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「音楽&オーディオ」の小部屋 https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

「音楽&オーディオ」大好き人間・・SPユニット「アキシオム80」を中心にあれこれ綴りました。

PC家電ブログ / ピュアオーディオ

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アキシオム80
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2010/04/27

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  • 晩夏の対決

    タイトルについて一言・・。明日からもう10月というのに一向に涼しくならないので、まだ体感的には「晩夏」といってもいいだろう。「対決」という言葉は穏やかではないが、オーディオ愛好家同士の「聴き比べ」というものは、「さあ、どうだ・・、すっかり手の内を見せたんだから率直な感想を聞かせてくれ!」と、まあ心理的に「対決」に近いものがありますな(笑)。その「対決」に至る経緯を振り返ってみよう。「別府に行く用事が出来ましたので、よろしかったら聴かせてください」と、県央(別府からクルマで1時間ほど)にお住いの「YA」さんからご連絡があったのは28日(木)の午前中のことだった。たしか3か月ぶりくらいかな。「ハイ、いいですよ・・、具体的に何時ごろになりそうですか?」「午後1時前にはお伺いしたいと思います」「わかりました。よろ...晩夏の対決

  • 新時代の名曲・名盤

    テレビの故障により新しい機種に代えたのがおよそ2か月前のこと。すると「YouTube」(以下「Y」)が簡単に選局できるようになったのでこのところ「Y」で音楽を聴くことが多くなった。(「お前は時代遅れだ」という声が外野席から聞こえてきそう・・)で、問題は音質である。何しろ痩せても枯れてもオーディオ・マニアだからね(笑)。テレビ本体から「光」ケーブルでデジタルアウトし、手持ちのDAコンバーターに入力して聴き比べたところ、これはオーディオ仲間と確認済だが、音質は「CD」の方が100点だとすると、「Y」が90点と、やや落ちるがこのくらいの差なら「音出し」や選曲の自由自在さから考えると、「Yで十分だ」というのが当面の認識である。ただし、困ったことが一つある。「Y」の検索で、たとえば比較的よく聴く「マーラーの4番」を...新時代の名曲・名盤

  • 日常生活とオーディオの「7つの習慣」

    成功哲学の啓発本としては、カーネギーの名著「人を動かす」が有名だが、コヴィー博士によって書かれた「7つの習慣」も負けず劣らずのようだ。何しろ40か国以上の言語に翻訳され、全世界で2千万部をこえるベストセラーとなっているほどで、7つの習慣は「人生のOSである」とまで評されているという。このほど、たまたま図書館で借りる機会があったので、ざっと拾い読みしたところ、なかなか参考になることが多かった。若いうちに読んで、その後に「7つの習慣」を拳拳服膺(けんけんふくよう)していたら、今よりももっと「マシな人間」になっていたかもしれないと思わせる節が大いにありますな(笑)。以下、要約してみると、7つの習慣のベースには「インサイド・アウト(内から外へ)という基本的な考え方がある。つまり、「影響を受けるより影響を与えるとい...日常生活とオーディオの「7つの習慣」

  • ここは楽園パクソス、し、しかし・・

    南スコットランド在住の「ウマさん」からお便りがありました。「コロナのせいで自粛していたホリデーを四年振りで再開し、今、地中海はアドリア海に浮かぶ小さな島パクソスに滞在している。こちらの人が、懐具合いに応じて地中海に出掛けるのは、ごく普通のこと。座席指定さえない激安航空が、ほんの2、3時間で、天気の悪いスコットランドから、太陽燦々の地中海へ運んでくれるんや。おのおの方、地中海をお安く楽しんでいるウマさんが羨ましいかい?チッ、ちゅうかい?ギリシャ領のこの島パクソスは、観光客誘致の為のインフラ整備など特にしていないせいか、その素朴さがとても快適な雰囲気を漂わせている。コートダジュールのカンヌやニース、モナコなどのスノッブなリゾートより、このパクソスのほうがよほど良い。ビーチの美しさ、海の水の透明度の高さには目を...ここは楽園パクソス、し、しかし・・

  • パレートの法則

    ご存知の方も多いと思うが「パレートの法則」という言葉がある。ある事象の2割が、全体の8割を生み出しているという状態を示す経験則である。別名「20:80の法則」ともいわれている。以前のブログ「女流ミステリー作家」で「柚月裕子」さんの著作「パレートの誤算」でも話題にしたことを、もしかしたら覚えている方がいらっしゃるかもしれない。分かりやすいように、主な例を挙げると、☆WEBサイトは2割のページにサイト全体の8割のアクセスが集中する☆売り上げの8割は全体の2割の顧客で占められている☆あるソフトウェアの利用者の8割は全体の2割の機能しか使っていない☆勤務時間の2割でその日のアウトプットの8割を実現しているそして、ふと思いついたのが「世界中の富の8割が2割の大富豪に集中している。」振り返ってみると現役時代に職員研修...パレートの法則

  • ヴァイオリンの妖しい魅力

    今朝の温度は24℃と、前日よりたった2℃下がっただけなのに体感上はとても肌寒く感じた。あと10日程でもう10月なんだから、当たり前か・・。秋といえば、物思いの秋、哀愁の秋・・、楽器でいえばピアノでもなく、管楽器でもなく、どこか愁いを帯び「むせび啼く」ようなヴァイオリンの音色こそがふさわしい・・。で、ヴァイオリンの魅力を伝えるスピーカーといえば「AXIOM80」が最右翼だが、我が家の状況でいえばいまだに十分鳴らし切っているとは到底思えず、自己採点では80点くらいかなあ。まずは、箱の大きさや「ARU」(背圧調整器)の仕組み、そして相性のいいアンプの選択などに工夫の余地があると考えているが、まあ息のあるうちはたぶん無理かもねえ・・(笑)。それだけ、山の頂が高いというか、簡単に攻略できないスピーカーだが、読者から...ヴァイオリンの妖しい魅力

  • 低音談義

    オーディオ愛好家と一口にいっても、低音域を大事にする「低音派」、以下「中音派」、「高音派」、そして「全体派」など様々だが、大別するとすれば「低音域にこだわる」タイプと「高音域にこだわる」タイプに分けられそうに思う・・。で、自分の場合はまず高音域が気になるタイプで、澄み切った青空のように抜けきった透明感がないとまず音楽を聴く気になれない。おそらく1万ヘルツ以上は聴こえないはずだけど、すごく気になります(笑)。ただし、この透明感を出すのは出来のいい「ツィーター」と「真空管アンプ」があれば可能で、比較的容易に調達できる・・、と思っている。で、問題は低音域である。およそ30ヘルツあたりの低音域を屈託なく出すとなると、システムも大掛かりにならざるを得ない。限られた部屋のスペースの中で、箱、ユニット、アンプなどそれな...低音談義

  • 映画監督放浪記 関本郁夫

    「音楽&オーディオ」に比べると、映画については「親しさも中くらいなり・・」だが、何しろかっての青春時代の娯楽の中心が映画だった時代を知っている人間である。少し思い出すだけでも「七人の侍」「東京物語」「ワーロック」「ベンハー」・・・今でも無関心ではないし、それに「爽やかで清潔感がある」女優の出演ともなると、ついウットリ(笑)~。その映画関連の本でたまたま借りてきたのが「映画監督放浪記」である。「東大卒しか監督になれない」といわれた東映で、「高卒」「大工の倅」とそしられながら、関本郁夫は監督になる。そして、映画とテレビの現場を必死に渡り歩き、スケバン映画、テレビドラマ『金田一耕助の傑作推理』や山村美紗シリーズ、映画『極道の妻たち』を撮りまくる。一九七〇~二〇一〇年代、関本が職人監督として、東映、日活、角川、テ...映画監督放浪記関本郁夫

  • 実験、実験、そしてまた実験・・

    前々回の「エース級3台のアンプの聴き比べ」の続きです。オーディオは理論通りにいけば世話はないのだが、実際に鳴らしてみないと判らないことの方が多い・・、少なくとも我が家では。何しろ、部屋の形状や電源事情を抜きにしても使用機器などの組み合わせや音楽ソースの違いなどでガラッと豹変するのが楽しくもあり、悲しくもあり~。で、我が家では実験、実験そしてまた実験あるのみと、割り切っているが、少々気になるのでこの際とばかり「Y」さんにかまをかけてみた。「いつもシステムをくるくる代えているので、こいつは何をやってんだ、腰の据わらない奴だと誰からも思われているでしょうねえ・・」「いいえ~、オーディオを心から楽しんでいると思われているはずですよ・・」と慰めてくれたが、額面通りに受け止めていいのかどうか~(笑)。実験その1「CD...実験、実験、そしてまた実験・・

  • いくつかの「小噺」

    このところ、起床時の室内の気温がず~っと「26℃」が続いていたが、2~3日前から28℃へ逆にアップ。秋が近くなっているのにもうガッカリ・・、九州の夏はしぶとい。昨日のこと、真空管のことで「北国の真空管博士」に連絡したところ「早朝の気温が20℃以下になりましたよ」。え~っ、もう布団が要るじゃないですか!閑話休題118歳と81歳の違いさて、9月の第三週の日曜日は「敬老の日」。我が町内会も昨日(17日)「敬老会」が開催された。有資格者は70歳以上だが、おいらはどうも集団が苦手なので(笑)出席しなかったが、生まれつき陽性の家内は出席した。宴たけなわになって、カラオケの出番となり「〇〇さん、どうぞ歌ってください」「はい、私は歌の代わりにトークをします、18歳の反対は何歳ですか?」その問いかけに対して、打ち合わせ通り...いくつかの「小噺」

  • エース級アンプ3台の聴き比べ

    「久しぶりにお見えになりませんか?いろいろ聴いていただきたいシステムがありますので・・」と、オーディオ仲間の「Y」さんに連絡したのは土曜日(16日)の午後のことだった。いつものように「ハイ、わかりました」。目的は、先日のブログ「制御不能のスピーカー」で搭載していたように、「AXIOM80」と相性のいいベスト・アンプの選択が課題として残っているのでそれを解決するため。な~に、オーディオは自分さえ満足していればそれで済む趣味だが、一段と高いレベルに到達しようと思えば、仲間の忌憚のない意見を求めた方がいい、とは長年の経験が教えてくれる。とはいえ、自分だけかもしれないが・・(笑)。俎上のアンプは3台で、鳴らした順番で行くと右から「6AR6シングル」(三極管接続)、「WE300Bシングル」、「PP5/400シングル...エース級アンプ3台の聴き比べ

  • 良き友三つあり

    日本文学史上有数の随筆文学とされる「徒然草(つれづれぐさ)」(1330年:兼好法師)。およそ700年前に書かれたものだが「人生の教訓」や「警句」などがいたるところに散りばめられており、現代にも通用することばかり~。たとえば誰もが関心を持つ「生老病死」(第155段)についてこういう記述がある。「生まれること・老いること・病・死。これらが移り来る事は、季節以上に速い。四季はそれでもやはり決まった順番があるが、死ぬ時期には順番がない。死は前からばかり来るものではない。いつの間にか、後ろに迫っている。人は皆死ぬことを知っていて、待っていても、それほど切迫した状態ではない時に、自覚なしにやって来る。沖の干潟ははるか遠いといっても、足元の磯から潮が満ちているのと同じである。」人生の本質は昔から少しも変わっていないこと...良き友三つあり

  • オーディオを超越した音楽、それがモーツアルトだ!

    夏の花といえばサルスベリ(百日紅)が大好き。連日の猛暑にもめげず、けなげにも満開の花を咲かすので感心の至りだったが、これが契機となってブログ仲間のMさんからいろいろと教えてもらった。「サルスベリは30種ほどあって約100日くらい咲き続けるといわれますが、次々と咲いていくので、ずーっと咲いているように見えるだけ・・・。<散れば咲き散れば咲きして百日紅>加賀千代女(かがのちよじょ)」左から「別府公園(再掲)」「Mさん宅のお庭(画像借用)」「朝のウォーキングコース」で見かけたサルスベリ。ブログに花の画像が登場すると武骨なオーディオ機器とは違って一転華やかになりますねえ(笑)。しかし、今となっては色が褪せたり、はかなく散ってしまったりで、もはや全盛時の面影はない。来年まで楽しみに待つことにしよう。「花のいのちはみ...オーディオを超越した音楽、それがモーツアルトだ!

  • 制御不能のスピーカー

    「ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲群は正座して聴かなければいけない」という言い伝えがある。なぜなら・・、その後の作曲家たちが手も足も出ないと嘆いたほどの完成度の高さを誇り、そしてリスナーにとっても「ハイ、まことにごもっともです!」と、ひたすら頭を垂れて拝聴するような曲風だから~。(とりわけ6楽章の構成をまとった「13番作品131」は晩年になってようやく巨匠が到達したいかなる形式にも縛られない自由闊達な境地が伺える。)で、どうやら我が家のスピーカーにも似たようなのがあるようでして・・(笑)。これらの中で右端にあるスピーカー・・。他のスピーカーは持ち主の思うがままに「制御」している(と思っている)のだが、この「AXIOM80」ばかりはどうもそういう気にならない。「お前は俺を上手く鳴らす能力があるのか・・」と、...制御不能のスピーカー

  • あの日、あの時、あの場所で聴いた音楽

    このところ起床時の室内温度計はまるで計ったようにきっかり26℃を示している。いつもブログを拝読している「T」さん(東海地方)のお宅では25℃ということで、別府の方が1℃高い。たった1℃とはいえ、えらい違いでTさんは肌寒く感じるほどと仰っているが、九州ではまだまだ涼しさが実感できない・・。さて、先日久しぶりに音楽愛好家の「K」さんからメールをいただいた。(匿名ということで無断転用、お許しを!)「オーディオ機器もCDも、人の評価や人気よりも、自分の耳と判断力で良いものをさがし出そうと思いながら、許光俊氏の評論には、ついのせられていくつか買いました。ケーゲルのアルルの女と、キョンハの四季と。そして、さらにベルティーニのマーラー交響曲全集がお買い得価格になっているのを見て、迷いながらも注文しました。明日、届く予定...あの日、あの時、あの場所で聴いた音楽

  • 「周波数レンジ」から「ハーモニー」へ

    ときどきブログの過去記事ランキングに昔のオーディオ記事が登場している。フ~ン、どれどれと読んでみると「アチャ~、こんなことを書いてたのか・・」と、赤面の至りで最後まで読む気がしなくなる(笑)。しかし、よくよく考えてみると自分の耳がだんだん老化している事実に目を塞いでいることに気づいた。そう、周知のとおり人は誰も老化に伴い高音域が聞こえなくなる宿命を背負っている。つまり、人の可聴帯域は「20~2万ヘルツ」とされているが、今では1万ヘルツ以上の高音域がはたして聞こえているかどうか・・。したがって、昔のオーディオ記事が青臭く感じるのも耳がいい時のものと考えれば今と違っても不思議じゃないよねえ。で、かっての名指揮者「ブルーノ・ワルター」は自分の希望的見解とわざわざ断ったうえでこんなことを語っている。「<音楽とは何...「周波数レンジ」から「ハーモニー」へ

  • 作家「宇佐美まこと」さん・・絶賛!

    手当たり次第にいろんな本を読んでいると、何となく「肌合いがピッタリくる」作家に出会う・・。読書の楽しみって、もちろん作品の面白さもあるが好きな作家を(評判に左右されずに)独自に発掘するというのもあると思う。そういう中のお一人が「宇佐美まこと」さん・・、愛媛県松山市在住のれっきとした女流作家である。名前に惑わされないようにね~(笑)。ず~っと以前に搭載した読書感想を復唱させてもらおう。☆ミステリー「骨を弔う」(小学館)「巻(かん)を措(お)く能(あた)わず」という言葉がある。ご存知の方も多いと思うが、巻とは書物のことで「非常に面白くて一気に最後まで本を読んでしまう」という意味。近年、図書館から大量の本を借りてくるのはいいものの、昔と違ってどうも一気呵成に読むことが困難になっている。途中まで読みかけのまま、他...作家「宇佐美まこと」さん・・絶賛!

  • 「ロシア」人が抱える宿命の重さ

    先日のブログで紹介した「2021年における音楽市場規模の国別ランキング」で、次のように述べていた。「1位アメリカ2位日本3位イギリス4位ドイツ5位フランス・・欧米の先進国がズラリと顔を並べている中で何と日本は2位ですよ!どうやら音楽を楽しむには政治的な安定、経済的な“ゆとり”、そしてある程度の知的な環境が必要なのかもしれないですね。」で、既にお気付きのように「ロシア」が入っていないですね。文学ではドストエフスキー、トルストイ・・、音楽では高名な作曲家や優れた演奏家がひしめいている「芸術大国」なのにこのありさま。いったいどうして・・。いろんな要因があるのだろうが、「北国の真空管博士」からこういうメールをいただいたことがある。「音楽売り上げでロシアが圏外の理由について考えてみました。最近無料(合法)のハイレゾ...「ロシア」人が抱える宿命の重さ

  • 耳寄りの情報 三題

    1純金製の「フルート」のお値段先日(3日)お見えになったオーディオ仲間のYさんとは「YouTube」の話題で持ち切りだったが、ほかにも耳寄りの情報があった。Yさんによると「このところの金の値上がりは甚だしくて・・、何と1gが1万円ですよ!」「ハイ、1gが1万円になったというのはネットか新聞で読みましたよ」と自分。そこでの話だが、現在Yさん(フルート奏者)の手持ちの純金製の「フルート」は「550g」あるそうで、換算すると時価「550万円」になるとのこと。そういうことを淡々と仰るYさん・・。「それで、フルートを購入した当時の金のお値段はいくらだったのですか?」と、促すと「たしか1gが1500円前後だったと思います。」「え~っ、それじゃ6倍以上の丸儲けじゃないですか!」どうやら「お金はお金を産むものらしい・・」...耳寄りの情報三題

  • 虐げられたアンプの逆転劇

    前々回の「うれしい悲鳴!」の続きです。我が家の真空管アンプのうち、最も出番が少なくて陽が当たらないアンプがこれ。まあ、9台(パワーアンプ)もあれば当たりハズレがあっても当然なことで、そのうち出番があるかもと気長に構えていた。で、このアンプの素性を述べておくと、当初は「真空管式のチャンデバ」として作ってもらったが、どうもイマイチで、たまたまオークションで「TRIAD」(アメリカ)のプッシュプル用の小型トランスを見かけたので落札し、このトランスを使ってみたいばかりにパワーアンプに改造してもらったという曰く付きのアンプ。構成は前段管が「6SL7」(GEのニッケルプレート)、出力管は「6SN7」(レイセオン)、整流管は「GZ32」というもので、プッシュプルとはいえ出力はせいぜい1ワットくらいかな~。なにせ小出力だ...虐げられたアンプの逆転劇

  • ギター材を使ったスピーカー

    今年(2023年)の6月に「AXIOM80を聴かせてください」と岡山県から我が家にお見えになったオーディオ愛好家の記事をご記憶だろうか。仮に「Y」さんとしておこう。当時のブログを抜き書きしてみると、「Yさんによると「使っているPM6A(ローサー)のバッフルは厚さ4mmの薄板です。ドイツから取り寄せたものでギター材に使用されているものです。」「なるほど・・。バッフルを薄くして共振させるのは大いに納得です。我が家のAXIOM80も現在1.5cmの薄板を使ってますが、楓(かえで)材あたりの4mm厚に取り付けてぜひ鳴らしてみたいですね。とてもいい音色になりそうな気がします」翌日、Yさんからさっそく画像を送っていただいた。これが表側から見たバッフルで、状況に応じて小さな穴にコルク栓を埋め込むタイプ。そして、これが裏...ギター材を使ったスピーカー

  • うれしい悲鳴!

    土曜日(2日)の新聞の一面でこういう「大見出し」が踊っていたけど、九州在住の感覚では「(いつもと違って)今年はそんなに暑かったかなあ・・?」で、最高気温の上位県を見ると関東以北の県ばかりが名を連ねている・・、なるほどそういうことだったんですね。いずれにしても、該当地域の方々にはご愁傷さまでした。さて、厳しかった夏もようやく一段落の様子で昨朝の寝室の気温は26度と随分過ごしやすくなった。「芸術の秋」の微かな足音がそろそろ聞こえてきた感じ~。今年も「音楽」「オーディオ」「読書」と、寄る年波にめげずにますます励まねば・・(笑)。さて、このブログでもときどき使っている「先入観は罪、固定観念は悪だ」という言葉は、もちろん「受け売り」の言葉だが、正確な意味って何だろうと、何となく詰めてみたくなった。(その理由について...うれしい悲鳴!

  • オペラ「ドン・ジョバンニ」の魅力

    「頭が良くなるオペラ」(著者:樋口裕一)副題として「品位を高める、知性を磨く」とあるが、まず冒頭に「オペラを聴くとなぜ頭が良くなるのか」とある。その理由とはこうである。「室内楽であれ、オーケストラであれ、オペラであれ、クラシック音楽を聴くと頭が良くなる。それが私の持論だ。クラシックには微妙な音が用いられる。それにじっと耳を傾けることによって、物事をしっかりと落ち着いて思考する態度が身に付く。変奏形式などに基づいて論理的に構成されていることが多い。それゆえクラシックを聴いているうちに自然と論理的な思考が身についてくる。だが、オペラとなるとその比ではない。オペラは総合芸術だ。そこに用いられるのは音楽だけではない。ストーリーがあり、舞台があり、歌手たちが歌い、演出がある。それだけ情報も増え、頭を使う状況も増えて...オペラ「ドン・ジョバンニ」の魅力

  • 官僚組織の変遷

    テレビ番組を観ていると江戸時代の捕り物番組を数多く見かけるが、かねてから疑問に思ってきたのが「奉行所」という組織は現代の官僚組織ではどこに当たるんだろう?平たく言えば「大岡越前」は「警視庁」のトップの「警視総監」にあたるのか、あるいは「都庁」のトップの都知事なのか・・。で、こういうときこそ「チャットGTP」の出番だろう。すると、すぐに答えらしきものが出てきた。「江戸時代の奉行は、現代の官僚組織と比較することで、その役割や地位を理解する助けとなるかもしれません。江戸時代の奉行は、地方や都市を管理するための役職として存在し、彼らは幕府の命令を執行し、地域の統治や経済の管理、裁判などの業務を担当していました。1地位と権限(1)奉行江戸時代における奉行は、その管轄地域での行政、司法、警察の役割を果たしていました。...官僚組織の変遷

  • オーディオ記事の不評の原因

    「何で多くの人から認められたいなんて思うんだろうな。他人の評価が欲しくて作品に向き合っているうちは、多くの人どころか自分自身ですら心底満足できるものが作れないってことにどうして気が付かないんだろう」「ユートピア~27頁~」(第29回山本周五郎賞:湊かなえ著)なかなか含蓄のある言葉だと思うが、やはり読者あってのブログなのでアクセスが気にならないと言えば嘘になる~(笑)。で、このところ「オーディオ」関係記事の人気がイマイチで・・、ちょっと内容が専門的過ぎるのかもしれない。とはいえ、このブログからオーディオを抜いてしまうと、そんじょそこらの”ありきたり”のブログになってしまう。そこで冒頭の言葉に戻って、他人の思惑(アクセス)なんか気にしない、気にしない・・、気の赴くままにオーディオの話といきましょうや(笑)。こ...オーディオ記事の不評の原因

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