Vol.421 神主の謎
本家のご先祖様の戒名に、神主と書かれている人物が3名いたことは以前の記事で書きました。当時の考察では、宗家が内城の世之主神社の神主を代々やっていたからであろうという考察で書きましたが、それを裏付けるヒントになる情報を見つけました。島の瀬利覚に宗岡家という旧家があります。「瀬利覚の昔話」という本に書いてあったのですが、こちらの家は昔は宗という名字だったようですが、改姓して宗岡家となったそうです。この宗岡家は、百(ひゃー)と呼ばれる役を3代続けてやっていたそうです。百とは、集落の長として政治と神事を取り扱っていたが、明治時代の頃は主として神事を執り行っていたそうです。島をあげての大行事であったシニグ祭は百が主役であったとのこと。確かに明治3年の最後に行われたシニグ祭でも各村の百が参加してシニグ祭りを取り仕切っ...Vol.421神主の謎
2024/09/30 04:07