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四季の旅人 https://blog.goo.ne.jp/rogu-0322

四季の自然を中心にして書いています。

時には人などに関わることを書くことがあります。

rogu
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住所
八幡市
出身
福井市
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2006/11/04

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  • 蒲公英で花占い

    きょうの詩は蒲公英で占う私の恋占い花占い春の日差しが注ぐ草原に寝そべって風になってみる蒲公英の花その旬を過ぎ白髪になった彼女に願う私の花占いすべてが飛べば思いは満たされ少し残れば心離れの気配でたくさん残れば私に関心はなく恋は終わりああ、未練が・・・いま花の綿毛を飛ばしながら重ねるのはときめく恋占いでなく散り行く哀しい私の生。蒲公英で花占い

  • 二つの心

    きょうの詩は、ひとがもつ二つの心に思う善と悪人がもつ善と悪この二つは生を受けた時から持ち初めは家族の愛で制御を学び自立することで自身が二つを制御しひとりの人間として二つの責任を負い自らがひとりの人間として他人を守り生きる責任を負う。二つの心

  • はるのあめ

    きょうの詩は、四月の終わりに降る雨にみる私の思い温の雨は春から夏にResetを促していく雨が私の春の想い出を忘れさせ、夏を見る勢いはなくああ・・・雨か降る雨に暖かさはなく、名残の冬を見て少し肌寒いな今までのあの夏日を忘れる寒空と小雨雨は冬の侘びか、それともいたずらか過ぎる月日の流れに哀しみ私の思いを優しい抱擁で消してくれる雨。はるのあめ

  • 谷間の山吹

    きょうの詩は、私がよく歩く参道の谷間の斜面で咲く山吹の花をみての思い花にみる気品谷を覆う新緑の下で細くしなやかな枝に付く蕾が谷あいに差し込む日差しに優しくKissをされ恋に目覚める花たちが見せる黄金色の上品なほほ笑みその凛とした花に重ねるのは小花からこぼれる崇高な美しさ。谷間の山吹

  • 別名Iris

    きょうの詩は、桜散り後の新緑の日陰で咲く別名Iris、射干の咲にみる私の思い日陰もの陽光を避け鋭い葉で私を守り日陰で花を咲かせる射干仲間は日差しを浴び咲くのに対し私は日陰で私の美を貫く「あなたは素直じゃないね」と言われながら私は私と反抗しかわいいIrisと呼ばれるでも・・・そう言われても私はIrisにはなれない。別名Iris

  • 桜の散りに思う

    きょうの詩は、桜の咲きにラブコールを送りながら一度見れが直ぐに冷めるひとの性に思う桜の散りに見るああ桜が・・・咲きが終わり視界から花が消え代わりの新緑を見て思う花のはかなさに思うのは花の散りに見る寂しさでなく逢瀬に見る心の冷めの早さ想い出を切り替えるそのドライさ人の悲しみも四十九日というが戒めは花にあらずで一度見れば日常に返り新たな出会いに走る人の性を花の散りで知る。桜の散りに思う

  • 出会いとわかれ

    きょうの詩は、私が思い重ねる春の出会いとわかれを咲くさくらに重ね想う詩春の出会いと別れ春は出会いと別れの季節というが私がいつも春に重ねるのは冬を消し萌えて咲く花との出会いであり散りに見える別れ今では私の出会いと別れはうせて春に見る花に出会いと別れを重ね恋の別れのように心に傷を負うこともなくいまは春の出会いと別れを桜の咲きと散りで知る。出会いとわかれ

  • 咲を追がして

    きょうの詩は、いつも山のpeakで咲く一本の山桜の咲をみ過ごし思う想い旬を逃す里から咲く桜が里の山に移るころ「山の桜も咲いているか」思い、いつも咲く場所に向かえば桜は散り、既に葉桜となって樹木を蔽い花の終わり告げているああ、私の一春の恋がこの時点で終わり会えるのは来春か逃した桜との逢瀬を悔いながら寂しさを葉桜に重ね心焦がす。咲を追がして

  • 花のうご

    きょうの詩は、さくらの散り後を雨後に例え思う想い。さくらの雨後さくらの咲きに多くの人が魅せられ集い見とれた花にも終演が訪れると潮が引くように人は去りさくらの下は寂しい砂浜の広がりとなりいまは歩く人も少ないさくら並木花は雪となって舞い散り薄ら地表を淡雪で染めページのめくりの中で彩を失い朽ちるように消え花なき後に初心な木の葉が華となって萌え花との思い出が消えるさくらの雨後。花のうご

  • 春の雨

  • 間で

    きょうの詩は昨夜の雨が止み、夜明け間の間で目覚めうつろいのなかで思う無音に思う詩朝の無音夜の雨が残り、雨音を引きずっているかうつろいの夜明けのなかで拾うのは私の好きなショパンの音色でもなくしくしく泣くすすり泣く雨音でもなく無音の雨後の静寂ああ・・・雨が止み、生気が一時なりを静める境目か動き始めるものは何もなく光のさざなみを待つ夜明けの静かな境目。---間で

  • 旅たちに思う

    きょうの詩は旅たち、その旅たちに思う私に想い旅立ちきみの旅立ちは知らない町を歩く旅かもしれない目的はあるが、手法も分からずこれから得て私を創るために自らが選択し良き友人を得て試行錯誤し周囲に守られながら私の容を創っていく私の旅立ち私の新たな旅はこの旅立ちから始まる。旅たちに思う

  • 春の南風

    きょうの詩は、さくら咲くなかで吹く南風にみる私の思い風は南風さくらの樹の下に立って花を見れば日差しを散らす風がざわついて少し寒い花冷えかな・・・思うほどの冷えはなく風がどこかでたたいているバチの音が聞こえ寒くなるのかな・・・思う遊風に唇を奪う強引さもなく今日の南からの風。春の南風

  • さくら咲くなかで

    きょうの詩は、さくら咲くなかで名所には人が集うけれど、それ以外の桜は人知れず咲いて散る想いに思う待ちぼうけさくらがいろいろな場所でほほ笑み笑みを見せる中私はひとりで咲いて微笑を見せても訪ねてくる者はなく一週間待って人の集う声も聴かずひとりわあ・・泣きながら涙を落とす私さくらってきれい声も聴かずの寂しい待ちぼうけ。さくら咲くなかで

  • わかれに思う

    きょうの詩は、人の生きるなかで訪れるわかれ、そのわかれにはいろいろなわかれがあり、そのわかれに思う私の思い。わかれ何て寂しい三文字の言葉なのか人はこの言葉に人生を左右され病み苦悩し挫折し嘆くわかれこの生きるプロセスのなかのわかれは負う傷口は浅いが愛する人との永遠のわかれは深くいつまでも病み悔いを引きずり心をむしばむさようならでもそれは生きるのに二与えられた容の消滅。わかれに思う

  • さくら

    きょうの詩は、空の気まぐれで開花が遅れ「まだ見ぬきみはまだか」思うなかいつの間にか咲いた桜にみとれる。いつのまにか春とはいえ氷空の気まぐれの中桜咲く春はまだ先かと思えばいつのまにか私の待つ桜が微笑を見せ春のMaineは私でしょうSepiaの空間を染める桜ああ桜が・・・いつのまにか至る所で「私、奇麗でしょう」ほほ笑む町の桜たち。さくら

  • 終る三月

    きょうの詩は、私の住む町でも三月には咲をみるソメイヨシノの咲は遅く後数枚で四月か、思うなかでみた数輪の微笑みに思う三月の終わり。終わる三月終わる三月に思うのはああ・・・三月が終わり明日は四月か思う中で冬が桜に横恋慕し咲きを妨げて昨日も今日も無口で今日も笑みが見られないか後数枚めくれば四月になる思う中で逢えたソメイヨシノのほほ笑み優しい素顔の笑みに見るのは忘れていた初恋のときめき。終る三月

  • 新しい始まり

    きょうの詩は、いつも桜の咲きで知る春の始まりを、日和の下草地に寝転び横目線の先にみえる一輪の蒲公英の咲で知る春の始まり。新しい始まりいつもこの時期は目線は上向きで三月の声を聞くと桜を追い目先を下にすることはない桜の待ち時間は長く時を重ねる中日和に誘われ草の布団に寝転び横を向く先にはほほ笑む一輪の蒲公英が「待たせたね」優しいほほ笑みで春の始まりを告げる。新しい始まり

  • 出会い

    きょうの詩は、この桜はこの時期と思う桜が未開で、何度か訪ね出会た桜への想い桜との出会い暑くなったり寒くなったりする中で咲くことを躊躇う桜がきょう、その中の数人がほほ笑みかわいい笑みを見せている桜、咲いたか・・その待ちは長く、会いに行くたび会えずようやく咲いている数輪の桜長い‥待ち時間この咲きから私の桜との逢瀬が始まる。出会い

  • 一本の寒緋桜

    きょうの詩は、寺の境内の一本ある小さな寒緋桜の咲きに贈る私の彼女への思いひとりで一本でたたずむ小さな寒緋桜私は小さく見た目もひ弱で私ひとり同じ仲間の彼女たちに先駆け化粧して笑顔で「春です」満面の笑顔で誘っても今日もこの私を誰も見てくれない拗ねない笑みがかわいい寒緋の独り舞台。一本の寒緋桜

  • 古刹の藪椿

    きょうの詩は、訪れの少ない寺の門前で咲く薮椿の咲と散りにみる私の想い藪椿の散り寂しさの漂う空間に立つ椿から旬を終えた花がポトリ・・と滴となって落ち土の上で私を忘れないで花がほほ笑むその残花に見るのは残るわが恋消せない思い未練を散らばる花に重ね明日を見ない私を知る。古刹の藪椿

  • 春はもう少し・・・

    きょうの詩は、里山にみる冬から春に・・・のなか、みる落葉の新芽は固く、ひとあし早く咲く春は咲き始めで、その一コマをみての想い冬から春に三月というのに夏日はないだろう思う中、森を歩く森に萌えの気配がない中鶯が春を告げるが鈴鹿でいつもならふっくら膨らむ新芽に春か・・・思うと落葉の膨らみはなく藪椿の笑みに春を見る。春はもう少し・・・

  • ひとあし早く

    きょうの詩は、前座となって咲く河津桜を見てソメイヨシノを思う追う桜冬が降る雨で消され薄れるなかで咲く花で私の初恋が萌えひとあし早く咲く桜に恋し熟女の美を魅せる彩(いろ)かに惹かれ花と遊ぶ余韻ははかなく切なく別れを見てああ私の初恋が・・・余韻の中でまだ見ぬあの人に思いをせ追う私の哀しい性(さが)満たされない恋人って哀しいね・・・ひとあし早く

  • 遅れ

    きょうの詩は、いつもならいち早く咲いて早春の里山に春を告げる馬酔木の開花が遅く花をみたのは三月半ば、その花への想い遅れ

  • わかれ

    きょうの詩は、ある人の旅たちを知り、その別れに思う詩知っているから何だろうニュースで知る彼女が亡くなりああ、彼女も旅立って行ったのか私に何のゆかりも縁もないけれどなぜかな・・・気になり追悼を見て懐かしい・・・思い人は老い、生を終えるそれが分かっていても知ると寂しいだから空に向かって私が送る言葉はさようならではなく「ありがとう」・・・わかれ

  • 戻る冬模様に思う

    きょうの詩は、三月の春めく日和を消すように舞い戻り居座る、冬模様にみる思い三月の間で春の半ばになっても冬が舞い戻り春を冬に模様替えし「よろしくね」冬が数日の間居座り春を消し冬模様となって謳歌(おうか)し降る一雨で洗い流され来る春で燃えた恋心は冬に消され思いが燻りながら去りを待つ。----戻る冬模様に思う

  • いまはひとりで

    きょうの詩は、早春の草むらで点となってひとりで咲く蒲公英見て思う私の想い一輪の蒲公英温かい草むらで雨後の日和を浴びながら咲く一輪の蒲公英が心地よい日差しを抱きしめ「こんにちは」笑っている、詩っている楽しそうな蒲公英この時期の蒲公英は仲間と戯れるのではなく温かさを知らせひとりで春にともりを点し、春を告げる。いまはひとりで

  • 咲くオオイヌノフグリ

    きょうの詩は、出戻る寒さのなかに割って入る日和と雨に誘われて咲く野花への私の思い好きなひと私が好きなひとはいろいろいるけれどそのひとは人でなく“人”その思い寄せるひとは三月の声を聞くと日和と雨で生まれる青い小さな瞳で優しく語りかけてくる野花のオオイヌノフグリ街では彼女を知る人は少ないけれど春を告げるひと手に持てないひとなのでそっと見つめ「春ありがとう」と声をかける。咲くオオイヌノフグリ

  • 野花の咲と散り

    きょうの詩は、野花の咲と散りに重ねる花の性それに重ねる私の思い野花の咲と散り野花は咲いて散りを繰り返して生きているそれが花の生の証かそれとも生の喜びの表現かその多彩な咲きは花たちの恋であり喜びの表現であり咲くなかで横恋慕されながらもそれぞれの個性で花の性を表現してそれぞれの終わり方で恋を終え一春の喜びをひとひらの思いを残して散る私の一春の恋の終演。野花の咲と散り

  • 春の雨後

    きょうの詩は、春になりまだ萌えの少ない三月上旬に降る雨で、花をみることがなかったなかでみる野花への思い雨後の風景彼女たちは感受性が豊かで冬が春に横恋慕しても私の問いに正直に答えてくれる雨後のドラマ彼らが舞い戻っても長く続かないのを知っていて淡い恋心を温む土に抱きしめられながら耐え雨後の日和の口づけで目を覚まし蕾を脱いで花を咲かせる野花雨後はいろいろな一期一会に出会え楽しい。春の雨後

  • 冬の春の間

    きょうの詩は、冬と春の間で咲く一つの花にみて重ねる思い間で新しいページがめくられ幾日か過ぎ、立春の過ぎた辺りから春か・・・童に返り春色を求め歩く中で拾うのが仄かに香りを漂わせポツン・・・とともりを点すように咲く蝋梅あかりは冬と春の間で揺れる恋の炎となって燃え、冷めを融かすがその燃えは冬に横恋慕されながら揺れ浮き沈みを繰り返す。冬の春の間

  • 正月桜

    きょうの詩は、いつも正月過ぎから咲く河津桜の変種を幾度か見送り、今回その先にようやく会えたその思い・・・早春のさくらいつも春のページをめくり梅の花を見て次は桜か・・・桜を訪ねればその表情は硬く蕾か・・・幾日かが過ぎて梅の開花を見て桜を訪ねればひと足早く咲く桜がいつもの場所で笑顔で訪れる人に対し笑顔で答える桜の控えめなほほ笑みが美しい。正月桜

  • いちご

    きょうの詩は暮れから出回り、いまはその春から薄れゆく春から初夏が旬の露地苺への思い露地の苺誰もが大好きで手軽でいろいろな食べ方がある苺の旬は春から初夏であるがいまは温室の中で作られ、形も美しい苺でも・・・私は春の畑で日を浴び、形も不揃いな日々の中で熟しこれが私その旬の苺をむしゃむしゃと食べたい。いちご

  • 春を待つ空間

    きょうの詩は、私がいつも春を待つ小さな空間、そのなかでいつも春をひとあし早く告げる花がこの春は遅く、その想いを書いた詩空間の春私が小さな空間のなかに待つのは緩む土のなかから届く春のラブレターで悶々としながらひたすら待ち続ける人は優しい笑みがかわいい人彼女は氷空から時々落ちる日和をむさぼりときめきを蕾のなかで膨らませ朝の日和のなかでほほ笑みを零し小さな空間を春の初心色で埋めている。春を待つ空間

  • 雨空

    きょうの詩は、雨空をみて思う想い雨空に見る思い西からの雨雲が流れに沿いながら雨を降らしている「雨か・・・」手のひらで受ける雨に冷たさはないが濡らす雨に日和の温もりを見て「温いな・・・」思いを重ねる雨にまだ足りない春の愛を知り恋を阻む雨空を憎み愛おしい春の日和を待つ私に雨空は無言を貫く今日の氷空。雨空

  • 3日は上巳の節句

    3月3日は上巳の節句(ひな祭り)私のblogを読んでいただいている女性のみなさん「おめでとうございます」いつも健康でひとりの女性として美しく心豊かな幸せが続くことを祈っています。きょうの詩は、桃の節句を上巳として捉え春から始まる新しい生活、Startなどが幸せにと思い書いた詩です。ひな祭りん3月3日は五節句の一つ上巳の節句である。「ああ・・・ひな祭りか」ではなく、今日は女の子の成長を祝う祭りになっているが、今日は視点を変え、愛する人たちと春の旬の食べ物を食し、自然の恵みから生命力をもらい、冬が去り、春から始まる四季に希望を持ち、それぞれがいろいろな形で始めるStartに、装い新たなリセットの一日としたいひな祭り。3日は上巳の節句

  • 早春の森で

    きょうの詩は、二月の終わりになると里山の森に春の灯りを求めるが、この春は春の訪れは遅くいまだに冬彩が残る。森に春を求めて春と言われても落葉に木の葉はなく常緑の木の葉に精彩はなく森に積もる落ち葉が朽ち色に染まり落ち葉を踏む音が静寂を壊し緩む土の中に萌えはなくつかの間の日和が燃え萌えを誘うが無反応で「春か・・・」思う萌え彩はいまだなく森に冬をみる。早春の森で

  • 春をみる

    きょうの詩は、二月の終わりにみる春の生れに思う春の生まれさめた土が寒の戻りの潤いでゆるみそのなかから萌える産女に私の冷めも緩み恋が春から生まれるように私にも生まれ二人でときめく早春のなかに誕生と出会いに私も覚めるが町はまだ…冬の抵抗のなかにあるけれど土の見えるところで春が生まれるが誰も私に気を留めないし知らない。春をみる

  • 未開の藪椿

    きょうの詩は、私の好きな椿で早春にその咲を求めて里山を歩く花は未開でいまだに口を閉じている薮の蕾冬の終わりのなかで蝋梅水仙と咲いてそろそろ次はあなたの番と促されても・・・私はその気になれず固い表情を崩さない藪椿の蕾「花はいつかな・・・」茂みのなかに膨らみを探すがまだ見ぬ人に思い寄せる恋路は見えず未恋の蕾があかりを灯す時を待っている早春の藪椿の蕾。未開の藪椿

  • 海と山

    きょうの詩は、好みで分かれる海と山、きょうの詩は山好きの私からみた海の四季をみて思う詩好み山が好きな人は海より山がいいというが一度山を離れ海に行って砂浜を走り海に入り潜り潮の流れを泳ぎながらサンゴの森を抜け谷を下り山を越え魚と一緒に自由に泳いでみれば山とは違う色彩の風景が広がって四季ごとに変わる温もりで私を抱きしめる海は母の優しさで山は父の厳しさで愛してくれる。海と山

  • 白梅

    きょうの詩は、梅園の白梅でなく放棄地となった畑で春になると存在感をみせる白梅をみて彼女に贈る詩見捨てられたように私はもう見捨てられたのか、彼女は思い私はここになぜ一人でいるのか思う一本の樹木その彼女が笑顔になるのが早春で花をいっぱいつけ逆ハートの形の花が私を好きになってもあなたの色には染まらないと彩を貫くそのあなたにかわいい子がたわわに実るfamilyを私は何年も知らないなぜなら逢瀬は笑顔の時のみだから。白梅

  • 早春の紅梅

    きょうの詩は、居座る冬のなかで冬の日和を拾いながら温まった蕾が開き、咲く一コマの想いの詩早春の紅梅節は春を告げているが冬が居座り寒々としている二月の半ば冬の緩みの間で蕾を温めた紅梅がそろそろ私の旬固い表情を緩ませひとり…と咲いて花ともりとなって燈り笑みが満面のほほ笑みとなり溢れ花から匂う芳香で壊れ始める冬の中に春を見る。早春の紅梅

  • 容と生に思う

    きょうの詩は、私が好きな容と生に思う私の想い、考えの詩容と生容はひとが作り、生は授かる。この二つは何れ形の機能を失い、消える。容も生も使用で消耗し、容は壊れ、生の機能は停止して二つは壊れる。容のなかにはその扱い・管理により、生よりも長く容を保つが、生の保ちは限られ、そのひとによって違い、終えれば無に帰する。この二つはひとにより作られ、ひとの関わりでその終えが決まるのかも知れない。容と生に思う

  • 恋に思う

    きょうの詩は、私が過ごすなかでいろいろ恋して思うその思いの詩性男と女が求めるもうひとつの形はある出会いから始まり縛られながらも人目を避け重ねる逢瀬、いまを忘れる口づけで求め合いは理性を失い日々のなかで燃え続ける恋はわれを忘れ夢中になり、哀しい性生を知る一時。恋に思う

  • 半ばのわかれに思う

    きょうの詩は、若い世代の半ばの絶ちに思う私の想いというか寂しさの詩絶ちに思う自然に生える樹木や植物と同じようにある意味で過酷な自然の中で人は生き耐え、周りに支えられながら喜怒哀楽を通して自然に果てるまで生きていくのが私たちそれがなぜ、どうして自ら絶つのかその心の内を誰も分かろうとしていないし見捨てているのかもしれないでも人は生を受けた以上あなたに生を授けた愛する人のため絶ちは何も生まない。半ばのわかれに思う

  • 早春の蒲公英

    きょうの詩は、早春のなかでひとあし早く咲く蒲公英への想いともる一輪名も知られていない雑草に混ざり一輪の蒲公英が天に手を伸ばし、花を一輪つけ丸顔を黄色の厚化粧で冬の終わりの日和の日差しをむさぼり濁りのない花彩の美を見せるがもう誰も私には触れない、手に取らない私が少女に摘まれたのは今は遠い昔のこと雑草となった今、町の片隅でひっそり咲く。早春の蒲公英

  • 旅の思い出

    きょうの詩は以前に旅した伊良湖の菜の花咲くなかを散策したときの想い出の詩伊良湖の想い出海辺の丘陵地を花が黄一色に染まりひとひらが天に舞花で埋まる花のなかに分け入れば海からの甘じょっぱい湿りが風に飛ばされ私にキスして「温かいでしょう」と笑みをこぼし冬がひと足早く菜の花に染まる伊良湖から海に逃げていく。旅の思い出

  • 贈る言葉

    きょうの詩は、私の友人の誕生日に贈る言葉誕生日の詩昨日で私という一年草の私が散り新たな花を咲かせるために今日から蕾を膨らませる私の誕生日今までの私は散り今日から新たな一期一会で蕾を育みすてきな私を創り一年かけて私を咲かせたい。贈る言葉

  • 晩冬の日和

    きょうの詩は、立春が過ぎたなかでみる日和に思う詩日和で顔は穏やかで笑っているが心の内は冷め笑みからこぼれる日差しは優しいがさめて暖まらない今日の日和つかむ日和に熱い思いは感じられずクールで笑みに和みは感じられず抱きしめる日差しに心がない日和。晩冬の日和

  • 私の寂歩き

    きょうの詩は、私の気分転換は飲み歌いでなく、寂のなかを時間をかけて歩くことで自然換気すること寂のなかを歩く今では死語というかあまり使われない「寂」私はこの言葉が好きでこの言葉に合う場所に時折訪ねいまの私の心を捨て空にして寂のなかをゆっくりと歩きいまの薄汚れた心を空白にして自然換気で私を洗うがそれで何も変わらないし、その場限りとそれを知りながら寂歩きを止められない私の弱さ、人の哀しい性。私の寂歩き

  • 山門の銀杏

    きょうの詩は、私が四季折々歩く小さな森に佇む寺の山門横に立つ対の銀杏に思う私の想い寺の銀杏地味な私がスポットライトを浴びるのが秋で春には萌え花が咲き小葉が広がって新緑になっても私を見上げ「新緑がみずみずしい」と見る人はなく今秋になり黄葉しても逢瀬の相手は少なく初恋のときめきを持ちながら終えその思いは引き潮となって消える。----山門の銀杏

  • 湖辺でみる春

    きょうの詩は、湖辺を歩きながらみる春の萌えの一コマ温の湖うみが春の中で凪いでいる朝の風が「おい、朝が来た」と枝を揺らし声をかけ起こしていく立春の朝空は汚れの取れた碧い空となって広がり海の向こうには雪の積もる山が連なり足元では日差しを受け緩む土の中で新芽が春のともりとなってともり冷めを点々と点し空間を広げる春が始まる。湖辺でみる春

  • 一輪の水仙

    きょうの詩は、寺の境内の片隅でひっそり咲く水仙の一輪を灯りとして眺め思う花への思い花ともりツーンと伸びた茎の先で小さな胸を膨らませまだ見ぬ人を待つ小さな蕾その咲はともりであかりは咲いて燈り散りで燈は消えその小さな明かりに魅せられた者はなく独りの時の中で見初めてくれる人を待ち一喜一憂して消える一輪のともりに暗さはない。一輪の水仙

  • 花の散り

    きょうの詩は、いろいろな花の咲と散りにみる私の思い咲けば花は咲けばその美ははかなく散りでその彩と美が消えるはかなさそう思うと哀しく寂しい一面もある植物と樹木それは植物と樹木で違うが散りは散りで…植物は散り後は枯れ、樹木は存在を残し二人はそれぞれの形で再び彩を描く花たちこれは彼女たちが見せる個性美。花の散り

  • 私の気分転換

    きょうの詩は、気分転換に思う私の考えと思いは自然換気私の自然換気ひとは日々過ごすなかで悩み誰もがストレスを抱え気分転換が必要でその方法はひとそれぞれあって良いしこれがベストというものはなく人により違っていい私は必ずひとりのオフを作りストレスを吐き出し一日オフを楽しむことでリセットして抱えをゼロにして終わる私の気分転換。私の気分転換

  • 思いの褪め

    きょうの詩は、ひとがもつ恋の思いを多年草の花に例えその思いを冷めでなく褪めに例え思う想い恋のさめひとがもつ思いはそのひとがもち咲かせる一輪の花花はバラにも野花にもなりその咲きは何れも美しいが散りがあるその咲きのプロセスは一つの恋であり、性ひとの恋も花の咲きであり、咲いた後には散りが来るひとは一年草でなく多年草の花散り後は再び萌え、花を咲かせ、さめで恋がうせる。思いの褪め

  • 冬の森の恋人たち

    きょうの詩は、私がもう一人の愛するひとと思い慕い、冬の森で逢瀬を重ねるひとへの思い冬の落葉樹衣を脱ぎ捨てた冬の落葉樹が見せる裸体のいろいろな形はそれぞれに個性美がありああ・・・このひとはコナラ、このひとは・・・とその多種多様な形に話しかけ歩く冬の森の楽しさは衣を脱ぎ捨てた彼女たちの素顔の個性に萌えを思い巡らせる冬の森。冬の森の恋人たち

  • 愛する冬人

    きょうの詩は、私が冬になると求める日本水仙、花は私が生まれ育った地で咲く雪中花。冬の愛するひと花の少ない冬の野にあって花はひっそり咲いて花期を終える水仙花は海を見下ろす段丘で清楚な花彩を寒空の中で震えさせながら愛を求めるように唇を開き甘い香りを「ふぅ・・」と吹きながら私の恋心をくすぐる水仙の芳香に閉ざされた恋心があなたの香りで緩み思いは空に向かって解き放され花の香りに包まれて萌える。愛する冬人

  • 私の好きなひとり

    きょうの詩は、私が求めてやまない山のひとりに思う詩愛してやまない人私が求めてやまない独りでそのあなたへのアプローチは長くピークに至る過程で私を試すあなたが怖いあなたの唇を奪おうと詰める私を迸る水と歩きを阻む雪渓がしがみつく岩稜が私を振り落とそうと隙(げき)を伺うそう愛しているあなたが私を愛していないことを知っているからあなたが私は怖い。私の好きなひとり

  • 私の二つ

    きょうの詩は私の性を主る二つの欲と心に思う欲と心私を創る欲と心の二つが私を創りいまを私は生きている欲は私を生かし心は私を創り欲が逸脱すれば心が制御し私を人に戻す欲と心私の性を作る二つを失くして私は存在しないしこの二つがいまの私を創る。私の二つ

  • 2月3日

    きょうの詩は、日頃余り気に留めない立春にみる私の思い立春に思う時折語りかけるように氷空がゆるみ隙間から笑みがこぼれ仄々とした温もりに包まれながらああ・・・今日は凪いでいるそう思う立春の訪れその春はまだ逢えぬ人となって居座る冬に阻まれが萌えはこの日から時折こぼれ落ちる温もりを拾い初心な恋を温めながらときめきを待つ立春。2月3日

  • 散り

    きょうの詩は、冬のなかで散る寒椿の終わりを花の恋に重ねみる花のうせ咲は花がもつ恋であり、散りはわかれ冬のなかで咲を終えた寒椿が旬を終え一片を涙に変え落ち、辺り一面を残り彩で染め終えの一時を楽しみ、生前色を消す寒椿のうせそのうせは花のひと冬の恋の終わりであり、寒椿はいつも冬に恋し、わかれを私と違い、冬に幾度となく恋する。散り

  • 終る一月に思う

    きょうの詩は終わる一月に贈る私の思いさようなら一月きょうで一月が終わるが終わりにあたり私が手にするものは何もなくああ・・・一月が終わるか空をみるが寒空で春は遠いいま終わりにあたり寂しいという思いはなく過ぎるの早さにひとの性をみて終わりの早さに嘆くが時は私の思いなど無視しRESETされるその一月に私が告げるのはLullabyでなくthankyou。終る一月に思う

  • 冬のひとり風

    きょうの詩は冬を構成するひとりの風にみる私の思い冬のひとり私が思う冬のひとりが風主役は北風で、時折吹く南風はピエロかな北風は私から温もりを奪い南風は仄かな温もりで抱きしめ、冷めた恋心を解し日和の空の下に連れ出してくれる南風が今日はティータイム日和というそのほほ笑みは短く二日ほどで消され、再び北風がまだ…私の季節と今日も笑う。冬のひとり風

  • 春を拾う

    きょうの詩は冬野で拾う春彩の花にみる想い冬野で春を拾う彩の少ない冬の中でまだ見ぬ人を求めるように私が探す春色の人が人知れず冬野で「早く私を探し会いに来てと」北風に震えながら待つアブラナの花その表情にくすみはなく明るい笑顔でまだ見ぬ人を待つように冬野でひっそり人知れず咲く花が私が拾う愛しい待ち人。春を拾う

  • 冬のなかで思う

    きょうの詩は、冬のなかでみる春への私の思い冬のなかで四季は晩冬で後数日もたてば節分から立春へとつながるがまだ見ぬひとは遠く春か・・・そう思うのはまだまだ先であるその春が来るのは嬉しいがいま私の思いは複雑で捨てきれない冬の想い出を寂しさのなかでともる一輪の水仙にまだ見ぬ春を重ね春よ来いと歌う。冬のなかで思う

  • 冬の空は

    きょうの詩は、冬に表情を変える氷空をみての私の思い冬の空は冬の空は私と同じか・・・時折気分を変える空を見ていると何か俺に似ている一日中気分次第で表情を変え気分が安定しない空に一日中振り回されめいる日和が続かない冬の氷空これが私の冬の素顔その顔はなぜか憎めない愛おしさがある冬の浮ついた空。冬の空は

  • 日々のめくり

    きょうの詩は私の毎日のめくりに思う想い私のめくり日々のめくりが楽しいか楽しくないかはその人その人で違うと思うが・・・私のめくりはいつも考え、思いめくり明日を描いているかそう問われると私のめくりには新たな花の蕾も生まれず、花も咲くことなく今を維持し新たな蕾の膨らみを日々に思い今日もめくる、今の私。日々のめくり

  • わかれに思う

    きょうの詩は愛する人とのわかれに思う私の思いわかれ何て温もりのない一言なのかあなたきょう私を次の花として咲かせその咲を見届け最後のひとひらに笑みを残して散りその一片に手を触れるとあなたの微かな温もりを感じる土に帰るあなたに送る言葉はさようならでもありがとうでもなくIloveyouあなたに贈る私のわかれの言葉。わかれに思う

  • 花の恋

    きょうの詩は山茶花の散りを待って咲く寒椿の花を花の恋として書いた詩冬の恋彩咲を終えた山茶花が「グッドバイ」と言って想い出をひとひらに籠め散らすなか後は私が小さな蕾が思いを秘め冬日和の抱擁で恋心を膨らませ新たな恋心を寒空の下で燃えほほ笑む冬に生まれる恋は静かに燃え深紅に染まりモナリザのほほ笑みとなって私を誘う。----花の恋

  • 存在

    きょうの詩は存在、いまの私があるのは私を創り、見守り、また支えてくれた人たちのおかげ、それは感謝、この一言につきる。いまの私きょうも普段通り目覚め「ああ・・・寒いな」この暖かい抱擁から離れたくない葛藤しながら離れ私はきょうも生きている多分明日もそのいまが在るのは私を創りいまに至る私を多くの人たちの支え、Supportのおかげでいまの私があるそれは「ありがとう」、この一言につきる。存在

  • 咲く寒椿

    きょうの詩は花の少ない冬のなかで咲く寒椿の思いを私に重ねて一輪の燃え色の少ない冬のなかで紅を小指にとりさめた唇に恋を呼ぶように塗り好きな人がいないのに厚く熱く塗りまだみぬ人を待つ一輪の寒椿私を見初める人はまだなく待つ人は見て見ぬふりして通り過ぎるああ・・・昨日も今日も熱い視線がない。咲く寒椿

  • 落ち葉

    きょうの詩は冬の森歩きで楽しむ落葉の踏み音落ち葉晩秋に染まり落ちた木の葉が至る所で散らばり積もり歩く道に積もる無数の落ち葉「落ち葉か」一声呟いて落ち葉を踏む乾き重なる落ち葉は私の踏みで悲鳴を上げ鳴きはリズムに代わり「おい私の奏でを聞いている」落ち葉が私に話しかけてくる冬の森歩き。落ち葉

  • 壊れない空

    きょうの詩は、崩れそうで崩れない空の感情をみて思う詩きょうのそら朝はいい顔をしているが日中になれば表情をころころ変え私の心を弄び空は一時…と表情を変え私の思考を鈍らせ外に出ればしめたとばかりに風を使い私に抱きついて有無も言わさず唇を奪うように想い出を奪い私の低落を楽しむきょうの氷空。壊れない空

  • 杉林に思う

    きょうの詩は、ひとの手により育成された杉林が、今では育児放棄され荒み、その美が崩れ行く想いの詩杉の美ひとが植え育てた杉が美しい美林となって森を創り見せるがいま人の手により育てられた杉は独り立ちできず弱いその杉がいま主を失いケアされずに美を失くしている。杉林に思う

  • 花言葉は謙虚

    きょうの詩は冬に咲く寒椿の鮮やかな壱輪の花をみながら思う詩冬の壱輪寒さの厳しい日なたで愛嬌(あいきょう)のある顔で謙虚にほほ笑む花にわ!鮮やかいつも私を見ないで通り過ぎ私はあなたの心の蚊帳の外だから今日くらい「寒椿か」と声をかけあなたの別れのひとしずく涙を拾い別れのキスで送りたい。花言葉は謙虚

  • 冬の愛しいひと

    きょうの詩は冬の最中に「おはよう、春も近いよ」そう笑みをこぼしながら話しかけてくる彼女の笑顔。冬花に恋して冬のなかで私が恋うるひとは控えめで笑みはポツリ・・きょうも心開かない彼女に対して問うのはなぜどうしていつもなら「おはよう」とそう言って笑みをみせるのに今日もなく萌えのなかに笑顔はなく萌えは淡い期待を持たせ私の恋心はあなたのなかで弄ばれる。冬の愛しいひと

  • 空の凪

    きょうの詩は、数日吹き荒れた北風が止み、穏やかな表情をみせる空の凪に思う冬の凪激しく木々を揺さぶりさらす肌から温もりを奪った寒風は止み今日の空は氷海の表情で穏やかな顔で無言北風小僧となっていたずらすることもなく風は止まり静かで凪いでいる今日の冬空その空をゆっくり眺めながら凪を楽しむ冬日和の一日。空の凪

  • 冬に咲く花で春をみる

    きょうの詩は、冬に咲くアブラナの花にみる春への想い----花色に春を見る冬の中で新しいページをめくり会いたい人が黄色の花花は寒空の下で誰も来ない野でひっそりと笑みをこぼし誰を待つのかひっそり花をつけ優しくほほ笑むそのほほ笑みに待つ寂しさはなく笑顔で春を描いてその春色に未だ見ぬ人を重ね思う。冬に咲く花で春をみる

  • わかれに思う

    きょうの詩はわかれに思う私の想いいまの心境・・・わかれに思う生きるプロセスのなかで味わう別れその別れは出会いの別れといまとの別れに区分され出会いの別れは明日があるがいまとの別れは明日がなく出会いは寂しい思いにかられるが明日のない別れは深い傷を心に追う私が持つ別れ今経ていくなかで出会いの別れは少なく自らが負う別れが私を待つ時に縋りながら。わかれに思う

  • 私の薄弱

    きょうの詩は私の薄弱さを季に重ねる詩私の薄弱さいま冬の中で寒い・・とぼやきながらまだ遠き春を待つその過ぎは早く心をむしばむように私から月日を奪い気がつけば冬が去り春その春に咲く一本の桜には目もくれずネームバリューの桜を追い求め旬が過ぎ散り行く桜には目もくれず冷める私の季ごとに断ち切られる心の薄弱さ。私の薄弱

  • 初冬の時雨空

    きょうの詩は、私が過ごした地で冬になり、雪が来る前にみせる時雨の空への想い時雨空私の生まれ故郷の初冬の空は雪が来る前はころころ変わりああ・・・晴れかそう思えば湧く雲が豹変し微笑を消し冷たい雨を降らせ冷たい雨が温もりを強引に唇を奪うように私から奪い雨の合間に見せる空の笑みが別れに見たあの人に見える。初冬の時雨空

  • 一冊目をめくる

    きょうの詩は、私が新たに手にした12冊の一冊目を手にしてめくり記す私の想い。めくる一冊目再び私が手にした白紙の12冊「うれしい」思う反面、私はこの一冊目に何を描いて記し埋めていくか迷いが始まりああ・・・まずい一冊目を手にしてからパラパラめくられ白紙が続く中、寒空の下でほほ笑む春彩を拾い一枚目が埋まる。一冊目をめくる

  • 冬の桜

    きょうの詩は晩秋から咲くアーコレード桜を春にみずいつも秋にみて思う春咲く花への想い冬の桜花は異国生まれで余り知られていない春と秋に咲く桜に春は会うことなく会うのはいつも晩秋でそのともる花を拾いながら思う春の逢瀬の高まり「春に会いたい」思う気持ちを秘めながら思いが冬のなかで恋に変わる。冬の桜

  • 銀杏の散り

    きょうの詩は銀杏の黄葉とのわかれに思う私の想い想い出の散り私の想い出の人が初冬の中で「さようなら」と名残を惜しむようにひらひらと舞い落ちその別れを楽しむ木の葉が人知れず氷雨に打たれ落ちてボタン雪となって薄ら積もるその一コマは私には描けない別れのワンシーン散りに哀しみはなく別れの中に春に萌える生の営みを見る。銀杏の散り

  • 失せに私をみる

    きょうの詩は、冬の森にみる落葉の散りを失せとして書いて私に重ねる詩失せ冬のさなかに雑木の森にみる常緑に混ざり寒そうに立つ裸の落葉樹から春夏秋にみた彩の面影は失せ脱ぎ捨てた衣が樹木の下に散らばりその裸の肢体は無骨ながら一体の彫刻としてみせるArt失せてもその姿態は美を保つがひとである私には叶わない生の営み私の失せは枯れイコール消滅。失せに私をみる

  • 贈る一枚のCard

    きょうの詩は私が愛する人たちに贈る一枚のCardに思う詩一枚のカードいまでは多様性という中でアナログは薄れて機器に代わり紙に書くから機器で送るになり手にしても温もりは薄れ思いは伝わるが心はなかなか伝わらない私の愛する人には生ある限りありがとうは自らの手で書いて贈りたい私の一枚のカード。贈る一枚のCard

  • 始る一年に思う

    きょうの詩は、一年が終り始まる一年に思う詩減点冬から始まり冬で終わる一年いまResetされ「うれしい」と思いながらああ・・・ひとつ減点か思うがそれは減点でなく原点に返るプラス志向に考え始まる一年に恋したい。----始る一年に思う

  • 気分転換に思う

    きょうの詩は1月1日に思う私の気分転換の思いにみる詩きょうは気分転換きょうは一年に一度の気分転換でも・・・思うのは小枝の落下いまは100と言われる小枝も数十本落ち残りも少なく残る本数がきょうまた一本落ちてああ・・・と思い後何本落ちて私が倒れるか予測は難しいがゼロとまでは言わないが可能な限り気分転換しながら生きたい。あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いします気分転換に思う

  • 12月31日に思う

    きょうの詩は2024年の最終を迎え、そのResetに思う詩12月31日(Reset)きょう冬から始まり冬で終わる四季が夜の零時でResetされ新たな時が冬の中で刻まれ萌えに向かってカウントが始まる始まりは冬春はまだ遠いけれど新しいハートが氷空の下でともりときめきとなってつないでいく。12月31日に思う

  • 四季の移ろい

    きょうの詩は私の好きな四季の移ろいにみる私の想い移ろい冬が終わり立春か・・・思い巡らす野は寒々として萌えるなかでほほ笑む野花はそっぽを向けられるなか立夏になり雨と暑さに映える花々に魅せられ恋する心は浮つき揺れるなか居座る暑さのなか立秋か・・・青々とした落葉樹を見て染まりの答えを出せない木々の嘆きを見る来る冬のなかで冬の訪れを邪魔する秋彩に複雑な別れを見てうれしさのなかで冬を忘れるいま最後の季の終わりのなかで木の葉が土に帰る。四季の移ろい

  • Resetされる一年に思う

    きょうの詩は閉じる2024年に思う私の想いきょうの私冬から始まり冬で終わる四季の一年は冬から始まるいま冬の半ばで一年を閉じる二あたり思うのは月日の早いたちたちは早くなったり遅くなったりすることなく一定のRhythmで刻まれているのになぜか「早いな・・・」そう思うのは体と心に現れるパーツの歪からか閉じめくる2025年1月1日が「楽しい」でなく「ああ・・・一つ部位が壊れたか」ひとり寂しく呟くきょうの私。Resetされる一年に思う

  • 冬の青空みて思う

    きょうの詩は久しぶりに広がる青空をみて思う詩冬の青に思う表と裏で違う冬の空は夏に恋し、秋に逢瀬を繰り返し、別れその別れで全てを失い温もりが消え蝉の脱殻となった空に容と彩はあるが冷めた青に染まる空を見て思うのはああ・・・冬空か深い溜息がこぼれる。冬の青空みて思う

  • きょうの空

    きょうの詩は崩れそうでなかなか崩れない空みて思う詩時雨模様きょうの空は寒空で暗いそして…寂しい日和は歪曲(わいきょく)されて散らばり曇りガラスで光は遮断されいまにも泣きそう…降るのかな北風がコトコトなって寒々とした雰囲気をつくり「おい、雨、降れよ」と誘うけれど空にまだその気がないのか「一向にその気にならない」拗ねる空が愛おしい一日。きょうの空

  • 私の好きな散策路

    きょうの詩は私が好きで歩く里山の道に思う詩私の散歩道至る所を縦横無尽に走る道にはいろいろな種類と用途がある中で私が好きなのは山のピークに至る不整地の道いつも歩きやすい道ばかり歩くから今も歩きたくなって通うのが里山のピークに至る道で歩く時間は少ないがピークに至る道は選択肢がいろいろあって気分転換と一期一会を求め四季を通して道草しながら歩くのが今の私の散歩道。私の好きな散策路

  • 一年を一冊にして

    きょうの詩は過ごした24年を一冊の本に例え思うこと一年を一冊にして私が手にした一冊はシリアル№が打たれ12冊まとめ24という題名が付けられそれを23年の終わりに手にしてページをめくりメモをとり放置する中時間の風にページがペラ・・とめくられ開いて閉じられカウントされる中で残るシリアル№はこの12のみ残り枚数は8枚その閉じにあたり思うのはあまりにも使用されずに残る空白の多さ。一年を一冊にして

  • 氷空

    きょうの詩は冬空に思いみる詩空の不機嫌冬が足止めをくらった分その怒りをぶつけるように不愉快な顔で空を連れ添う雪雲でころころと変え氷空から落ちる日差しは停止点滅回復を繰り返して街の上で雪雲が右往左往しながら混乱と混雑を繰り返す今日の街の氷空氷空は私の心と体を弄ぶ。氷空

  • きょうの氷空

    きょうの詩は北からの寒気で表情は笑みでなかなか日和にならない空に思うきょうの氷空何だろう晴れているのにトーンが落ち寂しく感じるのは青空が見え日差しがありながら寒々と感じるのは私の頬をたたく風と今日も居座る寒波のせいか氷空は笑みを見せているがなぜか全体が重くくべるまきに空は火を点ける勢いはなく地表で氷空が燻る。きょうの氷空

  • 里山にみる落ち葉

    きょうの詩は里山の落葉の森歩くで出会う落ち葉の一コマ森の落ち葉小雪の頃から森に冷えが降雨となって降り寒さを森に漂わせ森の潤いを彩りに換え散らし四季の想い出を冬の訪れで消し変換を繰り返しながら木の葉が牡丹雪となって降り積もりいま春夏秋の思いを散らばる一葉に残像をしばらく留め果てるというか朽ちの中にみる落葉の奏でる冬の詩。里山にみる落ち葉

  • 銀杏の落ち葉

    きょうの詩は、私の好きな銀杏が染を終えて散るその一コマの詩散る銀杏葉山茶花が花びらを一片散らし樹木下を彩で濡らす傍らで銀杏が葉を消すように落ち薄ら積もり花色を消し私は散っても美しいとほほ笑み風のリズムに合わせ舞い踊り花色を沈め黄色いグラデーションの華を描く銀杏葉。銀杏の落ち葉

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