咲く射干を見て谷あいに春の温もりが雨となって落ちる四月の半ば蕾が膨らみ一輪また一輪と花が開いていくああ・・・もう射干が咲くか思う気持ちに反し花に足を止め、見入るものはなく人知れず咲いて、この春も過ぎるかいまの私に重ねる。人知れず咲く射干
咲く射干を見て谷あいに春の温もりが雨となって落ちる四月の半ば蕾が膨らみ一輪また一輪と花が開いていくああ・・・もう射干が咲くか思う気持ちに反し花に足を止め、見入るものはなく人知れず咲いて、この春も過ぎるかいまの私に重ねる。人知れず咲く射干
さくらの終わり咲くまで期待され待ちにそわそわしたソメイヨシノが咲き満開の中で季節の激しい感情に揺さぶられながら引き離され散る桜それに耐え今は一春の恋も終焉となってしくしく泣きながら過した思い出を一ひらに籠め大粒の涙となって散らす桜の散りその一ひらに花の色彩を見る。マドンナとのわかれ
私の叶わぬ人間も長くやっていると叶わないことが多くいろいろな場面で悔いを残しているその叶わぬの一つが花の旬見頃か・・・町中では出会えるが自然となると難しく、旬を逃すことが多いああ・・・遅かったか残念叶わず逃し、悔やむ花の旬。逃す花の旬
花の雨たき火の余熱で暖まった温もりを一気に冷ます嫌な雨それは好きで別れた女性(ひと)が別れても私を忘れないでそう告げあなたの想い出残る花の雨打たれて散り褪せぬ花びらに見るあなたの面影。花を散らす雨
散る桜が花に対してもう十分楽しんだと思うからそろそろ離れてくれないか声をかける私熱い日差しのシャワーを浴び着替え新たな装いをしたいから離れてくれる桜が別れを告げる花との別離。桜の散り
咲く桜四月になっても咲く気配を見せない桜に対し再び戻ってきた夏日の日差しがさあ起きて優しく一つ一つに口づけしながら固い蕾にもう心を開いてささやきかけていく日差し蕾が開き一つの花となって全員集合の日が早い。全員集合
朝の雨音閉め切る窓を通して眠りのなかでさ迷う私に起きろ・・とうながすバチの音このバチの音は雨か朝からそれはないだろう嘆く強制終了させられる目覚めの辛さ雨は止む気配がなく激しくバチを叩きながら眠りをうながす朝の嫌な雨の音。朝の雨音
春の風春の吹く風が告げる温もりのない、心の冷めた風が時折、あの冬の想い出を軽い口づけで思い出させどうして戻って来たのか振り向かせる冬の心を持つ風いつも思うけれどどうして桜が春を詠む頃になるといつもあなたは彼女との逢瀬を阻むのか。春の風
山友の友よ山がいいといつも口癖の友よ山のピークから遠くばかり眺めていないで今日は山をやめ海に行って浜に座り地平から打ち寄せる波をながめる少し時をおいてさあ走るか・・・立ち上がって砂浜を走り一汗流し今度は海に入り泳ぎ潜り魚と遊ぶこの自由は山とは違う開放感のなかで海の四季を知り楽しむ一日。好きなもうひとりの海
人知れず春になるとこの地には幾種類の桜があるかその数は数え切れず山野や街などを花で染める桜たち膨らみからそわそわし集い宴に講じる園は限られそのなか大多数の桜は見捨てられ人知れず咲いて散るその別れに寂しさはなく楽しくいきいきとしている桜。さくら
海私・・・海が嫌いだから山の方がいいあなたはそう言ったけれど海にも心を開いて山の愛を私にも求めてほしいと思う海にも山の風景があり大河は世界を巡って私の元に回帰し四季を描いてくれる海。好きな海
弥生の月三月は花の春であるとはいえ間で揺れる微妙な恋心は不安定に過ぎる日々であるそのなかであなたは冷めと燃えを繰り返しいちずに喜びを求める人の性に似た萌えは余りに悲しく切ない私のおもいが届かない弥生は未練を残す冬にほんろうされながらまだ見ぬ人(彼女)を待つ。三月
私は紅李の花早咲きの桜が葉桜となり次は・・・辺りをみるなかで咲く花を見つけ駆け寄りみる花は桜かなこれは違うな余りみないこの花はああ・・・桜の友達(だち)の紅李でマドンナのソメイヨシノとは違う顔は素直にみれば桜か集う花をよくみればひと足先に咲く紅李も春を歌うひとり。紅李の花
最近は健康、環境などで吸う人は少なくなったたばこ、そのたばこを美味しそうに吸うひとりの女性をみて思ったあの頃の想い出。たばこと女性細身の女性が椅子に座り、足を組み、ペンをたばこに変えて、美味しそうにたばこを吸っている。たばこか・・・美味しいのかな。吸わない私にはわからない、その味と香り。吸う姿は私には似合わないけれど、彼女は吸うしぐさが似合っている。想い出
BIRTHDAY誰もが命を受けた起点の誕生日その記念日も時間の中で薄れああ・・・誕生日か思って終わるこの日は年月を重ねるごとに消えていき忘れようとする日来てああ・・・ではなくこの日は今の私が存在するという感謝の日ありがとう愛する人に感謝する一日。誕生日の詩
堤の菜の花何もない法面を自らの住まいとしてよそものを阻みながら自らのコンサート場として満面の笑みで咲いて春を告げる堤の菜の花畑咲く花畑に遊ぶ人は少なくはしゃぐ姿がどことなく寂し気で不協和音の日和に弄ばれながら表情を崩さない笑顔がいい。菜の花
/花の散り寒さ和むなかで人知れず咲くヤブツバキああ・・・花咲く季節になり行くか訪れるヤブツバキの群落は花を落とし散らばり色の残る一輪を拾い花を見ることなく終わった寂しさを拾う花に在り日を映し思いみる。椿の落下
去りと訪れ南からの風雨が寒さを和らげ強張る大地を潤しゆるめる風と雨が緩みを阻む冬を消して暖かい日和が冬を遠ざけて春の模様替えを行う春その冬の去りを花が微笑みで見送る春の別れと訪れ。冬から春に
季節の回帰北からの厳しい風が暖かみ始めた日和をぶち壊し忘れていた過去を思い出させる寒々とした冷気が忘れていた過去を引きずり出させる厳しい季節よこれ以上は・・・さあ行こう叫ぶ私の声は無視され冬の訪れが我が物顔で謳歌(おうか)する。戻る冬
私のきょうはいまの私の一日は毎日が日曜で朝起きて飯を作り食らいfreeな時間がSetされるそれも素敵じゃないそうかな・・・きょうもあの頃の時間割でわたしの一日が始まる。私の一日
春の菫菫咲く三月鼓草の花菫咲く春春の小さな一株菫咲く菫の花菫菫菫、咲くのはもう少し先かな一株の菫昨日のは消され今日は意外と冷たく冬の名残が感じられる一粒今日も去る気がないのかな再び......>続きを読む里山の菫山桜の一片が舞うなかで、芽吹く草たちに混ざり小さな花を咲かせる菫、一片を踏みながら歩く私に「踏まないで」数人の笑みが私の足を停める。春のひとり春が来たヨ萌えのなかで埋もれながらにっこり微笑む数輪の菫背は低く花は小さく貧相かなでもね貴女はこの里山になくてはならない春の明かりを灯すひとり。春の菫
里桜咲くなかで里桜春の桜桜咲く春一花から春を知る一花の先で春を知る春の訪れ春めく春めくなかで春一番、記憶に残らず春へ向かう春一番が吹く日は近いかな?が止んでが通じたのかくなってになった私の......>続きを読む最後に咲く早々と咲いたソメイヨシノを追うように咲くサトザクラ、ひとあし早く咲いたソメイヨシノで心を満たした人の心は、咲くサトザクラをみても心は動くことなく咲が終わる。咲くサトザクラ熱くなりやすく冷めやすいひとりとして思う桜の愛し方ソメイヨシノ一途に走る我が情熱はこの咲で想いも冷めいま花が散りサトザクラに変わっても熱く燃えず冷めた心に再び火は着かずみて見ぬふりで終わる我が桜愛。咲くサトザクラ
四月の射干私の好きなシャガ里山の野花野花春の野花道端の蒲公英たんぽぽたんぽぽ春めく春めく春めいて来た一日は少しダウン今日はが戻りかなり暖かくなりそうという事は明日はか・・・春の陽気、暖......>続きを読む春の射干中世に渡来した帰化植物の射干。いまでは人家近くの林の木陰などのやや湿った所で群生する、開花は4月の中頃に白っぽい紫の菖蒲に似た花をつける。胡蝶花咲く初夏の美しい菖蒲の花が多いなかその愛らしいIrisの花仲間の先駆けとして雑木林の林床で白く清楚な一日花を次々と咲かせ一花・・がモナリザの微笑みとなって浮つく私の心を静め射干の美しい白が林のなかで燃える。咲く射干
花の散りソメイヨシノの散りのなかで一花の散り椿藪椿への思い咲への期待昨日、さくら昨日クロッカスクロッカスクロッカス、3月に入ると私が訪れる植物園にも春を告げる花がいろいろ咲き始める。......>続きを読む散り里の桜をみて里山の尾根道を詰めていくと、別れ彩の無数の花びらが笑みを残し路をぼかし、ああ「花は終わりか」仰ぐ桜の微笑みが消え、残る数個の涙で知る花の終り。一花の散り歩く踏み跡に散らばる花びらで桜の営みの終りを知りああ・・・花が散っている誰が散る相手を森にみれば笑顔はなく涙跡から見上げる私に向かって一片が軽く口づけして落ちる。花の散り
山桜私の好きな山桜咲く山桜色褪せ早春の赤い一輪私の好きな藪椿春の藪椿藪椿藪椿藪椿咲き始めた蝋梅、今年の蝋梅の咲き始めを知ったのは確か2月の初めごろ、もうその蝋梅は花を散らせ、蝋梅......>続きを読む叶わず私の里山の桜紀行は里の咲き状況みて始まる。この春の開花は早く、叶わない恋となってページが閉じられ、散り後の小葉の初心な彩に癒される。叶わず習慣で歩く私の花の花紀行彼女たちは意外とデリケートでその咲は読めず逢瀬を逃し逢えずに終わりああ・・・終わっている嘆きが癒しになる樹木を蔽う小葉の初々しさ。叶わず
ツバキ藪椿咲く春藪椿の花早春の藪椿冬のマイルーム霙降る朝夢夢一コマ雨後の想い雨後昨日の昼前から降り出した意外としぶとく残ってその片鱗が朝まで残って、朝の散に策躊躇いが生じた目覚め一......>続きを読む椿山桜が散り、その後を追うように咲く椿。いま旬となり花が樹木全体を蔽いながら花が咲きのピークをみせているが、その咲に足を停める人は少なく、落ちた花が彼女の涙にみえる。山の椿桜の花散り後のなかで燃えるこの私の恋色をみてと叫ぶ深紅の花凛とした一輪その一輪・・が描く紅の美しさみせる美に集うものはなく山の空間の寂のなかで花が静かに美を散らす。山の椿
染井吉野ソメイヨシノ春の桜桜咲く春春のページをめくる里山の温み無愛想、雨の一日無愛想まだ無愛想今日は春日和の一日春、訪れは未だ先かな2月の雨、ようやく温もりを含むようになった暖かい・......>続きを読むMaineの桜桜のメインと言えば染井吉野、その花の散った桜並木に集うものはなく、いまはあれほど花の下に集った族はいず、兵どもの夢の跡となっている。Maineの終りなぜ人は染井吉野の蕾から心を時めかせ一喜一憂し咲けば花に群がり満開の花のなかに想いを埋没させ我を捨てるその冷めは早く潮が引くように去り寂が樹木の間を漂う花の散り。メインの散り
きょうの雨朝から雨で、いつもの寒冷前線の南下なら昼過ぎには止むか、その考えは甘く夕暮れが近いのに止む気配がない今日の雨。雨雨か・・・何か憂鬱な一日になりそう降る雨を眺め思うその降雨の長さ昼になっても止まずそのしつこさに愚痴が憂鬱に変わるそれにしても長い天を恨めしそうに眺め応えることのない天に話しかけても天は泣きを止めない。きょうの雨
ソメイヨシノ春の桜の宴の主役であるソメイヨシノが春を待ち望む人をときめきで集め、酔わせ、楽しませた桜が終演を迎え、いま一片の花びらを別れの涙に代え散る別れ。散り桜が早春のなかで恋心を高め小さな胸を膨らませ星の愛を受けて花を咲かせ花びらに二人の面影を秘め初めは無垢からピンクに代わり一春の想い出を生み二人のloveが散りで終わる桜の散り
春の馬酔木春の馬酔木早春の馬酔木早春の馬酔木低山を告げる馬酔木私の歩く山の春はこの花から馬酔木の咲く頃アセビ馬酔木尾根歩き尾根を登る尾根、山を登るにはいろんなルートがある。沢、岩壁、尾......>続きを読む馬酔木の花私が歩く山でいち早く春の訪れを知るのが馬酔木、白色は冬彩の雑木の森に映え「春が来た」そう教えてくれる花かな。早春の馬酔木山の至る所に散らばり森のなかに綿菓子を浮かばせる馬酔木の花小さな花を房状にして垂れ樹木を白い花で蔽い森に転々と灯りを点け燈る明かりから知る山の春の産声その芽は開いたばかり。馬酔木の花
創作人が読めない桜が演じる春の創作劇、いつも冬の終りになると桜の舞台が恋しく、わくわくしながら春の創作劇の開園を待つ私。創作劇春のなかで咲を終え新芽が青葉に変わる夏の頃から花芽が創られる桜その浪漫は人には描けない壮大なPlanこの創作は脚本のないDramaとなって花が演じる創作劇。は筋書きのないDramaとして春に演じられる花の創作。創作劇
咲く桜いま、春のなかでMaineのソメイヨシノが咲き、冬で冷めた人の心を温め和ませる桜の開花、その咲きに人々は過ごした冬を忘れ咲く桜に喜びを知る。桜咲く春数多くの桜があるなかでその数が多いのがソメイヨシノ各地の至る所で咲いて存在感を示し咲きで集わせ宴で弄び人の心を盗み一時の空白帯を作り数時間のResetで過去を消し未来に換える春の桜。桜咲く春
サトザクラ旬を告げるMaineのソメイヨシノが咲きのpeakを迎える傍らで硬い表情をみせるサトザクラの蕾、その満面な微笑みの傍でみるサトザクラの硬い蕾に綻びをみる。八重の蕾ひとあし早く咲いた桜たちが満面な笑みで彩の美をみせるなかで八重の蕾が硬く心を閉ざし静かに瞳を閉じているその私を桜と思う人は少なく咲きのなかで蕾の私に見向きもしない私も桜叫び蕾が微笑ましくみえる。蕾
三月三月読み終えて思うこと読み終えた二冊目月単位で読む愛読書読み終えた一冊私の愛読している一冊は毎月めくり閉じる一ヶ月。毎月計画的に読んでいくのがなぜか一週間ほどでスローダウンし......>続きを読む弥生冬と春の境目で繰り広げられる冬と春のDrama、それは時折一枚のArtとなって描かれ、その一枚・・に私は弄ばれ、別れと出会いを弥生から知る。三月冬と春がShareしながら共に過ごした三月いまその冬が卒業で旅たち春の日和が燃えるなかでときめきが高まり恋が花となって咲くその三月に夢見るのは咲いて散る花との一期一会と別れ不思議と哀しさはなくときめきの日々が始まる。弥生
桜の夢いつも見る夢私の夢夢わたしのゆめ人の見る夢私が眠りのなかでみる夢、その夢は多彩で記憶に残るものもあれば目覚めと共に消える夢もあるがそのなかになぜか記憶に留まる夢もある。唯言え......>続きを読むソメイヨシノ人が求めるこの桜は原種ではなく生まれた桜、二人のいい一面でつくられた桜は基本派手、派手さを好む人の心をつかみ、いまも私達を魅了する。桜たち多種多様な彩と個性を持ち春の美を描く桜たちその桜に対し冬の壊れのなかで膨らむ蕾をみて一時の酔いを咲きに心ときめかせ満面な微笑みに群がる人の一途な直ぐに冷める寂しい性。咲く桜
かぜかぜ雨後は冬空氷空今日の天窓からの風景今朝の窓から見えるのは青空。昨日の重苦しい灰色は消され、朝から青空が広がり気持ちの昂る一日となっている、室内では読めない風景も窓を開けて......>続きを読む春一番冬のpieceが一つ‥と剥がれていくなかで膨らむ桜の蕾、その表情に優しく声をかけ、愛の育みを促す春の風。かぜ桜が咲を待っているとき吹く春一番蕾が一瞬動きを止め固まる風は雨を誘い一緒に抱き合い蕾口づけし愛を囁く春一番に吹く風は桜にときめきを届けるCupid。春の風
アブラナの花春のアブラナ春のひとり芽吹き萌えを待つ春の細雪雪か、そう書いていた2月、その2月も今日で終わり明日からは3月、私の住む町の3月は薄ら寒い時もあるが雨が雪に変わることはないと思......>続きを読む堤の菜の花春の日差しを受け堤がsepiaが萌えに変わるなかで、野生化した菜の花が群落を作り花畑を描く春、いま菜の花が堤を花で染める。堤の花Sepiaの草地が萌えに変わるなか野生化したあなたは仲間とスクラムを組み競い群落となって無数の蕾を付け満面な笑みをみせる菜の花その和み彩に抱きしめられる幸せが優しい微笑みとなってこぼれる。堤の菜の花
満開と落下温もりが暖かさに変わるなか一気に開花した藪椿が暫らく咲を楽しみ、パラ・・と大地に落ち彩を暫らく留め朽ちていく藪椿。その散りは地表でも咲となって彩をみせて終える。里山の椿椿は一片・・と散らさず花ごと落ち辺りに無言の美をばら撒いて地に落ち暫く時のなかで形を保ち余韻を得て彩を喪う里山の椿花は地に落ちても咲き炎の燃え尽きで性を終える花たち。椿の散り
春の野花春を知る花春を知る変化雨を見ての思い雨から拾う一コマ桜の咲く頃の暖かさがここ三日程続いた週明けの朝は雨、「この空色だと雨か」そう思う朝は窯から出したばかりの消し炭色の空が一面......>続きを読む野花Sepiaの広がりのなかを萌えが浸食していくなかで、ひとあし早く咲いて春を告げた樹木の花を追うように野花が、一つまた一つと灯りを点していく三月。三月の野花雨と暖かい日差しがコラボして冷めが緩むなかで萌える野花たち彼女たちよりひとあし早く咲く樹木の花たちを追い咲く野花花は小花で笑みが優しい野花いま春のpieceのひとりとして存在感をみせる満面な微笑みが美しい。三月の野花
桜野生種の十一種をbaseにして生まれた多くの桜、そのなかでのMadonnaはソメイヨシノ、この花の蕾から咲、散るに至るまでのProcessに人は恋焦がれて終わる。マドンナ桜の野生種は十一種でその仲間は多くその個性は豊かそのひとりであるMadonnaの蕾から心をときめかせ花の豊満な笑みに酔う咲は桃色から白に心変わりしその後を追い咲く桜に恋心が燃えない春の別れ。マドンナ(ソメイヨシノ)