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2014/09/27

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  • セイネンキレジェンド25話

    直也の中には友の死によって抱いてはならないものがあった。怒りと憎しみながら憎しみが憎悪となる事が直也は怖かった。思春期の直也は自分の心と向き合う事も怖かった。捉われた感情から逃れたい逃れたいといつも思っていた。仲間がいても直也の抱いた思いは、仲間達には判らない。ただ漠然と感じるだけの仲間達、それだけに直也は孤独だった。ボクシングを学ぶ事で直也は知った事があった。スパーリングで倒され意識を失った時の涙が直也のありのままの心だったのだ。涙を流す事で負けを認めると直也の持つ感情を大きくしてしまう。直也は決して負ける事を認めるわけにはいかなかった。そして強い自分をいつも寄り添ってくれた優子に見せたかった。優子が直也に対する思いは伝わっていたものの久美子の死が優子への思いを打ち消してしまうのだ。優子は直也の本当の心...セイネンキレジェンド25話

  • セイネンキレジェンド24話

    直也の3回戦目の勝利で手が挙げられた時に直也の瞳には涙が浮かぶ。リングサイドに向かう直也は朦朧としながら歩いていた。「おれ限界かな」と弱気になる直也だった。しばくして痛みからの苦しみは直也にとって初めての事だった。こんな思いに駆られながらリング下に降りる。4回戦目の決勝戦までは休憩は10分だけだったが審判員達は何かを話し合い主催者側と協議を行っていた。直也がリング下の椅子に座った時だった。「4回戦、優勝決定戦は、30分後に行います」「どういうことだ?」と誰もが思った。優勝決定戦には審判員達の協議の結果で充分ではないが30分の休息になった。これまでにない試合が行われ直也をドクターに診てもらう事だった。審判員は直也が試合を続けられるか気にかけていたのだ。直也達は控室に行きドクターの診察を受けるとドクターストッ...セイネンキレジェンド24話

  • セイネンキレジェンド23話

    両者ともに必死な戦いが始まり負け劣らずパンチを出し合う。ジャブ、ジャブ、ジャブ、フック、ボディー!下がれ下がれ右だジャブ、ジャブ、ジャブ、フック、ボディー!左に回れ左に回れジャブ、ジャブ、ジャブ、フック、ボディーだ!まるでリズムを打つメトロノームになっているかのようだった。繰り返されるパンチの連打が10秒が過ぎた頃に直也の右ボディが炸裂した。相手は一瞬あっけになったようで嫌な顔をし後ろに下がり足を動かし直也から離れる。これが直也の心理戦が効果を出した。何故ならいきなりサウスポーの左利きになったからだ。「直也のボディが確実に効いたぞ!よし!」「直也ー!ボディボディボディー!」直也のリングコーナーから大きな声が聞こえる。観客達は皆立ち上がりリング上の2人の選手を見つめていた。声援は一瞬だけ消え去り、しばらくす...セイネンキレジェンド23話

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