1092句目……冴返るの【る】■瑠璃唐草の陰に蔓出す豆の花季語……豆の花瑠璃唐草花のネモフィラのこと。ネモフィラの空色の影に、こっそりと赤い花が咲いていまし…
新学期の『き』●機械化とAI進化春の空季語/春の空なんとなく霞んで見える春の空。良いのか悪いのか?AIが市役所で活用されていたり、企業が取り入れ始めている。…
■作り笑いと作り泣きちっとも可笑しく無いのに、全然悲しく無いのに、そんなふりをしなくてはならない。それが生きると言う事です。……違うか?江戸いろはカルタの『…
先ずは兼題のページで、高橋将夫さんに選んで貰った佳作です。題は『勝』でした。■身勝手を笑ひて許す日向ぼこ大概の事は許してしまうぼど、気持ち良い日向ぼこ。あと…
■ソースカツ丼よりカツ丼が好き甘辛のタレが染み込んだ玉ねぎと豚カツを卵で綴じた、あのカツ丼を注文したのに、なぜかソースカツ丼が届いてしまい、悩ましいかぎり…
春惜しむの『む』■無茶苦茶に混みたる車内新学期季語/新学期新学期が始まり、新高校生、新大学生で、通勤のバスも電車も混み合います。次は、新学期の『き』
■冷食のこってりラーメン深夜2時真夜中に小腹を満たす、こってりラーメン。イケないことをしている背徳感があります。良い子は、絶対に真似をしないで下さい。江戸カ…
山遊びの『び』■ビー玉に映る景色や春惜しむ季語/春惜しむビー玉が凸レンズになって、逆さまに映り込む景色を眺めるのが好きです。次は、春惜しむの『む』
■辰年生れの河馬(たつどしうまれのかば)野生動物の中で、一番強いのはライオンでは無く、カバと言われています。特に辰年生まれのカバは、最強なんだとか……知らん…
春暑しの『し』■しつかりと縛る靴紐山遊び季語/山遊び歳のせいか、近頃何も無くても躓くので、スニーカーの紐は遊びじやなくても、ぎゅうっと縛っている俺です。類想…
■ようかんの踊り食い他に誰も居ない部屋で、ようかんを一本丸ごと、踊りながら食べる。最上級の至福の時です。似た言葉に、『ホールケーキの顔食い』なんてのもありま…
霾ぐもりの『り』■理屈屋の友は壮健春暑し季語/春暑し若い時から、ずっと理屈っぽい友がいます。次は、春暑しの『し』
■勝手に来た犬借りて来た猫みたいな人と、勝手に入って来て、一人で盛り上がっている犬みたいな人っていますよね。江戸カルタの『か』●癩の瘡うらみなんじゃコリャ?…
月おぼろの『ろ』■ロボットが運ぶ料理や霾ぐもり季語/霾ぐもり(よなぐもり)霾(よな)とは、モンゴルや中国から吹いてくる黄砂のこと。しかし、近頃のかファミレス…
■我は宇宙人だ俺も宇宙人だこの俺も、銀河系の地球という星の宇宙人です。みんなみんな宇宙人です!江戸カルタの『わ』●破れ鍋に綴じ蓋破れた鍋を縫い合わせるよに、…
うららけしの『し』■終電に揺られてあくび月おぼろ季語/月おぼろ終電の窓からぼんやりと春の月。次は、月はおぼろの『ろ』
■鴛鴦の蹴り合う水の中水鳥の鴛鴦(おしどり)、おしどり夫婦の鴛鴦です。見えない水面下では、蹴り合いの喧嘩をしているらしい。夫婦なんて、仲が良さそうに見えても…
歌舞伎町の『う』■浮世絵の美人不美人うららけし季語/うららけし浮世絵の美人画は美人もいれば、そうでもない美人もいますね。まぁ……美人の定義って何ぞやですが…
■類といえば吉田類 『吉田類の居酒屋放浪記』、大好きな番組です。吉田さんは、俳句もやる方なので、いつかお会いしたい。江戸カルタの『る』●瑠璃も玻璃も照らせば…
花の冷えの『え』■映画館出でて春一の歌舞伎町季語/春一春一とは、立春を過ぎて初めて吹く強い南風、春一番のことです。新宿歌舞伎町に、国内最大級のホテル•エンタ…
■ぬりかべにPele妖怪のぬりかべに、落書きが?木梨憲武が書いたのかは、定かではありません。似たことわざに、こんなのもあります。●ぬりかべにバンクシーさて、…
光る風の『ぜ』■贅肉だらけの体や花の冷え季語/花の冷え太った人は、暑がりで寒がりです。暑さも寒さも皮膚で感じるので、太っていると体内の熱が皮膚に伝わるのが遅…
■理屈屋が帰った後のため息理屈ぽい奴が先に帰って、皆が深いため息をついた事があります。江戸カルタの『り』●律義者の子沢山律義者(りちぎもの)とは真面を目な人…
花見酒の『け』■健康のためのジョギング光る風季語/光る風とても気持ちが良いけど……何を始めても、三日坊主の俺です。次は、の『る』
■父も叔父も兄もハゲもちろん、俺もハゲ!遺伝子って奴は、全く……トホホ江戸カルタの『ち』●塵も積もれば山となるこれは、「チリツモ」なんて、略して使われるほど…
入園式の『き』■気心の知れたる仲間花見酒季語/花見酒東京は、もうそろそろ染井吉野桜は終りです。次は、の花見酒の『け』
■遠くのスーパーより近くのよろず屋よろず屋とは、日用品から食品まで売る小さな店。今でいうコンビニですね。値段よりも利便性ですね。江戸カルタの『と』●年寄り冷…
花の冷えの『え』■園長のしわくちや笑顔入園式季語/入園式園長先生のお話を子供たちは、誰一人聞いて無くて、ざわざわうろうろ。次は、入園式の『き』
■部屋で投げ縄「ちょっと、お父さん。何してるの?」「ゴキブリを捕まえるだよ」「その気無いでしょ?」江戸カルタの『へ』●屁をひって尻窄める失敗をしてから、慌て…
花盛りの「り」■リンスなど無用の頭花の冷え季語/花の冷え桜の咲く頃に、急に冷え込むこと。髪の毛の少ない俺は、頭から冷えを感じるわけです。次は、花の冷えの「え…
■ほうれい線に色気ほうれい線に、色気を感じる事がしばしばある俺。江戸カルタの『ほ』●骨折り損のくたびれ儲け京都カルタの『ほ』●仏の顔も三度大阪•名古屋カルタ…
二人かなの『な』■悩みごと忘れ何処へ花盛り季語/花盛り天気は今一つだけど、やっぱり桜って奴は良いですね。次は、花の盛りの『り』
■肉肉しい子が幅取る2人分くらい幅を取ります。さて、本物はどうかな?江戸カルタの『に』●憎まれっ子世にはばる憎まれっ子の方が世間に出た時に、幅を聞かせる。京…
春寒しの『し』■しんみりと桜の下の二人かな季語/桜「しんみり」を広辞苑で調べると、落ち着いて心静かなさまがはじめに、そして二つ目に気持ちが沈んで陰気なさまと…
■裸よりコスプレ裸の女性よりも、コスプレをしている女性に興奮したりなんかするでしょ?さてさて本物の方は?江戸と大阪•名古屋カルタは、おんなじ『は』です。●花…
先ずは兼題のページで、高橋将夫さんに選んで貰った佳作です。題は『好』でした。■好き嫌ひ言はせぬ母や蕪汁癖のあるので、蕪の味噌汁はあまり好きじゃありませんが、…
■ロン毛の薄毛もう、そんなになのに、伸ばしている方居るでしょ。因みに俺は、五分刈の薄毛です。さてさて、本物の方はどんなだろ?江戸カルタの『ろ』●論より証拠京都…
春炬燵の『つ』■つる足を伸ばす涙や春寒し季語/春寒し暖かくなって来て、靴下を履かないでいると、「ビキッ」とふくらはぎがつって、痛くて泣きながら伸ばしている俺…
本日から、俺の『いろはカルタ』を作ります。 初回は『い』ですね。■犬も歩けば鳩も歩く鳩を駅や公園で見かけて、追いかけると、直ぐに飛び立たず歩いて逃げます。人…
山笑ふの『ふ』■ふる里の宅配ひらく春炬燵季語/春炬燵俺は東京生まれだから、ふる里は無いけど、妻は鹿児島生まれ。母ちゃんも父ちゃんも元気で、色々と送ってくれま…
球の春の『る』■ルールなど知らず応援山笑ふ季語/山笑ふ野球もサッカーもラクビーも、テニスもバレーボールも、ほとんどルールを知らないのに、日本を応援しちゃう俺…
卒業生の『い』■イタリアに圧勝したる球の春季語/春侍Japan、いよいよ準決勝!次は、球の春の『る』
花の席の『き』■君が代を歌ふか否か卒業生季語/卒業生卒業式に君が代を歌う学校、歌わない学校。君が代を歌う先生、歌わない先生。君が代を歌う生徒、歌わない生徒。…
一年生の『い』■インスタント味噌汁持参花の席季語/花の席紙コップで啜る味噌汁も、なかなかおつです。次は、花の席の『き』
初桜の『ら』■ランドセル色とりどりに一年生季語/一年生俺の子供頃は、男の子は黒。女の子は赤って決まっていたけど、近頃はカラフルなこと。次は、一年生の『い』
春の夢の『め』■面接の後の息抜き初桜季語/初桜いよいよ、桜の季節!次は、初桜の『ら』
昼うららの『ら』■駱駝の背に揺られ居眠る春の夢季語/春の夢ラクダに乗るって、想像だと、のんびりゆっくりだけど、本当はかなり揺れて居眠るなんてとんでも無いらし…
四月馬鹿の『か』■カピバラのスンとお澄まし昼うらら季語/うららカピバラは最大の齧歯類、でっかいネズミです。飯を食っていても、温泉に入っていても、いつ見ても、…
春日和の『り』■リゾットはイタリアの粥四月馬鹿季語/四月馬鹿リゾットはイタリア語。リーゾ•オッティモの略語だとか、日本語で、『最高の米料理』という意味になる…
春の月の『き』■キリンよりゾウよりパンダ春日和季語/春日和シャンシャンが中国へ帰ってしまい、上野動物園のパンダは、リーリー、シンシン、シャオシャオ、レイレイ…
祖父と父の『ち』■地球とふ小さな星や春の月季語/春の月地球という小さな星を、優しく照らす春の月。そう言えば、『松本人志の酒のつまみになる話』に、元宇宙飛行士…
春愁の『い』■いかのぼり子供に帰る祖父と父季語/いかのぼり凧のこと。昔は形が烏賊に似ているので、いかと呼ばれていて、江戸時代に庶民の間で大流行したとか。そこ…
余寒かなの『な』■ナタデココブームは何処へ春愁季語/春愁(はるうれい)1993年に、日本で大流行したナタデココ。ココナッツミルクをナタ菌です発酵させた、フィ…
うららけしの『し』■汁ものをまだまだ欲しき余寒かな季語/余寒春になって、日に日に暖かくなって来たけど、まだまだ味噌汁やスープが飲みたい俺です。次は、余寒かな…
春疾風の『て』■鉄橋のベンキ塗り立てうららけし季語/うららけし所々剥げて錆びていた鉄橋が、綺麗に塗り替えられました。次は、うららけしの『し』
花便りの『り』■離婚した知人の話春疾風季語/春疾風春の嵐、春になって強く吹く南風です。知り合いの女性が三十数年連れ添った男性と離婚しました。男性の仕事は、指…
入れなさいの『い』■いらいらを鎮むる薬花便り季語/花便り桜の花が咲きましたよ!なんて聞くと、何だか嬉しくなって、イライラがすーと無くなります。次は、花便りの…
しやぼん玉の『ま』■○○に春の言葉を入れなさい季語/春問題です。〇〇○や月は東に日は西に与謝蕪村の有名な一句ですね。さて、どんな春の言葉が入るでしょうか?ヒ…
余寒かなの『な』■斜めからものを見る癖しやぼん玉季語/しやぼん玉弾けて消える前に、しゃぼん玉を上から下から斜めから見て観察して俳句にしたい。まぁ、しゃぼん玉…
名所かなの『な』■何回もトイレに起きる余寒かな季語/余寒かな余寒と春寒の違いって何だろう?春寒は春なのに寒い感じで、余寒は寒が明けたのに、まだ寒さが残ってい…
春暖炉の『ろ』■路線図で巡る桜の名所かな季語/桜路線図を広げて、ここの桜見事なんだよね〜とか、改札の前にどっかと大きな桜があるだよ!とか、あっここ、ねえ今度…
足を組むの『む』■ムーミンのパパは物書き春暖炉季語/春暖炉ムーミンパパは、若い時は冒険家で、その経験をもとに小説を書いているとか。春の暖炉の前で、のんびりロ…
雑詠のページに、『佳作』が二句載りました。まずは、能村研三さんに選んで貰った句。■爽やかに握手して来る好敵手勝手に俺はライバルと思っていても、相手は何とも思…
春コートの『と』■年上の前で腕組む足を組む季語/無季年上の方の前で、腕や足を組みなさんな!若い頃に、さんざん言われたもんですが、近頃の若者は全く関係無いらし…
春寒しの『し』■仕付け糸取らず着ている春コート季語/春コート薄手のコートを着た女性が増えてきたこの頃。後ろにの切れ目、ベントと呼ばれている部分の仕付け糸を切…
春の星の『し』■しんねりと小言言ふ妻春寒し季語/春寒し『しんねり』とは、ねちねちしつこいことです。次は、春寒しの『し』あーあ、また『し』じゃん。
冴返るの『る』■ルシファーはラテン語なりし春の星季語/春の星ルシファーとは、ラテン語の明け明星、明方と夕方に見える金星です。別名に太白星(たはくせい)とも、…
うららけしの『し』■しめに食ふワンタン麺や冴返る季語/冴返る飲んだ後に、ラーメンが食べたくなるのは何故だろう……?ラーメンのスープには、アルコールを分解する…
竹の秋の『き』■キリンの背見上げ溜息うららけし季語/うららけしキリンのオスの成体の背丈は、5メートルから6メートルもあります。次は、うららけしの『し』
直す朝の『さ』■さらさらと流るる川と竹の秋季語/竹の秋『竹の秋』は、春の季語。春の竹の葉は、地下で繋がっている筍に栄養を取られて、茶色く枯れていきます。そし…
日の永しの『し』■春眠や寝癖の髪直す朝季語/春眠よく眠れるは良いけど、寝癖がひどい俺の少ない髪。次は、直す朝の『さ』
春日和の『り』■リビングう?いいえ茶の間よ日の永し季語/日の永しうちは、リビングと言うよりも、茶の間だし。キッチンと言うよりも、台所。バストイレと言うよりも…
寒戻りの『り』■流木に坐りて一句春日和季語/春日和なんて本当は、流木に腰掛けて、ただ唸る俺です次は、春日和の『り』また『り』じゃん。
春動くの『く』■繰り返し怖き夢見る寒戻り季語/寒戻り怖い夢は、逆に良い事の前兆だと思って調べると、ストレスが原因らしい……ううっ寒。次は、寒戻りの『り』
花粉症の『う』■牛はモウ羊はメエ春動く季語/春動く少しづつ春めいて来ましたね。次は、春動くの『く』
春淋しの『し』■白熊がクシュンとしたる花粉症季語/花粉症今年は、たくさん飛んでいる杉花粉。次は、花粉症の『う』
斑雪の『き』■傷口を広げる野次や春淋し季語/春淋しそんなつもりは無くて言った言葉が、人を傷付ける事があります。だけど、あまり気にすると喋れ無くなります。次は…
うららけしの『し』■白色は白き汚れか斑雪季語/斑雪(まだらゆき)まだらに積もった雪のこと。雪は冬の季語ですが、2月はまだ寒くて、雪もよく降ります。次は、斑雪…
寄居虫はの『は』 ■腹いつぱい食べて転寝うららけし季語/うららけしうららけしとは、麗らかでのどかな様子。お腹いっぱい食べて、うたた寝する。春の幸せです。次は…
春浅しの『し』■知つているだけど読めない寄居虫は季語/寄居虫さてさて、読めますか?読めませんよね。正解は、やどかり!俳句をやる人は、知っていると思うけど。次…
春の闇の『み』■水仕事まだまだ辛き春浅し季語/春浅し暦上では春だけど、体感はまだまだ冬。ふと思ったんですが、水商売をしてる方の仕事は、水仕事?次は、春浅しの…
春寒しの『し』■仕掛人「豊川悦司」春の闇季語/春の闇月の無い春の夜を春の闇と云います。さて、池波正太郎の仕掛人藤枝梅安を、豊川悦司が演じて居る話題の時代劇映…
春来るの『る』■留守電の間違ひ電話春寒し季語/春寒し数年前の話ですが、携帯の留守電に、知らないスナックのママらしき女性の声で、貯まったツケををの支払い催促の…
お袋かの『か』■烏かあ雀ちゆんちゆん春来る季語/春来る本日2月4日は立春です。次は、春来るの『る』
置炬燵の『つ』■ついて来る蝶は親父かお袋か季語/蝶ひらひらと寄って来て付いて来る蝶。ふと、そんなことを思う俺です。次は、お袋かの『か』
バレンタインの日の『ひ』■昼酒に酔ひて肩まで置炬燵季語/炬燵酔わなくても、肩まで入る俺。次は、置炬燵の『つ』
「春よ、来い」の『い』■板チョコの値上がり必至バレンタインの日季語/バレンタインの日何でも可でも、値上がりしてます!次は、バレンタインの日の『ひ』
冬深むの『む』■無意識に歌ふ鼻唄「春よ、来い」季語/春松任谷由実の名曲「春よ、来い」を歌う俺です。立春は、2月4日の土曜日です。次は、「春よ、来い」の『い』
春恋しの『し』■焼売に多めの辛子冬深む季語/冬深む若い頃、中華料理でホールのバイトをしていた俺。お客さんがメニューを見ながら言いました。「この焼きうりって、…
春近しの『し』■志村けん今更恋し春恋し季語/春志村けんのものもねをしてる芸人を見て、今になってまた、恋しくなった俺です。次は、春恋しの『し』あっ、また『し』…
寒さかなの『な』■長椅子に猫とうたた寝春近し季語/春近ししかし、毎日寒いことったら。早く春に来て欲しい……願望句。次は、春近しの『し』
あすの春の『る』■類想の句ばかり出来る寒さかな季語/寒さ俳句の不出来を、寒さのせいにする俺。次は、寒さかなの『な』
雪女の『な』■泣き癖の無くなる赤子あすの春季語/あすの春抱っこすると泣き止むけど、抱き癖がつくし、お母さんは大変です。次は、あすの春の『る』
雪しまくの『く』■暗がりに息をひそむる雪女季語/雪女……怖次は、雪女の『な』
春まぢかの『か』■カーナビの津軽訛や雪しまく季語/雪しまく雪しまくとは、風強めの吹雪のこと。近頃のカーナビは、色々変換出来るとか。次は、雪しまくの『く』
戸惑ふの『ふ』■付録から開くる雑誌や春まぢか季語/春まぢかここ数年、付録がメインのような雑誌が増えましたね。春を先取りした付録につられ、つい買ってしまう俺。…
冬の宿の『ど』■どつと来る寒波節々が戸惑ふ季語/寒波寒波の到来に戸惑う体の節々。関東にも雪が降りそうです。次は、寒波の『ぱ』
寒烏の『す』■スリッパの音の忙しき冬の宿季語/冬の宿昔ですが、安い民宿に泊まった時、ペタペタ廊下を歩く音が気になったを覚えています。冬は特に音が響きます。次…
冬深しの『し』■新宿の朝の濁声寒烏季語/寒烏(かんがらす)新宿の繁華街の早朝、腹を空かせた烏たちがゴミ捨て場に集まります。次は、寒烏の『す』
男鍋の『べ』■紅生姜山盛り牛丼冬深し季語/冬深しいよいよ寒さも本番、豪快にワシワシハフハフ食べると体をが温まります。次は、冬深しの『し』
日脚伸ぶの『ぶ』■ぶつ切りの具材ごろごろ男鍋季語/鍋何でも可でも、ぶつ切りにして水炊きです。次は、男鍋の『べ』
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兼題のページで、高橋将生さんに選んで貰った佳作の一句。お題は、「写」でした。■携帯の写真見せ合ふ日向ぼこ気軽に、誰でも携帯でパシャパシャと写真が撮れる時代で…
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