1476句目……鯉の口の「ち」■地下道に唸るクーラー称賛す季語……クーラー地下道やメトロのホームで、大型のクーラーが、日夜唸りを上げて頑張って冷しています。…
1476句目……鯉の口の「ち」■地下道に唸るクーラー称賛す季語……クーラー地下道やメトロのホームで、大型のクーラーが、日夜唸りを上げて頑張って冷しています。…
1475句目……雲の峰の「ね」■根無草を呑みて直ぐ出す鯉の口季語……根無草(ねなしぐさ)浮き草のことですね。多きな鯉のが、大きな口で飲んだけど、不味くて直ぐ…
1474句目……好きの「き」■觔斗雲に乗りて突つ切る雲の峰季語……雲の峰(くものみね)もこもこの入道雲、積乱雲を雲の峰と呼びます。觔斗雲(きんとうん)、孫悟…
1473句目……大家族の「く」■草笛の「アメイジング•グレイス」好き季語……草笛(くさぶえ)ずいぶんと前だけど、夕方の公園で、お爺さんが吹いているのを、聴い…
1472句目……夏の午後の「ご」■ごきぶりが飛びてドタバタ大家族季語……ごきぶりこの世で一番の苦手はゴキブリです。まぁ、昆虫全体があまり好きじゃ無い俺です。…
1471句目……ソーダ水の「い」■糸通し直ぐに壊るる夏の午後季語…夏針の穴に糸を通す。すっかり老眼で無理なので、糸通しのお世話になっている俺。だけど、直ぐに…
1470句目……苺かなの「な」■悩み事一つ解決ソーダ水季語……ソーダ水こう言う時のソーダ水は、格別に美味い!!次は、ソーダ水の「い」
1469句目……薫る風の「ぜ」■全部食べ皿まで舐むる苺かな季語……苺(いちご)子供の頃は、苺に牛乳と砂糖をかけて潰して食べたりしてたけど、今は練乳をたっぷり…
1468句目……初鰹の「お」■おならして褒めらる赤子薫る風季語……薫る風(かおるかぜ)夏に吹く心地よい風を、褒め上げた季語です。次は、薫る風の「ぜ」
1467句目……スチュアートの「と」■土佐の酒に合はせる千葉の初鰹季語……初鰹(はつかつお)千葉の勝浦での、水揚げ量は関東で一番です。次は、初鰹の「お」
1466句目……夕涼みの「み」■ミニオンの目元の涼しスチュアート季語……涼し黄色の身体にオーバーオールを着て、水中メガネを掛けた宇宙人ミニオン。打表的な3人…
1465句目……炎天下の「か」■顔似たる犬と飼主夕涼み季語……夕涼みよく似てる犬と飼主って、見掛けるけど、あれ不思議ですね?一緒に暮らして居ると似てくるのか…
1464句目……男の子の「こ」■コカ・コーラそれともペプシ炎天下季語……炎天下(えんてんか)何故か好みの分かれるコーラ。どっちでも良いから、冷えたコーラをガ…
1463句目……孫娘の「め」■メロンパン囓る素足の男の子季語……素足素足、裸、何も着てない丸裸も、夏の季語です。次は、男の子の「こ」
1462句目……飛ばすの「す」■水泳のはじめの一歩孫娘季語……水泳生まれて六ヶ月を過ぎた孫娘が、水泳の体験レッスンに行って来ました。娘が抱っこしたままプール…
1461句目……油照の「り」■隣席に冷し中華のつゆ飛ばす季語……冷し中華勢い良く麺をすすったら、つゆが飛んで隣席の方の腕ぎりぎりに。セーフ!!次は、飛ばすの…
1460句目……シャーベットの「と」■トンネルの入口出口油照季語……油照(あぶらでり)じっとしていても、汗が出てくる天気ですね。トンネルに入って、一休み。次…
1459句目……汗の玉の「ま」■マイナスの心プラスにシャーベット季語……シャーベット暑い夏に、嫌なことがあって落ち込んだ心を癒してくれるのは、冷たいシャーベ…
1458句目……若葉風の「ぜ」■絶壁の頭から首へ汗の玉季語……汗の玉(あせのたま)立板に汗!!次は、汗の玉の「ま」
兼題のページで、高橋将夫さんに選んで貰った「佳作」から。 題は「夜」でした。■春の夜の一駅増ゆるプラレールどこからか花の香りのする春の夜です。たとえ雨降りで…
1457句目……純喫茶の「さ」■逆さまに文字書くをさな若葉風季語……若葉風(わかばかぜ)幼い子供って、逆さまに文字に書いたりしますよね。「鏡文字」ってやつ。…
1456句目……言ふ暑さの「さ」■サイフォンの音の涼しき純喫茶季語……涼し家ではドリップ式に淹れてので、たまにはどこかレトロな喫茶店で、サイフォンで淹れたコ…
1455句目……お馬鹿かなの「な」■何度でも「暑い暑い」と言ふ暑さ季語……暑さ「暑さ」は季語だけど、「暑い」は季語にならない……ん……分からないけど、たぶん…
1454句目……夕涼みの「み」■みつ豆にあんこ追加す御馬鹿かな季語……みつ豆やっぱり、あんみつですね。あっ、アイスクリームも追加ですね!!別々に頼むと高くつ…
1453句目……蠅は蠅の「え」■エンジェルの如き心根夕涼み季語……夕涼み(ゆうすずみ)暑さの和らぐ夕方です。俳句のルールとしては、明確では無いようですが、夕…
1452句目……昼寝覚の「め」■メタリックの輝きなれど蠅は蠅季語……蠅(はえ)たまに居ますよね、ピカピカのメタリックブルーの蠅。ちょっと、カッコいいとか思う…
1451句目……夏日かなの「な」■何時何分何秒や昼寝覚季語……昼寝覚(ひるねざめ)昼寝から目覚めると。あれ?今何時?えっ、そんなに寝ちゃたんだ!次は、昼寝覚…
1450句目……青空にの「に」■忍法「汗ドバドバの術」夏日かな季語……夏日(なつび)まだ五月だというのに、連日の夏日。汗ドバドバです。因みに、「汗」も夏の季…
1449句目……夏の空の「ら」■雷神の太鼓破れて青空に季語……雷神(らいじん)物凄い雷は、雷神様の叩く太鼓が破れたら終了です。次は、青空にの「に」
1448句目……汗拭ひの「ひ」■飛行船旋回したる夏の空季語……夏の空日差しの眩しい夏の空を、旋回する飛行船。次は、夏の空の「ら」
1447句目……蝉時雨の「れ」■練習と稽古は違ふ汗拭ひ季語……汗拭ひ(あせぬぐひ)汗を拭くことと、汗を拭うハンカチや手拭いなどの物も差します。さて、練習とは…
1446句目……冷し酒の「け」■ケイタイの着信音は蝉時雨季語……蝉時雨(せみしぐれ)沢山の蝉が一斉に鳴いているのを、雨にたとえた季語です。次は、蝉時雨の「れ…
1445句目……見て涼しの「し」■塩豆を三粒パリポリ冷し酒季語……冷し酒塩豆は、2粒だと物足りない。4粒だと塩辛いので、3粒がベストです。3粒づづ食べて、そ…
1444句目……五月来るの「る」■ルパシカの男のダンス見て涼し季語……涼し「ルパシカ」とはロシアの民族衣装。ゆったりした詰襟で、袖口と襟に刺繍があって、腰を…
1443句目……初夏の風の「ぜ」■税込の米の値段や五月来る季語……五月来るどんどん高くなる米の値段。米ばかりではなく、あらゆるものの価格が上がるなか、野菜は…
1442句目……バナナの香の「か」■かまきりの子らのざわつく初夏の風季語……初夏の風ベランダの植木鉢に挿していた、カマキリの卵からうじゃうじゃと、赤ちゃんが…
1441句目……夏の蝶の「う」■後ろから「だ〜れだ」母のバナナの香季語……バナナ目隠しの手から、甘いバナナの香り…次は、バナナの香の「か」
1440句目……薄暑の「しょ」■焼香の列を縫ひゆく夏の蝶季語……夏の蝶(なつのちょう)亡くなった方の魂が蝶の形になって、現れたのか。次は、夏の蝶の「う」
1439句目……昼の酒の「け」■喧嘩して直ぐ仲直りする薄暑季語……薄暑(はくしょ)初夏の頃に少し感じる暑さです。次は、薄暑の「しょ」
1438句目……冷奴の「こ」■鯉のぼり褒める縁側昼の酒季語……鯉のぼりお隣の鯉のぼりです。次は、昼の酒の「け」
1437句目……撃つの「つ」■つき出しのほんの一口冷奴季語……冷奴(ひややっこ)つき出しは、サービスの居酒屋。結局もっと食べなくなって、一丁分の冷奴を頼んで…
1436句目……夏隣の「り」■立夏かな禿げし頭を日差し撃つ季語……立夏(りっか)俺のハゲ頭に、容赦無い日差しは夏です。五月五日は立夏です。いよいよ、夏のはじ…
1435句目……老婆かなの「な」■仲見世に帽子屋一つ夏隣季語……夏隣(なつどなり)浅草寺の仲見世通りに、一軒だけ「松崎屋」という、帽子屋さんがあります。夏の…
1434句目……花時計の「い」■犬ふぐり踏む子を叱る老婆かな季語……犬ふぐり小さくて可愛い青い花です。実が、犬の陰嚢に似ているからの名前だとか。じっさい見た…
1433句目……わらび餅の「ち」■チューリップだけの文字盤花時計季語……チューリップ12、3、6、9のところは、赤色のチューリップ。後は色とりどりに散りばめ…
1432句目……春の昼の「る」■留守番のテレビとお茶とわらび餅季語……わらび餅わらびの根からとったでんぷんを使った餅菓子。近頃は、芋のでんぷんを使ったものも…
1431句目……シャッター街の「い」■イタメシは炒めるご飯春の昼季語……春の昼我が家のイタメシは、イタリア料理では無くて、炒める飯。焼飯、チャーハンのこと。…
1430句目……木の芽風の「ぜ」■薇の煮物の匂ふシャッター街季語……薇(ぜんまい)シャッター街の奥に残る、小さな惣菜屋さん。そこのおばちゃんが炊く煮物は、旨…
兼題のページで、高橋将夫さんに選んで貰った「佳作」から。 題は「風」でした。■お喋りと小言変はらぬ風邪の妻これ、本気と書いてまじ!!そして雑詠のページに、三…
1429句目……蝶二頭「う」■生まれたての赤子の如し木の芽風季語……木の芽風(このめかぜ)春になって、木々が芽吹く頃に吹く風です。次は、木の芽風の「ぜ」
1428句目……握り飯の「し」■シナモンの香るガーデン蝶二頭季語……蝶(ちょう)春の花が咲く庭園にある小さな喫茶店、そこから微かに香るシナモン。恋する蝶2頭…
1427句目……霞草の「う」■牛がモー蛙ケロケロ握り飯季語……蛙(かえる)コンビニで買った、おにぎりを頬張る河川敷です。次は、握り飯の「し」
1426句目……春惜しむの「む」■「無料」とふ魅惑の罠や霞草季語……霞草(かすみそう)霞草にはサポニンと云う成分があって、人間やペットに有害だとか。次は、霞…
1425句目……乙女の「め」■メドレーの春の歌々春惜しむ季語……春惜しむ(はるおしむ)もうすぐ夏が来ます。次は、春惜しむの「む」
1424句目……夏隣の「り」■リラ冷えの街に溜息つく乙女季語……リラ冷え北海道で有名な花、ライラックです。リラはフランス語、バラ、ジャスミン、スズランと並ぶ…
1423句目……春の夢の「め」■メニューからグラタン消ゆる夏隣季語……夏隣冷やし中華が食べたくなる今日この頃。次は、夏隣の「り」
1422句目……夏隣の「り」■理科室のガイコツぼやく春の夢季語……春の夢春の夢は、儚いもの。次は、春の夢の「め」
1421句目……逢魔が時の「き」■期切れなるジャムパン囓る夏隣季語……夏隣賞味期限が一日くらい過ぎても、食べちゃいます。真夏なら食べないけど、まだ春だから。…
1420句目……春の朝の「さ」■桜散る路地の静けさ逢魔が時季語……桜散る逢魔が時(おうまがどき)とは、夕闇が迫る暮れ六つ、18時頃……悪魔や妖魔と出会う時間…
1417句目……一年生の「い」■息するを忘れ慌てる花吹雪季語……花吹雪いよいよ関東では、桜が散り始めました。ひとたび強い風が吹くと、正しく花吹雪です。次は、…
1416句目……一年生の「い」■一年生どこから見ても一年生季語……一年生何処から見ても、誰が見ても、一年生と分かる。緊張でがちがち、なのにピカピカ一年生。次…
1415句目……春まつりの「り」■リアルより理想求める一年生季語……一年生だんだん現実が見えて来て、がっかりなんてことも……次は、一年生の「い」
1414句目……花吹雪の「き」■狐こん狸ぽんぽこ春まつり季語……春まつり春に行われるお祭りです。基本として、秋のみのりを祈願して、邪気を払うものだとか。狐も…
1413句目……さくらさくらの「ら」■来週の土日おそらく花吹雪季語……花吹雪(はなふぶき)桜の花びらが思い切り散る頃が、一番好きな俺です。ま、淋しいけど………
1412句目……四月馬鹿の「か」■閑閑に生きるが望みさくらさくら季語……さくら閑閑(かんかん)とは、心静かに落ち着いていること。次は、さくらさくらの「ら」
1411句目……花見の「み」■見え見えの嘘に驚く四月馬鹿季語……四月馬鹿あ〜もう、6日じゃん!すっかり嘘をつくの忘れてました。次は、四月馬鹿の「か」
1410句目……飛花落花の「か」■回文の「見事な花とゴミ」花見季語……花見回文とは、頭から読んでも、お尻から読んでも、「みごとなはなとごみ」同じに読めるのを…
第26回NHK全国俳句大会の入選作品集が届きました。二句あります。先ずは……■匙二本添へて供へる熟柿かな季語……熟柿(じゅくし)熟して甘くて、とろとろの柿の…
1409句目……泣く幼の「な」■泣きながら頷く別れ飛花落花季語……飛花落花(ひからっか)風に吹かれて、飛び散りながら落ちる桜の花びらの様子を、飛花落花と…
1408句目……風車の「ま」■満開の桜の下に泣く幼季語……桜花見へ行った時のこと……5歳くらいの女の子が、桜の花の下で泣いてます。迷子かな?あっ、お母さんが…
1407句目……四月馬鹿の「か」■風吹きて完売したる風車季語……風車(かざぐるま)風のある日の方が、良く売れる風車です。次は、風車の「ま」
1406句目……春の夢の「め」■明太の白飯五杯四月馬鹿季語……四月馬鹿若い頃は、一腹の辛子明太子有れば、白飯を5杯行けた俺。今は2杯が限度かも。次は、四月馬…
1405句目……菠薐草の「う」■うたた寝に垂らすよだれや春の夢季語……春の夢目覚めて、慌てて口を拭う俺です。次は、春の夢の「め」
1404句目……春の風の「ぜ」■前腕の太きポパイや菠薐草季語……菠薐草(ほうれんそう)水兵のポパイが菠薐草の缶詰を食べて、筋肉もりもりになって、宿敵ブルート…
1403句目……始めだけの「け」■剣玉の犬の散歩や春の風季語……春の風玉を犬にたとえ、玉を下に転がします。そして、一気に紐を引き上げて、剣先に挿す技。次は、…
1402句目……春暑しの「し」■新社員に優しくするは始めだけ季語……新社員何日か経てば、厳しい上司や先輩です。でも、ここでもう一句!■厳しさに直ぐに逃げ出す…
1401句目……草団子の「ご」■ごくごくと飲める牛乳春暑し季語……春暑し晩春の夏を思わせるほど、気温が上がることを云います。次は、春暑しの「し」
兼題のページで、高橋将夫さんに選んで貰った佳作から。 題は「流」でした。■流暢に話す英語や雪女雪女は日本独自妖怪だけど、これからは世界へ。雑詠のページで、加…
1400句目……花の雲の「も」■桃太郎好きな和菓子は草団子季語……草団子(くさだんご)お婆さんが鬼退治に持たせたのは、黍団子(きびだんご)でした。黍は秋の季…
1399句目……ゴミ捨て場の「ば」■抜群のロケーションなり花の雲季語……花の雲(はなのくも)満開の桜の花を、雲にたとえた言葉です。すみません、当たり前の一句…
1398句目……笑ふ馬鹿の「か」■烏鳴く黄砂の積もるゴミ捨て場季語……黄砂(こうさ)中国やモンゴルの大地から強風に巻き上げられた砂塵が風に運ばれ、日本にやっ…
1397句目……卒業子の「し」■四月馬鹿「ばか」と言はれて笑ふ馬鹿季語……四月馬鹿四月馬鹿、害の無い嘘を言っても許される日。あまり言う人も居なくなりましたね…
1396句目……姿無しの「し」■式終へて敬礼したる卒業子季語……卒業子(そつぎようし)背筋をピンと伸ばして敬礼!!次は、卒業子の「し」
1395句目……花粉症の「う」■鶯の声のすれども姿無し季語……鶯(うぐいす)『ホーホケキョ』の声は聞くけど、実際に見掛けない鳥ですね。間違えてメジロを鶯だと…
1394句目……花の雨の「め」■めちやくちやにあちこち痒き花粉症季語……花粉症目も鼻も耳も喉も指も頭も背中も腕も足も、あちこち痒い俺です。次は、花粉症の「う…
1393句目……花巡りの「り」■リモコンの電池切れたる花の雨季語……花の雨突然に電池の切れるリモコン。外は雨だし、買いにゆくのは面倒……こんな時は、中に入っ…
1392句目……一年生の「い」■急がずにゆるりゆるりと花巡り季語……花巡り(はなめぐり)何処へ行っても、ぱっと見て直ぐ帰る、せっかちの俺。今年の桜は、ゆっく…
1391句目……春の星の「し」■新品の心と身体一年生季語……一年生新しい生活のはじまり!!次は、一年生の「い」
1390句目……和風スパの「パ」■パーティーを抜け出す二人春の星季語……春の星暖かく潤む様に見える春の星空の眺める二人。次は、の春の星「し」
1389句目……東北忌の「き」■刻み海苔たつぷり掛くる和風スパ季語……海苔(のり)これは、俳句では無くて報告でした。海苔を掛けると、何でもかんでも和風になり…
1388句目……花疲れの「れ」■礼拝の長き老婆よ東北忌季語……東北忌(とうほくき)昨日、2011の3月11日に起きた東日本大震災の日でした。次は、東北忌の「…
1387句目……春悲しの「し」■私鉄からバスに乗り継ぐ花疲れ季語……花疲れ花見の場所へ行くだけで疲れる俺です。次は、の花疲れの「れ」
1386句目……花曇の「り」■りつしんべんの漢字は妬み春悲し季語……春悲し春の何となく物悲しく、憂鬱な気持ちです。「忄」りっしんべんは、心を動きを表します。…
1385句目……冴返るの「る」■留守電に妻の小言や花曇季語……花曇(はなぐもり)桜の咲く頃の明るい曇り空です。次は、花曇りの「り」
1384句目……花見酒の「け」■警察を名乗る詐欺師や冴返る季語……冴返る(さえかえる)警察を名乗る詐欺電話や闇バイトの強盗、詐欺メール……とにかく、何でも先…
1383句目……春愁ふの「ふ」■二日酔ひ癒へしその夜の花見酒季語……花見酒(はなみざけ)俳句で花と言ったら、桜の花を差します。次は、花見酒の「け」
1382句目……目刺焼くの「く」■薬指は紅差し指よ春愁ふ季語……春愁ふ(はるうれふ)春になってからの、何となく憂鬱で物悲しい気持ちです。ふと、何でこの指を薬…
1381句目……冴返るの「る」■ルシファーの如き渋面目刺焼く季語……目刺(めざし)ルシファーは、悪魔サタンの別名。渋面(じゅうめん)とは、苦々しい顔。不愉快…
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1137句目……髪洗ふの【ふ】■蓋を先ず舐むる癖ありアイスクリーム季語……アイスクリームお行儀が悪いけど、ついついカップアイスの裏を舐めてしまう俺です。次は…
1136句目……梅雨籠の【り】■リンスinシャンプーちよつぴり髪洗ふ季語……髪洗ふ(かみあらふ)俺の髪は、少なくて短いので、ほんのチョッピリしかシャンプー…
1135句目……舐めてみよの【よ】■羊羹の一本食ひぞ梅雨籠季語……梅雨籠(つゆごもり)毎日毎日、雨が続く梅雨。心もどんよりと落ち込む……そんな時は、ようかん…
1134句目……アヒルガアの【あ】■水馬は甘ひか辛ひか舐めてみよ季語……水馬(あめんぼ)小川や池や沼の水面をすいすい走る、あめんぼです。水の馬と書いて、あめ…
1133句目……水中花の【か】■カラスカアガマハノソノソアヒルガア季語……ガマ蝦蟇(がま)、ひきがえるですね。 うるさいカラスとアヒル、静かなひきがえるの対…
1132句目……水鉄砲の【う】■占ひのラッキーアイテム水中花季語……水中花(すいちゅうか)朝の星占いを見ていると、理由の分からないラッキーカラーとか、ラッキ…
1131句目……生ビールの【る】■ルール無き撃ち合ひ激し水鉄砲季語……水鉄砲(みずてっぽう)撃っても、撃たれても、水ですから。次は、水鉄砲の【う】
1130句目……アロハの【は】■ハムカツは薄きほど良し生ビール季語……生ビール近頃のハムカツは、厚さを売りにしているのか?居酒屋などで出す奴は、ハムが1.5…
1129句目……冷豆腐の【ふ】■古着屋の店主のビンテージアロハ季語……アロハ古着屋の店主の着こなすアロハシャツは、年代物らしい。次は、アロハの【は】
1128句目……夏の曇の【も】■木綿派と絹派のふたり冷豆腐季語……冷豆腐(ひやどうふ)冷奴のこと。妻は絹ごし豆腐、俺は木綿豆腐が好きです。次は、冷豆腐の【ふ…
1127句目……なすび漬の【け】■蹴り上げるサッカーボール夏の曇季語……夏の曇(なつのくも)よく晴れた青空と白い曇。気持ちの良い空へ、蹴り上げるサッカーボー…
1126句目……伯父と叔父の【じ】■自家製が美味いは妄想なすび漬季語……なすび漬「お客さん、うちの茄子漬は旨いよ! うちのカミサンが育てた茄子を、代々受け継…
1125句目……駄菓子売の【り】■緑陰にこそこそしたる伯父と叔父季語……緑陰(りょくいん)夏の緑溢れる木陰で、何やら良く無い相談。次は、伯父と叔父の【じ】
1124句目……青葉風の【ぜ】■ゼラニュームに隠るる引き戸駄菓子売季語……ゼラニューム今は品種改良され、形も色もいろいろありますが、昭和時代は赤色ばかりでし…
1123句目……夏の朝の【さ】■三叉路の出会ひと別れ青葉風季語……青葉風(あおばかぜ)気持ちの良い風が吹く、三叉路。次は、青葉風の【ぜ】
1122句目……夏休の【み】■水一杯飲み干し始じむ夏の朝季語……夏の朝朝起きて、先ずは水を飲む。次は、夏の朝の【さ】
1121句目……梅雨の朝の【さ】■三人の秘密の基地や夏休季語……夏休(なつやすみ)小学生の頃、友達3人で決めた秘密の基地がありました。まあ……基地と言っても…
1120句目……しとしと雨の【め】■目玉焼の黄身は半熟梅雨の朝季語……梅雨(つゆ)好物のとろとろの黄身。それでも、テンションの上がらない、梅雨の朝。次は、梅…
1119句目……する味見の【み】■みみず這ふ止みてまた降るしとしと雨季語……みみず人は、はっきりしない雨を嫌いますが、みみずや蛙や蝸牛(かたつむり)は、しと…
雑詠のページに、二句ありました。まずは、角川春樹さんに選んで貰った佳作です。■乗り継ぎのバス待つ家族雪もよひ旅行と言うよりも、故郷に帰る様な荷物と服装をした…