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建築YA髭のCOLUMN https://archstudioten.jugem.jp/

福岡を中心に住まいづくりをする建築YA髭が、建築デザイン・時事・歴史・音楽・旅などを語ります。

建築YA髭
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城南区
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伊方町
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2006/05/30

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  • 快適を味わう季節 5

    絶好の「快適」を実感する季節に入り、まず何よりもそれを実感することが快適な住まいを創造することに大変役立つので、そんなことを書いてみました。この季節、窓を開けただけで、外と一体になれただけで、暑さも寒さも感じない日がありますよね。空気も適

  • 快適を味わう季節 4

    情報というものは大変大切で、ネットに流れるものを全て「情報」と言うならば、まさに私たちの暮らしはその情報に溢れています。私はネットに流れる情報はまさにカオスで、真実も誇張も全てごちゃ混ぜですから、それを濾過するフィルターのようなものは必ず

  • 快適を味わう季節 2

    「冬暖かく、夏涼しい」と安易には言葉にしますが、もう少し踏み込んで「快適」の概念を考えると、そこ止まりではいけないなと思ったりします。夕暮れ時のスーパーやドラックストアのあのキンキンに冷え切っている冷房は「快適」でしょうか。確かに暑い外か

  • 快適を味わう季節 2

    最近は、ネット情報も功を奏して、住まいは高性能にしなければという機運がたかいです。一気にそちらにシフトしそうな勢いですが、故に感覚的な部分がすっかり抜け落ちてしまっているところで住まいが語られていることが非常に多い気もしています。ua値が

  • 快適を味わう季節 1

    このところの福岡は台風14号のあと、晴天に恵まれて、日中は比較的穏やかな風もあり過ごしやすい季節が到来しています。流石に午後は少し汗ばむような時もありますが、逆に朝晩もまだ寒いというほどでもなくて、いわゆる冷暖房を必要としない中間期と言わ

  • 住まいづくり報告 伊万里市S邸上棟

    秋晴れの清々しい日が続いている福岡ですが、弊社の仕事もコロナやウッドショックを掻い潜りながら、基礎工事、上棟へと進んでいく案件が目白押しです。お客様と検討を重ねながら、その場所にどっち向きにどれくらいのヴォリウムからどんな素材を使ってどん

  • 世の移り変わりと住まいづくり 5

    厳しい条件下では、住まいづくりにも沢山のハードルが待ち構えています。予算も厳しいでしょうし、土地購入から建築条件も、本来ケースバイケースで様々な対応が求められてしかるべきだと思います。世の中を見渡せば、大きく変革を求められてあまりある事象

  • 世の移り変わりと住まいづくり 4

    ネットから来られるお客様の傾向として、結局は、かつての郊外の総合住宅展示場に赴いて、営業トークに絆されて住まいを「買う」パターンと近い世界があるような気がしてなりません。情報の中には売らんかなの営業広告も有効な知識のように埋め込まれている

  • 世の移り変わりと住まいづくり 3

    最近ネット経由でご連絡をいただくお客様の中で、ネット上の様々な情報を閲覧して予習されてくるお客様が非常に多いです。悪いことではないのですが、ネット情報は言い方は悪いですがカオスのようなもので、根拠のある研究者の分析結果も、ビルダーの営業ト

  • 世の移り変わりと住まいづくり 2

    全てが上りっ調子で未来が明るい時は、人はポジティブな夢を容易に描く事ができて、精一杯それを膨らませる事が誰にも叶うとものだと思いますが、まわりを見渡せばネガティブなことばかりで、社会全体が閉塞感に覆われている今、このタイミングとなるとなか

  • 世の移り変わりと住まいづくり 1

    テレビは連日与党の総裁選のことばかりで、心配なコロナはあたかも少し収束傾向のようなイメージがつきまといますが、これまで何度もぶり返してきた2年を見れば、まだまだ余談を許さないのではないかとついつい何もかもを色眼鏡で見てしまいます。「本当だ

  • 建てないから始めて見る。5

    土地のところで書きましたが、狭小や異形の土地などというものは販売型の住宅では対応できませんので、むしろ安価となり私たちにはチャンスの魅力的な土地になります。そういうところが、言わば知恵になるわけです。高性能に仕立てることも、リアルな暮らし

  • 建てないから始めて見る。4

    さて、一番大切なのは「リアルな皆さんの暮らし」だと書きました。ここから逆算していかなければ間違えを起こしかねない。そう思えば、今は「絶好の建て時」だとは言い難い時代だと言わなければならないでしょう。格差社会でヴァーチャルな経済が未だ下支え

  • 建てないから始めて見る。3

    近年、ちょっと高め設定だなぁという金額の分譲マンションが福岡で未だ結構売れている原因は、この地価高騰上げ止まりで、戸建ての予算に住宅ローンが届かない層の需要ではないかなと思ったりもします。いずれにしても、人口減少少子高齢化で本来「家余り」

  • 建てないから始めて見る。2

    まず、土地から探すという方は、昨今の福岡市郊外、及び近郊の地価高騰は異常な感じで上げ止まり、慢性的な不景気やコロナ禍には関係なく、到底全体予算の比率からして一般の方では土地購入は厳しいのではないかと思われる価格帯で推移しているエリアがかな

  • 建てないから始めて見る。1

    なかなか収束しないコロナ禍の中にあって、住宅業界もそれぞれの立場で皆もがいているというのが現状なのかもしれません。「ウッドショック」という言葉が合言葉のようになって、やれ何が足りないとか、納品が遅延するとか、これだけ値段が上がりますと言っ

  • 住まい創りが難しい時代の道しるべ。5

    この国特有の住宅の生産体制が、何となく、このところのさまざまな価格高騰の元凶の一つであるような気がして、そんなことを書いてみました。すでに、そういう住まい創りは現代にはそぐわないと思っている私からすれば、「企業の論理」とも言える生産体制維

  • 住まい創りが難しい時代の道しるべ。4

    大手どころや商社が、ではなぜ国産材を買い占めるのか、巨大資本が利益を得るために傍若無人な態度で力任せにこういうことを推し進める理由は、少なくとも良い住まいを皆さんのために供給するという物ではないことはお分かりいただけると思います。たとえ利

  • 住まい創りが難しい時代の道しるべ。3

    つまり、一棟一棟の住まいという個々の価値観でそもそも動いていない企業の「存続」のために、国内の木材が突然買い占められているところが、大変な問題なんだと思います。年間何万棟という数の、判で付いたような企画量産住宅が、この国の現状に必要なのか

  • 住まい創りが難しい時代の道しるべ。2

    お仲間の工務店さんから聞くのは、南九州の山々を大手商社が買い漁っているとか、大分は大手の〇〇が抑えているとか、聴くも無惨な状況で、おおよそ輸入木材が入手困難になっているために、それを補うために国内の森林資源が買い占められているという噂ばか

  • 住まい創りが難しい時代の道しるべ。1

    なかなか収束を見ないコロナ禍の中、お仲間とお話をすれば出てくるのは材料の価格高騰のお話と、滞る供給体制のお話で、何だか暗雲でなかなかスッキリとした青空とはならない住宅業界ですが、どうやら見に入ってくる情報には二通りあって、それがかつての経

  • 住まいづくり報告 伊万里S邸配筋検査

      8月は長雨で、各現場とも進捗状況が全く読めないくらいに工程が大きく狂ってしまいました。それでさえ、ウッドショックの連鎖で材料・マンパワー不足の昨今。ようやく基礎背筋が整い、先日ようやく問題なく審査期間の検査を終えることができま

  • 窓を開けるか問題。5

    屋外が過ごしやすくなって、窓を開けたい季節になると決まって出てくる「窓を開けるか問題」について書いてみました。私の回答は「思いに素直に」あけて何ら問題ないというものです。それはいわば深呼吸、日常の潜在的な呼吸とも言える24時間機械換気には

  • 窓を開けるか問題。4

    窓を開けたいという衝動で、皆さんは開けて構わないということがご理解いただけたでしょうか。むしろ問題は、機械換気がきちんと出来ていない家のほうが心配なのです。皆さんが開けている間は良いのですが、今度は閉めているときに、この窓の性能が大変重要

  • 窓を開けるか問題。3

    換気は言わば住まいの呼吸です。シックハウスが懸念されはじめて、以来建築基準法でも住まい空間には24時間機械式の換気システムの設置が義務付けられています。この換気システムの動きと、窓の開閉が矛盾していないかという疑問に関して、私はこう説明し

  • 窓を開けるか問題。2

    そういう質問がくると、なぜ、窓を開けてはいけないと思うんですか?と、逆にこちらからお伺いしてみることがあるのですが、「熱が漏れてしまいそう」「換気システムが乱れてしまいそう」などというなかなかの模範回答が返ってくることが多いです。確かに、

  • 窓を開けるか問題。1

    昨日の福岡は、未明からまた断続的に激しい雨が降り、先日のような長時間の雨が降り続いたら、また大きな災害につながると肝を冷やしましたが、どうやら先日ほどではないようで少しほっとしました。 これから、一雨ごとに1日の最高気温が下がっていき、夜

  • 住まいは1日にしてならず。プロセスって大切ですよ。5

    ご自分の暮らしを見つめて、止まることのない時間軸の上で居を構えるというプロセスをコンセプトからチーム構成、方法論までを自分のプロセスとして構築していく。その一連の「流れ」が私は住まい創りだと思ったりします。出来てからは、愛着も劣化もメンテ

  • 住まいは1日にしてならず。プロセスって大切ですよ。4

    誤解を恐れずにいうならば、「住まいの性能をよりよくして、省エネで快適に暮らすという方法論」は、住まいづくりの大前提であって、前段の前段、実はそこから始まって、あなたはどんな住まいをどんな方法をもって創っていきますか?と言うその先のことが現

  • 住まいは1日にしてならず。プロセスって大切ですよ。3

       開口一番、ネットで仕入れた情報からピックアップしたいくつかの条件を並べて、それがクリアされると最後は結局それがいくらで出来るか?という質問に流れることが常です。矢継ぎ早に質問が寄せられて、真摯に向かおうと私が回答に

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