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四季の旅人 https://blog.goo.ne.jp/rogu-0322

四季の自然を中心にして書いています。

時には人などに関わることを書くことがあります。

rogu
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住所
八幡市
出身
福井市
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2006/11/04

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  • 梅雨の桜

    きょうの詩は梅雨空の下で映える一葉の美しい桜を見ての思い梅雨の桜花を終えた樹木の葉が全体を覆い一葉の緑梅がみずみずしい桜その桜の樹の下に集う者はなく今日も寂しげで日差しが桜に声をかけ「呼ぼうか誰かを」誘うが・・・日差しはまだ…梅雨色で逃れてくる者はなく「先か…」私の梅雨化粧はみずみずしく美しいのに誰も私に振り向いてくれない。梅雨の桜

  • 6月の雨

    きょうの詩は6月の梅雨入りで降る雨にみる私の思い雨の6月梅雨入りか・・・この雨が森に潤いを齎し、うまい水が生まれその水で美味しい米が作られ、果実などが育まれ私もこの雨から心身に潤いを受ける6月の雨「いいね」そう言いたいけれど「おいおい少し降り過ぎじゃない」これは驕る私に対しての怒りであり、哀しみか降る雨に対し私は何も言えずああ・・・「きょうもよく降るな」で終わる水無月。6月の雨

  • 心残るひと

    きょうの詩は、いままで過ごしたなかで私にとり心残るひととなっているのが、ひとでなく里山で咲くささゆりに対する思い。心残るひと長く生きていると心に残る想い出が多く、心に残る人は多い。その中で一年に一度しか会えないひとが、里山でひっそりと咲くササユリ。花は野山で咲くのに七年以上を要し、会えるササユリが私の心残るひと。消えたら会えるのは七年先。でも会えるとは限らない想い出のひと。心残るひと

  • 最後のわかれ

    きょうの詩は何れ私にもくる、生あるものに必ず平等に来る永遠のわかれに思う会えないわかれひとのわかれにはいろいろなわかれがあるなかで一番悲しく寂しく後悔に抱かれるのが愛おしいひととのわかれ寂しく哀しく募る思いは感情を揺さぶり回帰するが唯唯想い出を拾いしのぶ生あるものすべてに訪れる永遠のわかれなまじ思考があるがゆえにやむ命のうせというわかれ。最後のわかれ

  • 五月の思い

    きょうの詩は終わった五月に対する私の思い終わった五月五月の中で私が求める花は新緑の中で燃えるヤマツツジツツジなら街でも見られるじゃないでも違うんだね私が求めるのは小さな赤い花その赤がいいそれが五月で叶わず閉じの末まで待って求めたのはサツキ叶わぬ思いをサツキに重ね、五月が終わるああ終わってしまったと六冊目を開く。五月の思い

  • 嫌なひと

    きょうの詩は好きになってわかれたあの人の想い出を、季節の花に重ね想う私の思い。嫌な人人は出会いと別れを繰り返し私は何も分かっていないと悩む人との別れ今、別れの思いを花に変え私の好きな人を花に重ね思い出を追うように季節ごとに咲く花を求めるが季節ごとに咲く花は私の浮つく心を見抜き弄び見抜き季節ごとに一コマ…で私の思い出を詰め勝利を満面の笑みで弾けさせる嫌な人。嫌なひと

  • 咲を宴として

    きょうの詩は6月が旬の紫陽花を宴に例え書いた花に対する思い。6月の宴素焼きの器で甘露の雨水を受けほろ酔いし少し飲み過ぎたかな・・・ほんのり顔を赤らめ酔った姿が美しい器の数々そろそろ紫陽花の季節かな・・・その個性その表情は多種多様で雨後の度毎に酔いを深めきょうはこの器で明日はこの器でと杯を変え宴の場を盛り上げる多彩な器の宴が愛おしい。咲を宴として

  • 降る雨に思う

    きょうの詩は降る雨に、ひとの感情を重ね想う雨の降り雨に思うああ・・・今日も雨か降る雨に今では人と同じような感情を見て雨は時には怒りを見せて降るがその源は人間にあるのか考えさせられる雨はすべての生をつかさどる命の源本来それぞれに対し愛しみを込められながら降っていた雨を人々がその環境を変えたことで今では感情をあらわにして雨を見て思う「おまえ今日は随分機嫌が悪そう」と思う雨。降る雨に思う

  • 私が思う恋

    きょうの詩は私の恋についての思い恋に思う私恋それは私がひとが持つ性恋なくともひとは生きられるが恋は情熱情熱は生きるための活力でを失えば覇気が消えひとは人間を失う唯何となく煩わしいことも捨て生きるそれもありかでもひとは恋を追い求めないと容を失うそうひとの恋は人対人でなく人対四季の自然な恋もいい。私が思う恋

  • 私のReset

    きょうの詩は、私が生を受け過ごすなかで生じる悩みを、解消する気分転換に思うに思う私の気分転換ひとは生を受けるとその時点から悩みを負う。それは成長に従って悩みの対象は広がり、「私は悩みなどない」そう思うひとは少なく、大抵のひとが悩みを抱え込む。それは思考と言葉を持つひとの宿命で、それがゆえにひとの心は荒み、Stressを抱え込み、「いまを変えよう」思うなか、私は悩みを解消するため、野山を歩くことで悩みを吐き出し、空にするResetが私の気分転換。私のReset

  • 初夏に咲くバラ

    きょうの詩は、街の公園で咲く小さな花群をみて想う私のバラへの思い初夏に咲くバラ私がよく気分転換に訪れる街中の公園のバラ小さな囲みの中で群れ咲くバラを見て初夏か・・・知り花色はイレブンくらいであるがそのひとりには育ての愛が込められて彩の個性は少ないが花の色と数は多様で咲きに私たちの子育てをみて楽しくうれしくなる街で咲くバラたち。初夏に咲くバラ

  • 二つの言葉に思う

    きょうの詩は、私がよく使う二つの言葉に対する私が思うこと。二つの言葉私たちが使う一対一で「好き」「愛している」使う二つの言葉はいまは日常会話となって二人の関係を深めるが本来は「好き」と「愛している」とは対象が違い「好き」「愛している」は一対一の限定に対し「愛」はすべてのものが対象に対し「好き」「愛している」は最愛の人に使い「愛」は生あるものに対して使う思いやりや慈悲の心。二つの言葉に思う

  • ひとの愛に思う

    きょうの詩は私が思う愛についての思い愛に思う愛は生あるものが持つCoreとなる心ひとは彼らと違い言葉と判断で自らの愛を温かい包容力で優しく包み和ませるのがひとの愛愛は利を求めずすべてのものに対し相手を労り傷ついた心を癒やし優しくあやすように温もりを伝えて元気にする人の愛愛は温もりで思いやりであり生きる喜びの道となるのがひとの愛。ひとの愛に思う

  • ツツジの散り

    きょうの詩は初夏の街で咲いて散った、花の終りを旅たちに変え思う私の思い散りという旅立ち私の思う散りというツツジの旅立ちその旅立ちは恋して楽しい逢瀬を数日過ごし別れを予感しああ旅立ちか・・・知り涙し散るツツジの容のうせ笑顔が消え生みとなった木の葉が化粧し美しい顔で「またね」と告げる花の旅立ち。ツツジの散り

  • 花言葉に思う

    きょうの詩はミモザに付けられた花言葉を重ねて思う私の思いアカシアの思い私は一つの恋で終わるのではなくひとりに恋しながらもうひとりとの恋を楽しむ私その花の思いなど知る由もなく魅力的な花と繊細な一面に鮮やかな黄花ポンポンのような花を着物の胸元から軽く垂れる様子ははかなく心の満たされない私の思いはあなたにひそかに求める私。花言葉に思う

  • 「好き」その言葉に思う

    きょうの詩は私がもち思う「好き」という言葉に対する私の思いSUKI好きという思いは人が持つ性であり感情感情は人が生きるためのツールで人を対の形に作る反が歪みを生み思いを暴走させ制御を失う一面も持つ好きという人の思い思いはその人が持つ個体差で違いそれはその人の魅力であり美しさ好きは人のコアとなる心で好感に変換され互いが惹かれ求め合う性を生む。「好き」その言葉に思う

  • 雨後の空

    きょうの詩は、雨雲が去ってもなかなか夏空に回復しない空に対する私の思い----雨後の空雨を降らせた雲がLullabyと去っていくなかで駄々をこねる薄雲を叱るように早く…と追いやる日差しに対し抵抗する雨後の空空に青空を一気に広げて回復する元気はなく空で迷走し夏空になり切れない雨後の空。雨後の空

  • 待つ

    きょうの詩はひとを待つのでなく「雨が降る」その告知にいまだに来ない雨の降りに対し待つ私の思い。降る雨を待ついまは降る雨に「いつ降るのか」と空を眺めながら時にはわくわくしながら好きなひとを待つように少し焦りながら少し苛立ちながら「まだ来ないのかな」と不安になりながら待つきょうの雨気になって、窓から空をみれば薄いミルクトーンの明るさでこの空色ならやつはどこかで道草を食っているなとみる空にホッとする半面、複雑な恋心を感じる。待つ

  • 絆に思う

    きょうの詩は、私を含めてひとがもつ絆について思う私の思い絆に思ういつから人の人間関係は希薄になったのか日々の出来事を目にしていると何でこうなるのか自身に問い人との繋がりの歪さに危惧し、哀しくなる私たち同じ人間なのに社会が組織化され孤立化を生み、自分中心になっているのか・・・他人を顧みなくなった自分を見ているとその狭い思考の中で生きている私が哀しくなる。絆に思う

  • バラを見て

    きょうの詩は、初夏の日差しを浴びて咲く彩とりどりのバラを見ての思いバラを見て私は初夏の花のオンリーワンそうほほ笑むバラが満面の笑みと香りで私を見下しバラが多彩な彩姿で見せ酔わせ彩で心を奪うバラの個性の美しさは哀しい私の性が秘める浮つきをあぶり出し私の多情な心を弄び秘めている感情を暴いて私が持つ恋心を擽る薔薇の彩香。バラを見て

  • さが

    きょうの詩は、人がもち私も持つ哀しい愛おしいひとの性にみる私の思いひとの性悲しい愛おしいひとの持つ性が善と悪のオンとオフのスイッチを持ちひとの心のバランスを保つが時には善をオフし悪をオンにして善をオフし悪を楽しむひとの哀しい性がいつもワイドショーになって流れるそこにいつも問うのは「なぜどうして」気持ちはわかるが性を先行させたらひとはひとを失う。さが

  • 人がもつ感情

    きょうの詩は、私も含め人がもつ感情に思う私の思い。ひとの感情ひとは自身の感情を我慢しないで自分のなかに潜めずためないで思い切り発散してもいいと思うでも発散にはルールがある私たちは社会のなかでルールを守り生きているそれを無視してひとに当たりいじめルールを無視して感情の暴発に走っても解決にはならず何も生まれず周りに哀しみを生み、ひとの資格を失う。人がもつ感情

  • 一度目の恋は春

    きょうの詩は、春と秋と二度咲くバラの春の咲に思う私の思い春のバラ数本のバラが街の中で見捨てられたように咲いているがあまり関心を持つ人が少なくとも少なく通り過ぎる「私は見せ物じゃない」微笑で季節を告げ、彩りで荒む心を癒やし香りで感情を和らげる街のバラその数通の彩りがラブレターとなってきょうも歩く私にほほ笑む。一度目の恋は春

  • 初夏の彩

    きょうの詩は、春色から夏彩に向かう間の五月の森がみせるGradationにみる思い五月の彩五月の緑は不透明色と透明水彩色で描かれるGradationのArtそれぞれの樹木がそれぞれの一葉を使いそれぞれが愛しく抱き合い口づけし恋に酔い距離を置き初夏の姿、形、彩りを作る染まる彩りはときめきとなり私に迫る。初夏の彩

  • みせる深緑

    きょうの詩は、小葉が春の甘露と日差しで木の葉となって魅せる新緑の彩に思う初夏の新緑春だからと言って人が集うわけではなく初夏の日差しが十二色の絵具となって一枚の画を塗りそれらを集め組み合わせ一つの形を作りそれらをコラージュでアートにしてみせる新緑のグラデーションが描く初夏の新作人には描けない新緑のアート。みせる深緑

  • いつも思うなぜ

    きょうの詩は、私も感情があるし、怒りを覚える普通の人間であるが、これは駄目、自分を抑える術だけは持っている。なぜという思い古からいろいろな殺めはあったけれどいまは善と悪が見極められる世それが感情のおもむくまま走りひとを殺めるなぜどうしていつも疑問に思い自分なりに自問自答し答えを求めるが・・・出ない分からないひとはいかなる訳がっても殺めは許されないそれは人間として超えてはあらない一線。いつも思うなぜ

  • 母の日

    きょうの詩は以前に書いた詩をリメイクして亡き母を母の日に合わせて書いた詩Mother'sDay老いた母を実家に訪ねると寒い部屋の中で明かりを点けないでひとり座り独り言を言っている姿を見てつい言葉をかけるのを忘れあまり訪れない私を待っているのかそう思うと自己嫌悪に陥る寂しさが漂う家に訪れる人は少ないのか部屋は荒んで日頃きれいごとばかり言ってあなたはよくできていると言われるのがつらい私は母に対し何もしないですべてを金ですましひととして大切な愛を忘れている私が今日は「母さんありがとう」と声をかける母の日。----母の日

  • 好きな皐月

    きょうの詩は、春が終り始まる夏に思う私の思い萌えから燃え季節は咲から新緑に代わり咲きに戯れ歓喜した春の想い出を消し白紙に変えさくらは死者となり墓標は新緑に覆われ何事もなかったかのように萌えが燃えに変わるなかでひとの萌えが季に弄ばれながら燃えに変わる皐月。好きな皐月

  • バラにみる思い

    きょうの詩は咲き始めたバラをみて想う私の思い好きな初夏のひと新緑のなかで咲く花が少ないなかで私が求める花はバラ花色で好きと嫌いが分かれるが私が好きなのは紅紅いバラに付いた二つの言葉が私に代わり思いをストレートに言ってくれるがいまでは花束にして贈るひとはなく花色に愛するひとを重ね見る夏の訪れ。バラにみる思い

  • 五月六日の雨

    きょうの詩は、立夏の翌日に降る雨で知る夏の冷ましに思う立夏のあめきょうの雨は激しく降るでなくシトシトと降りながら様子を伺い抱きついて唇から温もりを奪うきょうの雨朝の雨は一日限りの逢瀬を楽しみ東に去り木の葉に残る立夏の冷めたぬくもりを拾い一滴として落とす・・・明日は雨上がるかな。五月六日の雨

  • 散り萌え

    きょうの詩は、花散り後に萌える小葉の陽射しを受け輝く美しさを花にみ立ての思い。花散り後の私あれほど私を待ったくせに花の咲いた一週間ほど私に夢中になり私を弄んだくせに花がうせれば素知らぬ顔で私を見る目は他人ああ・・・なんていうやつだ花が散っても芽吹きが初夏の花となって小葉が広がり光を浴びて萌黄の花となって美しく咲く私の萌えをあなたは私を見ようとしない。散り萌え

  • 紅いバラ

    きょうの詩は私の好きなバラのなかで、好きな色の一つである紅のバラに重ねみる私の恋の思い。初夏のバラ花に対する好き嫌いはいろいろあるが私・・・この人は嫌いと思う色とりどりのバラそのバラのなかで私の思いを激しく感情を昂らせる赤いバラに見る私が愛したあの人の好きな紅を咲く一輪の紅いバラに重ね手を取り抱きしめるようにそっと口づけして嗅ぐ香りから失った彼女の愛した彩をバラに見る初夏。紅いバラ

  • 四月が終わる

    きょうの詩は、四月を閉じて思う私の思い四月を閉じて手にした十二冊の四冊目の四月をいま閉じて思うああ四分の一が終わり残りは八冊かいつもめくりで書き込むことが少なく半分以上はめくりで終わりいまパラ……めくり終えそのページから数少ない想い出を拾い改めて反省し読み終えた四月に花占いの花びらを挟み私の四月を閉じる。四月が終わる

  • 花の終えと旅たち

    きょうの詩は、春を彩った蒲公英の咲終わりによる旅たちの思いどこへそろそろ旅立ちの頃だね彩を喪い白髪になった君に話しかける「君はどこに向かって旅立つのか」問う私に何も答えず旅立ちの日和を待ち誰に知られることなくひとち・・がさよならも告げず住む場所も定めず風に乗って空に舞い漂い知らない地に下りひとり春を待つ。花の終えと旅たち

  • 四月終りの雨に思う

    きょうの詩は、四月終りに降る雨にみる私の思い。四月終わりの雨末の雨は何を散らし何を咲かせるのか思う花を散り、立夏に見る花は咲く雨は咲きをsaveし、長く持たせる雨となるのか思い仰ぐ雨空は暗く新緑が久しぶりの雨をむさぼり、顔を化粧し映えとなって明日は華となって咲くのか・・・「見たい」雨が化粧を落とし、素顔の返る四月の終わり。四月終りの雨に思う

  • 新緑の森のなかで

    きょうの詩は新緑の美しい四月の終わりに咲くさくらをみての思い。森のなかで新緑の萌える森を歩きながら里の桜に誘われるように咲いた桜もいまは彼女たちと同じように新緑となって森を新緑で蔽い日差しを和らげる森のなかに散らばる無数の桜の花びらあれ・・・これは桜か仰ぐ新緑の広がりのなかで咲く桜をみて森の春から夏のChangeを知る。新緑の森のなかで

  • 蒲公英で花占い

    きょうの詩は蒲公英で占う私の恋占い花占い春の日差しが注ぐ草原に寝そべって風になってみる蒲公英の花その旬を過ぎ白髪になった彼女に願う私の花占いすべてが飛べば思いは満たされ少し残れば心離れの気配でたくさん残れば私に関心はなく恋は終わりああ、未練が・・・いま花の綿毛を飛ばしながら重ねるのはときめく恋占いでなく散り行く哀しい私の生。蒲公英で花占い

  • 二つの心

    きょうの詩は、ひとがもつ二つの心に思う善と悪人がもつ善と悪この二つは生を受けた時から持ち初めは家族の愛で制御を学び自立することで自身が二つを制御しひとりの人間として二つの責任を負い自らがひとりの人間として他人を守り生きる責任を負う。二つの心

  • はるのあめ

    きょうの詩は、四月の終わりに降る雨にみる私の思い温の雨は春から夏にResetを促していく雨が私の春の想い出を忘れさせ、夏を見る勢いはなくああ・・・雨か降る雨に暖かさはなく、名残の冬を見て少し肌寒いな今までのあの夏日を忘れる寒空と小雨雨は冬の侘びか、それともいたずらか過ぎる月日の流れに哀しみ私の思いを優しい抱擁で消してくれる雨。はるのあめ

  • 谷間の山吹

    きょうの詩は、私がよく歩く参道の谷間の斜面で咲く山吹の花をみての思い花にみる気品谷を覆う新緑の下で細くしなやかな枝に付く蕾が谷あいに差し込む日差しに優しくKissをされ恋に目覚める花たちが見せる黄金色の上品なほほ笑みその凛とした花に重ねるのは小花からこぼれる崇高な美しさ。谷間の山吹

  • 別名Iris

    きょうの詩は、桜散り後の新緑の日陰で咲く別名Iris、射干の咲にみる私の思い日陰もの陽光を避け鋭い葉で私を守り日陰で花を咲かせる射干仲間は日差しを浴び咲くのに対し私は日陰で私の美を貫く「あなたは素直じゃないね」と言われながら私は私と反抗しかわいいIrisと呼ばれるでも・・・そう言われても私はIrisにはなれない。別名Iris

  • 桜の散りに思う

    きょうの詩は、桜の咲きにラブコールを送りながら一度見れが直ぐに冷めるひとの性に思う桜の散りに見るああ桜が・・・咲きが終わり視界から花が消え代わりの新緑を見て思う花のはかなさに思うのは花の散りに見る寂しさでなく逢瀬に見る心の冷めの早さ想い出を切り替えるそのドライさ人の悲しみも四十九日というが戒めは花にあらずで一度見れば日常に返り新たな出会いに走る人の性を花の散りで知る。桜の散りに思う

  • 出会いとわかれ

    きょうの詩は、私が思い重ねる春の出会いとわかれを咲くさくらに重ね想う詩春の出会いと別れ春は出会いと別れの季節というが私がいつも春に重ねるのは冬を消し萌えて咲く花との出会いであり散りに見える別れ今では私の出会いと別れはうせて春に見る花に出会いと別れを重ね恋の別れのように心に傷を負うこともなくいまは春の出会いと別れを桜の咲きと散りで知る。出会いとわかれ

  • 咲を追がして

    きょうの詩は、いつも山のpeakで咲く一本の山桜の咲をみ過ごし思う想い旬を逃す里から咲く桜が里の山に移るころ「山の桜も咲いているか」思い、いつも咲く場所に向かえば桜は散り、既に葉桜となって樹木を蔽い花の終わり告げているああ、私の一春の恋がこの時点で終わり会えるのは来春か逃した桜との逢瀬を悔いながら寂しさを葉桜に重ね心焦がす。咲を追がして

  • 花のうご

    きょうの詩は、さくらの散り後を雨後に例え思う想い。さくらの雨後さくらの咲きに多くの人が魅せられ集い見とれた花にも終演が訪れると潮が引くように人は去りさくらの下は寂しい砂浜の広がりとなりいまは歩く人も少ないさくら並木花は雪となって舞い散り薄ら地表を淡雪で染めページのめくりの中で彩を失い朽ちるように消え花なき後に初心な木の葉が華となって萌え花との思い出が消えるさくらの雨後。花のうご

  • 春の雨

  • 間で

    きょうの詩は昨夜の雨が止み、夜明け間の間で目覚めうつろいのなかで思う無音に思う詩朝の無音夜の雨が残り、雨音を引きずっているかうつろいの夜明けのなかで拾うのは私の好きなショパンの音色でもなくしくしく泣くすすり泣く雨音でもなく無音の雨後の静寂ああ・・・雨が止み、生気が一時なりを静める境目か動き始めるものは何もなく光のさざなみを待つ夜明けの静かな境目。---間で

  • 旅たちに思う

    きょうの詩は旅たち、その旅たちに思う私に想い旅立ちきみの旅立ちは知らない町を歩く旅かもしれない目的はあるが、手法も分からずこれから得て私を創るために自らが選択し良き友人を得て試行錯誤し周囲に守られながら私の容を創っていく私の旅立ち私の新たな旅はこの旅立ちから始まる。旅たちに思う

  • 春の南風

    きょうの詩は、さくら咲くなかで吹く南風にみる私の思い風は南風さくらの樹の下に立って花を見れば日差しを散らす風がざわついて少し寒い花冷えかな・・・思うほどの冷えはなく風がどこかでたたいているバチの音が聞こえ寒くなるのかな・・・思う遊風に唇を奪う強引さもなく今日の南からの風。春の南風

  • さくら咲くなかで

    きょうの詩は、さくら咲くなかで名所には人が集うけれど、それ以外の桜は人知れず咲いて散る想いに思う待ちぼうけさくらがいろいろな場所でほほ笑み笑みを見せる中私はひとりで咲いて微笑を見せても訪ねてくる者はなく一週間待って人の集う声も聴かずひとりわあ・・泣きながら涙を落とす私さくらってきれい声も聴かずの寂しい待ちぼうけ。さくら咲くなかで

  • わかれに思う

    きょうの詩は、人の生きるなかで訪れるわかれ、そのわかれにはいろいろなわかれがあり、そのわかれに思う私の思い。わかれ何て寂しい三文字の言葉なのか人はこの言葉に人生を左右され病み苦悩し挫折し嘆くわかれこの生きるプロセスのなかのわかれは負う傷口は浅いが愛する人との永遠のわかれは深くいつまでも病み悔いを引きずり心をむしばむさようならでもそれは生きるのに二与えられた容の消滅。わかれに思う

  • さくら

    きょうの詩は、空の気まぐれで開花が遅れ「まだ見ぬきみはまだか」思うなかいつの間にか咲いた桜にみとれる。いつのまにか春とはいえ氷空の気まぐれの中桜咲く春はまだ先かと思えばいつのまにか私の待つ桜が微笑を見せ春のMaineは私でしょうSepiaの空間を染める桜ああ桜が・・・いつのまにか至る所で「私、奇麗でしょう」ほほ笑む町の桜たち。さくら

  • 終る三月

    きょうの詩は、私の住む町でも三月には咲をみるソメイヨシノの咲は遅く後数枚で四月か、思うなかでみた数輪の微笑みに思う三月の終わり。終わる三月終わる三月に思うのはああ・・・三月が終わり明日は四月か思う中で冬が桜に横恋慕し咲きを妨げて昨日も今日も無口で今日も笑みが見られないか後数枚めくれば四月になる思う中で逢えたソメイヨシノのほほ笑み優しい素顔の笑みに見るのは忘れていた初恋のときめき。終る三月

  • 新しい始まり

    きょうの詩は、いつも桜の咲きで知る春の始まりを、日和の下草地に寝転び横目線の先にみえる一輪の蒲公英の咲で知る春の始まり。新しい始まりいつもこの時期は目線は上向きで三月の声を聞くと桜を追い目先を下にすることはない桜の待ち時間は長く時を重ねる中日和に誘われ草の布団に寝転び横を向く先にはほほ笑む一輪の蒲公英が「待たせたね」優しいほほ笑みで春の始まりを告げる。新しい始まり

  • 出会い

    きょうの詩は、この桜はこの時期と思う桜が未開で、何度か訪ね出会た桜への想い桜との出会い暑くなったり寒くなったりする中で咲くことを躊躇う桜がきょう、その中の数人がほほ笑みかわいい笑みを見せている桜、咲いたか・・その待ちは長く、会いに行くたび会えずようやく咲いている数輪の桜長い‥待ち時間この咲きから私の桜との逢瀬が始まる。出会い

  • 一本の寒緋桜

    きょうの詩は、寺の境内の一本ある小さな寒緋桜の咲きに贈る私の彼女への思いひとりで一本でたたずむ小さな寒緋桜私は小さく見た目もひ弱で私ひとり同じ仲間の彼女たちに先駆け化粧して笑顔で「春です」満面の笑顔で誘っても今日もこの私を誰も見てくれない拗ねない笑みがかわいい寒緋の独り舞台。一本の寒緋桜

  • 古刹の藪椿

    きょうの詩は、訪れの少ない寺の門前で咲く薮椿の咲と散りにみる私の想い藪椿の散り寂しさの漂う空間に立つ椿から旬を終えた花がポトリ・・と滴となって落ち土の上で私を忘れないで花がほほ笑むその残花に見るのは残るわが恋消せない思い未練を散らばる花に重ね明日を見ない私を知る。古刹の藪椿

  • 春はもう少し・・・

    きょうの詩は、里山にみる冬から春に・・・のなか、みる落葉の新芽は固く、ひとあし早く咲く春は咲き始めで、その一コマをみての想い冬から春に三月というのに夏日はないだろう思う中、森を歩く森に萌えの気配がない中鶯が春を告げるが鈴鹿でいつもならふっくら膨らむ新芽に春か・・・思うと落葉の膨らみはなく藪椿の笑みに春を見る。春はもう少し・・・

  • ひとあし早く

    きょうの詩は、前座となって咲く河津桜を見てソメイヨシノを思う追う桜冬が降る雨で消され薄れるなかで咲く花で私の初恋が萌えひとあし早く咲く桜に恋し熟女の美を魅せる彩(いろ)かに惹かれ花と遊ぶ余韻ははかなく切なく別れを見てああ私の初恋が・・・余韻の中でまだ見ぬあの人に思いをせ追う私の哀しい性(さが)満たされない恋人って哀しいね・・・ひとあし早く

  • 遅れ

    きょうの詩は、いつもならいち早く咲いて早春の里山に春を告げる馬酔木の開花が遅く花をみたのは三月半ば、その花への想い遅れ

  • わかれ

    きょうの詩は、ある人の旅たちを知り、その別れに思う詩知っているから何だろうニュースで知る彼女が亡くなりああ、彼女も旅立って行ったのか私に何のゆかりも縁もないけれどなぜかな・・・気になり追悼を見て懐かしい・・・思い人は老い、生を終えるそれが分かっていても知ると寂しいだから空に向かって私が送る言葉はさようならではなく「ありがとう」・・・わかれ

  • 戻る冬模様に思う

    きょうの詩は、三月の春めく日和を消すように舞い戻り居座る、冬模様にみる思い三月の間で春の半ばになっても冬が舞い戻り春を冬に模様替えし「よろしくね」冬が数日の間居座り春を消し冬模様となって謳歌(おうか)し降る一雨で洗い流され来る春で燃えた恋心は冬に消され思いが燻りながら去りを待つ。----戻る冬模様に思う

  • いまはひとりで

    きょうの詩は、早春の草むらで点となってひとりで咲く蒲公英見て思う私の想い一輪の蒲公英温かい草むらで雨後の日和を浴びながら咲く一輪の蒲公英が心地よい日差しを抱きしめ「こんにちは」笑っている、詩っている楽しそうな蒲公英この時期の蒲公英は仲間と戯れるのではなく温かさを知らせひとりで春にともりを点し、春を告げる。いまはひとりで

  • 咲くオオイヌノフグリ

    きょうの詩は、出戻る寒さのなかに割って入る日和と雨に誘われて咲く野花への私の思い好きなひと私が好きなひとはいろいろいるけれどそのひとは人でなく“人”その思い寄せるひとは三月の声を聞くと日和と雨で生まれる青い小さな瞳で優しく語りかけてくる野花のオオイヌノフグリ街では彼女を知る人は少ないけれど春を告げるひと手に持てないひとなのでそっと見つめ「春ありがとう」と声をかける。咲くオオイヌノフグリ

  • 野花の咲と散り

    きょうの詩は、野花の咲と散りに重ねる花の性それに重ねる私の思い野花の咲と散り野花は咲いて散りを繰り返して生きているそれが花の生の証かそれとも生の喜びの表現かその多彩な咲きは花たちの恋であり喜びの表現であり咲くなかで横恋慕されながらもそれぞれの個性で花の性を表現してそれぞれの終わり方で恋を終え一春の喜びをひとひらの思いを残して散る私の一春の恋の終演。野花の咲と散り

  • 春の雨後

    きょうの詩は、春になりまだ萌えの少ない三月上旬に降る雨で、花をみることがなかったなかでみる野花への思い雨後の風景彼女たちは感受性が豊かで冬が春に横恋慕しても私の問いに正直に答えてくれる雨後のドラマ彼らが舞い戻っても長く続かないのを知っていて淡い恋心を温む土に抱きしめられながら耐え雨後の日和の口づけで目を覚まし蕾を脱いで花を咲かせる野花雨後はいろいろな一期一会に出会え楽しい。春の雨後

  • 冬の春の間

    きょうの詩は、冬と春の間で咲く一つの花にみて重ねる思い間で新しいページがめくられ幾日か過ぎ、立春の過ぎた辺りから春か・・・童に返り春色を求め歩く中で拾うのが仄かに香りを漂わせポツン・・・とともりを点すように咲く蝋梅あかりは冬と春の間で揺れる恋の炎となって燃え、冷めを融かすがその燃えは冬に横恋慕されながら揺れ浮き沈みを繰り返す。冬の春の間

  • 正月桜

    きょうの詩は、いつも正月過ぎから咲く河津桜の変種を幾度か見送り、今回その先にようやく会えたその思い・・・早春のさくらいつも春のページをめくり梅の花を見て次は桜か・・・桜を訪ねればその表情は硬く蕾か・・・幾日かが過ぎて梅の開花を見て桜を訪ねればひと足早く咲く桜がいつもの場所で笑顔で訪れる人に対し笑顔で答える桜の控えめなほほ笑みが美しい。正月桜

  • いちご

    きょうの詩は暮れから出回り、いまはその春から薄れゆく春から初夏が旬の露地苺への思い露地の苺誰もが大好きで手軽でいろいろな食べ方がある苺の旬は春から初夏であるがいまは温室の中で作られ、形も美しい苺でも・・・私は春の畑で日を浴び、形も不揃いな日々の中で熟しこれが私その旬の苺をむしゃむしゃと食べたい。いちご

  • 春を待つ空間

    きょうの詩は、私がいつも春を待つ小さな空間、そのなかでいつも春をひとあし早く告げる花がこの春は遅く、その想いを書いた詩空間の春私が小さな空間のなかに待つのは緩む土のなかから届く春のラブレターで悶々としながらひたすら待ち続ける人は優しい笑みがかわいい人彼女は氷空から時々落ちる日和をむさぼりときめきを蕾のなかで膨らませ朝の日和のなかでほほ笑みを零し小さな空間を春の初心色で埋めている。春を待つ空間

  • 雨空

    きょうの詩は、雨空をみて思う想い雨空に見る思い西からの雨雲が流れに沿いながら雨を降らしている「雨か・・・」手のひらで受ける雨に冷たさはないが濡らす雨に日和の温もりを見て「温いな・・・」思いを重ねる雨にまだ足りない春の愛を知り恋を阻む雨空を憎み愛おしい春の日和を待つ私に雨空は無言を貫く今日の氷空。雨空

  • 3日は上巳の節句

    3月3日は上巳の節句(ひな祭り)私のblogを読んでいただいている女性のみなさん「おめでとうございます」いつも健康でひとりの女性として美しく心豊かな幸せが続くことを祈っています。きょうの詩は、桃の節句を上巳として捉え春から始まる新しい生活、Startなどが幸せにと思い書いた詩です。ひな祭りん3月3日は五節句の一つ上巳の節句である。「ああ・・・ひな祭りか」ではなく、今日は女の子の成長を祝う祭りになっているが、今日は視点を変え、愛する人たちと春の旬の食べ物を食し、自然の恵みから生命力をもらい、冬が去り、春から始まる四季に希望を持ち、それぞれがいろいろな形で始めるStartに、装い新たなリセットの一日としたいひな祭り。3日は上巳の節句

  • 早春の森で

    きょうの詩は、二月の終わりになると里山の森に春の灯りを求めるが、この春は春の訪れは遅くいまだに冬彩が残る。森に春を求めて春と言われても落葉に木の葉はなく常緑の木の葉に精彩はなく森に積もる落ち葉が朽ち色に染まり落ち葉を踏む音が静寂を壊し緩む土の中に萌えはなくつかの間の日和が燃え萌えを誘うが無反応で「春か・・・」思う萌え彩はいまだなく森に冬をみる。早春の森で

  • 春をみる

    きょうの詩は、二月の終わりにみる春の生れに思う春の生まれさめた土が寒の戻りの潤いでゆるみそのなかから萌える産女に私の冷めも緩み恋が春から生まれるように私にも生まれ二人でときめく早春のなかに誕生と出会いに私も覚めるが町はまだ…冬の抵抗のなかにあるけれど土の見えるところで春が生まれるが誰も私に気を留めないし知らない。春をみる

  • 未開の藪椿

    きょうの詩は、私の好きな椿で早春にその咲を求めて里山を歩く花は未開でいまだに口を閉じている薮の蕾冬の終わりのなかで蝋梅水仙と咲いてそろそろ次はあなたの番と促されても・・・私はその気になれず固い表情を崩さない藪椿の蕾「花はいつかな・・・」茂みのなかに膨らみを探すがまだ見ぬ人に思い寄せる恋路は見えず未恋の蕾があかりを灯す時を待っている早春の藪椿の蕾。未開の藪椿

  • 海と山

    きょうの詩は、好みで分かれる海と山、きょうの詩は山好きの私からみた海の四季をみて思う詩好み山が好きな人は海より山がいいというが一度山を離れ海に行って砂浜を走り海に入り潜り潮の流れを泳ぎながらサンゴの森を抜け谷を下り山を越え魚と一緒に自由に泳いでみれば山とは違う色彩の風景が広がって四季ごとに変わる温もりで私を抱きしめる海は母の優しさで山は父の厳しさで愛してくれる。海と山

  • 白梅

    きょうの詩は、梅園の白梅でなく放棄地となった畑で春になると存在感をみせる白梅をみて彼女に贈る詩見捨てられたように私はもう見捨てられたのか、彼女は思い私はここになぜ一人でいるのか思う一本の樹木その彼女が笑顔になるのが早春で花をいっぱいつけ逆ハートの形の花が私を好きになってもあなたの色には染まらないと彩を貫くそのあなたにかわいい子がたわわに実るfamilyを私は何年も知らないなぜなら逢瀬は笑顔の時のみだから。白梅

  • 早春の紅梅

    きょうの詩は、居座る冬のなかで冬の日和を拾いながら温まった蕾が開き、咲く一コマの想いの詩早春の紅梅節は春を告げているが冬が居座り寒々としている二月の半ば冬の緩みの間で蕾を温めた紅梅がそろそろ私の旬固い表情を緩ませひとり…と咲いて花ともりとなって燈り笑みが満面のほほ笑みとなり溢れ花から匂う芳香で壊れ始める冬の中に春を見る。早春の紅梅

  • 容と生に思う

    きょうの詩は、私が好きな容と生に思う私の想い、考えの詩容と生容はひとが作り、生は授かる。この二つは何れ形の機能を失い、消える。容も生も使用で消耗し、容は壊れ、生の機能は停止して二つは壊れる。容のなかにはその扱い・管理により、生よりも長く容を保つが、生の保ちは限られ、そのひとによって違い、終えれば無に帰する。この二つはひとにより作られ、ひとの関わりでその終えが決まるのかも知れない。容と生に思う

  • 恋に思う

    きょうの詩は、私が過ごすなかでいろいろ恋して思うその思いの詩性男と女が求めるもうひとつの形はある出会いから始まり縛られながらも人目を避け重ねる逢瀬、いまを忘れる口づけで求め合いは理性を失い日々のなかで燃え続ける恋はわれを忘れ夢中になり、哀しい性生を知る一時。恋に思う

  • 半ばのわかれに思う

    きょうの詩は、若い世代の半ばの絶ちに思う私の想いというか寂しさの詩絶ちに思う自然に生える樹木や植物と同じようにある意味で過酷な自然の中で人は生き耐え、周りに支えられながら喜怒哀楽を通して自然に果てるまで生きていくのが私たちそれがなぜ、どうして自ら絶つのかその心の内を誰も分かろうとしていないし見捨てているのかもしれないでも人は生を受けた以上あなたに生を授けた愛する人のため絶ちは何も生まない。半ばのわかれに思う

  • 早春の蒲公英

    きょうの詩は、早春のなかでひとあし早く咲く蒲公英への想いともる一輪名も知られていない雑草に混ざり一輪の蒲公英が天に手を伸ばし、花を一輪つけ丸顔を黄色の厚化粧で冬の終わりの日和の日差しをむさぼり濁りのない花彩の美を見せるがもう誰も私には触れない、手に取らない私が少女に摘まれたのは今は遠い昔のこと雑草となった今、町の片隅でひっそり咲く。早春の蒲公英

  • 旅の思い出

    きょうの詩は以前に旅した伊良湖の菜の花咲くなかを散策したときの想い出の詩伊良湖の想い出海辺の丘陵地を花が黄一色に染まりひとひらが天に舞花で埋まる花のなかに分け入れば海からの甘じょっぱい湿りが風に飛ばされ私にキスして「温かいでしょう」と笑みをこぼし冬がひと足早く菜の花に染まる伊良湖から海に逃げていく。旅の思い出

  • 贈る言葉

    きょうの詩は、私の友人の誕生日に贈る言葉誕生日の詩昨日で私という一年草の私が散り新たな花を咲かせるために今日から蕾を膨らませる私の誕生日今までの私は散り今日から新たな一期一会で蕾を育みすてきな私を創り一年かけて私を咲かせたい。贈る言葉

  • 晩冬の日和

    きょうの詩は、立春が過ぎたなかでみる日和に思う詩日和で顔は穏やかで笑っているが心の内は冷め笑みからこぼれる日差しは優しいがさめて暖まらない今日の日和つかむ日和に熱い思いは感じられずクールで笑みに和みは感じられず抱きしめる日差しに心がない日和。晩冬の日和

  • 私の寂歩き

    きょうの詩は、私の気分転換は飲み歌いでなく、寂のなかを時間をかけて歩くことで自然換気すること寂のなかを歩く今では死語というかあまり使われない「寂」私はこの言葉が好きでこの言葉に合う場所に時折訪ねいまの私の心を捨て空にして寂のなかをゆっくりと歩きいまの薄汚れた心を空白にして自然換気で私を洗うがそれで何も変わらないし、その場限りとそれを知りながら寂歩きを止められない私の弱さ、人の哀しい性。私の寂歩き

  • 山門の銀杏

    きょうの詩は、私が四季折々歩く小さな森に佇む寺の山門横に立つ対の銀杏に思う私の想い寺の銀杏地味な私がスポットライトを浴びるのが秋で春には萌え花が咲き小葉が広がって新緑になっても私を見上げ「新緑がみずみずしい」と見る人はなく今秋になり黄葉しても逢瀬の相手は少なく初恋のときめきを持ちながら終えその思いは引き潮となって消える。----山門の銀杏

  • 湖辺でみる春

    きょうの詩は、湖辺を歩きながらみる春の萌えの一コマ温の湖うみが春の中で凪いでいる朝の風が「おい、朝が来た」と枝を揺らし声をかけ起こしていく立春の朝空は汚れの取れた碧い空となって広がり海の向こうには雪の積もる山が連なり足元では日差しを受け緩む土の中で新芽が春のともりとなってともり冷めを点々と点し空間を広げる春が始まる。湖辺でみる春

  • 一輪の水仙

    きょうの詩は、寺の境内の片隅でひっそり咲く水仙の一輪を灯りとして眺め思う花への思い花ともりツーンと伸びた茎の先で小さな胸を膨らませまだ見ぬ人を待つ小さな蕾その咲はともりであかりは咲いて燈り散りで燈は消えその小さな明かりに魅せられた者はなく独りの時の中で見初めてくれる人を待ち一喜一憂して消える一輪のともりに暗さはない。一輪の水仙

  • 花の散り

    きょうの詩は、いろいろな花の咲と散りにみる私の思い咲けば花は咲けばその美ははかなく散りでその彩と美が消えるはかなさそう思うと哀しく寂しい一面もある植物と樹木それは植物と樹木で違うが散りは散りで…植物は散り後は枯れ、樹木は存在を残し二人はそれぞれの形で再び彩を描く花たちこれは彼女たちが見せる個性美。花の散り

  • 私の気分転換

    きょうの詩は、気分転換に思う私の考えと思いは自然換気私の自然換気ひとは日々過ごすなかで悩み誰もがストレスを抱え気分転換が必要でその方法はひとそれぞれあって良いしこれがベストというものはなく人により違っていい私は必ずひとりのオフを作りストレスを吐き出し一日オフを楽しむことでリセットして抱えをゼロにして終わる私の気分転換。私の気分転換

  • 思いの褪め

    きょうの詩は、ひとがもつ恋の思いを多年草の花に例えその思いを冷めでなく褪めに例え思う想い恋のさめひとがもつ思いはそのひとがもち咲かせる一輪の花花はバラにも野花にもなりその咲きは何れも美しいが散りがあるその咲きのプロセスは一つの恋であり、性ひとの恋も花の咲きであり、咲いた後には散りが来るひとは一年草でなく多年草の花散り後は再び萌え、花を咲かせ、さめで恋がうせる。思いの褪め

  • 冬の森の恋人たち

    きょうの詩は、私がもう一人の愛するひとと思い慕い、冬の森で逢瀬を重ねるひとへの思い冬の落葉樹衣を脱ぎ捨てた冬の落葉樹が見せる裸体のいろいろな形はそれぞれに個性美がありああ・・・このひとはコナラ、このひとは・・・とその多種多様な形に話しかけ歩く冬の森の楽しさは衣を脱ぎ捨てた彼女たちの素顔の個性に萌えを思い巡らせる冬の森。冬の森の恋人たち

  • 愛する冬人

    きょうの詩は、私が冬になると求める日本水仙、花は私が生まれ育った地で咲く雪中花。冬の愛するひと花の少ない冬の野にあって花はひっそり咲いて花期を終える水仙花は海を見下ろす段丘で清楚な花彩を寒空の中で震えさせながら愛を求めるように唇を開き甘い香りを「ふぅ・・」と吹きながら私の恋心をくすぐる水仙の芳香に閉ざされた恋心があなたの香りで緩み思いは空に向かって解き放され花の香りに包まれて萌える。愛する冬人

  • 私の好きなひとり

    きょうの詩は、私が求めてやまない山のひとりに思う詩愛してやまない人私が求めてやまない独りでそのあなたへのアプローチは長くピークに至る過程で私を試すあなたが怖いあなたの唇を奪おうと詰める私を迸る水と歩きを阻む雪渓がしがみつく岩稜が私を振り落とそうと隙(げき)を伺うそう愛しているあなたが私を愛していないことを知っているからあなたが私は怖い。私の好きなひとり

  • 私の二つ

    きょうの詩は私の性を主る二つの欲と心に思う欲と心私を創る欲と心の二つが私を創りいまを私は生きている欲は私を生かし心は私を創り欲が逸脱すれば心が制御し私を人に戻す欲と心私の性を作る二つを失くして私は存在しないしこの二つがいまの私を創る。私の二つ

  • 2月3日

    きょうの詩は、日頃余り気に留めない立春にみる私の思い立春に思う時折語りかけるように氷空がゆるみ隙間から笑みがこぼれ仄々とした温もりに包まれながらああ・・・今日は凪いでいるそう思う立春の訪れその春はまだ逢えぬ人となって居座る冬に阻まれが萌えはこの日から時折こぼれ落ちる温もりを拾い初心な恋を温めながらときめきを待つ立春。2月3日

  • 散り

    きょうの詩は、冬のなかで散る寒椿の終わりを花の恋に重ねみる花のうせ咲は花がもつ恋であり、散りはわかれ冬のなかで咲を終えた寒椿が旬を終え一片を涙に変え落ち、辺り一面を残り彩で染め終えの一時を楽しみ、生前色を消す寒椿のうせそのうせは花のひと冬の恋の終わりであり、寒椿はいつも冬に恋し、わかれを私と違い、冬に幾度となく恋する。散り

  • 終る一月に思う

    きょうの詩は終わる一月に贈る私の思いさようなら一月きょうで一月が終わるが終わりにあたり私が手にするものは何もなくああ・・・一月が終わるか空をみるが寒空で春は遠いいま終わりにあたり寂しいという思いはなく過ぎるの早さにひとの性をみて終わりの早さに嘆くが時は私の思いなど無視しRESETされるその一月に私が告げるのはLullabyでなくthankyou。終る一月に思う

  • 冬のひとり風

    きょうの詩は冬を構成するひとりの風にみる私の思い冬のひとり私が思う冬のひとりが風主役は北風で、時折吹く南風はピエロかな北風は私から温もりを奪い南風は仄かな温もりで抱きしめ、冷めた恋心を解し日和の空の下に連れ出してくれる南風が今日はティータイム日和というそのほほ笑みは短く二日ほどで消され、再び北風がまだ…私の季節と今日も笑う。冬のひとり風

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