。 しかも今回は一生必要とまで言われた。 所詮薬による対処療法でしかなく、治るわけではないのだ。 「入院する」=「薬の調整」ということになる。 多くの精神科にかかる患者さんは 通院で薬を調整していくわけだから 適した薬に出会うまでかなり時間を要するようだ。 何年もかかったりすると聞くし、環境の変化により変わることもある。 Pikarinの場合は極端な行動に出てしまうため入院が必要になり 良い方に考えれば、 常に医師と看護師に経過を見てもらい、絶えず検査もしてもらえるから その分薬の調整もしやすいか…
Pikarin、入院して数日後医師から連絡があり 脳波検査中にてんかん発作が起きたと告げられる。 以前も何度か脳波検査したことがあったが、 発作が起きたのは初めて。 7歳で知的遅れを伴う自閉スペクトラム症と診断され、 行動面で問題が強くなり 医療機関を転院して、入院施設のある現在の病院になった。 転院後初診での脳波検査の結果では 「てんかんに見られる波形」が出ているとのことだった。 気になって今までも何度か主治医に確認したが てんかんではない、と言われ続けていた。 どこがどう違うのか判断基準がよくわからない。 ここにきて初めての発作。 一瞬何で?と思ったが 以前支援学校の勧めで任意で脳波検査を…
本当は入院させたいわけではないんだよね。 でも行動が制御できないから管理しきれない。 昨夜も遅くに家の周りに水を撒き出し、近所迷惑でもある。 朝は早くから段ボール4箱ぐらいに荷物をまとめていて 引っ越しさながら。 持ち込めるわけはないのだが、 出がけにトラブルになりたくないので、言われるがまま車に積む。 病院到着。 まずはコロナその他の検査があり、Pikarin待ち時間もじっとしていられず。 スマホであちこちに電話しまくり。 同じフロアの受付にも何度も電話して「先生をお願いします。」という始末。 受付に直接話しに行きたくても、Pikarinの傍から離れられず。 何をしだすかわからない状態だから…
pikarin高尾山事件の翌日、残したままの荷物を回収しに家族で山へ。 警察に手荷物はどうしたらよいか尋ねたものの、 「あちこちに散乱していますし回収は難しいでしょう、危険ですし…。」 と言われたものの、リュックや靴などそのまま放置するのは罪悪感を感じる。 それに、学生証、SUICA定期、鍵など大事なものもある。 誕生日プレゼントに祖父母に買ってもらったゲーム機まであるのだ。 やっぱり回収しに行くしかないでしょ。 と言っても、場所を知っているのはpikarinのみ。 しかも山道から外れた目印なき場所。 昨日確認したGPSの場所のプリントを頼りに、pikarinに道案内をしてもらう。 まずどこか…
もう2ヶ月以上前になるが、この夏久しぶりにpikarin事件勃発! 夏休み前に調子復活、学校に通えていたが 夏休みになり10日間ほどやや低迷期がやってきて心配していたら 8月に入り絶好調、活動的になってきた。 …と安心していたのだが。 自転車で出かけ「お昼には戻る。」と言ったまま帰らず。 まぁ、男の子によくありがちかと思っていたものの 気になったのでスマホのGPSで確認。 あれっ、高尾山? 大丈夫だろうか…。 足取りをたどると順調のようだったが、 ある地点で止まったまま…。 嫌な予感がして本人に電話をかけるとずっと話し中。 そうこうしているうちに いつもお世話になっている放課後等デイサービスの…
波動に興味のある方 心身の不調を改善したい方 人間関係を良くしたい方 願望を実現したい方 波動測定で自分の潜在意識をみてみませんか? 波動測定器の「数霊システム」開発者 吉野内聖一郎先生のお話、 体験談、デモンストレーションなどの セミナーを開催することにしました。 お近くの方はぜひいらしてください。 https://www.instagram.com/p/CdikpnoP5mA/?igshid=YmMyMTA2M2Y= *お申し込みはこちら。 https://ssl.form-mailer.jp/fms/f1d35c6d742370 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ おかげさまでこの…
波動測定器を最初に知ったのはメタトロン。 医療機関で導入されているのは知っていたが 特に悪い症状のない私が受診するわけにもいかず、 民間のカウンセリングサロンで体験してみることにしたのが数年前。 測定はヘッドホンを付けて5分ほどで終了。 全身がスキャンされ、 パソコンの画面に頭(脳)から身体の内部(各臓器)まで 発している周波数の分析結果が表れる。 機種によっても違うが 合う食べ物、相性のよいハーブ、 チャクラの状態なども示してくれる。 感情などの観念も量子物理学によって数値化でき、 これらが臓器や細胞、細菌、毒素、疾患などと 関連していることが分かるのである。 他にも同じような機器にニューㇲ…
「波動」に魅かれ、 自分に合うものをいろいろとチェックしてきた私。 Oリングは一人で行うのは難しかったので もっぱらペンジュラムを使ってきた。 そうこうするうちに15年。 波動測定器というものを知った。 pikarinの精神状態は成長と共に大変なことになり 薬を使わない各種療法では対処できず 西洋医学の薬に頼らざるを得ない状況になった。 ついには入院となり、薬の量は一気に増え 改善もあまりみられず 肌には副作用が表われはじめ 私としてはやり切れず 悶々とした思いを抱えてきた。 本人のストレスを減らし、環境を整えることに配慮してきたが 一緒に暮らす家族としては限界があった。 (この苦しみは共に生…
この世に存在するすべての物質はエネルギーを発し、 固有の振動数があり波長がある。 これが「波動」。 かつて目に見えない世界は「怪しい」ととられることが多かったが 最近では量子力学など学問として説明がつくような時代になってきた。 幼少期から目に見えない世界に魅かれつつも入り込めず、 書物をかじっては、理解を超えた世界を感じたかった私である。 今思えば、pikarinの出産によって その扉が少しずつ開かれた気がする。 助産院で出産予定日を予測するためのOリングテストに始まり 出産後身体に合う食べ物チェック、 pikarinの精神安定療法として取り入れたフラワーエッセンスの ペンジュラムによるセレク…
1年半ほど前に波動測定器に出会い、 クライアントの波動測定をして 心身の不調の問題や願望実現のサポートをする パーソナルセラピーウォーター波動水を作っています。 加えて、波動パッチというものを知ることとなり クライアントにとって有益な場合、 こちらのご紹介もしています。 さて、春休みも毎日iPadオンリーのpikarin。 部屋に行くと珍しく机の上に絵らしきものが見えました。 幼少期はよく描いていたのですが 最近はめっきりだったので 少し嬉しくなって覗いてみると…。 なんとびっくり! LIFEWAVE宣伝ポスターのようなものが出来ているではありませんか⁉ 嬉しいやら、可笑しいやら。 導入してす…
今月27日、You Tuber桜庭露樹氏と師匠吉野内聖一郎氏の 対談にうかがいました。 櫻庭露樹氏のオンラインサロン「夜のツタンカーメン」の収録とのこと。 事の次第がよくわからぬままその場におりましたら、 数霊セラピーの弟子として 対談の途中で、ご紹介してくださいました。 https://ameblo.jp/ihmdolphin 事前に話す内容など考えてもいなかったのですが、 口から先に次々と言葉が出てきます。 緊張もせず、自然体で楽しい時間の流れでした。 ありのままの自分とは こういうことなのでしょう。 即日、波動カウンセリングを申し込んでくださった方から こんな言葉をいただきました。 自己…
二学期の初日は遅刻で登校したものの 9月登校日したのは3日だけ。 今週は連続4日登校した。 完全に不登校というわけでもなく 行けそうと思うと突然準備する。 朝起きた時に決まるらしい。 自分でもそれがどこから来るのか分からないという。 行きたくなくなる理由は iPadの誘惑、 クラスの友達の干渉が煩わしい、 気候の変化、 精神的な疲れ、 といったところ。 ある日の朝、色鉛筆で絵を描き見せてくれた。 「ボクの波」 「ボクね、波があるみたいなんだ。」 誰でもバイオリズムのようなものはあるが、 そんな波を感じているのだろうか…? そして、今はこんな感じだから学校へは行けないと言いたかったのか? またあ…
この5か月取り組んでいるのは ナビゲーションに従い内観する瞑想。 潜在意識にアプローチする仕事を始めたことから 瞑想も内観することに重きを置いてみた。 1時間という長い時間なので 継続するにはそれなりの意志の力も必要である。 まず、背筋を伸ばして座り、リラックスする。 最初の導入部分は身体の各部位に意識を向け、集中。 次第に意識の範囲を体の外側へ拡大していく。 次に、今まで自分がどのような存在だったか 今どのような意識状態にあるのかなど 人生を俯瞰して気づいていく。 この気づきから 自分を動かしている感情を知ることができる。 そしてこの感情から起こる 特定の思考と行動パターンを見つけることがで…
TM瞑想の体験直後に ある方から瞑想のお誘いを受けた。 受けるべきか迷っていたが 師からのお誘いでもあり、 シンクロニシティを感じて参加してみることにした。 シッダヨガという流派らしい。 初めて知った。 今世の中に浸透しているYOGAは 精神性というよりは もっぱら身体的エクササイズになっているように思うが もともとYOGAは 古代インド発祥の伝統的な宗教的行法であり、 瞑想を中心とする。 仏教、ヒンドゥー教からインド各地の諸宗教に展開され 静的、動的な流れをくむ流派などそれぞれに発展し体系化されてきた。 どれもインド哲学やヨガの聖典など サンスクリット語のカタカナが並ぶし 各流派ごとに少しず…
2年前にトライしたのがTM瞑想。 Transcendental Meditation 略してTM 超越瞑想という。 実は30年前から気になっていた瞑想法である。 超越瞑想のルーツは インド発祥の「ヴェーダの伝統」に由来する。 古来から守られてきたこの伝統的瞑想法を 50年ほど前に体系的に復活させ 世界に紹介したのがマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーである。 なぜ超越瞑想を知ったのかはよく覚えていない。 おそらくその頃YOGAについて調べていたからだろう。 TMを実践している著名人に ポール・マッカートニーやリンゴ・スター、 ジョージ・ルーカス、デヴィッド・リンチ、クリント・イーストウッドなど 錚々…
ラビリンスメディテーション、ヴィパッサナー瞑想に続いて 体験したのは「サダナ黙想」。 実は、キリスト教系の瞑想法を体験したいと思い 一番最初に見つけたのが 「東洋の瞑想とキリスト者の祈り」という本だった。 東洋の瞑想とキリスト者の祈り 作者:アントニー・デ・メロ 女子パウロ会 Amazon 遡れば、ローマカトリックの流れをくむ西方教会に対し ギリシャ正教に端を発する東方正教会に興味を持ったのが そもそもの始まりである。 ロシアの「無名の巡礼者の手記」から 〝イエズスの祈り〟について知ることとなった。 無名の順礼者―あるロシア人順礼の手記 (ヘーシベック文庫) エンデルレ書店 Amazon この…
前回ご紹介したヴィパッサナー瞑想のプログラムの中に 「食べる瞑想」というのがあった。 昼食の時間がこれに充てられる。 修道院の食事ということで質素なものをイメージしていたが 黙想会参加者用に用意されているのか なんとも豪華で身体によさそうなものばかりだった。 キリスト教では「最後の晩餐」にもあるように 〝食事を共にする〟ことを大切にしている。 私が所属する教会でも 〝愛餐会〟と呼ばれる日曜日の礼拝後の食事会は ご婦人方の手料理が素晴らしい。 新型コロナ蔓延以来行われていないが。 さて、この「食べる瞑想」。 食事中の私語は禁止。 一口食べては箸を置き 目を閉じて、口の中で溶けるまでよく噛んでから…
ラビリンスメディテーションの次に取り組んだのは キリスト教的ヴィパッサナー瞑想。 これはラビリンスとは別のカトリック修道院で初心者向けの一日コース。 1泊2日、2泊3日、3泊4日、8日間と宿泊黙想会が用意されていたのだが この当時はpikarinをおいての参加は難しかった。 またもや、キリスト教に関係するのだが キリスト者になってからというもの YOGAの瞑想などにある真言を唱えたり…というのに 違和感を感じるようになってしまったのだ。 もともと瞑想はYOGAから発生しているので ヴィパッサナー瞑想もインドの仏教から伝わってきた。 近年マインドフルネス瞑想として世界中で流行っていたのがこれであ…
3年ほど前、 ラビリンスメディテーションをやった。 一般的には修道院という所は馴染みがないかもしれないが 私にとっては 心が落ち着き、自分に帰ることができる。 時間も半日だったので 初めて瞑想を行うには入りやすかった。 フランスのシャルトル大聖堂など 聖堂内に敷設されているものもあるが 私が体験したのは 修道院の奥庭の渦巻きの小道。 周りを木々に囲まれ 小鳥のさえずりも聞こえ 静かな空間。 まず最初に参加者が集められ 修女様からラビリンスについての説明を聞き 本日のメディテーションの「テーマ」が与えられる。 その後一人ずつ少しの時間差で外に出て 円形の渦巻きの外周から中心へ、 中心から外周へ向…
幼少の時から 神との一致、精神性に惹かれていたので いつか「瞑想」を日常的にしたいと思っていた。 30年ほど前にYOGAを始めたのも、もとは瞑想系のつもりだった。 その当時は道場を探しても怪しさが先に立ち、 今のようにYouTubeなどで手軽に取り入れることもできなかったので もっぱら書物から学ぶしかなかった。 いくつかのマスターの書を読んで実践しようと試みるも 雑念ばかりが浮かんで、集中できない。 無駄なように感じて時間も気になる。 忍耐力のなさに呆れてしまう。 姿勢が辛い。 などなど…。 結局は続かぬままだった。 ある時、間脳に興味を持ち「間脳開花」という本を読んだ。 宇宙とつながる間脳開…
昨日から新学期スタート。 夏休み中はそれなりに規則正しく寝起きしていたpikarin。 始業日に限って起きてこない。 起こそうか…、っと思ったがそのままに。 ようやく8時に起きてくると、 P:「なんで起こしてくれなかったの?」 P:「早く準備してよ!」 といきなり怒鳴る。 自分に腹だ立っているのだと思う。 以前は起こすと怒り出していたし、私も朝からトラブルになりたくない。 車で送ってほしいなら 自分の気持ちを伝えればよいのだが、 それができないから 準備していないこちらが悪いような言い方になる。 学校に連絡して準備を済ませると 今度は玄関で P:「ボクの折りたたみ傘がない!どこにあるの?」 い…
その後義父上はめっきり足腰が弱くなり トイレに行くのも困難になってきてしまった。 一時は入院するしかないとなったのだが 直前に大暴れしてしまいキャンセルに。 入院したところで、コロナという状況下では面会も叶わない。 もともと病院嫌いな人で、 昔は抜け出して帰って来たこともあるという。 幸い入院予定先だった診療所の医師が往診してくれることになった。 往診は週一回で 食物もほとんど食べない状態になってきていたため 点滴をすることに。 横になっている義父の様子を見ていると 点滴も煩わしい様子。 訪問看護の看護師が来て、連続3日ほど続けたのだが 針を抜いてしまいそうになるし、 医師が診察しようとしても…
今日は特別な誕生日。 昨年瞑想の中で自立したい自分に気づいてから 一生続けたい仕事として何を求めているのか 自分に問いかけてきた。 そしていよいよ始動開始。 そんな特別な誕生日。 それを自分主催で両親と祝いたくて食事会を企画したが、 あいにく両親のコロナワクチン接種の時期と重なりキャンセル。 大学時代の友人が誕生日を覚えていてくれ 会いに来てくれるはずが、 クリニックの予約と重なっていたことをすっかり忘れ、これまた延期。 一人でカフェも苦手な私が 気になっているオーガニックレストランで 一人ランチでもしてみるかと 密かに計画してみたものの 平日、まだ夏休みでもないのに なぜかpikarinと夫…
先月、個人事業主用の銀行口座を開設するため 予約を取って銀行に行ったのだが 書類に不備があって再度出直すことになってしまった。 出鼻をくじかれた感もあるが 自分の確認ミスだからしかたない。 その日はもう一つ次の予定が入っていて 中途半端に時間が空いてしまった。 お茶でもすればよいのだが 一人でいるのは好きなくせに 実は一人カフェにいるのがなぜか苦手で。 本屋さんなどのショップはまだ開いていないし…。 そうだ!教会に行こう。 ちょうど近くだったので所属教会に行ってみると 扉が開いていて、 あれっ?オルガンの音が…。 併設の幼稚園の礼拝が始まる前で 先生が練習をしていたところだった。 本当は一人静…
先日義父上が倒れ救急搬送されました。 脳梗塞はなく、血管が細くなっている部分の流れが 悪くなっていたためとのこと。 幸い意識はすぐに戻り2泊三日で退院。 みごと生還! 病院の医師によると このまま入院してしまうと 確実に寝たきりになってしまうので 少しでも自宅で生活できた方がよいとの判断らしい。 驚くなかれ、99歳の超高齢。 すごい生命力。 私が行った時は、少し疲れはあったものの にこやかに微笑んでいました。 pikarinのこともあり私は一人先に帰宅。 その後、夫は2~3日泊まって様子を見ることにしました。 さすがに高齢者二人の生活は限界にきていて いろいろと大変な様子。 今後のことを早急に…
高校生のpikarinのその後。 今年の4月に特別支援学校に進学したpikarin。 心機一転、 最初の2週間くらいは毎日登校でき、 これで不登校ともおさらば…と思っていたのだが G.W前あたりから再び怪しくなってきた。 「疲れる…。」の毎日。 電車やバス、歩行者の流れをつかむのも苦手で よくぶつかりそうになるpikarinだから 学校以前にかなりストレスがかかるのだろう。 pikarinはなぜ学校に行けないのか、といつも思っていたが 最近は、 他の子どもたちはよく毎日学校に通えるものだ、と 逆に不思議に思えてきた。 最近の様子を見ていると 一週間に2~3日ペースで登校できている。 朝は規則正…
今年に入ってからブログを書けていない。 毎日いろいろなことがあり 書きたいテーマは尽きることなく 次々と出てくるのだが、 書くことが追いつかず…。 まず第一に 書きたいテーマについての思考がまとまらない。 一つのテーマが他のものといくつもリンクして どれとどれをまとめればよいかわからず混乱してくる。 これらのテーマは 私の場合気づきや感じたことが多く、感覚的なものなので 言語化がしにくい。 最近はその傾向が特に高まり 適切な言葉、表現が見当たらないことが多く 先に進めなくなっているのだ。 それでも日本語は 繊細な感覚を表現することができるはずなのだが…。 目に見えないものに対して感じることを …
若い頃から太りもせず痩せもせず 意識せずとも健康体重を維持してきた私ですが ふと体重計にのってみるとヤバっ! 4㎏も増えているではありませんか! 家で断食しようと思いましたが、 家族がいて妻母の役割(食事を作る)があるとそれなりの覚悟が必要。 べたつくpikarinと距離を置く必要もあって 宿泊の断食をしてみるか、と思い立ちました。 断食だけでは心が満たされないので 瞑想もできればと探してみると…。 ダイエット、デトックス、瞑想、ヨガ… いろいろな目的のプログラムがあり、 宿泊施設もリゾート的なものからお寺まで。 今の私に一番適切なものがうまく見つかりました。 断食ができて、瞑想指導があって、…
3月は劇的成長がみられ調子のよかったpikarin。 4月からは特別支援学校高等部に無事入学。 今までで初めてホッとできたひと時。 このまま続いてくれることを願いつつ迎えた入学式の朝。 やられた~。 朝は順調に起きてきたのだが、制服に着替え…。 P:「ママ!なんでズボン直してないの!」 いきなり怒鳴り声。 制服は事前に試着し確認してあったが、 中学のは背が伸びてツンツルテン、 今回のは採寸して背が伸びることを加味して若干大きめ。 といっても直すほどでもなかったのでそのままでいいことにしたはずだったが。 気ごごちに違和感を感じたのか苛立ったらしい。 それでは怒りが治まらず、洗面所で自分の髪の毛を…
今年に入りpikarinが 「イーロン・マスクだ出ててさ、言ってたんだよね。」 などと口にするようになった。 イーロン・マスク…? 誰それ? 不思議に思いつつ カタカナの芸名のYou Tuberか、 それともアニメか何かのヒーローか? 「調べてみてよ。」とpikarinに言われ検索すると…。 何と恥ずかしい。 アメリカの実業家であり、エンジニア。 世界一ともいわれる大富豪らしい。 スペースX、テスラ、ハイパーループなどの言葉が pikarinから次々と出てきた。 最近pikarinはいろいろな動画を見ている。 それまではヒカキンやアニメ、映画が多かったが 今年に入ってからは 近未来の都市、宇宙…
インナーチャイルドという言葉がある。 文字通り「内なる子供」 子どもの頃の家庭、学校、その他 さまざまな体験を積み重ねる中で感情、思考、自己像が形成され、 そのイメージをさすことが多い。 先日瞑想中に〝子どもの私〟が突然出てきた。 始め私が勝手にツインフレームと思っているTさんが思い出され その後から出てきたのである。 〝子どもの私〟ははかなげで、ちょぴり不安そうな表情。 でも何事にも一生懸命で 持っている力のすべてを尽くす。 その内に秘めた強さ。 何だか愛おしい気持ちで満たされた。 その子はずっと私を見つめていた。 そう、卒業アルバムにあったあの表情。 私は温かい気持ちでその子を見つめた。 …
今日はpikarinの定期受診日だった。 最近は1~1か月半に一度のペース。 発達障害、特にpikarinの場合精神面でいろいろと出やすいので 一度精神科にかかると途中でやめるわけにいかなくなる。 それにまだ10代で成長の只中にあるので 肉体的にも心理的にも 変化と共に、その都度対応するのに 専門的な視点を外すことはできない。 今年に入って気持ちのコントロールがだいぶできるようになり 落ち着いてきたので 少しでも減薬できたら…と 甘い期待を持って受診した。 pikarinが先に私が後で、個別に医師と話をするのだが…。 私がそのことを口にする前に 「お薬のことですが…。pikarinくんがお母様…
昨日ブログを書いたことに続き 今日またpikarinが休んだ。 もちろんブログの内容など知るはずもない。 〝何というシンクロニシティ!〟ととらえるのは私だけで 普通なら たまたま偶然じゃない?とか 不登校が多いんだから特別なことでもないよね と思われるだろう。 朝起きてみると 制服ではなく私服でお休みモードのpikarin。 何も言わずそのまま1階に。 キッチンの冷蔵庫に貼ってある家族のカレンダーに 何やら書き込んでいる。 こんな時、書いている途中で見るのはタブー。 pikarinがその場を去った後に見てみると… 「学校行く」「学校行かない」が 卒業式の日まで毎日記入されていた。 「学校行かな…
順調だったpikarinだが昨日は学校を休んだ。 以前よりは朝グズグズせず 自分の意志を早い段階で伝えることができるようになった。 行くのか行かないのか、遅刻して行くつもりなのか それによってすべきことや優先順位、 自分の予定の変更を余儀なくされる。 朝の忙しい時間にイライラさせられるのだ。 こちらもだいぶ修業を積んで どのようにも対応できる心の準備を怠らないようになった。 昨年2学期途中から ある先生に注意されたことをきっかけにまた不登校が始まったが 今年3学期初日いきなり朝準備をして学校へ行き出した。 前日まで朝9時起きの寝坊助だったのに。 なぜ行くことにしたのか理由を聞きたいところだが …
最近スマホのメールで 〝Amazonあなたへのおすすめ〟で 神原康弥さんの本が登場した。 すでに何冊も出版しているようだ。 ぼくはエネルギー体です - 動けない。しゃべれない。でも、妖精や精霊と話せるし、天の声も聴こえる。 作者:神原 康弥 発売日: 2018/04/11 メディア: 単行本 確か5年前2017年、pikarin新6年生を迎える春休み最後の日だった。 pikarinをよく知る知人から神原康弥さんを紹介され 一度会ってみたら、と言われたのだった。 神原康弥さんは2歳の時に脳症となり、 身体を自由に動かせず、言葉も出ない重度の障害を持つ。 そのころpikarinは学校へ行ったり休ん…
最近は比較的落ち着いてきて 怒りがおさまるのも早くなったpikarin。 一瞬激情するが、コントロールする力が出来つつある。 すぐに謝ることもできるようになった。 とはいっても 全てがうまくいっているわけではない。 私にかまってもらいたいのか 好きな時だけ絶えずまとわりついてくる。 自分では犬が好きなくせに、まるで猫みたい。 足を踏んでみたり、体の上に乗ってきたり 行く先を妨げてみたり…。 幼い子ならかわいいが、もう16歳も終わる。 その度にやめてほしいと伝える。 言ってもわからなくても何度も繰り返し言い続けること、 と支援の先生や医師は言う。 誰だって言われ続けたら嫌だろう。 言い続ける方も…
「ママ!サグラダ゙・ファミリアって 未来のために造られたのかもしれない!」 朝まだ私がベッドの中で夢ごこちの時に pikarinがいきなり騒々しく部屋に入ってきて言い出した。 「サグラダ・ファミリアって教会だよね。 人間が神様をずっと忘れないようにするため、 わざと未来のために造ったんじゃない? だって今も造り続けているんでしょ?」 うわぁ~、なるほど そうかもしれない。 (pikarinなんでサグラダ・ファミリア知っているんだろう…?) 最近のpikarinの言葉は面白い。 本来の彼が表現されつつあるように感じる。 独特のひらめき、発想みたいな、 持っている本質が少しずつ現れている。 サグラ…
ふとしたことから25回にわたって書き続けたバイオグラフィー。 現在第8周期の途上にあるが、一旦終了することにする。 息子pikarinの発達障害を通しての気づきから自分の成長を見つめることが ブログを始めたきっかけだった。 一見それてしまったかのように思えるこのバイオグラフィシリーズは、 いずれどこかの時点で書かなければ、と思っていたが なかなかオープンにする勇気が出なかったのが正直なところ。 振り返って自分を7年周期ごとに区切ってみると それぞれの時期で見えてくるテーマがある。 無意識に過ごしていると そのテーマや課題が見過ごされてしまう。 人は生まれてくる時に 自分の人生の設計図を決めてこ…
バイオグラフィーワーク(8)50歳-a.内面から〝受け入れる〟ということ
バイオグラフィーの第7周期では 夫が事故を起こし、さらにPikarinの発達障害の問題が次々に表面化し 人生の中でも自分でどうにかできることではなく、 かなりの難局に直面した。 〝受け入れる〟ということがどういうことなのか 第8周期の今もこのテーマは継続している。 思い返してみると それまでの〝受け入れる〟というのは 障害を受け入れる、という意味合いだったことに気がついた。 〝夫を受け入れる〟〝Pikarinを受け入れる〟という 相手を丸ごと受け入れていたわけではなかったんだ、 と今さらながら気づいた。 それだから〝どこからどこまでが障害の部分で、どこが本質なのか〟 などという表現が出てしまっ…
バイオグラフィーワーク(7)43-49歳 c夫の事故とpikarin
事故や事件というのは突然起きるし、 あれは何だったんだろう…と思ってみても受け入れるしかない。 pikarinが4歳の時夫が交通事故を起こした。 それまでも何度となく不安を感じることがあり 何度か通勤に車を使わないようにお願いしていたのだったが、 本人が楽なこともあり聞き入れてもらえなかった。 土曜日の夜だった。 帰宅が遅くなる予感がしたので pikarinと二人食事を済ませ入浴しようか迷っていたところ 救急隊からの電話があった。 急いでpikarinを連れて病院へ向かった。 暗い夜道、山道のカーブ、路肩は雪が凍っていた。 途中事故現場を目撃したが、そこが夫の事故現場であることは後から分かった…
バイオグラフィーワーク(7)43-49歳 b子どもを通して障害を学ぶ。
ちょうど私の第7周期はpikarinが4~10歳だった。 発達障害と分かったのもこの時期で、 自然との触れ合いの中でできる限りいろんなことを一緒に体験した。 楽しかったと同時に、私達だけみんなと一緒にできない辛さもあった。 シュタイナー幼稚園に入園し楽しく通えた日々。 シュタイナー学園に入学できず公立小に入学し大変だった日々。 再チャレンジしたシュタイナー学園で予想に反して起こってきた問題の数々。 発達障害の宣告を受け、学校に適応できず転校を繰り返した時期だった。 今度は自分のことではなくpikarinのことで試行錯誤だった。 1歳半検診の時、病院では何も言われなかったが 母親の直感で何か他の…
このところ調子よく学校へ行くことができていたpikarinだが 今朝は久しぶりにお湯のみが割られた。 投げる前に何を投げるか選んでいるところがおかしい。 私の方は手が伸びるより先に、腕を掴むのに必死なのだが…。 事の発端は信じられないほど些細なこと。 私が連絡帳を開いて、記入のためpikarinが体温を測り終えるのを待っていたこと。 せかす言葉は一切なくノートを開いていただけなのに その行為だけでせかされていると感じたらしい。 その上悪いことに体温計がうまく作動せず34.5℃とか 何度測っても数値が変だった様子。 今度は体温計に当たり散らして怒鳴っている。 少し落ち着くまで離れた方がいいと思い…
バイオグラフィーワーク(7)43-49歳 aシュタイナー教育とキリスト者共同体
大学生の頃シュタイナー思想に興味があって何冊か本を手に取った。 「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」「神智学」 「神秘学概論」「自由の哲学」の四大主著であるが どれも頭の上層を流れていくだけでとても理解できなかった。 妊娠時にゆったり本でも読んで過ごそうと思い、 今回教育的アプローチなら理解できるかもしれないと思った。 そんなわけでシュタイナー教育関係の本をたくさん読んだ。 当然のことながらpikarinをシュタイナー幼稚園に入れたいと思うようになった。 引っ越しもうまく運んで巡り合えたのはシュタイナーこども園だった。 シュタイナー教育は人間の本質を 霊学的な観点から捉え、それに即した…
pikarinを出産したのは39歳の時だった。 当時は夫と二人でアパート住まいで 出産をどこでどのようにするかいろいろと考えた。 その頃夫は転職続きで一つの会社に安定せず、出産費用も心配だった。 pikarinの不安感はこのような妊娠時の影響もあったかもしれない。 私も初めてのことで、住み慣れた土地でもなく、産婦人科医院も知らないので 最初は比較的近くの総合病院の産婦人科で定期検診を受けていた。 いろいろと出産・子育てについて調べていくうちに 自然育児に興味を持つようになった。 本来出産は病気ではないし、昔は自宅で出産していた。 私は入院の経験がなかったし、病院には何となく抵抗があった。 妊娠…
私は2度目の結婚をしてから6回の引っ越しを経験した。 転勤などやむを得ない事情ではなく、自己都合である。 そのうち3回義父母と一緒に住んだ。 ちょうどその頃義父が会社の経営の件で家を手放すことになり 精神的、肉体的に体調が思わしくなく高齢でもあったので 夫が心配して「一緒に住もうか?」と言い出した。 この時は都市計画された閑静な住宅街の一軒家を借りた。 緑が多く広々とした自然の中の公園も近くにあり 気持ちのよい街だった。 次第に義父の体調も良くなってきた。 ところが反対に夫の体調が悪くなった。 夜は眠れず、原因不明の背中の痛みで起き上がることができなかった。 義父母と私の3人で心配する毎日が続…
バイオグラフィーワーク(6)36-42歳 a受洗、新たに生まれる。
ようやく〝この人〟と思える人に出会った。 決め手となったのは 「共に成長していきたい。」という言葉だった。 特に個性的なわけでもなく一見普通のサラリーマンだったが 物の見方や発想が面白く、質問すると新しい発見がたくさんあった。 今までこんな人には出会ったことがなく、 二人で世界を眺めれば360度の視点でいろいろな発想ができるし 自分の世界も広がると思った。 お金もなかったので、せめて心に残る結婚式と思い 歴史的建造物に指定されている由緒ある教会で行うことにした。 当時の司祭様は厳しく、1年間は礼拝に通うように言われた。 名の知れた教会だったので結婚希望のカップルは何組もいて 日曜日の「夕の礼拝…
Yogaでどうにか支えられたものの、 この頃の私は自分がよく分からなくなっていた。 再挑戦と思い服飾を学んだはずが、 いざ就職となると初心に戻っての新入社員としての心構えは 大学卒業後のそれとは違っていた。 一度バブル期の企業の中で甘い蜜を吸ってしまうと 謙虚な気持ちで臨むのが難しくなった。 服飾の専門学校を終了し 学校に求人がきていたオートクチュールのアトリエで アルバイトをすることにした。 狭いマンションの一室に恐る恐る一歩踏み入れた途端 やっぱり帰ろうかという気持ちになった。 出てきた男性デザイナーの先生は 軽いノリで、言葉遣いは女性っぽく、 服装は奇抜、幼少期は芸能界育ちという 何とも…
バイオグラフィーワーク(5)29-35歳 a.Yogaとの出会い。
全てを失った気がした。 自分から言い出した身勝手な離婚だったが 同時に仕事も失ってしまったのは辛かった。 以前の職場に復帰できる可能性もなく どうしてよいか分からず身も心も放心状態だった。 実家に戻ることができたのは本当にありがたかった。 しばらくの間、自分の心に問いかけ何がしたいかを考えた。 何もなくなってしまったのだから この先後悔することのないように生きようと思った。 一つは服飾のことを学ぼうと思った。 既に何度か諦めたが、挑戦してみようと思った。 もう一つは身体と心を鍛えようと思った。 精神的に強くなりたいと思った。 〝健全な精神は健全な肉体に宿る〟 身体を鍛えないといけないと思った。…
バイオグラフィーワーク(4)22-28歳 d「愛」ってなんだろう?
私は24歳で結婚した。 相手は美大受験予備校の先生で7歳年上だった。 女子校卒業後に付き合い始め、すぐに結婚という流れに 両親は心配していた。 私は自分の性格から、 仕事にのめり込むとOld Missになってしまうという恐れと 男性に対するコンプレックスから この機会を逃すと私に結婚を申し込んでくれる人は誰もいないと 勝手に思い込んでいた。 なぜそこまで追い詰めそんな思いに囚われてしまったのか分からないが 劣等感、自己肯定感の低さからだと思う。 当時の私はそれを隠すかのように 周囲から羨ましく思われるほど派手な結婚式とパーティを行い お姫様気取りだった。 それとは裏腹に、苗字が変わることで私が…
連日のようにバイオグラフィーを書いている中でも 不思議なことが起こっています。 書き始めて3日後くらいのこと オラクルカードに 「RECONCILIATION」和解の統治の天使が 登場しました。 「和解の天使は過去の古くて無駄な荷物をクリアにするチャンスを与えてくれます。 そして過去を現在のリアリティに統合することを助けます。 スピリチュアルな真理を見ることができるように手を貸してくれるので、 過去から学ぶことができるのです。 過去に対するものの見方を変えることで、今をもっと力強く生きられるように…。」 バイオグラフィーをブログでOpenにすることを決意させてくれたのは 一人のソウルメイトとの…
この時期外国にもよく行った。 狭い日本の価値観の中にいたくなかった。 世界は広い もっといろいろな人、文化に出会ってみたいと思った。 初めて外国に行ったのは大学3年生の時。 デザインの研修を兼ねた3週間の大学主催の学生ツアーだった。 ロサンゼルス郊外のデザインの大学の寮に宿泊した。 いきなり3週間の外国 しかも一人でブラブラ歩けないロサンゼルス。 この時の印象は、何しろアメリカのスケールの大きさと 夜の街のゾッとするような恐怖 いつ殺されてもおかしくないと思った。 次に行ったのは、学生時代の親友の父上が赴任していた中国返還前の香港。 単身赴任なのにベットルームが4つもある贅沢さと 雑多な騒々し…
我ながらこの転職作戦は絶妙だと思った。 社員ではなかったが、既に結婚も決まっていたし それなりの身分は保証され 仕事の内容は以前よりも希望の職種に近く 何より職場の雰囲気が明るく、華やかで、活気があった。 面接してくれた2人のうち 女性の課長補佐の方はカメラマンでもあり 少女漫画「エースをねらえ!」のお蝶夫人彷彿させる 家柄のよさと、美しさ、華やかさ全てを兼ね備えた人だった。 既婚者でもあり、私の目指すキャリアウーマンの理想そのものだった。 〝こんな素敵な人と一緒に仕事ができる〟 私はそれだけで嬉しく、仕事をする意欲が再び湧き上がってきた。 こんな願いが叶ったのも 大学時代の友人を通しての紹介…
バイオグラフィーワーク(4)22-28歳 a初めて社会に出る
大学に入って また美大受験予備校の助手アルバイトで後輩の指導を通して かなり積極的になったように見えた。 でもまだまだ私は劣等感のかたまりだった。 〝自分を変えたい〟という思いは昔からとても強かったが 周囲からの固定概念の目の中では 今まで自分で変えられる範囲に限界があった。 全く自分のことを知らない会社の中に入る今しか 新しい自分を打ち立てるチャンスはないと思った。 就職先を考えた時、 幼少よりファッション関係に憧れのあった私は 当然アパレル会社も考えた。 私が希望した当時流行ブランドの小規模なアパレル会社は 父の目には不安定に思え、あまり好ましくない様子が見て取れた。 ここでも自分を通すほ…
バイオグラフィーワーク(3)15-21歳 d新たな目標に向かって
高校から気持ちを切り替えて勉強し 大学は絶対に外部に出ると決めた。 S女子校は大学付属だったので 外部受験をすることは狭き門だった。 何度も教師と面接がありその度に志望者は脱落し 志を共にした友達の多くはそのまま大学または短大へ進学した。 外部を受験するには大学または短大に無い学部でないと許可されない。 私は考古学や心理学に興味があり、両親に相談した。 母は自分の経験から「大学で学ぶ=仕事(収入)につなげる」という考えだったので 「研究してどうするの?」と思っていたようだ。 特に古代エジプトに興味があるというと、 「昔の人が使った物やミイラや骨とか気持ち悪いじゃない。」と言われた。 父は「女性…
私は自分に対する劣等感からか 自分の理想的な人と友達になろうとした。 多くは美しい人、頭のよい人、個性的な人だった。 〝朱に交われば赤くなる〟というように 友達になることで、そのような人と同じになることを目指した。 親友のような近い関係になることは難しかったが それなりに目標は達成してきたと思う。 女子校なのでカップルになることはなかったが 仲良しグループはいくつも出来上がっていた。 私はなかなかグループに属することができなかった。 形式上入ることはできたし、独りぼっちということもなかったが 興味が違うのかいつも一緒にいて楽しいグループはなかったように思う。 アイドルやTVの話題のグループ 先…
バイオグラフィーワーク(3)15-21歳 b人間としての先生
中学3年の担任は男の先生だった。 私はどうしてもその先生が好きになれなかった。 先生に罪はなく、何かしたわけでもなかった。 見た目が黒縁メガネでうだつの上がらぬ安サラリーマンを彷彿させ、 少し猫背にして背広の前端を両手で交差して左右に引っ張るしぐさが どうしようもなく嫌悪させた。 人のせいにするのはひどい話だが、 その先生は社会科の公民を担当し それがまた私の不得意科目であったから 一気に勉強への意欲をなくさせた。 夏休みの親子面談の時、3年になって急に成績が落ちたわけを聞かれた。 「付き合っている男の子でもいるんですか?」と言う。 「成績低下=男の子との付き合い」という 月並みな単純な発想、…
私の父は厳しく怖かった。 思ったことを母にも言えなかったが 父にはもっと言えなかった。 私の親友はお父さんと仲の良い子が多く 一緒に〇〇へ行った、△△を買ってもらった、とか お父さんとのことを聞かされるたびに寂しくなった。 (とは言っても、小学生の頃はバトミントンやトランプ、ボードゲームに付き合ってくれた。本当はこれだけでも十分だったのかもしれない。) あまりに辛かったので、 ある時「何でこんなに厳しくするのか?」と 単刀直入に聞いてみた。 「自分で何でも出来るようにするため。 今わからなくても大人になったら感謝することになる。」 という答えだった。 大人になって考えてみたが 確かに何でも自分…
バイオグラフィーワーク(2)8ー14歳~d夢はファッションデザイナー
我が家は父が4男1女の長男だったため祖父母と一緒に住んでいた。 お正月などは形式的に親戚一同が集合する。 お酒も飲めない家系で、羽目を外すこともなく 食事とお茶、話も堅苦しかった。 私と妹は料理の準備、配膳、片付けなど いつも母の手伝いをさせられた。 他の従弟妹たちは幼かったので遊びに来るだけだった。 私は親戚の叔父叔母と話をすることも苦手だったが 長男の長女ゆえ、皆から注目されていたように思う。 何を注目されていたか…? といっても、もっぱら学校の成績や進学のことばかり。 そういう価値観が嫌だったし 事細かに聞かれるのはもっと嫌だった。 一方母方の親戚は四国で小学校時代よく行った。 こちらは…
男の子が苦手な私だったけれど 好きになった男の子がいた。 彼は他の女子からも人気があった。 スポーツができ、頭もよくて いつも学級委員をしていた。 といっても小学生の時である。 私は男の子が苦手だったから その子ともほとんど話をしたことがない。 思ったことを何でも言う世話好きの親友にくっついて 近寄るのがやっとだった。 中学が別々になり もう会うこともなくなってしまう…と思った春休み、 これで終わらせたら後悔する、という心の声に従い 手紙を送った。 私は外見は大人しく、どこか弱々しく見えるが 何事に対しても思いが強く 自分の思いと現実のギャップが大きくなると、 何かを成すエネルギーが抑えきれな…
女子中学校に進学したのは 親の意向だったわけではない。 男の子はどうしても苦手だ、と母に言うと 中学に女子校があることを教えてくれ 受験することになった。 本当は横浜の女子校を受験したかったが、 試験科目が国・算・理・社の4教科で 試験日も3日間あり 他校との掛け持ち受験ができず 一発勝負だった。 私には4教科は無理と 志望する前から 選択の幅を自分で狭めてしまっていた。 母は自分の友人の子が通う東京の学校を勧めた。 その学校が嫌だったわけではなかったが、 自分で「私立中学校案内」の本を隅々まで読み 自分なりの考えで第一志望を選んだ。 偏差値は高く、かなり頑張らないといけなかった。 制服がない…
小学校は楽しくなかった。 勉強が嫌いではなかったが みんなの前で、手を挙げて発表しなければならないのが とてつもなく苦痛だった。 自分の答えが間違っていたらと思うと不安だったし、 他からどう見られるか嫌だった。 人から注目される、視線を向けられるのも嫌だった。 恥ずかしくて赤面してしまい、 そのことでからかわれるのも嫌だった。 発表しない子は他にもいたのに 先生からも、母からも そのことをいつも指摘されるのが苦しかった。 答えがわかっているのに なぜ言わないのか、と思うのだろう。 学級委員に立候補するように言われるのは もっと苦しかった。 教育的には、 能力を引き出す、成長を促すことが目的だろ…
シュタイナーが提唱した人智学から生み出された バイオグラフィーワークというものがある。 自分の人生を成長の7年周期に沿って それぞれの時期に隠されている 自らのテーマを読み取っていく。 本来ならグループで、傾聴、対話を行い、 芸術表現がワークとして入る。 ―ルドルフ・シュタイナーの言葉よりー 自分自身を知りたければ、 世界(宇宙)を観察するがいい。 世界(宇宙)を知りたければ、 自分の魂の深みを観察するといい。 小さい頃のことを どこまで記憶しているか疑問である。 私の両親は記録をすることが好きで メモや手紙に文書、写真など 多くのものが残っている。 子どもの頃の自分用大型写真アルバムが何冊も…
今日のオラクルカードは 「FORGIVENESS」 許しの統治の天使のカードです。 ー過去に私を傷つけたすべての人を許すことを選択するー 人を許すときに自分にパワーを与え、 自分を大切にできるように助けます。 過去を許して、今に生きること、 他者を許し、 親密さを創造することに手を貸してくれます。 このカードはすでに何度も登場しています。 その度に過去に出会った人を思い浮かべ 関わりを見つめ直しています。 私が何か気にかかる感情を残している人がいるか…。 以前はネガティブな考えがあったので 傷つけられた印象を持つことは 多くありました。 でも今は傷つけられた印象はなく 素直に 個々の人から教え…
小学校の時の初恋の彼Tさんから 実家に私宛の手紙が届きました。 母が受け取り、転送してくれたのですが、 いつもポストなど全く見ないpikarinが この日に限って 朝早く新聞と一緒に取ってきました。 そして、勝手に中を開けたようです。 (ママ大好きのpikarinは直感でライバルと察したのでしょうか…?) ベッドで半分目が覚めていない私のところに来て 「おばあちゃんから手紙が来て、 ママあての手紙が中に入っていたよ。 なんかね、30年前だって。 カナダにいて、 コロナだから日本に帰れないみたいだよ。」 とか言っています。 えっ、なぬ~? 漢字が読めないはずのpikarinが 大まかに内容を把握…
私が今まで出会った人を思い浮かべてみた時に ソウルメイトはいるのか、というのが気になった。 人生のパートナー、結婚相手を探す、 という時なら関心が高かっただろうが 今さらソウルメイトといってもね、 出会えたらそれなりに嬉しいけど… くらいに思っていた。 最近寂しさを感じていたせいか、 ソウルメイトとは何か調べてみた。 ソウルメイトといっても一括りではなく、 それぞれの繋がりの深さのレベルがあるようだ。 そもそもソウルメイトとは 自分の本質の部分を映し出す鏡として存在しているらしい。 そして、ソウルメイトと接触することにより より深い自己を思い出すことができるようだ。 さらには、お互いの聖なる目…
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