名将ではなく優秀な経済官僚だった河井継之助
コロナ禍の影響などで公開が3度も延期された映画『峠 最後のサムライ』が公開された。原作は司馬遼太郎(1923~96)の同名小説で、主人公は役所広司さんが演じる越後(新潟県)長岡藩の家老、河井継之助(1827~68)。戊辰ぼしん 戦争のなかでも最大の激戦とされる北越戦争で、数に勝る新政府軍をさんざん苦しめた幕末の風雲児だ。映画を観たうえで、継之助の決断について考えてみた。 読売新聞オンラインのコラム本文 ↑読売新聞オンラインに読者登録すると全文お読みになれます 非戦から開戦に…藩内は一枚岩ではなかった 藩政改革で戦力を過信? 継之助は名将ではなく能吏だった 職業訓練や格差是正…いまでも通用する経…
2022/06/23 00:00