青春時代から老年期になるまで創ったポエムの数々、それを今をときめくChatGPTに解説と感想をまとめてもらい、これをシリーズ化することにしました。 たそがれの道 こもれ陽が赤い 林の小路一人行くたた
ポエム、短編小説、四行詩、俳句、短歌などに興味のある方は、是非投稿の場としても利用してください。
青春時代から老年期になるまで創ったポエムの数々、それを今をときめくChatGPTに解説と感想をまとめてもらい、これをシリーズ化することにしました。 たそがれの道 こもれ陽が赤い 林の小路一人行くたた
50年ぶりの新宿ゴールデン街、<なつかしいなあ、酒は医者から止められているけど、どうせいつかはあの世に行くんだ、冥途の土産だ!>と、狭いスナックのカウンターの端に座って、半ばやけっぱちな気持ちでのんで
川端さゆりは専業主婦で、夫の雄二との間には子どもはいなかった。だから、雄二が福岡に転勤になったとき、普通なら一緒に福岡について行くのが当然であろう。しかし、さゆりは実家の両親の体調がよくないことを理
朱色に染まった雲が昭和のわっぱにいたずら書きされたように茜色が乱れ、すぐにも夕闇の中に消え入りそうにしていた。懐かしい空色に誘われて、昭和の扉をこじあけてセピア色の町へふ~らふらと歩き出した。角の煙
私が彼と文通を始めたのは、高校3年の春だった。ある雑誌の「友だちをつくろう」コーナーで、彼が文通相手を探していたのを見つけたのがきっかけである。 何気ない気持ちで送った一通の手紙。それがきっかけで、
私の大好きな書の詩人相田みつお様も俗諺ひねりに参戦しました。相田みつおの雅号は意味深な貪不安(ドンフアン)です。ドンファンとは女たらし色事師、美男の好色漢のことですから、貪不安とは、もうすでに、俗諺
僕は四国の高松に住んでいる。どうしても料理人になりたくて、長年その夢を胸に抱き続けていた。だから、高校を卒業すると同時に、叔父の知り合いが経営する東京・神田の寿司屋で修行を始めた。僕の夢はただ一つ、
「おや、今日もお散歩ですか?いいご身分ですね、暇つぶしが趣味なんて、他にやることないんですか?」 散歩するなんてのは暇人のやることなんですね。仕事もせずに、家のこともせずに、ぶらぶらと歩くだけの荒唐無
僕が美奈子と交際するきっかけとなったのは、高校二年の夏休みだった。関川が僕の名前で美奈子にいたずらのラブレターを送ったからだ。最初はまさか本物だとは思わなかったが、美奈子から返事が届いた。その返事に
どの子かな下校の群れに一歳の孫の未来を探す夕暮れ 嬉々として掃除洗濯育児のみどこへ行ったのキャリアウーマン 作:成風 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ
櫻花がこれでもかとばかりに咲き誇る満開の桜の木の下、春の爽やかな気分に包まれ、やる気が産まれ、元気がで、上着を脱ぎ、心軽くなり、酒を呑み歌い踊り、夢と希望に向かって旅立とうという季節に片手に縄をぶら
早いもので、あの人と付き合ってもう二年が経っている。楽しい日々の中には、苦しいこともあったけれど、それでも互いに支え合いながら、私たちはどこまでも深く結びついていった。 でも……来週あの人は、南米ペ
俺はまだ20代前半なのに、職場を転々として現在まで3回転職している。それも全てが自動車関連の会社ばかり、そう俺は自動車が大好きなのだ。そんな俺が高校を卒業して初めて働いたのがN自動車多摩川工場である。こ
公園で俺が俺がと咲き誇り 領土戦争桜花乱れる 桜咲く たった一つの花などと 認証要求することもなく 黄昏の こぼれ桜の向こう側 病か抱えた後ろ姿か 作:朽木一空 下記バナーをクリックすると、こ
俗諺には色々教えられることが多いのでございますが、凡そあり得ない諺も多いのです。 ~トンビが鷹をうむ~ それじゃあ、異種動物誕生ですかね、もっとも醜女醜男夫婦からも別嬪娘は産まれますがね、 ~口
最近はどこへ行っても年寄りばかりだ。外食に行っても、旅行に行っても、映画館に行っても、もちろん病院に行っても、年寄・年寄り・年寄り・年寄りのオンパレードなのだ。どこもかしこも年寄りだらけで、うんざり
梅一輪 玄関に挿し友を待つ なに話そうか なに食べようか ぴょんぴょんと梅花啄む鶯が ほ~ほけきょの 稽古浅春 ああ煩い へた鶯の猛練習 文句いえるか親父の演歌 梅干しが 何処に咲くのか 目を皿に 鏡の中
最近は誰でも歌える歌が少なくなってしまった。また誰でも彼でも「シンガーソングライター」気取りで、歌詞は悪くないのだがメロディーのないラップのような曲ばかりで、心に染み渡らないため興味も沸かず、
老人専科編 老人向けの名言は山ほどあります。 ~あの世はほんとにあるのやら~ ないとは思うんだがねえ、、~老人にもまだ勉強することがあるとすれば、ただひとつ、死ぬことを学ぶべきだ~ ルソー~年をと
著者:飯嶋和一 江戸時代に、優勝28回・勝率9割6分2厘という、とてつもない成績を残した史上最強の力士がいた。そう雷電為右衛門である。その体駆は、身長六尺五寸(197cm)、体重は46貫(172kg
裏庭の蝋梅の枝 鳥跳ねる故人偲びて病室の窓 寒かろに蝋梅包む孫の手の手袋婆の忘れ形見か 冬枯れの枝を賑わす薄黄色 忘れていいさと蝋梅の花 蝋梅は まだ咲いてるかと老婆問うまだ生きてるのかと孫の声かな
昭和時代と現代の大きな違いのひとつに煙草の衰退があげられることは間違いないだろう。昭和41年には成人男性の83.7%が喫煙者であったが、最近ではなんと25.6%に急降下しているのである。 昔の映画やTVの録画な
ぱっと覚えやすく、言い得て妙で、刃物で鋭く抉ったような真理をたたき起こし、おもわず、<うんっ>と唸らせたり、<ぷっ!>と笑わせたり、洒落た奴なんですが、その俚諺にちょいと悪戯しただけのことでございま
コロナ時の沐浴ならぬ黙浴もそろそろ止めて温泉談義 湯気の中ゆらゆら揺れる白い肌ここはみちのく混浴うれし 退職し気ままな旅に出てみたがなぜか悲しい北国の宿 作:五林寺隆 下記バナーをクリッ
どなたでしたか?爺婆集う同窓会 皴に埋もれた完熟笑顔 あら、どなた?びりっけつのひろしです あたし三組 梅の花 同窓会 昭和の回顧 走馬燈 若いですねと慰めあって 教室に残る想い出 先生の面影とっくに墓の中
芥川賞と直木賞という二大文学賞が創設されたのは、昭和10年だからなんと約90年間も続いていることになる。またこの二つの賞の違いは、芥川賞が純文学を、直木賞が大衆文学を対象にしていることになっている。だが
老人会 昭和時代の洒落をいい入れ歯外れて大受けす 七十路 妄想だけは無限大 不倫求めてサイトを覗く 蝸牛<かたつむり> 蛞蝓<なめくじ> 蚯蚓<みみず> 似た者同士 区別つかない ヤングシン
八王子で待ち合わせて、白いミニバンに乗り込む。運転役を含めて総勢4名であるが、当然全員知らない者同士であった。ただ皆若くて図体のでかい奴らばかりだ。角刈り男、サングラス男、金髪男など……170センチで細身
春待つ池に小魚隠る 氷ノックし 声援おくる爺やかな 盟友だとて言えぬことある 隠し疵 サボテンの棘ヒイラギの棘 はあとぶれいく口には出せず梅の梢の ひとり椋鳥 初恋は閉じ込めたまま汚されず秘密の檸檬
新年あけましておめでとうございます 10年ひと昔とはよく聞く言葉ですが、本ブログ『木洩れ日の里』は、なんと13年以上継続しています。お陰で主催者である朽木一空と五林寺隆も、いつの間にかヨレヨレ
上巻 俺はとんでもないことをしてしまった。だがもう引き返すことは出来ない。 そもそもこんなことになってしまったのは、去年SNSに掲載されていた怪しい求人サイトに応募してしまったのが原因だ。その
雨上がりの散歩道では蝸牛( かたつむり)とよく顔を合わせる。今日は弁天橋というつり橋の上の欄干の上を這っていた。どこへ行こうとしてるのか、目的なんぞはないんだろうが、それとも、あるんだろうか、、でん
私は毎日5~6時間はパソコンの前に座っているパソコンおじさんであります。ではパソコンでなにをやっているかと言えば、まずはテキストエディタで文章を書き、本ブログを含めて4つのブログ運営を行っている。さら
枯葉絨毯に混じり込んだ、どんぐりやらの木の実に塞がれた道をザクザクと踏み締めながらの秋散歩、蓑虫が頑なに身を包み、世間と縁を切ってゆらゆら揺られて楽しんでいるのだろうか、いいや、きっと、孤独にむせび
泣きながらさつきの丘に辿り着き海を見下ろし鐘を突くひと 昆布茶飲み音楽を聴き瞑想しオーベルジュの夜は静かに暮れる 絶え間なく溢れ落ちるや不動滝 濁れる水にこころも染まる 作:五林寺
ウェルテルの若き悩みも風呂敷包み押し入れの中かくれんぼ もういいかい愛追いかけてた かくれんぼ幽霊だった ないものねだり だめ川柳 言葉遊びの 鬼ごっこ笑い泣きしてるゴミ箱の中 作:朽木一空 下
引っ越しの荷物と共に移り行く以前の家に心を置いて 壊される夫と作ったあの家が設計図には二人の会話 作:成風 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ
人いない静けさ染みる山の湯に明日を忘れた枯葉ひとひら しゅるしゅると流れるお湯の心地よさ妻と並んで足湯に浸かる 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。
なに泣いてんのよ、泪なんかじゃ悲しみは流れやしないわよ、胡麻化してくれる詩(メロデイー)があれば救われるさ。 ~ケセラセラ ケセラセラ なるようになる 先のことなどわからない ケセラセラ ケセラセ
著者は昭和時代の真っただ中で青春を過ごし、平成時代とともに最後のひと踏ん張りで老後を引き寄せた団塊の世代である。そしてたぶん令和時代に朽ち果てるのだろう。そんな時代の推移を何とか生き延びてきたのだが
戦車が唸り爆撃機が飛び機関銃が、手榴弾が、ドローンが、ミサイルが飛び交い、軍事基地が破壊され、石油施設が爆破され燃料基地が燃え上がり、人々が死んでゆく、二酸化炭素の削減など絵に描いた餅になり、戦争を止
製作:1958年 米国 上映時間:128分 監督:アルフレッド・ヒッチコック 主演:ジェームズ・ステュアート、キム・ノヴァク 刑事のジョン・ファーガスンは、犯人追跡中に屋上からビルを跳び越えられず
戦争は誰でも嫌だと言いながら軍備拡張に誰もが断固反対とは叫ばない武器があるから戦争になるのに、世界の国がその武器を増強しているアメリカ、中国、ソ連、イスラエル、北朝鮮、日本も含めて、ほとんどの国が軍拡
エアコンもテレビ車も壊れたが近ごろ吾も壊れ始めた 幼き日 虫取り喧嘩 凧あげた この丘登れば夕日がまぶい 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。
青い空、澄んだ海、ゆったりとした南の島々の暮らしの沖縄本島、与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島に自衛隊の基地が作られ、ミサイルが配備され、弾薬庫が作らている、南の島の空には戦雲が覆ってきているという
私がK大学の物理研究室で、タイムマシンの研究を始めてから40年。研究室を開いたときは興味半分でかなりの学生がゼミに参加していたのだが、何年経っても何の成果も得られず、私をはじめとしてこのゼミに参加して
戦雲、センウン、沖縄本島ではイクサグム、八重山の言葉ではイクサフムという。 ~戦雲(いくさくむ)がまた湧き出してくるよ、恐ろしくて、怖くて、夜寝ることもできない、またここが戦場になるんですか~ いま
湯につかり夢中になって風呂談義、湯あたりするも旅の楽しさ いつの間に枯れてしまった曼殊沙華、今年も秋は俊足通過 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが
高校生の純粋無垢は期限切れ古いアルバム悪臭まみれ 火傷(やけど)しそうな真っ赤な夕陽が残滓焦がして山影に沈んでいく 咲く花も萎んで散るのが世の定め穢れたぐらいなんなのさ 作:深田みつ子 下記
金木犀の香りが漂う日にぼくはあの日の僕に逢ってきたあの日の僕はあの日のままのぼくだったあの日の僕はあの日の彼女と一緒だったあの日の彼女はあの日の彼女そのものだった陽だまりの中であの日の彼女が笑っている
歩いたさ眼鏡探して三千歩睡眠不足じゃねえ二時間ドラマで熟睡すこんにちわ挨拶すれど誰だかねえ? 老眼鏡もある、補聴器もある、入れ歯もあるおむつもあれば尿瓶もある杖さえあれば散歩もできる酒も飲めるし、飯
二年ぶり たれに染み込む香ばしさ 嬉し蒲焼 夏の夕暮れ カメムシがあちらこちらで闊歩する夏の終わりの風物詩なり 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かり
孫たちが 来てくれるよと そわそわし 風呂の西瓜が踊る夏 どこからか聞こえてくるよ 夏火音(花火の音) 下駄音たてて浴衣着た孫 夏休み 麦藁帽子に ランニング はしゃぐ川辺は 昭和の夏か 庭の隅 花柄バケ
夜空の静けさに包まれて 一人きりで感じる寂しさも 小さな星が輝くように あなたのこころに光が灯る その道を選ぶのは難しいけれど その先に広がる未来を信じて どんなに小さな一歩でも それが大切な始まり
イノシシが突進してくるような糞暑さ陽炎(かげろう)揺れて老爺揺れて 向日葵が威風堂々灼熱の下あっぱれだねと生きざまに酔う 鳴き尽くせ うるさい蝉を鼓舞する七日命の夏の午後 こどもらよ七日命の 蝉
近年シニア層や中高年を中心に健康麻雀が流行しているという。なぜ健康麻雀という名前が付けられたのかというと、賭け金無し・煙草無し・飲酒無しと三拍子揃った健全な麻雀だからである。従来麻雀と言えば、「酒と
「一緒に死んでくれませんか?」「えっ?わたしと?」「一人じゃ怖いんです、、」 新宿小便横丁にある、<とみこ>という、8人がやっと座れるカウンターだけのちいさなおでん屋、疲れると、ふらっと立ち寄る安くて
天ぷらの歯ごたえ嬉し夏の午後されどへぎそば仕込みが足らず 銭湯は盆が過ぎてもイモ洗いどこから若者湧いて出るのか 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりま
~おすめすの 境もおぼろ 爺と婆~ 高齢になって、ばあさんだかじいさんだか区別がつかない顔の人を見かけるようになったわね。 若い男だって、女みたいにくねくねしてるし、男勝りの女は男を操作して嬉々と
★★★★製作:1952年フランス 上映時間:87分 監督:ルネ・クレマン ギターを弾いたことのある人だったら、必ずこの映画のテーマミュージックにチャレンジしているはずである。というほど、映画そのものよ
~君のゆく道は 果てしなく遠い だのになぜ歯をくいしばり 君は 歩くのか そんなにしてまで~ なんで歩くのか どこへいくのか、今日も歩く、惰性か習癖か、散歩依存症か、散歩中毒か、、否、健康のため
いまから約70年前、繁華街には傷痍軍人がアコーディオンを弾き、まだ微かに敗戦の臭いが漂っていた時代。小学校で少年たちが面白おかしく叫んでいた幾つかの替え歌を紹介してみましょうね。 『汽車』 今は夜中
夏の日の汲み取り便所の思い出 エアコンねえ、冷蔵庫もねえ、扇風機もねえ、氷もねえ、あるのは麦藁帽子と団扇だけ、 スイカ冷やすの井戸の水、、、昭和の夏も暑かった。特に便所が暑かった。 昭和と令和と比
親殺しのパラドックスって知っているだろうか? 例えばタイムマシンを利用して過去の世界に行き、将来自分の父親となる人物を、母親と出会う前に殺してしまったらどうなるかという難問。つまり父親を殺すと自分が
スクリーンに緑の茶畑 風流る遠く聞こえる茶を注ぐ音 お茶入れる母の所作に見惚れおり愛があふれる父のまなざし 作:成風 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。
危険!熊出現! びくびくしないで、仲良く暮らせばいいんじゃないの、熊は恐ろしいって? それ逆だわ、熊が恐れてるのは人間なのよ、 ~気を着けな、人間ほど恐ろしい者はない、何もしてなくても、見つかった
雨傘が日傘を兼ねる天気雨、濡れた心も雨宿りかな 腰痛で這って起きてはみたものの心が腐る月曜の朝 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブ
灼熱の太陽を木々の葉がさえぎって、木漏れ日がゆらゆら揺れている。山里の散歩道は自然のエアコンで涼しいのだ。 虫たちにとっても居心地がいいのだろう、いろんな虫が我が物顔で動き回っている。 昆虫たち、
やっと数日前に梅雨入リ宣言があったところが翌日から連日カン力ン照りの毎日だええいいっそ梅雨明け宣言してしまえ 梅雨といえばまちがいなく紫陽花の季節だ我が家の小さな庭先にも、毎年薄紫色の花が沢山咲くだ
げじげじの 足の運びに 驚きて ゴキブリの素早さうらやむ 夏の夜 カメムシが 網戸をのぞく 熱帯夜 窓の外 じっと見つめる ヤモリかな 作:朽木一空 下記バナーをクリックすると、このブロ
あれから10年 年を重ねるほど 時の流れが速くなる これから10年 果たして生きているのやら 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事
かあちゃんが おふくろになり母になり 会えぬ間に婆さんになり 病室で心の内はしまったまま どうでもいいこと話して帰る 寄り添いて手をつないだら照れた母 薄暗かった病院の廊下 作:朽木一空 写真
初節句モデルデビューの赤ちゃんに鈴振り奮闘カメラ片手に 穏やかな空気をまとい話おりアーウーだけのママとの会話 作:成風 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。
もう20年前になってしまいましたが、銀座テアトルシネマという映画館で『サウンド・オブ・ミュージック』を観たときの感想を記してみましょう。本作が製作されたのは1965年なので、20年前でもかなり古い映画だった
悪たれを 水に流して かあさんが ことことつくる夕餉の匂い ねじくれた僕にシャツ着せ頭撫ぜ 元気だしなと背中押す母 振り向けば 縮んだ母が 手を振りて またおいでねと 紫蘭の花も 作:朽木一空
ミスタープロ野球こと長嶋茂雄氏が、現役引退セレモニーで語った名台詞「わが巨人軍は永久に不滅です」ではないが、どこの家庭にもある家事も永久に不滅の存在である。そう何度やっても終わりがなくキリがない。だ
古希などは 若造だねと 春の庭 挨拶を 交わす年寄り 里の春 バス去りて 長き一時 春霞 作:朽木一空 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が
天橋立またのぞきのようにしゃがんでまたの隙間から後ろの風景を見たのだが 天井から電柱がぶら下がっている逆さまに人が歩いている車も逆さまに走っている鳥が地面を飛んでいる ぼくは逆さまの世界にいるだか
「菱友リハウスの三井と申します。鈴木様、素敵なお庭でいい眺めでございますね、このご自宅を売却して、駅近のマンションに買い替えたいというご要望でございますね。」 「そうなんです、都会の30分の1の値段
春覗く 飛行機雲の 彼方より ありがとう そっと囁く ハナミズキ 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是
空蝉を 転がしてみる 手の平で 軽くなったと 母おぶった夏 唖蝉(おしぜみ)が 縋っているよ 老木の枝 蝉噪(せんそう)に嫉妬 夏別れ 作:朽木一空 下記バナーをクリックすると、このブログのラン
紫色の花びらが風に揺れる悲しみと淋しさに染まりながら今日もまた青空に背を向けてぼっちでひっそりと立ちつくす 枝に揺れる花びらは儚くともその美しさは潔く澄んでいるだが誰も理解してはくれない濡れた心の叫
今日できなくても 明日はできるさ昨日できても 今日できぬ老体がある ぐずぐず悩んでた 神田の喫茶店古希が過ぎれば 悩みも店もなし 春が来て桜の老木(おいき)見上げれば首を吊ろうとした枝にも花が咲き
国枝は学生時代に囲碁部に入部し、何度か囲碁大会に出場したことがあったが、ほとんど補欠での出場であり、いつまで経っても万年四段のままで凍り付いていた。だから就職と同時に囲碁の世界からは、きっぱり足を洗
人生のゴール見えてる君思う 桜と共に天に舞うのか 3月で別れが来そう ありがとうメール残して花びらと散る 作:成風 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。
湯に沈み廃墟の群れを横に見て迫りくるような海鳴りを聞く 潮騒に踊る海うさぎ生温く胸の奥深く吹き抜ける風 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。ま
春が来たぞ、桜が咲いたぞ、木芽が萌えたぞ、草が頭を出したぞ、いい天気だ! よし!、玄関の扉を開いて散歩に出掛けよう、縮こまらないで、胸を張って思い切り息を吸って出掛けよう。 山道にも道端にも忘
冬空を突き刺すように立ち並ぶメタセコイアも寒波に震える 飛び越えて部長に忖度する男そんな奴ほど出世するなり 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。
孫よりも 爺婆愛(いと)し 春桜 ~なんでこんなに 可愛いのかよ孫という名の 宝ものじいちゃんあんたに そっくりだよと人に言われりゃ 嬉しくなって下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔もみじみたいな 小さ
來宮の大楠に合掌し樹齢二千の時をさまよう 日蓮が流れ着きたるこの寺で鐘を突きつつ平和を祈る 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブ
~恋というものは 不思議なものなんだ~ その通り、布施明さんが歌うとおりよ、逢っているときは なんともないが さよならすると 涙がこぼれちゃう。 逢うたびに うれしくて 逢えば 又せつなくて逢えなけりゃ
そのころ親父は胃癌が再発して急遽入院し、再手術を受けていた。だが既に癌は体中に転移していて、どうにもならない状態だったのである。術後も毎日ベッドで苦しんでいた親父であったが、ぼくの都立高校合格の知ら
いつの間にか冬になり、ぼくの高校受験が近づいてきた。ぼくは偏差値が学区の中では真ん中よりも少し下だった都立K高校を志望していたのだが、急に担任に呼ばれて「K高校は無理だから別の高校に変更しなさい」と忠
病院から母に電話があったのは、ぼくが中学二年のときだった。電話が終わると母は大声で泣き始めた。ぼくが問いただすと「お父さんは胃癌だって」と泣きながら声を絞り出すのだった。 昭和37年当時は癌と言われ
なつかしの 同期が集う 同期会 皴に埋もれた 完熟笑顔 同期会 青春探し 懐かしき 古希を過ぎても 生気漲り 教室に 思い出残る 教師たち 若いまんまの 顔思い出し 同期会 舟木一夫に三
もう40年以上前の話である。映画好きのぼくは毎週金曜日になると、会社帰りに東京都内にある名画座に通っていた。高田馬場の「パール座」「早稲田松竹」、飯田橋にある「佳作座」「ギンレイホール」、渋谷全線座、
初対面 生きてるんだね動いてる母の顔してつぶやく娘 我が指をギューと握る初孫よ心ときめく新たな世界 作:成風 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこ
~はぐれ鹿 山里追われ迷い道 群れてなくとも生きていけるさ~ 日暮れの山里にはピィーピィーと鹿のなく声が聞こえてくる。鳴き声にも、いろんな響きがある。甲高い鳴き声は仲間を探しているのか、縄張り争
片隅で拗ねているよな汚れ雪 梅の香が漂う陽だまり子等の声 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是
~どっこいしょ 寒晴れ漫歩 厚着して~ 山里はぐっと冷え込み、町中とは温度が三度は低いが、寒散歩は欠かさない。昨年から、山里では熊の出現が目撃されるようになり熊よけの鈴を腰にぶら下げて散歩するのだが、
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青春時代から老年期になるまで創ったポエムの数々、それを今をときめくChatGPTに解説と感想をまとめてもらい、これをシリーズ化することにしました。 たそがれの道 こもれ陽が赤い 林の小路一人行くたた
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川端さゆりは専業主婦で、夫の雄二との間には子どもはいなかった。だから、雄二が福岡に転勤になったとき、普通なら一緒に福岡について行くのが当然であろう。しかし、さゆりは実家の両親の体調がよくないことを理
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私の大好きな書の詩人相田みつお様も俗諺ひねりに参戦しました。相田みつおの雅号は意味深な貪不安(ドンフアン)です。ドンファンとは女たらし色事師、美男の好色漢のことですから、貪不安とは、もうすでに、俗諺
僕は四国の高松に住んでいる。どうしても料理人になりたくて、長年その夢を胸に抱き続けていた。だから、高校を卒業すると同時に、叔父の知り合いが経営する東京・神田の寿司屋で修行を始めた。僕の夢はただ一つ、
「おや、今日もお散歩ですか?いいご身分ですね、暇つぶしが趣味なんて、他にやることないんですか?」 散歩するなんてのは暇人のやることなんですね。仕事もせずに、家のこともせずに、ぶらぶらと歩くだけの荒唐無
僕が美奈子と交際するきっかけとなったのは、高校二年の夏休みだった。関川が僕の名前で美奈子にいたずらのラブレターを送ったからだ。最初はまさか本物だとは思わなかったが、美奈子から返事が届いた。その返事に
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最近はどこへ行っても年寄りばかりだ。外食に行っても、旅行に行っても、映画館に行っても、もちろん病院に行っても、年寄・年寄り・年寄り・年寄りのオンパレードなのだ。どこもかしこも年寄りだらけで、うんざり
梅一輪 玄関に挿し友を待つ なに話そうか なに食べようか ぴょんぴょんと梅花啄む鶯が ほ~ほけきょの 稽古浅春 ああ煩い へた鶯の猛練習 文句いえるか親父の演歌 梅干しが 何処に咲くのか 目を皿に 鏡の中
最近は誰でも歌える歌が少なくなってしまった。また誰でも彼でも「シンガーソングライター」気取りで、歌詞は悪くないのだがメロディーのないラップのような曲ばかりで、心に染み渡らないため興味も沸かず、
老人専科編 老人向けの名言は山ほどあります。 ~あの世はほんとにあるのやら~ ないとは思うんだがねえ、、~老人にもまだ勉強することがあるとすれば、ただひとつ、死ぬことを学ぶべきだ~ ルソー~年をと
著者:飯嶋和一 江戸時代に、優勝28回・勝率9割6分2厘という、とてつもない成績を残した史上最強の力士がいた。そう雷電為右衛門である。その体駆は、身長六尺五寸(197cm)、体重は46貫(172kg
古希などは 若造だねと 春の庭 挨拶を 交わす年寄り 里の春 バス去りて 長き一時 春霞 作:朽木一空 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が
天橋立またのぞきのようにしゃがんでまたの隙間から後ろの風景を見たのだが 天井から電柱がぶら下がっている逆さまに人が歩いている車も逆さまに走っている鳥が地面を飛んでいる ぼくは逆さまの世界にいるだか
「菱友リハウスの三井と申します。鈴木様、素敵なお庭でいい眺めでございますね、このご自宅を売却して、駅近のマンションに買い替えたいというご要望でございますね。」 「そうなんです、都会の30分の1の値段
春覗く 飛行機雲の 彼方より ありがとう そっと囁く ハナミズキ 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブログ記事が面白いと感じた方も、是
空蝉を 転がしてみる 手の平で 軽くなったと 母おぶった夏 唖蝉(おしぜみ)が 縋っているよ 老木の枝 蝉噪(せんそう)に嫉妬 夏別れ 作:朽木一空 下記バナーをクリックすると、このブログのラン
紫色の花びらが風に揺れる悲しみと淋しさに染まりながら今日もまた青空に背を向けてぼっちでひっそりと立ちつくす 枝に揺れる花びらは儚くともその美しさは潔く澄んでいるだが誰も理解してはくれない濡れた心の叫
今日できなくても 明日はできるさ昨日できても 今日できぬ老体がある ぐずぐず悩んでた 神田の喫茶店古希が過ぎれば 悩みも店もなし 春が来て桜の老木(おいき)見上げれば首を吊ろうとした枝にも花が咲き
国枝は学生時代に囲碁部に入部し、何度か囲碁大会に出場したことがあったが、ほとんど補欠での出場であり、いつまで経っても万年四段のままで凍り付いていた。だから就職と同時に囲碁の世界からは、きっぱり足を洗
人生のゴール見えてる君思う 桜と共に天に舞うのか 3月で別れが来そう ありがとうメール残して花びらと散る 作:成風 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。
湯に沈み廃墟の群れを横に見て迫りくるような海鳴りを聞く 潮騒に踊る海うさぎ生温く胸の奥深く吹き抜ける風 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。ま
春が来たぞ、桜が咲いたぞ、木芽が萌えたぞ、草が頭を出したぞ、いい天気だ! よし!、玄関の扉を開いて散歩に出掛けよう、縮こまらないで、胸を張って思い切り息を吸って出掛けよう。 山道にも道端にも忘
冬空を突き刺すように立ち並ぶメタセコイアも寒波に震える 飛び越えて部長に忖度する男そんな奴ほど出世するなり 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。
孫よりも 爺婆愛(いと)し 春桜 ~なんでこんなに 可愛いのかよ孫という名の 宝ものじいちゃんあんたに そっくりだよと人に言われりゃ 嬉しくなって下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔もみじみたいな 小さ
來宮の大楠に合掌し樹齢二千の時をさまよう 日蓮が流れ着きたるこの寺で鐘を突きつつ平和を祈る 作:五林寺隆 下記バナーをクリックすると、このブログのランキングが分かりますよ。またこのブ
~恋というものは 不思議なものなんだ~ その通り、布施明さんが歌うとおりよ、逢っているときは なんともないが さよならすると 涙がこぼれちゃう。 逢うたびに うれしくて 逢えば 又せつなくて逢えなけりゃ
そのころ親父は胃癌が再発して急遽入院し、再手術を受けていた。だが既に癌は体中に転移していて、どうにもならない状態だったのである。術後も毎日ベッドで苦しんでいた親父であったが、ぼくの都立高校合格の知ら
いつの間にか冬になり、ぼくの高校受験が近づいてきた。ぼくは偏差値が学区の中では真ん中よりも少し下だった都立K高校を志望していたのだが、急に担任に呼ばれて「K高校は無理だから別の高校に変更しなさい」と忠
病院から母に電話があったのは、ぼくが中学二年のときだった。電話が終わると母は大声で泣き始めた。ぼくが問いただすと「お父さんは胃癌だって」と泣きながら声を絞り出すのだった。 昭和37年当時は癌と言われ
なつかしの 同期が集う 同期会 皴に埋もれた 完熟笑顔 同期会 青春探し 懐かしき 古希を過ぎても 生気漲り 教室に 思い出残る 教師たち 若いまんまの 顔思い出し 同期会 舟木一夫に三
もう40年以上前の話である。映画好きのぼくは毎週金曜日になると、会社帰りに東京都内にある名画座に通っていた。高田馬場の「パール座」「早稲田松竹」、飯田橋にある「佳作座」「ギンレイホール」、渋谷全線座、