また暑い七月場所がやってくる。昨年は関脇豊昇が優勝して大関昇進を決めた。大関になった豊昇龍は優勝がないまま1年が経過しようとしている。優勝がないだけでなく、優勝争いさえしていない。 おじの朝青龍は大関
9月最後の日も暑い1日だった。そんななかで隠岐の海引退相撲が開催された。正式には「隠岐の海引退年寄君ヶ濱襲名披露大相撲」である。 両国には10時20分頃着いた。当日券が発売されていたが、人から聞いた情
九月場所は11勝4敗が2人という最低の場所で終わった。混迷の場所が始まって以来最も低い数字となった。なぜ11勝が幕内最高成績なのかは、すでに触れた。 <貴景勝> 混迷の時代はいつから始まったのか。年6
貴乃花が再婚していた。相手は初恋の人だという。2018年10月、突然相撲協会を退職した。そのあとフジテレビアナウンサーの河野景子氏と結婚を卒業した。 相撲部屋は一門に所属しなければならない、が輪をかけ
九月場所、再入幕の熱海富士は千秋楽朝乃山に敗れ優勝を逃した。ところが再入幕で優勝を果たした力士がいる。照ノ富士である。照ノ富士は出場停止で付番を下げたのではない。ケガからの復帰である。 <再入幕で優勝
★九月場所代1位は貴景勝の11勝4敗になったが 昨年に引き続き、今年も12勝優勝が多かった。最悪なことに九月場所は11勝が、幕内最高成績が出てしまった。11勝はとても優勝とはいえない、優勝に値しない。
大関が3人になったが、不成績の者は約2名いる。それでも大関と対戦した者とそうでない者と成績を同一視はできない。大関戦を除いた関脇以下の成績で番付編成をした。ただし、大関に勝利した成績は加味した。 それ
千秋楽のチケットは難しいはずなのに国技館内で知った顔7人にでくわした。この中にはマス席で同席する3人を含んでいない。みんな大相撲が根っから好きな方々である。 千秋楽注目の取組は3敗単独トップ熱海富士で
優勝戦線はいよいよ佳境。まず、3敗トップに並び立つ熱海富士が登場。対戦相手は曲者阿炎である。阿炎は今場所立ち合いに変化をしばしみせている。この一番に出るのか。 出た!阿炎の変化で熱海富士大きく泳いだが
各段の優勝が決まる13日目。序ノ口と三段目が決定した。序二段と幕下は優勝決定戦になる。特に幕下は6勝1敗の争いになる。 10日目から調子を上げてきた3敗貴景勝。2敗でトップを走る再入幕熱海富士。13日
後半登場するようになった力士。それが1敗熱海富士である。12日目の対戦相手は関脇大栄翔である。 実力は大栄翔が上である。熱海富士がつかまえれば勝機は出てくる。しかし、離れた場合熱海富士はどう戦うか。そ
1敗熱海富士は三役初対戦。対戦相手は小結翔猿である。相撲は小結と再入幕のとは思えない展開になった。立ち合い熱海富士は左上手をがっちりつかみ上手投げで翔猿を裏返してしまった。 <翔猿を投げ1敗を守った熱
平幕1敗同士の対戦が行われた。高安対熱海富士戦である。上位に2敗がいない中での星のつぶし合いである。 相撲は、高安が果敢に攻めたが、熱海富士の強烈なつぶすような押し倒しが決まった。熱海富士の圧倒的なパ
祝日敬老の日の秋場所9日目。この日だけは今までと異なった。これまで結びの一番で立ち上がる時刻がほとんど17時55分ごろであった。初日は物言い取り直しで終了18時をオーバーした。ギリギリは危う思いとった
8日目は大関惨敗の日となった。 まず霧島が隆の勝と対戦した。対戦は昨年の七月場所以来である。対戦成績は霧島の1勝8敗であるが、今は対場が逆転している。対戦の空白は隆の勝の低迷によるものである。 霧島が
連日の満員御礼である。この満員御礼に貢献しているのが外国人観客である。今日周辺は皆外国人であった。早くから観戦する方と十両おしまいのころ来るタイプがいる。中には途中で帰る方もいる。相撲の魅力は勝負が柔
■23秋6日目 力・スピード・技、紙一重で豊昇龍が朝乃山を投げる
東京ではゲリラ豪雨が降った。国技館にいるから外の様子は気がつかない。帰りはポツポツ雨程度だった。地元では雨はなかった。 6日目注目した取組は豊昇龍対朝乃山の一番である。成績はともに2勝3敗とよくない。
9月だというのに暑い日が続く。愛知県体育館と国技館へ行く服装がともに変わらぬ夏服である。序盤の疲れもたまってきた。電車で寝そうになる。 さて5日目最高の熱戦は霧島対朝乃山戦である。先場所霧島は朝乃山に
大関で最も危ういと思われたのが貴景勝である。貴景景勝来の相撲は取れていない。さらに対戦相手は元大関の朝乃山である。朝乃山が貴景勝をつかまえ勝負ありと思われた。 だが、実際の相撲展開は違った。貴景勝はあ
北勝富士は連日の大関戦である。これまで大関貴景勝・豊昇龍を撃破してきた。3日目が最後の大関霧島戦になる。 相撲は離れての攻防。霧島のいなし。北勝富士まわりこんでから右上手を取って頭をつけて西土俵で寄り
初日に続き2日目も満員御礼となった。協会のホームページにチケット完売御礼とあったから予想されたことだった。ただ、札止めまでいっていないように見える。マス席でもイス席でもあいている箇所が見える。 2日目
国技館に行くと手荷物検査が待ち受けていた。天覧相撲かと思ったが、結局何もなかった。あったのは秋場所とはいえない夏の暑さであった。 大関陣はまず、新大関豊昇龍の登場で始まった。対戦相手は阿炎である。阿炎
9月2日は稽古総見の公開であった。このことはメディアでも報道され、多くの相撲ファンが知ることになった。 ところが初日前日行われる土俵祭りははっきりしなかった。むろん土俵祭りそのものはおこなわれるが公開
昨年(2022年)は6場所すべて優勝者が異なった。横綱1回、関脇2回、平幕3回であった。13勝優勝が2回、12勝優勝が4回あった。まさに混迷の時代であった。 <霧馬山初優勝> これは今年も続いている。
七月場所、朝乃山は前頭東4枚目まで番付をあげた。途中休場があり、自分より上位で対戦したのは6番であった。霧島、若元春、正代に勝ち、豊昇龍、翔猿、明生に負けた。大栄翔は不戦勝だった。対戦がなかったのは、
大栄翔が初優勝してから2年半経過した。今年(2023年)の三月場所は2回目の優勝のチャンスだったが、霧馬山に逆転優勝された。大栄翔は徹頭した突き押し相撲で人気がある。優勝後の大栄翔はどういう道をたどっ
七月場所、琴ノ若は11勝4敗の好成績をあげた。早々と4敗したため、優勝争いに加わることはできなかったが、自信につながったことは間違いない。これによって九月場所は新関脇で登場する。 <琴ノ若> 琴ノ若は
九月場所は1横綱・3大関の番付になる。横綱・大関といえば協会の看板であり、好成績を連続することによってなれる特別な地位である。ほかのスポーツではありえないポジションである。横綱・大関は三賞受賞できない
三賞は相撲人気回復策として発案された。優勝はどうしても限られた力士しかできない。だから三賞は力士にとって励みになった。 昭和22年秋場所からスタートした殊勲・敢闘・技能の三賞は毎場所各一人であった。そ
9月2日、コロナ禍で中断していた稽古総見の公開が久々開催された。薄暗いなかでかけて、できるだけ前のほうに並ぶのを通例としていた。今回も同様だった。ところが全くの徒労に終わった。 <稽古に挑む目> とい
明日のホープ、それは将来の大関・横綱を予見させる逸材である。豊昇龍はそういう存在であったが、なかなか浮上しなかった。関脇時代以下の上位での活躍が少なかった。霧島は、素材はいいが、大関は微妙だと思ってい
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また暑い七月場所がやってくる。昨年は関脇豊昇が優勝して大関昇進を決めた。大関になった豊昇龍は優勝がないまま1年が経過しようとしている。優勝がないだけでなく、優勝争いさえしていない。 おじの朝青龍は大関
五月場所は超スピードでチケットが完売した。わずか半日である。平日チケットさえままならなかった。コンビニでイス席が購入できた方はいた。ただコンビニは席を指定できない。 続く七月場所はどうか。七月場所のチ
6月1日、石浦の引退相撲が行われた。しかし、それは異例の中での実施となった。何が異例かというと出身母体の宮城野部屋ではなく、伊勢ヶ濱部屋付親方としての引退相撲であるからだ。そのいきさつはこれまで触れて
現代は誰が優勝するか予想が立たない時代である。三月場所の尊富士、五月場所の大の里の優勝はまったくの予想外であった。それは絶対的強者が不在であるからだ。逆にいうと、誰が絶対的強者として君臨して混迷の時代
五月場所、翔大夢という四股名の力士が登場した。テレビでは大谷対翔大夢戦が実現するかもととの見方があった。しかし、対戦は永遠に不可能となった。七月場所、嘉陽・生天目の新十両発表の陰で旧宮城野部屋力士の引
五月場所の記録で目立ったのが貴景勝の3場所連続休場である。自身初のケースである。三月場所は8勝したとたん休場した。情報通から8勝したら休場すると聞いていたので驚きはなかった。今回の初日出場後いきなり休
★優勝争いについて 千秋楽を迎え3敗は大の里一人となった。横綱休場のなか大関は存在価値を示せなかった。協会から特別待遇を受けながら責任を果たせない。こんな大関ならいらない。不要である。 <大の里との対
これは予想番付ではなく私製番付である。私製番付は横綱・大関と対戦した力士を考慮している。幕内は横綱・大関と対戦する力士・部分対戦する力士・まったく対戦しない力士に分かれる。 <優勝した大の里> 例えば
2024年五月場所は一人の男に託されることになった。それは新小結大の里である。3敗は彼一人しかいない。4敗は超低レベル過ぎて優勝に値しないことはこれまで何度も触れてきた。100メートル競走でいえば11
混戦模様から3敗は琴櫻と大の里の2人となって14日目を迎えた。それにしても予想以上の混戦で12勝優勝が達成できるか否か微妙な情勢である。絶対的強者不在がもたらした展開である。 最初に大の里対湘南乃海が
各段の成績優秀者がぶつかる13日目。序二段優勝朝東、幕下優勝藤星雲が決定した。序ノ口、三段目は優勝決定戦になる。十両は1敗若隆景、阿武剋、2敗遠藤の争いとなる。 さて幕内はどう動いたか。3敗大の里は6
2敗湘南乃海は阿炎戦と対戦だが、阿炎は優勝圏内ではなかった。だが、阿炎も勝ち越しがかかっている。そういう意味では負けられない者同士である。それは同時に関脇を守ることにつながる。 相撲は、阿炎が突きたて
終盤戦に突入した大相撲。11日目のメインエベントは間違いなく豊昇龍対2敗大の里である。豊昇龍は優勝圏外である。だが、先場所優勝者尊富士の初日からの連勝を11でストップした実績がある。 不安があるとすれ
再出場の高安は連日の大関戦となった。前日は豊昇龍を倒して3勝。3勝しかしていない。上位に休場者続出で高安戦を組まざるを得なかった事情が考えられる。 10日目の対戦相手は2敗大関琴櫻である。相撲は四つの
優勝戦線は混戦模様となってきた。ここまで横綱照ノ富士、大関琴櫻を倒し、さらに1敗対決を勝ち抜いてきた大の里。それが3勝5敗の平戸海に不覚を取るのだから相撲はわからない。もっとも平戸海の出足は素晴らしか
連日満員御礼続くなか伯桜鵬が休場した。9日目からは高安が再出場する。なお、大の里の1敗は高安による敗戦である。 上位1敗同士の対戦が実現した。大の里対大栄翔戦である。大栄翔の1敗は豊昇龍戦によるもので
7日目から霧島と若元春が休場した。幕内はこれで7人が休場中である。1横綱4大関でスタートしたが、たちまち2大関に減少した。関脇小結は半数になった。これでは看板倒れも甚だしい。大相撲は底の浅いものになっ
6日目は大阪から2人、始発の新幹線でいらした。大阪場所で再会して以来だが、東京で一緒の観戦は初めてである。それに相撲Tの会のときの知人が加わり、酒を酌み交わした。大阪からの来客に敬意を表したのか、優勝
1勝3敗と星があがらない霧島。懸命な土俵をみせてはいるが、成績につながらない。角番だけに今は相撲内容より白星優先だろう。 対戦相手は入幕3場所目で小結に駆け上がった大の里である。ホープ中のホープである
照ノ富士、貴景勝が休場し、横綱はいなく、大関は3人となった。いかにも手薄の感は否めない。残った3大関も星のあがらない大関もいる。かろうじて1敗の大関が昔の名前で出ている琴櫻である。 その琴櫻は豪ノ山と
晴れ渡った日、勢引退春日山襲名披露大相撲にとっては快適な開催となった。鶴竜引退相撲同様、はさみをいれる方は正門から、一般のお客さんは南門からの入場になった。勢、伊勢ノ海(元北勝鬨)親方が迎える対象はは
6月3日、雨やまないなか鶴竜の引退断髪披露大相撲が行われた。各地にもたらした大雨は、東海道新幹線を止め 、深夜バスをの到着を大幅に遅らせた。相撲仲間Aは12時に国技館に着いた。相撲仲間Bはそのころ沼津
霧馬山改め霧島が大関に昇進した。同時に次の大関を狙う動きが始まっている。豊昇龍 8勝-10勝-11勝大栄翔 10勝-12勝-10勝若元春 9勝-11勝-10勝 3場所33勝が目安としたら豊昇龍・若元春
十両は千秋楽を迎え、1敗豪ノ山・落合、2敗熱海富士というハイレベルな優勝争いとなった。3力士が好成績というのはなかなかお目にかからない。十両は横綱のようなとびぬけた存在がいるわけではない。だから激しい
9時半前、協会の使者伊勢ノ海(元北勝鬨)と枝川(元蒼樹山)が陸奥(元霧志摩)部屋にはいった。霧馬山は「大関の名を汚さぬよう今まで以上に稽古して頑張ります」と口上を述べた。新大関霧馬山が誕生した。大関は
★大相撲人気について 大阪場所15日間続いた満員御礼は、五月場所も15日間続いた。これは本物の人気である。五月場所のチケットは一挙に売れたのではなく、時間をかけての完売御礼だった。コロナが一段落したこ
2023年七月場所私製番付は、その名の通り予想番付ではない。幕内は横綱・大関との対戦圏内とそうでない2部クラスの二部構成である。これを同一視するのは合理性を欠いている。 そこで一考。番付は関脇以下を編
優勝は14日目照ノ富士に決まった。だが、大相撲に消化試合はない。混迷の時代優勝はほとんど12勝3敗だった。たまに13勝2敗があった程度である。 照ノ富士は14勝1敗のハイレベル優勝を達成できるか。答は
14日目結びの一番。1敗照ノ富士対2敗霧馬山の優勝をかけた大一番を迎えた。霧馬山、これまで照ノ富士に勝ったことはない。逆に見ると霧馬山は照ノ富士に勝つことで壁を超えることになる。同時に成長の証となる。
序ノ口、三段目、幕下の優勝が決まった13日目。幕内の優勝争いは1敗照ノ富士、2敗朝乃山の結びの一番に左右されることになった。これが照ノ富士の休場場所だったら、朝乃山は霧馬山とトップを並走しているところ
12日目は朝乃山の上位初挑戦であった。でも、12日目は遅すぎた。この後いかに取組編成してもあと3番が限界である。 そして上位初挑戦の対戦相手は大栄翔である。優勝争いを優先するなら1敗照ノ富士か2敗霧馬
優勝の行方を決める一番、1敗朝乃対2敗明生戦は幕内前半に組まれた。ここまで朝乃山は横綱・三役はおろか上位戦が一番もない。一方明生は横綱照ノ富士戦のみでほかの上位戦はない。いわば幕内2部クラスの勝利者で
10日目から千代の国、炎鵬、琴勝峰が休場した。この日は関取の休場が6人、引退が2人であるから大変な欠員の日であった。幕内は19番だが、実質18番になった。ただし、休場中の高安は11日目から出場する。こ
休場明けながら日々調子をあげてきた照ノ富士。9日目は好事魔多しとなってしまった。結びの一番は1敗明生との対戦になった。明生は過去横綱照ノ富士に2勝している。新横綱の場所は優勝照ノ富士からの勝利だった。
全勝3人で迎えた8日目。まず幕内下位の朝乃山が北青鵬と対戦した。北青鵬は不利な体勢から粘っての勝ち相撲が気になっていた。どちらかというと受け身の相撲である。これでは朝乃山に通じないと思った。 <朝乃山
場所前様々な視点があった。 ■休場明け照ノ富士は大丈夫か休場明け照ノ富士には不安がつきまとっていた。これは当然のことである。ところが7日目までは全勝。しかも危なげない勝ち方が続いた。7日目は入幕2場所
栃ノ心が引退した。初日から力が入らない相撲が続いていた。ザンバラ時代から栃ノ心を見続けてきただけに思い入れが深い。誰にもいつかその日は来る。栃ノ心にも来てしまった。元大関の終焉であった。36歳、永い間
今日の一番は貴景勝対翔猿戦である。貴景勝は初日苦手阿炎を変則的な攻めで退けた。もう一人の苦手が翔猿である。もっか3連敗中である。 相撲は突き合いになった。翔猿がまわりこんではたく。そこで右四つになった
今日の一番は大関を目指す霧馬山対錦富士である。場所前こう予想した。意外なことに霧馬山対錦富士戦は1度も実現していない。今年の一月場所錦富士は幕内上位だったが、取組はなかった。霧馬山は確実に勝っておきた
今日の一番は何と言っても若元春対正代戦である。入幕2年目対元大関。まさに力のこもった一番になった。 四つ身を争って若元春おっつけ左四つ。正代ふってもろ差し、一気に出る。向こう正面、窮地の若元春が渾身の