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kitasendo
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2009/10/24

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  • スピリチュアルな人

      「スピリチュアルな人」 と言へば、あまり良いイメージはないかもしれない。 目に見えないものばかり追ひかけて、現実に疎い人。 水晶やら何やらを勧めて金儲けをする界隈の人。 悪いことがあるとすぐ、霊の働きや先祖の因縁に結びつける人。 どことなく怪しげで、いかゞわしい。あるいは、悪人とは言へないまでも、敬して遠ざけたい。そんな感じがあります。 しかし考へてみると、人間が肉身と霊人体の...

  • 海は本当に語りかけてくるのか

    前回の記事「神を見つける」で、 「海が語りかける」 とか 「風の音が神秘的な音楽に聞こえる」 などといふ表現が出てきました。 これは本当だらうか? 「本当に、海は語りかけてくるの?」 「風は本当に音楽を奏でるの?」 さういふ疑問もありますね。 ふつうに考へると、海や風みたいな無生物にそんな高度なことができるとは思へない。それなら、私の側の勝手な思ひ込みでせうか。 さらに考へると、海や風では無理でも、...

  • 神を見つける

    一つのものに全神経を集中させれば、自然が、海が語りかけていることを知るでしょう。肉身が心と戦っているとき、もっと心のほうに、あなたが耳を傾ければ、良心の声がどちらから聞こえてくるでしょうか。そのように、神をみつけるのです。 そのようなことに集中して、黙想するとき、風が吹けば、神秘的な音楽を聞き、太陽がのぼり、小鳥がさえずるとき、何かすばらしいことがありそうな気がします。それが、神の創造の心情でした...

  • 「自己」を見つけ出す

    前回の記事「四次元はこの世か、あの世か」の続きで、徒然考へてみます。 アインシュタインが発表した超ド級の四次元理論(相対性理論)。それは「三次元空間」+「時間」といふものでした。 この理論は我々の宇宙観に絶大な転換をもたらした反面、「第四次元空間=三次元世界+霊的世界」といふ従来の視点を閉ざしてしまつた。我々の関心を「四次元時空=三次元世界+時間」に閉じ込めてしまふといふ唯物論回帰を促す結果になつた...

  • 「四次元空間」から「四次元時空」へ

    「四次元」といふ概念に、私自身ちよつと混乱があつたのが、この動画を観て整理され、混乱が氷解した。 動画のタイトルに 「アインシュタインを乗り越えることは可能か?」 とある通り、四次元問題には、かの20世紀物理学のトップヒーロー、アインシュタインが大きく関はつてゐるやうです。 どんなふうに氷解したのか、簡単にまとめてみます。 「四次元」といふ概念が初めて登場したのが、今から400年近く前。発起人は英国の神...

  • 生心はいかにして肉心を制御するか

    私案の段階ですが、かう考へてみます。 「思考」は肉心の働きであり、「直観」は生心から来る。肉心は「思考」自体を意識できない。「思考」を意識できるのは生心である。 肉心は肉体の生理機能を維持できるやうに司る作用であり、動物の本能に当たる。一方、生心は神が臨在する霊人体の中心部分であり、人生における真善美の価値を追求する。 私自身、長い間そんなふうに考へてきま...

  • 「特殊」の真実性

    えいし君は、3歳の頃から自然に絵を描き始めたらしい。自分の中から湧き上がるまゝに、自由に描く。下書きなしで、とても緻密な絵を描きます。(それをレポートしたドキュメンタリー映像は、記事末にリンクを貼つておきます) ところが面白い(不思議な)ことに、学校に上がつても字が書けないのです。絵はいくらでも自由に描けるのに、字が書けない。変だなあと思ふが、かういふのを「ディスレクシア(識字障害)」と言ふのださ...

  • ストレスは発散しないほうがいゝ

    現代はストレスの多い時代だとよく言ひます。 どうしてストレスが生まれるのか。AIに訊くと、簡潔明瞭にかう答へてくれます。 ストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことである。 ストレスの原因は外部にあると言ふ。その外部要因のことを「ストレッサー」と呼ぶやうです。 例へば、 天候や騒音などの「環境要因」。 睡眠不足や病気などの「身体要因」。 人間...

  • 誰にでも天職はある

    「天職といふのは誰にでもあるのだらうか」 と考へてゐると、 「誰でも、今してゐる仕事が天職ではないか」 といふ気がしました。 「就職してはみたものゝ、この仕事は自分に合はない。何かもつと他に、自分に向いた仕事があるのではないか」 天職に出会ひたいとは言はないまでも、そんなふうに思つたことのある人、今思つてゐる人は結構多いのではないでせうか。私自身も、これまで何度も思つたことがある。 しかし実は、仕事...

  • 裏切られることはない

    「裏切られた!」 と思つた体験は、多くの人にあるでせう。 何が裏切られたのでせうか。端的に言へば、「自分の期待」が裏切られたのです。 さう考へると、「裏切られる」といふのは、最初に自分の「期待」があり、その「期待」通りにいかなかつたときに抱く感情といふか、自己認識のかたちだと言へます。これは逆に見ると、自分の「期待」がなければ、「裏切られる」といふこともないはずです。 ところが、往々にして、我々は...

  • 今日を生きないシステム

     ある女性カウンセラーの体験談です。 彼女は日本人ですが、あるときから活動の拠点をイギリスに移し、今はそこで仕事をしてゐます。 夫の親戚がフランスに住んでゐる。その家族から誘ひを受けて、パリにプチ旅行した。親戚の家族には小学生の子どもが3人ゐる。訪問は平日だつたので、子どもたちには学校がある。ところが、親はいろんな理由をつけて子どもたちをみんな休ませ、1日中パリを一緒に観光したのです。 ロンドン...

  • 悶々とする「善悪知る木」

    聖書の「創世記」に出てくるエデンの園。その中央に特別な2本の木が生えてゐたといふ。「生命の木」と「善悪知る木」です。 ところがそれらは本当の木ではない。どちらも比喩だと『原理講論』は見る。「生命の木」とは完成したアダム(男性)であり、「善悪知る木」とは完成したエバ(女性)だといふのです。 この見立ては統一神学の骨格のひとつであり、私も異論を差しはさむつもりはないのですが、少し違ふ観点で見るのも面白...

  • 今にしか天国はない

    だから、明日のことを思いわずらうな。明日のことは、明日自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。 (マタイ福音書6:34) この一節は有名な「山上の垂訓」の一部です。文脈としては、信仰の薄い者たちを、イエス様が諫め、諭しておられます。 本当に神を信じるなら、何を食べるか何を飲むかと、どうして明日のことを思ひ煩ふのか。もつと神を信じなさい。さう励ま...

  • 堕落性のエネルギーを絶つ方法

    堕落性は我々の無意識下で活動してゐます。堕落性は自分のものであるやうに見えながら、制御も克服も容易でないのは、このためだと思はれます。 『原理講論』では、神の愛するものを神と同じ立場で愛せなかつたことが堕落性の根つ子であると説明してゐます。その見解を土台としながら、私はこゝで次のやうに考へてみます。 「堕落性とは、自ら被害者にならうとする性質である」 これは一見、おかしな見方に感じられるかもしれな...

  • 本当のいゝ人になる戦略

    評論家でYoutuberの岡田斗司夫氏が提案する 「いゝ人戦略」 といふものがあります。 生きづらい世の中を、「いゝ人」になつて生き抜いていかうといふ戦略です。留意すべきは、これはあくまでも戦略なので、本当の「いゝ人」にならうといふのではない。「いゝ人」のふりをして、「いゝ人」に見られようといふことです。 どんな人が「いゝ人」か。 他人に親切な人 他人の話をよく聞く人 他人に感謝する人 他人に...

  • 「ペインボディ」を切り離す

    「ペインボディ」といふ概念を提唱したのは、ドイツ人の作家エックハルト・トールだと思ふ。 文字通りに訳せば、「痛みの体」。とは言へ、実体の体があるわけではない。 例へば、子どもの頃、親から愛情をかけられず、寂しく育つた。誰かから裏切られた。暴力を受けて恐怖を感じた。さういふ個人的な痛みの体験が、その人の中にペインボディを形成する。 個人ではなく、集団でのペインボディもあります。 例へば、ヨーロッパか...

  • 私心を捨てる

    私が、「先生も同じ人間でしょう?」「うん」「それなのに、どうして普通の人が探し出せない原理を明らかにして、世界を救うつもりだと言えるんですか?」と言ったら、「邪心を捨てたから」とおっしゃいました。 (『原理に関するみ言の証』史吉子) 質問する「私」は史吉子(サ・キルジャ)女史、「先生」とは文鮮明(ムン・ソンミョン)先生です。 この問答で文先生は、 「誰も根本的に発見できなかつた宇宙の...

  • 首は頑張り過ぎてゐる

    起きてゐるときばかりでなく、寝てゐるときでも首回りが固く凝つてしかたない。そのせいなのかどうか、頭痛もよく起こる。 先夜、寝ようとしてベッドに入つたとき、枕に乗せようとした首がひどく緊張してゐるのに気がついた。 その瞬間、ふつと、 「首が最後の関所として、気を張つて頑張り過ぎてゐるな」 といふ気がしたのです。 体といふのは、全身が複雑に連携し合つてゐるでせう。 例へば、歩いてゐて片方の足首に不具合が...

  • 肉心の世界と生心の世界

    我々は今、ふたつの世界に跨つて生きてゐます。ひとつは、肉心の世界、もうひとつは生心の世界です。 「跨つて」といふのは、ちよつとニュアンスがおかしいかもしれない。ふたつの世界は別々にあるといふより、重なつてゐる。 肉心の世界は空間+時間の4次元世界。生心の世界はそのひとつ上の5次元世界。俗には、前者を「この世」、後者を「あの世」とも呼びますが、「あの世」は死なないと行けない世界ではない。我々は今ままさ...

  • まづ誰を愛するべきか

    第二もこれと同様である、 「自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ」 これら二つのいましめに、律法全体と預言者とが、かかっている。 (マタイ福音書22:39-40) この聖句に関して、これまでに何度も記事を書いてきました。今でも折にふれて、この聖句が思ひ浮かんでくることがあります。 最近は、 「自分を愛してゐないと、自分が創り出したものも愛せないな」 と思ふ。 例へば、私はブログ記事を頻繁に...

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まるくまーる(元教育部長の講義日記)
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