さてどうしたものかと考えていた。このまま何もせずにフェードアウトするか、それとも、はっきりと宣することでケジメをつけるか。まったく書かなくなって約ふた月が経った近ごろ、どちらがよいのだろうと考えていた。萌芽はあった。例えば今年1月22日、『勝負の相手』という稿をあらわしたぼくは、こんなふうに記している。積み上げてきたもので勝負しても勝てねえよ。積み上げてきたものと勝負しなきゃ勝てねえよ。竹原ピストル『オールドルーキー』の一節です。とはいえそれを思い浮かべるのは、今に始まったことではありません。これまでも折に触れてはそうだったし、また、このブログをはじめとして様々な講話でも、主に仕事を遂行する上での心がまえとして紹介してもきた、ぼくにとってはお気に入り中のお気に入り、まちがいなくトップランクに位置する言葉で...終結宣言