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ブログタイトル
kame710のブログ
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https://kame710.hatenablog.com/
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55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています
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102回 / 365日(平均2.0回/週)

ブログ村参加:2019/02/15

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カメキチさん
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カメキチさんの新着記事

1件〜30件

  • 2020.7.31 「戒律」→あえて死なないと決意する

    (※ 初めにお断りします。本からの引用文はすべて青字ですが、 これまでの記事のように【引用】は書きません。 引用文のなかの一部には赤字や太字のところもあります。 赤字や太字であっても、引用文か私の文章かは お読みいただければわかるようにしました) ーーーーーーーーーー ■③戒律 出家という厳しい修行を積む僧侶に「戒律」(五つあります)は欠かせない。 最初は「不殺生戒」であり、「殺してはならない」ということ。 (これのみ書きます) 下の引用文に私はふるえるほどの感銘を受けました(ぜひ、お読みください)。 〈命が大切になるとき〉 神のような絶対者にも依拠せず、 自己決定の結果とも言えないような自分…

  • 2020.7.24 「自分の根拠」・「縁起」 

    『日常のなかの禅』という本を読みました。 著者の南直哉(じきさい)さんは下北半島にある恐山の住職代理をしておられる お坊さん、禅僧。 書名から、坐禅の効用を説くものかと思っていたら大間違いだった。 仏教は「無我」「無常」「縁」「空」…わかるようでわからないことを説く。 (「禅問答」はその典型。ある高名な禅師が竹の音を聴いて悟ったという伝えは おとぎ話にさえ思われますが、「悟るとはそういうもんか」とも…) 南直哉さんは、プロフィールをネット検索すればわかりますが「異色の坊主」 という印象を抱いてしまう。 子どもの頃から「死」を意識し、悩み、あげくの果てに仏門に入られたという、 家が寺だったから親…

  • 2020.7.21 「ジャパニ」

    カメキチの目 NHKBS-1スペシャル『ジャパニ~ネパール出稼ぎ村の子どもたち』という番組 を視た。 このドキュメンタリーはネットでたくさん紹介されていますが、 グーグル検索のはじめの方にあったのをコピペで引用します。 【引用】 改正入管法が施行されて一年、日本各地で隣人として 増え続ける外国人労働者たち。 彼らはどんな人生を背負い遠い異国の地で暮らしているのか? 来日して12年になるネパール出身の映像作家が母国と日本を 何度も往復しながら見つめた移民家族のドキュメンタリー。 夫はカレー屋のコック、妻はホテルのベッドメイキング。 池袋の狭いアパートに住む夫婦の故郷は、ネパール西部、 ヒマラヤ山…

  • 2020.7.17 黒塗り・黒潰し

    カメキチの目 老人と呼ばれるにはちょっと早い年で事故に遭い、 障害者となったが、 その体験は「人生」に目ざめた 思春期のように重かった。 それからは、「生きていれば何でもある(起きる)」 と思うようになった。 たんたんと過ごす、きのうと同じような日。 そうやって繰りかえしていることが無上にありがたく感じられ、手を合わす。 記事に豪雨災害のことを書いた。そんな自然災害のように遭う確率が高いものに 比べれば低いけれども、個人的に事故に遭い、事件に巻き込まれしたら、人生は そこから大きく変わる。 (最悪、いのちを落とすこともあるのだ。赤木俊夫さんは自らいのちを絶った) 私はきょうも生きている。それは…

  • 2020.7.14 豪雨災害

    カメキチの目 常日頃、「災害」「防災」などにほとんど注意が向かない者の「たわ言」 (科学的事実の誤解ほかたくさんの誤りがあることでしょうが、かまわず) になりますが、こんどのような悲惨な自然災害が起きるたびに、やり切れなさ とともに、何で根本的な対策がとられないのだろうか?と、いつも感じている 非現実的なバカな話と思われるかもしれないですが、憤懣を書きます。 (そもそも国家の成り立ちの第一は国民の命を守ること。 国にその気があればできること。する、させるのは国民) 毎年きまった「行事」のごとく繰りかえされる 豪雨災害。 どこそこで川が氾濫し浸水、水びたし。 濁流に流され溺れ、人が絶命。 どこそ…

  • 2020.7.10 野の花診療所

    カメキチの目 ツレは徳永進さんの超大ファン。 徳永進さんという方は鳥取で「野の花診療所」という地域密着の診療所を 2001年に開設され、終末期医療に取りくんでおられるお医者さん。 こんな医師に看取ってもらえば幸せです。 (いや死んで幸せでもしかたないか) その徳永医師の本。最新のものを彼女が図書館で借りてきた。 『まぁるい死』という。 エッセイ集のようなものだった。そこから三つ。 ーーーーーーーーーー ① 「寄り添う」 (親友の精神科クリニック医師の浜田晋さんがあるとき)「寄りそう」 って言葉はきれい過ぎて使うのが少し気恥ずかしい、 それよりか「そばにいてやろう」のほうがイイと 言われたことが…

  • 2020.7.6 「運命」は「必然」ではない

    カメキチの目 録っておいたNHKBS1の 『欲望の資本主義』という番組をみた。 シリーズもので、私がみたのはシリーズ終わりのころで、マルクス・ガブリエルと いうドイツの若い哲学者が登場した。 (みてホントよかったです) よかったという印象ばかりで、「で、何がよかった?」と聞かれたら、 ほとんど忘れていることに気づく。 ただ一つ、とても刺激的な言葉があって、忘れられない。 (けれど時間がたてば忘れてしまうので)自分の感想をまじえて残します。 ーーーーーーーーーー 「運命」は「必然」ではない。 「運命」は「自由」である。 (ガブリエルさんは天邪鬼のようなことを言う) 他にも、「『理性』と『感情』は…

  • 2020.7.3 「魂」・「死ぬ自覚」

    カメキチの目 「神話」が発するメッセージを、現代社会の私たちが聴くことのたいせつさを 河合隼雄さんの本から書いたが、 河合さんは心理療法家として、傷ついた心を回復させるうえで、 ひとりの人間として日々つくられる自分だけの「物語」を語るたいせつさも 述べておられる。 (ブログはインターネットで公開する日記みたいなものだから自己流「心理療法」 かもしれないですね) 河合さんの本を読むと感銘することがいっぱいある。懲りずにきょうも書く。 (が、とりあえず今回で最後とします) 小川洋子・河合隼雄 「生きるとは、自分の物語をつくること」 【引用】 河合: お医者さんに、魂とは何ですか、と言われて、僕はよ…

  • 2020.6.30 「慣れ」・「最初の一撃」

    カメキチの目 夕方、テレビ体操を日課としてやっている。 これまでいろいろな運動を試みたが、今はこれに落ちついている。 (入院していたときリハビリで教わった運動《それに飽き》、足首に重りを 撒きつけ脚を上下に動かす運動《それにも飽き》、階段歩きにも飽いた。 いろいろ試したがすべて長続きしなかった。 しかし、別にやっている軽い運動→ダンベル上げ下げ、握力バネ健康器具開閉運動 《それぞれ1分間くらい》は続いている) 「テレビ体操」にはラジオ体操も入っている。 ラジオ体操はやさしい。ピアノは心地よい。 それでも私の平衡障害は眩暈がありフラフラ…。正直つらい。やめたくなる。 (が、ひとりじゃないのでやめ…

  • 2020.6.26 人生-「体験」「賭け」

    カメキチの目 「神話」のたいせつさを河合隼雄さんの本で初めて知り、もっと知りたくて 『「日本人」という病』を読んだ。 その一節がまたまた強く心に響いた。 人生における「体験」、「賭け」のたいせつさを書きます。 【引用】 答えのないことがたくさんある 山に登ったら大きな木にしめ縄がしてあったり、大きな岩にしめ縄が… あれは、別に木や石が神さまではなく、大きい木や石に対面したときに感じる すべて、これが神なんです。… こういうことがわかってきて、ユングが、このように言っています。 我々の人生にとって大事なことは、自分の体験である、と。… (私が)私の母の死に対面したときに、母親の死体がどうなったか…

  • 2020.6.22 『苦海浄土』

    カメキチの目 若いときからずっと気になったままだったが、 読もうとはしなかった本がある。 水俣病を描いた作品なので重く感じられ、40年以上 延ばしのばしにしてきた。 石牟礼道子さんの『苦海浄土』。 手元に置いておきたい本は買う(これはそういう本)。 本そのものも分厚く重かった。『神々の村』『天の魚』という姉妹編の他の二部も 含めたもので、750ページもあった。 (コロナ禍で図書館の本が借りられなかったので、絶好のチャンスとばかり読んだ。 コロナがなかったらいつ読めたか《読まずに死んだ?》わからない) 『苦海浄土』を知ったころは、水俣病や神通川流域の イタイイタイ病など、いわゆる「公害」が社会問…

  • 2020.6.19 刑事ドラマ

    カメキチの目 コロナ禍が起こるまでは、テレビ局が放映する刑事ドラマの最新作品をみていたが いまは再放送作品がほとんどです。 大勢の芸能人がしゃべって笑うバラエティー番組が花盛りだけどこれらも再放送? テレビも「新しい生活(しかた)」を求められるのだろうか。 ーーーーーーーーーー 再放送作品とはいってもそれほど昔ではないが、 登場する物事が時代の違いを感じさせておもしろい。 ふだんは感じない「変化」「移り変わり」が再放送作品ではよく感じられる。 先日、2000年制作の刑事ものをみた。 主人公がポケットから取りだした携帯はアンテナを 伸ばしてからしゃべるものだった。 大好きな『はぐれ刑事純情派』の…

  • 2020.6.16 初夏の花②

    カメキチの目 よろけるし、視界は揺れ、気分は悪いということで 歩きたくないのが本音。 身体は歩きたがってはいないのだ。しかし「歩け」と心が言う。 続けて言う。「歩けなくなっても私しゃ知らん」 でも天気が好いと気分は明るくなり、外が誘う。 カメラを首にかけ出る。 撮るのはもっぱら植物。 けれど、たまには虫がいてくれることもある。 (下の写真なかほど6枚目のは「チョウトンボ」といいます) 動物のようには動けない植物。 ちょっと意識を向けるだけでおもしろい。 世界は限りないことを教えてくれる。 ちりとてちん

  • 2020.6.12 生き方ヒント 神話②

    カメキチの目 『神話の心理学 現代人の生き方のヒント』から。 きょうはその②。終わりです。 ①に続いてきょうのも強く考えさせられます。 【引用】 「自分を動かしているのは自分ではない」 つまり、(昔の)人々は自分の住む世界と調和した世界観のなかで生きてきた。… 彼らは自分の内界の住人たちとはうまくつきあっていたのだが、 外部の自然現象にどう対応するかについては、あまり力がなかった。 これに対して、現代人はこの逆をしていると言っていいだろう。 外的なことには上手に対応しているのだが、内的な落ち着きを失ってしまっている (現代人を支えてくれるような「神話」はないのだろうか)キャンベルは 「物事は(…

  • 2020.6.9  生き方ヒント 神話①

    カメキチの目 河合隼雄さんの本は強く考えさせられることがあまりに多い。 自分だけ知るのがもったいない。 (きょうも河合さんの「神話メッセンジャー」となります) 『神話の心理学 現代人の生き方のヒント』 二回連続のうちの①。 初めに長い引用文を載せますが、河合さんの言わんとされることが 極めてわかりやすく書かれています。 (引用文だけで結構ですから、是非ともお読みください) 【引用】 ■ 物が豊かになると、人間が幸福になるためには、それに見合うだけ心のほうも はたらかせなければならないのである。 物が乏しいときは、食っていくだけで大変だったので、心のことなど余り問題に ならなかった。 しかし、生…

  • 2020.6.5 『ナバホへの旅 たましいの風景』②

    カメキチの目 『ナバホへの旅 たましいの風景』 河合隼雄 ・著の2回目。 コロナ後の世界があれこれ言われだしている今、 北アメリカ先住民族を訪ね「たましいの風景」に出あえた 河合隼雄さんの著作から学ぶものはとても大きい気がする。 【引用】 スチュアートさんの言葉で印象的だったのは、「医療が工業化している」 ということであった。工業では上等の部品を沢山早くつくって、 上手に組み合わせると効率のよい機械ができる。 そして、機械が壊れると部品を取り換えるとよいのだ。 このような考え方が医療でも強くなり、すべてが「効率よく」なるが、 人間性は失われてゆく。 工業化された医療は、結果に重点を置きすぎる。…

  • 2020.6.1 人生

    カメキチの目 人により形はいろいろでも、人生について考え思う ことは誰にもある。 思春期のそれは直球で、「悩む」という言い方がいちばん似あっている(当方も いちおう悩んだ。そのころ読んだ本はたった数冊だったが、一つにヘッセの 『車輪の下』もあった) 青い悩みの時代は遠い昔のことになったが、 ハゲと白髪がないまぜの、立派な(外見だけ)老人に なっても未だ自問が続いている。 「悟った」という境地にはとうてい至らない。 しかし、至りたい 。 神仏じゃあるまいに。達するはずがない。 しかし自分なりに長く生きてきて、さまざまな経験・体験を積み、学び、 「こんなものだろう…」とそれなりに確信したことは増え…

  • 2020.5.29 人生と「物語」

    カメキチの目 ずっと前に『人はなぜ物語を求めるのか』 千野帽子 という本を読み、「物語」 (ストーリー)という言葉がしこりのように気になっていた。 これ限りの、1回かぎりの自分の人生。 私の「人生物語」という晴れ舞台の主役は、 この自分いがいはあり得ない。 だから「人生舞台」は人の数ほど設けられ、「主役」は人の数ほどいる。 この本に出あう前、50代半ばに死んだかもしれない突然の事故に遭ったとき、 むさぼり読んだ仏教の本に「人生という舞台では誰もが主人公である」とあった。 決して、通行人AやBではない。 そのときから、自分の周り、つまり「環境」を舞台になぞらえ、 「生きる」ということは「物語」(…

  • 2020.5.26 なんでブログを?

    カメキチの目 「アンタなんで ブログをやっているの?」 と聞かれたら、私はなんと答えよう。 ウ~ン…迷う。 迷いながらも続けている。 迷いながらも続けているのは、次にあげる三つの 理由からのような気がする。 一つ 迷いを打ち消すほどたっぷりとした時間がある 二つ 迷うこと自体を面倒くさがる「老人性惰性」 (あえてよく言えば「生活リズム」)が身についている。 三つ 障害のため横になりたいのだけど、横になって ばかりでは身体に悪いので、少しくらい頑張り椅子に 腰かけ背筋を伸ばし、頭を使わねばと思っている。 したがって、「初志貫徹」、「勤勉」・「真面目」とはまったく関係ない。 (「ヒマつぶし」に近い…

  • 2020.5.22 『私の生きた証は…』②

    カメキチの目 『私の生きた証はどこにあるのか(大人のための人生論)』から もう一つ、どうしても書いておきたいところがあります。 とても胸に響いてくる言葉、文章でした。 【引用】 論理の上では、人生とは意味のない偶然の出来事であると言えるかもしれませんが コヘレトは人生の旅路の終わりにこう言います。 人生をあきらめるな。論理をふりかざすことを断念せよ。… 永続するものは何もないという事実にくよくよと思い悩む代わりに、 それを人生の真実の一つとして受け容れ、束の間の消え行く喜びのなかに 意味と目的を見いだすようにせよ。 それが長くは続かないわずかな瞬間であるとしても、味わい楽しむようにせよ。 さら…

  • 2020.5.19 定年退官予定の黒川検事長を検察トップに据える「検察庁法改正案」

    カメキチの目 (国民の強い反対の声が上がり、今国会での「強行採決」はなくなりましたが、 きのう書いた記事を発信します) 「検察庁法改正案」とかけてヘタな「手品」と解く。 その心は、「よそに気をひきつけている間に…」。 (ちょっと苦しい、ヘタななぞかけですみません) 突然ふってわいたような問題。 「検察庁法改正案」というのは、そもそも(コトの発端)は 「政府は、1月31日に東京高検黒川弘務検事長の定年延長を国家公務員法の解釈変更 というかたちで閣議決定しました」 これじゃあからさまな「行政の司法への口出し(介入)」と誰にもとられるので、 検察庁全体にからむ変更、改正ということに体裁を変えた。 ね…

  • 2020.5.15 『私の生きた証は…』①  

    カメキチの目 『私の生きた証はどこにあるのか(大人のための人生論)』 という本を読んだ。 (老いた「迷える羊」《可愛さは全然ない》の私は、いっぺんにこの本の題名に 惹かれたのでありました) 著者はH.S.クシュナー というユダヤ教のラビ(牧師のような職)で、 旧約聖書の「コヘレトの言葉」を読みとくかたちで人生の意味を見つける というもの。 とても胸に響いたところがあります。 (きょうはその一つを紹介) ーーーーーーーーーー 年輪と共に知り得る不合理の世界 後半部分、6章「愚者の歩みは闇に」より。 【引用】 人間の理性の限界を尊重することと、理性の入り込めない現実の広大な闇の領域に 対して畏敬の…

  • 2020.5.12 初夏の花 

    カメキチの目 身体のためもあるけれど、天気がよいと 散歩したくなる。 散歩の目的は写真撮影も。そっちが主で、身体は従かもしれない。 そこらの畑や民家の庭先、道ばたや空地などの 植物に季節の移ろいを感じ、写す。 「いま・ここ」で写真撮影している自分を意識し、ときどき自分たちの姿、生活、 風景を記録として残そうと、撮る(いまはコロナ。マスク姿も撮った。人が減った 場所も撮った。ドラッグストアの貼り紙「マスクはありません」も撮った) 世の騒ぎをよそに、花は咲く。 花を撮る。このごろは光を意識するようになり、「芸術性」がチラリと頭を かすめるようになった。 (仕事を離れて時間がたっぷりでき、身体が悪い…

  • 2020.5.8 仏像‐祈りと美  

    カメキチの目 『仏像と日本人-宗教と美の近現代』 碧海寿広 という新書本を読んだ(仏像の解説書ではありません)。 硬そうな題名ですが、内容はまったくそんなことなかったです。 仏像は、われわれ日本人には飛鳥・奈良時代からの 長い歴史をとおして親しい存在だった。 実際はどうだったのだろう(大和朝廷や蘇我氏や藤原一族などの独占物だった?) 昭和の私に仏といえば、子どものとき毎朝夕、仏壇に向かい「ナムアミダブツ…」 と唱える明治の祖母を思いだす。 仏は仏壇で掛物に描かれた絵だったので、立体的な彫像としての意識はなかった (意識したのは修学旅行で奈良・京都の古寺で初めて観たとき)けれど、 いつもそばにあ…

  • 2020.5.5 「ソクラテス…」「困難と面倒」

    カメキチの目 『ゆるく考える』から、きょうは、 ①「ソクラテスとポピュリズム」 ②「困難と面倒」。 著者、東浩紀という人は40代後半です。 この本の中のいろいろな話題を読むと、私の世代にはあまりなじみのない 「オタク」や「サブカル」といった文化の言葉がよく出てきます。 いまの社会の中核にある人たちの趣味嗜好、興味関心、ものの感じ方や考え方など (一部とはいえ)それとなく伝わってきます。 ひと言でいえば、のびのびと自由な発想で、物事を決めつけないでみる。 好きなことを見つけ、楽しむ。 「ソクラテスとポピュリズム」は、哲学者でもある 著者が、ソクラテスを現代によみがえらせたような話 だった。 「困…

  • 2020.5.1 「考えてもしかたがないこと」と…

    カメキチの目 『ゆるく考える』 東 浩紀 という本を、題名に惹かれて読んだ 著者は文芸雑誌に批評を頼まれて書いたり、好きで小説を書いたり、ご自分で (たぶん、「言論」をだいじにしようという思いで)「ゲンロン」という会社を つくってさまざまなおもしろそうな企画をし、大学で哲学の教師もやるなど多彩な 活動をされている。 本には、私はこれまで考えたことのなかったようなことが述べられており、 とても新鮮に感じた。 自分の「石頭」がいかに硬い、固まっているか。そのコチコチ度を痛感させられた (きょうは関連した二つのことを紹介します) ーーーーーーーーーー ① 「考えてもしかたがないこと」と そうではない…

  • 2020.4.28 レヴィナス

    カメキチの目 内田樹さんはしばらく前までは大学の教師で、 世界(とくにフランス)の思想・哲学の専門家。 内田さんは、レヴィナスという哲学者を(学問の上だけで なく人生の)恩師として尊敬し、慕っておられる。 私は「レヴィナス」という名前自体が初耳だった。 だから、著作にはよくレヴィナスが出てくる。 (『内田樹による内田樹』にも当然でてきた。最後はレヴィナスについての2冊) レヴィナスは難解と言われているらしいのですが、内田さんはまったくの初心者で あっても納得がいくよう、わかりやすく述べておられます。 (読者にわかりやすい書き方をとても意識して書いておられる気がする) 読者がわからないと本を書く…

  • 2020.4.24 誰でもできるということ

    カメキチの目 『内田樹による内田樹』。 2冊目のきょうは ■『先生は偉い』 誰だって教師になれる 初めに【引用】 教育が成立するのは、教壇の向こう側に立っているものが子どもたちに向かって 「あなたは自分がなぜ教育を受けなければならないのか、その理由を知らないが、 私は知っている」 という知の非対称性が成り立っている場合だけです。 〈誰だって教師になれる〉 結婚がそうです。運命の赤い糸で結ばれた理想的な配偶者に巡り会って、お互いに 尊敬し合い、激しく愛し合っていなければ、結婚してはいけないというような 高いハードルを設定していたら、人類はとっくの昔に死滅していたでしょう。 親族の形成は人類の存続…

  • 2020.4.21 「正しさ」より「生きる」

    カメキチの目 (注:タイトルを100%額面どおりには 受けとらないでください) 『内田樹による内田樹』。 この本は内田樹さんがかつて書いた本の中から自分で選んだものについて、 あらためて述べた本。 ここで取りあげたことが何度かありますが、数年前に内田さんを知り、 ものの見かた、考えかたにとても惹かれてきました。 この本に取りあげられたご本人自選の何冊から3冊とり上げ、1冊1記事書きます。 ■『ためらいの倫理学』 倫理や道徳を口にするときは、「躊躇」しながら 言うのがちょうどよいと、内田さんはいう。 私には痛い言葉(そう言われなくともためらいながら書いています)。 一つ強く感じたことを。 「正し…

  • 2020.4.17 桜

    カメキチの目 桜はことしも咲いてくれた。 「くれた」と言いたくなるほど自然に合掌したくなる ことしの春は、コロナウイルス災禍で 人の世はたいへん。 それをよそに、黙って咲いた。 ちりとてちん

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