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Oxford Bookworms Libraryで100万語 多読を達成、Do not draw dictionaries. 次はQuick Reads

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2020/02/01

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  • ペーパーバックが読めるようになりたい

    今日は市立米沢図書館の悪口を書きます。 「またか、このブロガーは他人の悪口ばっかだな」と呆れた人、そうなんです。私が書くことは、他人の揚げ足取りや悪口ばかりです。そういうネガティブな内容は読みたくない人は、もっと価値あるブログサイトに行ってください。時は金なりと言いますね(Time is money)。 アインシュタインの相対性理論によると、宇宙には共通の現在が存在しないので、絶対的時間も存在…

  • 金曜夜クラス 理解度、3割!

    もし、皆さんが多読講座の講師で、Stephen Kingの「Carrie」を読んだ生徒さんが「理解度3割くらい」と言ったら、どのように指導しますか? 1. 理解度なんか気にせず、好きな本をドンドン読みなさい♪ 2. もっとやさしい本を勧める まさかとは思いますが、「1」と答えた人はいませんよね。そんな人がいたら、英和辞典で顔面を滅多打ちして鼻の骨をへし折りますよ。 その生徒「Yさん」は、講座に通って…

  • 桐島、ブログやめるってよ

    わたしが当ブログを始めてから、かれこれ40年になります。1984年といえば、イギリス人作家George Orwellのディストピア小説ですね。私はオリジナル(原書)を読んだことはありませんが、Penguin Readers Level 4の簡約版を詠みました。 秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ 和歌を詠んでいる場合じゃないですね。ブログを始めて4年が経ったという話です。振り…

  • 多読的 英検1級不合格

    英検を受験しようと思ったキッカケが何だったのか、よく覚えていません。たぶん、Twitterで尊敬している人やインフルエンサーが英検対策をしたり合格したというポストを読んで、「自分は漫然と洋書を読んでいるだけで本当に良いのか?」という疑問がわいたのだと思います。 さらに、2024年度から英検の問題形式が変わるというニュースを見て、現状最後の試験で何とか間に合わせたいという邪まな気持ちがあっ…

  • 多読的 四則演算

    今日は、「多読語数別のCAN DO」に難癖をつけてみます。「なんだ、また他人の悪口か」と思った方も思わなかった人も、神に感謝の祈りを捧げてください。

  • タドクダケ

    今日も他人の悪口です。その前に 1月21日に英検1級の一次試験を受験してきたのですが、不合格だと思います。これは予想通りというか、当然の帰結です。準備不足、実力不足、努力不足、気合不足が原因です。年明けからダメだと分かっていたので、学習意欲も低下していました。もう試験会場まで行くのも止めようかと思ったのですが、それは何とか踏みとどまりました。 私は英作文の勉強法がイマイチ分かりません。愚直に努力…

  • 躊躇した

    今日も他人の悪口を書こうと思ったのですが、ブログにアップするのを止めました。テキストエディタに全文を書き終えたのですが、今年最後のブログ記事にするには少し残念な内容なので。 今年は英語学習に関して特記すべき進歩はありませんでしたが、特に大きな病気もせず平々凡々と生きられました。その良し悪しはともかく、健康に感謝して新年を迎えようと思います。 2023年最後の記事は、このぐらい無難な文章にしておき…

  • 辞書は引かない

    当ブログを読んだ人ならご存知だと思いますが、私は他人の揚げ足を取るのが大好きです。決して褒められた事ではありませんよ。 心理カウンセラー吉野麻衣子さんによると、揚げ足を取る人は「相手を打ち負かせたい」、「自分の方が勝っていると見せつけたい」、「自分をかまってもらうことで存在意義を感じたい」という思いが強い人らしいです。 繰り返します。他人の揚げ足を取るのは決して立派なことではありません。ただ…

  • クリスマス多読

    今年も残り少なくなりましたね。なんだか急に寒くなったので、少し早いかなと思ったのですが、今日は電気ストーブを出しました。 さて、わたしは切支丹ではありませんが、これから1ヵ月間ほど、クリスマスにちなんだ洋書を読もうと思います。まずは、1冊1万ワード未満の本を紹介します(語数は目安です)。 Yes, Virginia, There Is a Santa Claus (Francis Pharcellus Church) 462 Christmas Adventure (Oxford Reading …

  • 冷蔵庫のうえの人生

    Alice Kuipersの「Life on the Refrigerator Door」の邦訳が、「冷蔵庫のうえの人生」というタイトルで2007年に出版されました。15年前のことなので、ご存知の方も多いと思います。邦訳版があっても、できれば原書で読んで欲しいと思います。なぜなら、 語彙がメチャメチャやさしい。

  • 宗教の勧誘

    多読村には多読教というカルト宗教があります。そこでは多読3原則というものを信じており、ときどき宣教師まがいの人間が街に出かけて、宗教の勧誘をしています(苦笑)。たとえば、THE21onlineでは

  • Death in the Freezer(無冠詞)

    Oxford Bookworms Stage 2の「Death in the Freezer」を再読しました。総語数は6180語の短い物語ですが、「I killed a dead man.」という文頭を見ただけでも期待が高まります。 このグレイデッド・リーダーは、2000 word familiesの語彙力があれば全単語の99%が分かります。Stage 2の本ですから、文法や構文もやさしいです。高校…

  • Fantastic Mr Fox(すばらしき父さん狐)

    先日も書きましたが、Roald Dahlの「Fantastic Mr Fox」はやさしい・読みやすい本と評価されています。Readability値はATOS Book Level 4.1で、Yomiyasusa Level (YL) 3.5です。YLで比較すると、Oxford Bookworms Stage 4の「The Hound of the Baskervilles」よりやさしいことになっています。 しかし、「Fantastic Mr Fox」の語彙レベルは、Jane Austenの「Pride and Prejudice」と同レベルです。皆さんは以下の17単語のうち…

  • 美術館とコンサート

    新型コロナウイルスの勢いが一段落したので、この秋は美術館やコンサートホールに行こうと思います。ただし、私は油絵を描いたりバイオリンを弾いた経験がないので、絵画・音楽鑑賞と言ってもその理解度は決して高くはありません。どちらかといえば単なる見栄っ張り・暇潰しレベルです(苦笑)。

  • 子ども向けの本

    10月になって、すっかり涼しくなりました。1ヶ月前とは全然違います。ヒガンバナも散ってしまって、なんだか寂しいです。 さて、今日は「子ども向けの本を読んで何がおもしろい」というツイートがありました。私も常々そう思っていました。読書は「年齢相応」であるのが普通です。小学2年生がハーレクイン・ロマンス小説を愛読することはないでしょう。一方、通勤電車でスーツを着た男性が絵本を読んでいるのを見たことがあり…

  • ペーパーバックは読めますか?

    「英語多読 すべての悩みは量が解決する!」 繁村一義、酒井邦秀 ↓ P.4 ペーパーバックは読めますか? この本の著者(繁村、酒井)はTOEICテスト900点以上を馬鹿にしています。上から目線…

  • climbは登る---間違い

    英語多読 すべての悩みは量が解決する! ↓ P.27 学校英語や英語学習が想定している吸収量はお話にならないほどささやかなものですが、質の悪さも言葉を失うほどです。 あら、そうかしら?

  • 多読はまったく新しい道

    英語多読 すべての悩みは量が解決する! 暗記も努力も我慢もゼロなのに英語力が伸びる この本を1600円も出して買ってしまった人、本当にお気の毒です。 …

  • 英語を学ぶと視野が広がる

    最高気温が35℃以上になると猛暑日と言うそうですが、これはいつまで続くのでしょうか。私はもうグッタリです。素麺も飽きたよ。 さて、英語を学ぶメリットのひとつとして「視野が広がる」を挙げる人が少なくないようですが、これは本当でしょうか。確かに本当に世界に目を向ける人もいますが、私を含めてほとんどの人は該当しないのでは? 世界情勢を例に挙げると、ロシア・ウクライナ戦争は誰でも知っていますが、ほかに…

  • コージー・ミステリは難しい

    英語多読でコージー・ミステリを勧める人がいます。でも、ウェブで紹介されている本の大半は、それほどやさしくありません。たとえば、読書系SNSのGoodreadsにある「Cozy Mystery Books」ランキング1位はChocolate Chip Cookie Murderです。アマゾンのカスタマーレビューによると、 ↓ Graded Readersを多読してその日を夢見ていらっしゃ…

  • Night(ノーベル平和賞受賞者 Elie Wiesel)

    先日広島市で行われた平和記念式典には、これまで最多の111カ国が出席したそうです。わたしは平和記念公園に行ったことはありませんが、先月から戦争関連の洋書を9冊読みました。今月読んだのは、「Number the Stars」と「Night」です。 Lois Lowryの「Number the Stars」は、ナチスに占領されたデンマークでのレジスタンス活動を描いた物語で、ニューベリー賞を受賞しています。読書系ソーシャルメディアGoodreadsの「Best H…

  • 多読の「多」

    今日はオンラインで多読支援セミナーがあったようです。そのひとつが ↓ (A)多読の「多」を考えるワークショップ(120分) 多読は文字通り、たくさん読むことが前提です。でも、たくさんってどのくらい? 1学期に2冊でも多読?それとも1年に100冊・・・?

  • 禎子さんと千羽鶴

    終戦の日が近いので第二次世界大戦に関連した本を3冊読みました。簡単に紹介すると 7. What Was Pearl Harbor? (6674語、ATOS 5.4) 旧日本軍による真珠湾攻撃に関する本です。戦争映画を見ているような躍動感がありましたが、2400人以上の命が失われた歴史的事実を忘れてはいけませんね。 to the hilt: 徹底的に private: 兵卒、一等兵 show down: 食事を取る …

  • Who Was Anne Frank?

    先日も書いたように、第二次世界大戦を背景にした洋書を読んでいます。以下の2冊は、4000 word familiesの語彙力で読めます。 3. Who Was Anne Frank? (7086語) 4. What Was the Bombing of Hiroshima? (7162語)

  • テーマを絞った多読

    毎年8月になると長崎や広島で平和記念式典が開催されます。それにちなんで、この1週間ほど、第二次世界大戦に関連した洋書を読んでいます。具体的には原爆、ホロコースト、World War IIなどをテーマにした書籍です。夏バテして弱った私の脳でも理解できる読みやすい本を選んでいます。 1. Who Was Franklin Roosevelt? 2. The Boy in the Striped Pajamas 3. Who Was Anne Frank 4. W…

  • Goodbye Tsugumi(つぐみ)

    吉本ばななのTUGUMI(つぐみ)をMichael Emmerichが英訳した「Goodbye Tsugumi」を読みました。同著者のKitchenとMoonlight Shadowは文句なしに良かったけど、今回読んだ本は登場人物にあまり共感できませんでした。 多感な時期を海の近くの旅館で過ごした病弱なTsugumiを、従姉Mariaの目から描いた青春小説です。総語数は55,000語で、5000 word familiesの語彙力があ…

  • Cengage Page Turnersで多聴

    今月からCengage Page Turnersの朗読を聴いています。既に12タイトルを聴いて、なぜこのシリーズに人気が無いのか不思議でなりません。その理由は、 1. 朗読MP3ファイルを無料でダウンロードできる。 公式ウェブサイトからダウンロードするために、会員登録や課金の必要はありません。ただ自分が好きな時にアクセスし…

  • 老人と海(The Old Man and the Sea)

    先日読んだ回想録「Journey of a Thousand Miles: My Story」の中で、ピアニストLang LangがErnest Hemingwayの「The Old Man and the Sea」を読んでいました。そこで、私も同じ本を読むことにしました。総語数26,560語の短い物語ですが、今年読んだ洋書の中で最も理解度が低かったような気がします。

  • ピアニストの自伝(Journey of a Thousand Miles: My Story)

    Lang LangとDavid Ritz共著の「Journey of a Thousand Miles: My Story」を読みました(読了したのは数日前ですが)。洋書を多読している人は、読了した本を「非常に良かった」と評して他人に勧めることが多いです。自分の感動を他人にも味わって欲しい、感動を共有したいという気持ちがあるからでしょう。私も同じです。でも、このブログ記事を読んで実際に本書を読む人…

  • 多読スピード

    ツイッターでReading Speed(words per minute)のアンケート調査をしている人がいました。16人が回答していて、その結果は以下の通りです。 wpm 50 ..... 1人 100 ... 4人 150 ... 7人 200 ... 4人 毎分150語以上で読んでいる人が16人中11人もいました。仮にこの11人が毎日1時間ずつ多読すれば、1年間で150wpm×60min×365days×11=3614万語です。各人が1冊10万語の洋書を読め…

  • 大学図書館でマラソン?

    湘北短期大学図書館で、英語多読マラソンを企画しています。毎週月曜日に過去一週間の多読量を競っているようです。2023年6月19日発表のランキング1位は「あお」さんで、1500語でした。 仮に1500語を毎分100語で読んだとすれば、15分です。1週間に15分洋書を読んだら1位になるみたいです。1週間=7日×24時間×60分=10080分ですから、15分はその0.15%です。つまり、

  • Sanshiro(夏目漱石)

    夏目漱石の「三四郎」をJay Rubinが英訳した「Sanshiro」を読みました。古典的青春小説なのですが、今から100年以上前の作品なので、あまり共感できませんでした。総語数78,000語の長編小説で、語彙は比較的やさしいのですが、あまりお勧めしません。現代ならもっと面白い本が沢山あると思います。 私が不満に思ったのは、「主人公は結局何をしたのか?」という点です…

  • Moonlight Shadow(ムーンライト・シャドウ)

    Banana YoshimotoのMoonlight Shadowを読みました。1週間前にブログ記事を書いたのですが、アップするのを忘れていました。これは吉本ばななのデビュー作です。彼女が大学卒業制作として提出した短編小説「ムーンライト・シャドウ」をMegan Backusが英訳したものを読みました。総語数は11,000語なので直ぐ読めますが、なかなか深みのある物語です。 吉本ばななは本作品…

  • TOEICも4000 word familiesと見つけたり

    今日の記事には自分なりに色々と発見があったのですが、単純化し過ぎているという問題点もあります。それはともかく 《まず大前提として》 多読ではやさしいテキストを読みます。やさしいとは、全単語の98%以上が分かる英文です。研究者によって多少異なりますが、98%以上が分かればそのテキストを十分理解できると報告されています。 私が調べた限り、TOEIC Listeningのスクリプトは4000 word familiesの語彙力で98%…

  • 英語とは4000 word familiesと見つけたり

    英語ができるとはどういう事か、、、これは人によって様々ですから、自分の考えを押し付けるつもりはありません。ただ、自分なりに心の底から納得したことがありました。それは、4000 word familiesの語彙を身につけることです。 文部科学省は、学習指導要領に基づいて学習到達目標を「CAN-DOリスト」の形で設定するよう求めているようです。4000 word familiesの語彙を身につけたら可能になるCAN-DOは Graded readersをス…

  • Memoirs of a Geisha(ある芸者の回顧録)

    読書系ソーシャルメディアgoodreadsの「Best Feminist Books」ランキングで、「Memoirs of a Geisha」が42位に入っていました。本の表紙が特徴的なので目を引きますが、これは総語数が186,418語なので読了するのはかなり大変です。 そこで、Penguin Readers Level 6の「Memoirs of a Geisha」を読むことにしました。これはオリジナル(原作)を英語学習者向けに簡略化したグレーデッドリーダーで、総語数は32000語です。これ…

  • やっておきたい英語長文500

    河合塾の「やっておきたい英語長文500」を多読しました(笑)。グーグル検索してみると、このシリーズには以下の4レベルがあります。 300: センター試験 500: MARCHや関関同立 700: 早慶や旧帝大 1000:? 英語長文500といっても、問題数が500問あるわけではありません。この数値は問題英文の平均語数です。この本は問…

  • A Jury of Her Peers(フェミニズム文学)

    昨日、Perplexity AI(対話型AI)に「Are there any good short stories with feminism as their main theme?」と尋ねたら、Susan Glaspellの「A Jury of Her Peers」を勧められました。そこで、早速読んでみました。もう私は人工知能の言いなりです。人生相談も対話型AIで十分です(苦笑)。 A Jury of Her Peersは総語数8000語なので、確かに短編小説です。今から100…

  • The Story of an Hour(フェミニズム文学)

    Kate Chopinの「The Story of an Hour」を読みました。先日「The Yellow Wall-Paper」を読了してFeminist literatureに興味を持ったので、同時期に発表された短編を探したら本書にめぐり会うことができました。

  • The Yellow Wall-Paper(読みが浅かった)

    Charlotte Perkins Gilmanの「The Yellow Wall-Paper」を読みました。今から130年前に発表された短編です。5000 word familiesの語彙力があれば全単語の98%が分かりますし計6200語なので、語彙難易度も総語数もTOEIC Readingとほぼ同じです。TOEIC Readingと同レベルということは、75分以内に読むべきですね(笑)。 登場人物は主人公(私)とその夫John(医師)、そ…

  • 過去形も使っています

    理由は知りませんが、多読愛好家の中に、グレーデッドリーダー(graded readers)を嫌ったり軽視する人がいます。しかし、誤まった先入観で「読みづらい」と主張するのは間違いです。以前、某掲示板で「Penguin readers難しすぎませんか?」と書いていた人がいましたが、最近、以下のようなコメントをしている人がいました。 Penguin ReadersのEasystartとLevel 1は、物語なのに過去形を使わな…

  • Gan 森鴎外

    中学または高校の教科書で森鷗外の作品の一部を読んだような気がするのですが、彼の小説を最後まで読了したのは今回が初めてかもしれません。英訳者はGlenn Andersonで、本のタイトルはGanです。 A. A. Milneの「The Red House Mystery」は読者を楽しませようというサービス精神が旺盛の娯楽小説ですが、Mori Ogaiの「Gan」は繊細な文学作品だと思いました。ただし、…

  • The Red House Mystery(くまのプーさん?)

    Alan Alexander Milne(A. A. Milne)の「The Red House Mystery」を読みました。イギリスの田舎にある邸宅Red Houseを舞台にした推理小説です。今から100年前に書かれた話なので、トリックは非現実的です。でも、読者を楽しませる要素が沢山あるので、総語数59499を一気に読んでしまいました。

  • 人生相談(advice column)

    新聞や雑誌で定期連載されている「身の上相談・人生相談」を英語ではadvice columnと言うそうです。海外ではとても人気があり、有名コラムニストの中には作家に転身する人もいます。 日本の読売新聞にも「人生案内」というコーナーがあり、夫婦関係、育児、介護、恋愛、職場問題など様々な質問に対して、作家、心療内科医、哲学者、大学教授、評論家などが回答しています。

  • 御朱印 vs 大人の塗り絵

    先日のブログ記事で、多読の人気や注目度が低いという話をしました。今日はその補足記事です。 TOEIC、油絵、アマチュア無線、大人の塗り絵、けん玉、御朱印、水彩画、そろばん、多読、俳句 現代人にとって注目度があまり高そうには思えない上記の「Hobbies and Interests」に関して、グーグルトレンドで検索頻度を調べてみました。すると、過去1年間の順位は 御朱印>TOEIC>俳句…

  • アマチュア無線と英語多読

    「英語学習は苦しい vs 多読は楽しい」という対立構造を作って多読を勧めている人がいます。その主張が本当なら、Twitterでは多読愛好家がTOEIC受験者を数で圧倒しても良さそうですが、現実はそうではありません。私個人の印象ではなく、客観的に評価した結果を以下に示します。

  • つらい英語学習とさよなら

    今月28日に西葛西図書館3階で、英語多読くらぶ「E-TadoClub」が開催されます。そのメッセージは以下の通りです。 英語多読に挑戦しませんか? つらい英語学習とさよならしましょう! 英語力不要、ゼロから始める英語多読 「英語学習は辛い ⇔ 多読は楽しい」という安直な対立構造を掲げていますね。でも、Twitterでは英語多読でつぶやいている人より、英語学習でつぶやいている人の方が桁違いに多…

  • 英語雑誌TIMEを読む

    リーディングに関して、洋書(小説)を読めるようになりたい人と、The EconomistやTIMEなどの英語雑誌を読みたい人に大別できるかもしれません。私の近所でも、大型書店に行けばTIMEが置いてあります。でも、非常に難しいという噂を聞いていたので、購入を躊躇していました。 最近、ツイッターで「TIME誌全記事読み」という人を発見し、世の中には凄い人がいるものだ・・・と感心しました。全記事は無理でも、ひとつか二つぐ…

  • Kitchen 吉本ばなな

    Banana YoshimotoのKitchenを読みました。総語数27000語の短い物語ですが、読後に心地良い余韻が続く名作だと思いました。 「吉…

  • The Last Lecture(末期癌患者の自伝)

    Randy Pauschの「The Last Lecture」を読みました。総語数43185語の自伝であると同時に自己啓発書です。著者はコンピューター科学の教授で、仮想現実の専門家でした。小さな子供3人と愛妻がいて、仕事も家庭も順調でした。ところが、47歳で転移性膵癌と診断され、余命幾許も無いことが分かります。そこで、彼は「最後の講義」に向けて準備を始めました。 末期癌患者が…

  • Paris for One(Quick Readsシリーズ)

    Jojo Moyesの「Paris for One」を読みました。以前にも書きましたが、Quick Readsはベストセラー作家や有名人が書いた128ページ以下の本です。英語が母語だけど英書を読むのが苦手な大人を想定読者にしています。 Quick Reads Initiativeは2006年にイギリス首相Tony Blairが始めた取り組みで、これまで100タイトル以上の本が出版…

  • We Should All Be Feminists

    Chimamanda Ngozi Adichieの「We Should All Be Feminists」を読みました。著者はナイジェリアのイボ民族出身で、数々の文学賞を受賞しています。 この本、多くの人に読んで欲しいなー♪ 洋書・和書を問わず、自分が読んだ本を他人に勧める人が多いです。その理由は、読書の感動を他人と共有したいという自然な欲求だと思います。他人だけでなく、自分の家族に勧め…

  • South of the Border, West of the Sun(村上春樹)

    今日の本題に入る前に豆知識をひとつ。不倫は犯罪ではないので罰金刑や懲役刑の対象にはなりません。 ただし、これは不法行為なので慰謝料を支払う義務が発生するそうです。 さて、 村上春樹氏が6年ぶりに長編小説「街とその不確かな壁」を発表したそうです。これまで毎年秋になると、彼のファンがノーベル文学賞受賞を楽しみにしているというニュースを見かけました。でも、去年はあまり大騒ぎにはならなかったような気が…

  • The Girl with Green Eyes(多聴の始め方)

    当ブログの主なテーマは多読ですが、今日は多聴について書きます。まず、Electronic Journal of Foreign Language Teaching(2016, Vol. 13, No. 2, pp. 229-244)によると、多聴の原則1はThe Listening material is easy.です。 さらに、原則4はLearners should listen to spoken texts as much as possible. …

  • Kindred(貴方の英語力にあった洋書)

    Octavia Butlerの「Kindred」を読みました。総語数が96452語なので時間がかかりましたが、高い理解度でスラスラ読めました。

  • My Dad's a Policeman

    先月から単語暗記を頑張っているのですが、さすがに辛くなってきました(苦笑)。精神的に疲れ果ててしまい、これ以上覚えられない。もう、ダメだ。これ以上は本当に無理・・・という限界に達した気分です。 というわけで、Cathy Glassの「My Dad's a Policeman」に逃避することにしました。本書はQuick Readsシリーズの1冊なので総語数が少なく(21000語)、読書が苦…

  • 卒業式を英語で?

    今月は卒業シーズンです。公立・私立や中学、高校、大学によって日程は異なりますが、卒業式の帰りと思われる袴姿の女性を見かけることが多いです。それを写真に撮ってTwitterに投稿する方もいます。 ちなみに卒業式は英語で? commencementという単語を使う場合もありますが、日本人が最初に頭に浮ぶ表現はgraduation ceremonyでしょう。グーグル検索すると、I will be attending my daught…

  • The New Kid at School(ドラゴン・スレイヤー・アカデミー)

    児童書はできるだけ読まないと言いつつ、Kate McMullanの「The New Kid at School」を読みました。Pinwick村にある貧しい家の12人兄弟のひとりとして育ったWiglafは、竜を討伐して英雄になることを夢見て、Dragon Slayers' Academyに行きます。格闘技も知らない貧弱な少年が錆びた剣を持って本当に竜を倒す勇者になれるのでしょうか? これはDragon Slayers' Academyシ…

  • Dementiaは認知症

    先日も書きましたが、この1ヵ月間ほど多読を控えて、その代わりに単語暗記に力を入れています。各単語に対して日本語をひとつか二つ対応させて覚えています。例えば以下の単語は1対1で暗記しています(必要に応じて1対2)。 acupuncture: 鍼 dementia: 認知症 flagship: 旗艦 humidifier: 加湿器 mural: 壁画(壁の) slander: 中傷(する) 多読推進派の中には、このような学習を強く否定する人がいます。英語…

  • The Soul Lives On(たましいは生きている)

    小川未明の童話「たましいは生きている」の英訳「The Soul Lives On」を読みました。英訳者はJ.D. Wisgoで、総語数は1800語です。 …

  • 多読は最強のボキャビル

    今日はブログタイトルに、こんな事を書いてしまいました。こんなふうに主張している人もいるのですが、私はどーしても同意できません(苦笑)。 ここ1ヵ月ほど、小説を読むのを控えてボキャ…

  • 英語学習に厭きた

    UN News(国連ニュース)を読み始めて1週間ほど経ちました。特に国連活動に関心があるわけではないのですが、ウェブサイトが毎日更新されて、しかも無料で読める国際ニュースである事が長所です。各記事の長さは1000語程度なので、隙間時間に気楽に読むことができます。 しかし、今日の記事「The UN and Ukraine: year-long war spreads global fallout」は総語数が2600語の本格的な記事でした。The EconomistやTI…

  • 多読は最強の英語学習法

    グーグル検索していると、今日のブログタイトルみたいなウェブ記事が見つかりますが、もし私が高校1年生に戻って人生をやり直せるなら、英語多読はしません。ボキャビル本を2冊暗記し、基礎英文問題精講と同レベルの本を2冊使って反復学習し、付属のMP3ファイルをダウンロードして英文朗読を繰り返し聴いて、過去問を解いて入試に備えます。この方法なら、都会の裕福な家に生まれなくても実行可能ですし、確実に英語力を上げるこ…

  • In a Grove(藪の中)

    芥川龍之介の「藪の中」の英訳を読みました。非常に面白かったです。全単語の98%を理解するためには5000 word familiesの語彙力が必要です。グレイディッド・リーダーに比べると語彙レベルがやや高いので、万人にお勧めできる本ではありません。しかし、総語数が3500語なので、辞書を引きながら読むつもりがあるなら、試す価値があると思います。

  • 国連ニュース

    以前にも書きましたが、私は英語学習に極力お金をかけないようにしています。昨年はTOEIC受験料を含めても1万円以下でした。決して褒められたことではありませんが。 一方、英語上級者の中には英字新聞や英語雑誌を定期購読している人が多いです。TIME, The Economist, Foreign Affairs, The New York Timesなどを読むと英語力だけでなく教養も身につきます。良いこと尽くめなのは分かっているのです。 でも、ここで気にな…

  • 100万語多読に7000円は高いか安いか?

    家の近所に公共図書館があって、そこにグレーデッド・リーダー(graded readers)が揃っている人は恵まれていますが、そんな人ばかりではありませんよね。教育娯楽費にいくら使うかは、各人の収入と価値観によって異なります。私は本を買うのは勿体無いという心の貧しい人間です(苦笑)。 最近は電子書籍を貸し出すサービスがあります。たとえば、Oxford Reading Clubはオックスフォード大学出版局の読み物…

  • Second Fiddle(英語多読マラソン 終了)

    無料のグレーデッドリーダーがあったので読みました。ここをクリックすればPDFをダウンロードできます。ただし、あまり面白くなかったです。二流、三流の出来栄えですね。タダで読んでいるのだから文句は言えませんけど。

  • The Lion, the Witch and the Wardrobe(ライオンと魔女)

    先日Twitterで「英語多読で未知語に出会ったら調べてAnkiに登録して覚える努力をしないと全く身につかない」という趣旨のツイートをしている人がいました。全く身につかないかどうかは別として、多読による語彙習得率はそれほど高くはありません。もし本当に多読が最強の英語学習法であれば、国公立大学入試(2月25日)の直前まで大多数の受験生が洋書を多読しているはずです(苦笑)。

  • Americanos, Apple Pies, and Art Thieves(マラソン9冊目)

    Harper Linの「Cape Bay Cafe Mystery」シリーズの5作目の朗読を聴きました。今までの4作品とは異なり、「Americanos, Apple Pies, and Art Thieves」では殺人事件は起こりません。その代わり、世界的に有名なLouis Clifftonの絵画が盗まれます。Louisはabstract expressionistという設定ですが、、、

  • Nights in Rodanthe(8冊目)

    Nicholas Sparksの「Nights in Rodanthe」は総語数が49,758語で、ATOS Book Levelが6.1の恋愛小説です。1月28日のブログ記事と同様、今回も英文テキストを見ないで朗読を聞きました。ただし、今回は主観ではなく、客観的に理解度を評価してみました。利用したウェブサイトと正答率は以下の通りです。 1. Fun Trivia(8/10) 2. Bookroo(8/10) 3. verbalworkout.com…

  • Lattes Ladyfingers and Lies(7冊目)

    英検準1級に合格した後、Audibleで英語を1440時間以上聞いたけど、リスニングだけで楽しめる洋書はごく一部だとツイートしている人がいました。Uさんは英検1級に合格しているのに謙虚な人だなー。 というわけで、私も今回はテキストを見ないで、Harper Linの「Lattes Ladyfingers and Lies」の朗読を聴くことにしました(総語数51…

  • On the Rock(マラソン6冊目)

    Andy McNabの「On the Rock」を読みました。イスラム過激派による爆弾テロ事件を防ぐために4人の男が活躍する物語なのですが、マジで盛り上がりに欠けます。これは長編小説を執筆するために作家が準備したネタ帳みたいなレベルです。graded readersのサスペンス作品の方が面白いと思いました。こんなにつまらない本を読んだのは久しぶりです。なぜ面白くないのでしょうか…

  • Option B(立ち直る力、マラソン5冊目)

    Sheryl Sandbergの「Option B: Facing Adversity, Building Resilience, and Finding Joy」を読みました。 企業内でのキャリア形…

  • 今年こそ洋書が読める私になる

    今日のブログ記事は、1月14日に大学入学共通テストの英語(リーディング)を受験した48万人を対象にしています。ほとんどが高校3年生ですが、大学生や社会人にも読んで欲しいと思います。 YouTubeに、1時間超の英語学習コーチ谷口恵子(タニケイ)トークライブ「今年こそ洋書が読める私になる!」という動画があります。谷口さんは、「1ヶ月で洋書が読めるタニケイ式英語リーディング」という本を書いていま…

  • Scroogenomics(多読マラソン4冊目)

    先日、ある人がtwitterで紹介していた「The Economist」の記事に、Scroogenomicsという単語が使われていました。これは、Scroogeとeconomicsからなる造語です。私が経済学の洋書を読むのは今回が初めてかもしれません。

  • Lean In(英語多読マラソン3冊目)

    アメリカの調査機関ピュー・リサーチ・センターの調べによると、Harper Linの「Cape Bay Cafe Mystery」シリーズを数冊読んで少し飽きてきた人の59%は、気分転換に「Lean In」を読んでいました。その理由は、知覚性言語中枢(Wernicke's area)の中で以下のような知覚変化が起こっているからだそうです。 ハーパー・リン → リーンイン というわけで、私もSheryl Sandberg著の「Lea…

  • Porn for Women(女性向けポルノ)

    本書は総語数が1000ワードで全96ページの写真集です。タイトルに「女性向け」と書いてあるように、登場するのは笑顔が素敵な男性ばかりです。カジュアルウェアで決めている男性もいれば、上半身裸の色男もいます。 本の基本構成は、映画俳優になれそうな男性の写真と彼のひと言がセットになっています。たとえば、花束を抱えて立っている美男子が「I don't have to have a reason to bring you …

  • Margaritas Marzipan and Murder(英語多読マラソン)

    「Cape Bay Cafe Mystery」シリーズでは毎回、人が死にます。自然死や自殺ではなく、殺人です。コージーミステリなので残忍な殺害過程を詳細に記述することはありませんが、dead bodyに慣れてしまうのは嫌だな。 誰かが死ぬと、近所に住む人が少なからず動揺し、親しい者が慰めにやって来て、互いに抱擁します。アメリカで銃の乱射事件が起こると、献花や抱擁の様子がテレビで流れますね。 私は赤の他人と抱擁しあった経験…

  • Tea, Tiramisu, and Tough Guys(ハーパー・リン)

    Harper Lin著の「Cape Bay Cafe Mystery」シリーズの1作目では、主人公Francesca Amaroが迷い犬に出会い、マイクロチップが埋め込まれているか否か調べる場面がありました。結局、飼い主が分からないので、Francescaはその犬にLatteという名前をつけて自宅で飼うことにしました。日本でも令和4年6月から、市販の犬や猫にマイクロチップを装着することが義務化されましたね。 今回読んだシリーズ2作目「

  • TOEICerショウの事件簿(コージーミステリー)

    私は山口翔平、都内で働くTOEIC講師だ。でも、周りからはTOEICerショウと呼ばれている。職業柄、毎年10回ほど東京の大学や専門学校でTOEIC公開テストを受けているので、試験会場で知人から声をかけられることも多い。 英検やTOEICの対策校で働く講師は大都市では特に珍しくもないが、私には他の英語教師にはない特技?がある。それは、殺人事件に巻き込まれやすい事だ。先日も、制限時間5分前にTOEIC Readingを解き終えて、ふ…

  • Animal Farm(ジョージ・オーウェル)

    George Orwellの「Animal Farm」を読みました。本書は語彙難易度が高いです。このレベルの本を読むつもりは無かったのですが、句動詞学習に挫折していたことに加えて、Twitterである人から勧められたので急きょ読むことにしました。 以前から感じていたことですが、洋書の多読ばかりしていると「教養が身につかない」ような気がします。多読の短所や欠点を書くとタドキ…

  • 句動詞の暗記

    英単語を覚えると、自分の可能性が広がります。たとえば 語彙力(word families) ... Can-Doリスト 1000 公立高校に進学できる 2000 Graded Readersのlevel/stage 1-3が読める 3000 同じく、level/stage 4-6が読める 4000 Karen KingsburyやDanielle Steelの小説が読める 5000 TOEIC L&Rで高得点が取れる 6000 英検準1級が狙える ですから、英単語の暗記が辛くても頑張れるのです。いわゆる

  • The Cast(ダニエル・スティール)

    Danielle Steelの「The Cast」を読みました(総語数 79,000語)。ダニエル・スティールは、私の知的レベルと英語力に合った小説を書いてくれるので大好きです。こういう大衆小説を読んで、私の一生は終わるんだなー(哀愁)。 わたしは現在の英語力で自己満足し、そこから向上することもなく、ぬるま湯につかって楽な道を歩んでいくのです。Twitterにはもっともっと上…

  • ライトノベルの英訳で多読

    今日は、TOEIC L&R 公開試験の日です。試験対策だけでなく寒さ対策も万全の体制でテストに挑む英語学習者には頭が下がります。一方、わたしはTSUTAYAから借りてきた漫画を朝からダラダラと読んでいます。本当にダメな人間だなぁ。漫画を読む暇があったら、TOEIC模試のひとつも解けば良いのですが。 自己嫌悪はこのぐらいにして、 「本好きの下克上」という漫画は発想は面白いのですが、私はあまり楽しめませんでした。主人…

  • Hannah's Hope(カレン・キングズベリー)

    Karen Kingsbury著の「Hannah's Hope」を読みました。これは「赤い手袋の奇跡」シリーズの4作目です。カレン・キングズベリーの作品はReligious & Spiritual Fictionに分類されるようですが、このジャンルはまさに言い得て妙だと思います。

  • Sarah's Song(イントロ曲紹介)

    冬の夜空に ちらつく雪が 女の涙を 凍らせる 自分で捨てた 幸せなのに 後悔ばかりが ついてくる 鏡に映った 悲しい顔が 今夜も彼女を 切なくさせる さぁ、サラさんが歌います。 チャラチャンチャン♪ スッチャラチャン♪

  • The Christmas Scorpion(漫才コント)

    A: お前は誰だ? B: 俺はサソリ、人呼んで、クリスマスの蠍だ。 A: 蠍だか何だか知らねぇが、俺のシマで勝手なマネは許さんぞ。 B: 喧嘩ならいつでも買ってやるぜ。 A: てめぇら、構わねぇからコイツを殺っちまえ! 先月末からクリスマスの本を読んでいます。心温まる物語も確かに結構なのですが、そればかりだと飽きてしまいます。そこで、今までとはガラッと変わった洋書を読むことにしました。その名もThe Christ…

  • Maggie's Miracle(マギーの約束)

    11月の下旬からクリスマス関連の洋書を読み始めました。なんと、この3週間で8冊も多読しました。やさしい本ばかり選んでいるとはいえ、計29万語です。わたしは頭のネジが何本か抜けてしまったのでしょうか? その8冊の内訳は 11/23 The Perfect Christmas (by Debbie Macomber) 11/25 A Cedar Cove Christmas(by Debbie Macomber) 11/27 Silent Night (by Mary Higgins Clark) 12/01 Call Me Mrs. Miracle (by Debbie M…

  • Gideon's Gift(赤い手袋の奇跡)

    Karen Kingsbury著の「Gideon's Gift」を読みました。これはThe Red Gloves Seriesの第1作目です。日本では「赤い手袋の奇跡」という邦訳版があります。 カレン・キングズベリーの作品を読むのはこれが初めてなので、著者の簡単な経歴を紹介します。彼女は大学でジャーナリズムを学び、Los Angeles Timesでスポーツ記事を書いた後、Los Angeles Daily Newsの記者になり…

  • The Spirit of Christmas

    Cecil MurpheyとMarley Gibsonが編集した「The Spirit of Christmas」を読みました。これには42人が短い物語を寄稿しており、最初にDebbie Macomberが推薦文を書いています。 総語数46000語の本書には、大なり小なり問題を抱えた人達が登場します。そんな人たちがクリスマス前に経験したことをまとめたノンフィクションで、商業的な祝祭ではなくクリスマスの本質的意義…

  • 4.50 From Paddington(アガサ・クリスティ)

    Agatha Christie著の「4.50 From Paddington」を読みました。これは先月から始めたクリスマス関連読書の5冊目です。しかし、アガサ・クリスティがChristmas Spiritをテーマにして人間愛を高らかに謳い上げた作品を書いたわけではありません。単に、クリスマス前後に殺人事件が起こっただけであり、言ってみれば私のこじつけです(笑…

  • Call Me Mrs. Miracle (デビー・マッコーマー)

    Debbie Macomber著の「Call Me Mrs. Miracle」を読みました(総語数46000語)。読書系ソーシャルメディアGoodreadsによると、本書はAngelic Intervention #8という位置づけでした。#1から#7は未読ですが、どうやらAngelic Intervention Seriesというのは、天使が地上に降りてきて困っている人達を助けるという大人のお伽噺のようです。おとぎ話と言っても子供向けの絵本で…

  • Silent Night(メアリ・ヒギンズ・クラーク)

    先日読了した本の主人公はMary(24歳)でしたが、今回読んだ「Silent Night」の著者はMary Higgins Clarkです。2020年に亡くなりましたが(享年92歳)、2019年に400ページの小説「Kiss the Girls and Make Them Cry」を発表しています。心身ともに達者な方ですね。生涯現役という意味では、内海桂子師匠のような方かもしれません。 …

  • A Cedar Cove Christmas(by Debbie Macomber)

    デビー・マッコーマーの「A Cedar Cove Christmas」を読みました。クリスマス関連読書の2冊目です。本書の中心となるのは、クリスマス前に起きたドタバタ劇です。総単語数は44,000語で心温まるハッピーエンドですが、そこに至るまでの状況は非常に厳しいです。

  • The Perfect Christmas (デビー・マッコーマー)

    クリスマスの前に、ちょうどこの時期にちなんだ洋書を3冊ほど読むことにしました。最初に読んだのは、Debbie Macomber著の「The Perfect Christmas」です。 日本では11月になるとデパート、スーパー、コンビニ等でクリスマスケーキの予約が始まります。キリスト教徒は全人口の1%なのに、クリスマスはすっかり日本文化の一部になりました。でも、Thanksgivingはほとん…

  • 英語多読で人気のある児童書

    多読関連のウェブサイトを眺めてみると、児童書を勧めている人が多いです。しかし、大人向けの本と比べて児童書の方がやさしいとは限りません。参考までに、ウェブ上で紹介されることが多い本の語彙難易度を例示します。ここでは、全単語の98%が分かるために必要な語彙数をword familiesで表示しています。 4000 word families Out of the Maze (Spencer Johnson) W…

  • Do It Tomorrow(マーク・フォースター)

    Mark Forster著の「Do It Tomorrow: And Other Secrets of Time Management」を読みました。副題が示すとおり、これは時間管理の本です。ただし、いわゆるライフハックと呼ばれる即実行可能な気の利いたヒントを紹介したものではありません。これは、自分の時間運用・仕事術・生き方をじっくり考えて戦略を練るような本でした。

  • George Orwellの「1984」

    今日の本題に入る前に、マイホーム購入の話をします。3000万円のマンションは、真面目にコツコツ働いていけば一般市民でも購入可能な物件だと思います。でも、7000万円の庭付き一戸建てとなると、普通の人にはなかなか手が出ないのではないでしょうか。少なくとも私には無理だし、そんな無謀な夢を見たこともありません(笑)。

  • Ask Iwata 任天堂

    本のタイトルを日本語に逐語訳すれば「岩田に聞け」になりますが、Ask Iwataは「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた」の英訳版です。アメリカでもかなり人気が出た本らしいです。

  • A Woman's Story (アニー・エルノー)

    カズオ・イシグロ氏の小説を2つ読んで自信がつきました。調子に乗って、2022年にノーベル文学賞を受賞したAnnie Ernauxの作品を読むことにしました。ただし、Annie Ernauxはフランス人作家なので原書はフランス語で書かれています。そこで、Tanya Leslieが翻訳した英語版を読みました。

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