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kame710のブログ https://kame710.hatenablog.com/

55歳の時 胃がんと仕事中に頭部外傷、の人生の大きな転機があり、後遺症とつきあいながら まるで「カメ」のような歩みでここに至っています 出来ることは少ないけれど 日々の想いを書き連ねています

カメキチ
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2019/02/15

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  • 2024.4.30 ブルトシップ・ジョブ⑦

    今日は第6講と第7講。 (最終第8講は次。 今日も述べられていることのうち、とても強く刺激されたことだけに触れます) ーーーーーーーー 「第6講 ブルトシップ・ジョブが増殖する構造 (「マネー資本主義」といわれているように現代の資本主義は) 金融、保険、不動産の比重が高まる… 現代の資本主義は「レント資本主義」(でもある) もともと自然のめぐみとして存在する土地にはそれ自体の価値が存在します。… (封建時代の「レント(地代)」が変質し)概念がより拡張され抽象的になる… (「土地」はそもそも「大地」として誰にも開かれた共有地、みんなのものであったのに、 「囲い込んで」特定の誰かの所有物となった。…

  • 2024.4.26 ブルトシップ・ジョブ⑥

    前記事を書いたすぐ後、最新の「世界の防衛費」をニュースで知ることになった。 ネットで検索すると → 世界の軍事費、昨年7%増で09年以降で最大の伸び 国際情勢を反映 [ストックホルム 22日 ロイター] - スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は22日、2023年の世界の軍事費が 前年比で実質7%増の総額2兆4430億ドル(約378兆円)になったと発表した。 国際的な緊張の高まりや、安全保障環境の悪化が背景にある。 378兆円 私は日本国憲法の前文、九条を信奉しているので、そこにあるよう、他の国などで 暮らしている人々を信じ、軍備は持たない方がよい(持てば信じていないか脅し…

  • 2024.4.23 ブルトシップ・ジョブ⑤

    第3講は「ブルトシップ・ジョブはなぜ苦しいのか?」 好きなことも我慢し、苦労し、難関突破の職業に就いて高給取りになり、 (物質的には)贅沢な暮らしができるようになった。 けれども仕事は忙しく、神経をすり減らし、疲れ、虚しさを感じ、辞めたい と思うようになった。 (このままの状態を続けるか? 辞めるか? 一回限りの人生を思うと、複雑…) ーーーーー 「ブルトシップ・ジョブはなぜ苦しいのか?」 人は「愛」、「自由」「平等」に生きるとか、「自分のため=他人のため」とか、 人生に存在感を感じるとか、(人それぞれにしても)ともかく生き甲斐につながること を求めて生きている。 (もちろん「生きる」ことに目…

  • 2012.4.19 ブルトシップ・ジョブ④

    今日は 第2講「ブルトシップ・ジョブってなんだろう?」 ーーーーーーーーーー 第1講では「ブルトシップの宇宙」ということで、世界中の声を五つに分けて 具体的な分類例が示されたが、第2講ではそもそもBSJとは何?と問われる。 それは「無意味」、「テキトー(適当)」、「ウソ」。 自分のやってる仕事はそうじゃないかと気になる。 「仕事ごっこ」している気分がする。 (だから「とりつくろわなければならない」。 「仕事ごっこ」参加者はお互い「空気を読み合う」必要がある。 「ヤクザは自分が「ごくつぶし」であるという認識があるが、BSJは認められない、 《お互い同士》そういわない約束《暗黙の了解》になっている…

  • 2024.4.16 ブルトシップ・ジョブ③

    今日は 第1講「ブルトシップ・ジョブの宇宙」 ーーーーーーーーーー この本の元は、世界的に注目され広く読まれたデヴィッド・グレーバーの 『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』という。 訳者でもある酒井さんは「すばらしい!」と感激したが、 原著はちょっと分かりにくいにくい。 そこで、新たに日本の一般の人たち向けに、より読みやすく書かれたのが本著 『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』 ーーー 第1講「ブルトシップ・ジョブの宇宙」では、「世界中から集まったBSJ (ブルトシップ・ジョブ)の「証言」ということで、取りあえず五つに分けて BSJが紹介される。 (あく…

  • 2024.4.12 ブルトシップ・ジョブ②

    本は八つの項目に分かれていますが、大事なことが述べられているので 最終の第8講「ブルトシップ・ジョブとベーシックインカム」まで、本に沿って みんな触れたいと思います。 今日は第0講 「クソどうでもいい仕事(ブルトシップ・ジョブ)」の発見 ーーーーーーーーーー 「〈ある観察者が見た世界〉 (その100年前のある観察者たちの)要求と予言をあわせるなら (現代では)一日4時間、週3日働けばすむ。…(であるのに、何でそうならないのか?) … 仕事はそれだけで尊い、人間は放っておくと…楽してたくさんのものをえようとするろくでもない 気質をもっている…(という考え方が当たり前のごとく世の中にはある) … …

  • 2024.4.9 ブルシット・ジョブ①

    コロナ騒ぎのとき、「ブルシット・ジョブ」や「エッセンシャル・ワーカー (ワーク)」という言葉、言い方を初めて知った。 それらが具体的にはどういう仕事を指すのか、何となくは分かっていたけれど、 こういう言葉で括って分けてみることは考えたこともないし、知らなかったので、 これらの言葉が意味することに強く惹かれた。 ーーーーー コロナはパンデミックで、世界中を不安に陥れた。 現代のパンデミックは、人間の生活に不可欠な仕事は何か?不要な(あるいは 「なくてもすむ」)仕事は何か?ということを教えてくれた。考えさせてくれた。 (生きていくのに必要不可欠なモノゴトと、別になくてもいいがあってもいいと思われる…

  • 2024.4.5 「かたじけない」

    この前、いろいろな物書きの人のエッセイ集を読んでいたら、 一つだけ心を揺さぶるものがあった。 私はお名前も知らなかった小池昌代さんという詩人で、「かたじけない」という 題名だった。 ーーーーー 「かたじけない」という言葉は、時代劇なんかで侍が言うのを耳にするくらい。 現代では(わざと使ってみる場合もあるけれど)ほとんど使われない。 小池昌代さんは言葉を大事にされるので、「かたじけない」が気になっていたが、 あるとき同じ詩人、飯島耕一さんが『白秋と茂吉』という自著の中で、 「かたじけない」について北原白秋が書いていること、それへの飯島さん自身の 思いも知り、深く心を動かされた。 エッセイはそのこ…

  • 2024.4.2 『寿命が尽きる2年前』

    「生き死に」を続けて書いたけれど、その流れで今日も似た話です。 (その前記事で書いた「自分が読んだ本には…すべてそういうことが…」のうちのお一人、 これまでも何度か触れた医者でもある作家の)久坂部羊さんの『寿命が尽きる2年前』 という本を読んでの感想を書きます。 ーーーーーーーーーー 私がいちばん心に残ったのは五つ。 ①「死に時は早めに設定しておいたほうが、死ぬときに悔いが少ないと思う」 ②「〈医療の進歩がもたらす不安〉 気楽に六十歳前まで生きるのと、心配しながら八十歳前までいきるのとの、 どちらがいいのか、疑問に思った」 ③「〈インフォームドコンセントの弊害〉 患者さんには知る権利があるのと…

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