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「音楽&オーディオ」の小部屋 https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi

「音楽&オーディオ」大好き人間・・SPユニット「アキシオム80」を中心にあれこれ綴りました。

PC家電ブログ / ピュアオーディオ

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2010/04/27

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  • 2023オーディオ「最終戦」

    前回からの続きです。我が家ではいつも「オーディオ弄りは闘争だ」と思っているので、つい「戦」という言葉を使ってしまうが、機器相手に戦ってもしようがないんだけどね~(笑)。それでは、後半戦の主だった「オーディオ弄り」を挙げてみよう。☆マイカコンデンサーの活躍我が家のオーディオで一番気を遣っているのはもしかして「プリアンプ」なのかもしれない。もちろんスピーカーも大事だが、個別に対処するので効果が分散する、その点プリアンプは共通して使うので波及効果が高い。で、新調したプリアンプに「マイカコンデンサー」を使用したところ、あっと驚くほどの効果があった。その時のブログを引用すると・・、「その音の違いといえば、主に高音域に顕著な違いが見られて、通常のフィルムコンデンンサーの場合は解像力に不足はないもののやや人工的な響きで...2023オーディオ「最終戦」

  • 2023オーディオ「後半戦その1」

    一昨日あたりから急にクルマの量が多くなった。とりわけ「県外ナンバー」が目立つ。まさに「温泉観光地」の稼ぎ時ですね~(笑)。コロナ禍で疲弊した温泉街に活気を取り戻さないと・・、がんばれ~。さて「前半戦」に続いて、めぼしいオーディオ改革について「後半戦」を時系列で振り返ってみよう。☆テレビの故障→買い替え6年ほど使ったテレビの画面が「二重写し」になるので、止む無く買い替えへ~。ビンボー人には懐が痛むけど仕方がない。55インチから65インチへグレードアップ、そしてまさに「ピンチはチャンス」で、思いがけず「音楽ライフ」が一変することになった。「YouTube」チャンネルが簡単に切り替えて観られるようになったのだから実に有難い。音質の方も再生専用のブルーレイ「DP-UB9000」(パナソニック)を使って「192Kh...2023オーディオ「後半戦その1」

  • オペラ「魔笛」の自筆譜

    先日のこと、BSで「モーツァルトの真実」~自筆譜が明かす素顔~を放映していた。番組の趣旨は彼が遺した自筆譜を通して彼独自の作曲のノウハウにアプローチしようというもので実に興味深かった。とりわけ、番組の冒頭でオペラ「魔笛」の分厚い自筆譜が紹介されていたが、まるで清書されたような美しさに驚いた。しかし、番組を終わりまでみて分かったのだが、意外にもかなり修正の跡を留めた楽譜がほかに遺されていたり、さらにはきちんと作曲の目録を作って整理しているなど几帳面でこまめなモーツァルトの素顔が浮かび上がってくる。したがって、作曲の方法も、これまでは頭の中で全体が一瞬のうちに完成し後はゆっくりと引き出して、譜面に書き写すだけといわれているが、実はそうした曲ばかりでもなく、例えば先輩作曲家ハイドンに献呈する弦楽四重奏曲では相当...オペラ「魔笛」の自筆譜

  • 「野性味のある音」って何?

    この画像がもとで、芋焼酎を注文(ネット)された横浜のKさん。「お口に合えばいいんだけど・・」と、すごく心配していたところ、次のメールが届いた。「お湯で薄めて飲んでみましたが、そのままでも広がる香りと味覚・・、私はとても好き!一升瓶ではなく紙パックで購入したところワイフから「ちょっと貴方らしくない」と。次は一升瓶で(300円ほど価格が上がりますね)素敵な焼酎のご紹介、ありがとうございました。」その翌日のメールには「追伸」として「焼酎本当においしい、たぶん芋の中での逸品です。教えていただき、夕食がより楽しくなりました。」良かった、良かった・・、ホット一息(笑)。ところが、「一難去ってまた一難・・」「昨日の記事「2023オーディオ・前半戦」の中でYさんが指摘されていた「野性味のある音」って、少し具体的な言葉でお...「野性味のある音」って何?

  • 2023オーディオ「前半戦」を振り返って

    前々回の「オーディオ冬の陣・ハプニング」からの続きです、といきたいところだが、当日は審判役の「Y」さんから珍しく「(音が)いいね、いいね」ばかり・・。これでは「ドラマ」にならないし、書くのにも興が乗らないので打ち切りとしよう。あっ、そうそう一点だけ・・。途中で「野性味というか”ふてぶてしさ”が全体的にもっと欲しいですね・・」というコメントがあった。「イギリス紳士に野性味を求めてもそれは”ないものねだり”というものでしょう」と、すぐに反駁したがたしかにそれなりに納得。我が家のスピーカー群は「JBL」といえどもすべてクラシックが品よく聴けるように調教しているので「ジャズ」の再生ともなると、音の勢いとか、タバコの煙が漂うような場末のクラブの雰囲気は無理。我が家のシステムに対して、「ジャズ」ファンのリピートがめっ...2023オーディオ「前半戦」を振り返って

  • 何ごとも「欲張り過ぎたらダメ」

    昔のCDを聴いているときなどにライナーノートに「宇野功芳」さん(享年86歳)がときどき登場されているので、つい思いだす。ずっと昔の死亡記事を今でも保管している。ややオーヴァーともいえる表現が有名だった。たとえば共著「クラシックCDの名盤」から、デュ・プレが弾くエドガーの「チェロ協奏曲」についての解説がこれ。「67年、バルビローリの棒で入れたライブが最高だ。人生の憂愁やしみじみとした感慨に彩られたイギリス音楽に共通する特徴を備えるこの曲を、22歳になったばかりのデュ・プレが熱演している。第一楽章から朗々たる美音がほとばしり、ポルタメントを大きく使ったカンタービレは極めて表情豊か、造詣はあくまで雄大、ロマンティックな情感が匂わんばかりだ。」こういう表現ってどう思われます?(笑)クラシック通の間では評価が二分さ...何ごとも「欲張り過ぎたらダメ」

  • オーディオ冬の陣「ハプニング」

    1週間に一度くらいのペースでメールをいただく横浜在住の「K」さん。低音重視の堂々たるシステムをお持ちである。もう3年以上にもなる長いお付き合いだが、21日(木)に次のようなメールをいただいた。「芋焼酎ですが、アマゾンにあったので発注しました。柑橘系で割るとおいしいのですね、たのしみ~。感想は馬鹿舌ですが、後日。(晩酌はほぼワイン(白がすき)、たまにビール、日本酒は正月だけの偏った嗜好です)」この画像を見て注文されたようだが、ご期待に添えるといいのですが・・(笑)。で、「味覚」の面で信用していただいたとなると「聴覚」の方も同様の可能性が大いにあり・・、ありがたいことです。さらに、別のメールでは「AXIOM80」の「ARUの入れ替え」の記事を御覧になって、「ぜひともオーディオ仲間のYさんのご試聴をお願いします...オーディオ冬の陣「ハプニング」

  • 「雰囲気=空気」の研究

    「日経新聞」に「リーダーの本棚」という記事が日曜版に掲載されている。各界における会長さんや社長さんなどの、いわゆる「登りつめた」トップリーダーたちが自己の愛読書について逐一解説している。日経新聞といえばなんといっても最新の経済記事が売り物だが、こういう肩の凝らない記事は大好きなのでいつも興味深く読ませてもらっている。紹介される本の種類は各人によってさまざまだが、お仕事には関係のない本が紹介されたりすると、おそらく「想像を絶する修羅場」や「目が回るような多忙」を限りなく「くぐり抜けた」経験をお持ちのはずなのに「余裕がある人なんだなあ!」といつも感心する。たとえば、過去には「日本取引所自主規制法人理事長」(当時)の「佐藤隆文」氏が「バッハにみる悠久の秩序」と題し座右の書として「バッハ全集」を掲げられていた。佐...「雰囲気=空気」の研究

  • 楽しみな「2024MLB」展望 ほか

    ☆「2024MLB」展望大谷選手に続いて山本投手(旧オリックス)のドジャースへの移籍が昨日(22日)決まった。交渉の席に大谷選手が同席したというのだから、やはり日本人同士だと断りにくいよね~(笑)。これで、来年(2024年)のMLBがメチャ楽しみになった。毎日録画しないといけないので専用の「4TB」のHDDを準備しておこう~。で、先日の記事で大谷選手について次のようなことを記していた。(抜粋)「惜しむらくは行く先が「ドジャース」(ロサンゼルス)ではなくて「ヤンキース」(ニューヨーク)の選択肢の方が望ましかったような気もする。その理由は、ロサンゼルスは大都市とはいえ所詮は地方都市である。まあ、日本でいえば大阪みたいなもんですか~。つまり、いくら阪神が優勝しても全国的な盛り上がりに欠けるように思うし、選手の活...楽しみな「2024MLB」展望ほか

  • オーディオ冬の陣~ブランドへの盲信~

    かなり前のブログ「貧乏オーディオの悲哀」で、稀代のクラシック通だった「五味康佑」さんの「オーディオ5か条」を記載していたことをご記憶だろうか。デジタル系を含めて日進月歩の「オーディオ」に「そんな昔の話を持ち出すな」と、お叱りを受けそうだがまあ聞いて欲しい(笑)。その5か条というのは次のとおり。1メーカー・ブランドを信用しないこと2(レコードの)ヒゲの怖さを知ること3ヒアリング・テストは、それ以上に測定器が羅列する数字は、いっさい信じるに足らぬことを肝に銘じて知っていること4真空管を愛すること5お金のない口惜しさを痛感していることとあるが、このほど1についての教訓をつくづく味わったので以下、述べてみよう。さて、「AXIOM80」に「ARU」を取り付けた話はすでに述べた通りだが、さすがに魅力的な音だけあって1...オーディオ冬の陣~ブランドへの盲信~

  • 人間の理性が本能にあっさり負けるお話

    年末も押し迫ると、忘年会などで酒を飲む機会が多くなる。で、酒のうえの過ちは大なり小なり誰しも覚えがあると思うが、中には取り返しのつかないものもあるようでして・・。たとえば、ずっと以前の話だがNHKのアナウンサーの「M」さんが、友人と飲酒後に満員電車の中で女性のオッパイを11分間にわたって触り続けていたというニュースにはほんとうに驚いた。あの謹厳実直そうな人がねえ・・。本人は当時の状況をまったく覚えていないそうで、真相はやぶの中だろうが、周囲に証人もいることだし限りなくクロに近いだろうと推測される。長いこと社会生活をやってるといろいろあるものだが、痴漢行為となると話は別で、けっして許されることではないものの、つい「お気の毒~」と思ってしまった。もちろん、被害者の心理を逆なでするつもりは毛頭ないが、およそ酩酊...人間の理性が本能にあっさり負けるお話

  • オーディオ冬の陣「見てくれかor実を取るか」

    我が家の6系統のうち5系統のスピーカーについては、じっくりと時間をかけてコツコツと取り組んだ結果、どうにか「いけてる」状態となった・・、つもり。欲を言えばキリがないけど、「ま、いっか」という感じかな(笑)。で、残るのは我が家で唯一の大型スピーカー「ウェストミンスター」(改)である。通常は200ヘルツ以下を再生する「サブウーファー」として使っているのだが、それだけでは勿体ないので、200ヘルツ以上を再生できるユニットを加えて、いっぱしのシステムとしてもときどき登場させている。内訳の「スコーカー」にはテクニクスの口径12cmのユニット、ツィーターには「スーパー3」(ワーフェデール:赤帯マグネット)このスコーカーは珍しく「200~6000ヘルツ」という広帯域の再生ができるので重宝している。我が家のポリシーとなっ...オーディオ冬の陣「見てくれかor実を取るか」

  • モーツァルトへの旅~音楽と人生に出会う~

    その昔、モーツァルト関連のエッセイの中に(たしかドイツ文学者の「小塩節」氏だったと思うが)、次のような記述(要旨)があったことが微かに記憶に遺っている。「8歳の頃に作曲した一節が、亡くなる年(1791年)に作曲された「魔笛」の中にそのまま使われている。彼の頭の中でそのメロディが円環となってずっと流れていたのでしょう。」この内容の真偽のほどと、その出典元がはたしてドイツ文学者の「小塩節」(おしおたかし:1931~2022)氏のエッセイだったのかどうか・・・が、最近やたらに気になって~(笑)。読者におかれてはどうでもいいことかもしれないが、大の「魔笛愛好家」の本人にとっては大いに気になる事柄である。おそらく図書館から借りてきた本だから今さら真偽のほどを確かめようがないものの、簡単に諦めてしまうのも何だか癪だ。...モーツァルトへの旅~音楽と人生に出会う~

  • オーディオ冬の陣「快進撃!」

    このところ打つ手、打つ手が当たりまくっている感があるオーディオ弄り・・。「快進撃」が続くのも、ことのほか体調がいいせいだろうか(笑)。いくつものSP箱の補強、プリアンプのカップリング・コンデンサーの強化、(他動的だが)ブレーカの交換、さざれ水晶の設置等々・・。ちなみに「ブレーカ」の交換については、このほどはじめて読者の方から銘柄の問い合わせが1件あったので、すぐにブランド名と型番を報告した。なにしろ、「ヒューズ付きブレーカ」を「ノーヒューズ(ブレーカ)」に入れ替えるのだから、性能が悪いはずがない・・。オーディオ機器の「ヒューズ」といえば、音質のためには「百害あって一利なし」で、ただ安全性のためにだけ付けられている代物だ。で、この「ノーヒューズ・・」となると、もちろん別の方法で安全性を確保してある。ブレーカ...オーディオ冬の陣「快進撃!」

  • 「芋焼酎」と「橙」、そして「猫」

    今年もあと2週間で終わり~。何だかあっという間の1年でした。「年年歳歳花相似たり、歳々年々人同じからず」という言葉がある。ご存じのように「花は毎年同じように咲いているけれども、人はいつまでも同じではない」という意味だが、これに反するように例年になく体調がよかったのが今年の特徴。何しろ、昨年の前半は心臓血管にステントを2本も埋め込む手術をしたんだからね~。どうやら一念発起・・、新しい取り組みが功を奏したらしい。午前中と午後の各1回、ウォーキングの前に5分間くらいのストレッチをする、毎食後、炊飯器で温めた自作の「黒ニンニク」を食する、昼食は「紫芋」(秋~)にする、そしてこの1か月ほど、晩酌をウィスキーから「芋焼酎」に代えたところ、なんだか大いにやる気が出てきた。たとえば、諸々のスピーカーの細工などに熱中したり...「芋焼酎」と「橙」、そして「猫」

  • オーディオ冬の陣「饒舌と寡黙」

    前々回の「オーディオ三昧・冬麗の品定め」の続きです。さあ、いよいよ本命の「AXIOM80」の試聴である。「さすがですねえ!人の声がいちばん自然に聴こえます。やはりこのスピーカーじゃないと出せない音がありますね・・」さらに、Yさんなりの感想がポツリと漏らされた。「基準値が100だとすると、120がJBLですかね・・。知っていること以上に喋りたがる饒舌さがあります。その一方、イギリス勢は80です。寡黙で知っていることの8割程度しか喋らない奥ゆかしさがあります。」なるほど・・。JBLサウンドとブリティッシュ・サウンドの差を収斂していくと、ここに落ち着くのかな~。まあ、どちらが良いのか悪いのか・・、こればかりは各自の好みが分かれてくるところでしょう。ちなみに、現代は「アピールの時代」だからJBLサウンドの方が明ら...オーディオ冬の陣「饒舌と寡黙」

  • 「村上ワールド」に思う

    作家の「村上春樹」さんについては、人によってかなり好き嫌いがハッキリ分かれているような気がする。あの独特の「村上ワールド」が鼻につくか、否かが「分かれ目」かな・・。かくいう自分はといえば、まともに長編小説に取り組んだことはないし、取り立ててファンということではないが、彼の音楽についてのコメントにはハッとさせられることが多い。たとえば一例を挙げると、以前のブログにも書いたことがある「バイロイト音楽祭」についての紀行文。(抜粋)✰僕は思うのだが、優れた芸術とは多くの奥深い疑問を我々に突き付けるテキストのことだ。そしてたいていの場合、そこには解答は用意されていない。解答は我々一人ひとりが自分の力で見つけていくしかない。✰おまけにそのテキストは~もしそれが優れたテキストであればだが~休みなく動き続け、形を変え続け...「村上ワールド」に思う

  • オーディオ三昧「冬麗(うらら)の品定め」

    前々回のブログ「オーディオ冬の陣・起死回生の一手」からの続きです。「冬麗(うらら)の品定め」とは、もちろん「源氏物語」の「雨夜の品定め」を、もじった言葉です(笑)。ちなみに、「冬麗とは」・・、冬の寒気は感じられるものの、陽射しそのものは明るく晴れやか・うららかな様子を形容する言葉として使われる、そうです。さて、だんだんと冷え込んでくる寒気にもめげず、着実に少しづつ前進を続けている(と思う)我が家のオーディオ。毎日が「オーディオ三昧」で楽しくて仕方がない・・、元気の源です(笑)。で、久しぶりに登場した「JBL」の2ウェイ・システムがことのほか仕上がり良好だと思ったのでオーデイオ仲間の「Y」さんに来ていただいて試聴してもらうに至ったのは前述どおり。「なかなかいいですね~、とても聴きやすいです」と、好評の第一声...オーディオ三昧「冬麗(うらら)の品定め」

  • 「素数」にこだわる理由

    前回のブログ「オーディオ冬の陣・起死回生の一手」で、ほんのちょっとだけ触れた「素数」。どうやら目敏い方がいらっしゃるようで、さっそく「素数」に触れた過去記事がランキングに顔を出していた。大半の方が「忘却の彼方」だろうから、以下のとおり一部改変して搭載しておこう。こまめに図書館通いを続けていると「雑学大好き」人間にとってピッタリの本に出くわすのが楽しみの一つ。たとえば、つい先日、隣町の図書館で見つけたのが「日本人の総疑問」。盛り沢山の質疑応答の中から特に興味を引かれたのが「なぜご祝儀は奇数がよいとされるのか?」その答えは次のとおり。「結婚祝いや入学祝を包むときに。いつも悩まされるのがその金額だろう。結婚祝いなら新郎新婦との関係や披露宴の内容、年齢によってずいぶん違ってくる。ただし、いくら包むにしても共通して...「素数」にこだわる理由

  • オーディオ冬の陣「起死回生の一手」

    どうもおかしいなあ、そんなはずはないんだが・・、JBLのSPユニット「D123」(口径30cm)のことである。久しぶりの出番となってわくわくしながら鳴らしてみたところ「カリフォルニアの澄み切った青空のようなサウンド」が売りのJBLにしては、随分かけ離れたサウンドでどうも釈然としない。これでは、青空どころか冬の曇り空だな!(笑)もしかして自分の鳴らし方に「非」があったのではないかと、つらつら考えていたらようやく解答らしきものにたどり着いた。そうだっ!いったい、オーディオを何年やってんだ?と言われるほどの単純ミスだった。「基本中の基本」ともいうべきSPユニットの「背圧の逃がし方」である。SPユニットの後ろ側に出る逆相の音をどうやって処理するか、これはオーディオをやるうえで実に大きなテーマである。ただし、市販の...オーディオ冬の陣「起死回生の一手」

  • 「直感」と「閃き」に役立つ「闘い」

    このところスポーツ界の最大の話題になっていたMLB「大谷選手」の移籍先が「ドジャース」に決まりましたね。10年契約で総額1000億円を超える大型契約!今年(2023)前半のブログで「大谷選手の行く先はドジャース、メッツ、ヤンキースの3つのうちのどれかに決まる。もし外れたら・・、そのときは腹を切ります」と書いていたのをご記憶だろうか。見事に予言的中!腹を切らなくてよかった(笑)。とまあ、そんなことはどうでもいいが問題は大谷選手が新チームでどういう活躍をしてくれるかだろう。ナ・リーグは投手力がア・リーグに比べて落ちる感じがあるので、軽くホームラン50本以上は期待できる。そしてワールド・シリ~ズ優勝の立役者になれば文句はない。もし予想が外れたら・・、そのときは腹を切りませ~ん(笑)。で、惜しむらくは行く先が「ド...「直感」と「閃き」に役立つ「闘い」

  • オーディオ冬の陣~スピーカー弄り~

    このブログの読者ならお分かりのとおり、我が家には6系統のスピーカーがある。「それほど広くもない部屋にそういう余分なものを置いていると、音響的に悪いに決まっている」と厳しく指摘されるのが関の山だが、本人にとってみれば、気の向いたときに好みの音をドラスティックに変える楽しみともなると、そういうマイナス面を補ってあまりある・・。で、このうち「AXIOM80」「TRIAXIOM」のグッドマン勢は箱の補強などでどうにか合格ラインに到達し、ほかにもモニター・オ-ディオの「PL100」と「口径20cmのユニット」もこれ以上弄る必要はなさそうで、一応目途がついた感じ~。で、残るはさらなる高みを目指していよいよ2系統のスピーカーに絞られてきた。そのうちの一つがこれ。ワーフェデールのスーパー10(口径25cm:赤帯マグネット...オーディオ冬の陣~スピーカー弄り~

  • 新聞記事 雑感

    最近気になった記事を羅列してみよう。犬を飼っている高齢者の「認知症」の発症リスクが少ないという記事だが、それがほんとうならまことに喜ばしい事だと思う。だがしかし、そもそも犬を飼っている高齢者なんて金銭的な面も含めて余裕のある家庭が多いんじゃないかな~。たとえば病気になったときの費用、餌代、はたまた散歩に連れていく時間の有無などを考え合わせると、ある程度生活に追われることのない家庭が想定される。となると、健康に対する配慮だって普通よりはレベルが高い可能性が大いにある。つまり、犬を飼う前から「認知症」の発症リスクが少ないともいえるのではあるまいか。つまり、「卵が先か、鶏が先か」・・。まあ、いずれにしても犬を飼うことは大いに「癒し効果」が期待されるし、周囲を微笑ましくさせるので非常にいいことには違いない。ちなみ...新聞記事雑感

  • 「ペンは剣よりも強し」とはいうものの・・

    ずっと昔の話を蒸し返しながら、現代の様相と絡め合わせて述べてみよう。家内に向かって「おい、〇〇新聞の契約はいつまでになってるんだ?」「はい、11月までです。」「丁度良かった。もう今月いっぱいで購読打ち切りだからな!」「エッ、〇〇新聞がどうかしたんですか?」「お前は新聞の社会面をまったく読まないのか!」と一喝したいところだが、「倍返し」が怖いので無言・・(笑)。とにかく慰安婦問題、原発の吉田調書の誤報など、〇〇新聞の失態は目を覆うばかり。国際的な影響を考えると、罪は万死に値する。その報いを当然受けるべきなので、長年愛読してきた〇〇新聞とはこの際きっぱり縁を切ることにした。したがって12月から我が家は“郷土色”豊かな地元紙だけになる。ちょっと淋しくなるが仕方がない。ちなみに、この地元紙の社長さんはオーディオの...「ペンは剣よりも強し」とはいうものの・・

  • 脳はマンネリを嫌う

    SPユニットと大切な共存関係にあるエンクロージャー(以下、「箱」)。このほどAXIOM80が入っていた箱の剛性を強化したところ、見事に変身~。これまでのAXIOM80はいったい何だったんだろう・・、あまりの変わりように「新生AXIOM80」と呼びたくなった。もうほかのスピーカーは要らないんじゃないか、とまで思い詰めたが、「脳はマンネリを嫌う」ようで、たったの1週間ほどでほかのスピーカーを聴きたくなった(笑)。それに、大編成のオーケストラを心ゆくまで堪能できないというのも一つのネックである。そこで、出番となったのがグッドマンの「TRIAXIOM」。口径30cmの同軸3ウェイで、オークションでもめったに見かけない希少品で、AXIOM80に次いで「我が家の至宝」的な存在。グッドマン社は幸か不幸かユニットを単独販...脳はマンネリを嫌う

  • 女性ボーカルは聴きやすい

    「くどい」ようだけど、このところ「YouTube」にすっかり嵌ってしまった。なにしろあらゆる曲目が聴き放題だしリモコンでいろんな曲目が瞬時に聴けるという重宝さはとても得難い・・、その中でもときどき聴いているのが「なごり雪」。ずいぶん古い曲だが、隣室に居る家内にも音が洩れ伝わっているとみえて、日頃は音楽にまったく興味を示さないのに「♪~去年よりずっときれいになった~♪」と“くちずさみ”ながら、「この歌いいわね!」と言う。「そうだな~」と生返事をしながら「な~に、お前の場合は“♪~去年よりずっとシワ・シミ増えた~♪”だろ」と、思ったが、実際に口に出すと非常に恐ろしいことになりそうなのでぐっと我慢した(笑)。それにしても我が家には音楽好きのマニアがいろいろお見えになるが、総じて「女性ボーカル」は人気の的である。...女性ボーカルは聴きやすい

  • あのとき売った本、売れた本

    日頃から近隣の3か所の図書館を巡り、「新刊本」を中心に「何か面白そうな本に出会えるといいなあ」と、こまめに行脚しているのだが、まずもってめったに当たることがない。3か所すべての借入限度を合わせると「30冊」になるのだが、そのうち2~3冊あれば上出来かなあ・・。つまり、当たりの確率は1割程度だが、このほどその狭き門をくぐり抜けた本に出会った。筆者は「紀伊国屋書店新宿本店」で、25年間に亘って同じ売り場に立たれ、このほど退職された読書大好きの「小出和代」さん。その間、数々の思い出の本に恵まれたが、本書ではその中から特に印象的なエピソードとともに選りすぐりの書籍が編集されている。いつぞやのブログにも記した通り「署名のある書評」は、数々のしがらみがあって信用できないが、退職された方なら「ホンネ」のお話が聞けるはず...あのとき売った本、売れた本

  • 新生なった「AXIOM80」の魅力

    前々回の「空前絶後のコスパ」の続きです。我が家のオーディオの「レーゾン・デートル」とでもいうべきスピーカー「AXIOM80」の「血沸き肉躍る」改変劇です(笑)。ちなみに、毎年、このブログで12月後半に「この1年を振り返って」というタイトルで、オーディオ対策として効果があったものから順に「ベスト10」を発表しているが、早くも「ベスト1」はこれで決まりです。さて、連絡してから15分ほどでお見えになった「Y」さん。手には新しい「ブレーカー」と、比較的小振りの「DAC」を小脇に抱えられていた。「一度先にAXIOM80を聴いてみますか?、それとも作業後に聴きますか?」「ハイ、作業の方を先にやりましょう・・」と、さっそくブレーカーの交換に取り掛かられた。ありがたいことである。予定通り5分ほどで完了。で、これが外した「...新生なった「AXIOM80」の魅力

  • 「You Tube」チャンネル作成

    昨日のこと、過去記事ランキングに珍しく登場していたのが「音楽がタダになる日」。2005年の投稿だから今からもう18年前の話である。大半の方が「忘却の彼方」だろうから再掲させてもらうと・・、「ひと口に音楽鑑賞といってもコンンサートなどの生演奏を楽しむ人、あるいはオーディオ装置を中心にレコードやCDソフトを楽しむ人などさまざまだが、自分を含めて後者に属する人は結構多いと思う。オーディオ装置への投資額に比べるとCDソフトなんて微々たる割合だと言いたいところだがそれでも300枚近くとなると平均2000円として60万円ほどになるからばかにならない。約30年の長期間に亘ってのコツコツとした出費だから目立たないだけ。これからも好みのCDソフトが発売されれば買わざるを得ないところだが、2008年7月29日号(「エコノミス...「YouTube」チャンネル作成

  • 空前絶後の「コスパ」

    前回からの続きです。オーディオ記事は、どちらかといえば(他の記事に比べて)不評なので、なるべく連続して投稿しないことにしている。「専門的過ぎてよう分からん」という声が多い・・。ところが・・、前回の記事が予想外にも大好評!ハイ、望むところです。それでは皆様のご期待に応えて続編といきましょう(笑)。まずは、前回細工したスピーカーの映像を再掲しておこう。縦に2本、横に2本の細い棒を縦と横にしっかり張り付けて箱の強度(剛性)を増したつもり。とはいえ、逆に適度な「箱鳴り」が抑えられて、見るも無残な失敗に終わる可能性だって十分ありますな。まあ、「伸るか反るかの大博打」である(笑)。そして、わくわくハラハラしながら音出しへ・・、いわばオーディオの醍醐味の瞬間ですね~。そして、これは素晴らしい!!音の透明感、歯切れの良さ...空前絶後の「コスパ」

  • オーデイオは博打だ!

    オーディオはどこを弄っても大なり小なり「音」は変わるもの。で、「現在、気に入った音が出ているのでどこも変えたくない・・」、それも結構。しかし、そもそも「気に入った音がどういうものかわからない」という人がいるのも事実だね(笑)。実は、自分がそれで常に「もっと気に入った音があるんじゃないか・・、いろいろチャレンジしてみよう」という希少人種に属している模様。仲間からも、「貴方はどこかをしょっちゅう弄ってますね~」と、やや呆れ気味に言われる。けっして自慢できる話ではないけどね・・(笑)。とはいえ、たとえそのどこかを弄ったとしても、はたして気に入った音になるかどうかは保証の限りではないのがオーディオの面白くもあり、悲しいところでもある。もちろん、ある程度理論的な根拠がないとチャレンジしないが、それでも出てくる音の複...オーデイオは博打だ!

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