今日は「猿と井戸の月」という寓話です。 (話と、それを四字熟語にした諺がネットの「goo辞書」にあるので引用します。 ↓ えんこうそくげつ【猿猴捉月】 欲をおこして前後をわきまえず、無謀な行動をとって大失敗すること。 身のほど知らずが、その結果身を滅ぼすことのたとえ。 注記 「猴」は、サル。「捉月」は、月をとらえる。 (話の内容) 井戸水に映った月をとろうとしてサルが木の枝にぶらさがって、 数珠つなぎになったとたんに枝が折れてしまい、 全員井戸の底に落ちて死んだという。 ーーーーーーーーーー (ここからは著者です) ① 「月はながめるものである」 夏目漱石が英語教師をしていたときのエピソード …