昨日の上田市は、36度の猛暑でした。晩酌を澄ませ、悠々と床に就きました。1時間くらいした時、体中が暑くて飛び起きました。もう、一瞬で熱中症と自覚し、ふらふらしながら、水分補給をし、アイスノンで体を冷やしましたが、なかなか収まりません。最後は、冷水のシャワーを浴び、最後は、バケツに足をつけて冷やし、ようやく、人心地がつきました。室温を見ると、32℃でした。新聞では、救急車で運ばれた人が沢山いたそうです。重症の場合は、意識がなくなりますが、軽症で済みました。もう、他人ごとではありません。...
蓼科山山麓で田舎暮らしをしています。生活を通して、文学・歴史・哲学を学びながら、 楽しく暮らしています。自由にお立ち寄りください。
国破れて山河あり 城春にして草木深し 時に感じては花にも涙をそそぎ 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす 烽火(ほうか)山月に連なり 家書万金にあたる 白頭掻けば更に短く すべて簪(しん)に耐えざらんと欲す (春望 杜甫)[簪とは、かんざしのこと] 余に問ふ 何の意ありて碧山(へきざん)に棲むと 笑って答えず 心自ずから閑なり桃花流水 窈(よう)然(ぜん)として去り 別に天地の人間(じんかん)に非(あら)ざるあり (山中問答 李白) 〔心はゆったりとのどかで、桃の花が川面に浮かんで流れていく、人の世とは異なる時間が流れています〕 ふらんすへ行きたしと思えども ふらんすはあまりに遠し せめて新しき背広を着てきままなる旅にいでてみん。汽車が山道をいくとき みづいろの窓によりかかりて われひとりうれしきことをおもはむ 五月の朝のしののめ うら若草のもえいづる心まかせに。 (旅上 萩原朔...
【あなたは、いつの季節が好きですか】7 春の季節少女たちはうまごやしの花を摘んでは、巧みな手さばきで花環(はなわ)をつくる。それをなわにして縄跳びをする。花環が円を描くとそのなかに富士がはいる。その度に富士は近づき、遠くに座る。耳にはよしきり。頬にはひかり。(富士山 草野心平) 小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ緑なす繁縷(はこべ)は萌えず 若草もしくによしなししろがねの衾(ふすま)の岡辺 日に溶けて 淡雪流る あたたかき光はあれど 野に満つる香も知らず浅くのみ春はかすみて 麦の色わずかに青し旅人の群れはいくつか 畑中の道を急ぎぬ暮れゆけば浅間も見えず 歌哀し佐久の草笛 千曲川いざよう波の 岸近き宿にのぼりつ 濁り酒濁れる飲みて 草枕しばし慰む(小諸なる古城のほとり 島崎藤村) 昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ この命なにをあくせく 明日をのみ思いわずら...
種田山頭火は、「わたしは、無になれたが、空にはなれなんだ」と言ったそうです。無とは悩みを無くそうとすること。空とは悩みにこだわらないこと。分け入っても 分け入っても 青い山 (山頭火)空とは難解です。 2月5日は、大雪でした。昨日も、南岸低気圧が通過し、心配しましたが、上田市は積もりませんでした。 家族の一人が先日の雪かきで、腰を痛め、ここ1週間以上、食事の用意をしています。慣れないので包丁で怪我をするかなと心配しながらやっていると、ガス3台をつけていて、一つの鍋の鉄の取っ手が熱くなっていて、手のひらをやけどしてしまいました。酷い火ぶくれで、困ったものです。...
5 大正時代の文学僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来るああ、自然よ 父よ 僕を一人立ちにさせた広大な父よ僕から目を離さないで守る事をせよ常に父の気魄を僕に充たせよこの遠い道程のために この遠い道程のために(道程 高村光太郎) ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。広い門の下にはこの男のほかに誰もいない。ただ、所々に丹塗(にぬり)の剥げた、大きな円(まる)柱にきりぎりすが一匹とまっている。 (羅生門 芥川龍之介) 或る春の日暮です。唐の都洛陽(らくよう)の西の門の下に、ぼやんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました。若者は名は杜子春といつて、元は金持ちの息子でしたが、今は財産を費(つか)ひ尽(つく)くして、その日暮らしにも困る位、憐(あわ)れな身分になつているのです。 (杜子春 芥川龍之介) 高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である...
4 明治時代の文学天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり。されば、天より人を生ずるには、万人は皆同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく、この世を渡らしめ給うの趣意なり。 (学問のすすめ 福沢諭吉) 〔慶応大学を創始し、1万円札に肖像が載っています〕 回れば大門の見返り柳いと長けれど、お歯黒溝(どぶ)に灯火うつる三階の騒ぎも手に取る如く、明けくれなしの車の行来(ゆきき)にはかり知られぬ全盛をうらないて。(たけくらべ 樋口一葉) 吾輩は猫である。名前はまだない。どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。吾輩は、ここではじめて人間というものを見た。吾輩は猫ながら時々考えることがある。教師というものはじつに楽なものだ。人間と生まれたなら教師となるに限る。 (吾輩は猫である 夏目漱石) 親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。小学校にいる時分、学校の二階から...
3 江戸時代の詩歌月日は百代(はくたい)の過(か)客(かく)にして、行きかう年も又旅人也。船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらえて老いをむかうるものは、日々旅にして旅をすみかとす。古人も多く旅に死せるあり。予もいずれの年よりか、片雲(へんうん)の風にさそわれて、漂泊(ひょうはく)の思いやまず。 (奥の細道序文 元禄文化期 松尾芭蕉)行春や鳥啼き魚の目は涙 夏草や兵どもが夢の跡五月雨の降りのこしてや光堂 閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声五月雨をあつめて早し最上川 暑き日を海に入れたり最上川荒海や佐渡によこたう天の川 蛤(はまぐり)のふたみにわかれ行く秋ぞ(奥の細道 松尾芭蕉) 痩せ蛙まけるな一茶是に有 雀の子そこのけそこのけ御馬が通る 朝焼けが喜ばしいかかたつむり おとなしく留守をしているきりぎりす昼飯をたべにおりたる雲雀かな 初蛍なぜ...
2 中世の文学ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀(よど)みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世中にある人と栖(すみか)とまたかくのごとし。 (1212年 方丈記 鴨長明) 〔隠遁生活の無常観を表現した随筆集です〕 つれづれなるままに、日くらし、硯にむかいて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるおしけれ。 (鎌倉時代末 徒然草) 〔吉田兼好による自然と人生などを綴った随筆集です〕 この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思えば(平安時代 藤原道長) 今生(こんじょう)の願いすでに満ち 来世の菩提を求むる以外なし (平安時代 平清盛) 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。沙羅双樹の花の色、盛者(しょうじゃ)必衰の理(ことわり)をあらわす。おごれる人も...
第1章 暗記する文学と詩歌【静かな空間の中で音読します。そして覚えます】1 古代の文学大和には群山(むらやま)あれど、とりよろふ天の香具山登り立ち、国見をすれば、国原は煙たちたつ、海原は鷗(かもめ)たちたつ、うまし国そ、あきづ島大和の国は。(712年 古事記 稗田阿礼(ひえだのあれ)・太安万侶(おおのやすまろ))〔舒(じょ)明(めい)天皇が香久山に登って、大和盆地を望まれた時の長歌です〕 直土(ひたつち)に藁(わら)解き敷きて 父母は枕の方に 妻子どもは足(あと)の方に囲みいて 憂(うれ)ひ吟(さまよ)ひ 竈(かまど)には火気(けぶり)吹き立てず 甑(こしき)には蜘蛛の巣かきて 飯(いい)炊(かし)ぐことも忘れて(万葉集 貧窮問答歌 山上憶良) 今は昔、竹取の翁(おきな)といふもの有けり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろずの事に使ひけり。名をば、さかきの造(みや...
「?」 「!」文豪ビクトル・ユーゴ―は、自作「レ、ミゼラブル」を書いた評判を聞くため、便せんに「?」とだけ書いて、出版社に出した。出版社の担当は、上々の意味で「!」と返事を出した。古いブログの文章を再検討していると、絵文字が沢山使われています。冊子として、再編するにどうするか、思案しています。 脊柱管狭窄症で電気のリハビリに行くか、スキーに行ってから温泉に入って来るか。二者択一は、後者でした。リフト券はシニアで1日券4800円、3時間でリフトに12回乗り、スキー場の近くにある見晴らしの湯に入り、一日が終わりました。 1週間、公園でスキーの練習をしていたので、今朝は、特に問題はありません。脊柱管狭窄症を乗り越える、第一歩です。これは個人差がありますので念のため。...
春は名のみの風の寒さや谷のウグイス 歌は思えど時にあらずと 声も立てず時にあらずと 声も立てず春と聞かねば知らでありしを聞けば急(せ)かるる胸の思いをいかにせよとの この頃かいかにせよとの この頃かこの歌の碑が安曇野市の川の土手に、立てられています。この拓本を取り寄せ、表装して、筑波研究学園都市の研究室に飾りました。もう、30年も前の事で、懐かしく思い出します。整形外科へ行って電気のリハビリを受けるか。近くの公園でスキーをしてから、日帰り温泉で足をいたわるか。昨日は、二者択一で悩みましたが、スキーを約40分して、別所温泉のお風呂に入ってきました。 今日は、浅間山の見えるパラダスキー場に一人でスキーに行こうか、二者択一です。...
春はあけぼの。ようよう白くなりゆく、山際少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。『枕草子』 清少納言 春が待ち遠しいこの頃です。ブログが4000回を過ぎ、文章の全部と一部の写真が残っていました。ようやく、これが宝の山と1月21日に自覚し、現在は、この整理に集中しています。ぼつぼつ1か月近くになり、130ページの4冊の骨組みが見えてきました。 ...
最近は、鹿教湯温泉や善光寺でも、この期間氷灯祭りをしていますが、夕方、別所線の電車も上田市の「チケットQR」で無料になるので行ってみました。スマホでのQRコードの読み取りや手続きは難しく、高齢者には無理でしたが、若い人がいたので無料で乗れました。北向き観音は青や赤にライトアップされ、とても綺麗でした。 近くの公園の坂道で一人でスキーの練習をしています。脊柱管狭窄症の運動も徹底してやり、改善の見通しが出てきました。 ...
春眠暁を覚えず処々啼鳥を聞く夜来風雨の声花落つること知りぬ多少ぞ 『春暁』 孟浩然朝、眠くて布団から起きられずにいました。充分な睡眠をとったのに、と考えていると、『春暁』の詩を思い出しました。あちこちで鳥が鳴いています。昨夜は、風が強く、北側の戸がトントンとなっていました。いつもなら、ツバキの花が咲いていますが、今年は、まだ、蕾です。家のツバキは、年末に咲いたり、2月になったり、3月だったり、いろいろです。写真は、過去のものです。国破れて 山河あり城春にして 草木深し時に感じては 花にも涙をそそぎ別れを恨んでは 鳥にも心を驚かす『春望』地球上のあちこちで戦争が行われ、春を待ち望んでいます。...
春はあけぼの。ようよう白くなりゆく、山際少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。『枕草子』 清少納言 ...
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはすおごれる人も久しからず ただ春の夜の夢の如したけき者も 遂にはほろびぬひとへに風の前の塵に同じ前の太政大臣清盛公という人の有様を伝え聞くことこそ 想像を絶するものであり表現する言葉もありません。リッチテキストって何でしょうか。難しいです。...
国破れて山河あり 城春にして草木深し 時に感じては花にも涙をそそぎ 別れを恨んでは鳥にも心を驚かす烽火山月に連なり 家書万金にあたる白頭かけば更に短く すべてしんに耐えざらんと欲す『春望』 杜甫 ワードから転記して、ブログとなるか挑戦しています。...
山ガールも足衰えてきた八十路大久保幸吉 (信毎柳壇) 電車ってありがたいものだとの投書80歳の女性 3年ぶりにしなの鉄道に乗り、混んでいたので立っていると、若い女性から、肩をトントン叩かれ、席を譲られた。少し疲れていたのでありがたく感謝し、風景を楽しむことができたとありました。奈良と京都を旅行した時、何度か席を譲られました。自分では、それほどの年寄りと思っていませんが、感謝し、座らせてもらいました。 今回の大雪は、まだ道路に雪が残り、車の運転は大変です。歩いて薬局に薬を貰いに行く途中、80歳過ぎの女性が、歩道の雪かきしていました。「うちは敷地が道路沿いに長いので、歩道の雪かきが大変です。若い人は、ぜんぜんやってくれないしーーーーー」。昼間でしたので、雪かきをしているのは、高齢者です。余りの大雪に、みんなヘトヘトで...
午前中から降り始めた雪は、日中降り続き、約30㎝は積もったでしょうか。雪かきをしないと、車が駐車場に入れません。 午後の4時半に整形外科を予約していたので、行かないわけにいかないので、自家用車で道路に出ると、車の大混雑です。やっと診察が済み、自宅に帰ると片屋根式の駐車場が傾きかけ、必死の思いで雪を下ろしました。 今朝のニュースでは、いつも通っている坂の踏切で、雪で立ち往生した車が別所線の電車とぶつかり、幸いにも怪我人はなかったようです。雪道の運転は、相当な注意が必要です。 春が待ち遠しいです。...
今日は、都心でも雪のようです。幸いにも、冬型の低気圧の日本海側で大雪の時、当地は、ほとんど雪が降りません。しかし、暖かくなってきて南岸低気圧が来るとき、大雪となり、今回はそのケースです。今日は、遠くの医療センターへ行くため、少し心配です。安全運転します。自民党の裏金問題は、全く解明が進まず、世論調査では、最悪です。さらに、前々から問題視されている自民党幹事長が自由に使えるお金は、政策活動費として10億円があり、不透明です。 立春が過ぎ、ひな祭りが待ち遠しいこの頃です。...
1月は、足のしびれとめまいと、ほてりの3本柱に加え、寒さに耐えた暗い月でした。一時は、人生が面倒くさいとも思いました。今日は節分で、明日は立春です。朝陽の光の強さも、かなり暖かくなったように思えます。今月のモットーは、「フレッシュ 2月」ラン ラン ランと行きます。長野県では昔は豆をまいていましたが、最近は8割が落花生だそうです。片づけるのが楽ですね。恵方巻を食べるのも、楽しみです。恵比寿ーー 大黒ーー 福の神ーー鬼は外ーー 福は内ーー ...
カレンダーをみると、今月は29日まであります。そうだ、4年に一度のうるう年ですね。1年は、365.24日で毎年6時間ずつ余りがあるようです。時は、当たり前に過ぎていきますが、考えてみると貴重な時間です。夢見たものは ひとつの幸福ねがったものは 一つの愛山なみのあちらにも しずかな村がある明るい日曜日の 青い空がある「夢みたものは」 立原道造...
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昨日の上田市は、36度の猛暑でした。晩酌を澄ませ、悠々と床に就きました。1時間くらいした時、体中が暑くて飛び起きました。もう、一瞬で熱中症と自覚し、ふらふらしながら、水分補給をし、アイスノンで体を冷やしましたが、なかなか収まりません。最後は、冷水のシャワーを浴び、最後は、バケツに足をつけて冷やし、ようやく、人心地がつきました。室温を見ると、32℃でした。新聞では、救急車で運ばれた人が沢山いたそうです。重症の場合は、意識がなくなりますが、軽症で済みました。もう、他人ごとではありません。...
今頃は、朝の4時には、起きることにしています。朝食までに約3時間あるので、いろんなことができます。今朝は、ボランティアで管理している駅前の花壇の草取り、自分の部屋の整理等できました。 北海道の東側は、朝の4時には、日の出だそうです。昨日が、夏至です。近くの日本遺産、生島足島神社では、夏至の日に鳥居から朝日が上がるので、沢山のカメラマンが集まったようです。このところ、梅雨の晴れ間が続きましたが、月曜日から、梅雨模様です。花壇の管理をしているので、雨が降ると、水やりをしなくて済むので有難いです。暑さに負けず、頑張りましょう。...
7年前に一過性脳虚血発作が起こりました。これは、一時的に脳に血栓が詰まり、右半身がしびれた症状が出て、30分ほどで治まりました。 そのまま放置しておくと、かなりの頻度で脳梗塞になるといわれています。すぐに総合病院に行きましたが症状は治まったので、何の問題点も引っかからず、以来、血液サラサラの薬を飲み続けています。当時、頸動脈狭窄症がみつかり、1年に1回、頸動脈の超音波検査をしています。昨日、別の病院で検査をし、まあまあ年齢相応でしょう。それほど心配することはありません。 万博の時、大阪城に行きました。 4月から、不整脈、心房細動、狭心症の疑いありで、心臓カテーテルまでいき、何とか動脈硬化で治まりました。あっという間の3か月で、「浦島太郎」のような気持ちです。しばらく、のんびり暮らします。...
75歳以上の免許更新は、高齢者講習を受けなければ、なりません。これまでと違ったことは、認知機能検査の合格点が36点以上に下がったことと、合格点で受験料に差がありましたが、法令改正で、誰でもが7650円でした。 大変なのは、認知機能検査の手がかり再生です。しかし、イラスト16枚のうち、ヒントなしで4枚正解すれば、1枚5点で20点が加算されます。日時の記入は、正解すれば20点が加算化されますので、合計40点となり、合格です。詳細は、インターネットに計算方法が書かれています。これまでパターンABCDの4例をすべて暗記していきましたが、今回も、全員が降格で落ちる人は稀のようです。ご安心ください。男性の免許返納の平均年齢を調べてみると、74歳までが約30%、80~84歳が約20%、約6割の人が80歳までに返納しています。さて、今後どうしましょ...
4月にお腹が痛くて、医者へ行くと、不整脈が見つかりました。すぐに別の専門的医院で心電図を取ると、狭心症の疑いがあり、医療センターへ、紹介され、心臓の超音波検査をすると、冠動脈がぼろぼろに硬化し、さらに循環器内科に回され、心臓カテーテル検査をしました。 この間、胸が2週間も苦しく、狭心症の症状と思いましたが、掛かりつけ医に相談すると、逆流性食道炎で薬を飲むと、症状が治まりました。そのほか、胸が苦しかった時など、狭心症の症状だろうと、心配した2か月半でした。大阪道頓堀です。幸いにも、1泊の心臓カテーテル検査は、動脈硬化はかなり進んでいるが、極端に血管が詰まっている個所はなく、狭心症の疑いはなくなり、病名は付きませんでした。1泊の検査でしたが、良い経験になりました。 それまで、掛かりつけ医にこの狭心症の疑いは、...
東京周りで新幹線を乗り継ぐと大阪に11時前に着くことができます。上田という田舎に住んでいると、大阪はまさに都会でビルや人ごみに圧倒されます。大屋根リングの内径は約600メートル、高さは内側で12メートルの世界一大きな木造建築物です。大屋根リングの上を歩くと、世界を見ている気分です。一日の入場者数は、約15万人で人、人、人があふれています。80歳を過ぎた感じの高齢者は、たくさんいましたが、皆さんお疲れのようでベンチに座っている人が多くいました。 パビリオンは予約していかなかったので、どこのパビリオンも1時間以上は待つことになります。ドイツ館を目指していきましたが行列がすごく、隣のルクセンブルクパビリオンに1時間半並んで、見学は約30分、小さな国ですが、万博の最初にしては、満足しました。フランス館は、ロダンの手などが展示され、流れ...
4月から医者通いが忙しくなり、整形外科、泌尿器科、内科などに行きました。お腹が痛かったり、肩が痛かったり、身体にいろいろな症状がでますが、基本的には、自分の体は自分で治すことにしています。 3週間前に炬燵の布団で足の親指を損傷し、かなり出血しました。2週間、時々痛みがありましたが3週間を過ぎて、やっと、普通に歩けるようになりました。自分で治す信念がありました。 上田場内の真田信繁の青年像です。 朝ドラを見ています。今週の副題は、絶望の隣は希望でした。まだ、はっきりはしませんが狭心症の恐れがあり、不安の隣は、希望などと読み替えて、日々、暮らしています。 ...
20年前にブログを始め、後、14回、7年7月7日の七夕の日に、4200回の記念の自分だけの楽しい行事を考えています。祈念になる物品を買うか、美味しいものを食べに行くか。高原に咲く花を見にもーーー。 先日、こたつの布団で足の親指を痛め、大出血でした。1週間たつのに化膿したか、痛みがあります。医者へ行くべきか、この程度では面倒です。 先月、心臓の造影検査をし、狭心症・心不全の恐れがあり、医療センターの予約もしています。いよいよ、あちこち故障で腹を決めなければなりません。...
先日、遠くの花屋さんへ行って。花の苗を10数本、5千円分買ってきました。美味しい食事をしたと思えば、ーーーーー。クリンソウ、月見草、シランなどでする 日頃は、チドリソウ、デージなど、落ちこぼれた苗を育て、比較的、購入しないで倹約しています。 毎朝、朝茶を飲んだのちは、庭に出て、野菜や花がどうなっているか見るのが楽しみです。 雨が降れば、花は喜んでいます。しとしとしと、朝から降っている雨に感謝感謝です。イチリンそうです。...
補聴器を付け始めて約40日が過ぎました。購入したのは、オティコンのミニライター、両耳で約26万円です。昨日、補聴器の調整に行ってきました。・ これまで音量は、最終目標の80%で使ってきましたが、 まだ、きちんと聞こえないので90%まであげると、 かなり聞こえが良くなりました。・ 自分では、補聴器に慣れるに2~3か月かかり、 できるだけ毎日つけるようにしてきたつもりですが、 業者のデータでは、9~10時間しかつけていないようです。 できれば、15時間はつけていた方が良いとのことです。・ 音量は、自分でも上下ができるのですが、操作の方法が、 間違っていたようです。 できるだけ購入時にしっかりと操作方法を理解するべきでした。昨年の9月に手を骨折し、リハビリを含めて2~3か月かかりました。数日前には、こたつの布団に足が絡まり、足の親指から出血、骨折は...
飯山市にある正受庵を訪ねました。正受禅僧は、真田信之の子供で飯山城に生まれ、小さい頃から才能があり、晩年は、飯山市に庵をかまえ、一日暮らしを実践します。一日暮らしとは、今日一日を精一杯生きて、明日のことや過去のことにこだわらない生き方です。 +閑静な庵で戸があけ放されており、座敷の奥に金箔の仏さまが座しておられました。 ...
新緑の中であちこちの鯉のぼりが楽しそうです。連休の前半は、近くの里山のニリンソウの群落を訪ねたり、山野草を楽しみました。上田武石の須栗渓谷では、キケマンの大群落に出会い、感激です。上田市塩田の前山寺の裏参道は、ニリンソウの大群落です。前山寺のフジとツツジも花盛りで、何組かの観光客が楽しそうでした。後半は、庭の除草や花壇の管理など、青い空の下でのんびりと過ごしています。...
80歳を過ぎると、思いもよらない病気が次々と出てきます。ぼつぼつと、色々なことに腹を決めないと、生活がし難くくなりそうです。 その1 死は日常の延長にあり、自然の出来事である。サクラの咲く前は、先行きが見通せないので死が不安でしたが、何も恐れることはなく、当たり前の生活の出来事であることに気が付き、自ら納得しています。いろいろな病気があればこそ、考えがまとまります。 その2 老いも当たり前のことで現実を認め、肯定する。補聴器をつけ始め、1ヶ月が過ぎようとしています。先日、聞きにくいかかりつけ医にかかり、10分ほど話しましたが、十分に聞き取れて、効果はありそうです。新緑前線がどんどん頂上に昇っていきます。現在、上信越の山の4合目まで緑のすそ野が広がり、里山は緑に包まれ、四季の素晴らしさにはげまされています。...
長野市にある水野美術館で京都大原に生きた画仙人小松均展を見てきました。美術展のタイトル、見えるのは、個性か、気迫か、魂かにたがわず、一人の作品が約130点、見事でした。作品の中でも、目玉とされる「牛図 さみだれ」は、8面の屏風に、田んぼで代掻きをする牛の姿が、目の前に残っています。 80歳を過ぎると、8つの病気に出会うという言葉通り、次々と体の不調が出てきます。数日前に医療センターで造影剤を飲んだCTや心電図を撮り、結果は、これからです。病気は、日常生活の延長であるという心構えに至り、ゴールデンウィークに何をするか、楽しみです。...
上田公園の本丸下の濠に時々、カワセミを見ます。休日の時など、望遠カメラの人が沢山並んでいます。ちょうど、濠に杭が出ていて、そこに止まります。上面は濃い青色、お腹は赤栗色で美しい姿です。 今朝、朝の散歩に出ると、近くの川に鳥がいます。冬に庭に時々やって来るショウビタキかと思い、近づいてみるとカワセミです。朝日の照らされて、まさに鳥の宝石で心がウキウキします。今日は、良い日になりそうです。...
やっと、当地も桜が満開です。土曜日の朝一番に行きましたので、何とか駐車出来ましたが、昼間に行った人たちは、駐車場は満杯で、付近は渋滞し、大変だったようです。屋台も沢山出て、さすが自慢の桜です。...
半年前から、どの補聴器を買えばよいか考えました。ある隣人は、両耳で70万円だったとか。補聴器は買っても使わない人が多いともいいますので、不安は、つのるばかりでしたが、メガネのナガタの両耳で26万円を買いました。私の場合は、既製品が耳に合わなかったので、特注に約2万円かかりました。 買っても数か月は慣れないため、自信があって、良かったというところまでは、まだいきません。先日、聞き取りにくかったある医者の説明が聞き取れるようになり、効果は、あります。 日常は、つけなくても不便はありませんが、慣れるために毎日、つけています。作業などしている時、無くならないか心配で紐を1100円で購入しました。サクラの咲くのが待ち遠しいこの頃です。...
別所線の近くの駅でのこと。遠くからいかにも年寄りのお婆さんが歩いてきました。踏切を渡ろうとしていた時です。少し前からカンカンカンと警報機が鳴っているのに、そのまま踏切へ入ります。ヨロヨロしている頭へ、遮断機が下りて来て、あたり、後ろへ下がりました。ああ、良かった。危ない所です。当地はやっと、スイセンが満開です。ソメイヨシノは、開花が始まります。...
4~5年前から、耳が遠くなり、1万円の集音器を買いましたが効果がありませんでした。去年の4月、郷土の歴史を学ぶ1か月一度の講座に行きましたが、大きな部屋でマイクもありましたが、ほとんど聞こえず、2か月目に退会しました。 一般論で補聴器を買っても使わない人が多いという話もあり、いろいろ考えてきました。先々月、かかりつけ医から紹介された医院で、耳が聞こえにくいせいか、自尊心を傷つけられ、購入することにしました。 補聴器に慣れるには、数か月がかかるそうです。まだ、1週間しかたたないので、関心のある方は、続報に期待してください。寒かったり、暑かったり、大変です。...
あちこちで桜が開花したというのに上田城は、やっと梅が満開です。 昨日は、外気温が28℃で想像ができない暑さです。 ...
5月の2000m以上の高原の花は、ほとんどありません。6月に入って、昨年は志賀高原のミズバショウと、入笠山のリンドウなどの山野草を楽しみました。 今年の6月は、佐久穂高原自然園でクリンソウやベニバナイチヤクソウを楽しみ、今週、霧ケ峰高原でアカギキンポウゲ、山一面のレンゲツツジの群落に歓声を上げ、水曜日は、湯ノ丸高原・池の平湿原・霧ケ峰高原でイワカガミの群落は見事、めったに見ることができないコマクサ、ミヤマハンショウヅルに出会いました。池の平湿原の風景を見ていると、歩いた分だけ長生きできる実感がありました。山に登ると上田市の全景が広がり、北アルプスの山々が悠然と座しています。...
新聞の投書欄に高齢者の悩みや本音が書かれていて、感心しながら読んでいます。75歳の農業の男性の話 、難聴になり、補聴器を使い始め、ある程度の音声は聞き取れるが、言葉が分からないことが多くあります。会話が成立しないもどかしさから、友人との交際も避けたり、大好きな音楽も諦めていました。が、落ち込んでばかりいたのでは人生の下り坂、奮起して、無理なことは無理と腹を決めました。難聴でも自分の耳、諦めることなく、のんびりと歩いて行きます。同感ですね!霧ケ峰高原の八島ヶ原高層湿原です。遠くの山は、車山の気象レーダーです。花を巡りながら、ウグイス、カッコー、ホトトギスの声が楽しげです。高原の鳥ノビタキも木の梢で空を仰いでいました。...
今週は1週間、蓼科山ろくの田舎暮らしでした。パソコンは持参しましたがインターネットがつながらず、お休みしました。最大の仕事は、昨年、リンゴを7本+梨を3本植えて、果樹園のもとを作りました。それに追加して今週、3割引きのブドウ苗が売っていたので、シャインマスカット、巨峰、デラウエア、ピオーネなど10本買って、畑に植えました。大分、果樹園のようになりました。外食は、佐久市のいっちょう、横浜家系ラーメンを食べに行ったり、庭で焼き肉をしたり、忙しい毎日でした。さらに、佐久総合病院の脳外科に頸動脈狭窄症の診察の後、八千穂高原自然園の山野草をめぐりながら、自然の風景を満喫しました。前途洋々です。...
全国の天気予報を見ていると、沖縄と鹿児島が雨マークが続いていて、いよいよ九州が梅雨に入りました。全国的に今年は、梅雨入りが遅れそうです。傘寿になろうとしていますが、中々自分の思った通りの生活ができません。のんびり行こうと決めたり、時には、余裕ある暮らしをしたいと思います。そのいくつか、自分と向き合う。何がやりたいのか、大切なことは何か、感動することは何。・ 物を優しく扱い、古いものが利用できるか考える。・ 服装に気を遣う。・ 時間にゆとりを持つ。何もしない時間を作り、一日を振り返る。勉強し、整理整頓をし、楽しく暮らします。...
今週は、整理整頓、補修の毎日です。 駐車場の屋根が強い風で浮き上がるので、ヘルメットを着けて梯子をかけて補修する。物置の隣に雨に濡れないように横板を打ち、波板の屋根を追加する。ニラをたくさん作っていましたが、勝手に生えて、楽な作物ですが、消費する分が少なく、廃棄する。 これまでやる気がなかったことが次々と、完成していくのは、充実感があります。ランニングをしていると二度目のウサギに会いました。自由に道路で遊べるなんて、飼い主もウサギも楽天家なのでしょう!...
5月末の胃カメラの検査は、100%オッケー、歯医者も素晴らしいとほめられ、おかげさまで美味しいものが沢山食べられますと言ってきました。大体の検査は済み、ほっとしているところです。年齢からすれば、まあまあ上出来でしょう。脊柱管狭窄症は、70歳を過ぎると40%の人が発病するようです。5月に医者に、足がしびれるようになったら、又来てくださいと。夜中に時々、しびれるので対策を立てました。日常生活では、① 腰をひねったり、反ったりしないこと。② 同じ姿勢を取らないとか、作業は手元でやり腰に負担をかけない。③ ストレッチや背筋を鍛える運動をすることなどがあります。そして、丹田に力を入れる生活習慣を作ることです。自らに厳しく、丹田気入で頑張ります。 ...
最近は、夜明けが早くなりましたね。6月21日は、夏至です。時間の立つのが早くなり、もうじき、半年になります。今朝は4時に目を覚まて、簡単な整頓をしたのち、5時からランニングに出ました。雨が止んですがすがしい朝です。植えられた田圃の稲も、すくすくと育ち、カモが一羽、悠々と泳いでいました。 写真の位置が違ってしまいましたが、ある住宅のお家の前にウサギの置物が置かれているのに気が付きました。段々に近づくと、アレアレ、置物が動いているではありませんか。何と、本物のウサギが口をもぐもぐさせていました。どこかへ行かないだろう、余計な心配はやめて、のんびりとランニングを続けました。...
就職してすぐに小麦の品種改良に9年間従事し、そして壮年になって3年間育種主任でした。最初はまだ、収穫するバインダーが職場にない時代でしたので、鎌を一日何度も研ぎ、6月の炎天下の中で麦刈りは、大変でした。長野県は、今がちょうど麦秋です。黄金色に実った麦を見ると、昔を思い出し、元気が出ます。...
先日まで、輝くような新緑の林でしたが、ぐっと濃さを増し、何とも言えない落ち着いた季節です。5月も後数日、里山を歩きながら、今月を振り返ってみました。・ 脊柱管狭窄症も落ち着いて、歯医者や胃カメラも問題なく、 健康であることにほっとしています。・ 花巡りに4回ほど1000m以上の高原を歩きましたが、 まだ寒くて、ミズバショウ、ショウジョウバカマ位しかありません。 しかし、里山に花を探しに歩き、独鈷山、前山寺、太郎山裏参道などで、 ニリンソウの群落に出会ったのは、感動でした。・ これまでになく、自分でも驚くほどの部屋の模様替えを含む 整理整頓を徹底しました。 これなら、気持ち良く生活できます。行動的な5月が終わり、6月は、パソコンの写真集や冊子の作成に頑張ります。...
自分の住むところには 自分で表札を出すにかぎる。自分の寝泊りする場所に 他人がかけてくれる表札はいつもろくなことはない。 殿も 様も 付いてはいけない、自分の住む所には 自分で表札をかけるに限る。「表札」 石垣りん14歳で事務員として銀行に就職。父ら家族を養うために、41年間、定年まで働く。定年を前に、川のほとりのマンションで一人暮らしを始める。働き続けた先にようやく手に入れた自分の城。生涯独身、没後20年、詩集がしずかなブームとなっている。私は家族というものの親愛、その美しさが、時に一人の人間を食いつぶす修羅を思い描くと心の内を述べ、無壮絶な人生を送る。 去年、石垣りんさんの詩に出会い、自分の冊子に取り込みました。日常は平安そのものですが、時に現実を忘れて、反対側の視点から詩を作ってみたいです。...
[ドラエもん]・ よく見ておくんだね。君が昼寝をしている間にも時間は流れ続けている。一秒も待ってくれない。そして流れ去った時間は、二度と帰ってこないんだ。(分かっていてもねえー)・ 道を選ぶということは、かならずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ。 (先輩の助言 分かれ道で困難な方の道を選べば後悔することはない)・ 悪いことばかりつづくんじゃないよ。夜は必ず朝となる。長い冬がすぎれば、暖かい春の日が来るよ。 (一歩一歩だね)・ 無理しないで、自分の力で出来ることをやってみようよ。(ちょっとづつね) ドラえもん・ のんびり行こうよ、人生は。 (のんびりしているときに疲れが取れて、見えてくることがあるよ) のび太・ すこやかに大きく、どこまでも、のびてほしいという願いをこめた名前なんだよ...
[サザエさん]・ サザエでございまぁ~す。・ タラちゃん?人と比較するところから不幸は始まるのよ。 サザエさん・ 君の好きなようにやればいいよ。サザエ、いつもありがとう。 フグ田マスオ・ 20年学校へ行って40年働いて、人間って何のために生きているんだろうね。・ 僕に任せてよ。 カツオ ...
8 アニメ登場人物の助言[ちびまる子ちゃん]・ 意味のないことをするのが人生なんじゃよ。 (なるほど)・ どっちでもいいことであくせくしない。これぞ人生を有意義に過ごすコツじゃ。さくら友蔵(祖父)(こんなときに頼れるのは、おじいちゃんだけだよー。 ちびまる子) (こんなときにしか、たよりにされないのもじいさんだけである。 ナレーション)・ 許すことができない人間は寂しいね。人生なんて許しまくってなんぼじゃよ。・ 幸せだから笑うんじゃないよ。笑うから幸せになるんじゃ。 さくらこたけ(祖母)・ いちいち心配したって心配しなくたって、どっちみち結果は同じなんだよ。どうせなるようにしかならねえんだから、心配するだけ損じゃねえかよ。(素晴らしい。見習いましょう)・ 俺はしなくてもいい苦労はしない主義なんだ。人生なんておもしろおかしく過ごしたほうが勝ちなん...
フロイトの心とは ユダヤ系のオーストリア人です。ウィーン大学卒業後、パリへ留学し、催眠によるヒステリー症状の治療法を学びました。その後、ユングと会いましたが決別し、精神分析学の祖として評価されています。・ インスピレーションが湧かないときは、こっちから迎えにいく。 心とは、氷山のようなものである。氷山は、その大きさの7分の1を海面の上にだして漂う。 7 生きている意味 これらの思想家に生きている意味について問うたところ、ソクラテス・プラトン・アリストテレス・カント・パスカル・フロイトが、「生きている意味は、幸せになることだ」と答えました。7人の思想家が言うことですから間違いはないと思います。そして、幸せは、なるものではなく、感じるものです。幸せになりたければ、幸せを感じられるようになれば良いのです。好きな森を散歩するとき、好きな音楽を聴くとき、一日働いて冷えたビ...
ダーウィンの人生の貴重さ イギリスの博物学者です。名門貴族の家に生まれ、父は医者でした。海軍の船ビーグル号に乗せてもらい世界各地を航海し、ガラパゴス島でアイデアを得て、「進化論」を発表しました。 1時間を無駄に過ごすような人間は、まだ、人生の貴重さを発見していない。・ 科学者は希望や愛情を捨てて、石の心を持つべきだ。・ 生き残るとは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。 6 新しい道を開いた3人【民主主義と共産主義の思想家ルソーとマルクスの二人。新しい時代を開いたフロイトを取り上げました】 ルソーの思想とは スイス人、自然状態の中で自由・平等に暮らす自然人を理想とし、「社会契約論」などを著し、自由平等の民主主義社会を唱え、フランス革命の指導理念となり、今日の民主主義の出発点となりました。民主主義のルーツは...
ガリレオ・ガリレイの見ないと始まらない自作の望遠鏡で、木星の衛星、金星の満ち欠け、太陽の黒点などの宇宙を観察し、地動説を確信しました。宗教裁判にかけられ、自説を取り下げましたが、その場で「それでも地球は動いている」とつぶやきました。ガリレオが落下実験をしたピサの斜塔は、約55メートルあります。大聖堂を観光した後、青い芝生のうえに座り、どんな困難にも負けない強い信念と行動をとったガリレオの生き方を思い返していると、太陽が次第に傾き、夕陽が大聖堂の白い大理石の建物をつつみ、美しいピンク色に輝き始めました。この地球は、時速11万㎞という猛スピードで公転する想像のできない世界でした。 見ないと始まらない。見ようとしないと始まらない。・ 君は、報告を信じるだけで、自分で確かめないのか。 5 科学者の2人【科学者のパスカル・ダーウィンは、科学の世界観を変えました】 パス...
3 ルネッサンスの2人の芸術家【ルネッサンスの新しい芸術を生み出したダ・ヴィンチ・ミケランジェロは、今も、最高の芸術家です】 ダ・ヴィンチのどこか遠くへ行くと 芸術、科学など幅広い分野に通じたイタリア、ルネッサンス時代の万能人です。その探究心は素晴らしく、モナリザの作者 でもあります。 どこか遠くへ行くと、問題としていたことが小さく見えて、全体が眺められるようになる。・ 苦労しないものは、幸運に出会わない。・ このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。 ミケランジェロのやる価値 ダ・ヴィンチと同世代のイタリアの彫刻家です。フィレンツェにあるダビデ像は、イタリアで本物を鑑賞しました。 やる価値のあることなら、例え最初は下手でも、やる価値がある。・ 千の楽しみも、一つの苦しみに及ばない。...
2 近代の3人の哲学者【デカルト・カント・ヘーゲルの三人は哲学を大成し、その偉業は永遠です】 デカルトの一日を大切にする デカルトは不遇な家庭に生まれ、祖母と乳母に育てられました。身体が弱く、寝床の中で考え、何かを書きつける懐疑と思索の生活でした。環境のせいにしない自立心を持ち、近代哲学の父と言われています。・ 我思う、ゆえに我あり。 一日、一日を大切にする。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れる。・ あなたの人生は、あなたの思い描いた通りになると信じることです。 カントの喜びの一つ ドイツの哲学者、父は、実直な馬具商人。家のしつけは厳しく、特に母からは「善の芽」を植え付けられました。「純粋理性批判」の名著を書き、学問研究に没頭し、「これでよい」の一語を残し、世を去りました。 純粋の歓びの一つは、勤勉の後の休息であり、勤労...
第3章 思想家の名言の小道の散歩 1 ギリシャの3人の哲学者【ギリシャ哲学のソクラテス・プラトン・アリストテレスの三賢人が入口です。人類に大いなる遺産を残した道標です】 ソクラテスの良く生きること ソクラテスは、紀元前469年の生まれで古代ギリシャの哲学の祖と言われています。自ら真理のために命を犠牲にしたのは、古今東西、ソクラテスとキリストしかいません。対話を重んじたため本を一冊も書かず、弟子のプラトンがすべてを記録し、プラトンが居なかったら、ソクラテスは存在しなかったと言われます。・ 私が分かっていることは、私が知らないということだ。 唯生きることではなく、よく生きることこそ、何よりも大切にしなければならない。 プラトンの自分に打ち勝つこと 紀元前427年の生まれのギリシャの哲学者でソクラテスの弟子、アリストテレスの先生です。ソクラテスとは、42歳離れて...
【休憩】余話第2章は、声に出して読む教訓です。誰もいない部屋で、声に出して読むと気分が晴れ晴れとします。音読により言葉の意味や文脈の流れなどを意識し、文章の切れ目を考えながら読むことになります。目で文字を追いながら、同時にその文章を耳で聞くことで、読書のスピードは遅くなりますが、書かれている内容への理解が深まります。教訓の文章は、すべて引用です。当初、1文章10~15行程度でまとめましたが、5行程度に縮小しました。簡潔明瞭は、冗長(じょうちょう)をしのぎ、それぞれの著作家の意図をご想像ください。 【休憩】笑い話高校の先生が話してくれたことです。グランドを整備するローラーをコンドラという生徒がいた。なぜ、そう言うかと聞くと、巨人の星の主題歌の冒頭に「思い込んだら、試練の道を―――」の歌詞と「重いコンドラ、試練の道を―――」と勘違いしていた。 高校のとき、クラスで起こった出来事です...