chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ひの
フォロー
住所
北川村
出身
北川村
ブログ村参加

2008/07/22

arrow_drop_down
  • その怒り、いったん棚あげしてみない?

    その怒り、いったん棚上げしてみたら?というキャプションを、顔を真赤にして怒るかつての自分の写真につけて、ケータイの待ち受け画面にしたのは、昨年の10月初旬のことでした。企図したのはアンガーマネジメントです。いくら「キレてないよ」と抗弁しても、誰がどこからどう見ても「キレてる」としか思えないスキンヘッドのおっさんが、口角泡を飛ばす勢いで眼前の誰かに何かを言っている。それが自分自身だということで羞恥心を呼び起こし、さらにそこへ「棚上げしてみたら?」という揶揄的な提案が重なって、「怒っている」という現実に歯止めをかけようとした。しかもそのフォントは「KFひま字」というふざけた、いやのんびりとしたフォントときているのですから、これはもう効果抜群だろうと、われながら自信満々の企画でした。「怒る」という感情を抱くのは...その怒り、いったん棚あげしてみない?

  • 受動と能動

    このひと(あのひと)と巡り会ったことが、その後の仕事や人生において重要な意味をもった。誰しもに、そう思えることがあるのではないだろうか。そして多くのひとは、だからその出会いが自分にとっての必然だったと捉える。しかしそれは、数多ある他の巡り合いを記憶の彼方に置き去り、その邂逅を残しておくという選択をしたということでもある。いつの場合でも出会いは偶然でしかない。その偶然を必然たらしめたのは、それぞれの選択ゆえである。選択はいつの場合でも、究極的には能動だ。もちろん、そうせざるを得なかったという場合はある。苦渋の選択というやつだ。そして、悲しいことに心身をコントロールされてしまい、何がなんだかわからぬうちに選んでしまうということもあるだろう。しかし、最終局面における判断は自らがする。その一点において選択は能動だ...受動と能動

  • 色覚異常隔世遺伝

    10歳の孫が色覚異常であることが判明した。少しうれしく思う自分がおかしい。これまでにも何度か書いてきたように、ぼくは生まれつきの色覚異常者だ。色覚異常、特定の色を識別する能力が低い状態だ。色のちがいがわかりにくかったり、ひどい場合はちがう色が同じ色に見えたりする。ぼくの場合はそれが赤と緑。といっても巷間よく言われるように、赤が緑に見えたり、赤色の信号が見えないわけではない。仕事関連でいえばそれは、たとえば岩についた苔の緑に赤いスプレーで書いた文字だとか樹木の葉っぱや下草のなかにある赤いスプレーを塗布した杭だとかが見えにくいことであり、ふだんの暮らしでは、濃紺や濃い緑と黒が区別しにくかったり、グリーン系の衣服がどうやら他人とはちがった見え方をしているらしい(自分ではわからない)ことだったりする。つまり、仕事...色覚異常隔世遺伝

  • いられ

    「いられ」という言葉がある。Adobe社のソフト、Illustratorの略ではない(そう呼ぶ人も多いけど)。「いられ」、土佐弁だ。せっかち。短気。そういった気質をもつひとを指して言う。つまり、「待てないひと」のことだ。ぼくには、かつて「いられ」であったという自己認識がある。「かつて」と表現するからには、今はそうではないという前提があるのだが、自分でそう思うほど他人にはそう感じさせていないのかもしれないし、たぶん根っこのところにはこびりついているのだから、「そうではない」と断定することはできない。とはいえ、ぼくのなかでのそれは、かつてとは様相が異なっている。「そうはいってもアンタ、顔にはしっかり出ているよ」と指摘されたら、さもありなんと黙ってアタマを掻くしかないが、とにもかくにも自意識としては、かなり払拭...いられ

  • 好きこそものの

    先日、連携して通年授業を行っている安芸高校で、生徒によるその成果の発表会がありました。そこで「ほぉ」と意外だったのは、複数の生徒から「たのしかった」という言葉が出たことです。たのしい。現代日本において、若者に何かを伝える場合や、何かを協働する場合には、特に念頭においておかなければならないキーワードでしょう。それが良いのかわるいのか、また、そういう態度で物事にのぞむのが好きか嫌いか、それは別の話です。とにもかくにも、今という時代の日本においてはそうなのです。しかしそれならば、何も意外に思うことはありません。「ふむふむそうかそうか、そりゃよかったぢゃないか」と微笑んでいればよいのです。ぼくが意外だったのは、「本当にそうだったのか?」という疑念を払拭できなかったからでした。最後にひと言、と教員に促され皆の前に立...好きこそものの

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ひのさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ひのさん
ブログタイトル
答えは現場にあり!技術屋日記
フォロー
答えは現場にあり!技術屋日記

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用