現役の記者で2019年までニュースキャスター。読売新聞オンラインでwebコラム「今につながる日本史」を連載中。ブログには書ききれなかった余話や書き下ろしの歴史コラムを掲載します。
コロナ禍の影響などで公開が3度も延期された映画『峠 最後のサムライ』が公開された。原作は司馬遼太郎(1923~96)の同名小説で、主人公は役所広司さんが演じる越後(新潟県)長岡藩の家老、河井継之助(1827~68)。戊辰ぼしん 戦争のなかでも最大の激戦とされる北越戦争で、数に勝る新政府軍をさんざん苦しめた幕末の風雲児だ。映画を観たうえで、継之助の決断について考えてみた。 読売新聞オンラインのコラム本文 ↑読売新聞オンラインに読者登録すると全文お読みになれます 非戦から開戦に…藩内は一枚岩ではなかった 藩政改革で戦力を過信? 継之助は名将ではなく能吏だった 職業訓練や格差是正…いまでも通用する経…
NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の6月5日放送回「義時の生きる道」で、西田敏行さんが演じた後白河法皇(1127~92)が天寿を全うした。ドラマでは通説に従って大泉洋さんが演じる源頼朝(1147~99)が、法皇を「日本一の 大天狗おおてんぐ 」と呼んだエピソードが紹介された。 後白河法皇(出典:ColBase<https://colbase.nich.go.jp/>一部加工) 頼朝が法皇を「日本一の大天狗」と評した話は鎌倉幕府の公式記録『吾妻鏡』などにも登場するが、本当に頼朝は法皇を「大天狗」と呼んだのかどうかについての学説は割れている。背景には、「治天の君」としての法皇の政治手腕に対する評価…
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