Vol.414 島伊名重の書から⑤文面の謎が少し解けたような、、、
1913(大正2)年に屋号シマクルの9代目であった島伊名重が書き残した文書があります。この文書は紙の破損部分があり全体の正確な内容が分からないのですが、ざっくり読んでみると、当家の7代目であった平安統惟雄について(伊名重の実祖母が惟雄の姉)尊敬の念があったことや、宗家が北山王次男の真松千代王子(世之主)の次男の子孫であること、示現流が強かった4代目の平安統惟貞のエピソードなどが書かれています。伊名重はこの文書では「満翠」と名乗っていますが、恐らくペンネームだと思われます。まずは原文から。島満翠文書(大正二年)原文凡例一、環境依存文字は新字に改めた。一、誤字は正しい字に改め、()に元の字を表記した。一、解読できない文字は□で表記した。一、文書の破損個所は「……」を付した。不肖伊名重沐浴盥漱(かんそう)シ敢(...Vol.414島伊名重の書から⑤文面の謎が少し解けたような、、、
2024/07/26 05:13