覇権大国による国際刑事裁判所に対する制裁と力の支配
先月末、朝日新聞は「ガザの乳児3人が寒さで死亡」と伝えました。また、しばらく前には、「ガザ全域を飢餓が覆い、子どもが次々に餓死している」と伝えていました。いずれも緊急の対応が必要なのに、停戦の話は一向に実現せず、私は最近、停戦の話がでるたびに、それが国際世論を惑わすためのイスラエルとアメリカによる引き伸ばし作戦のような気がしています。停戦、停戦と言って多くの人々に期待を持たせ、その間に、ガザやヨルダン川西岸地区のパレスチナ人殲滅・追い出しを進めようとしているように思います。ほんとうは、停戦する気がないのではないかと疑っているのです。それは、イスラエルの国会が、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の国内活動・接触禁止法案を可決していることに示されているように思います。また、見逃せないのは、国際刑事裁...覇権大国による国際刑事裁判所に対する制裁と力の支配
2025/01/03 18:59