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  • 藤原定家の十二カ月花鳥和歌「桜に雉」の季節は仲春で、旧暦の暦では如月(二月)です。

    花鳥和歌 「桜に雉」 2025年3月の暦 表1 季節の区分 2月10日過ぎから例年にない大雪を北陸・東北・北海道に降らせた寒波は昨日でようやく収まり、今日、2025年2月25日は打って変わり、暖かく晴れた日になりました。これからは晴れの日が続き、気温も上がり、もうすぐ、春を迎える3月に入ろうとしています。 表1に示すように西暦の現代では春は西暦の暦でおおよそ3月~5月の約3カ月としていますが旧暦の春はそれより1カ月早く、立春で始まる2月(旧暦正月節)から立夏の直前の穀雨の4月(旧暦三月中)の約3カ月としています。 天文気象台によると、気象学的な春は太陽黄経345度に達した点(啓蟄)から75度直…

  • 古代史の超概略その1「確証ある日本史の始まりは古墳時代からでした」

    日本史における時代区分 2015年に読んだ「アメリカの歴史Ⅰ」の中で著者サムエル・モリソンは「歴史は多少とも継続的な、年代のはっきりした物語を前提とする」と言っています。従って、中央アメリカのマヤ族・アステカ族、ペルーのインカ族、北米インディアンは文字をもたず、記録にとどめた過去の事柄は記憶に残っていた神話だけであったたため、1942年以前の「アメリカ史」は書くことはできなかったと言いました。 仏教伝来以前の歴史をほとんど知らない私は、仏教伝来の538年(一説には552年)に経典、暦、医療などと、一緒に漢字(文字)も伝わったと思っていたので、それ以前の歴史は神話だと思っていました。(*1959…

  • 日本の古墳時代の歴史を確証するための朝鮮半島三国時代の超概略史

    朝鮮半島三国時代の超概略史 日本史の古墳時代の年代と出来事を確証するため朝鮮三国時代の超概略史の表を作りました。 主な関係する年代と出来事は以下です。405年 百済が日本に漢字を伝えている538年 百済が日本に仏教を伝えている。414年朝鮮半島北(中国吉林省集安)に高句麗19代広開土王(クァンゲトワン)の功績を讃えた碑文に下記の文が記されています。*400年百済支援の倭軍(日本軍)新羅に侵攻したが高句麗軍が迫ると任那まで退却した。*404年高句麗軍は倭軍と戦い勝利した。 【参考】1.「明日への日本歴史 1 古代国家と中世社会」、五味文彦、山川出版社、20232.「入門 日本書紀 事典」、瀧音能…

  • 日本の古墳時代の歴史を確証するための秦から唐までの超概略史

    秦から唐までの超概略史 本史の古墳時代の年代と出来事を確証するため秦から唐までの歴史を調べて超概略史表を作りました。 前108年頃の『「漢書」 地理志』の一節に倭人が楽浪郡に朝貢していたことが記されています。57年 倭の奴国(なこく)王、遣使(金印・紫綬を受ける)239年 邪馬台国の女王卑弥呼、魏に遣使する413年 倭王「讃」、東晋に遣使(倭の五王の第1回遣使)660年 聖徳太子、隋に第1回遣隋使630年 第1回遣唐使を派遣 【参考】1.「明日への日本歴史 1 古代国家と中世社会」、五味文彦、山川出版社、20232.「入門 日本書紀 事典」、瀧音能之 監修、東京堂出版、20213.「マンガもの…

  • 仏教伝来以前の年代と出来事を確証するための古墳時代の超概略史

    日本の古墳時代の超概略史 日本史の仏教伝来以前の年代と出来事を確証するため古墳時代の超概略史の表を作りました。その結果、渡来人や朝貢を通して進んだ政治・社会・文化の知識や技術や文字(漢字)は徐々に浸透してきており、また、中国や朝鮮の史書や石碑に倭人(日本人)が関与した記録があり、日本に残る遺跡や文物と照合し、年代と出来事を確証することができました。 【参考】1.「明日への日本歴史 1 古代国家と中世社会」、五味文彦、山川出版社、20232.「入門 日本書紀 事典」、瀧音能之 監修、東京堂出版、20213.「マンガものがたり韓国史1」、徐永沫、訳 野崎充彦、(株)国書刊行会、2001.11.10…

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痩田肥利太衛門残日録その二
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