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2019/11/20

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  • 名古屋フィルハーモニー名曲シリーズを聴きに行く(第96回)

    4月24日名古屋フィルハーモニー交響楽団の第96回名曲シリーズを聴きに行く指揮はアドリアンペルションさん最初にチン・ウンスクのスビト・コン・フォルツァが演奏された。冒頭はっきりとコリオラン序曲冒頭からの引用とわかるモチーフが提示された。ビクッとしてどんな音楽か聴いていたら途中でこれもベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番冒頭からの引用とはっきりわかるモチーフが出てきた。もうそこからは心がウォーリーを探せ状態になってしまってどこがベートーヴェンからの引用か突き止めようという一心になってしまったけれど結局僕が分かったのはその2曲だけだった。詳しい人ならもっと見つけていだろうと思う。けれど、やはり冒頭にコリオラン序曲を引用するだけあってその音型やリズムは曲のいたるところに出てきた。そういうところはベートーヴェンをと...名古屋フィルハーモニー名曲シリーズを聴きに行く(第96回)

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第698回)

    3月15日京都市交響楽団第698回定期演奏会を聴きに行く。指揮は沖澤のどかさん京都から北山に向かう電車の車内で話をする女性のこんな声が聞こえてくる。「きのう私、寝てしまってな。起きたら朝やったわ」と。大事件かと思ったけれど要はちゃんと寝たということかと思った。尾張から京都に上ってくると関西弁は何を話していても大層なものに思えてくる。さてコンサートでは、最初に金川真弓さんバイオリンクレアチェイスさんフルートで藤倉大:ダブル協奏曲―ヴァイオリンとフルートのためのが演奏された。現代音楽だけれどフルートとバイオリンの掛け合いが音楽のかなりの部分を占めるので退屈しないで聴ける。この演奏に先だったプレトークでこの曲のことを沖澤のどかさんが話しておられた。プレトークは間に合わなくてロビーのスピーカーで聴いていた。その話...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第698回)

  • 尾張地方の私鉄

    先日尾張美濃地方で最大規模の私鉄の急行に乗っていた。僕は進行方向に垂直方向に腰かける椅子、つまり窓を背にした椅子に腰かけていた。途中駅から乗ってきた若い(20代と思う)男性が乗ってきた。男性は僕の隣にどしんと座ると脚を自分の肩幅よりも左右握りこぶし一つ半分くらい開いて座ってスマホを見始めた。肩幅より一つ半分くらい脚を広げるって実際にやってみるとわかると思うけれどかなり大股開きの座り方になる。それで僕は足をすぼめて端に寄ったのだけれどそれでもスマホを見る腕を僕の方に向かって押し付けるようにしてきた。僕はリュックサックを膝の上に抱きかかえる形で座っているので腕や足が肩幅の範囲より出ることは基本的にほとんどない。(ひじが少し肩幅を超えることはあると思うけど)そのひじさえもすぼめているのにさらに腕を押し付けてくる...尾張地方の私鉄

  • 名古屋フィルハーモニーの名曲シリーズを聴きに行く(第95回)

    3月29日名古屋フィルハーモニー交響楽団第95回名曲シリーズを聴きに行った。指揮は川瀬賢太郎さん最初に外山雄三交響曲「名古屋」が演奏された。最初、音が鳴り始めたとき雅楽のイメージと思った。それも単独の楽器で雅楽のイメージを形成しているわけではなく弦楽器打楽器管楽器つまりオーケストラ全体を駆使して雅楽のイメージを作り出している趣だった。なんで交響曲名古屋が雅楽なの名古屋のどこが雅楽なのだろうとしばらく思った。そして熱田神宮を連想するのにそれほど時間はかからなかった。そうや、熱田神宮やと思った。確かに日本を代表するお宮のひとつ熱田神宮はふだん意識していなくても名古屋の自慢の一つだ。あるいは、きしめんやみそかつよりも自慢の材料になるかもしれない。そうか名古屋か熱田神宮かと思った。演奏もスーッと行く感じで「名古屋...名古屋フィルハーモニーの名曲シリーズを聴きに行く(第95回)

  • 名古屋フィルハーモニーの定期演奏会に行く(第532回)

    3月14日名古屋フィルハーモニー交響楽団第532回定期演奏会を聴きに行った。指揮はウェインマーシャルさん。前半はガーシュウィン[グローフェ編]:ラプソディ・イン・ブルーガーシュウィン:セカンド・ラプソディの二曲が演奏された。演奏会から日数が経過してどの曲の演奏がどうという記憶が薄れてしまったので二曲通して思ったことを書くことにする。最初指揮者が出てきたときアフリカンな感じの方だったのでかっこいいやん。なんか楽しみと思った。演奏も最初のうちはおおビッグバンドかオーケストラか両方の要素を兼ね備えている。なんか素敵なことが起きそうと思っていた。でもそんな思いも2,3分演奏を聴いているうちに薄くなってしまった。それから、なんとなく演奏は一本調子で曲想に応じた演奏の切り替えがちょっと中途半端に終わってしまっているよ...名古屋フィルハーモニーの定期演奏会に行く(第532回)

  • パトカーから止まりなさいと言われる

    数日前夜、自動車を運転していたら、なんとなく後ろの自動車がいやな感じやと思った。車間距離が極端に短いというわけではないのだけれどヘッドライトがまっすぐに僕の自動車のバックミラーを照らしていて、一つ間違ったらあおられそうだぞという雰囲気が漂っていた。もともと僕は、自動車のシートに深く腰掛け、背もたれと背中が密着する面積を大きくし、ハンドルは10時10分から9時15分の間でなるべく右手、左手対称の位置を握るということが多い。それで、僕は背もたれをほとんど倒さず、背もたれの可動域の中では最も垂直に近いところにセットしている。なので、上記の運転姿勢を取ると背中はほとんど垂直に立つことになり僕は座高が高いので頭は軽乗用車の天井まで残り握りこぶし一つくらいしかないという位置に来る。大型乗用車に乗っている人よりも軽自動...パトカーから止まりなさいと言われる

  • 名古屋フィルハーモニーの定期演奏会を聴きに行く(第531回)

    2月22日名古屋フィルハーモニー交響楽団第531回定期演奏会を聴きに行く。地下鉄の駅を降りて、会場の愛知県芸術劇場に至る公園を歩く。もう少しで芸術劇場の扉にたどり着くという時に後ろから「すみません」とちょっと中国のなまりのある声が聞こえた。振り向くと中国人と思しき女性が僕の方に向かってメガネを差し出している。そうか、公園を歩いているときにズボンのベルトに引っ掛けていた老眼鏡を落としたんだな。それを拾って声かけてくれたんだとわかった。僕は差し出されたメガネを受け取って「ありがとうおおきに」と言った。すると彼女がニコッとしてくれたのでなんとなく今日は幸先がいいぞと思った。人は何のために生きているのかというのはそんなに大げさな問いではなく、きっと、こういう瞬間を体験するために生きているのだろうと思った。さて、2...名古屋フィルハーモニーの定期演奏会を聴きに行く(第531回)

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第697回)

    最近ずぼらになってきて、定期演奏会の演奏曲目は当日コンサートホールでプログラムをもらって知ることも時々ある。年間スケジュールであらかじめ演奏曲目を確認していても忘れてしまうこともあるし。今日は指揮が準メルクルさんとは知っていたけれどラフマニノフのパガニーニの主題による変奏曲と知ったのは演奏会の当日だった。その二日くらい前に家でブルーノワルターが1950年にニューヨークフィルと演奏したベートーヴェンの交響曲第五番のモノラル録音のCDを聴いた。そこに収められている演奏はかなりテンポ変動が激しく、なんとなくドラマチックな演出であるように聴こえた。そしてアメリカでのモノラル録音の時代のこういう演奏はラフマニノフなど20世紀前半に主要な作品を残した作曲家の音楽がもつドラマ性と共通した時代的な背景があるのかもしれない...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第697回)

  • 2月5日雪が降る。実家の庭の木は本当に綿帽子をかぶっている。文部省唱歌「雪」の歌詞の通りだなと思う。夜自動車で走る。雪は結構、局地的なもので予想外に道路が凍結している場所に突入。どんな自動車が後ろから接近してきても30キロマックスでも40キロで走ると決意。赤信号でブレーキを踏んだら大雑把な感覚だけれど25メートルくらいスリップして自動車が停車。停止線を越えた横断歩道の中に自動車が入り込む一歩手前で停車した。びっくりしたけどゆっくり走っていてよかった。さすがに雪が降ると徐行の度合いは人によって違うけれどスピードをだしてもせいぜい50キロくらいまでだなと思う。やはりすき好んで事故に会いたい人はいないということだと思う。僕はその交差点でスリップを経験したのでそのあと慎重になってしまい、30キロイーブンで行った。...雪

  • 名古屋フィルハーモニー名曲シリーズを聴きに行く(第94回)

    1月23日フォレストホールに名古屋フィルハーモニー交響楽団第94回名曲シリーズを聴きに行く。指揮はロベルトフォレスべセスさん。最初にドビュッシー牧神の午後への前奏曲が演奏される。5日前に他のコンサートでメンデルスゾーンシューマンを聴いた後だとフランス音楽はエレガントだな夢のようだなと思う。ドビュッシーの音楽は独特の弛緩性があるなと思いながら演奏を聴いていた。次に演奏されたのがピアノ独奏田所光之マルセルさんで矢代秋雄ピアノ協奏曲演奏の冒頭ショスタコーヴィチかと思うけれどそんな思いも10秒くらいで消えた。ただ、冒頭のピアノの音が異様な存在感を持ったものとして耳に届いてきたことはとても印象に残っている。家に帰ってきてYouTubeにアップロードされている1960年代録音の動画を見たのだけれど録音生演奏の違いはあ...名古屋フィルハーモニー名曲シリーズを聴きに行く(第94回)

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第696回)

    1月18日土曜日京都コンサートホールに京都市交響楽団第696回定期演奏会を聴きに行く。北山の駅を降りてコンサートホールに向かう道すがら女性二人の会話が聞こえてくる。「このあたりって大学もあるし静かやし、こんなところに住めたらいいなあ」「テントでも張ったら?」。。。。。。。。。「『テントでも張ったら?』って、あなた、そういう話やないでしょう。こんな場所にテント張って住むわけにいかんし」と突っ込む人は誰もなく、女性二人の間に何とも言えない沈黙が続く。たぶんあのままコンサートホールにつくまで沈黙は続いたのではないだろうか。僕と女性二人の距離は歩く速度の違いで離れてしまったからわからないけど本当にテントのボケが宙に浮いてしまって、言った女性はかわいそうだった。今はもう立ち直っておられたらいいんだけれど。関西にずっ...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第696回)

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第696回)

    1月18日土曜日京都コンサートホールに京都市交響楽団第696回定期演奏会を聴きに行く。北山の駅を降りてコンサートホールに向かう道すがら女性二人の会話が聞こえてくる。「このあたりって大学もあるし静かやし、こんなところに住めたらいいなあ」「テントでも張ったら?」。。。。。。。。。「『テントでも張ったら?』って、あなた、そういう話やないでしょう。こんな場所にテント張って住むわけにいかんし」と突っ込む人は誰もなく、女性二人の間に何とも言えない沈黙が続く。たぶんあのままコンサートホールにつくまで沈黙は続いたのではないだろうか。僕と女性二人の距離は歩く速度の違いで離れてしまったからわからないけど本当にテントのボケが宙に浮いてしまって、言った女性はかわいそうだった。今はもう立ち直っておられたらいいんだけれど。関西にずっ...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第696回)

  • もう30年

    1月10日は朝マンションの駐車場に雪が積もっていた。自動車を出そうとするとスリップする。これはあかん無理しない方がいいと思って自動車を出すのをやめた。ネットでニュースを見ると行き先の僕の実家のある町は大雪警報になっている。自動車を出さなくてよかった。自動車がスリップしたことで運転を自粛することができて本当にちょっとした難が今回は逆に安全につながってよかった。テレビやラジオを日常的に視聴する人には信じられないことかもしれないけれど、僕はテレビを昔からほとんど見ないので気象情報にも疎い。阪神大震災は朝の5時台に来たけれど、すごいゆれだったので布団を頭までかぶって念仏を唱えていたけれどゆれが終わると二度寝してしまった。当時会社は10時始業だったので9時10分にアパートの最寄り駅発の電車に乗れば十分間に合った。8...もう30年

  • 寒い季節

    昨日の午後、名古屋市内を歩いて、風が強く、かなり寒いと感じる。名古屋で寒い風に当たると「伊吹おろし」という言葉を思い浮かべる。冬に濃尾平野に吹く寒く乾いた北西からの季節風。風が北西からどうかは歩いていてもわからなかったけれど伊吹おろしかなと思う。名古屋にあった旧制第八高等学校の寮歌のタイトルでもある。マンションに帰ってくると気温が0度となっている。やはり寒いなと思う。一年で最も寒い季節だなと思う。それはともかくいちにちいちにち無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。寒い季節

  • 京響の第九を聴きに行く

    今となっては昨年のことだけど12月27日に京都コンサートホールに京都市交響楽団のベートーヴェン第九演奏会を聴きに行った。北山の駅を降りる。地上に出ると僕の後方から夫婦と思しきの方の会話が聞こえてくる。「チケットにLって書いてあるわ」「Lって左のことやろう」「そうか左ってどっちから見て左や。わからへんわ」「そうやな、わからんわ」普段、関西で暮らしているとごく日常、耳にする会話のパターンだけれど関西をはなれて尾張地方から京都に上っていくと京都と言うか、関西の会話やなあとしみじみ思う。ほっこりした気持ちになることも事実。人工知能の台頭の影響も大きいと思うのだけれど、人の口から言葉が出にくくなっているし、出たとしても妙にかまえた中途半端な言葉になってしまったり。そんな中で最後までしぶとく生き残るのは案外、関西弁か...京響の第九を聴きに行く

  • 京響の第九を聴きに行く

    今となっては昨年のことだけど12月17日に京都コンサートホールに京都市交響楽団のベートーヴェン第九演奏会を聴きに行った。北山の駅を降りる。地上に出ると僕の後方から夫婦と思しきの方の会話が聞こえてくる。「チケットにLって書いてあるわ」「Lって左のことやろう」「そうか左ってどっちから見て左や。わからへんわ」「そうやな、わからんわ」普段、関西で暮らしているとごく日常、耳にする会話のパターンだけれど関西をはなれて尾張地方から京都に上っていくと京都と言うか、関西の会話やなあとしみじみ思う。ほっこりした気持ちになることも事実。人工知能の台頭の影響も大きいと思うのだけれど、人の口から言葉が出にくくなっているし、出たとしても妙にかまえた中途半端な言葉になってしまったり。そんな中で最後までしぶとく生き残るのは案外、関西弁か...京響の第九を聴きに行く

  • 表向きは標準語だけど

    名古屋の国際交流のイベントに行った。国際交流の映画を見てそれからパネリストのトークを聴くという趣向のイベントだった。パネリストの一人は国際交流関係の財団法人の代表理事の方だった。その方の言葉は表面上は東京の言葉、あるいは名古屋の言葉と思われるような言葉遣いだった。でも話の運び方がなんとなく東京や名古屋の人とは違う。つかみのところで「私は東南アジアの人相手に貸しビデオ屋さんをしていましたが、今では随分、すごい人になりました」と言う感じのことをおっしゃったので、ええ、それって関西のノリだと思った。でも名古屋ではそこでそんなに笑いはでないというかほとんど出ない。「貸しビデオ屋さんをやってた時は外人の人もたとえビデオと関係ない個人的な相談でも『どうしてそんな風なんですか』という感じで電話がかかってきていましたが、...表向きは標準語だけど

  • 名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴きに行く(第592回)

    12月7日愛知県芸術劇場コンサートホールに名古屋フィルハーモニー交響楽団第529回定期演奏会を聴きに行く。指揮はアントニヴィットさん最初にシューマン序曲「ヘルマンとドロテア」が演奏された。ラマルセイエーズのメロディが頻繁に形を変えて出てきた。ちょうど知り合いの人がフランスに行っているときだったので、フランスに思いを馳せながら祈るような気持ちで演奏を聴いていた。次にバイオリン独奏森岡聡さんでシューマンバイオリン協奏曲が演奏された。録音、生演奏、含めてたぶん初めて聴いた曲だと思う。バイオリンが独奏楽器としてオーケストラと対峙して際立っているというよりも、バイオリン独奏がオーケストラの演奏と融合しているという印象を僕は持った。たぶん独奏の森岡聡さんが名古屋フィルのコンサートマスターと言うことでオーケストラと独奏...名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴きに行く(第592回)

  • 屈むと上がります

    ジーンズのお尻のところがだんだん薄くなってきてとうとう破れてしまった。それで、ユニクロに新しいジーンズを買いに行く。結局、破れたジーンズと同じ型、同じ色のものを選ぶ。試着室で試着。サイズは問題ない。丈はつめなければならない。はいているスニーカーをチェックするとスニーカーの上のラインはくるぶしの丁度下を通っている。ということは、くるぶしの丁度センターまで来るように丈を詰めればいいかとその場で決める。隣の試着室ボックスで女性がやはり丈詰めの話をスタッフの女性としている。その声が途切れたタイミングでちょっとカーテンを開けてスタッフに声をかける。「僕も丈詰めお願いします。順番が来たら声かけてください」と僕。「あもう大丈夫です」とスタッフの方。「くるぶしの真ん中あたりで丈詰めお願いします」と僕。スタッフの方はくるぶ...屈むと上がります

  • 寒くなってきた

    だんだん寒さが本格化してきた。シャワーを浴びて浴室を出ると身体が震えて電気ストーブにあたりたくなる。いよいよ冬だなと思う。マフラーも洗濯して去年覚えたミラノ巻をしようと思ってもできない。春夏秋の間に忘れてしまった。ネットの動画を見たら思い出した。一度、覚えたことは見たら割とすぐに思い出すようだ。そろそろ自動車の冬タイヤへの交換も予約を申し込まなければと思う。昼間に空を見ていて「紺碧の空ってこういうことかね」と母が言う「そうね」と僕。秋から初冬にかけては確かに晴れると青空が澄み渡るイメージがある。早稲田の応援歌紺碧の空の歌詞は「紺碧の空仰ぐ日輪」で始まる。要するに青く晴れた空に太陽を仰ぐということだけれどいい歌詞だなと思う。日本の神様は天照大御神様が太陽神だし日輪も太陽神天照大神と日輪はどうちがうのか僕の知...寒くなってきた

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第695回)

    11月16日京都コンサートホールに京都市交響楽団ダイオ695回定期演奏会を聴きに行く。指揮は鈴木雅明さん最初に演奏されたのがモーツァルト歌劇ドンジョヴァンニ序曲こじんまりまとまった演奏であるように僕には思えた。例えば、この曲で調がマイナーからメジャーに転じて急に明るい雰囲気になっていくときモーツァルトがかけた魔法のように音楽が暗から明に変化していくそのスリリングさが表現されていたかと言うとそうでもないように思えた。堅実な演奏だけれどちょっと色気がないそんな風に僕には思えた。次に演奏されたのがバイオリン独奏ジョシュアブラウンさんでベートーヴェンのバイオリンコンチェルトニ長調作品61華美な表現を目指すのではなく音楽の内面を表現するような演奏に僕には思えた。そういう意味で美しい演奏と思った。ベートーヴェンは美し...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第695回)

  • 立冬を過ぎて

    11月6日頃からぐっと寒くなってきたと思う。それで調べると11月7日は二十四節季の立冬となっている。暦の上ではここから冬と言うことになる。最近、暦の上の話ってあまりでなくなったように思うけれど、8月の立秋はまだまだ残暑で暑いけれど、11月の立冬はここから冬と言う実感、あるなと思う。オリオン座も10月の初めに比べると同じ時刻で30度高い空にある計算になる。実際に夜空を眺めていると本当にそのくらい高くなったような気がする。11月9日の今日はマンションで夜、窓のそばにいると外気の寒さが伝わってくるような気がする。寒さのランクが関西にいたころより少し上のように思える。夏が終わると年末までころがるようにあっという間だなと毎年のように思う。それはともかくいちにち、いちにち無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきた...立冬を過ぎて

  • 三浦監督

    たまたま夜、食事をしていた定食屋でのテレビで横浜ベイスターズが日本一になった瞬間を見た。三浦監督の終章インタビューも見た。テレビのボリュームが小さかったから何をしゃべっているのかわからなかったけれどいい顔だなあと思った。翌日、新聞の写真を見てまたびっくり。胴上げされている三浦監督。お尻から脚がピンと伸びている。脚だけがピンと伸びているのではなく、お尻と脚がワンセットでピンと伸びているという感じがする。胴上げされて空中でこんなに下半身がピンと伸びた姿勢がとれるなんて鍛え方が半端ではないなと思った。動画を見ているよりも新聞写真のような静止画像を見たほうが情報が得られることが多いなと思う。打った瞬間の写真でキャッチャーのミットの位置を見ればテレビで動画を見ているより正確に打った球のコースはわかるし、、、。確かイ...三浦監督

  • 本音が大切

    僕の実家は、小さい神社を営んでいる。小さいけれど毎朝、数人の人がお参りに来てくださって、朝のお勤めをしている。そのお勤めの後に、母がちょっとした小話をすることがある。その母の小話の中に、人間には本音と建前がある、また本音があっても言うと差しさわりがあるから波風を立てないために、何も言わずに流れに合わせていくことも人生の中には多々ある。そんな話があった。そして、母は、このように話をつづけた。人は建前ではいいことを言うことが慣例だし、また本音では嫌だと思っていても波風立てないために無言で流れに従っていくこともある。しかし、人間が罪を作ったりまた人に暖かい印象を与えたりするのは、建前や不本意な建前の部分ではなくむしろ本音の部分にある。人は本音の部分で罪を作ったり暖かいものを残して行ったりする。そういうものだと。...本音が大切

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴ききに行く(第694回)

    10月12日京都コンサートホールに京都市交響楽団第694回定期演奏会を聴きに行く。指揮はデイヴィッドレイランドさんピアノアンドリューフォンオーエンさんで最初に演奏されたのがモーツァルトピアノ協奏曲第23番K.488演奏の前に管楽奏者の方々が練習かホールでの音の響き方を確認しているのかわからないけれど、ステージに出てきていろいろ音を出してくださった。協奏曲23番は僕にとって録音を聴く頻度も高い曲なので、ああ、あのメロディはあの楽器なのかとかいろいろわかってよかった。演奏を聴くためのいい予習になったと思う。それで演奏はどうだったのかと言うと、完璧な演奏と思った。人間って、物足りないところがあると、あそこはこう直した方がいいとか思うから、具体的にどのように物足りないかを言うことはそんなに困難なことではない。しか...京都市交響楽団定期演奏会を聴ききに行く(第694回)

  • 名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く(第527回)

    10月11日愛知県芸術劇場に名古屋フィル第527回定期演奏会を聴きに行った。指揮は川瀬賢太郎さん。ベートーヴェンシュルホフ編「失われた小銭への怒り」が演奏された。ニューイヤーコンサートの雰囲気と思った。そういうウィーン的な要素のつよい音楽であるように僕には思えた。もうちょっと具体的に言うと演奏が始まった時、ニューイヤーコンサートでよく演奏されるトリッチトラッチポルカをなんとなく連想した。時折、弦楽器のアンサンブルがもう少しクリアなものであればと思った瞬間も少しあった。グルダチェロ協奏曲チェロのそばにスピーカーがおいてあったので音の出どころは楽器かチェロかスピーカかととても気になってしまった。たぶん両方なのだと思うけれど。どうも最近音の出どころが気になってしまう癖がついてしまったかもしれないと思った。メヌエ...名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く(第527回)

  • 田園交響曲の効果

    夜、国道を自動車で走っていたら、バイクが爆音で走ってきた。そのとき僕はカーステレオでベートーヴェンの田園交響曲を聴いていた。爆音がうるさく感じたのと音楽に集中すると爆音が幾分気にならなくなるので僕はカーステレオのボリュームを普段は20くらいのところ35くらいまで上げた。信号待ちの時、バイクは僕を追い越して僕の前で止まった。その時、田園交響曲は第三楽章、田舎の楽しい気分から第四楽章、嵐に変わった。嵐の雷を表現するティンパニーの爆音がなった時、爆音バイクの人は、信号のわきにあったガソリンスタンドに思わず飛び込んで行った。爆音バイクの人にとっては田園交響曲、嵐のティンパニーは聴きなれないタイプの爆音だったのだと思う。これは聴いたことのないタイプの音だぞとりあえず逃げたほうが安全かもと爆音バイクの人は思ったのかも...田園交響曲の効果

  • 理にかなう

    10月1日の23時過ぎに東の低い空に冬の正座オリオン座をみつけた。10月1日の半年後は3月1日たぶんそのころになるとオリオン座は逆に西の空の低いところに行ってまもなく見えなくなるのだろう。冬を中心とした半年間、夜空に見える星座。丁度、計算通りになるところは理にかなっている。老人ホームに父を尋ねたら、父は、「最近、春と秋が本当になくなってきた」と言う。「でもね東の空にオリオン座を見たよ」と父に言ったら「そうや、天の軌道だけは正確や」と父は言った。船乗りだった父はそれを誰よりも知っているのだと思う。星を頼りに船は位置を測っていたのだから。GPSが発達した世の中でも海の中で星が読めなかったら、命に係わる問題になってしまうと思う。機械がなくても理がわかる意識を持つことは生存のために大切なことなのだと思う。実行でき...理にかなう

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第693回)

    京都市交響楽団第693回定期演奏会を聴きに行く。指揮は阪哲朗さん最初にドボルザークの交響曲第8番が演奏された。演奏は無難な感じと思った。ただ、一週間前に別のオーケストラのコンサートにに行ったときと楽器の配置がかなり異なっていたので頭が混乱して目が回りそうになってしまった。ホルンだと思って左を見るとそれは右だったり、コントラバスだと思って右を見ると左にいたり、鏡の世界をのぞいているような気持ちで、頭が楽器の配置に慣れてきたときにはもう演奏は後半に差し掛かっていた。三楽章が始まる瞬間の阪さんの体の動きがスネークのようであの一瞬がとても印象的だった。一瞬の印象が記憶に残るって割とよくあるような気がする。20分の休憩をはさんでブラームスのハンガリー舞曲集から1,4,5,6,7,10番が演奏された。ドボルザークの交...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第693回)

  • 名古屋フィルの定期演奏会を聴きに行く(第526回)

    9月14日愛知県芸術劇場に名古屋フィルハーモニ交響楽団第526回定期演奏会を聴きに行った。指揮は小泉和裕さん最初にモーツァルトディベルティメント17番K.334が演奏された。チューニングでホルンが鳴る。普通チューニングで最初に音を出すのはオーボエ。ええ?オーボエはどこと思ったけれどどこにもない。管楽器はホルンだけの編成と気づいた。演奏は弦の音が割と濃厚で滑らかにつながる印象で、なんとなくカラヤンのモーツァルトを思い起こさせる。小泉さんの演奏を聴いているとカラヤンを思い起こすことが時々あるなと思う。ホルンの柔らかい響きを聴いていてこういう響きがベートーヴェンの英雄交響曲のホルンそしてロマン派の音楽でのホルンの音につながっていくのかなとそんなことを考えながら演奏を聴いていた。二楽章は深い趣の音楽だけれどふっと...名古屋フィルの定期演奏会を聴きに行く(第526回)

  • にらめっこ 笑うと負けよ

    先日夜遅く、尾張美濃地方を代表する私鉄の割とローカルな路線に乗った。女性の車掌さんだった。電車が発車してしばらくして車掌さん「シルバーの座席は優先席です。お近くにお体の不自由な方がみえましたら、座席をお譲りください」「不自由な方がみえましたら」って、あんた、それ、尾張、美濃の方言じゃないの、車内アナウンスは標準語のはずなのにと思ったら顔がにやけてしまった。僕は電車の最後尾の車両に乗ってたいので車掌さん気づいたのかもしれない。次から同じアナウンスをするときには標準語に変わった。僕は割と内転筋があるせいか、男の割には足をすぼめて腰掛ける傾向にある。そうすると、向かいの座席に座った人の脚が男女問わずそわそわすることがあるので、電車で向かい合わせに人がいるときは眼を閉じていることが多い。しかし、田舎は、駅からいき...にらめっこ笑うと負けよ

  • 非常ドアコック

    先日尾張、三河、美濃地方を代表する大手私鉄の電車に乗った時、めずらしくかなり混んでいた。僕はドア付近に立ったのだけれど、ドア付近も人がいっぱいだった。通常ドアの左右には垂直方向の取っ手があってそこに捕まれるようになっている。しかし、ドア横にはフィリピンの女の子が二人立っていて、ドア横の取っ手を握ると女の子の身体にも触れてしまうという状況だった。それで僕はドア横の取っ手にとまるのをあきらめた。でも電車は結構揺れるからどこかにとまったほうが無難だ。見るとドアの上に小さな円形のつまみがあったので、そこを指先でつまんでとまった。ちょっとしたつまみにとまるだけでも体の揺れを食い止めることができるのは僕の特技だ。特技ってちょっと大げさかもしれないけど、、、。それでしばらくそのつまみにとまっていたのだけれど、気づくとそ...非常ドアコック

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第692回)

    8月24日京都コンサートホールに京都市交響楽団第692回定期演奏会を聴きに行った。指揮は広上淳一さんマーラー交響曲第3番が演奏された。録音もあまり聴かない曲だけれど、演奏を聴きながら僕の心はマーラーの交響曲第2番4番5番の3曲のイメージをあちらこちら行ったり来たりしている感じだった。たぶんマーラーは同じ素材をいろんな曲に形を変えて使うので僕の心の中にあるマーラーの交響曲の記憶がそうさせたのだと思う。第一楽章を聴いていて最も心にとまったことはビオラのトレモロが美しいということだった。コクがあって精緻というように僕には思えた。僕はオーケストラのあちこちに目をやりながら演奏を聴くことが多いけれどあれほどビオラが心に留まったことはそれほど経験がないように思う。それで、ああ、トレモロがきれいだなと思いながら聴いてい...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第692回)

  • 甲子園球場へ

    8月14日阪神甲子園球場へ。昨年もいったのだけれど昔の感覚で外野席は出入り自由と思っていたらあらかじめQRコードのチケットを買っておかなければ入れないシステムに変わっていて結局スタジアムの外からスマホで速報モニタを見ながら外壁の蔦を見ながら過ごしてしまった。まあ外壁を拝むだけでも甲子園の雰囲気は独特なので後悔はしていないけれど。でもさすがに今年はスタンドに入りたいなと思って外野席をあらかじめ購入しておいた。正午頃スタジアムに到着。指定のゲートであらかじめスクリーンショットでとっておいたQRコードを提示するとゲートのところにいたバイトの子がピッと手持ちの機械でコードを読み取ってくれてスムーズに入場。QRコードさえあれば入場の手軽さは昔と変わらないと分かった。指定のゲートに至る道すがらアルプススタンドの外壁前...甲子園球場へ

  • 尾張地方の免許更新

    尾張地方の警察署に運転免許証の更新に行く。警察署に到着。A4の用紙に大きくプリントアウトしたQRコードを僕は出した。「確かQRコードで受付するって書いてあったと思います」と僕。「そこまでコードが大きいと機械が読み取れるかなあ」とお巡りさん「まあ、この四角い枠に遠いところから少しずつQRコードを近づけてきてください」僕は遠いところから四角い枠をめがけてQRコードをゆっくり近づけて行った。ちょうど大きいQRコードが四角い枠に収まるところまで近づけても機械は反応しない。QRコードもなんだか枠の中でピンボケのように見える。どう考えてもあの枠の大きさはスマホでスクリーンショットをとったQRコードを読み取ることを想定しているように思える。やはり、パソコンでやってA4の紙におおきくプリントアウトしたQRコードでは警察の...尾張地方の免許更新

  • 京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く(第691回)

    7月27日京都市交響楽団第691回定期演奏会を聴きに行った。指揮沖澤のどかさんピアノ上原彩子さんで最初に演奏されたのがプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番第一楽章が始まってしばらくしてピアノがとても速いパッセージを弾いてそれに続いてフルートが合いの手を入れる場面があったのだけれど、そこに演奏が到達した時に、なんだかピアノとフルートのテンションというか意気がとても合っていると思った。その時、感じた印象が結局、僕がこの演奏に対して抱いた印象の大半を支配してしまった。オーケストラとピアノの意気がとても合っている。その思いが演奏を聴いている間、ずっと僕の心を支配していた。弦楽器も良く鳴っていて、それもピアノと息があっているように思えた。そして華麗で夢のような世界、そんな風にも思った。通常僕はコンチェルトの演奏を聴く...京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く(第691回)

  • 名古屋フィルの定期演奏会を聴きに行く(第525回)

    7月20日愛知芸術劇場に名古屋フィルハーモニー交響楽団の第525回定期演奏会を聴きに行った。指揮はグミアンイオリオさん最初に演奏されたのがグリンカ歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲。かなり快速テンポで勢いよく音楽が進んでいく。弦楽器もかなり良く鳴っているように思えた。かなり元気な演奏なのにパワーがマックスまで行ってないまだ何となく余力があると感じられるのはきっとティンパニーの響きがマイルドだからだろうなとか考えながら演奏を聴いていた。元気なのに余力があるというのが僕の気に留まった点でまずティンパニーが柔らかいからと思っていてそれから指揮者を見たら肩幅が広く、がっちりしいていわゆる体格のいい人だった。体格がいいからオーケストラに余裕をもって気を送ることができるそんな風に僕には見えた。それも元気だけれど余力があ...名古屋フィルの定期演奏会を聴きに行く(第525回)

  • 尾張地方のお巡りさん

    尾張地方にファミレスや映画館、ゲームセンターなどに遊びに来た人が共通で自動車を止められる駐車場がある。そこのファミレスで食事をして自動車に戻ってきて中で煙草を吸っていたら、窓から「ちょっとすみません」と声がする。見ると警察官が二人立っている。「車に危険なものは積んでませんよね」と一人の警察官。「そうですね積んでません、ちなみにたばこの吸い殻も自分で持ち帰りますので駐車場にはほかしません」と僕。「ちょっと中見てもいいですか」と一人の警察官。「はいどうぞ」と僕。いっそのこと潔く中を見てもらって注意を受けるべきことがあれば話を聞いておいた方が身の安全と思って自動車からも降りた。逆らって公務執行妨害になるのもいやだし、、、。その警察官はプライバシーの侵害にならない程度に(たぶん)僕の自動車の中を懐中電灯で照らして...尾張地方のお巡りさん

  • 名古屋フィルハーモニー名曲シリーズを聴きに行く(第92回)

    7月5日、日本特殊陶業市民会館フォレストホールに名古屋フィルハーモニー第92回名曲シリーズを聴きに行った。指揮ニル、ヴェンディッティさんピアノサースティーヴンハフさんで最初に、ラフマニノフピアノ協奏曲第3番が演奏された。曲が始まってしばらくの間ピアノとオーケストラの意気が微妙にあっていないと感じてちょっと大丈夫だろうかと思う場面があった。僕はコンチェルトを聴くときに意識の照準を指揮者に置くべきかソリストに置くべきが混乱してしまうことが時々ある。しかし、当日の演奏はそういうレベルの話ではなく演奏そのものが指揮者のリードで進んでいるのか、ソリストのリードで進んでいるのかわからないと思う場面があった。第一楽章の後半になるとだんだんソリストつまりピアニストが演奏を支配しているんだなと感じるようになった。そう感じて...名古屋フィルハーモニー名曲シリーズを聴きに行く(第92回)

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第690回)

    6月22日に京都市交響楽団第690回定期演奏会を聴きに行った。もう演奏会から半月以上経過して記憶も薄れてきたけれど、それでもなんとか残っている記憶を思い起こして何か書こうと思う。当日の指揮者は井上道義さんショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番第2番がチェロ独奏アレクサンドルクニャーゼフさんで演奏された。ロシアのチェリストとプログラムに書いてあり、ロシアは今、戦争当事国であることを思い起こして、それだけでなんだかジーンと来てしまった。戦争中でもこうして日本にやってきて演奏してくださるんだという思いと、戦争があっても人間は音楽をやめないという思いがどこかで交錯していたと思う。チェロ協奏曲一番はステージを見ると金管はホルンだけであとの管楽器は木管であることに気づいた。そして、僕がショスタコーヴィチのシンフォニー...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く(第690回)

  • 長良川鵜飼の小話

    今月の初旬に岐阜長良川で鵜飼を見たときにとも乗りと呼ばれる、舟尾で舟を操る人が教えてくださった話し。鵜呑みというたとえがあるほど鵜は魚を吞み込むのが得意ですが、その鵜でさえも呑み込みこむのに難儀する魚があります。とれはどんな魚かというと「うなぎ」です。つまりこういうことです。鵜も呑み込むのに難儀しはる、鵜もなんぎする、それで「うなぎ」と呼ばれるようになったそうです。鵜もなんぎする魚それが「うなぎ」ということでございます。また、鵜飼は鵜に呑み込んだ鮎を吐き出させることで成り立つ漁法です。しかし、その鵜も呑み込んだら絶対に吐き出さない魚があります。それは、鯉です。なぜなら「こいは、はかない」こういうことだそうでございます。なるほど、そういうことだったのか、知らなかった。それはともかく一日いちにち無事に過ごせま...長良川鵜飼の小話

  • 名古屋フィルハーモニーの定期演奏会を聴きに行く(第524回)

    6月15日愛知県芸術劇場コンサートホールに名古屋フィル第524回定期演奏会を聴きに行く。指揮は川瀬賢太郎さん最初に演奏されたのはコダーイの「ハーリヤーノシュ」録音生演奏通じて初めて聴く曲なので印象と言ってもよくわからないけれど、全曲を通じて木管が転がるように進むところはなんとなくラヴェルの管弦楽曲を連想することが多かった。特に曲調が速くなって盛り上がっていくような場面ではラヴェルのピアノ協奏曲ト長調の一楽章や三楽章終盤の盛り上がりを連想しながら演奏を聴いている自分がいた。僕が20世紀前半の音楽を聴いてしばしばラヴェルを連想するのは、たぶん自分が20才代のころまでに比較的よく聴いていた管弦楽曲はほとんどラヴェルのものが多かったということに起因しているような気がする。やはり、若いときに得た印象が心の中に物事を...名古屋フィルハーモニーの定期演奏会を聴きに行く(第524回)

  • おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな

    先週学生時代の友人が岐阜犬山を訪ねてくれて一緒に岐阜長良川の鵜飼いを見た。鵜飼に先立って長良川の川岸で鵜匠さんによる鵜飼の説明がある。川岸に鵜匠さんが説明する台が設けてありそのうえで鵜飼の装束をまとった鵜匠さんが鵜飼について一通り説明をしてくださる。これから鵜舟にのって鵜飼を見る人は川岸でそれを聴くことになる。説明する鵜匠それに川に向かって鵜匠を見る形で聴き入る人たち。そのさまを見て、友人が「これは祭りだなあ」という。確かにそうだと思う。これから鵜飼のために川に繰り出す出陣式のような雰囲気。確かに祭りというイメージ。例えば岸和田でこれからだんじりで街に繰り出そうとしている人たちの気持ちと相通じるものがあるかもと思った。舟が川に繰り出したのは午後6時過ぎ。でも夏至に近いのでまだ明るい。川底の石が見える。小中...おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第689回)

    5月25日京都コンサートホールに京都市交響楽団第689回定期演奏会を聴きに行く。指揮はヤンヴィレムデフリーントさんピアノデヤンラツィックさんでベートーヴェンピアノ協奏曲第4番が演奏された。この曲たぶん中学生のころハンスシュミットイッセルシュテット指揮ウィーンフィルバックハウスピアノのレコードで初めて聴いて、そのレコードをかなり繰り返して聴いたからその演奏が僕の心の中ではスタンダードになっている。ピアノはとてもうまいけれどちょっと僕が聴いたこともないようなタイプの音がしばしば出てきた。第一楽章のカデンツァも僕の耳にはちょっと聴いたことがないタイプの即興演奏のように聴こえる。ピアノだけでなくオーケストラの演奏も例えば第二楽章の冒頭などあれだけ音を短く切って速いテンポで奏でられるパフォーマンスに今まであまり接し...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第689回)

  • 名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く(523回)

    5月18日愛知芸術劇場コンサートホールに名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く。指揮はアンガスウェブウスターさん最初にJウィアー作曲のニューエヴリモーニングが演奏される。演奏を聴きながらラヴェルのダフニスとクロエの夜明けを思い浮かべたり、先月末に名フィルのメンバーの方の演奏で聴いたメシアンの音楽は木管は鳥の鳴き声という印象だったけれどこの曲は鳥の鳴き声かなそれとも朝の心象風景かななどど演奏中に考えていた。金管の音を聴くとこれはきらきらした輝きだなとか考えていた。金管が輝きに聞こえる音楽って僕にとってはシベリウスだけれどこのニューエブリモーニングはスコットランドで初演されたと演奏会のプログラムに書かれている。スコットランドとシベリウスのフィンランドの共通点は緯度が高いことかなと思う。地図で見るとスコットランドは...名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く(523回)

  • 居住地で怖いなと思うこと

    僕は東海地方で生まれ育ったけれど高校を卒業して以来東京に6年ほどそして大阪に30年ほど暮らしてこちらに戻ってきた。なのでもともとこちらの出身と言ってもやはりいまだに東京や大阪での経験が僕の中ではスタンダードになっていてこちらに来ておやっと思うことが多い。そのおやっと思うことの中身は今のところどちらかというと印象の良いことよりもあまりよくないといういか少なくとも僕にとっては好ましくないように思えることの方が多い。僕は男の割には電車などで足をそろえて座る癖というか習慣がある。おかまの真似をしたくてそうしているというよりも、僕は股関節が柔らかくてかつ内転筋がかなり発達しているので脚をだらっと開いて座るよりはある程度すぼめたほうが背筋も伸びるしむしろ楽ということがある。先日両ひざがくっつく程度に足をそろえて電車の...居住地で怖いなと思うこと

  • 名古屋の街で

    名古屋のドン・キホーテの横を通った時に聞こえてきた会話。「やっぱり数あたることが大切やぞ。ほんで、うまくいったときのパターンを頭に叩き込んでおくんや」たぶん客引きかナンパの指南をしているところなんだろうなと思う。そういう世界に入ったことはないけれどうまくいくと面白いのかもしれない。名古屋駅の近辺で聴こえてきた会話。「そうですか安城に行く最終電車はそんなに遅いですか。岐阜はもっと早いです。安城に負けました。くやしいなあ。安城はトヨタの勢力が及んでるんですかねえ。岐阜よりも栄えてそうです」本当に岐阜もまもなく県庁所在地から百貨店がなくなるし昼間の柳ケ瀬はほとんどシャッターがおりているし。でも「岐阜は安城に負けました」って田舎の会話だなあと思う。※実際に乗り換え検索で調べてみると名古屋から岐阜も安城も最終電車の...名古屋の街で

  • 室内楽のコンサートに行く

    4月28日日曜日名古屋のホールルンデに名古屋フィルのメンバーの方が演奏される室内楽のコンサートに行った。最初、ピアノの方がメシアンの前奏曲より鳩と幼子イエスにそそぐまなざしより聖母のまなざしを演奏された。僕は、コンサートでここ10年くらいは真っ先に拍手をするということをしたことがない。それで一曲目の鳩が終わった後誰かが拍手をしたら僕もしようと思っていたのだけれど結局誰も拍手をしなかった。それでピアニストは二曲目の聖母のまなざしを演奏された。結果的に拍手のタイミングということで言えば鳩と聖母のまなざしが二曲セットという形になってしまった。メシアンの曲なので「終わった拍手だ」という感じの終わり方ではないのだけれど結局誰もが、誰かが拍手をしたらと思っているうちに結局誰も拍手をしなかったということなのだろうか。き...室内楽のコンサートに行く

  • 台湾の男の子

    数日前の夜台湾の方が経営する中華料理というか台湾料理のお店に行った。店内は僕一人だった。僕が食事を待ってじっとしていると、お店の4歳か5歳くらいの男の子が、お店の中でテーブルの上にある直径5センチくらいの円形のボタンをあちこちで押し始めた。あちらのテーブルのボタンを押すキンコーンと音が鳴る。こちらのテーブルのボタンを押すまたキンコーンと音が鳴る。あちこちのボタンを押して男の子は何度もキンコーンと鳴らしていた。そうかあのボタンは店員さんを呼ぶときにチャイムを鳴らすボタンだとわかった。それまで僕は「すみません注文決まりました」という感じで店員さんを呼んでいたから、それは僕にとってちょっとした気づきだった。そうかこんなに音のいいチャイムがお店にあったのかと。何日か前に別の台湾料理の店でやはり幼い女の子がテーブル...台湾の男の子

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第688回)

    4月13日京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く。指揮はペドロアルフテルさん。最初にバイオリン独奏辻彩奈さんでプロコフィエフのバイオリン協奏曲第2番が演奏される。第一楽章を聴いていて、柔らかい感じと思ったこととオーケストラと調和していると思ったことが印象に残っている。プロコフィエフの時代になるとチャイコフスキーのころとは違いバイオリン協奏曲はバイオリンとオーケストラが対峙するというよりもバイオリンがオーケストラの演奏の一部に溶け込んでいるというコンセプトになってきているのかなと思った。第二楽章の木管を中心に奏でられる延々と続く3連符はちょっと神秘的だなと思った。指揮者のアルフデルさんはこの曲の第三楽章はスペイン情緒が漂っていてカスタネットも使用されるという主旨のことをプレトークで語っておられたけれどなるほ...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第688回)

  • 中華料理屋の女の子

    最近台湾の人がやっておられるような中華料理店に行くことが多くなった。名古屋や岐阜はそういう店が多いような気がする。僕がよく行く店は丸テーブルが置いてあってその丸テーブルの中央は回転式の円卓になっていてそこには胡椒ラー油餃子のたれお酢などがおいてある。ある時僕が店に入ったらその時、そこはすいていて丸テーブルには僕一人しかいなかった。ここの中華料理屋はカウンター席がないので一人の客は円卓に案内されることが多い。僕は円卓で一人料理が出来上がるのを待っていた。するとそこの料理屋の4歳くらいの女の子が僕がいる円卓のところにやってきて円卓中央の回転テーブルを回してティッシュペーパーを取ってそれから厨房の隅っこにその子は行ってそこでしゃがんで絵本を読んでいた。本当におもむろに僕がいるテーブルにやってきて回転テーブルから...中華料理屋の女の子

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第687回)

    3月16日は京都市交響楽団第687回定期演奏会を聴きに行った。指揮は広上淳一さんピアノはジャンエフラムバヴゼさん。最初に演奏されたのはピアノバヴゼさんでバルトークのピアノ協奏曲第2番演奏が始まってしばらくはボーっとしていたけれどある程度、時間がたってくると、これっておしゃれでかなり華やいでブライトな世界と思い始めた。バルトークは暗いイメージが僕にはあるけど、この演奏はおしゃれでブライトだなと思った。それで、たまたまこの演奏会の数日前にネットで目にしたバルトークの若き日の写真はとてもシュッとした男前であることを思い出した。芸術家に限らず、死後も名前が残るような人は、晩年の写真が主に人の目に触れることになるけれど若いころのシュッとした顔にも注目すべきだと思う。どんな人でも若いときのベースがそのまま根底に残ると...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第687回)

  • ファゴットのリサイタルを聴きに行く

    3月9日京都の呉竹文化センターに京響のファゴット、村中宏さんを中心としたリサイタルを聴きに行く。最初に演奏されたのがファゴット村中さんピアノ矢野百華さんでドボルザークの「わが母の教えたまいし歌」ちょっと前に京響でドボルザークの新世界からを聴いた時もそうだったけれど、彼の旋律はなぜか涙を誘うなと思う。次にやはりファゴット村中さんピアノ矢野さんでファゴット協奏曲知り合いでアマオケでプレイしている方がモーツァルトは長調でも影が差すと言っていた。本当にそうだなと思ったしそう思えるような演奏だったあとケッヘル番号がまだ100番台のころのモーツァルトはバロック音楽と古典音楽の狭間のような音楽に感じられる部分があるなと思った。次にピアノファゴットに加えてフルート中川佳子さんが入られてバッハのフルートソナタBWV1035...ファゴットのリサイタルを聴きに行く

  • 甘い誘惑

    名古屋駅構内のコンビニでチロルチョコを買った。店員の女性が「これだけで足りますか」と言った。「はい」と僕は言った。たりるかどうかわからないけれど、チョコレートは一度にたくさん買うと買っただけ食べてしまいがちなのでチロルチョコにすることが多いのも事実。チロルだと一個ずつばら売りだから。でも、その時の女性の「これだけで足りますか」という言葉の抑揚はこんな甘い誘惑に一個だけで耐えられますかというような含みがあるように僕には思えた。男性と女性ではホルモンなどいろいろ身体の仕組みが違うけれど甘いものへの希求性というのも男と女ではやはりかなり違うのだろうなと思った場面だった。本当に見ず知らずのあいだがらだけれど思わず「足りますか」と言ってしまったという感じだったから。それはともかくいちにちいちにち無事に過ごせますよう...甘い誘惑

  • いやはやなんとも

    先日実家で母と一緒にお昼のテレビを見ていたら、女性のコメンテーターがなんだかちょっと興味深いことを話しておられた。たぶんこの論旨はあの人と思ってスマホで調べると出てきた結果は僕が多分あの人だろうと思った人だった。そのプロフィールを見て僕が母に「この人創価高校の出身ですごく頭がいいらしいよ」と言ったら、「そうか」と母。ねらって「そうか」と言っているわけではないことがいやはや何ともと思ってしまう。それはともかくいちにちいちにち無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。いやはやなんとも

  • 人口も減り続けて、、、

    数日前に2023年の出生数が約75万人というニュースに接して本当に愕然とした気持ちになった。僕が予備校の職員として働き始めたころは1970年代に生まれた子が予備校に来ていたころで当時の18歳人口は約200万人と言われていた。しかし、それから18歳人口は減る一方で要するに17年後の18歳人口は約75万人になってしまう。僕が予備校で働き始めたころから比べると約37パーセントくらいの数になってしまうのかと思うとやはりちょっと異常なことだなと思う。何とも言えない寂しさとか不安とかそういうものが心をよぎるような気がする。これから僕も年金をもらう年齢に入っていくけれどこんなに若い人が少ない状態で本当に年金をもらい続けられるのかとか、、、そして、そういうことを考えているとあと何年生きるだろうとかこれからの人生まだ花が咲...人口も減り続けて、、、

  • 名古屋にもちょびっとは慣れたけれど

    桂米朝さんが落語の前振りで大阪の人は海遊館の水槽の魚を見ながら「うまそうやなあ」とか「あの魚えげつない顔してるなあ」とか言って通っていくからかなわん。というような話をしておられた。魚を見てえげつない顔をしているなあと言ったおじさんの方が魚に勝ってると思ったとも米朝さんは言っておられた。大阪に住んでいるとこれらの話は誰もがいかにも大阪らしいとわかることで思わず笑えて来る。最近は僕も名古屋らしいというのが以前に比べてすこしずつわかるようになってきた。他の街にはない名古屋の特徴。先日名古屋では一番の繁華街と言われる地域の地下鉄駅のコインロッカーの前でいわゆるヤンキー風の子たちが5,6人たむろしてこれからどこへ行って遊ぶかというような話をしていた。そこへ僕が300円握りしめて荷物を預けに行ってもその子たちは全く場...名古屋にもちょびっとは慣れたけれど

  • 京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く(第686回)

    2月17日京都市交響楽団第686回定期演奏会を聴きに行く。指揮川瀬賢太郎さん最初にバイオリン独奏石田泰尚さんでマルサリスのバイオリン協奏曲ニ長が演奏される。初めて聴く曲なのでどの楽章とかいうのは忘れてしまったけれど指揮台の左手にバイオリン独奏の石田さん右手に小ぶりのドラムセットの配置で演奏された場面があった。そのドラムセットのところに演奏の途中で一見したところでは、ドラムセットを普段たたいておられるという感じには見えない雰囲気の方が出ていらした。そして、その方は、そのセットでいろんなリズムをいろんな音色で奏でられた。どのリズムも一般的にはそんなにたやすく奏でられるものではないように僕には思えたけれどその方はいともたやすくそれらのリズムを奏でておられてどの奏で方も僕にはすごいというか完璧なものであるように聴...京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く(第686回)

  • 名古屋フィルの名曲シリーズを聴きに行く(第89回)

    1月25日は名古屋の金山へ名古屋フィルハーモニー名曲シリーズを聴きに行った。オーボエ・指揮シェレンベルガーさんハープマルギットアナシュースさんでモーツァルトフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299シューベルト交響曲第8番ハ長調グレイトが演奏された。2曲ともハ長調親しみやすい旋律で始まるなとか考える。最初に演奏されたモーツァルトフルートとハープのための協奏曲K.299は柔らかい感じの演奏だった。なおこの曲はフルートのパートはシェレンベルガーさんがオーボエで演奏された。演奏中にオーケストラを指揮するシェレンベルガーさんの手の動きがふわっとして柔らかい感じだった。オーケストラからもその手の動きの感じに応じた音が出ていたと思う。次に演奏されたシューベルトの交響曲はオーボエがこんなに活躍する曲なのかと思った。...名古屋フィルの名曲シリーズを聴きに行く(第89回)

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第685回)

    オネゲル交響曲第5番指揮者の棒がふわっと上がるタイミングで冒頭のコラールが始まるように僕には見えたことが印象的だった。指揮の棒がふわっと上がるアップビートってあのことか?などと演奏の中身とはちがうこともあれこれと考えてしまった。それは、さておき、この冒頭のコラールはかなり重厚で悲壮感があるのだけれど、やがてティミヌエンド、つまり音がだんだん弱くなっていく。そのディミヌエンドの作り方がとても滑らかで美しく聴こえた。決してなめらかな曲調ではない音楽の場面で滑らかなディミヌエンドをつくるということがとても印象に残った。指揮者がすごいなとも思ったけれど指揮者とともにこういう音を作れる京都市交響楽団もやっぱりかなりうまいんだなと思った。世界的に誰もが名前を知っているようなオーケストラを聞いた時に強い音よりも弱い音を...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第685回)

  • 幼い女の子

    コンビニでマスクがないか探そうと思った。だいたいマスクなどは衛生用品というくくりで除菌スプレーとかウエットティッシュとかそういうものと同じあたりに置いてある。もういろんなコンビニに行きつけているとそういうのは感覚的にわかるようになる。それで衛生用品がおいてあるあたりに目星をつけてその棚をめがけていくと棚の下の方に置いてある除菌スプレーやらそういうものを5歳くらいの女の子が一生懸命見ていてその斜め後ろにお母さんが立っていた。僕はせっかく商品を夢中になって見ている女の子を驚かせてはいけないと思ってお母さんの前をそっとかすめ通るように横切ってお母さんと斜めに並ぶ形でやはり女の子の後ろからそのあたりにマスクがないか探した。するとしゃがみこんで棚の下の方の商品を見ていた女の子はお気に入りの商品を見つけたらしく目の前...幼い女の子

  • 年末年始のあれこれ

    昨年末は年末恒例のベートヴェン第九。第九を年中行事のように聴きに行くなんてと思いながらも成人してからは第九を聴きに行った年の方が聴きに行かなかった年よりも多いような気がする。今年は名古屋フィルと京都市交響楽団と二つの第九を聴いた。名古屋フィルの方は川瀬賢太郎さんの指揮。名古屋金山のフォレストホールというところで聴いた。金山に行くのは数回目だけれどちょっとディープな街だなと思う。でもディープというなら大阪の天王寺界隈とか名古屋なら今池界隈の方が僕はちょっと好きかなと思う。個人の好みの問題だけれど、、、。名古屋フィルの第九。よかった。けれど一楽章二楽章は迫力があるなと思う反面ちょっとせせこましいかなと思う場面もあった。ちょっとせせこましいかもと思い始めたころに第三楽章のゆったりした音楽が始まりせせこまし感を覚...年末年始のあれこれ

  • 名古屋フィルの定期演奏会を聴きに行く(518回)

    12月9日愛知県立芸術劇場コンサートホールに名古屋フィルハーモニー交響楽団第518回定期演奏会を聴きに行く。指揮は沼尻竜典さん最初に演奏されたのはベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番ピアノは清水和音さん。この曲は第一楽章はピアノがこの楽章全体を支配するリズムで和音を印象的に奏でる開始の仕方になっている。たぶん和音さんは椅子に座って一呼吸置かれてから演奏を始められるのではと思っていたら僕の感覚から見るともうステージにすたすたと歩いて出てきてそのまんまの勢いで演奏を始められるという印象だった。できれば曲の最初は演奏者の動きに注目したいと思っていたのだけれど僕が注目する前にもう演奏が始まっているという感じだった。その始まり方に接して若いころの清水和音さんがテレビで女性アナウンサーに「大勢の人が聴いているコンサート...名古屋フィルの定期演奏会を聴きに行く(518回)

  • 冬の一日

    かなり寒さが厳しくなっている。もう気温が10度を切ることは珍しくなくなった。セーターを出してみたら虫が食っていない。防虫剤を入れるのを忘れていたのでラッキーと思った。ところが洗濯機のおしゃれ着洗いモードで洗い干してみると穴が空いている。おしゃれ着洗いモードで洗って穴が空いたわけではなくちょっと見て気づかなかった穴に洗って干すことで気づいたというわけだ。僕もこの年まで生きているので虫食いの穴とそうでない穴とはなんとなく区別がつく。やはり虫が食っていたか、、、。まあ防虫剤も入れずにつくねておいたら虫が食わない方がおかしいけれど。それでユニクロにまたセーターを買いに行く。斎藤佑樹君がユニクロのセーターのモデルになっていた。やっぱり斎藤佑樹君結構胸板も厚いし骨太の身体に見える。そうかこのセーターのロールモデルは骨...冬の一日

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第684回)

    11月25日京都コンサートホールへ京都市交響楽団第684回定期演奏会を聴きに行く。指揮はシルヴァンカンブルランさん。最初にモーツァルトの交響曲第31番K.297が演奏された。演奏に先立つプレトークでシルヴァンカンブルランさんはこの交響曲はモーツァルトにとって約5年ぶりの交響曲であることそしてこの交響曲ではクラリネットが使われたことを指摘しておられた。5年ぶりということはあまり意識しなかったけれどクラリネットが初めてというのは僕も意識した。それでクラリネットにも注目して聴いていたのだけれど僕は木管楽器の音色を聞き分けるのがどうもうまくなくてよくわからなかった。それよりもホルンが木管と並行して響く場面というのが多くてそれはこの交響曲が書かれた時代としては結構前衛的なことなのではなかったのだろうかと想像した。あ...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第684回)

  • システムの発達

    ここ数日気温が10度を切ることがままあっていよいよ寒くなったなと感じる。夜になるとエアコンの暖房にプラスして電気ストーブを併用することも多くなった。窓の近くにパソコンが置いてあるから窓の近くから部屋が冷えてくるという感じで、電気ストーブは主にパソコン台の近くで使うことが多い。オリオン座も僕が見る時間は東の空に輝いている。冬だなと思う。100円ショップなどにはクリスマスのグッズがいっぱいおいてあるし、、、。母が今は電話もひとりひとりそれに付随していろんな連絡手段あるいは各種端末がひとりひとりという時代になっているだから一見便利になったようで逆に人間が孤独になっているという主旨のことをよく話している。本当に世の中がシステム化されて予約なども電話を入れると要領を得ない対応をされるからいっそのことネットで予約。で...システムの発達

  • 夜の駐車場

    夜コンビニを見るとお客さんの数より駐車している自動車の数の方がどうみても多いということがままある。要するに自動車を止めてどこかに行っているか暗い車内に誰かが潜んでいる可能性が極めて高いということになる。どちらにしてもあまり気持ちの良いものではないので昼間でもそうだけれど特に夜は自分の自動車以外の車には極力視線を向けないでうつむいて歩くようにしている。20歳代のころに八王源先生から他人との無用のトラブルを避けるには目を合わせないことが大切と教わったことが心の片隅にあるのだと思う。確かに例えば関西だと「お前今メンチきったやろう」とか「なにメンチ切っとんねん」とか言って絡まれている人を見かけたことがある。僕自身も直接そのような言葉でからまれたことはないけれど予備校で働いているときに「お前のクラスの生徒俺がちょっ...夜の駐車場

  • 休日の道路

    東海地方に引っ越してきてほぼ毎日自動車に乗るようになる。一方会社に勤めているわけではないので今日は何曜日だったか忘れてしまうことがある。自動車に乗っていてあれこんなところでこんなに速い速度で走る自動車普段はあまりないなとか今日は回りの自動車の流れというか交通状況の雰囲気が違うなと思うことがある。そしてあとでああ今日は土曜日日曜日だったとか気づくことがある。自動車の運転がうまくなったわけではないけれど休日に何かちょっと変だなと思うことが多くなったのはそれだけ自動車に乗る機会が常態化したということだと思う。大阪にいたころは逆に自動車に乗るのは休日が多かったのであまりそういうことに気付かなかった。移動手段が変わるといろいろ感じ方も違ってくるんだなと思う。気付けば半月くらい前から夜中になると東の空にオリオン座が見...休日の道路

  • 中国の人

    先日日本への留学生を応援する集まりに行った。ある庭園に行ったとき中国人の学生が庭園の係の人に紅葉の時期などを聞いていた。それで「紅葉には興味ありますか」と僕がたずねると彼は「子供を連れてくるのにいいかなと思って」と言った。家族思いの優しい人だなと思った。そしてこの人は家族連れで留学してるのかと思った。「家族と一緒に留学とは大変ですね」と僕は言った。彼はちょっとその言葉には同意しかねるという表情だった。それで僕は「大変という言い方がよくない。家族がいるから頑張れると言った方がいいですね」と言った。すると彼は「でも自由がない」と言った。日本人でも中国人でも面白い人は面白いなと思う。それはともかく一日いちにち無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。中国の人

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

    10月14日は京都コンサートホールに京都市交響楽団第683回定期演奏会を聴きに行った。指揮は太田弦さん最初に演奏されたのはラベルスペイン狂詩曲終曲祭りを聴いていてスペインということも思ったけれど何となく地中海というイメージが心に浮かんできた。ヨーロッパの地中海に面した地域というのはこんなイメージではないかと心の中で想像していた時間があった。といっても地中海って見たことないから過去にきいた音楽などから僕が勝手に作ったイメージだけれど、、、。いい演奏だったけれど時折弦楽器の響きがもう少し豊饒なものであれば、、、と考えていた時間があった。次に演奏されたのがピアノアレクサンドルタローさんでラヴェルのピアノ協奏曲ト長調ジャズ的な要素の強い曲だと生演奏を聴いて改めて思った。けれど演奏もなんとなくジャズ的な要素の強いも...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

  • 時代は過ぎていく

    原辰徳さんがジャイアンツの監督を辞められると新聞に出ている。65歳という原さんの年齢を考えると再登板は考えにくく実質これで最後になりそうとも書いてある。まあそうだろうなと思う。1995年の9月。もう記憶が薄れてしまったけれど阪神にとっては優勝の可能性がなくなった消化試合の季節だったと思う。甲子園球場で巨人阪神のナイトゲームを見た。その試合で見た原辰徳選手の最終打席はたぶんサードフライだったと思う。レフトのアルプススタンドと内野席の間くらいにある照明灯の近くで野手がそのフライをキャッチしたのを妙に覚えている。いかにも凡退するときの原選手という感じの滞空時間の長いフライだった。滞空時間は長くてもボールは遠くへは飛んでいかない。そんな凡退のシーンだった。記憶にあまり自信はないけれどたぶんそれが甲子園球場での原辰...時代は過ぎていく

  • 状況によって気持ちが変わる

    コンビニでおにぎりを買ったときレジに紙おしぼりがおいてあった。「この紙おしぼりいいただきます」と僕が言うと返事が返ってこない。それでレジの女性をちらっと見るとスマホのような端末をいじっている。私用でスマホを見ているわけではなくあくまでスマホのような端末で在庫管理の状況を見ているという感じだった。でも返事が返ってこない要するに無視ということなのだけれとデジタル端末に目をやりながらの無視ってやはり感じ悪いなと思う。たぶんそこのコンビニは店員の前で自動支払機を使うシステムなので店員の方は僕が支払いにもたついている間に少しでも在庫管理の仕事を進めておきたかったのだと思う。このことには伏線があってその10分くらい前に僕がピーナッツを買おうとしたときその女性は棚の整理をしていて後輩の男の子に「レジお願い」と言っていた...状況によって気持ちが変わる

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

    9月23日京都コンサートホールで京都市交響楽団682回定期演奏会を聴く。指揮は沖澤のどかさん普段は指揮者のプレトークはあまり聞かないか聞いても途中からだけれど9月23日はのどかさんのトークを最初から聞いてしまう。曲目はベートーヴェンの交響曲第4番とコネソンの管弦楽のための「コスミックトリロジー」のどかさんはベートーヴェンの交響曲第4番を演奏する理由としてカップリング曲のコスミックレトロジーが宇宙の音楽だから4番もその壮大さのゆえに選曲したという主旨のことを語ってくださった。壮大な理由として第一楽章のちょっと不安げな序奏から主部に至る過程の話をしておられたのだけれど詳しいことは忘れてしまった。なんしかそこらあたりの展開が壮大という主旨のことを語っておられたのだろうと思った。その話の中でのどかさんは4番第一楽...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

  • 運送業の女性

    コンビニのお弁当やパンのコーナーでは女性は一般に男が見ているところでは商品を取らないことが多いと思う。僕の場合お弁当やパンのコーナーで女性とかちあってしまったとき僕の目の前で商品を取っていった女性はほぼ皆無なのではないかと思う。たいていは僕が商品をとってほかの商品のところに行ったり会計に行ったときに改めてお弁当やパンを女性は探すことになる。あるいはそもそもパン屋お弁当を買うのをあきらめてコンビニを出て行ってしまう女性もいる。先日佐川急便のユニフォームを着た女性とコンビニのおにぎりや弁当総菜のコーナーでかち合ってしまった。その女性は僕がお弁当の値段やカロリーを見るためにお弁当に視線を落としたタイミングでサッと自分のお目当ての商品をとってレジのところに行ってしまった。やっぱり佐川の女性はスピードとタイミングの...運送業の女性

  • 9月も半ばになって。

    9月9日名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴きに行く。会場は愛知芸術劇場コンサートホール。指揮は小泉和裕さんはじめにピアノアンドレイググニンさんでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が演奏された。曲が始まった時ググニンさんはちょっと抑え気味に演奏される方なんだなと思った。その抑え気味というのが僕にはすこしだけ物足りなく思えた。しかし演奏が進むにつれて細かい音の動きがとてもきれいにできていることに気づき始めた。あと静かでロマンチックな曲想の表現もとても素敵と思うようになった。結果演奏が終わってみるととてもいい演奏だったなと感じた。20分の休憩をはさんで次に演奏されたのがプロコフィエフの交響曲第5番たぶん録音生演奏通じて初めて聴く曲なのでプログラムを見ると一楽章アンダンテ二楽章アレグロ三楽章アダージョ四...9月も半ばになって。

  • 名古屋フィルハーモニー特別演奏会を聴きに行く

    8月31日小林研一郎さんが名古屋フィルハーモニーを指揮されたコンサートに行った。今までに聴いたマーラー1番の演奏の中できっと僕にとっては最も素晴らしいと感じられた演奏だったと思う。特に楽章を問わず音楽が静かで柔らかくなるところが神秘的というレベルだったように思う。こういう演奏を聴くとやっぱり人間80歳を過ぎてから初めてできることもあるのかなと思う。小林研一郎さんは80歳過ぎてはるらしいし、、、。ステージには見慣れない管楽器もいろいろあって、プログラムの楽器編成を見るとひとりの人がいろいろ楽器を持ち替えて演奏するという主旨のことが書いてあった。第一楽章はプログラムの楽曲解説に下行四度と書いてあるかっこうのさえずりのような音型が様々な形で出てくるさまも生演奏だとよくわかってそれも楽しみの一つだった。家に帰って...名古屋フィルハーモニー特別演奏会を聴きに行く

  • プリゴジン氏

    何日か前ネットでこんな記事を見つけた。「ロシア非常事態省は23日、モスクワ北西のトベリ州で自家用ジェット機が墜落し、乗員3人と乗客7人の全10人が死亡したと発表した。ロイター通信によると、露航空当局は、6月に反乱を起こした露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏(62)が搭乗していたとしている。ワグネルに近いグループはSNSに「プリゴジン氏は死亡した」と投稿した」と。本当にこういうニュースを見ると戦争中なんだなと思う。今はテクノロジーが発達しているから本当にロシア政府側の人たちも気が気でないように思える。つらい話だなと思う。戦争があってもなくても人は死ぬけれど僕の母が戦争にいけるほど元気なのに死ななければならないのは理不尽だしつらいという主旨のことを言っていた。本当にそうだなと思う。しか...プリゴジン氏

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

    8月19日京都市交響楽団第681回定期演奏会に行く。指揮は原田慶太桜さん最初に演奏されたのがヴェルディ歌劇アイーダから凱旋行進曲とバレエ音楽。いきなりステージとはちょっと違う位置から金管(近眼でよく見えなかったけれどたぶんトランペット)の音が聴こえてきたので見るとパイプオルガンの側方にトランペット(たぶん)が陣取っていてそこからの音だった。冒頭部分はこの金管と弦楽合奏の掛け合いで音楽が成り立っているのだけれどその部分の弦楽合奏の音にとても柔らかみがあってそれなりの深みがあったことが印象的だった。もうコンサートから5日経過してしまったのでその部分の記憶がとても鮮烈でほかの記憶はかなり飛んでしまっている。あと合唱の声を聴いた時に本当にマスクをしていない合唱の声を聴くのは何年ぶりだろうと思ってそのことにも感激し...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

  • 木曽川は神聖?

    8月11日に誕生日が来て61歳になった。今まで何をして生きてきたんだろうという思いとかあと何年元気でいられるだろうとかそんなことを思う。大阪にいた最後のころから70歳以上の人が集まる場所にいろいろ行くようになったけれどやはり人生長くなったと言っても70歳過ぎるとだいぶん衰えるなというイメージがある。60台のうちにやりたいことはやっておきたいなという気もする。ただそれにこだわりすぎるとしんどいからまあ適度にとは思うのだけれど。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本当に暦の上では立秋を過ぎて秋でもずっとここ半月以上異常に暑い日が続いていてだんだん身体に応えてきている。でも病気という感覚ではなくただしんどいという感覚だからそこが大難は小難というかおかげさまだなと思う。・・・・・・・・・・・・・...木曽川は神聖?

  • あしなが蜂 ラテンの雰囲気

    僕の実家の庭に水道の蛇口があってその蛇口の下におおきな洗面器で水をためている。その水道に水を汲みに行ったらあしなが蜂がその洗面器の水を飲んでいたことがここ数日何回かあった。やっぱりこの暑さ蜂も水を飲まないとやってられないのだと思う。僕は20歳になるまでに二度あしなが蜂にさされた。一度は台風が来るときに雨戸の戸袋に手を突っ込んだらそこにあしなが蜂が巣をつくっていて刺された。二度目は僕の首にあしなが蜂がとまっていることに気づかずに首を傾げた瞬間にやられた。蜂に刺されると本当に痛い。やっぱり刺されると嫌なのでそこの水は蜂にゆずって屋内の水道で水を汲んだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先日コンビニで支払いをするとき小銭を探していたら財布の中から50円玉と10円玉が飛び出してしまった。レジに...あしなが蜂ラテンの雰囲気

  • 頭は確かかも

    私事ですが父は今介護付きの住宅に住んでいます。腰と膝が悪いので杖などを使わないとなかなか歩行も大変という状態です。眼や耳もかなり衰えてきています。92歳という年齢を考えると致し方ないことではあるのですが。そんな父のことを母はよく「お父さんはあちこち悪いけどおかげさんで内臓は丈夫だし頭も確かだ」と言います。確かにそのとうりかもしれないと思ったことがありました。数日前父の介護付き住宅を僕が訪問した時ちょっと父と話をしました。話しはロシアとウクライナの戦争のことに及びました。「戦争で主にロシアが侵攻しているところは地図で見ると黒海へのルートになってるね。やっぱり黒海は凍らない海やからほとんどの海が北極方面に面しているロシアにとっては黒海の制圧は死活問題なのかな」と僕は言いました。すると父は「そうはいってもオリン...頭は確かかも

  • 暑くなってきた

    7月になってさすがに暑くなったなあと思う。僕は冷房の風が直接当たるのが苦手で今はコロナで換気も強烈だから冷房が効きすぎることが多いのでそれも気になるけれど暑さもかなり気になる季節になってきた。本当にむしむしと暑いなと思う。しかし雨が降った夜に草むらの近くの自動販売機で飲み物を買ったら秋の虫の声も聞こえてきているあと立秋まで一か月足らずなのだからまあわからないでもないけれど季節は確実に移っているなと思う。北大西洋条約機構の首脳会議でウクライナを支援していく方針が決まったと新聞に出ている。戦火を交えているのはロシアとウクライナだけれど実質第三次世界大戦なのではないかと思うことがある。そして戦争を終結させる決定打というのはなかなか見いだせず、例えばパレスチナとイスラエルのように断続的にずっと戦争が続くそんな風に...暑くなってきた

  • 名古屋フィルハーモニーの定期演奏会を聴きに行く。

    7月8日名古屋フィルハーモニーの514回定期演奏会を聴きに行く。指揮はジェフリーパターソンさん。最初に演奏されたのがラヴェルのスペイン狂詩曲。今年はなぜかラヴェルを聴く機会が多いなと思う。中学生や高校生のころベートーヴェンやブラームスなどドイツの音楽を中心に聴いていて大学生になってラヴェルの音楽を聴き始めたころはなんだかドイツの音楽に比べるともわーっとした音楽だなあと思っていた。最近ではもうそういう印象はなくラヴェルの音楽は明晰というか十分に親しみを持てるものだと思える自分がいる。慣れというものだなと思う。名古屋フィルハーモニーの演奏もなんだか安心して聴いていられるものだった。プロのオーケストラってやっぱりうまいなあと思う。次に演奏されたのがカニサレスの地中海協奏曲ギター独奏もカニサレスさん。地中海ではこ...名古屋フィルハーモニーの定期演奏会を聴きに行く。

  • 高齢化の進行 熱量消費

    ネットのニュースをみていたら次のような記事が出ていた。「去年の高齢者の世帯数は、およそ1693万世帯と全体の3割を初めて超え、統計を始めた1986年以来、過去最多となったことが分かりました。一方、18歳未満の未婚の子どもがいる世帯数は、およそ991万世帯と初めて1000万世帯を下回りました」高齢者つまり65歳以上の家族がいる世帯数が1693万世帯に対して18世未満の子供がいる世帯数は991万。本当に高齢者が多い頭でっかちの人口構成になっているなと思う。数カ月前にある就職に関するサイトの書き込みを見ていたら「今はどこに就職しても老人介護なんだから、、」という書き込みがあった。どこに就職しても老人介護とはちょっと投げやりな気持ちの書き込みだとは思う。しかし、本当に若い人たちはどこに行っても高齢者の相手をしなけ...高齢化の進行熱量消費

  • 京都市交響楽団を聴きに行く。

    6月24日京都市交響楽団第679回定期演奏会を聴きに行く。京都への往路で名鉄岐阜駅を通ったのだけれど改札口の近くで5歳前後の娘を連れたお母さんが娘に向かって「お父ちゃんについてきゃー」と言った。いやあ久々に聴く純正岐阜弁というか純正名古屋弁いいものだなあと思う。まあ無事京都について演奏会。最初に演奏されたのは指揮エリアスグランティさんバイオリン独奏金川真弓さんでチャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調作品28演奏しているオーケストラは京都市交響楽団だけれどなんだか来日したドイツのオーケストラが演奏しているかのような印象を受ける。サウンドに独特の重厚感がある。それは金川真弓さんのバイオリンの印象とも近かった。金川さんの場合は重厚というのとはちょっと違うのだけれど比喩的に言えば体幹のしっかりしたしかるべき引っ...京都市交響楽団を聴きに行く。

  • 気づけば夏至も過ぎて

    気づけば夏至を過ぎていて。例年6月21日か22日ということは知っているのだけれど今年は21日だったようだ。さすがに暑くなってきてエアコンもそこそこかけるようになったけれどまだ一日の気温の較差も大きいなと思うこともあって日が暮れるとヒヤッと感じて寒暖差で鼻水が出たりすることもある。数年前から冷房の風が直接当たることがとても苦手になってきてそういうところは体質がかわってきたのかなと思う。いつもかもそんなことを思っているわけではないけれどふっと一人になった時など自分がこれまでに歩んできた道を振り返ってもう少し野心的(例えば社会的な地位をつかんだり多くの人に認められるような業績を上げるというようなことにどん欲になるという意味)であってもよかったのかなとぼんやり考えたりすることがある。高校生くらいのころは一生けん命...気づけば夏至も過ぎて

  • 気になることは人それぞれ

    読売新聞の発言小町というコラムに隣家からバラの花びらが風に乗って我が家の駐車場に集まることを悩んでいるという投書というかスレッドが紹介されていた。何が気になるかということは本当に個人個人の問題なのでそんなこと気にするなんてと安易にいうことは出来ないと思う。ただ最近近所の子のシャボン玉が我が家のベランダまで飛んできて不快とかあそこのお店はタバコのにおいがして不快とか近所の花びらが飛んできて不快とかその手の苦情というかその手のことを気にする人が昔よりは増えたなと思う。もちろん気にする人の数あるいは率という統計を自分でとったりまた見たりしたわけではないので総体的にどうなのかということはわからない。しかし昭和の時代の松田聖子さんの「赤いスイートピー」という歌には「たばこのにおいのシャツにそっと寄り添う」という一節...気になることは人それぞれ

  • 安全を心がけて

    二日前片道一車線の道路を走っていたら自動車同士の衝突事故らしくボンネットがへこんだ自動車がとまっていて傍らに人が倒れているというか寝転んでいた。僕が見た限りでは意識はあるようだったけれどあれだけ自動車のボンネットがへこめばきっとショックは大きいだろうと思った。倒れている人のほかには若い女性と若い男性の二人が事故現場にいた。女性がスマホで何か連絡をとっているところだった。僕はとりあえず自動車から降りて行って「救急車は呼びましたか」と女性にきいた。女性はちょっとおぼつかない感じだったけれどとりあえず呼んだというような返事をしておられた。僕は事故はまずは当事者同士の法的関係の問題だと思ったし少なくとも若い男女二人いればけがをした人への対応はできるだろうと思ったからそれ以上は関わらずに自分の自動車に戻った。でも事...安全を心がけて

  • 蒸発現象

    一昨日台風が近づいているということを人から話題を振られて知った。夜自動車を運転していたら対向車が停止していた。停止している自動車はライトを点灯していたのでその自動車の前がよく見えなかった。見るとそこは横断歩道でライトを点灯している自動車の前を自転車に人が乗ったまま横断している。あわててブレーキを踏んだけれど確実に止まろうとすると路面で自動車が滑るかもしれない目いっぱいの急ブレーキはいけないと思って瞬時迷ったけれど自転車が僕に気づいてライトを点灯している自動車の前を通過した直後に止まったので自転車と衝突せずにすんだ。あのまま自転車が突っ込んできていたら自転車と衝突というか自転車を引いているところだった。たすかった。家に帰ってきて調べてみると夜間特に雨の時自分の自動車と対向車のライトが交錯するところにいる人は...蒸発現象

  • 南国の人

    先日大学への留学生の方と名古屋の郊外の街を歩く催しに参加した。留学生の方は主に東南アジアの国々からいらっしゃった方々だ。催しには20名くらい来られたのだけれど僕はたまたまベトナムからいらした3人の女性と歩きながら話す機会が多かった。3人の女性のうち一人は日本語がかなり堪能であとの2人はそれほど堪能ではなくそのかわり英語はかなりペラペラという感じだった。僕は英語を聴いたり話したりがほとんどできないので大部分の時間日本語が堪能なベトナムの女性と話をしていた。しばらくすると僕の前をその日本語が堪能ではない2人のベトナムの女性が歩いている場面があってそのうちの一人はコンビニのおにぎりが入っていた袋を手の指に引っ掛けて肩越しに背中の方にぶら下げるような形で歩いておられた。彼女は黒いマリンキャップをかぶっていて上は割...南国の人

  • 京都市交響楽団を聴きに行く。

    5月20日京都市交響楽団の第678回定期演奏会に行く。指揮は井上道義さん。最初に演奏されたのがラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲第2番。聴いていて美しいオーケストレーションに触れラヴェルを形容するときによく使われる言葉「オーケストラの魔術師」という言葉が何度も心に浮かんだ。プログラムに「無言劇」と書いてある箇所が曲中にあってそこでフルートのとても印象深いしみじみとしたソロが出てきた。確かここのソロのことを20世紀に書かれたフルートの旋律で最も美しいと言っていた人がいたなあと思いつつその旋律に聴き入ろうと思った。そうしたらその時どこからともなくかすかないびきの音が聴こえてきた。なので僕の耳にはフルートといびきのデュオのような感じになってしまった。フルートの旋律に聴き入ることはある意味妨げられる形になってしま...京都市交響楽団を聴きに行く。

  • 名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く。

    5月13日名古屋フィルの512回定期演奏会を聴きに行く。指揮は井上道義さん。最初にバルトークのルーマニア舞曲Sz47aBB61が演奏される。ちょっとおどけた感じと不安な感じなどが入り乱れた舞曲でいかにも井上道義さんが好きそうな感じの曲と思った。次にバイオリン独奏服部百音さんで同じくバルトークのバイオリン協奏曲第2番Sz112BB117が演奏される。演奏中結構楽しんで聴いている自分がいることに気づく。昔はバルトークは退屈することが多かったけれどたぶん40歳代の時にショスタコーヴィチの交響曲をかなりCDで聴いたのでバルトークのようなちょっと暗くて陰鬱な世界に自分の感覚が慣れたのだと思う。ショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲第一番にちょっと似ていると思ったけれど家に帰ってから作曲年代を調べてみるとバルトークの方...名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く。

  • 大きなお世話?

    先日ある飲食店で「ラーメンセットと焼きそば単品で一人前それにお稲荷さん一個」という感じの注文をしたら仲居さんに「そんなに全部食べれるの?一個一個食べ終わってから注文したらどう?」と言われて大きなお世話だと思ったことがある。メニューの写真をじっくり見てこの盛り付けサンプルならこのくらい頼んでも大丈夫と判断して頼んでいるのにほんまに大きなお世話やと思った。僕は学生のころから一人の生活が長いので餃子の王将に行ったときはこうすきやではこうココ壱番屋ではこうなどとどの店でどういう注文の仕方をしたら大体自分にとって適量かわかっているつもりだ。でもその飲食店の仲居さんは僕がメニューをじっくり時間をかけて見ているのでこの人はメニューを読むのがおそいあほの人やと思った可能性が高いと思う。なぜなら僕がメニューを読んでいる途中...大きなお世話?

  • ゴールデンウイークの風景

    5月5日に実家に行くと五月人形が飾ってありその前に置いてある台に菖蒲とちまきが供えてあった。飾りつけをしてくれたのは母だけれど、、、。菖蒲はアクアブルーのガラスの花瓶に生けてあった。やはりそういう季節を感じるのはいいものだなあと思う。五月人形は僕が小学生のころに買ってもらったものだけれどいまだに新品同様の感じがする。保管の仕方がよかったのだろうと思う。小学生のころこの五月人形をバックに友達と写真を撮ったことなどを思い出す。せいくらべという童謡に「ちまき食べ食べ兄さんが測ってくれた背の丈」というくだりがあるけれど本当に昔はそういう子供同士のいわば生の交流が当たり前だったなあとしみじみと思い出す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・母が実家に集まってくださった方々の前で「昔は本当に...ゴールデンウイークの風景

  • ゴールデンウイークの風景

    5月5日に実家に行くと五月人形が飾ってありその前に置いてある台に菖蒲とちまきが供えてあった。飾りつけをしてくれたのは母だけれど、、、。菖蒲はアクアブルーのガラスの花瓶に生けてあった。やはりそういう季節を感じるのはいいものだなあと思う。五月人形は僕が小学生のころに買ってもらったものだけれどいまだに新品同様の感じがする。保管の仕方がよかったのだろうと思う。小学生のころこの五月人形をバックに友達と写真を撮ったことなどを思い出す。せいくらべという童謡に「ちまき食べ食べ兄さんが測ってくれた背の丈」というくだりがあるけれど本当に昔はそういう子供同士のいわば生の交流が当たり前だったなあとしみじみと思い出す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・母が実家に集まってくださった方々の前で「昔は本当に...ゴールデンウイークの風景

  • いろいろな対応

    関西と言うまあいえば都会から田舎に引っ越してきて川や山や緑が毎日のように見られるのはいいなと思う。けれど都会にいたころには想像もつかないような対応に遭遇することも多くなった。たとえば大型商業施設でのこんなやりとり。おばさん「この品物二ついただいていきます」店員さん「この品物はひとつしかありません」おばさん「いままだ午前中ですがそれでは午後から来られたお客さんには“”今日はもう売り切れました“”と言うんですか?」店員さん「いいえ一人につきひとつしかないということです」と。同じく大型商業施設でのこんなやりとり。マイバッグを忘れた僕は袋詰めの台のところまで行ってそれに気づいた。それでもう一度列の最後方にならんで僕の順番が来たとき「レジ袋一つください」と言った。すると店員さんは「レジ袋は買い物をした人のために一つ...いろいろな対応

  • 京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く

    4月15日は京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行った。愛知県に引っ越してから初めて京都に行った。懐かしいなと思う。そして阪急の烏丸と河原町の記憶がいつの間にかごっちゃになっていることに気づく。ここを上がったらドラッグストアがあるはずだと思って登った階段の先の地上にドラッグストアがない。そこは銀行だった。それで烏丸を河原町と取り違えていることに気づいた。まあ関西にいる頃は河原町と烏丸は余裕で歩いて往復していたので記憶がごっちゃになりやすいというのもあるけれどでも時の経過を感じて少しショックだった。この日の指揮者は今話題の女性指揮者沖澤のどかさんだった。会場につくと入場ゲートの近くで男性のオーという声がした。こんなところで喧嘩が始まるのかと一瞬身構えたらコアなファンの方同士の「やっぱり今日のコンサートは来るよ...京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く

  • 名フィルの定期演奏会を聴きに行く。

    4月8日愛知県芸術劇場に名フィルの定期演奏会を聴きに行く。指揮は川瀬賢太郎さん。名フィルの音楽監督として初の定期演奏会。最初にハイドンの交響曲第86番が演奏された。第一楽章ゆっくり始まって途中から快速になる。ハイドンの交響曲によくあるパターン。でも緩から急というのは本当に音楽が楽しく聴こえるパターンだなと思う。第三楽章のメヌエットもう終わりかと思ったらそこからトリオだった。終わるかと思うと終わらないということが全曲を通じて何度かあった。こういうのも音楽のひとつのジョークなのだと思う。宮廷で音楽を聴く人たちはきっと「終わったと思ったらまだ続くのか」とか言って楽しんでいたのではないかと想像する。ハイドンの時代の音楽はまだコンサートホールで聴く音楽ではなく宮廷の音楽なのだなと生の演奏を聴くと実感する。最初のチュ...名フィルの定期演奏会を聴きに行く。

  • 前進そしてバック

    ゴミ出しが間に合わなかったので街のゴミ収集所にもっていった。受付で所定の用紙に記入すると「あちらの1番の番号が書いてあるおじさんのところまで自動車を進めてください」と係の女性が言った。それで1番の方に向かって車を進めていくと1番のところに立っているおじさんは僕に向かって「オーライオーライ」と二三回言ったそれで僕は1番の方に向かってその声にしたがって自動車を進めて行った。おじさんは途中からオーライとは言わなくなったけれどストップとも言わないのでまだオーライが継続しているのだろうと自動車を超低速で進めていくと1番から2番そして5番まで進んでしまった「ええ?1番と聞いたはずなのに自動車が極めてゆっくりと5番まで来てしまった。行き過ぎではないのか?」と僕が心配になり始めたまさにそのときおじさんは「バックバック」と...前進そしてバック

  • 奥深い言葉

    桜の季節歩いて花を見に行ったのは3月の末頃でもう満開を過ぎて花吹雪の状態になっていた。桜とカエデが一緒に植えてある場所を通って毎年のことながら桜の花がさくのとカエデの新しい葉が出るのは同じころだなと思った。細い川沿いの桜を見ていると近くの高校生の女の子の二人ずれが互いにスマホで何か撮影をしていた。動画を撮っているのか静止画をとっているのかわからないけれど。でも桜と川と若い女性がそろうとなんとなくハイカラさんの世界だないいものだなと思ってしまう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・坂本龍一さんが亡くなったニュースは僕にはこの一週間でもっとも印象深いニュースだった。20年ほど前の冬に京都の河原町近辺のイタリアンのお店に行ったときそこで坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」が流れていた。な...奥深い言葉

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