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「音楽&オーディオ」の小部屋 https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

「音楽&オーディオ」大好き人間・・SPユニット「アキシオム80」を中心にあれこれ綴りました。

PC家電ブログ / ピュアオーディオ

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2010/04/27

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  • 政治とカネ、そして「天敵」の存在

    ☆政治とカネ周知のとおり、現在自民党は「パーティー券の還流疑惑」で、てんやわんやの大騒ぎです~。いったい、そういうくすねたお金をどこにどう使ったのだろうか。そもそも、政治になぜそんなにお金がかかるんだろう?以前、このブログで取り上げたが、霞が関の現役官僚が覆面で書いたとされる「原発ホワイトアウト」の中で、昨今2世代議士たちが多くなったとあり、それには功罪あるけれども、お金の心配をしなくていいので政策に没頭できる利点があると書いてあった。周知のとおり「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちるとただの人」という言葉がある。厳しい選挙に勝ち抜いてようやく「代議士=先生」になったものの、次回の選挙でもしかして落選するかもしれないという恐怖心は余人にはとうてい計り難いものがあるのだろう。したがって、国策よりも...政治とカネ、そして「天敵」の存在

  • 気になるノイズ → ピンチはチャンス

    どうもおかしいなあ・・、2週間ほど前から左側のスピーカーから「ピー」という微かな高周波音が出てくるのだ。もちろん、音が出ているときはわからないが、鳴りやんだときに「ピー・・」、いったん気になりだすと音楽を聴くどころではなくなる(笑)。さっそく原因究明に取りかかった。接続ケーブルの結線のゆるみ、そしてパワーアンプを交換しても「ピーノイズ」が消えない・・、どうやら「プリアンプらしい」とおぼろげながらあたりが点いた。さっそく製作者の「YA」さんにご相談・・、すると、「プリアンプの左右の真空管を入れ替えてみてください、左側の「ピー」が右側に移れば真空管に原因があります。」なるほど・・、さっそくプリアンプの入出力のケーブルを5本(左右ペア)外して、ケースから本体を取り出し真空管を入れ替えた。恐れていた大掛かりな作業...気になるノイズ→ピンチはチャンス

  • 新しい漢字の創造、そして高級車

    ☆新しい漢字の創造つい先日の「読売新聞」に載っていた記事なので、すでにご存知の方も多いと思うけど・・。ポイントになる部分を抜粋してみよう。「こんなに新しい言葉が生まれているのに、新しい漢字が増えないのはなぜだろう」高学年の女子児童だという。考え付いた新漢字は「光」を左に、「首」を右に置いて、スマートフォン。首を曲げて光をのぞき込む人を表している。「自分はこんなにも姿勢が悪いのか、背筋を正そうという注意喚起にもなる」と、小さな漱石は述べている。常用漢字が増えることはないのだろうか。文化庁の担当課に作文を持ち込みたくなる。という内容だった。「スマートフォン=光首」ですか・・、「常用漢字を増やす」という子供の自由な発想には驚かされますね!あやかって、さっそくチャレンジしてみた。「オーディオ」は、音を生むことに通...新しい漢字の創造、そして高級車

  • 「名曲斬り込み隊」を読んで

    週一度の図書館通いでたまたま目に触れて借りてきたのが「宮本文昭の名曲斬り込み隊」。「宮本文昭」さんといえば著名なオーボエ奏者だが、世に名曲の解説本は多いものの、実際に演奏する立場からの視点による解説本は意外と少ないのが実状。また、オーボエという楽器は管楽器全体を引っ張っていく存在だから、そういう視点からのアプローチも面白そうなので読み始めたところ、つい引き込まれて一気読みしてしまった。本書で取り上げてある名曲は以下の8曲。1モーツァルト「ディヴェルティメントK.136」2「協奏交響曲K.364」、3チャイコフスキー「交響曲第5番」、4ベートーヴェン「交響曲第3番英雄」、5ブラームス「交響曲第1番」、6リムスキー・コルサコフ「シェラザード」、7マーラー「交響曲第9番」、8ブルックナー「交響曲第8番」いずれも...「名曲斬り込み隊」を読んで

  • 「上り坂」「下り坂」そして「まさか」の坂

    歴代総理の中でかなり個性的だった「小泉純一郎」氏・・、あの「田中真紀子」さんから「変人」ともいわれてましたね。自分に言わせると、両方とも「変人」だけどね~(笑)小泉さんは大のクラシック好き、とりわけオペラ・ファンとして知られていたが、ある時テレビで「人生には上り坂と下り坂、そしてまさかという坂がある」と笑いながら言っていたのを憶えている。つまり、人生には「まさか」という予想外のことが起こることを揶揄したものだが、このほどその「まさか」をささやかながら2件経験したので述べてみよう。所詮は、小さな戦場の「オーディオ」がらみですけどね~(笑)。まずは、古典管から行こう。つい先日のオークションで狙いをつけた真空管があった。大きさや重さが際立つものはどんな掘り出し物でも敬遠するが、真空管となると実に買いやすい・・、...「上り坂」「下り坂」そして「まさか」の坂

  • ミステリーの快作

    気象庁の季節区分によると、「12月~2月」が冬、「3月~5月」が春、「6月~8月」が夏、そして「9月~11月」が秋・・。つまり、季節の変わり目は12月、3月、6月、そして9月ということになり、オーディオでいえばクロスオーバーということで二つのユニットの音(季節)が混在する節目に当たる~、言い換えるとどっちつかずですっきりしないともいえる(笑)。で、何が言いたいかというと、現在はれっきとした春だけどいまだに寒くてやたらに太陽が恋しくなる。つい日光浴をしながら読書三昧~(笑)。で、たまたま読む機会があったのが「蒼天の鳥」。令和5年(昨年)の「江戸川乱歩」受賞作だし、装丁も洒落てるし、いやが上にも期待が高まってワクワクしながら読み始めたものの、だんだんと「何じゃこれは・・」、さっぱり面白くないのだ。読者を引きず...ミステリーの快作

  • 音楽って何だろう? 音っていったい何だろう?

    音楽ってなんだろう?音っていったいなんだろう?こういう根源的な問いに対して明確な回答は望めないとしても少なくとも手がかりらしきものを与えてくれるのが「武満徹・音楽創造への旅」である。とはいえ、内容を一括りにして表現するのはブログ主の手に余るので、(武満氏の)音に対する考え方が一番如実に表れていると思う「海童道祖と“すき焼き”の音」(467頁)の箇所から引用してみよう。海童道祖(わたづみどうそ:1911~1992)は単なる尺八演奏家に留まらず宗教家にして哲学者だが、武満氏と小さな座敷で同席して名曲「虚空」を聴かせるシーンの叙述である。「目の前にはスキヤキの鍋があってグツグツ煮えており、外はダンプカーなどがバンバンと走ってうるさいことこの上ない。そういう環境のもとで、尺八の演奏を聴くうちに、僕はいい気持になっ...音楽って何だろう?音っていったい何だろう?

  • アナログ or デジタル

    音響の世界にデジタル系(CD)が登場したのが1980年代初頭だから早いものでもう40年になる。当時はアナログ(レコード)の方がいいとか、いろいろ詮議がなされていたが、今となってはデジタルも「ハイレゾ化」などの進展を見せてすっかり馴染んできているように思える。「不毛の論議は止めてそれぞれ楽しめばいいんじゃない・・」という風潮に逆らうわけではないが、ブログ主にはいまだに気になっていることの一つがそれ。というのも、それまで圧倒的にレコード派だったのが、CDの登場とともにレコードを含めてプレイヤーなどを処分したものの、それがはたして正しかったのかどうか・・。先日(2月29日)、福岡からお見えになったNさんはDACが「マークレヴィンソン」、そしてレコード・プレイヤーがトーレンスの「リファレンス」の高級機器をお使いの...アナログorデジタル

  • こんな音のどこがいいんだろう

    「ウヮ~ッ、汗臭い!」午後のウォーキングから自宅に帰って家人とすれ違ったとき、つい外方(そっぽ)を向かれてしまう時季がそろそろやってくる。「たかが汗の匂いなんかで、ガタガタ言うな!」と一喝してやりたいところだが、どこで陰湿な「復讐劇」が待っているか分からないので我慢、我慢・・(笑)。さて、この「匂い」というもの、たとえば閉め切った部屋の中で「嫌な匂い」を消臭剤や空気清浄機で半分まで減らしたとしても、私たちは「あぁ、半分の匂いになった」とは感じない。「ほとんど変わってない」あるいは「やっぱり匂う」と感じてしまう。実は「半分になった」と感じるためには、「匂い」の90%を除去しなければならない。「音」だってそう。私たちはかすかな「虫の音」と「コンサートの大音量」を同じように聞く〔感じる)ことができる。もし人間が...こんな音のどこがいいんだろう

  • 「一芸に秀でる」 VS 「平均点主義」

    なるべく「井の中の蛙」にならないように、日頃からいろんなオーディオマニアの方々のブログを拝読させてもらっている。オーディオはある意味では感性の世界だから、人それぞれの独自のアプローチがあるので大いに参考になる・・、まあ、反面教師のときもありますけどね(笑)。で、その一環として「ジャズとテニスの雑記帳」は2日に1度の更新なので日頃から読ませてもらっている。ブログ主は仮に「I」さんとしておこう。「I」さんはたいへんなジャズ通で「エリック・ドルフィー」の大ファンと聞いただけでその年季が推し測られるし、オーディオシステムもジャズ用とクラシック用に分類されていて、我が家と似たようなスタイルなので随分参考になる。で、つい2~3日前の記事の中に我が家の「AXIOM80」に関する記事があったので、思わずドキッとした(笑)...「一芸に秀でる」VS「平均点主義」

  • 「罪深い遊び」とは

    「罪深い遊び」というタイトルに思わずドキッとされた方もいるかもしれないが、残念なことに音楽がらみの話です。もうそんな元気は残っておりません(笑)。さっそく本論に入りましょう。音楽にしろオーディオにしろ「聴き比べ」は実に楽しい。音楽の場合、出所は同じ楽譜なのに演奏によってこんなに印象が変わるのかという驚きは新鮮そのもので、次から次に買い求めて違う演奏を楽しみたくなる。オーディオだって使う真空管(初段管、出力管、整流管)によって、音がクルクル変わる「球転がし」ひいては「アンプ転がし」果てには「スピーカー転がし」などの「音遊び」はまさに究極の愉しみとして絶対に欠かせない存在だ!少なくとも我が家ではそうです。ところが、その「聴き比べ」を「罪深い遊び」だと断罪している本を見かけた。興味を引かれたので以下、解説してみ...「罪深い遊び」とは

  • 三日坊主

    「三日坊主」という言葉がある・・、「飽きやすく何をしても長続きしないこと」(広辞苑)。かく言う自分にも当てはまりそうだが、とりわけひどいのが健康対策でこれまで長続きした試しがない・・、しかし実はそれでいいのかもしれない。というのも、社会的にも生物学的にも「役立たず」となった人間がむやみやたらに延命にこだわるのは傍(はた)からみてけっして見よいものではないし、いやむしろ周囲の害になるときさえある。ただし「分かっちゃいるけど・・」で、当事者となると話は別、おそらく「総論賛成・各論反対」が日本中至るところで展開されている光景だろう。そういえば昔こういう川柳があった。長生きはしたくないねとジム通い(笑)そういうわけで、数年前に図書館で「長生きに関連する本」を読んでその健康対策を記録に残していたものの、はたしてその...三日坊主

  • 自己の内面と静かに向き合える音

    あれから1週間も経つのにまだ何となく「しこり」が残っている試聴会(2月29日)・・。3名の方々ともにクラシック音楽好き、とりわけオペラ「魔笛」が好みとなるともう筋金入りの方々ばかり・・、こうして一堂に会するのはまあ一生に一度あるかないかぐらいの「千載一遇」の機会といえるだろう。それだけに、振り返ってみて「ああすれば良かった、こうすれば・・」という思いが残る~。具体的に2点ほどあげてみよう。1スピーカー「TRIAXIOM」(グッドマン)の出番が無かった当日は6系統のスピーカーのうち3系統を聴いていただいたのだが、なぜはじめから「TRIAXIOM」を外したんだろう・・。同じグッドマンの「AXIOM80」を聴いてもらえば、それで事足りると踏んだわけだが、明らかに浅慮だったなあ。「TRIAXIOM」は「AXIOM...自己の内面と静かに向き合える音

  • 雑学人間の独り言

    万事に亘って「広く浅く」の「雑学系人間」だと自認しているので、雑学系の本は大好きで図書館で見かけたら片っ端から借りてくる。本書は私たちの身の回りにある森羅万象の「ふしぎ」の中から313個を選んだユニークな本だった。以下、興味を引いたものをいくつか抜粋してみた。「そんなことはとっくの昔に知ってるよ。」という方がおられるだろうが、どうか悪しからず~。☆なぜ「ご馳走」という言葉に「走」という字が入っているのか?普段は粗食の禅宗のお寺でもお客が来ると精進料理ではあるけれど何品かでもてなした。しかし常備してある食材には限りがある。そのため、食材集めに「まかない」が方々を「走り回って」(=馳走)集めた。そこから客をもてなす特別な料理のことを「馳走」と呼び、それが今の「ご馳走」につながった。禅宗には今も台所に「韋駄天」...雑学人間の独り言

  • 「怪我の功名」そして「ナタリー・デセイ」

    つい先日のブログ「後悔先に立たず」(3月3日付)で紹介したこの画像。ボックスの中ほどに「お盆」のようなものが敷いてあり、それに触発されて、我が家のボックスにも似たような処置を施したが、このブログを読んだ関西在住の読者の方からご親切にもすぐに次のメールが届いた。「オークションの写真を見て「お盆」と勘違いされたようですが、これは前面バッフルと後面バッフルを連結しています。TANNOYの全盛期はパネルに四角い穴が開いていましたが、後期はオークションの写真のように4隅ががっちりした造りの四角いワクになりました。確認画像を挿入します。添付写真のようにスピーカーユニットからのケーブルが垂れさがってネットワークに行っています。これでしっかりしたお盆でなくて、木枠であることが確認できたと思います。まあオーディオのことです...「怪我の功名」そして「ナタリー・デセイ」

  • 音楽が脳にもたらす効果

    人間はどうやら己(おのれ)にとって都合の良い情報だけ切り取る傾向にあるらしい。もちろん自分もその例に漏れない(笑)。その格好の一例を挙げてみよう。東北大学の教授が書いた「生涯健康脳」は、「生涯にわたって脳を健康に保つ」ためのノウハウを分かりやすく説いた本だった。この種の書籍は巷に氾濫しているので、ワンオブゼムのつもりで読んでみたが、さして目新しいことはなかったものの、それでも気になる事柄があったので列挙しておこう。もちろん、自分にとって都合のいい情報ですぞ(笑)。☆脳の最高の栄養素は知的好奇心脳の健康維持のために欠かせないのが毎日の30分以上の有酸素運動とともに、知的好奇心が挙げられている。たとえば探究心、冒険心、追求心などワクワク、ドキドキが脳の中の神経伝達物質であるドーパミンを活性化させて脳全体をとて...音楽が脳にもたらす効果

  • 後悔先に立たず

    「必要悪」という言葉がある。「広辞苑」によると「悪ではあるが、社会の現状からいって、やむを得ず必要とされるような事柄」とある。けっして明るい前向きなイメージをもたらす言葉ではなく、どちらかと言えば「後ろめたい存在」であることが分かる。実は「オーディオ」にも「必要悪」がいろいろありまして・・(笑)。極端な話、生演奏と比べるとオーディオ機器はすべて必要悪みたいなものだが、それではまったく話が進まないのでシンプル・イズ・ベストの観点からいくと、さしずめ「スピーカー・ネットワーク」(以下、「ネットワーク」)あたりはその必要悪の代表選手ではなかろうか。「ネットワークって何?」と訊かれても一言で説明するのは難しいが、簡単に言うと周波数帯域(人間の可聴帯域は20~2万ヘルツ)を低音域、中音域、高音域などの所定の帯域に分...後悔先に立たず

  • 音楽愛好家のご来訪(2024・2・29)

    前回からの続きです。オーディオ愛好家にとって「音楽&オーディオ」はクルマの両輪みたいなものだと思っている。で、どちらに比重をかけているか、つまり「音楽の方」か「オーディオの方」かとなると・・、まあ、趣味の世界なので肝心のご本人が満足さえしていればそれでいいわけだが、なかなか興味深いものがある。で、今回のお客様たち3名の方々は明らかに「音楽=クラシック」に重きを置いている方々だったので、音質について殊のほかウルサイ方々でなかった・・、我が家にとってせめてもの「救い」だったかな(笑)。というわけで、ジャズの出番はまったくなしのまま3系統のスピーカーの順番となると、「ウェストミンスターを交えた3ウェイ」→「AXIOM80」→「口径20cmのユニット+JBL175ドライバー」となった。当然、主賓たるお客様たちの雰...音楽愛好家のご来訪(2024・2・29)

  • 「ワーグナー」が聴けないシステムなんて

    かねての予定通り、昨日(29日)の午後、小雨の中をついて福岡からお客様が3名お見えになりました・・、雪にならなくてよかった!13時着の予定が30分ほど遅れたので、道に迷われたのかなと心配になり玄関の前に出ていたところ、30mほど先の曲がり角からひときわ明るい「デイライト・ランプ」が点いた福岡ナンバーの「ベンツ」が悠然と姿を現したときはホット一息~。やあやあ~、初めまして・・。お一人は旧知の「N」さんでほかの2名の方々は初対面だったが、すぐに打ち解けさせていただきました。というのも、3名の方々ともにオペラ「魔笛」ファンだったんですよねえ~、強力な共通基盤があると話が早いですね(笑)。中にはこのブログを読んで魔笛に親しみましたという方もいて、ほんとうに(ブログの)作者冥利に尽きます!そもそもこのブログを始めた...「ワーグナー」が聴けないシステムなんて

  • 脳は何かと言い訳する

    本書は脳にまつわる知識や考え方を述べた本、といえばややかた苦しそうだが従来の「脳の本」には載っていないような新しい知見が紹介されている。興味を引いたものを2項目紹介。☆脳はなにかと錯覚する~ヒトも動物も、なぜか「赤色」が勝負強い~あの有名な「ネイチャー」誌に掲載された科学論文に英ダーラム大学の進化人類学者ヒル博士の研究成果として「赤色は試合の勝率を上げる」という話題。たとえば、ボクシングやレスリングなどの格闘競技では、選手のウェアやプロテクターに赤色と青色がランダムに割り当てられる。ヒル博士がアテネ・オリンピックの格闘競技四種の試合結果を詳細に調査した結果、すべての競技について、赤の勝つ勝率が高いことが分かった。赤の平均勝率は55%というから、青よりも10%も高い勝率になる。実力が拮抗した選手同士の試合だ...脳は何かと言い訳する

  • スピーカーと相性のいい曲目の選択

    つい先日のブログ「聴かぬが花・・」で述べたように、ぼちぼち県外からのお客様がお見えになる日が迫ってきた。長年に亘って培ってきたお互いの「オーディオ文化=音楽的センス+音響的センス」が衝突して火花を散らすわけだから、面白くないはずがない・・(笑)。後者の「音響的センス」についてはどういうスピーカーを聴いていただくか、概ね3つに絞ったところだが、問題は前者の「音楽的センス」である。さて、どういう曲目を聴いていただこうか・・、はたと迷ってしまう。もちろん3名の方々の好み優先だし、持参されたCDがあればそれが最優先だが、まあクラシック、ジャズ、そしてポピュラー、歌謡曲、唱歌などを網羅しておけば大丈夫かなあ・・。おっと、そういえばスピーカーによって得手不得手の曲目があるので前もって選択しておく必要があるぞ~と、これ...スピーカーと相性のいい曲目の選択

  • 中国古典の魅力とは

    若いときに読んだ本でも、人生経験を経て再度読むと新たな発見に出会うことがある。本好きの方にはきっと思い当たる節があるに違いない。「人生に二度読む本」(講談社刊)城山三郎氏と平岩外四氏という稀代の読書家2名により、「あらすじ→対談→作者解説」のスタイルで12冊の名作を紹介した本である。城山三郎氏:直木賞受賞、「落日燃ゆ」「毎日が日曜日」など著書多数平岩外四氏:元経団連会長、国内外で活躍、蔵書3万冊以上両氏とも故人。で、その12冊とは次のとおり。夏目漱石「こころ」アーネスト・ヘミングウェイ「老人と海」太宰治「人間失格」フランツ・カフカ「変身」中島敦「山月記・李陵」ヘルマン・ヘッセ「車輪の下」大岡昇平「野火」ジェイムズ・ジョイス「ダブリンの市民」ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人」リチャード・バック「かもめの...中国古典の魅力とは

  • 巧言令色、仁あること少なし

    世界の趨勢を決めると言っていいほどの大事なアメリカ大統領選挙が今年(2024)の11月に行われる。そして、あのトランプさんが予備選5連勝(2月26日現在)のもとで共和党の代表として確実視されている。おそらく再びバイデン現大統領との一騎打ちが予想されており、勝利の可能性が高いとされている。(裁判の結果次第だが・・)あの「品のかけら」もない人物が再び大統領になるというのが信じられないが、「パワー、威勢、ハッタリ」を重視するというのか、それがアメリカという国のダイナミックさなんだろう。良きにつけ悪しきにつけウクライナをはじめとしたいろんな紛争がリセットされる可能性が高い。もしトランプ大統領が実現したら・・、(最近「もしトラ」という言葉を紙面でよく見かける~笑~)、日本としてもお付き合いが大変だろう。今は亡き安倍...巧言令色、仁あること少なし

  • 情熱の発露とストーカー

    先年のこと、〇〇工大(九州)の68歳の大学教授が東京の風俗店の従業員を自宅の前で待ち伏せするなどし、ストーカー容疑で逮捕されたと報じていた。エッ、大学教授ともあろうものが!近年、中高年のストーカーがすごく増えているそうで、たとえばコンビニで釣銭を受け取るときに、女性店員が手を包み込むようにやさしく渡してくれたので自分に好意を持っていると勘違いし、以後見境なく追いかけ回す事例などが挙げられていた。近年「老いらくの恋」という言葉を聞かないと思っていたら、現代では元気のいい中高年が増えたせいか「ストーカー」という直接行動に打って出ている模様(笑)。もともとストーカーになるにはそれなりの素質があるそうでテレビの中で5点ほどあげていた。メモするのが面倒くさかったので、あとでネットでググってみたところ次の通りだった。...情熱の発露とストーカー

  • 「聴かぬが花」そして「聴かせぬが花」

    昨日のこと「O市のNですが、お久しぶりです・・」という突然のご連絡に「エッ・・」と思わず息を呑んだ、そして即座に「お元気でしたかっ?」と声が上ずってしまった。たしか10年ほど前に我が家にお見えになってから以来のことである。まだオーディオに勤(いそ)しんでおられるんだ・・、とついうれしくなった。続いて「〇日は空いてますか?よろしかったら3名で訪問したいのですが・・。」「ええ、どうぞどうぞ・・」と、即答した。極めて貴重な「同好の士」だからお客さんは大歓迎である・・、ところがしばらくすると不安が頭をもたげてきた。Nさんは名にし負うハイエンドのマニアである。たとえば、当時のことだが、レコード愛好家ならだれもが一度は使ってみたいと憧れるトーレンスの「プレイヤー」、DACとプリアンプはマークレヴィンソン、パワーアンプ...「聴かぬが花」そして「聴かせぬが花」

  • あまり進歩してほしくない技術

    「測る技術」(ナツメ社刊)、そして「ものをはかるしくみ」(新星出版社)と、「測る」という事柄に焦点を当てた本がある。「測る」作業は縁の下の力持ちのようなもので、日常ではあまり人の意識に登場することはないが「文明は測ることから始まった」という。これは、はるか昔に住まいを建てたり農作物などを交換し始めた頃から発達してきた人間の知恵であり、現代の科学的計測技術も人類の永年にわたる叡智の結晶の一つ。近年では、スーパーなどで包装されたパック販売がほとんどのため「測る」という作業を具体的に目にすることが減ってきたが、「測る」ことを抜きにして現代の文明は成り立たないという。それに「必要は発明の母」という言葉があるが、これまで測ることのできなかったものを測る方法が次々に考え出されている。これは長さ、質量、密度、体積など全...あまり進歩してほしくない技術

  • オーディオ機器の製作者は音楽愛好家であって欲しい

    高校時代のオーディオ仲間たち(4名)といまだにメールの交換をしているが、そのうちのU君から次のメールが届いた。「先日、NHKのBSでストラディヴァリの番組がありました。ご存知かと思いますが、ストラディバリとはイタリア・クレモナで名工ストラディバリが製作したヴァイオリンの名器で、それを扱った番組でした。ご覧になりましたか?」しまった!どうやら貴重な番組をウッカリ見逃してしまったようで、「残念です。観ていません」と返信したところ、さっそく次のメールが届いた。「面白く興味深い内容でしたよ。色々な角度から検証していましたねぇ~。それでも、人間の歴史の中で科学万能の現世においてさえも再現は出来ない様ですね。職人魂(霊)の為せる技(術)でしょうか?」関連して、桐朋学園大学を卒業して指揮者として武者修行のため渡欧したO...オーディオ機器の製作者は音楽愛好家であって欲しい

  • 「可憐な乙女 VS 熟女」の色香のどちらがいい

    前回のブログ「能ある鷹は爪を隠す」で、「ウマさん」から教えてもらった村上春樹さんのオーディオ愛好家ぶり~。ジャズ(JBLシステム)をわざわざオクターブの真空管アンプで鳴らすなんて、かなりオーディオにウルサイ人間じゃないと出てこない発想だと思いますよ~。実は、我が家でも大いに思い当たる節があるんです!というのも・・。口径20cmのユニット(ウーファー専用)と「175ドライバー」(JBL)による「ハイスピードサウンド」、まさに「春爛漫」が目前のような陽気なサウンドに毎日痺れておりますぞ!とりわけ、「175」(2000ヘルツ~)を真空管アンプで鳴らすと、振るいつきたくなるような色香と上品な余韻に・・、こりゃたまらん(笑)。「175」の極めて高い能率(108dbもある!)が小パワーの真空管アンプの弱点を見事にカバ...「可憐な乙女VS熟女」の色香のどちらがいい

  • 能ある鷹は爪を隠す

    前回のブログ「糟糠の妻は堂より下さず」はなかなかの反響でした!実はこんな田舎でも実例をよく見るんですよ。いい歳をしたオッサンが若い女に目移りし、お金に物をいわせて一緒になって、長い間連れ添った奥さんには家一軒与えて離婚成立というケ~ス。一人ぼっちになった奥さんは立派な邸宅にもかかわらずいつも寂しそう・・、お気の毒~。メル友さんからも反響がありました。時系列で、まず最初の方からは、いやあ、「タフでなければ・・・優しくなければ・・・」清水俊二の名訳、大好きです。村上春樹と小澤征爾の対談集、私も読みましたが、いわば「タレントの褒め合い」に近い本だと思います。皆さん、役者ですよ。まあ、タレントも音楽家も役者ではありますが。おっと、それを言うと、人間みんな役者ですが・・・。読書は面白いし、人生に必須のアイテムだと思...能ある鷹は爪を隠す

  • 「糟糠(そうこう)の妻は堂より下さず」とは

    先だって指揮者の「小澤征爾」さん(以下、敬称略)が亡くなりましたね・・。好きな指揮者ではなかったので無視を決め込もうと思ったのだが「物いわぬは腹ふくるるわざなり」(「徒然草」)なので・・(笑)。小澤征爾で思い出すのがこの本「小澤征爾さんと音楽について話をする」(村上春樹編)。片や日本が生んだ世界的指揮者だし、片やベストセラー作家なので組み合わせの興味もある。小澤氏の長女と村上氏の妻が「大の友達」との縁で実現した対談で、その対談もたったの一回きりということではなくて2010年から2011年7月にかけて様々な場所で機会をとらえて実現したものだという。ざっと、ひととおり目を通したが、先ず何よりも村上春樹氏がクラシックにこれほど造詣が深いとは驚いてしまった。周知のとおり、この人は本格的な作家になる前にジャズ喫茶を...「糟糠(そうこう)の妻は堂より下さず」とは

  • 寓意(ぐうい)に由来する最高のサウンドとは

    日経の文化欄は他の新聞と一味違って「センスがいい」と思っているが、以前のこと、極め付けの「流れるシリーズ」が連載されていた。連載の趣旨はといえばこうである。「音楽や映画は「時間芸術」と呼ばれる。作品の時間を支配するのは作り手だ。絵や小説はと言うと、時間は鑑賞する側が握っている。静止する絵画の中に「流れる」ものを見つけ、自分だけの時間を味わうのも楽しいかも!と選んでみた。(脚本家東多江子)「時間芸術」という言葉・・、音楽や映画は鑑賞側の受け入れ準備や態勢にお構いなくひたすら終幕まで突っ走っていく。主導権は終始「作り手」側にある。これに因んでジャズ史上で最も有名とされる言葉がある。「音楽を聴き終わったらそれは空中に消えてしまい、二度と捕まえることはできない」(エリック・ドルフィー)その一方、絵画は静止したまま...寓意(ぐうい)に由来する最高のサウンドとは

  • 春向きのサウンド とは

    まだ早計かもしれないが、2月中旬というのにこのところ気温が10℃前後で推移しているので、今年の冬は暖冬だったと言ってよさそうだ・・、体調も比較的良かったし、心臓血管に持病を抱える人間にとっては大歓迎である。しかし、季節によって体調が左右されるのは明らかに歳を取った証拠だね~(笑)。で、持ち主に合わせたように「オーディオサウンド」も季節向きのサウンドがあると我が家では勝手に決めつけている。たとえば、<冬>厳寒に相応しい重厚なサウンド→大編成のオーケストラが聴けるシステムでウェストミンスターを中心とした3ウェイシステム<春~夏>明るくて爽やかで軽快なサウンド→口径20~25cmのスピーカーの出番<秋>芸術の秋に相応しい思慮深い音→英国系システムの出番と、いったところかな~。まあ、冬でも春夏向きのサウンドを聴き...春向きのサウンドとは

  • 「さようなら」について

    いまだに現役時代の夢を見ることがある・・。つい30分前もそうだった。いい夢ならともかく、当時の苦手だった上役から嫌味を言われるシ~ン・・、もういい加減にしてくれ~(笑)。「上意下達」(じょういかたつ)、いわばトップダウンのがんじがらめの中で働いた当時の心の傷がいまだに癒されていないらしい。その点、自営業の人たちはいいなあ~(笑)。で、そういう窮屈な組織の中で出世した人たちには、自分の経験と照らし合わせて「能力、熱意、人望」の3拍子が揃った方なんだなあと、それなりの敬意を払うことにしている。日経新聞に不定期だが一週間に一度くらいのペースで「リーダーの本棚」という記事が掲載されている。経済界、政界、官界などで、功成り名を遂げた方々が、どういう本を読んで啓発されたか、書名と解説がこと細かに述べられている。中には...「さようなら」について

  • 雉も鳴けばときどきいいことがある

    「雉も鳴かずば打たれまいに」・・、無用のことを言わなければ、禍を招かないで済むことのたとえ(広辞苑)。毎日のように情報発信(ブログ)をやっていると、その内容に対して大なり小なり賛否が入り乱れていることは容易に想像がつく・・、それに事実認識の違いだってきっとあることだろう。肝心の書いている本人だって、その内容が完璧だなんて夢にも思ってない。言い換えると、けっして自信満々ではなく何かしら不安が付きまとっているのが実状。まあ、物事にはすべてリスクがつきものですけどね~。というなかで、たまたまブログの内容についてご賛同のメールをいただいたりすると非常に勇気づけられ、そしてうれしくなる。「雉も鳴けばときどきいいことがある」よし、まだまだ老骨に鞭打って頑張ろう・・(笑)。つい先日のブログ「オーディオの神髄って何?」に...雉も鳴けばときどきいいことがある

  • モーツァルトはやはり「生身の天才」だった

    「クラシックといっても、つまるところバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン・・、結局この3人に尽きるよ。」とは、よく聞く言葉。たしかに彼らが欠けたクラシック界というのは想像するだに恐ろしい。ただし、じぶんの場合はこの40年ほど明けても暮れてもモーツァルトなので、別にバッハとベートーヴェンが居なくなってもさしたる痛痒を感じない・・ま、バッハは少し困るかな(笑)。「よくもまあ飽きもせずに」といったところだが、あの天真爛漫な何ら作為のない音楽は唯一無二ともいえるもので、とうてい他の作曲家が追随できるものではない。フルートに堪能なオーディオ仲間が「モーツァルトの作品を吹くときは不思議にウキウキして楽しくなる。」と言ってたが、とても分かるような気がする。さて、音楽からその人物像に至るまでだれにも負けない「モーツァルト...モーツァルトはやはり「生身の天才」だった

  • オーディオの神髄って何?

    11日(日)の午後のこと、珍しいことにオーディオ仲間の「Y」さんから連絡があった、「今、暇なんですけど・・」。いつもこちらから一方的に連絡するばかりなので、その確率といえば「1/50」くらいかな・・。で、その真意については知る由もなかったが後になって判明することになる(笑)。「ああ、丁度今はカミさんの買い物に付き合ってます。ちょっと時間が遅れますが、2時10分ごろなら大丈夫です。丁度聴いていただきたいシステムがありますのでグッドタイミングです」。で、その聴いてもらいたいシステムとは・・。このところ、左側のスピーカーに「ぞっこん」だったが、そのうちまたそぞろ浮気の虫が・・、まったく音に不満はなかったのにね~(笑)。で、右側のようにいちばん上のスコーカーを「スーパー10」(ワーフェデール)に取り換えてみたみた...オーディオの神髄って何?

  • 「追う」or「追われる」のどちらがいい?

    帰し方を振り返ってみると、どうも「追う」よりも「追われる」ほうが、いわば「受け身型」が性に合っている気がしている。現在でもそうで、常に何かに追われていないとどうも充実感が得られない・・、これは随分「損な性格」だと思うが、まったくストレスには感じていないのでまあそれでいいのかな。それではいったい何に追われているのか・・、他愛ない話だがまあ付き合ってください(笑)。☆図書館の本の返却期限現在3か所の図書館から本を借りているが、その返却期限は一律に2週間と決まっている。数冊ぐらいならいいが、計20冊以上も借りているとその2週間があっという間にやってくる~。毎日、音楽&オーディオ、ウォーキング、そして買い物などの付き合いに追われているので読書に割く時間はかなり限られているのが実状。借りてきたすべての本を「パソコン...「追う」or「追われる」のどちらがいい?

  • AIは死ねことができない、ざまあみろ!

    つい先日の「読売新聞」に載っていた第一面の大々的な記事。良くも悪くも「AI」の活躍(?)は凄まじいが、その「AI」にも弱点があるのをご存知かな・・。ず~っと昔の日経新聞「私の履歴書」に、作家の「阿刀田高」さんが次のように述べられていた。「阿刀田」さんといえば、ミステリーをはじめ学術的な分野まで幅広く手掛けられており、軽妙洒脱な作風が円満な人柄をしのばせるものがあり、文壇のいろんな役職を務められているのもよくわかる。以前のブログでも「阿刀田」さんの本を題材にしたことがある。それは「順番への思惑」というタイトルだった。要は、物事にはすべて順番というものがつきものだが、「2番目に質のいいものがそろっている、それはなぜか」というユニークなお話である。このたびの最終回に搭載された「私の履歴書」のタイトルは「花は散る...AIは死ねことができない、ざまあみろ!

  • 「タンノイ」と「グッドマン」に思う

    「〇〇さん、タンノイのユニットに興味ありますか?」と、連絡があったのはオーディオ仲間のSさんからだった。「ええ、無いことも無いのですが・・」と歯切れの悪い返事をしたところ、「現在オークションにタンノイの(モニター)レッドのユニットが出品されてますよ。あなたが好きな口径30cmです。しかも中央部があめ色で、これはレッドの初期バージョンです。シルバーの音に近いとされていますので特に人気がありますよ」ほう・・、俄然色めき立った(笑)。レッドとかシルバーとか「何のこっちゃい?」という方がおられるかもしれない。クラシック音楽向けとされる英国のスピーカー「タンノイ」の歴史は古い・・、そしてユニットの変遷をいくつも重ねてきた。古い順に、モニター「ブラック」、「シルバー」「レッド」「ゴールド」「HPD」・・といった具合で...「タンノイ」と「グッドマン」に思う

  • 英語の発音と意味の取り違え

    久しぶりに南スコットランド在住の「ウマさん」からメールが届きました。以下、海外から見えてくる日本の独自性・・、独特の「ウマさんワールド」をお愉しみください。作家の五木寛之さんが、昔、「ベテラン」を間違って「ベラテン」と読んでいた事があったとのこと。僕も、女優の「岩下志麻」を「イワシマシタ」と、勘違いしていたのを思い出す。勘違いや見当違いは、世界的な規模でも、たくさんあるね。コロンブスはインドを目指してポルトガルを出帆した。そして辿り着いたアメリカをインドと勘違いし、そこにいた原住民をインディアン(インド人)と呼んだ。彼らこそ本当のアメリカ人だった。コロンブスさん、反省しなはれ!それと、発音に関する間違いも山ほどある。例えば、俳優のマイケル・ダグラスは「マイクル」が正しい発音に近い。「マイクウ」がもっと近い...英語の発音と意味の取り違え

  • 人間よりも質(たち)のいいカラス

    先日のブログ「独り言あれこれ」で紹介した、(我が家と)仲良しの「Nさん」ご夫婦は歩いて5分ぐらいの所にお住まいである。先だって、常習犯の「浮浪者」につい同情してしまいコロッと騙された話を投稿したが、もう少し裏事情に分け入ってみよう。当日のこと「浮浪者」に同情して「サツマイモ」と「1000円」を渡したのだが、なぜ「サツマイモ」なのか・・。実は・・、Nさん(奥様)は加齢のせいか右腕が上がらなくなって、いろんな病院に通うもどうも治らない。そこで、我が家の家人が行きつけの「あんま」屋さんを紹介したところ、少しづつ右腕が上がるようになったとのことで「いいところを紹介してくれてありがとう・・」と感謝されている。で、その「あんま」屋さんには飼い犬がいて、何と「サツマイモ」が好物だそう・・。その犬のために「サツマイモ」を...人間よりも質(たち)のいいカラス

  • 「見てくれがいいと音もいい」のかな?

    オーディオ界には「見てくれがいいと音もいい」という通説がある。優れた機能性がデザインにも表われるというわけ~。一例を挙げると「マランツ7」(プリアンプ)がそう。はるか昔・・、開発者の「ソウル・B・マランツ」氏(アメリカ)は、優れたデザイナーでもあったが、このシンメトリー的なつまみの配置は日本のオーディオ界にも多大の衝撃を与え、真似をする会社が後を絶たず~(笑)。たしかに音もいい・・、現在でもオリジナルに近い製品は100万円以上の高値で取引されているほどの人気ぶり。我が家でも昔「復刻版」を所有していたが、レコードを聴かないので優れた「イコライザー」部分を活用できず、涙を呑んで友人に譲渡した。で、ほかにもデザイン的に優れた事例を挙げると、スピーカーではタンノイ(英国)かな~。音にはあまり感心しないが(笑)、デ...「見てくれがいいと音もいい」のかな?

  • 「オーディオカレッジ」があるといいなあ

    ときどきといっても1年に一回ぐらいのことだが、ブログの巻末にいつも掲載している「写真」について読者からお問い合わせがある。日頃から少々理屈っぽい話が多いので、画像の方に新鮮味を感じる方がいらっしゃるのかな~(笑)。さっそく紙面で回答させていただこう。1「撮影したカメラの機種をぜひ教えて欲しい」撮影者のT君(高校時代の同窓生)に問い合わせたところ、次のような返事でした。10年ほど前にニコンのデジタル一眼レフカメラを購入しました。ところがニコンの一眼レフカメラは設定ボタンが沢山あり、わかりませんでした。マニュアルを読んでも用語が分かりません。ニコンにはニコンカレッジというカメラ専用の学校があることを知りました。専属のプロの写真家が講師です。それから10年間、品川、新宿のニコンカレッジに通い、100回以上に亘っ...「オーディオカレッジ」があるといいなあ

  • 「素人と玄人の文章の違い」に思う

    九州地方は2~3日前ぐらいから雨がしとしとと降り続いている。まるで梅雨を思わせるような”しつこさ”で、これは季節の変わり目を予感させる降り方・・、もう春の息吹がそこまでやってきている感じかな~。「球春」到来・・、早く「ドジャース」(大谷選手)の試合が始まらないかなあ(笑)。さて、20年以上も前に亡くなられた司馬遼太郎さんは好きな作家の一人なので、折にふれ著作に目を通しているがこのほど「未公開講演録」という本に出会った。あれほどの国民的大作家なので国内各地で行った講演は数知れないが、その講演録をまとめた本である。何回も推敲ができる小説と違って、講演は聴衆を前にしての一発勝負なので、いったん発した言葉は放たれた矢と同じで修正、取り消しがきかないので意外と本音が聞ける楽しみもある。本書では23話の講演録がまとめ...「素人と玄人の文章の違い」に思う

  • ドイツオペラ「魔笛」の魅力

    食べ物の好き嫌いと同じで、音楽も人によって嗜好に随分差があるように思う。じぶんはオペラ「魔笛」の大の愛好家だが、一方では何度聴いてもその良さが分らない、退屈極まりない音楽という人がいても少しも不思議ではないし、これはいいとか悪いとかの問題でもない。魔笛はベートーベンの第九などと比べるとポピュラーな曲ではないし、モーツァルトの曲の中では「ピアノ協奏曲」などと比べるとファン層もかなり限られている。音楽の魅力を口で表現するのは本質的に難しいものがあるが(基本的に言葉で表現できない世界が音楽)、”いったい魔笛のどこがそんなにいいのか”と問われた場合にその魅力を適切に表現する言葉がすぐに浮かんでこず、何ともいえないもどかしさを感じているのだがそれを解消し代弁してくれる絶好の本がある。「ドイツオペラの魅力」(著者:中...ドイツオペラ「魔笛」の魅力

  • 「太くて短い生涯」と「細くて長い生涯」のどちらがいい

    このところ、改造してもらったアンプにゾッコンなのはご存じのとおり。スピーカーの場合は、性能的に完全無欠の「100%」はあり得ず、それぞれ何かしらの弱点を抱えているが、はたしてアンプはどうなんだろう。オーディオってそんなに甘くないよねえ・・、おそらく使っていくうちにだんだんと(弱点が)顕わになってくるだろうからそれが楽しみ~(苦笑)。で、昨日(2日:金曜日)は二人目の「刺客」として、県中央部にお住いの「YA」さんに来ていただいた。一人目の「刺客」はYさんだったが、わざわざ招待しておいて「刺客」という言葉もへちまもないが、このアンプにとっては紛れもなく「試練=刺客」だからね~。例によってスピーカーは「AXIOM80」との組み合わせだったが、開口一番「とても音に品と艶がありますね・・」と好評だった。まずは合格と...「太くて短い生涯」と「細くて長い生涯」のどちらがいい

  • 誰にも覚えがある「ヘンな感覚」の正体

    このところ日課のようになっている早朝の起き抜けの「一仕事」、つまりブログの投稿だが、以前では作成したブログは意識して「一晩」寝かしつけ、翌日になって改めて読み直して「加除修正」したものだった。何故かというと、どうも日毎に「筆が走る」感覚が違うようで、後になって「あんなことを書かねばよかった・・」と後悔するのが嫌で、用心深く対処したわけだが、ここ1年ばかりは前述のように面倒くさくなって早朝の起き抜けに慌ただしく創り上げての「一発勝負」となっている(笑)。で、その「筆が走る」感覚が日毎に、あるいは夜と昼ではどうして違うのか・・、自分だけのことかもしれないと、謎だったがようやく霧が晴れるような本と出会った。「誰にも覚えがあるヘンな感覚の正体」(河出書房新社)。以下、原文のまま。✰真夜中のラブレター現象(122頁...誰にも覚えがある「ヘンな感覚」の正体

  • 「シドニー・ベシェ」のクラリネット

    久しぶりに南スコットランド在住の「ウマさん」から長文のメールが届きましたのでご紹介させていただこう。昨夜、Spotifyで、久しぶりにシドニー・べシェのクラリネットを聴いた。便利な時代になったもんです。様々なミュージックをネットで聴けるなんて、実に有難い事だよね。1920年代から活躍した黒人ジャズ・クラリネット奏者シドニー・べシェは、トランペット」奏者の「サッチモ」ことルイ・アームストロング同様、かなりの人気ミュージシャンだった。ヨーロッパにも呼ばれ、彼の地でも人気奏者となり、何度もヨーロッパで演奏機会を持つようになる。そして、1949年、とうとうお気に入りのパリに移住することを決意した。51歳だった。ヨーロッパでは、ジャズ・ミュージシャンは芸術家として尊敬される風土があり、アメリカのように酷い人種差別も...「シドニー・ベシェ」のクラリネット

  • それはもう犯罪行為ですね!

    真空管を愛すればこその心理だろうが、ときどき真空管と人間の生涯を重ねたくなることがある。両者とも「寿命」という共通の運命に支配されているのでそう無理筋でもないと思うがどうなんだろう。まず人間の生涯を大まかに分けると「幼年期~壮年期~老年期」に分けられるが、寿命を80年としてその内訳を順に「15年~40年~25年」としよう。もちろん肉体的にというわけだがこれを真空管に当てはめてみると、球の種類もいろいろあるし、ブランドによっても違うので諸説あろうが、十把一からげに大まかに時間単位でいくと寿命を6000時間として幼年期が100時間、壮年期が4000時間、老年期が2000時間といったところかな~。人間に比べると幼年期がとても短いのが特徴で人間の幼児教育にはとても手間と時間がかかるのがわかる(笑)。さらに人間の場...それはもう犯罪行為ですね!

  • カラヤンがクラシックを殺した

    音楽コーナーで本を漁っていたら「・・殺した」なんて、物騒な表題が目に入ったのでつい手に取ってみた。ベルリンフィルの常任指揮者として音楽界に君臨し帝王とも称されて絶大な権力を振るった「ヘルベルト・フォン・カラヤン」(1908~1989)が亡くなってからもう30年余が経った。古来「人の評価は死して定まる」とあるが、現在クラシック愛好家の間で「カラヤン」という名前から連想されるイメージとはどういうものがあるんだろう・・。もちろん”人それぞれ”だが、この場合演奏の良し悪し云々というよりも、感情的な面から「好き」か「嫌い」かと単刀直入に問いかけた方が適切のような気がする。で、「嫌い」という中には当時のあまりの人気の高さゆえに、クラシック音楽に似つかわしくないポピュリズム(通俗性)に対して苦々しいイメージを連想される...カラヤンがクラシックを殺した

  • 「気品と色気」が両立したアンプ

    今年(2024)の1月に入って早々のこと、「71Aシングル」アンプを「LS7(英国GEC)シングル」に代える「改造話」の記事をご記憶だろうか。右側のアンプが今回改造の対象となった「71Aシングル」アンプ、ちなみに左側は「2A3シングル」で、出力管は「VISSEAUX」(フランス:刻印)。改造するに至った理由は二つあって、今後「LS7」を前段管として使う見込みが無くなったものの、希少な「ナス管」だし、オークションに出すには忍びないと未練が残ったこと、もう一つはそっくり同じ「71Aシングル」アンプをもう1台持っている、ということによる。改造者は10年近くお付き合いのある「N」さん(大分市)で、腕前の方は誰もが認める保証付きの大ベテランである。ご自宅に持ち込んだのが2週間ほど前で回路図が出来上がったのが1週間ほ...「気品と色気」が両立したアンプ

  • 独り言 あれこれ

    ☆名演技にご用心今の場所に移り住んでから40年近くになるが、小さな団地なので親しい人がかなり絞られてきており、「向う三軒両隣」を含めてせいぜい20軒程度かな。そのうちの一軒が「N」さんご夫婦で、同年代ということもあって家人などは2~3日に1回程度は近況を連絡している間柄で「大の仲良し」、その「N」さんからお伺いした話をご紹介しよう。つい先日のこと、市内をクルマで走行していたところベンチに薄汚い恰好をした浮浪者が寝そべっていた。とても危害を加えるような風には見えないので、クルマを停めて話しかけてみると、決まったねぐらもなく市内各所を転々としているという。つい可哀想に思って「焼き芋」と、何かの足しにしてねと「1000円」を渡したところ、その浮浪者は泪を流して喜んだという。で、その話を自宅に帰った奥様から聞いた...独り言あれこれ

  • 面白き こともなき世を 面白く・・

    昨日(26日)のブログ「神の領域・・」は、この「元旦」以来最強のアクセスでした。1148件のアクセスということは、ほぼ1100人の方々が(ブログを)御覧になったと考えても間違いではあるまい。そのうち「こいつの言う通りにはしたくない」という”へそ曲がり”が大半だろうから(笑)、仮に、1割(110人)の方々が「YouTube」のカサドシュの演奏(22番)を聴いたとしよう。で、そのうちの1割(11名)が「モーツァルトってなかなかいいじゃない・・、そのほかの曲目も聴いてみようかな~」となると、しめたものである。たったの「11人」でも大成功である。何しろこのブログは「オーディオ(道具)を通じて少しでも音楽芸術に深く親しんでもらおう」という高邁な理想を掲げているんですからね~、それに少しでも近づけたことになる。それに...面白きこともなき世を面白く・・

  • 「神の領域」に到達した演奏

    比較的出入りの激しい我が家のオーディオだが、このところ(ブログで)「鳴り」を潜めているのにお気付きだろうか・・。そう・・、幸か不幸かようやく「安定化」しつつあるようでして~(笑)。ふっ、ふっ、ふっ・・、いろいろと紆余曲折があったがとうとう辿り着いたのがこのシステム。オーディオでいちばん苦労するのは「低音域」だと個人的に思っている。やはりオーケストラのスケール感を少しでも味わいたいと思えば、ここに傾注せざるを得ない。もちろん「スケール感なんてどうでもいい、かえって邪魔だ」という方には縁のない話になる。ウェストミンスター(改)の「200ヘルツ以下」をムンドルフのコイルで押し込めてやって、オルガンの「地を這ってくるような重低音」を味わうともう病み付きになりますなあ~(笑)。で、中音域を担当するスコーカーは「20...「神の領域」に到達した演奏

  • 新図書館の建設

    もう10年以上も昔のことだが「地域の文化レベルと図書館の充実度」というタイトルで、次のようなブログを投稿していたのをご記憶だろうか。好きな作家の一人「吉村昭」さんの随筆に「地域の文化レベルは図書館の充実度に如実に反映する」といった趣旨のことが書かれてあった。吉村さんの幾多の優れた歴史小説の拠ってきたるものは極めて綿密な取材旅行にあったが、その際まず第一歩を記したのが彼(か)の地の図書館だったというから吉村さんならではの実体験に裏打ちされた説得力のある言葉である。さて、そこで自分が住んでいる別府市とその図書館について取り上げてみよう。”活字中毒”を自認しているといっても、それほど学究肌でもなし、ミステリーなどの娯楽本や肩の凝らない雑学の本が大半だが、狭い我が家にこれ以上本を積んでおくスペースもないし、経費の...新図書館の建設

  • 「ピアノ協奏曲」の存在価値について

    1年の内で最も寒いといわれている大寒(20日)。ところが、このところずっと最低気温5℃以上が続いて、「今年の冬は楽勝だな・・」と、思っていたら自然はやっぱり甘くなかった。23日(火)から一気に冷え込んで、今朝(24日)のオーディオ・ルーム(午前4時半現在)の室温はいつもの14℃前後に比べて9℃と急降下・・、震え上がりながらこのブログをしたためている(笑)。さて、どんな記事を書こうかな・・。そうそう、昨日のこと「ウォーキング」から帰ってきて、ふと無類の音楽好きだったかっての仲間(県内)を思い出した。久しぶりに「どうしてますか~、相変わらず音楽を聴いてますか?」と、ご様子を伺ってみると「やあ、久しぶり~。体調はイマイチだけど音楽を聴いていると、不思議にお腹(なか)がいっぱいになって”うまいものを食べたい”とい...「ピアノ協奏曲」の存在価値について

  • 「スペアを欲しがる癖」の終焉

    去る1月6日付の「ヤル気を促進するグッズ」で紹介した「ランニング・シューズ」。大晦日にネットで注文して、この1月2日に届いたものだった。で、それから2週間あまり・・、何といっても軽くて地面を蹴り上げる感覚が快適、色も好き(ブルーは青空に通じる?)、クッションがよくて歩き心地もいいとなると、まったく非の打ち所がないシューズ~。こんなに歩くのが楽しくなるなんて・・、大当たりだった。日常生活も一変した。これまで、1日当たりせいぜい「6000歩」前後に留まっていたのが、今や「1万歩」前後に上昇したのだから我ながら驚く。たかがシューズ次第でね~(笑)。午前中に近くの公園をゆっくりペースで2周して6000歩、夕食前に自宅の近くを歩いて4000歩といった調子だが、1日の大まかな時間割も「ウォーキング」「音楽&オーディオ...「スペアを欲しがる癖」の終焉

  • 「数が勝負」とは

    現役を退いてからというもの、定期的な図書館通いを欠かしたことがないが、面白い本に出会える確率がとても低い。たとえば、館内に入って真っ先に駆けつけるのは「新刊コーナー」だが、面白そうなタイトルに惹かれ、次に著者の名前を確認し、そして最初の方の頁をぱらぱらっとめくる、この3つの儀式を経て納得のうえ借り入れ手続きをするのだが、それでも・・。その確率といえば10冊あたりせいぜい1~2冊ほど当たるのが精一杯。もちろん、己の読解力不足、忍耐力の無さが少なからず影響しているのは間違いないのだが・・。で、何とかいい方法はないものかと思っていたら、先日の新聞に「本を読む人だけが手にするもの」(藤原和博)と題した本の紹介の中で次のようなことが書かれていた。「これから先の日本は<本を読む習慣のある人>と<本を読む習慣のない人>...「数が勝負」とは

  • 快調な滑り出し

    元旦から早くも今日(21日)で3週間が経過~。毎日、勝手気ままに好き放題をやっていると、月日の足取りがメチャ早く感じる・・、「1日は長いが1年は早い」今年もこうしてあっという間に大晦日を迎えるんだろうなあ。あっ、そうそう、今年は特にドジャースに加入した「大谷選手」「山本投手」の活躍も見逃せないので楽しみ満載~。とはいえ、その楽しみの筆頭になるのはやはりオーディオだよね・・、費やす時間の多さ、小手先では通じない奥の深さ、音楽芸術を味わえる道具としての存在感・・、こんなに飽きがこない趣味も珍しい(笑)。そして、今年はスピーカーの当たり年なのだろうか・・、新年早々から「いい音」が連続していてウットリする毎日で、まずは「快調な滑り出し」~それとも、加齢により高音域の聞き取りが劣化したせいで、すべて「いい音」に聴こ...快調な滑り出し

  • 新年早々から縁起でもない話だが

    「男の読書術」という本がある。著者の「大岡玲(あきら)」さんは過去に芥川賞を受賞された方だが、そんなことよりも以前NHKの釣り番組でフライ・フィッシングの見事な竿さばきを披露されていたので親しみを覚え、以後見かけた本はかならず手に取るようにしている。本書は様々な作家の著作をアトランダムに取り上げて書評を行ったものだが、ネット上に読者から寄せられた感想文として「この本を読んでいるとどれもこれも読みたくなってくる。わくわくさせてくれるのだ。こんなレヴューが書ければ、と思わずうなってしまう。プロの凄さを思い知らされる、そんな一冊です。」と、あったがたしかにこんなブログが恥ずかしくなるほどの熟達した表現力には参ってしまう。つい一気読みしてしまったが、印象が散漫になると拙いので新年早々から縁起でもないが「死」につい...新年早々から縁起でもない話だが

  • 「競争心理」を駆使したオークション

    我が家のオーディオに絶対に欠かせないものといえばネット・オークションかな・・。使っている機器や真空管などの部品のうちおおかた7割くらいはそうかな~。で、ここ30年ほどは「掘り出し物」に一喜一憂しているが、成功率となるとおよそ8割くらいかなあ。今でも「夢よもう一度」みたいな感覚で”しょっちゅう”オークションを覗いているが、高額商品ともなると人生の残り時間を勘案してさすがにダボハゼみたいに飛びつくことがなくなった。たとえば・・、このたび出品されていたDACの「パガニーニ」(英国:dCS)。たしか発売当時の価格は「380万円」だったと記憶しているが、ちょっとビンボー人には手が出ない価格。さあ、中古品になったらいくらで落札されるんだろうと、興味津々だったら結局「93万2千円」(1月17日付)で落札されていた。これ...「競争心理」を駆使したオークション

  • 諸事雑感

    ☆NHK「BS1」チャンネルと「BS3」チャンネルの統合昨年(2023年)の12月1日からNHKのBS放送「BS1」と「BS3プレミアム」が統合して「BS1」になったのは周知のとおり。「縮小するなんてこの情報化の時代におかしなことをするなあ・・、手抜きじゃないか、サボりじゃないか」と思われた方は、おそらく自分だけではあるまい。ところが・・、月刊テレビ番組表によるといつのまにか従来の「BS4K」が「BSプレミアム4K」になっているんですよねえ。ちなみに「4K」放送は画素数が「829万画素」、従来のハイビジョン放送は「207万画素」だから画面が4倍美しいとされており、たしか音質もいいはず。なんだ、そんなことなら「ハイビジョンを1チャンネル減らした分をどうか4K放送でお楽しみください」とはっきり言えばいいものを...諸事雑感

  • 「ショパン・コンクール優勝者」の値打ちとは

    クラシック音楽において楽器の双璧といえば・・、諸説あろうが「ヴァイオリン」と「ピアノ」に指を屈するのではあるまいか。で、どちらが好きかと問われたら・・、自分なら即座に「ヴァイオリン」と答える。耽美的で憂愁っぽくて現実から遊離させてくれるからだが、その一方「ピアノ」となると、何だか意識を覚醒させるようなところがあり、つい音楽に分析的に向き合いがちでどうも興に乗れないところがある・・。したがって、ピアニストにはヴァイオリニストほどには関心がないが、「ショパン・コンクール」の優勝者となると話が違ってくる。5年に一度しか開催されないという希少性もあって、ピアニストとしては生涯付いて回る最高の「栄誉」みたいなもので、歴代の優勝者はすべてその後も華々しく活躍しているのをみても頷ける。で、およそ20年前の「2005年コ...「ショパン・コンクール優勝者」の値打ちとは

  • オーディオの原点は行動力にあり

    前回のブログ「腕力で書くとは」は、タイトルがちょっと風変りだったせいか好評を博したようで・・、やはりタイトルは重要ですね(笑)。メル友さんたちからも、「ウマさん」(南スコットランド)、「I」さん(東海地方)、「T」さんから「毎日のブログ更新たいへんですね・・」と「ねぎらい」のお便りをいただいた。何だか催促したみたいで、ちょっと気が引けますけどね~(笑)。で、「(文章を)腕力で書く」の言わんとするところは、頭だけじゃなくて身に付いた習慣みたいに「書く」ことを自然に身体全体に沁み込ませるということでした。上手く表現できませんけどね~。文章を書く行為がそれなら、オーディオだって・・(笑)。というわけで「オーディオは(頭だけで考えるのではなく)行動力にあり」といきますか~。格好の事例を挙げてみよう。以下、ちょっと...オーディオの原点は行動力にあり

  • 「腕力で書く」とは

    昨日の1月14日は日曜日なので、読売新聞の文化欄ではいつもの「新書」の書評特集だったが、そのうちの一つがこれ。本のタイトルは「鬼の筆」、主人公は脚本家の「橋本忍」氏。日本映画史に残る傑作「生きる」「羅生門」「七人の侍」「砂の器」「八甲田山」とくれば、1950年代の映画ファンにとっては忘れられない作品ばかり。ふっ、ふっ、ふっ・・と、つい含み笑いが出てしまった。タイミングよくちょうど読み終えたばかりなんですよねえ~(笑)。元々「橋本氏」には興味があったので「一気読み」でした。たしかに「評伝の傑作」といっても間違いなし、機会があればぜひご一読をお薦めします。興味深いエピソードを箇条書きしてみよう。☆父親に似て博打好きで、脚本料としてもらった200万円を帰りにそのまま競輪に突っ込んで全部スッてしまった。映画の興行...「腕力で書く」とは

  • 音楽する脳

    新刊の「音楽する脳」を読んでいたら、次のような箇所が印象に残った。(176頁)「基本的に人は常に新しいものに触れ続けると脳がその情報を処理するためのエネルギーをたくさん使ってしまうため疲れてしまいます。一方、常に当たり前すぎるものに触れ続けても脳は飽きてしまい、知的好奇心や感動も生まれません。このように、あまりにも予測からズレすぎず、当たり前すぎない「微妙なズレ」に、人はなんともいえない感動を覚えると考えられています。ある程度わかるけれど、ちょっとわかりづらい「予測や経験からの微妙なズレ」が、知的好奇心や興味をくすぐるのです。」以上のとおりだが、人が「大きな変化」ではなくて「微妙なズレ」を好むって、なんだか分かるような気がしますね。音楽に限らず選挙だってそう。たとえば、昨日(13日)行われた注目の「台湾総...音楽する脳

  • 「飽きがこないスピーカー」の原因を探ってみよう

    このブログの恒常的な読者ならご存じのように、我が家では同じスピーカーをだいたい1週間も続けて聴いていると「飽き」がくるパタ~ンが続いている。ところが・・、このたび1週間以上も経つのに飽きるどころかますます深みにハマってしまうスピーカーが出てきたんですよねえ、こういうことは初めて・・。で、いつも「粗(あら)探し」ばかりして、それをネタにブログに投稿しているのだが、今回は珍しく姿勢を代えて「なぜ飽きがこないのか」・・、いわば成功事例からのアプローチといこう。ただし、「失敗学のすすめ」(畑村陽太郎:東大教授)にある通り、人は成功事例を敬遠するのが相場で、その一方、他人の失敗事例となるとやたらに興味津々となる・・。今回の場合は「成功話」と「自慢話」とが「紙一重」の展開になりそうなので、「気に障りそうな方」はここで...「飽きがこないスピーカー」の原因を探ってみよう

  • 「脳の記憶」と「身体の記憶」

    前回のブログ「近頃の若者は・・」で提案したコンポへの誘い。言い出した以上、安価で高性能のコンポを具体的に提示する義務があるかもしれない(笑)。そこで、「独断と偏見」交じりで、思い切ってトライしてみよう。まず、始めから「レコード」と「CDトラポ」は除外する。お値段と手間からして割に合わない。で、「YouTube」が手軽に選択できるテレビがあれば十分。その「光デジタル端子」から「光ケーブル」を使ってDACと繋ぐ。DACもピンからキリだが、「SMSL」の「D300」などはお薦めで、先日のこと仲間の家で聴かせてもらったところ、「4万5千円」程度にしてはコスパ抜群だった。評判のいい「ローム」のチップが使ってある。次に「アンプ」だが、TR式のプリメイン・アンプがオークションでごろごろしている。3万円も出せば十分じゃな...「脳の記憶」と「身体の記憶」

  • 近頃の若者は・・

    冬はどうしても「日光浴」が多くなる・・、するとついでに「読書」がついてくるというわけで、日常的に(オーディオとくらべて)読書の比重が時間的に増してくる。これは喜ぶべきことなのか、否か、本人にはわからないのがつらい(笑)。✰「音響・音楽心理学」「音楽は好きだけど、大がかりなシステムで聴くのは億劫だ」という若者が増えているそうだ。マンションや間借りなどの住宅事情もあるのだろうが、魅力あふれるオーディオを楽しむ層が減少していくのはやはり寂しい。一介の「市井の徒」がそんなご大層なことを心配しても何の役にも立たないけれど、いずれ自宅のSPユニットや真空管などがオークション市場に出回ることになるだろうから、そのときに少しでも活気を帯びていて欲しいので満更無関係でもないだろう(笑)。さて、このほど「音響・音楽心理学」に...近頃の若者は・・

  • 少ない経費でオーディオを楽しむには

    前回のブログ「新春早々の快ヒット」は珍しくアクセスが好調だった。オーディオ記事は総じて「人気が無い」のだが、いったいどこがどう読者のお気に召したのやら・・、さっぱりわからないが歓迎すべきことには違いない(笑)。で、話題の中心はネットオークションで調達した「無銘のユニット」(口径25cm)にあり、格安(3000円)だったのはご記憶に新しいところ。すると、さっそくメル友の「M」さん(奈良県)から以下のとおりご教示があった。ちなみに、「M」さんはバッハを筆頭に生粋のクラシック派である。「おはようございますつい〇〇さんのブログを拝読してしまいます。(笑)喪中につき年始のご挨拶は割愛させていただきます。他人事ながら、どこのメーカーかわからない?あえてブログの演出上なのかも知れませんが調べてみました。アルニコヨーク上...少ない経費でオーディオを楽しむには

  • オーディオ冬の陣「新年早々の快ヒット」

    我が家には6系統のスピーカーがあるが、「この二つがあればもう十分だなあ!」と思わせるのがグッドマンの「TRIAXIOM]と「AXIOM80」。「またか、もうウンザリだ・・」、まあ、そういわずに(笑)。両方とも自作の箱(板厚1.2cm)なのでちょっと見た目が悪いが、気に入った音さえ出てくれれば、それでいいと割り切っているつもり・・。で、元旦から「TRIAXIOM」にじっくりと向き合っていたものの、さすがに1週間ほど続くと、また”そぞろ”浮気の虫が・・(笑)。オーディオに限っては「即行動派」なので、昨年末(2023)から気になっていたスピーカーを引っ張り出してユニットを交換した。新年になってからの初仕事である。画像左が改造前で、右が改造後の姿。サウンドの死命を制するコーン型ユニットの交換である。左側のJBL「...オーディオ冬の陣「新年早々の快ヒット」

  • フランスの作曲家「モーリス・ラベル」

    このところ聴く機会が多いのがフランスの作曲家「ラベル」のボレロ。凄い別嬪さんの指揮者なので「目の保養」と「耳の保養」を兼ねているのは「言わずもがな」かな(笑)。で、ラベルといえば、世紀の大指揮者フルトヴェングラーが「高雅で感傷的なワルツ」をこよなく愛していたことが知られているが、惜しいことに「フルトヴェングラー全集」(107枚)には収録されていない。(ローマ教皇に「フルトヴェングラー全集」を進呈するメルケル首相)しかし・・、おぼろげな記憶とともに、たしか持っていたはずだがと探してみるとありました!「ドビュッシー・ラベル全集」(全8枚組)の6枚目に収録されていた。トラック番号9~16で8節に分かれ全体で16分ほどの小曲。指揮者はジャン・マルティノンで演奏はパリ管弦楽団。さほど有名な指揮者でもないし、なぜこの...フランスの作曲家「モーリス・ラベル」

  • 音の交流=人生の交流

    かなり昔の話だが「企業は人なり」という言葉をよく聞かされたものだった。その言わんとする意味は次のとおり。「経営の神様と讃えられた松下氏は、折に触れて「企業は人なり」と説いていました。つまり、「事業は人を中心として発展していくものであり、その成否は適切な人を得るかどうかにかかっているといってもいいだろう」と語り、「やり方しだい、考え方しだいで、その持てる力をいくらでも引き出し、発揮させることもできる」と言うのです。まあ、一言でいえば「人材育成の重要性」を説いたものだが、現代ともなると「AI」を使いこなす方向へと比重がかかり、もはや「死語化」しているように思えるが、ふと「音は人なり」という言葉が脳裡に浮かんでしまった。というのも、先日の「オーデイオ愛好家のネットワークづくり」に関して横浜在住の「K」さんから次...音の交流=人生の交流

  • ヤル気を促進するグッズ

    日常生活の中で毎日同じパターンを繰り返すのは「良くもあり、悪くもあり」で一概に是非を決め付けられないが、ただひとつどうしても「マンネリ化」という謗りは免れない。ほら、オーディオでも毎日同じ音ばかりでは飽きてくるでしょうが・・(笑)。で、そういうときは何らかの気分転換を促進するグッズについ助けを求めたくなる。たとえば・・☆ランニングシューズをゲット中高年にとって健康対策の基本がウォーキングということに異論を挟む方はまずはおるまい。我が家でもせっせと励んでいるつもりだが、昨年の後半あたりから1日当たりせいぜい5000歩前後に留まっている。せめて8000歩前後にはいきたいものだがどうも意欲が湧かない・・。そこで気分転換を図ろうと、思い切って「ランニング・シューズ」をゲットした。この2日の早朝に到着。これまで履い...ヤル気を促進するグッズ

  • 刹那主義

    大晦日(2023)のことだった。この1年間の「お礼」と「来年も引き続き・・」ということで、オーディオ仲間のNさん(大分市)にご連絡。型通りの挨拶が済んでから「何か変わったことはありませんか?」「これまで使っていたプリアンプを全面的に見直したよ・・」えっと、思わず生唾をごくりと飲み込んで「それで、音の方はいかがですか?」「これまでで最高の出来だと思うよ!」「それはぜひ聴かせてもらいたいですね、今日の午後はいかがですか」「ああ、いいですよ」「ついでにYさんも誘ってみます」で、予想通りYさんは一つ返事だったので、話がバタバタとまとまった(笑)。昼食時に「おい今日の午後からNさん宅へ行ってくるからな」「まあ、大晦日にですか・・、奥様から嫌がられますよ」と眉を顰(ひそ)めながら舌鋒鋭く家人が宣うた。「大丈夫だろう・...刹那主義

  • Gone with the Wind

    昨年(2023年)の29日(金)に帰省し、この3日(水)に風のように去っていった娘・・、まさに「GonewiththeWind」でした。毎日、通勤電車(新幹線)の中で親父のブログを「無事の便り」として目を通しているそうだが、ことオーディオの話となると「サッパリわからない!」と匙を投げている(笑)。そりゃそうだろう、かなり専門的な世界だから素人さんにはチンプンカンプンでのはず。しかし、唯一の後継者がこれだから没後のオーディオ機器の運命となると、もはや推して知るべし~。さて、年始の恒例となった「オーディオ・ネットワークづくり」の提唱だが、今年はありがたいことに海外から「大賛成」の激励が届いた。お馴染みの南スコットランド在住の「ウマさん」・・。「全国のオーディオ愛好家のネットワークづくり」…「過去4年間の「反響...GonewiththeWind

  • 浜の真砂は 尽きるとも 世に音楽&オーディオの種は 尽きまじ

    元旦、そして2日と九州は絶好の天気に恵まれて、今年は幸先が良さそうだと内心ほくそ笑んでいたら、なんと北陸地方で「大地震」・・、しかもよりによっておめでたい元旦に起きなくていいのに~。被災者はじめ関係者の方々のご無事とご苦労をはるか遠方の地から偲ばせてもらいます。さて「1年の計は元旦にあり」という言葉があるが、近年は情報が溢れるとともに世の中がハイスピード化になったせいか「そんな1年も先の悠長なことは言ってられないよ」とばかりに、かなり「死語」化しているように思う。とはいえ、我が家の「時間軸」ではまだこの言葉が立派に生きているので、年頭にあたって今年の「音楽&オーディオ展望」を見渡してみよう。ただし、オーディオの場合「オークション」で「掘り出し物」が見つかれば見境なくバッタのように飛びつくので「成り行き任せ...浜の真砂は尽きるとも世に音楽&オーディオの種は尽きまじ

  • 2024新春初夢物語

    頂いた年賀状の中で「後期」高齢者を、あえて「高貴」高齢者と表現したのがあって、思わず笑ってしまった。75歳以上は保険の負担が割増されるので「高貴」な存在かもですねえ。さて、ここ5年ほどのことだが年始になると「新春初夢物語」と題して同じ内容を繰り返して投稿している。繰り返し、繰り返し・・、懲りずに継続することに意味がある(笑)。で、今年も懲りずに以下の通り投稿させてもらおう。大好きな音楽がより身近にそしてより魅力的な存在になるかどうか、それはひとえに「オーディオシステム」のレベルにかかっているといっても過言ではあるまい。そういう点でシステムの責任は重いが、それは本人の熱意はもとより、ある程度「情報網」で成り立っているという事実も争えないところ。たとえば、その源としてのオーディオ専門誌、ブログ、仲間などからの...2024新春初夢物語

  • 新年あけましておめでとうございます

    新年あけましておめでとうございます2024年は「辰年」・・。「辰」は動物にあてはめると竜(龍)だが、竜は十二支で唯一の想像上の動物なので具体的なイメージが湧かないが、つい思いだすのが江戸時代の「浮世絵師・葛飾北斎」の遺作といわれる「登り龍」の絵。ネットによると「辰年」を象徴するのは「出世」や「権力」だそうだが、今さらそんな「虚しい」ものには縁遠い心境なので、午前中にお参りする神社では、次のようなささやかなお願いに留めておこう。✰家族全員が健康でありますように✰クルマがらみで「無事故」「無違反」でありますように✰音楽&オーディオが「登り龍」のように上昇しますように(笑)✰面白い本やドラマにもっと出会えますように✰MLBの大谷選手ほか日本人選手がもっと活躍しますように☆ブログが質量ともに充実しますように、つい...新年あけましておめでとうございます

  • 2023オーディオ「最終戦」

    前回からの続きです。我が家ではいつも「オーディオ弄りは闘争だ」と思っているので、つい「戦」という言葉を使ってしまうが、機器相手に戦ってもしようがないんだけどね~(笑)。それでは、後半戦の主だった「オーディオ弄り」を挙げてみよう。☆マイカコンデンサーの活躍我が家のオーディオで一番気を遣っているのはもしかして「プリアンプ」なのかもしれない。もちろんスピーカーも大事だが、個別に対処するので効果が分散する、その点プリアンプは共通して使うので波及効果が高い。で、新調したプリアンプに「マイカコンデンサー」を使用したところ、あっと驚くほどの効果があった。その時のブログを引用すると・・、「その音の違いといえば、主に高音域に顕著な違いが見られて、通常のフィルムコンデンンサーの場合は解像力に不足はないもののやや人工的な響きで...2023オーディオ「最終戦」

  • 2023オーディオ「後半戦その1」

    一昨日あたりから急にクルマの量が多くなった。とりわけ「県外ナンバー」が目立つ。まさに「温泉観光地」の稼ぎ時ですね~(笑)。コロナ禍で疲弊した温泉街に活気を取り戻さないと・・、がんばれ~。さて「前半戦」に続いて、めぼしいオーディオ改革について「後半戦」を時系列で振り返ってみよう。☆テレビの故障→買い替え6年ほど使ったテレビの画面が「二重写し」になるので、止む無く買い替えへ~。ビンボー人には懐が痛むけど仕方がない。55インチから65インチへグレードアップ、そしてまさに「ピンチはチャンス」で、思いがけず「音楽ライフ」が一変することになった。「YouTube」チャンネルが簡単に切り替えて観られるようになったのだから実に有難い。音質の方も再生専用のブルーレイ「DP-UB9000」(パナソニック)を使って「192Kh...2023オーディオ「後半戦その1」

  • オペラ「魔笛」の自筆譜

    先日のこと、BSで「モーツァルトの真実」~自筆譜が明かす素顔~を放映していた。番組の趣旨は彼が遺した自筆譜を通して彼独自の作曲のノウハウにアプローチしようというもので実に興味深かった。とりわけ、番組の冒頭でオペラ「魔笛」の分厚い自筆譜が紹介されていたが、まるで清書されたような美しさに驚いた。しかし、番組を終わりまでみて分かったのだが、意外にもかなり修正の跡を留めた楽譜がほかに遺されていたり、さらにはきちんと作曲の目録を作って整理しているなど几帳面でこまめなモーツァルトの素顔が浮かび上がってくる。したがって、作曲の方法も、これまでは頭の中で全体が一瞬のうちに完成し後はゆっくりと引き出して、譜面に書き写すだけといわれているが、実はそうした曲ばかりでもなく、例えば先輩作曲家ハイドンに献呈する弦楽四重奏曲では相当...オペラ「魔笛」の自筆譜

  • 「野性味のある音」って何?

    この画像がもとで、芋焼酎を注文(ネット)された横浜のKさん。「お口に合えばいいんだけど・・」と、すごく心配していたところ、次のメールが届いた。「お湯で薄めて飲んでみましたが、そのままでも広がる香りと味覚・・、私はとても好き!一升瓶ではなく紙パックで購入したところワイフから「ちょっと貴方らしくない」と。次は一升瓶で(300円ほど価格が上がりますね)素敵な焼酎のご紹介、ありがとうございました。」その翌日のメールには「追伸」として「焼酎本当においしい、たぶん芋の中での逸品です。教えていただき、夕食がより楽しくなりました。」良かった、良かった・・、ホット一息(笑)。ところが、「一難去ってまた一難・・」「昨日の記事「2023オーディオ・前半戦」の中でYさんが指摘されていた「野性味のある音」って、少し具体的な言葉でお...「野性味のある音」って何?

  • 2023オーディオ「前半戦」を振り返って

    前々回の「オーディオ冬の陣・ハプニング」からの続きです、といきたいところだが、当日は審判役の「Y」さんから珍しく「(音が)いいね、いいね」ばかり・・。これでは「ドラマ」にならないし、書くのにも興が乗らないので打ち切りとしよう。あっ、そうそう一点だけ・・。途中で「野性味というか”ふてぶてしさ”が全体的にもっと欲しいですね・・」というコメントがあった。「イギリス紳士に野性味を求めてもそれは”ないものねだり”というものでしょう」と、すぐに反駁したがたしかにそれなりに納得。我が家のスピーカー群は「JBL」といえどもすべてクラシックが品よく聴けるように調教しているので「ジャズ」の再生ともなると、音の勢いとか、タバコの煙が漂うような場末のクラブの雰囲気は無理。我が家のシステムに対して、「ジャズ」ファンのリピートがめっ...2023オーディオ「前半戦」を振り返って

  • 何ごとも「欲張り過ぎたらダメ」

    昔のCDを聴いているときなどにライナーノートに「宇野功芳」さん(享年86歳)がときどき登場されているので、つい思いだす。ずっと昔の死亡記事を今でも保管している。ややオーヴァーともいえる表現が有名だった。たとえば共著「クラシックCDの名盤」から、デュ・プレが弾くエドガーの「チェロ協奏曲」についての解説がこれ。「67年、バルビローリの棒で入れたライブが最高だ。人生の憂愁やしみじみとした感慨に彩られたイギリス音楽に共通する特徴を備えるこの曲を、22歳になったばかりのデュ・プレが熱演している。第一楽章から朗々たる美音がほとばしり、ポルタメントを大きく使ったカンタービレは極めて表情豊か、造詣はあくまで雄大、ロマンティックな情感が匂わんばかりだ。」こういう表現ってどう思われます?(笑)クラシック通の間では評価が二分さ...何ごとも「欲張り過ぎたらダメ」

  • オーディオ冬の陣「ハプニング」

    1週間に一度くらいのペースでメールをいただく横浜在住の「K」さん。低音重視の堂々たるシステムをお持ちである。もう3年以上にもなる長いお付き合いだが、21日(木)に次のようなメールをいただいた。「芋焼酎ですが、アマゾンにあったので発注しました。柑橘系で割るとおいしいのですね、たのしみ~。感想は馬鹿舌ですが、後日。(晩酌はほぼワイン(白がすき)、たまにビール、日本酒は正月だけの偏った嗜好です)」この画像を見て注文されたようだが、ご期待に添えるといいのですが・・(笑)。で、「味覚」の面で信用していただいたとなると「聴覚」の方も同様の可能性が大いにあり・・、ありがたいことです。さらに、別のメールでは「AXIOM80」の「ARUの入れ替え」の記事を御覧になって、「ぜひともオーディオ仲間のYさんのご試聴をお願いします...オーディオ冬の陣「ハプニング」

  • 「雰囲気=空気」の研究

    「日経新聞」に「リーダーの本棚」という記事が日曜版に掲載されている。各界における会長さんや社長さんなどの、いわゆる「登りつめた」トップリーダーたちが自己の愛読書について逐一解説している。日経新聞といえばなんといっても最新の経済記事が売り物だが、こういう肩の凝らない記事は大好きなのでいつも興味深く読ませてもらっている。紹介される本の種類は各人によってさまざまだが、お仕事には関係のない本が紹介されたりすると、おそらく「想像を絶する修羅場」や「目が回るような多忙」を限りなく「くぐり抜けた」経験をお持ちのはずなのに「余裕がある人なんだなあ!」といつも感心する。たとえば、過去には「日本取引所自主規制法人理事長」(当時)の「佐藤隆文」氏が「バッハにみる悠久の秩序」と題し座右の書として「バッハ全集」を掲げられていた。佐...「雰囲気=空気」の研究

  • 楽しみな「2024MLB」展望 ほか

    ☆「2024MLB」展望大谷選手に続いて山本投手(旧オリックス)のドジャースへの移籍が昨日(22日)決まった。交渉の席に大谷選手が同席したというのだから、やはり日本人同士だと断りにくいよね~(笑)。これで、来年(2024年)のMLBがメチャ楽しみになった。毎日録画しないといけないので専用の「4TB」のHDDを準備しておこう~。で、先日の記事で大谷選手について次のようなことを記していた。(抜粋)「惜しむらくは行く先が「ドジャース」(ロサンゼルス)ではなくて「ヤンキース」(ニューヨーク)の選択肢の方が望ましかったような気もする。その理由は、ロサンゼルスは大都市とはいえ所詮は地方都市である。まあ、日本でいえば大阪みたいなもんですか~。つまり、いくら阪神が優勝しても全国的な盛り上がりに欠けるように思うし、選手の活...楽しみな「2024MLB」展望ほか

  • オーディオ冬の陣~ブランドへの盲信~

    かなり前のブログ「貧乏オーディオの悲哀」で、稀代のクラシック通だった「五味康佑」さんの「オーディオ5か条」を記載していたことをご記憶だろうか。デジタル系を含めて日進月歩の「オーディオ」に「そんな昔の話を持ち出すな」と、お叱りを受けそうだがまあ聞いて欲しい(笑)。その5か条というのは次のとおり。1メーカー・ブランドを信用しないこと2(レコードの)ヒゲの怖さを知ること3ヒアリング・テストは、それ以上に測定器が羅列する数字は、いっさい信じるに足らぬことを肝に銘じて知っていること4真空管を愛すること5お金のない口惜しさを痛感していることとあるが、このほど1についての教訓をつくづく味わったので以下、述べてみよう。さて、「AXIOM80」に「ARU」を取り付けた話はすでに述べた通りだが、さすがに魅力的な音だけあって1...オーディオ冬の陣~ブランドへの盲信~

  • 人間の理性が本能にあっさり負けるお話

    年末も押し迫ると、忘年会などで酒を飲む機会が多くなる。で、酒のうえの過ちは大なり小なり誰しも覚えがあると思うが、中には取り返しのつかないものもあるようでして・・。たとえば、ずっと以前の話だがNHKのアナウンサーの「M」さんが、友人と飲酒後に満員電車の中で女性のオッパイを11分間にわたって触り続けていたというニュースにはほんとうに驚いた。あの謹厳実直そうな人がねえ・・。本人は当時の状況をまったく覚えていないそうで、真相はやぶの中だろうが、周囲に証人もいることだし限りなくクロに近いだろうと推測される。長いこと社会生活をやってるといろいろあるものだが、痴漢行為となると話は別で、けっして許されることではないものの、つい「お気の毒~」と思ってしまった。もちろん、被害者の心理を逆なでするつもりは毛頭ないが、およそ酩酊...人間の理性が本能にあっさり負けるお話

  • オーディオ冬の陣「見てくれかor実を取るか」

    我が家の6系統のうち5系統のスピーカーについては、じっくりと時間をかけてコツコツと取り組んだ結果、どうにか「いけてる」状態となった・・、つもり。欲を言えばキリがないけど、「ま、いっか」という感じかな(笑)。で、残るのは我が家で唯一の大型スピーカー「ウェストミンスター」(改)である。通常は200ヘルツ以下を再生する「サブウーファー」として使っているのだが、それだけでは勿体ないので、200ヘルツ以上を再生できるユニットを加えて、いっぱしのシステムとしてもときどき登場させている。内訳の「スコーカー」にはテクニクスの口径12cmのユニット、ツィーターには「スーパー3」(ワーフェデール:赤帯マグネット)このスコーカーは珍しく「200~6000ヘルツ」という広帯域の再生ができるので重宝している。我が家のポリシーとなっ...オーディオ冬の陣「見てくれかor実を取るか」

  • モーツァルトへの旅~音楽と人生に出会う~

    その昔、モーツァルト関連のエッセイの中に(たしかドイツ文学者の「小塩節」氏だったと思うが)、次のような記述(要旨)があったことが微かに記憶に遺っている。「8歳の頃に作曲した一節が、亡くなる年(1791年)に作曲された「魔笛」の中にそのまま使われている。彼の頭の中でそのメロディが円環となってずっと流れていたのでしょう。」この内容の真偽のほどと、その出典元がはたしてドイツ文学者の「小塩節」(おしおたかし:1931~2022)氏のエッセイだったのかどうか・・・が、最近やたらに気になって~(笑)。読者におかれてはどうでもいいことかもしれないが、大の「魔笛愛好家」の本人にとっては大いに気になる事柄である。おそらく図書館から借りてきた本だから今さら真偽のほどを確かめようがないものの、簡単に諦めてしまうのも何だか癪だ。...モーツァルトへの旅~音楽と人生に出会う~

  • オーディオ冬の陣「快進撃!」

    このところ打つ手、打つ手が当たりまくっている感があるオーディオ弄り・・。「快進撃」が続くのも、ことのほか体調がいいせいだろうか(笑)。いくつものSP箱の補強、プリアンプのカップリング・コンデンサーの強化、(他動的だが)ブレーカの交換、さざれ水晶の設置等々・・。ちなみに「ブレーカ」の交換については、このほどはじめて読者の方から銘柄の問い合わせが1件あったので、すぐにブランド名と型番を報告した。なにしろ、「ヒューズ付きブレーカ」を「ノーヒューズ(ブレーカ)」に入れ替えるのだから、性能が悪いはずがない・・。オーディオ機器の「ヒューズ」といえば、音質のためには「百害あって一利なし」で、ただ安全性のためにだけ付けられている代物だ。で、この「ノーヒューズ・・」となると、もちろん別の方法で安全性を確保してある。ブレーカ...オーディオ冬の陣「快進撃!」

  • 「芋焼酎」と「橙」、そして「猫」

    今年もあと2週間で終わり~。何だかあっという間の1年でした。「年年歳歳花相似たり、歳々年々人同じからず」という言葉がある。ご存じのように「花は毎年同じように咲いているけれども、人はいつまでも同じではない」という意味だが、これに反するように例年になく体調がよかったのが今年の特徴。何しろ、昨年の前半は心臓血管にステントを2本も埋め込む手術をしたんだからね~。どうやら一念発起・・、新しい取り組みが功を奏したらしい。午前中と午後の各1回、ウォーキングの前に5分間くらいのストレッチをする、毎食後、炊飯器で温めた自作の「黒ニンニク」を食する、昼食は「紫芋」(秋~)にする、そしてこの1か月ほど、晩酌をウィスキーから「芋焼酎」に代えたところ、なんだか大いにやる気が出てきた。たとえば、諸々のスピーカーの細工などに熱中したり...「芋焼酎」と「橙」、そして「猫」

  • オーディオ冬の陣「饒舌と寡黙」

    前々回の「オーディオ三昧・冬麗の品定め」の続きです。さあ、いよいよ本命の「AXIOM80」の試聴である。「さすがですねえ!人の声がいちばん自然に聴こえます。やはりこのスピーカーじゃないと出せない音がありますね・・」さらに、Yさんなりの感想がポツリと漏らされた。「基準値が100だとすると、120がJBLですかね・・。知っていること以上に喋りたがる饒舌さがあります。その一方、イギリス勢は80です。寡黙で知っていることの8割程度しか喋らない奥ゆかしさがあります。」なるほど・・。JBLサウンドとブリティッシュ・サウンドの差を収斂していくと、ここに落ち着くのかな~。まあ、どちらが良いのか悪いのか・・、こればかりは各自の好みが分かれてくるところでしょう。ちなみに、現代は「アピールの時代」だからJBLサウンドの方が明ら...オーディオ冬の陣「饒舌と寡黙」

  • 「村上ワールド」に思う

    作家の「村上春樹」さんについては、人によってかなり好き嫌いがハッキリ分かれているような気がする。あの独特の「村上ワールド」が鼻につくか、否かが「分かれ目」かな・・。かくいう自分はといえば、まともに長編小説に取り組んだことはないし、取り立ててファンということではないが、彼の音楽についてのコメントにはハッとさせられることが多い。たとえば一例を挙げると、以前のブログにも書いたことがある「バイロイト音楽祭」についての紀行文。(抜粋)✰僕は思うのだが、優れた芸術とは多くの奥深い疑問を我々に突き付けるテキストのことだ。そしてたいていの場合、そこには解答は用意されていない。解答は我々一人ひとりが自分の力で見つけていくしかない。✰おまけにそのテキストは~もしそれが優れたテキストであればだが~休みなく動き続け、形を変え続け...「村上ワールド」に思う

  • オーディオ三昧「冬麗(うらら)の品定め」

    前々回のブログ「オーディオ冬の陣・起死回生の一手」からの続きです。「冬麗(うらら)の品定め」とは、もちろん「源氏物語」の「雨夜の品定め」を、もじった言葉です(笑)。ちなみに、「冬麗とは」・・、冬の寒気は感じられるものの、陽射しそのものは明るく晴れやか・うららかな様子を形容する言葉として使われる、そうです。さて、だんだんと冷え込んでくる寒気にもめげず、着実に少しづつ前進を続けている(と思う)我が家のオーディオ。毎日が「オーディオ三昧」で楽しくて仕方がない・・、元気の源です(笑)。で、久しぶりに登場した「JBL」の2ウェイ・システムがことのほか仕上がり良好だと思ったのでオーデイオ仲間の「Y」さんに来ていただいて試聴してもらうに至ったのは前述どおり。「なかなかいいですね~、とても聴きやすいです」と、好評の第一声...オーディオ三昧「冬麗(うらら)の品定め」

  • 「素数」にこだわる理由

    前回のブログ「オーディオ冬の陣・起死回生の一手」で、ほんのちょっとだけ触れた「素数」。どうやら目敏い方がいらっしゃるようで、さっそく「素数」に触れた過去記事がランキングに顔を出していた。大半の方が「忘却の彼方」だろうから、以下のとおり一部改変して搭載しておこう。こまめに図書館通いを続けていると「雑学大好き」人間にとってピッタリの本に出くわすのが楽しみの一つ。たとえば、つい先日、隣町の図書館で見つけたのが「日本人の総疑問」。盛り沢山の質疑応答の中から特に興味を引かれたのが「なぜご祝儀は奇数がよいとされるのか?」その答えは次のとおり。「結婚祝いや入学祝を包むときに。いつも悩まされるのがその金額だろう。結婚祝いなら新郎新婦との関係や披露宴の内容、年齢によってずいぶん違ってくる。ただし、いくら包むにしても共通して...「素数」にこだわる理由

  • オーディオ冬の陣「起死回生の一手」

    どうもおかしいなあ、そんなはずはないんだが・・、JBLのSPユニット「D123」(口径30cm)のことである。久しぶりの出番となってわくわくしながら鳴らしてみたところ「カリフォルニアの澄み切った青空のようなサウンド」が売りのJBLにしては、随分かけ離れたサウンドでどうも釈然としない。これでは、青空どころか冬の曇り空だな!(笑)もしかして自分の鳴らし方に「非」があったのではないかと、つらつら考えていたらようやく解答らしきものにたどり着いた。そうだっ!いったい、オーディオを何年やってんだ?と言われるほどの単純ミスだった。「基本中の基本」ともいうべきSPユニットの「背圧の逃がし方」である。SPユニットの後ろ側に出る逆相の音をどうやって処理するか、これはオーディオをやるうえで実に大きなテーマである。ただし、市販の...オーディオ冬の陣「起死回生の一手」

  • 「直感」と「閃き」に役立つ「闘い」

    このところスポーツ界の最大の話題になっていたMLB「大谷選手」の移籍先が「ドジャース」に決まりましたね。10年契約で総額1000億円を超える大型契約!今年(2023)前半のブログで「大谷選手の行く先はドジャース、メッツ、ヤンキースの3つのうちのどれかに決まる。もし外れたら・・、そのときは腹を切ります」と書いていたのをご記憶だろうか。見事に予言的中!腹を切らなくてよかった(笑)。とまあ、そんなことはどうでもいいが問題は大谷選手が新チームでどういう活躍をしてくれるかだろう。ナ・リーグは投手力がア・リーグに比べて落ちる感じがあるので、軽くホームラン50本以上は期待できる。そしてワールド・シリ~ズ優勝の立役者になれば文句はない。もし予想が外れたら・・、そのときは腹を切りませ~ん(笑)。で、惜しむらくは行く先が「ド...「直感」と「閃き」に役立つ「闘い」

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