Vol.423から10回に分けてお爺さまが記録していた1600年代以降の宗家一族について書きましたが、2つの疑問が湧いてきました。1つは目は薩摩系の家が内城村に居住していたことについてです。お爺さまが書いていた一族の系譜の記録は時代が1600年以降ということで、島の歴史は薩摩の世です。宗の本家から分家した家、婚姻や養子で親戚関係になった家もありますが、ご先祖様が代々居住していた内城村には薩摩系と思われる名字の家もありました。琉球の時代には世之主の居城があった内城村は政治の中心地で、世之主の一族やそこに仕えていた家臣の屋敷などもこの内城地区に多くあったと思うのですが、薩摩の時代になって以降の政治の中心地は和泊村です。昔の内城村は山深い場所で生活の利便性もさほど良くはなかったようですが、そんな場所で薩摩系の家...Vol.435宗家一族の繋がりを見てきたところで