「音楽&オーディオ」の小部屋
住所
別府市
出身
ハンドル名
アキシオム80さん
ブログタイトル
「音楽&オーディオ」の小部屋
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi
ブログ紹介文
「音楽&オーディオ」大好き人間・・SPユニット「アキシオム80」を中心にあれこれ綴りました。
自由文
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参加カテゴリ

PC家電ブログ / ピュアオーディオ

更新頻度(1年)

178回 / 312日(平均4.0回/週)

ブログ村参加:2010/04/27

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アキシオム80さんのブログ記事

1件〜30件

  • 「いい音」の決め手は「品格」でいこう

    1週間前のことだった。「アレっ、AXIOM80がありませんね!」と、部屋に入るなりオーディオ仲間が残念そうに呟いた。「ええ、そうなんです。ときどきあの独特の神経質さが”鼻につく”ことがあってこのところ休養させています。そもそも(本格的な)低音が出ないスピーカーなんですが、それでもお好きなんですか?」と、わざと詰め寄ってみせた(笑)。「いや、低音が出なくてもあの濡れたようなヴァイオリンの音色はちょっと捨て難いですよ」と仲間。軌道修正を図るうえでも、やっぱり耳のいい仲間の応援はありがたいもんですな(笑)。この日は、冒頭の画像のように久しぶりにAXIOM80から入れ替えた「トライアクショム」(口径30センチ:同軸3ウェイ)とJBL「D123」(口径30センチ)の2ウェイを比較試聴していただいた。試聴盤は名花シュワルツ...「いい音」の決め手は「品格」でいこう

  • 「オペラ」への熱情に打たれて

    前回からの続きです。ドナルド・キーンさんの著作「オペラへようこそ!」を読み終えたところ、オペラに対する熱情にすっかり感化されてしまい、何だかずっと昔からのオペラファンだったような錯覚を覚えてしまった(笑)。それほど本書にはオペラに対する熱情がほとばしっている。何事につけ人の胸を打つのは最後は「情熱」ということを改めて思い知らされた。それでは前回のお約束どおり、キーンさんの大好きなオペラ「ベスト10」を挙げてみよう。1位ドン・カルロス(ヴェルディ)2位トラヴィアータ(椿姫:ヴェルディ)3位神々の黄昏(ワーグナー)4位カルメン(ビゼー)5位フィガロの結婚(モーツァルト)6位セビーリャの理髪師(ロッシーニ)7位マリーア・ストゥアルダ(ドニゼッティ)8位湖上の美人(ロッシーニ)9位エヴゲーニイ・オネーギン(チャイコフス...「オペラ」への熱情に打たれて

  • 「オペラ狂」だったドナルド・キーンさん

    つい先日のこと、運動ジムでエアロバイクを漕いでいたら「BGM」で何ともご機嫌なサウンドが聞こえてきた。このところ、聴くと心が浮き浮きしてきていつも気になっている曲である。バイクを中断して、たまたま接客してなかったトレーナーさん(妙齢のすこぶる美人ですぞ!)に、勇気を奮って「今鳴っている曲のタイトルは判りますかね?」と尋ねてみた。すると、チューナーの小窓を見ながら気さくにメモしてくれた。「どうもありがとう、あれ、テイラー・スウィフトですか!」いくらオジサンでも「テイラー・スウィフト」ぐらい知ってるよ(笑)。「反トランプ」を旗印にしており、アメリカの若者に絶大な人気を誇る美人歌手である。さっそく、自宅に戻ってから「Youneedtocalmdown」(「もっと頭を冷やしてよ」ぐらいの意味かな)でググってみると、8月...「オペラ狂」だったドナルド・キーンさん

  • 「推敲」という言葉の由来

    つい先日、日本経済新聞の文化欄に「推敲」(すいこう)という言葉の「由来」が書かれてあった。言葉の意味はもう言わずもがなですよね(笑)。その由来について、要約すると「中国の唐の時代の故事や逸話を集めた「唐詩紀事(とうしきじ)」という書があり、この中に収められた、詩人「賈島(かとう)」の逸話が「推敲」の由来と言われている。詩人である賈島は、自分が書いた詩の中にある「僧は推す、月下の門」という部分を、「推す」より「敲(たた)く」の方が良いのではないか、と迷いながら歩いていた。すると前方を歩いていた「韓愈(かんゆ)」という、有名な詩人にぶつかってしまう。賈島は韓愈に「推」と「敲」について相談したところ、韓愈から「敲が良い」と言われた。」この逸話のタイトルが「推敲」になっており、逸話の内容から「文章をより良くしようと考え...「推敲」という言葉の由来

  • オーディオにおける「正しい音」とは

    前回からの続きです。オーディオシステムから「魅力的な音」(好みの音)を引き出そうと思えば、地獄の苦しみを味わうことになるが、奇妙な快感を伴うことも事実で、世の中には自分も含めて音質依存症になる人が結構いるのはご同慶の至り(笑)。せっかく「いい音」になったと思ったら、異なる音楽ソースによって次から次に(サウンドに)瑕疵が見つかって収拾(しゅうよ)がつかなくなるというのは日常茶飯事だ。まあ、半分楽しんでいるので仕方がないが、はたして「正しい音」とは何かということを知っておいても損はないと思う。もちろん自分ごときに「正しい音」を云々する資格はない。受け売りである(笑)。その昔、「オーディオ・テクネ」というオーディオ・メーカーが専門誌に「原音に近づく正しい音とは」と題して記載していたものがある。以下、列挙してみよう。1...オーディオにおける「正しい音」とは

  • 無難な音、魅力的な音、そして正しい音

    いつも思うのだがオーディオ愛好家が百人いるとすればまさに「百人百様」で、好きな曲目や好きなサウンドが完全に一致することはまずあり得ない。たとえば仲間が試聴にやってきて当方の好きな曲目を一緒に聴いてもらいながら、そろそろ”さわり”の個所がやってきてウットリと聴き惚れていた折も折「別の話題」がいきなり提供されてガックリくることがときどきある(笑)。まあ、曲目ぐらいならまだしもこれが「音質」となると彼我の違いも穏やかではなくなる。たとえば、ずっと以前にお付き合いさせていただいた仲間から次のような言葉をいただいたことがある。「魅力的な音というのは絶対に”野太い音”ですね。以前聴いたWEー205D真空管のプッシュプル・アンプの音が忘れられません。まるで実像が眼前でリアルに再現されたような印象を受けました。205Dは憧れの...無難な音、魅力的な音、そして正しい音

  • モーツァルトへの旅~音楽と人生に出会う~

    去る9月1日付で「近未来、モーツァルトの新作オペラが聴けるかも!」を登載してから1週間あまり経つがどうも気になって仕方がないことがある。こういう一節を記載していたことを覚えておられるだろうか。「その昔、モーツァルト関連のエッセイの中に(たしかドイツ文学者の「小塩節」氏だったと思うが)、8歳の頃に作曲した一節が、亡くなる年(1791年)に作曲された「魔笛」の中にそのまま使われており、「彼の頭の中でそのメロディが円環となってずっと流れていたのでしょう。」とあって、それを読んで深~い感銘を受けたことを覚えている。」気になって仕方がないこととは、この内容の真偽のほどとその出典元がはたしてドイツ文学者の「小塩節」(おしおたかし:1931~)氏のエッセイだったのかどうか・・・。読者におかれてはどうでもいいことかもしれないが...モーツァルトへの旅~音楽と人生に出会う~

  • 「プリアンプ不要論」の後日談

    このブログの取り柄は一に「オーディオ」記事にかかっていると思っているが、このところ一頃の勢い(アクセス数)が無くなってしまった(笑)。飽きられたのか、それとも極めてマイナーな分野の限界なのか、はたまた筆力の衰えのせいかどうも理由は判然としない。そういう中「プリアンプ不要論」について、ぐだぐだと書き記したのはつい先日のことだったが、身近な話題だったせいか久しぶりにアクセスが活況を呈してくれた。どうやら100年も前の古典管がどうのこうのといった専門的な記事よりも、親しみやすかったらしい(笑)。さっそく東京在住の「I」さんからも、この件について次のようなメールをいただいた。「私も、この課題に右往左往したことがありまして、結果今はプリアンプ(ラインアンプ)派で落ち着いています(笑)。で、なぜかと申しますと、アンプは、そ...「プリアンプ不要論」の後日談

  • 「薄氷を踏むような人生」とは

    このところ、テレビの「モーニングショー」「アフタヌーンショー」では呆れるほど韓国の話題で持ち切りだ。次期法相候補のスキャンダル騒ぎが主だが、相手が韓国ともなると「対岸の火事は大きければ大きいほど面白い」(笑)。「ソウル大学の法学部教授」にしては脇が甘くて、家族ごとスキャンダラスな事件が出るわ出るわで、まさに「薄氷を踏むような人生」を歩んでいる。また韓国の上流階級は「子息の大学への不正入学」「兵役逃れ」は常習らしいと聞いて二度ビックリ。これに関して、ふと10年ほど前の記事を思い出した。もう忘れている方も多いと思うので、中身を今風に改変して再掲してみた。かなり以前の話だが我が県では「県職員が強姦未遂」という事件が勃発している。ちょっと信じられないような事件である。都会と違って田舎では公務員はそれなりの位置づけだし、...「薄氷を踏むような人生」とは

  • このアンプはこんな音でしたかね?

    前回からの続きです。レコードに変わってCDが登場したのは1980年代初頭だが、それ以降、「プリアンプ不要論」が台頭したが、はたして(プリアンプが)あった方がいいのかどうか、延々と論争が尽きない課題に対して、仲間を交えての実験(8月31日)は実に楽しかった。結論から言えば、我が家の「ウェストミンスター」(改)では、プリアンプ無しの方に軍配が上がった。「音の鮮度が違う」というのが一番の決め手である。その反面、ややコクがないというのか素っ気ないサウンドと言えないこともないが、その辺は大きな箱の響きがカバーしてくれているようだ。そして、前回予告していたようにこのプリアンプ無しの状態でエース級の二つのアンプのどちらがスピーカーと相性がいいのか一騎打ちをやってみた。まずは「WE300Bもどきの出力管」シングルアンプで実験。...このアンプはこんな音でしたかね?

  • 古くて新しい課題「プリアンプ不要論」

    これまで飽きもせずにオーディオを延々と50年近く続けてきたが、長いことが果たしていいことなのか、どうなのか。文豪「夏目漱石」は若き日の「芥川龍之介」に対して「人は才能の前には頭を下げないが、黙々と働く牛のような努力に対しては自然と頭を垂れるものだ」(要約)と諭したが、おそらく50年もかかってこの程度のサウンドかと人様から嘲笑されるだろうが、せめて飽くなき「努力」だけは認めてもらいたいものだと、ときどき思う(笑)。さて、長年やってきたオーディオにも「古くて新しい課題」というか、はっきりした結論がいまだに下せないものがあって、そのうちの一つが「プリアンプ不要論」だと思う。レコードと違って、いわばCDなどのデジタル系に限っての話だが、プリアンプを経由せずにDAコンバーターからパワーアンプに直結して聴く方が音がいいので...古くて新しい課題「プリアンプ不要論」

  • 近未来、モーツァルトの新作オペラが聴けるかも!

    さあ、いよいよ今日から9月ですね。9月といえば暑かった夏の想い出と爽やかな秋への橋渡しをしてくれる月だが「セプテンバー・ソング」という歌があるように、(月の)名前がそのまま曲目のタイトルになるのは珍しい。ネットの受け売りだが、この歌には「日が短くなるこの時期を愛の感情に重ねて歌い上げる曲です。明るい夏が終る九月という月の持つ季節の変わり目に対して、人が無意識に感じる感傷を表現しています。あるいは人生の秋、無駄にする時間は無くなり、残り少ない時間をあなたと共に過したいという意味も感じられます。」と、ある。たしかに「オーガスト・ソング」なんて、まったく様にならないし(笑)、かといって「オクトーバー・ソング」となるとちょっと直截過ぎるし、(9月は)1年の中でも曖昧模糊とした独特の月のような気がする。実はカミさんと知り...近未来、モーツァルトの新作オペラが聴けるかも!

  • 雨の日はJBLがよく似合う

    このところ1週間あまり、九州地方はまるで梅雨末期を思わせるような雨がしとしとと降っている。秋雨前線の停滞だそうだが、まあ暑いよりはましかな(笑)。つい先日解散を発表した「CHAGE&ASKA」に「はじまりはいつも雨」というなかなか抒情的な歌があったが、こんなに雨が続くと気持ちが落ち込み気味になるのでスカッと気分が晴れやかになるような「サウンド」がどうしても欲しくなる。となるとJBLの出番だ!専らジャズ用とされており、クラシック愛好家からは蛇蝎のごとく嫌われているJBLだが、「爽やかな気分」をもたらす不思議な魅力があってどうしても手放す気にならない。グッドマンがお行儀のいい知的なイギリス紳士とするとJBLは健康的なアメリカ人といったところかな。そういえば「JBLサウンド」の宣伝コピーに「カリフォルニアの澄み切った...雨の日はJBLがよく似合う

  • 読書コーナー~カルカッタの殺人~

    このところなかなか面白いミステリーに出会えなかったが、「待てば海路の日和あり」でとうとう巡り会えたのはうれしい限り。本書の時代背景は英国がインドを支配統治していた1919年に設定されている。カルカッタの繁華街の路地裏で英国政府高官が見るも無残に惨殺されたが、いったい真犯人は誰か、そして動機は何か・・。この解決を妻の死とともに人生に疲れ切ってインドに赴任したベテランの英国人警部と、その助手として「インドの独立を夢見るインド人刑事」の二人が当たっていく。ストーリーが当時のインドの英国からの独立運動を絡めて展開されており、その過程で支配する側の英国人と支配される側のインド人との葛藤が細かく描かれ実に重厚な味を醸し出している。著者はインド系2世の英国人だそうだが、いわば「民族の興亡」という大きなテーマによって作品の奥行...読書コーナー~カルカッタの殺人~

  • 真空管が大きく音質を左右した二つの事例

    以前といっても2~3年前の話だが「眼光紙背に徹する」ほどに真空管・ネットオークションを見入っていたものだが、このところとんとご無沙汰気味である。ほぼ欲しい真空管は既に手に入れており、スペアも確保しているという安心感もあるし、それなりのブランドであれば音質的にそう大きな差も無いだろうというのがその理由。ところが、やっぱり認識が甘かったようだ(笑)。このほど真空管が音質を大きく左右することをつくづく思い知らされた実例を2点ほど挙げてみよう。スピーカーに「AXIOM80」を使っての話である。✰71Aシングルアンプのケース出力管に「71系」を使ったアンプだが、出力はわずか1ワットにも満たないのにこのくらい音の素性がいい球も珍しい。音のスピードは速いし、嫌な響きを出すこともいっさい無い。まず、生きてる限り絶対に手放せない...真空管が大きく音質を左右した二つの事例

  • オーボエ奏者から見た指揮者とは

    数ある楽器の中で弦楽器に次いで好きなのが管楽器だが、これを効果的に使う作曲家といえば私感で言わせてもらうと、ワーグナー、マーラーそしてモーツァルト。モーツァルトはクラリネット協奏曲をはじめ、フルート、ファゴット、オーボエの各協奏曲ともそれぞれのジャンルの代表的な名曲として今でも君臨している。そして、この中で一番琴線に触れる楽器といえばオーボエだ。何とも表現できない優雅な音色にいつもウットリさせられる。オーケストラの演奏会では周知のとおり、演奏が始まる直前にオーボエがまずラの音(A音=標準音)を鳴らし、それに合わせて次々と各楽器がラの音を響かせて、オーケストラ全体の音を合わせていくが、なぜオーボエが最初の標準音を担当するのだろうか?本題ではないし、長くなるので省略(笑)。ネットに詳しく書いてありますので興味のある...オーボエ奏者から見た指揮者とは

  • エージング効果

    電解コンデンサーの容量漏れで盛大にハム音が出てしまい仕方なく修繕に出した「300Bシングル」アンプ。我が家には真空管アンプが貸し出し中も含めて8台ほどあるが、その中では有名トランスの使用といい、凝った銅板シャーシ(磁界が生じないのでSN比に有利)といい、音質にも満足している。中古市場で一番値がつきそうな大切なアンプなのですぐに電解コンデンサーを4本すべて入れ替えてもらい手元に戻ってきたのがおよそ3週間ほど前のことだった。「電解コンデンサーの中身はアルミ箔がいっぱい詰まってますからエージングに時間がかかりますよ。少なくとも2週間は見ておく必要があります。」との、識者のアドバイスだったが実際にその通りだった。戻ってきた当初はやたらに音の重心が高くて、重厚な雰囲気に欠けていたのだがこのほどようやく以前の「音の佇まい」...エージング効果

  • 素人(アマ)と玄人(プロ)の文章の違い

    大型台風10号が「お盆」とともに去って行ってから朝晩がめっきり涼しくなった。「芸術の秋」の足音が遠くから聞こえてくるみたいで大歓迎です(笑)。さて、23年前に亡くなられた司馬遼太郎さんは好きな作家の一人なので、折にふれ著作に目を通しているがこのほど「未公開講演録」という本に出会った。あれほどの国民的大作家なので国内各地で行った講演は数知れないが、その講演録をまとめた本である。何回も推敲ができる小説と違って、講演は聴衆を前にしての一発勝負でいったん発した言葉は放たれた矢と同じで修正、取り消しがきかないので意外と本音が聞ける楽しみもある。そういえば、以前の国会質疑で安倍首相が自衛隊のことを「我が軍」と言ったとかで物議を醸していた。元首相の田中角栄さんが「国会の予算委員会ほど怖いものはない、筋書きに無い質問が出てウッ...素人(アマ)と玄人(プロ)の文章の違い

  • オーディオ機器の実力と市場価値とのバランス

    お読みになった方も多いと思うが、読売新聞(8月16日付朝刊)の一面に次のような記事があった。「ジョン・メイナード・ケインズ」(英国:1883~1946)といえばマクロ経済学を象徴する巨人だが、当時「美人投票」という説を唱えていた。「自分が最も優れていると考える企業の株ではなく、他人から最も人気を集めそうな企業の株を推し量り、勝馬に乗るのが有効だとする考え方。当時、英国の新聞紙面上で行われていた美人コンテストにたとえた。」これには次のように分かりやすい実例があげられている。小見出しは「買い物他人の好みで」「良いブランドだから、他の人も欲しいと思うはず。8月上旬、東京・銀座で都内に住む女性が価格を気にするそぶりを見せずに約2万円のパンツを買った。何度か着て飽きたらフリーマーケットアプリでの転売を考えているという。自...オーディオ機器の実力と市場価値とのバランス

  • 二つのタイプに分かれる芸術家

    先日、NTTの光テレビ「時代劇専門チャンネル」で黒沢明監督の名作「七人の侍」を放映していた。過去、何度も観た映画だが今回もつい惹きつけられてしまい、3時間半もの大作を一気に見終った。いやあ、とても面白い!映画に求められるあらゆる要素がびっしり詰まっていて、改めて黒沢監督(故人)の偉大さに思いを馳せたが、折しもBS放送の「昭和偉人伝」(1時間もの)で黒沢監督特集をやってた。その中で「七人の侍」の製作裏話が披露されていたが、当時の俳優陣で最後まで生き残られた「土屋嘉男」さん(現在では故人)が出演されていた。妻を野武士にさらわれた苦悩を一身に背負う難しい役どころで、百姓の中で武闘派の急先鋒となっていた「利吉」の役柄である。この番組ではほかにも黒沢監督の映画につきものだった俳優「三船敏郎」(故人)との訣別に至った理由な...二つのタイプに分かれる芸術家

  • オーディオ実験あれこれ

    このところ、人気下降気味のオーディオ記事だがようやく6日ぶりの登場です(笑)。さて、振り返ってみると50年近くオーディオをやってきたものの、残念なことにいまだに山の頂き(理想の音)が見えてこない。いろんな策を講じてみるのだが、当座は満足するものの時間が経つにつれて何かしら不満が出てくる。近頃は何だか「お釈迦様」の手の平で踊らされているような感じがしてきた。そういうわけで、むしろ山頂を目指すよりもいろんな回り道をしながらその「道筋」を愉しむのが自分に合っているのかもしれないと思いだした。つまり、本人が楽しければそれでいいじゃないか!(笑)というわけで、開き直り気味の「オーディオ実験」のご開陳だが、ここ10日あまりでいろいろ「トライ&エラー」したので記録しておこう。ちなみに、このところ以前の失敗をすぐに忘れて同じ実...オーディオ実験あれこれ

  • お盆絡みの三つの話題

    このところ、このブログの読者層に異変が起きていることに気が付いた。オーディオの記事よりもその他の記事の方がアクセス数が多くなっているのだ!かってない逆転現象にいささか戸惑っているが、むしろ歓迎である。幅広く読者に興味を持ってもらうに越したことはないので(笑)、予定していたオーディオ記事を急遽外し、(お盆休みに乗じて)「お盆絡みの三つの話題」を提供してみよう。まずは、✰焼酎「魔王」を呑む「魔王、森以蔵、村尾」とくれば「泣く子も黙る」焼酎の三大銘柄ですよね!お値段もそれなりに高いので自分のようなビンボー人にはまったく縁がないし、そもそもアルコールはオーディオ機器のように物として残らないので贅沢する気があまり起きないのも事実(笑)。ところが、この度のお盆休みの帰省で娘が「魔王」をお土産として持ってきてくれた。任地先で...お盆絡みの三つの話題

  • 「無」の境地

    指揮者にしろ、演奏家にしろ音楽に携わる人物の著作は非常にタメになることが多いので、図書館で見かけたら必ず借りることにしている。その中でも女性ヴァイオリニスト「千住真理子」(せんじゅまりこ)さんは雰囲気が好きな演奏家の一人なので「ヴァイオリニストは音になる」(2015.8.1)を興味深く読ませてもらった。父が慶応大学名誉教授、母が教育評論家、長兄が日本画家、次兄が作曲家、ご本人は慶応大学哲学科卒という絵に描いたようなエリート一家である。他人の知的レベルを云々する資格はないが、並のヴァイオリニストに比べると「一頭地を抜く」方である。本書は音楽や音響を主な題材にしたエッセイ集だったが、207頁に「バッハは自分を消さないと弾けない」との小見出しのもとに次のような記事があった。「バッハは私の人生そのものであり、私の心の中...「無」の境地

  • 「ウェルカム・トラブル」の境地

    前々回からの続きです。これまでのオーディオ人生を振り返ってみると機器の故障の頻度が半端ないほど高い。たとえばSPユニットのビビリ音などの不調をはじめアンプでは真空管や部品、さらにはCDトラポのトレイのトラブルなど枚挙にいとまがない。とはいえ、そもそもオークションで手に入れたときから中古品がほとんどなので、仕方がない面も当然ある。まあビンボー性による自業自得の面もありますかね(笑)。ただし「ピンチはチャンス」のところがあって、故障のたびに復元過程で何かしら新しい発見があるので、今ではすっかり慣れっこになって徒に慌てることも無くむしろ「ウェルカム・トラブル」の境地だといってもいいくらい。今回の「300Bシングルアンプ」もその例に漏れなかった。電解コンデンサー(4本)の故障によって派生した問題点にあれこれ対処するうち...「ウェルカム・トラブル」の境地

  • モーツァルト「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K・165

    「神秘に満ちた数、素数。何というその美しさ。世紀をまたぐ最後の超難問”リーマン予想”の謎に迫る天才数学者たちの挑戦、人間味あふれる姿」と、背表紙に書いてあったのが「素数の音楽」(マーカス・デュ・ソートイ著)。「素数と音楽」に、どういう関係があるのかと興味を引かれて読み始めたところ、数学についてはまったくの素人なのに、実に分かりやすく書かれていて、非常に面白い。おっと「素数」ってのはお判りでしょうが「2,3,5,7,11・・」と、これ以上素因数分解が出来ない数を指す。平たくいえば、この数値の並びの規則性を探求するのが数学界最大の難問とされる「リーマン予想」だ。まだ読み終えてなく2/3ほどの進行形だが、どうやら両者は「美」という共通項で深く結ばれていることが分かってきた。それはさておき、188頁に次のような箇所があ...モーツァルト「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」K・165

  • 息も絶え絶えの真空管「WE300B」の復活

    盛大なハム音の原因となっていた電解コンデンサー(4本)の交換で、ようやく息を吹き返した我が家の「300Bシングル」アンプ。「新品の電解コンデンサーが本調子になるまでに2週間ほどかかります。辛抱して使い続けると、ある日突然のように音が良くなりますよ」との、識者のご意見だったが、たしかに現在1週間ほどが経ったがいまだに音があまり冴えない。具体的に言うと音にコクがないというのか、従来よりも音の重心がやや上ずっている感じがするとでもいうのかな。どちらかといえば「せっかち」なので、2週間もじっと待つのは苦手なタイプ(笑)。そこで現状の打開策として、現用の真空管を代えてみることにした。となると、本家本元のWE300Bを使うのが一番だが現在のところ3本しか持っていない。内訳は1988年製が2本と1967年製(ロット番号671...息も絶え絶えの真空管「WE300B」の復活

  • ガンよりも怖い認知症

    人間は何時かは心臓が止まって息をしなくなる動物なので、いつでも覚悟はできている積りだがその止まり方が問題だといつも思う。たとえば老衰により自然のままに息を引き取るのが理想だが、そうは問屋が卸すまじと様々な病気が襲ってきて天命を邪魔してくる。厚生労働省が発表した最新の「日本人の死因」は次のとおり。1位悪性新生物(がん)27.8%2位心疾患15.2%3位脳血管疾患8.2%)4位老衰(7.6%)となっている。およそ3人に1人は「がん」で亡くなるというわけだが、実はそれよりももっと怖いと内心思っているのが「認知症」である。「死」よりも「生き恥」をさらすことの方がもっとつらい(笑)。「訳が分からない言動をやりだしたら殺してくれ」と、家族に言いたいところだが、実際にはそうもいかないだろうから、現実的な対策としては出来るだけ...ガンよりも怖い認知症

  • オーディオ・ハンターの小さな獲物

    オーディオ仲間に依頼していたオークションの落札代金「54、800円」を受け取ったのは去る26日(金)のことだった。久しぶりに懐に余裕ができたので(笑)、これを軍資金にして新たな獲物を探してみた。今のところ取り立てて欲しい機器は見当たらないので、「ひとつ実験でもしてみようか」という軽い気持ちから釣り上げたのが新品のコーラルの口径10センチのユニットだった。コーラルという会社(国産)はとっくの昔に消え去ったメーカーだがいまだに「ベータ8や10」(ダブルコーン型式)などのユニットが愛好家の間で珍重されておりオークションでもかなりの高値を呼んでいるほどで根強い人気がある。大好きなアルニコ・マグネット型だし、目的はスコーカー(中音域担当)としての活用だが、今どき自作のスピーカーで楽しむ人は少ないとみえて競争者無しで無事落...オーディオ・ハンターの小さな獲物

  • 指揮者カラヤンの思い出

    つい先日のブログで触れた名指揮者「フルトヴェングラー」(1886~1954)。もはや没後65年にもなるが、歴史の闇に消え去るどころかますます光芒を放っているように思える。しかるに一世を風靡したカラヤン(1908~1989)はまだ没後30年しか経っていないのに忘却の彼方に去りつつあるようだ。以前のブログで「フルトヴェングラーとカラヤン」という本を紹介したが、その中でベルリン・フィルの旧楽団員が、「フルトヴェングラーは今でも愛好者が沢山いるが、カラヤンは段々忘れ去られつつある。どちらが優れた指揮者かはもう結論が出ている。」と述べていたことが印象に残っている。どんな指揮者でもフルトヴェングラーと比べるのはちょっと可哀そうというものだが、カラヤンは世界最高峰のベルリンフィルの常任指揮者としてクラシックの一時代を画した功...指揮者カラヤンの思い出

  • 修理から戻ってきた「300B」アンプ

    「300Bアンプの修理が済みましたよ。今から持って行きます」年期の入ったアンプビルダーのKさん(大分市)から連絡があったのは26日(金)午前中のことだった。丁度修理に出してから1週間ほど経った頃だった。「どこが悪かったのですか?」「ハイ、盛大なハム音の原因は電解コンデンサーの容量漏れでした。4本のうち2本が使い物になりませんでしたので、すべて4本とも交換しておきました。控えめな動作だし耐圧500Vと余裕があるので10年以上は大丈夫だと思います。」やっぱり電界コンデンサーだった。「北国の真空管博士」の当初のお見込みどおりで、改造したときに中古品が使ってあったので気になっていたとのこと。これが故障した電解コンデンサーで、型番のKSの頭文字は泣く子も黙る「ウェスタン」製品の証明だそうだがどうやら寿命が尽きたらしい。ち...修理から戻ってきた「300B」アンプ