1485句目……テクニックの「く」■黒蟻の亡骸担ぐ黒き蟻季語……黒蟻(くろあり)仲間の亡骸を、巣へ持ち運ぶ蟻を見たことがあります。よく見かけるの「クロヤマア…
1147句目……妻と義母の【は】■箸使ひ美しき人見て涼し季語……涼し(すずし)箸の綺麗に持って、料理を優しく掴む、そして口にゆっくりと入れて、音を立てずに咀嚼…
1146句目……くれし伯母の【ば】■バナナまだ青きを好む妻と義母季語……バナナ義母は、(ぎぼ)だけど、無理やり(はは)と読んで下さい。その方がリズムが良いから…
1145句目……天道虫の【し】■白日傘閉ずに飴玉くれし伯母季語……白日傘(しろひがさ)優しかった叔母さん、白日傘が良く似合いました。次は、くれし伯母の【ば】
1144句目……酷暑かなの【な】■七星を軽々背負ふ天道虫季語……天道虫(てんとうむし)真っ赤な背中に、七つの星のある天道虫は、縁起が良いと言われています。次は…
1143句目……河童かなの【な】■何度でも気温聞たる酷暑かな季語……酷暑(こくしょ)真夏の厳しい暑さのこと。次は、酷暑かなの【な】ああ……また、【な】ですね。
1142句目……日輪草の【う】■浮草を分けて皿出す河童かな季語……浮草(うきぐさ)緑色の浮草を分けて、緑色の河童が頭からぬっと出て来てビックリ!!なんて、想像…
1141句目……ランドセルの【る】■留守宅の塀に顔出す日輪草季語……日輪草(にちりんそう)向日葵(ひまわり)の別の名前です。旅行にでも行かれたのか、静かな庭か…
1140句目……ギンギン太陽の【う】■植田道とぼとぼ帰るランドセル季語……植田(うえた)田植えを終えて間もない田んぼのこと。そのあぜ道を、何が学校であったの…
1139句目……たくましきの【き】■キンキンのビールとギンギン太陽季語……ビールガンガン太陽の下で、キンキンに冷えたビールを、カンパ~イ!!次は、ギンギン太…
1138句目……アイスクリームの【む】■麦茶煮る母の背中のたくましき季語……麦茶(むぎちゃ)昔は家族が多かったから、大きな薬缶や大鍋で、汗をだらだら流しなが…
1137句目……髪洗ふの【ふ】■蓋を先ず舐むる癖ありアイスクリーム季語……アイスクリームお行儀が悪いけど、ついついカップアイスの裏を舐めてしまう俺です。次は…
1136句目……梅雨籠の【り】■リンスinシャンプーちよつぴり髪洗ふ季語……髪洗ふ(かみあらふ)俺の髪は、少なくて短いので、ほんのチョッピリしかシャンプー…
1135句目……舐めてみよの【よ】■羊羹の一本食ひぞ梅雨籠季語……梅雨籠(つゆごもり)毎日毎日、雨が続く梅雨。心もどんよりと落ち込む……そんな時は、ようかん…
1134句目……アヒルガアの【あ】■水馬は甘ひか辛ひか舐めてみよ季語……水馬(あめんぼ)小川や池や沼の水面をすいすい走る、あめんぼです。水の馬と書いて、あめ…
1133句目……水中花の【か】■カラスカアガマハノソノソアヒルガア季語……ガマ蝦蟇(がま)、ひきがえるですね。 うるさいカラスとアヒル、静かなひきがえるの対…
1132句目……水鉄砲の【う】■占ひのラッキーアイテム水中花季語……水中花(すいちゅうか)朝の星占いを見ていると、理由の分からないラッキーカラーとか、ラッキ…
1131句目……生ビールの【る】■ルール無き撃ち合ひ激し水鉄砲季語……水鉄砲(みずてっぽう)撃っても、撃たれても、水ですから。次は、水鉄砲の【う】
1130句目……アロハの【は】■ハムカツは薄きほど良し生ビール季語……生ビール近頃のハムカツは、厚さを売りにしているのか?居酒屋などで出す奴は、ハムが1.5…
1129句目……冷豆腐の【ふ】■古着屋の店主のビンテージアロハ季語……アロハ古着屋の店主の着こなすアロハシャツは、年代物らしい。次は、アロハの【は】
1128句目……夏の曇の【も】■木綿派と絹派のふたり冷豆腐季語……冷豆腐(ひやどうふ)冷奴のこと。妻は絹ごし豆腐、俺は木綿豆腐が好きです。次は、冷豆腐の【ふ…
1127句目……なすび漬の【け】■蹴り上げるサッカーボール夏の曇季語……夏の曇(なつのくも)よく晴れた青空と白い曇。気持ちの良い空へ、蹴り上げるサッカーボー…
1126句目……伯父と叔父の【じ】■自家製が美味いは妄想なすび漬季語……なすび漬「お客さん、うちの茄子漬は旨いよ! うちのカミサンが育てた茄子を、代々受け継…
1125句目……駄菓子売の【り】■緑陰にこそこそしたる伯父と叔父季語……緑陰(りょくいん)夏の緑溢れる木陰で、何やら良く無い相談。次は、伯父と叔父の【じ】
1124句目……青葉風の【ぜ】■ゼラニュームに隠るる引き戸駄菓子売季語……ゼラニューム今は品種改良され、形も色もいろいろありますが、昭和時代は赤色ばかりでし…
1123句目……夏の朝の【さ】■三叉路の出会ひと別れ青葉風季語……青葉風(あおばかぜ)気持ちの良い風が吹く、三叉路。次は、青葉風の【ぜ】
1122句目……夏休の【み】■水一杯飲み干し始じむ夏の朝季語……夏の朝朝起きて、先ずは水を飲む。次は、夏の朝の【さ】
1121句目……梅雨の朝の【さ】■三人の秘密の基地や夏休季語……夏休(なつやすみ)小学生の頃、友達3人で決めた秘密の基地がありました。まあ……基地と言っても…
1120句目……しとしと雨の【め】■目玉焼の黄身は半熟梅雨の朝季語……梅雨(つゆ)好物のとろとろの黄身。それでも、テンションの上がらない、梅雨の朝。次は、梅…
1119句目……する味見の【み】■みみず這ふ止みてまた降るしとしと雨季語……みみず人は、はっきりしない雨を嫌いますが、みみずや蛙や蝸牛(かたつむり)は、しと…
雑詠のページに、二句ありました。まずは、角川春樹さんに選んで貰った佳作です。■乗り継ぎのバス待つ家族雪もよひ旅行と言うよりも、故郷に帰る様な荷物と服装をした…
1118句目……涼しかりの【り】■料理好きビール片手にする味見季語……ビール料理をするのも、食べるのも大好き、そして飲むのも大好きの俺です!次は、する味見の…
1117句目……プレゼントの【と】■豆腐屋の濡れし釣り銭涼しかり季語……涼し(すずし)豆腐屋さんの濡れた手から、受け取る釣り銭。次は、涼しかりの【り】
1116句目……汗拭ふの【ふ】■風鈴の音色に選ぶプレゼント季語……風鈴(ふうりん)プレゼントに風鈴なんて、おしゃれかもね!形や色も大事だけど、やっぱり音色が…
1115句目……白きシャツ【つ】■通勤の滑る吊り革汗拭ふ季語……汗(あせ)いよいよ、夏らしくなって来ました。満員電車で、押され押されて、汗をかく俺です。次は…
1114句目……月涼しの【し】■新品の白き靴下白きシャツ季語……白シャツ涼しげな色のシャツを、夏シャツ言って、夏の季語になります。あと、網のシャツなんかも季…
1113句目……豚カツ屋の【や】■やけ酒に居眠る屋台月涼し季語……月涼し(つきすずし)昼の暑さやイライラを、癒やしてくれる夏の月です。次は、月涼しの【し】
1112句目……大昼寝の【ね】■値上がりのキャベツを睨む豚カツ屋季語……キャベツ昨日のニュースで、キャベツ一個が千円を越えたとか。次は、豚カツ屋の【や】
1111句目……笑ふ妻の【ま】■満腹の腹出す妻や大昼寝季語……昼寝(ひるね)幸せの時間です。妻俳句が続きました。次は、大昼寝の【ね】
1110句目……しませんかの【か】■蚊柱に捕まる我を笑ふ妻季語……蚊柱(かばしら)夏の夕方、蚊が群がって飛んで柱のように見えるのが蚊柱です。丁度顔の高さに、…
1109句目……男かなの【な】■夏の夜の誰かトランプしませんか季語……夏の夜(なつのよ)「トランプで遊ぶ人! 手を挙げて!!」しい〜〜んみんな、イヤホンして…
1108句目……二頭の【う】■瓜好きの瓜実顔の男かな季語……瓜(うり)瓜実顔(うりざねかお)とは、色白で面長で、瓜の種に似た顔ですね。悪口では無くて、『瓜実…
1107句目……青蜥蜴の【げ】■下駄履きの指をくすぐる蟻二頭季語……蟻(あり)蟻は、匹か頭で数えます。次は、二頭の【う】
1106句目……流す義母の【ぼ】■防犯のカメラ横切る青蜥蜴季語……青蜥蜴(あおとかげ)東京では、見かけなくなりましたね。次は、青蜥蜴の【げ】
1105句目……夏帽子の【し】■潮焼の義父の背中を流す義母季語……潮焼(しおやけ)日焼けのことですね。俺の両親は、9年前に続けて亡くなりましたが、妻の両親は…
1104句目……大夕焼の【け】■喧嘩して先にあやまる夏帽子季語……夏帽子(なつぼうし)夏帽子をさっと脱いで、「ごめんなさい」爽やかな少年のイメージ句でした。…
1103句目……夏の夜の【る】■涙腺の崩壊したる大夕焼季語……大夕焼(おおゆやけ)オレンジ色に染まる、町並みを見ていると、何とも言えない寂しさに襲われて、涙…
1102句目……困る犬の【ぬ】■温き湯にゆるりと浸かる夏の夜季語……夏の夜暑さのちょっと落ち着いた夏の夜、のんびりと長風呂です。次は、夏の夜の【る】
1101句目……現場の【ば】■薔薇園に連れて来られて困る犬季語……薔薇園(ばらえん)近頃、何処にでも愛犬を連れて行って、一緒に写真を撮っていますよね。確かに…
1100句目……髪洗ふの【ふ】■不二家のペコちやん更衣する現場季語……更衣(ころもがえ)不二家の店頭にある、首振りペコちゃん。季節やイベントなど、サンタの衣…
1099句目……ソーダ水の【い】■今はまだ言へぬ秘ごと髪洗ふ季語……髪洗ふ汗臭くなりがちの、夏の髪。俺は、少ししか毛が無いから、濡れタオルで拭けばOK!次は…
1098句目……ラムネ抜くの【く】■靴下の緩めがお好きソーダ水季語……ソーダ水リラックスして飲むソーダ水。次は、ソーダ水の【い】
1097句目……夏野原の【ら】■ラムネ抜き迎へる口の速さかな季語……ラムネポンと抜いて、さっと口へ。次は、速さかなの【な】
1096句目……昼寝妻の【ま】■マカロニの穴から覗く夏野原季語……夏野原(なつのはら)夏の野原で、シートを広げる家族。お弁当のマカロニサラダのマカロニの穴か…
1095句目……夏の家の【え】■襟足に色気のありぬ昼寝妻季語……昼寝若い時ですよ!次は、昼寝妻の【ま】
1094句目……夏を詠むの【む】■厶ームーの似合ふ御婦人海の家季語……海の家(うみのいえ)厶ームーとは、ゆるやかなワンピース、もとはハワイの先住民の着ていた…
1093句目……豆の花の【な】■何時何分何秒の夏を詠む季語……夏俳句は、その瞬間を捉えて詠む短詩だとか。夏は直ぐそこ、5月5日が立夏です。次は、夏を詠むの【…
1092句目……冴返るの【る】■瑠璃唐草の陰に蔓出す豆の花季語……豆の花瑠璃唐草花のネモフィラのこと。ネモフィラの空色の影に、こっそりと赤い花が咲いていまし…
■ネモフィラの丘は明るき花曇茨城県の『ひたち海浜公園』に行って来ました。あいにくの天気だったけど、ネモフィラの丘は快晴でした。季語は、花曇(はなぐもり)ネモ…
兼題のページで、高橋将生さんに選んで貰った佳作の一句。お題は、「写」でした。■携帯の写真見せ合ふ日向ぼこ気軽に、誰でも携帯でパシャパシャと写真が撮れる時代で…
1091句目……仕事せむの【む】■無理をして食ぶるパクチー冴返る季語……冴返る(さえかえる)俺は、「パクチー」が大の苦手です。初めて食べた時、身体中に悪寒が…
1090句目……スイートピーの【ピー】■ピーカンのゴールデンウィーク仕事せむ季語……ゴールデンウィーク『ピーカン』とは、快晴の空。映画業界用語何だとか。休め…
1089句目……春惜しむの【む】■むんむんの色気を隠すスイートピー季語……スイートピー別名は、麝香連理草(じゃこうれんりそう)、麝香豌豆(じゃこうえんどう)…
1088句目……目刺焼くの【く】■九時五時の五時の明るし春惜しむ季語……春惜しむ(はるおしむ)9時5時で働いている方は、明るいうちに帰宅出来るなんてあるかも…
1087句目……沈丁花の【げ】■現金を持たぬ時代や目刺焼く季語……目刺焼く(めざしやく)どんな便利な時代になっても、目刺を焼けばもくもく煙が出るし目は痛い…
1086句目……残る雪の【き】■気遣ひの出来る大人や沈丁花季語……沈丁花(じんちょうげ)薄い紅色の小さい花が、落ち着いた大人の香りを放ちます。次は、沈丁花…
1085句目……春の汗の【せ】■銭湯の壁画の富士に残る雪季語……残る雪季語としては弱いですね。銭湯の壁画に富士山が多い理由は、縁起が良いからだとか。逆に描…
1084句目……夏隣の【り】■リモートの句会で喧嘩春の汗季語……春の汗顔を見ながら句会。全国、何処に居ても出来るわけだけど、俺は人見知りだから無理だけど。次…
1083句目……花の冷【え】■駅前の巨大オブジェや夏隣季語……夏隣(なつどなり)「じゃ、駅前で会うか」「えっ北口? 南口?」「ほら、でっかいのあるじゃんか…
1082句目……眺め居りの【り】■理科室のカーテンは黒花の冷季語……花の冷(はなのえ)理科室のカーテンや机の天板は黒色なのは何故か?カーテンは遮光と防炎性…
1081句目……蓬餅の【ち】■散り急ぐ花をゆるりと眺め居り季語……花俳句では、花と言ったら桜の花を差します。ひと風吹けば、思うよりも沢山の花びらが舞い散り…
1080句目……合格すの【す】■好き過ぎてつい食べ過ぐる蓬餅季語……蓬餅(よもぎもち)子供の頃は香りが嫌いだったのに、何故か今はその香りが大好きな俺。次は…
1079句目……飛花落花の【か】■かつ丼を食べて自白す合格す季語……合格(ごうかく)カツ丼の力は偉大ですね。犯人は自白するし、受験生は合格します!!次は、…
1078句目……花見茶屋の【や】■止められぬ酒は絶対飛花落花季語……飛花落花(ひからっか)桜は散り始めが、一番美しいですね。呑まずにはいられない俺です。次は…
1077句目……蒲公英はの【は】■鉢合はす苦手のあやつ花見茶屋季語……花見茶屋(はなみちゃや)ばったり出会した大嫌いな奴。団子が不味くなるぜよ!次は、花見茶…
1076句目……花の頃の【ろ】■路駐車のタイヤに踏まる蒲公英は季語……蒲公英(たんぽぽ)あらあら、路地上駐車の上に、蒲公英を轢いてますよ~!次は、蒲公英はの…
1075句目……一年生の【い】■苛立ちも悩みも消ゆる花の頃季語……花の頃(はなのころ)東京のソメイヨシノは、見頃を迎えています。次は、花の頃の【ろ】
1074句目…さくらさくらの【ら】■ランドセルとりどり揺るる一年生季語……一年生ランドセルで通わないと、駄目という決まりは無いらしいけど、一年生と言えばね…
1073句目……花見酒の【け】■健康の為に呑む酒さくらさくら季語……さくら健康の為に、飲み過ぎはいけません。少しならOK!週に一日は、休肝日もある俺です。…
1072句目……呑むる酒の【け】■喧嘩する横でにこにこ花見酒季語……花見酒(はなみさけ)酒癖は色々。次は、花見酒の【け】また【け】になっちゃた。
第25回 【NHK全国俳句大会】の入選作品集が届きました。西村和子さんに、『佳作』選んで貰った一句です。■紛れ居るきつねとたぬき里祭ありがとうございます。次…
1071句目……夏近しの【し】■幸せは花を褒め上げ呑むる酒季語……花俳句で花と言ったら、桜のことですね。今年も咲きはじめました。次は、呑むる酒の【け】
■菠薐草と似たる小松菜詰合せ菠薐草(ほうれんそう) 小松菜(こまつな)菠薐草は春の季語、小松菜は冬の季語です。俺が焼酎のほうじ茶割をちびちび飲…
1070句目……飛花落花の【か】■カッパ巻きばかり食ぶる子夏近し季語……夏近し(なつちかし)急に気温が上がり、まるで夏の様な今日この頃。さっぱりとした物が…
1069句目……花の冷の【え】■襟首がこそばい飛花落花季語……飛花落花(ひからっか)自由律俳句です。さあ、いよいよ桜が咲きそうですね!自由律俳句といえば、…
1068句目……春の夢の【め】■めんつゆで味玉作る花の冷季語……花の冷(はなのひえ)ゆで卵をめんつゆに、半日ほど漬けて置くだけ。夜はラーメンの具に。次は、花…
1067句目……桜餅の【ち】■チコちゃんを叱りつけたる春の夢季語……春の夢NHKの「チコちゃんに叱られる」を見ていると知らない事ばかりで、何時もの叱られてい…
1066句目……桜冷えの【え】■駅中の人気のスイーツ桜餅季語……桜餅近頃あれですね、駅の中に魅力的な店がオープンしたりしますね。だからって、入場券を買ってま…
1065句目……桜さくらの【ら】■ラーメンのスープ飲み干す桜冷え季語……桜冷え桜の咲く頃に、戻る寒さの事。あっ、川柳が浮かびました。■塩分の取り過ぎ注意一人…
1064句目……ピザ風にの【に】■日本に生まれ良かつた桜さくら季語……桜桜が咲く季節になると、日本に生まれて良かったと思う俺です。次は、桜さくらの【ら】
1063句目……春愁ひの【ひ】■雛あられチーズに乗せてピザ風に季語……ひなあられ雛あられって、一袋に何であんなに入っているのかなぁ?絶対に食べ切れないよね。…
1062句目……春休の【み】■ミシン踏む母の面影春愁ひ季語……春愁ひふと、お袋が足踏みミシンで何かを縫って居る姿が浮かんでは消えます。男はみんな、いや俺はマ…
1061句目……四月馬鹿の【か】■韓流のドラマに漬かる春休季語……春休(はるやすみ)もうすぐ春休みですね。大人も子供も韓流ドラマに、ハマっているなんて家族あ…
1060句目……冴返るの【る】■類想類句祭だぞ四月馬鹿季語……四月馬鹿(しがつばか)もうすぐ4月1日ですね。エイプリルフールは、嘘もOK!次は、四月馬鹿の【…
1059句目……長閑なりの【り】■立腹の妻の大声冴返る季語……冴返る(さえかえる)寒さがぶり返す事です。次は、冴返るの【る】
1058句目……あたたかしの【し】■白湯とは白湯とおんなじ長閑なり季語……長閑(のどか)白湯(しらゆ)と白湯(さゆ)は同じもの、水を沸騰させて50度くらいに…
1057句目……春の口【ち】■地球儀の赤道は赤あたたかし季語……あたたかし赤道は地球の真ん中を通るので、太陽が一番当たります。次は、あたたかしの【し】
1056句目……春の雲の【も】■盛りと掛け迷ふ日差しや春の口季語……春「先輩、今日の昼どうします?」「朝からずっと、蕎麦の口なんだよね!」何てね。さて、掛け…
1055句目……石鹸玉の【ま】■マシュマロの味がするはず春の雲季語……春の雲ふわりふわりと浮かぶ春の雲。次は、春の雲の【も】
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1485句目……テクニックの「く」■黒蟻の亡骸担ぐ黒き蟻季語……黒蟻(くろあり)仲間の亡骸を、巣へ持ち運ぶ蟻を見たことがあります。よく見かけるの「クロヤマア…
1484句目……家族かなの「な」■夏蜜柑剥きたる妻のテクニック 季語……夏蜜柑(なつみかん)皮が厚くて硬い夏蜜柑。力では無くて、技で剥くうちの妻です。次は、…
1483句目……眠る客の「く」■蜘蛛部屋に居ても気にせぬ家族かな季語……蜘蛛(くも)うちの家族は蜘蛛が居ても、ワーとかキャーとは言いません。ハエトリグモなん…
1482句目……君影草の「う」■鰻重を待つ間飲む客眠る客季語……鰻(うなぎ)鰻屋さんと病院は、待ちますね。次は、眠る客の「く」
1481句目……昼寝覚の「め」■メルヘンの扉はこちら君影草季語……君影草(きみかげそう)スズランの別名です。葉に隠れるように、控えめに咲くスズランの花。メル…
1479句目……盛りかなの「な」■和やかを一気に壊す油蝉季語……油蝉(あぶらぜみ)一匹の油蝉が近くで鳴き出すことで、一気にぶち壊しです。次は、油蝉の「み」
1478句目……梅雨入りすの「す」■睡蓮の余命三日の盛りかな季語……睡蓮(すいれん)睡蓮は、朝咲いて夕方閉じるを三日続け、そして散ります。次は、盛りかなの「…
1477句目……称賛すの「す」■すべり台出来ぬと泣く子梅雨入りす季語……梅雨入(つゆいりす)関東も梅雨入しました。じめじめ蒸し蒸しのはじまりはじまり~。次は…
1476句目……鯉の口の「ち」■地下道に唸るクーラー称賛す季語……クーラー地下道やメトロのホームで、大型のクーラーが、日夜唸りを上げて頑張って冷しています。…
1475句目……雲の峰の「ね」■根無草を呑みて直ぐ出す鯉の口季語……根無草(ねなしぐさ)浮き草のことですね。多きな鯉のが、大きな口で飲んだけど、不味くて直ぐ…
1474句目……好きの「き」■觔斗雲に乗りて突つ切る雲の峰季語……雲の峰(くものみね)もこもこの入道雲、積乱雲を雲の峰と呼びます。觔斗雲(きんとうん)、孫悟…
1473句目……大家族の「く」■草笛の「アメイジング•グレイス」好き季語……草笛(くさぶえ)ずいぶんと前だけど、夕方の公園で、お爺さんが吹いているのを、聴い…
1472句目……夏の午後の「ご」■ごきぶりが飛びてドタバタ大家族季語……ごきぶりこの世で一番の苦手はゴキブリです。まぁ、昆虫全体があまり好きじゃ無い俺です。…
1471句目……ソーダ水の「い」■糸通し直ぐに壊るる夏の午後季語…夏針の穴に糸を通す。すっかり老眼で無理なので、糸通しのお世話になっている俺。だけど、直ぐに…
1470句目……苺かなの「な」■悩み事一つ解決ソーダ水季語……ソーダ水こう言う時のソーダ水は、格別に美味い!!次は、ソーダ水の「い」
1469句目……薫る風の「ぜ」■全部食べ皿まで舐むる苺かな季語……苺(いちご)子供の頃は、苺に牛乳と砂糖をかけて潰して食べたりしてたけど、今は練乳をたっぷり…
1468句目……初鰹の「お」■おならして褒めらる赤子薫る風季語……薫る風(かおるかぜ)夏に吹く心地よい風を、褒め上げた季語です。次は、薫る風の「ぜ」
1467句目……スチュアートの「と」■土佐の酒に合はせる千葉の初鰹季語……初鰹(はつかつお)千葉の勝浦での、水揚げ量は関東で一番です。次は、初鰹の「お」
1466句目……夕涼みの「み」■ミニオンの目元の涼しスチュアート季語……涼し黄色の身体にオーバーオールを着て、水中メガネを掛けた宇宙人ミニオン。打表的な3人…
1147句目……妻と義母の【は】■箸使ひ美しき人見て涼し季語……涼し(すずし)箸の綺麗に持って、料理を優しく掴む、そして口にゆっくりと入れて、音を立てずに咀嚼…
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1142句目……日輪草の【う】■浮草を分けて皿出す河童かな季語……浮草(うきぐさ)緑色の浮草を分けて、緑色の河童が頭からぬっと出て来てビックリ!!なんて、想像…
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1136句目……梅雨籠の【り】■リンスinシャンプーちよつぴり髪洗ふ季語……髪洗ふ(かみあらふ)俺の髪は、少なくて短いので、ほんのチョッピリしかシャンプー…
1135句目……舐めてみよの【よ】■羊羹の一本食ひぞ梅雨籠季語……梅雨籠(つゆごもり)毎日毎日、雨が続く梅雨。心もどんよりと落ち込む……そんな時は、ようかん…
1134句目……アヒルガアの【あ】■水馬は甘ひか辛ひか舐めてみよ季語……水馬(あめんぼ)小川や池や沼の水面をすいすい走る、あめんぼです。水の馬と書いて、あめ…
1133句目……水中花の【か】■カラスカアガマハノソノソアヒルガア季語……ガマ蝦蟇(がま)、ひきがえるですね。 うるさいカラスとアヒル、静かなひきがえるの対…
1132句目……水鉄砲の【う】■占ひのラッキーアイテム水中花季語……水中花(すいちゅうか)朝の星占いを見ていると、理由の分からないラッキーカラーとか、ラッキ…
1131句目……生ビールの【る】■ルール無き撃ち合ひ激し水鉄砲季語……水鉄砲(みずてっぽう)撃っても、撃たれても、水ですから。次は、水鉄砲の【う】
1130句目……アロハの【は】■ハムカツは薄きほど良し生ビール季語……生ビール近頃のハムカツは、厚さを売りにしているのか?居酒屋などで出す奴は、ハムが1.5…
1129句目……冷豆腐の【ふ】■古着屋の店主のビンテージアロハ季語……アロハ古着屋の店主の着こなすアロハシャツは、年代物らしい。次は、アロハの【は】
1128句目……夏の曇の【も】■木綿派と絹派のふたり冷豆腐季語……冷豆腐(ひやどうふ)冷奴のこと。妻は絹ごし豆腐、俺は木綿豆腐が好きです。次は、冷豆腐の【ふ…