怒らないですむなら怒らないでいたい。 毎日を穏やかに暮らしたい。 個人的な身のまわりのことなら(努力すれば)平静でいられるけれど、 世の中、社会に目を向ければダメである。 (某議員や官僚の不祥事などを聞くにつけわざわざ抑揚をつけ、「バーカ!」と呟きたくなる。 やむにやまれずときどき実行し、そんな私も彼らと同類に見えるから「やめて!」と言われる) 社会まではムリでも、個人的なことだけでも怒らないですむ手軽な方法を 期待し、「HOW TO」だけわかればいいと思い、この本を読んだ。 『怒らないこと』 アルボムッレ・スマナサーラ・著 (著者は、スリランカの上座《昔は「南伝」とか「小乗」と呼ばれた》仏教…